JPH06340776A - 滑り易いゴム配合組成物 - Google Patents

滑り易いゴム配合組成物

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JPH06340776A
JPH06340776A JP1925693A JP1925693A JPH06340776A JP H06340776 A JPH06340776 A JP H06340776A JP 1925693 A JP1925693 A JP 1925693A JP 1925693 A JP1925693 A JP 1925693A JP H06340776 A JPH06340776 A JP H06340776A
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JP
Japan
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ball
polyethylene
rubber
rebound
felt
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JP1925693A
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English (en)
Inventor
Michitsugu Kikuchi
道繼 菊池
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】リバウンド時に滑り、リバウンド前のスピンに
よって誘起されるリバウンド後のボールスピードを和ら
げ、またリバウンド後のスピンを緩和し、更にボールに
安定した高さと方向性を与えるように作用し、打球時の
感触の良いフェルトの無いテニスボールを提供する。 【構成】ポリマー配合物のポリマー100重量部に対し
てポリエチレンの微小球(微粉砕)を10ー70(好ま
しくは20ー50)重量部配合してなることを特徴とす
るフェルトの無い無圧テニスボールである。また、この
配合で使用されるポリエチレン微粒子の最大長径として
は30ー300μmの範囲ものが好ましいが、更に好ま
しくは50ー250μmの範囲である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】産業資材として、クッション性と
滑り易さを必要とするタイヤのサイドゴム材(縁石に接
したとき、滑ることにより傷がつき難くなる)またはリ
ムと接するゴムチェファー材(リムと接する所のゴムを
滑り易くして摩耗を改善する)、そして椅子の足底の防
音クッション材、及び、角を保護するコーナー材、紙を
送るロール材。更に、ポリエチレンに粘着物が付きにく
い事を利用して、粘着物を搬送するベルト材、粘着物を
入れるホッパーのライニング材等、前記使用例に限らず
これらの特徴を生かした広い分野の材料として使用する
ことが出来る。
【0002】この度の応用例としては遊技用ボール、す
なわちラケットなどで打撃を加えて使用する、スカッシ
ュ、ラケットボールなどテニスボールに類似のボールを
も含む広い概念であるが、以下の説明はフェルト被覆の
無い無圧テニスボールに関するものである。
【0003】更に詳しくは、ゴム配合物にポリエチレン
の微小球(微粉砕)を配合してなるゴム組成物で、加硫
成型後表面を研磨してポリエチレンの微粒子を表面に出
して、滑り易いボールにして、リバウンド後のボールス
ピードを和らげ、ラケットへの衝撃が優しいフェルト被
覆の無いテニスボールに関するものである。
【0004】
【従来の技術】現在、硬式用テニスボールとしてはゴム
組成物から造られた中空ボールに、大気圧の1.5ー
1.9倍の内圧をもつたもの(加圧ボール)と、大気圧
と同じ内圧をもったもの(無圧ボール)にフェルトを被
覆した二種類のものが市販されている。
【0005】加圧ボールは打感は良いのだが、使用直前
まで加圧容器の中に保存して置かないと内圧が低下し
て、飛びやリバウンドが悪くなり、テニスボールとして
使用できなくなる。従って加圧容器が必要であり、この
加圧ボールは容器代などがボールのコストを上げる事に
なり、経済的でない。
【0006】更に、上記二種類のフェルト被覆されたテ
ニスボールの最大の欠点はフェルトが摩耗して、重さ
や、飛翔性が変化してしまい、テニスボールとして使用
できる期間が短ということであり、このことは更に経済
的でない。
【0007】そして最近ではインドアテニスが盛んにな
ってきた、ここで新たな問題が生じてきた、すなわち摩
耗したフェルトが屋内に浮遊し、健康のために行ってい
るテニスによって呼吸気系の障害を起こす可能性がある
事である。
【0008】前記フェルト被覆のテニスボールの欠点を
解消すべく提案されたものに公開特許公報 平2ー20
3876がある。この内容は中空微小球をポリマーに配
合した組成物から作製されたフェルト被覆の無いテニス
ボールであて、フェルトを被覆したテニスボールに比べ
て耐摩耗性がよく、打球感も良いと提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記明細
書などに記載されたフェルトの無いテニスボールは、リ
バウンド後のスピードが速く、ラケットへの衝撃が大き
く、満足できる感触が得られないという欠点がある。本
発明は叙上の事情に鑑みて、前記従来例の有する欠点が
解消されたフェルトの無いテニスボールを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のフェルトの無い
テニスボールは、ゴム配合物のゴム100重量部に対し
てポリエチレンの微小球(微粉砕を含む)の最大長径
(図1a,b)が30ー300μmの物を10ー70重
量部配合してなる、ゴム配合組成物より加圧加硫により
成型されたボールで、その表面を研磨してポリエチレン
を表面にだす事により滑り易くし、リバウンド後のボー
ル特性をコントロールするものである。
【0011】
【作用】すなわち本発明の表面を滑り易くしたフェルト
の無いテニスボールはリバウンド時に滑り、リバウンド
前のスピンによって誘起されるリバウンド後のボールス
ピードを和らげ、またリバウンド後のスピンを緩和し、
更にボールに安定した高さと方向性を与えるように作用
する。従って、打球時の感触がフェルト加圧ボールに優
るとも劣らぬ、フェルト被覆の無いテニスボールが完成
したのである。
【0012】本発明の原料ゴムとしては合成または天然
のイソプレンゴム、ブタジエンゴム、EPM、EPD
M、NBR、ブチルゴム、スチレンーブタジェンゴム、
ウレタンなどがあるが、これらは単独で用いてもよい
が、二種類以上ブレンドして用いてもよい。
【0013】また、原料ゴム以外の配合材としては、酸
化チタン、酸化亜鉛、カーボン、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、ケイ酸化合物(空中微小球を含む)、プ
ラスチック中空微小球、更に、微細な有機短繊維(ナイ
ロン、ポリエステル、ポリビニールアルコール、アラミ
ド、パルプ)などが配合され、また、加硫剤としては硫
黄及び通常使用されるチアゾール系、スルファンアミド
系、グアニジン系、などの加硫促進剤が一種もしくは二
種以上用いられる。これら前記の配合材に限らず一般ゴ
ム、プラスチックの配合に使用する配合材を適宣使用す
ることが出来る。
【0014】前記原料ゴム配合物に配合するポリエチレ
ンの微小球(微粉砕を含む)としては、最大長径(図1
a,b)として30ー300μmの範囲で、好ましくは
50ー250μmの範囲のものを使用するのが良い。最
大長径が30μm以下ではポリマー配合物の表面にポリ
エチレン粒子が浮き上がらず、滑りの易いゴム配合物に
ならない。また、最大長径が300μm以上ではポリマ
ー配合物中の異物としての作用が大きくなり、材料とし
ての破壊強度が低下し、繰り返し打撃を受けたとき割れ
安くなるという問題がある。
【0015】また、ポリエチレンの配合重量部数は、ゴ
ム配合物のゴム100重量部に対して10ー70重量
部、好ましくは20ー60重量部配合である。ポリエチ
レンの配合割合が10重量部未満だとボール表面の滑り
易さが不安定になる、一方、70重量部を越えると打球
時の感触が硬くなり、またボール表面の滑り安さの効果
が飽和してしまうので意味が無い。
【0016】更に、加硫成型時の温度が140℃以下で
あるとポリエチレン粒子が十分溶融しないためポリエチ
レン粒子表面とゴム配合物との分子レベルの絡み合い結
合が起こらず物性的に不満足なものが出来る。従って1
40℃以上の加硫成型温度が必要である。更に、好まし
くは145℃以上の加硫成型温度であれば十分な物性を
持った材料が出来る。
【0017】ポリエチレンの微小球(微粉砕)としては
三井石油化学工業株式会社のハイゼックス・ミリオンな
どがあるが、更に、必要な粒径を得るために低温粉砕し
た物を使用する事もできる。
【0018】
【実施例】本発明のフェルト被覆の無いテニスボールの
ポリエチレン以外の基本配合剤と重量部数としては天然
ゴム 64、HE−200 9(1)、EPDM 30
(2)、酸化チタン 5、グラスバブルス 20
(3)、ステアリン酸 1、亜鉛華 5、促進剤CZ
2.3(4)、硫黄 1.5で、第1表にポリエチレン
の配合部数と粒子の最大長径を示す。 (NOTE) (1)UBEPOL−HE−200は天然ゴム100重
量部に対てナイロンの微切断を50重量部配合したもの
である。(商品名、宇部興産株式会社製) (2)EPDMは日本合成ゴム株式会社製のEP−33
を使用した。 (3)グラスバブルス、S60/10000(商品名、
スリーエム社製) (4)NOCCELER CZ(商品名、大内新興化学
工業株式会社製)
【0019】上記基本配合と第1表のポリエチレンを配
合した組成物から半球金型を用いて圧縮加流(160℃
*10分)して半球を造り、この半球の断面を研磨し、
ゴム糊を付けて、2個重ねて球形金型に入れて、圧縮加
硫(160℃*10分)して作成したものである。その
際、ボール内に大気圧が封入されるだけで、加圧ボール
に使用される発砲剤、ガスの注入は行わない。したがっ
て、得られたボールの内圧は大気圧と同じである。出来
上がったボールの表面を研磨して、ボール表面にポリエ
チレン粒子を出すことにより、滑り易いボールを得た。
なお、本発明はもとよりかかる実施例に限定されるもの
ではない。そして、えられたフェルト被覆の無い無圧テ
ニスボールの打球感(フィーリング)と耐久性を調べ
た。
【0020】打球感はテニスボール打ち出しマシンより
60km/hrで打ち出して打ち返したときの打球感
(フィーリング)の善し悪しをコントロールに比べて示
したものである。
【0021】耐久性はテニスボール打ち出しマシンより
150km/hrで打ち出し、5m離れたコンクリート
塀に打ちつけ、コントロールに比べて、良い、同等、悪
いを判定したものである。
【0022】第1表の実施例は2から7が基本配合にポ
リエチレンを配合して作製されたフェルトの無いテニス
ボールで、1から6は160℃加硫のもの、7は140
℃加硫したものである。そしてポリエチレンの微粒子を
配合しない1のコントロールのテニスボールに比べて、
打球感と耐久性を示したものである。
【0023】また、ゴム配合物(黄色)の色と異なった
色のポリエチレン(きみどり色)を配合して造ったフェ
ルトの無いテニスボールは、その表面を研磨することに
より着色されたポリエチレンが表面に浮きだして、色彩
の柔らかいテニスボールになった。
【0024】
【発明効果】以上説明した通り、本発明のフェルト被服
の無い無圧テニスボールはゴム配合物にポリエチレンの
微小球(微粉砕)を配合したゴム配合組成物から作製さ
れ、表面を研磨してポリエチレンの微粒子を表面に出し
たもので、従来のフェルト被覆の無い無圧テニスボール
に比べ表面が滑りやすくなり、リバウンド後のボールス
ピードも和らぎ、打球時の感触が良くなる。
【0025】かかる特性は、その他の遊技用ボールに適
用することができ、それらのボールのリバウンド特性を
コントロールする事が出来る。
【0026】また、産業資材として、クッション性と滑
り易さを必要とするタイヤのサイドゴム材(縁石に接し
たとき、滑ることにより傷がつき難くなる)またはリム
と接するゴムチェファー材(リムと接する所のゴムを滑
り易くして摩耗を改善する)、そして椅子の足底の防音
クッション材、及び、角を保護するコーナー材。紙を送
るロール材に、更に、ポリエチレンに粘着物が付きにく
い事を利用して、粘着物を搬送するベルト材、粘着物を
入れるホッパーのライニング材等に使用することが出来
る。かかる特性は、上記産業資材のみならず、他の産業
資材にも適宣使用することが出来る。
【0027】また、ポリマー配合物と異なった色に着色
したポリエチレン微粒子を配合し、成型加硫後研磨する
ことにより、着色されたポリエチレン粒子が表面に点状
に浮きだして、和らいだ色合いの新しい装飾効果を生み
出す事も判明した。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】ポリエチレンの微粒子の色々な形状の代表的な
最大長径を示す平面図である。 a.....棒状の場合の最大長径の平面図 b.....凹凸のある場合の最大長径の平面図
【0029】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】追加
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】最大長径の代表例の平面図 a.....棒状の場合の最大長径の平面図 b.....凹凸の有る場合の最大長径の平面図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム配合物のゴム100重量部に対して、
    ポリエチレンの微小球(微粉砕を含む)の最大長径(図
    1a,b)が30ー300μmの物を、10ー70重量
    部配合してなるゴム配合組成物
JP1925693A 1993-01-12 1993-01-12 滑り易いゴム配合組成物 Pending JPH06340776A (ja)

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JP1925693A JPH06340776A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 滑り易いゴム配合組成物

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JP1925693A JPH06340776A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 滑り易いゴム配合組成物

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JPH06340776A true JPH06340776A (ja) 1994-12-13

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ID=11994356

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JP1925693A Pending JPH06340776A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 滑り易いゴム配合組成物

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JP (1) JPH06340776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016876A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Yokohama Rubber Co Ltd:The コンベヤベルト用ゴム組成物およびコンベヤベルト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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