JPH06340559A - 環化アルキル化によるヘキサメチルテトラリンの製造方法 - Google Patents
環化アルキル化によるヘキサメチルテトラリンの製造方法Info
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- JPH06340559A JPH06340559A JP6063028A JP6302894A JPH06340559A JP H06340559 A JPH06340559 A JP H06340559A JP 6063028 A JP6063028 A JP 6063028A JP 6302894 A JP6302894 A JP 6302894A JP H06340559 A JPH06340559 A JP H06340559A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 p−サイメンと2,3−ジメチル−1−ブテ
ンから触媒量の3級アルキルクロリドを用いて収率良
く、かつ再現性良く、1,1,3,4,4,6−ヘキサ
メチルテトラリンを製造することを目的とする。 【構成】 p−サイメンと2,3−ジメチル−1−ブテ
ンを触媒量の3級アルキルクロリド及び無水アルミニウ
ムハライドの存在下に環化アルキル化反応させて1,
1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリンを製造す
る方法において、25℃における溶解度係数が9.8以
上の塩素化脂肪族炭化水素又は9.0以上の塩素化芳香
族炭化水素を溶媒として用い、無水アルミニウムハライ
ドを分割又は連続的に添加して反応させることを特徴と
する。
ンから触媒量の3級アルキルクロリドを用いて収率良
く、かつ再現性良く、1,1,3,4,4,6−ヘキサ
メチルテトラリンを製造することを目的とする。 【構成】 p−サイメンと2,3−ジメチル−1−ブテ
ンを触媒量の3級アルキルクロリド及び無水アルミニウ
ムハライドの存在下に環化アルキル化反応させて1,
1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリンを製造す
る方法において、25℃における溶解度係数が9.8以
上の塩素化脂肪族炭化水素又は9.0以上の塩素化芳香
族炭化水素を溶媒として用い、無水アルミニウムハライ
ドを分割又は連続的に添加して反応させることを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、香料原料として有用な
1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリン(H
MTと称する。)の製造方法に関するものである。HM
Tは常法に従ってアセチル化することにより、ムスク香
料として広汎に使用されている7−アセチル−1,1,
3,4,4,6ヘキサメチルテトラリンにすることが出
来る。
1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリン(H
MTと称する。)の製造方法に関するものである。HM
Tは常法に従ってアセチル化することにより、ムスク香
料として広汎に使用されている7−アセチル−1,1,
3,4,4,6ヘキサメチルテトラリンにすることが出
来る。
【0002】
【従来の技術】p−サイメン、2,3−ジメチル−1−
ブテン及び3級アルキルクロリドを無水アルミニウムハ
ライド触媒の存在下に反応させてHMTを製造する方法
は公知である(特公昭60−33368号)。また特公
昭60−33368号に記載の方法の改良として、メチ
ルトリオクチルアンモニウムクロリド等の相間移動剤を
添加する方法が提案されている(米国特許第4,87
7,914号)。
ブテン及び3級アルキルクロリドを無水アルミニウムハ
ライド触媒の存在下に反応させてHMTを製造する方法
は公知である(特公昭60−33368号)。また特公
昭60−33368号に記載の方法の改良として、メチ
ルトリオクチルアンモニウムクロリド等の相間移動剤を
添加する方法が提案されている(米国特許第4,87
7,914号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法は必ずしも収率が良くなく、また反応中に塩化アル
ミニウム触媒スラッジが固化して反応が停止してしまう
現象がしばしば観察され、再現性が必ずしも十分でな
い。相間移動剤を添加する方法にしても収率が高々50
%と高くなく、相間移動剤は高価であり、その添加量も
塩化アルミニウムの添加量よりも多く、決して経済的な
方法とは云えない。
方法は必ずしも収率が良くなく、また反応中に塩化アル
ミニウム触媒スラッジが固化して反応が停止してしまう
現象がしばしば観察され、再現性が必ずしも十分でな
い。相間移動剤を添加する方法にしても収率が高々50
%と高くなく、相間移動剤は高価であり、その添加量も
塩化アルミニウムの添加量よりも多く、決して経済的な
方法とは云えない。
【0004】かかる事情に鑑み、p−サイメンと2,3
−ジメチル−1−ブテンとからHMTを製造する方法に
つき、再現性の向上と収率の向上を目指して鋭意研究を
重ねてきた結果、溶媒の種類、仕込み方法等が一定条件
を満たした時に良好な結果が得られることを見出し、本
発明に到達した。
−ジメチル−1−ブテンとからHMTを製造する方法に
つき、再現性の向上と収率の向上を目指して鋭意研究を
重ねてきた結果、溶媒の種類、仕込み方法等が一定条件
を満たした時に良好な結果が得られることを見出し、本
発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、p−
サイメンと2,3−ジメチル−1−ブテンを触媒量の3
級アルキルクロリド及び無水アルミニウムハライドの存
在下に環化アルキル化反応させて1,1,3,4,4,
6−ヘキサメチルテトラリンを製造する方法において、
25℃における溶解度係数が9.8以上の塩素化脂肪族
炭化水素又は9.0以上の塩素化芳香族炭化水素を溶媒
として用い、無水アルミニウムハライドを分割又は連続
的に添加して反応させることを特徴とする1,1,3,
4,4,6−ヘキサメチルテトラリンの製造方法であ
る。
サイメンと2,3−ジメチル−1−ブテンを触媒量の3
級アルキルクロリド及び無水アルミニウムハライドの存
在下に環化アルキル化反応させて1,1,3,4,4,
6−ヘキサメチルテトラリンを製造する方法において、
25℃における溶解度係数が9.8以上の塩素化脂肪族
炭化水素又は9.0以上の塩素化芳香族炭化水素を溶媒
として用い、無水アルミニウムハライドを分割又は連続
的に添加して反応させることを特徴とする1,1,3,
4,4,6−ヘキサメチルテトラリンの製造方法であ
る。
【0006】本発明で用いられる3級アルキルクロリド
としては、tert−ブチルクロリド、tert−アミルクロリ
ドまたは2−クロロ−2,4,4−トリメチルペンタン
などが挙げられる。これら3級アルキルクロリドの使用
量は2,3−ジメチル−1−ブテンに対して1〜10モ
ル%である。
としては、tert−ブチルクロリド、tert−アミルクロリ
ドまたは2−クロロ−2,4,4−トリメチルペンタン
などが挙げられる。これら3級アルキルクロリドの使用
量は2,3−ジメチル−1−ブテンに対して1〜10モ
ル%である。
【0007】本発明で用いられる触媒の無水アルミニウ
ムハライドとしては、三塩化アルミニウムまたは三臭化
アルミニウムが挙げられる。これら触媒の使用量は、
2,3−ジメチル−1−ブテンに対して1〜10モル%
の範囲である。
ムハライドとしては、三塩化アルミニウムまたは三臭化
アルミニウムが挙げられる。これら触媒の使用量は、
2,3−ジメチル−1−ブテンに対して1〜10モル%
の範囲である。
【0008】本発明で用いられるp−サイメン量は2,
3−ジメチル−1−ブテン1モルに対して0.5〜1モ
ル、好ましくは0.5〜0.7モルである。p−サイメ
ン量をこの範囲より多く用いても問題はないが、それに
見合った効果は得られない。一方、p−サイメン量がこ
の範囲より少ない場合はHMT収率が低下する。本反応
においては、p−サイメンと反応する2,3−ジメチル
−1−ブテンとほぼ等モルの2,3−ジメチル−1−ブ
テンがカチオン発生剤として作用して2,3−ジメチル
ブタンを生成するので、2,3−ジメチル−1−ブテン
の1モルに対するp−サイメンの理論当量は0.5モル
である。
3−ジメチル−1−ブテン1モルに対して0.5〜1モ
ル、好ましくは0.5〜0.7モルである。p−サイメ
ン量をこの範囲より多く用いても問題はないが、それに
見合った効果は得られない。一方、p−サイメン量がこ
の範囲より少ない場合はHMT収率が低下する。本反応
においては、p−サイメンと反応する2,3−ジメチル
−1−ブテンとほぼ等モルの2,3−ジメチル−1−ブ
テンがカチオン発生剤として作用して2,3−ジメチル
ブタンを生成するので、2,3−ジメチル−1−ブテン
の1モルに対するp−サイメンの理論当量は0.5モル
である。
【0009】溶媒の25℃に於ける溶解度係数(SPと
称する。)は次式で定義される。 SP=[(d/M)(△H−1.987T)]1/2 式中、dは25℃に於ける比重(g/cc)、Mは分子
量、△Hは25℃に於ける蒸発熱(cal/mol)、
T=298.2Kを示す。
称する。)は次式で定義される。 SP=[(d/M)(△H−1.987T)]1/2 式中、dは25℃に於ける比重(g/cc)、Mは分子
量、△Hは25℃に於ける蒸発熱(cal/mol)、
T=298.2Kを示す。
【0010】SP値が9.8以上の塩素化脂肪族炭化水
素としては、1,1,2,2−テトラクロロエタン(SP
=9.8)、ジクロロメタン(SP=9.9)、1,2−ジクロロ
エタン(SP=9.9)、1,1,2−トリクロロエタン(SP
=10)等が、SP値が9.0以上の塩素化芳香族炭化水素
としては、クロロベンゼン(SP=9.8)、o−ジクロロベ
ンゼン(SP=10)等が挙げられる。
素としては、1,1,2,2−テトラクロロエタン(SP
=9.8)、ジクロロメタン(SP=9.9)、1,2−ジクロロ
エタン(SP=9.9)、1,1,2−トリクロロエタン(SP
=10)等が、SP値が9.0以上の塩素化芳香族炭化水素
としては、クロロベンゼン(SP=9.8)、o−ジクロロベ
ンゼン(SP=10)等が挙げられる。
【0011】上記溶媒の使用量は2,3−ジメチル−1
−ブテン1モルに対して通常10〜100g、より好ま
しくは20〜70gの範囲である。溶媒をこの範囲より
多く用いても特に問題はないが、それに見合った効果は
得られない。一方、溶媒量がこの範囲より少ない場合は
HMT収率が低下する。
−ブテン1モルに対して通常10〜100g、より好ま
しくは20〜70gの範囲である。溶媒をこの範囲より
多く用いても特に問題はないが、それに見合った効果は
得られない。一方、溶媒量がこの範囲より少ない場合は
HMT収率が低下する。
【0012】これらの溶媒を使用することにより触媒ス
ラッジの分散安定性を増し、スラッジ固化による収率低
下を防止することができる。特にp−サイメンの使用モ
ル比を削減する場合にスラッジの分散性が低下するので
これらの塩素系溶媒の添加効果は顕著である。またこれ
らの溶媒を反応初期から大量に用いると反応収率が低下
するので、2,3−ジメチル−1−ブテンと混合して連
続的に供給するか、溶媒と2,3−ジメチル−1−ブテ
ンを別々に連続的に供給するのが好ましい。
ラッジの分散安定性を増し、スラッジ固化による収率低
下を防止することができる。特にp−サイメンの使用モ
ル比を削減する場合にスラッジの分散性が低下するので
これらの塩素系溶媒の添加効果は顕著である。またこれ
らの溶媒を反応初期から大量に用いると反応収率が低下
するので、2,3−ジメチル−1−ブテンと混合して連
続的に供給するか、溶媒と2,3−ジメチル−1−ブテ
ンを別々に連続的に供給するのが好ましい。
【0013】具体的反応仕込み方法を例示するならば、
p−サイメンを反応槽に仕込み、次に3級アルキルクロ
リドを加え、次いで無水アルミニウムハライドの一部を
仕込んで撹拌、分散させ、次いで3級アルキルクロリド
を加え、その後2,3−ジメチル−1−ブテンと溶媒の
混合溶液を連続的に供給するか、2,3−ジメチル−1
−ブテンと溶媒を別々に連続的に供給すると共に、残り
の無水アルミニウムハライドを分割又は連続的に添加し
つつ反応する方法等が挙げられる。
p−サイメンを反応槽に仕込み、次に3級アルキルクロ
リドを加え、次いで無水アルミニウムハライドの一部を
仕込んで撹拌、分散させ、次いで3級アルキルクロリド
を加え、その後2,3−ジメチル−1−ブテンと溶媒の
混合溶液を連続的に供給するか、2,3−ジメチル−1
−ブテンと溶媒を別々に連続的に供給すると共に、残り
の無水アルミニウムハライドを分割又は連続的に添加し
つつ反応する方法等が挙げられる。
【0014】反応時間は特に制限はないが、通常、約1
〜15時間であり、特に好ましくは2〜8時間程度であ
る。本発明の環化アルキル化反応は極めて早い反応であ
り、反応時間は原料供給時間とほぼ同一で十分で、原料
供給終了後の後反応時間は特に必要ではない。後反応時
間があまり長いと、p−サイメンの二量化等の副反応が
目立ってくるので、通常約5〜15分以内に後反応は終
了する。本反応では、撹拌を停止することによって活性
な触媒スラッジが沈降分離するので、撹拌停止を以て反
応停止とすることが出来る。
〜15時間であり、特に好ましくは2〜8時間程度であ
る。本発明の環化アルキル化反応は極めて早い反応であ
り、反応時間は原料供給時間とほぼ同一で十分で、原料
供給終了後の後反応時間は特に必要ではない。後反応時
間があまり長いと、p−サイメンの二量化等の副反応が
目立ってくるので、通常約5〜15分以内に後反応は終
了する。本反応では、撹拌を停止することによって活性
な触媒スラッジが沈降分離するので、撹拌停止を以て反
応停止とすることが出来る。
【0015】反応温度は0〜30℃の範囲にあることが
必要であり、より好ましくは10〜20℃の範囲であ
る。反応温度が0℃未満になると無水アルミニウムハラ
イドから形成される活性な触媒スラッジが固化し、活性
が失われてしまう。一方反応温度が30℃を越えると副
反応が優先し、HMTの収率低下を招く。
必要であり、より好ましくは10〜20℃の範囲であ
る。反応温度が0℃未満になると無水アルミニウムハラ
イドから形成される活性な触媒スラッジが固化し、活性
が失われてしまう。一方反応温度が30℃を越えると副
反応が優先し、HMTの収率低下を招く。
【0016】本発明では反応終了後、洗浄、中和し、精
留あるいは晶析等の通常の手法に従ってHMTを精製、
単離取得することが出来る。得られたHMTは常法に従
ってアセチル化すると、ムスク香料として広汎に用いら
れている7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキ
サメチルテトラリンを得ることが出来る。
留あるいは晶析等の通常の手法に従ってHMTを精製、
単離取得することが出来る。得られたHMTは常法に従
ってアセチル化すると、ムスク香料として広汎に用いら
れている7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキ
サメチルテトラリンを得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明の方法により、少ない3級アルキ
ルクロリドの使用量で、高いHMT収率が得られるとと
もに、反応中に塩化アルミニウム触媒スラッジが固化し
て反応が停止してしまうことがなくなり、反応の再現性
が向上する。
ルクロリドの使用量で、高いHMT収率が得られるとと
もに、反応中に塩化アルミニウム触媒スラッジが固化し
て反応が停止してしまうことがなくなり、反応の再現性
が向上する。
【0018】
【実施例】本発明を実施例を挙げて更に具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。以下の実施例で用いるHMT収率は次の定義によ
る。HMT収率:2,3−ジメチル−1−ブテン使用量
の二分の一に対する生成 HMTのモル収率(%)
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。以下の実施例で用いるHMT収率は次の定義によ
る。HMT収率:2,3−ジメチル−1−ブテン使用量
の二分の一に対する生成 HMTのモル収率(%)
【0019】実施例1 500ccのジャケット付きセパラブルフラスコ(攪拌
器つき)を窒素置換後、攪拌下、p−サイメン53.7
g(0.40mol)、およびtert−ブチルクロリド
1.25g(0.014mol)を仕込み、さらに無水
塩化アルミニウム0.9g(0.007mol)を加
え、内温を15℃に保った。その後、1,2−ジクロロ
エタン9.5gと純度91%の2,3−ジメチル−1−
ブテン56.1g(100%換算:0.61mol)の
混合液をポンプで連続的に供給しながら、攪拌下、15
℃で6時間反応を行った。その間、2時間目と4時間目
の二回に分けて、触媒の無水塩化アルミニウムを0.9
g(0.007mol)ずつ分割添加した。反応終了
後、攪拌を停止し、触媒スラッジを分離後、反応液をア
ルカリ水で洗浄し、内部標準法によるガスクロマトグラ
フィー分析を行った。その結果、HMT収率は83.0
%であった。
器つき)を窒素置換後、攪拌下、p−サイメン53.7
g(0.40mol)、およびtert−ブチルクロリド
1.25g(0.014mol)を仕込み、さらに無水
塩化アルミニウム0.9g(0.007mol)を加
え、内温を15℃に保った。その後、1,2−ジクロロ
エタン9.5gと純度91%の2,3−ジメチル−1−
ブテン56.1g(100%換算:0.61mol)の
混合液をポンプで連続的に供給しながら、攪拌下、15
℃で6時間反応を行った。その間、2時間目と4時間目
の二回に分けて、触媒の無水塩化アルミニウムを0.9
g(0.007mol)ずつ分割添加した。反応終了
後、攪拌を停止し、触媒スラッジを分離後、反応液をア
ルカリ水で洗浄し、内部標準法によるガスクロマトグラ
フィー分析を行った。その結果、HMT収率は83.0
%であった。
【0020】比較例1 1,2−ジクロロエタンを用いなかった以外は実施例1
と同様に行った。塩化アルミニウムのスラッジが分離し
ていた。結果は、HMT収率が70.7%であった。
と同様に行った。塩化アルミニウムのスラッジが分離し
ていた。結果は、HMT収率が70.7%であった。
【0021】比較例2 1,2−ジクロロエタンをp−サイメンと同時に仕込ん
だ以外は実施例1と同様に行った。HMT収率は64.
9%と大幅に低下した。
だ以外は実施例1と同様に行った。HMT収率は64.
9%と大幅に低下した。
【0022】実施例2 1,2−ジクロロエタンをクロロベンゼンとした以外は
実施例1と同様に行った。HMT収率は84.0%であ
った。
実施例1と同様に行った。HMT収率は84.0%であ
った。
【0023】実施例3 1,2−ジクロロエタンを1,1,2−トリクロロエタ
ンとした以外は実施例1と同様に行った。HMT収率は
81.0%であった。
ンとした以外は実施例1と同様に行った。HMT収率は
81.0%であった。
【0024】比較例3 1,2−ジクロロエタンを1,1,1−トリクロロエタ
ンとした以外は実施例1と同様に行った。HMT収率は
15.4%と大幅に低下した。なお、1,1,1−トリ
クロロエタンのSP値は8.6である。
ンとした以外は実施例1と同様に行った。HMT収率は
15.4%と大幅に低下した。なお、1,1,1−トリ
クロロエタンのSP値は8.6である。
【0025】比較例4 無水塩化アルミニウム0.4g(0.003mol)を
始めに一括仕込み、分割添加しなかった以外は実施例1
と同様に行った。この時の2,3−ジメチル−1−ブテ
ンに対する無水塩化アルミニウムの量は0.5モル%と
なる。その結果、HMT収率は61.0%であった。
始めに一括仕込み、分割添加しなかった以外は実施例1
と同様に行った。この時の2,3−ジメチル−1−ブテ
ンに対する無水塩化アルミニウムの量は0.5モル%と
なる。その結果、HMT収率は61.0%であった。
Claims (7)
- 【請求項1】 p−サイメンと2,3−ジメチル−1−
ブテンを触媒量の3級アルキルクロリド及び無水アルミ
ニウムハライドの存在下に環化アルキル化反応させて
1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリンを製
造する方法において、25℃における溶解度係数が9.
8以上の塩素化脂肪族炭化水素又は9.0以上の塩素化
芳香族炭化水素を溶媒として用い、無水アルミニウムハ
ライドを分割又は連続的に添加して反応させることを特
徴とする1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラ
リンの製造方法。 - 【請求項2】 溶媒を2,3−ジメチル−1−ブテンと
混合して連続的に供給するか、または溶媒と2,3−ジ
メチル−1−ブテンを別々に連続的に供給し、反応させ
ることを特徴とする請求項1記載の1,1,3,4,
4,6−ヘキサメチルテトラリンの製造方法。 - 【請求項3】 3級アルキルクロリドがtert−ブチルク
ロリド、tert−アミルクロリドおよび2−クロロ−2,
4,4−トリメチルペンタンからなる群より選ばれた少
なくとも一種の化合物である請求項1記載の1,1,
3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリンの製造方法。 - 【請求項4】 無水アルミニウムハライドが三塩化アル
ミニウムまたは三臭化アルミニウムである請求項1記載
の1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリンの
製造方法。 - 【請求項5】 3級アルキルクロリド及び無水アルミニ
ウムハライドの量が2,3−ジメチル−1−ブテンに対
して1〜10モル%である請求項1記載の1,1,3,
4,4,6−ヘキサメチルテトラリンの製造方法。 - 【請求項6】 25℃に於ける溶解度係数が9.8以上
の塩素化脂肪族炭化水素が1,2−ジクロロエタン、
1,1,2−トリクロロエタン、1,1,2,2−テト
ラクロロエタン又はジクロロメタンである請求項1記載
の1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリンの
製造方法。 - 【請求項7】 25℃に於ける溶解度係数が9.0以上
の塩素化芳香族炭化水素がクロロベンゼン又はo−ジク
ロロベンゼンである請求項1記載の1,1,3,4,
4,6−ヘキサメチルテトラリンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6063028A JPH06340559A (ja) | 1993-04-05 | 1994-03-31 | 環化アルキル化によるヘキサメチルテトラリンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-77909 | 1993-04-05 | ||
| JP7790993 | 1993-04-05 | ||
| JP6063028A JPH06340559A (ja) | 1993-04-05 | 1994-03-31 | 環化アルキル化によるヘキサメチルテトラリンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06340559A true JPH06340559A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=26404103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6063028A Withdrawn JPH06340559A (ja) | 1993-04-05 | 1994-03-31 | 環化アルキル化によるヘキサメチルテトラリンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06340559A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006188555A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Jsr Corp | 光学フィルムの製造方法および光学フィルム |
| CN111606773A (zh) * | 2020-06-15 | 2020-09-01 | 福州大学 | 一种微反应器系统连续生产吐纳麝香中间体hmt的方法 |
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1994
- 1994-03-31 JP JP6063028A patent/JPH06340559A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006188555A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Jsr Corp | 光学フィルムの製造方法および光学フィルム |
| CN111606773A (zh) * | 2020-06-15 | 2020-09-01 | 福州大学 | 一种微反应器系统连续生产吐纳麝香中间体hmt的方法 |
| CN111606773B (zh) * | 2020-06-15 | 2021-09-28 | 福州大学 | 一种微反应器系统连续生产吐纳麝香中间体hmt的方法 |
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