JPH06340991A - 電解セル用の活性化されたカソードおよびそれを製造するための方法 - Google Patents

電解セル用の活性化されたカソードおよびそれを製造するための方法

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JPH06340991A
JPH06340991A JP6015008A JP1500894A JPH06340991A JP H06340991 A JPH06340991 A JP H06340991A JP 6015008 A JP6015008 A JP 6015008A JP 1500894 A JP1500894 A JP 1500894A JP H06340991 A JPH06340991 A JP H06340991A
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sheet
mesh
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diaphragm
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JP6015008A
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Carlo Traini
カルロ・トライーニ
Giovanni Meneghini
ジョバンニ・メネギーニ
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Original Assignee
De Nora Permelec SpA
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
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    • C25B11/00Electrodes; Manufacture thereof not otherwise provided for
    • C25B11/02Electrodes; Manufacture thereof not otherwise provided for characterised by shape or form
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C25B9/00Cells or assemblies of cells; Constructional parts of cells; Assemblies of constructional parts, e.g. electrode-diaphragm assemblies; Process-related cell features
    • C25B9/17Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof
    • C25B9/19Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof with diaphragms

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隔膜法塩素−アルカリ電解に使用される改良
されたカソードアセンブリ、および、それを製造するた
めの方法、ならびに、それを使用する電解セルを提供す
る。 【構成】 対をなす間に差し込んだ開口を有するカソー
ドとアノード(B)とを含み、前記カソードが、耐腐蝕
性のイオン交換膜または多孔質の隔膜を備え、セル
(C)が、塩水を供給するための導入口と、塩素
(H)、水素(I)および苛性アルカリ(L)を取り出
すための導出口とを備え、カソードアセンブリが、アル
カリ環境中で水素を発生するための電気触媒的な塗膜を
備えた、薄くて柔軟で、耐腐食性の穿孔されたもしくは
拡張されたシートまたはメッシュ(F)で覆われた堅固
なカソード構造を含み、前記カソード構造とシートまた
はメッシュ(F)とが、相互に、電気的、かつ、機械的
に接触されている隔膜または膜電解に使用するための活
性化されたカソードアセンブリ、および、前記アセンブ
リを製造する方法、ならびに、前記アセンブリを使用す
る電解セル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電解セル用の活性化さ
れたカソードおよびそれを製造するための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】塩素−アルカリ電解は、確かに、非常に
工業的に重要な電解法である。一般的には、上記電解法
は、出発反応体、すなわち、塩化ナトリウムの水溶液
(以後、塩水と定義する。)が開裂して、気体状の塩
素、水酸化ナトリウム水溶液および水素を形成すること
として示される。この開裂は、さらなる反応体であると
考えられる電気エネルギーの適用により可能とされる。
塩素−アルカリ電解は、3種の技術、すなわち、水銀カ
ソードセル、多孔質の隔膜セルまたはイオン交換膜セル
を用いて行われる。この後者のものは、最も最近開発さ
れたものであり、低エネルギー消費によって特徴づけら
れ、環境上または健康上の欠点が存在しないことにより
特徴づけられる。その他のもののうち、水銀カソードセ
ルは、水銀の大気中および土壌中への放出に関する、多
くの国々において採用されている厳格な規制ゆえに、恐
らく、使用の急落が運命づけられている。事実、最も近
代的なセル設計は、現在の規制の厳格な要件に合致する
ものであるが、世論は、環境に重金属を放出する可能性
のある方法を“アプリオリ(a priori)"に拒絶するも
のである。
【0003】隔膜法も、隔膜の主成分がアスベスト繊維
であり、これが突然変異を起こさせる薬剤であると認め
られているという欠点を有する。最進の技術は、一定の
高分子結合剤と混合したアスベスト繊維の層を鉄メッシ
ュ製のカソード上に析出させることにより製造される隔
膜を予知するものである。このようにして得られる構造
は、ついで、加熱され、それにより、高分子粒子が融合
して、アスベスト繊維の凝集物を機械的に安定化させる
ものである。したがって、運転中の繊維の放出、特にプ
ラントの廃液中における繊維の放出は、アスベストの析
出工程における操作中に採られる種々の手段により、大
気中への放出と同様、最小化される。
【0004】しかし、このことは、鉱山が順次閉山され
ているゆえに、アスベスト繊維の供給において困難性が
限りなく増大する点において、隔膜法の寿命を延ばすに
十分なだけであるように思われる。このために、アスベ
スト繊維を全く安全であると考えられる無機物質、例え
ば、酸化ジルコニウムによって代替し、高分子結合剤に
よって機械的に安定化する多孔質隔膜が開発された。オ
ーブン中加熱による析出および安定化は、アスベスト隔
膜について採られてきたと同様の処理操作に従い行われ
る。
【0005】過去数年において、グラファイトアノード
は、貴金属酸化物を基体とする電気触媒的フィルムによ
って被覆されたチタン基板製の寸法的に安定なアノード
によってほぼ完全に代替された。最進の技術を用いるプ
ラントにおいて、寸法的に安定なアノードには、拡張可
能なタイプまたは拡張不能なタイプのものがある。例え
ば、米国特許3,674,676に記載された拡張可能なアノー
ドは、アノードとカソードとの間のギャップを最小に
し、その結果、セル電圧を低下させるものであり、長方
形の断面を有する箱形の形状を有し、多少平坦(flat)で
あり、その電極表面は、適当な保持手段により限られた
位置に保持され、アノードは、セルの組み立て中に、カ
ソード間に挿入される。起動する前に、アノード電極表
面は、開放され、適当な拡張手段またはエキステンダー
によって、隔膜の表面に向かって移動される。前記電極
表面と隔膜との間にはスペーサーを導入することもでき
る。これらの技術的な改良は、隔膜法によって得られる
塩素および苛性アルカリの製造コストを、幾分高い場合
もあるが、膜法によって得られるそれらの製造コストに
非常に近づけた。
【0006】したがって、隔膜セルプラントは、なお長
期間運転し続けることができ、これらのプラントの将来
は、その技術を不利とする以下の欠点が解消されれば、
さらに確約されるというのが工業的に一般的な見解であ
る。
【0007】−アノードの拡張によって理論的に得られ
る電圧よりも高いセル電圧。アノード−カソードギャッ
プの減少とともに、セル電圧が直線的に減少することは
周知である。この結果は、隔膜とアノードとの間の塩水
層におけるより低い抵抗降下に関連づけられる。しか
し、一定の限界以下のアノード−カソード間距離、通
常、3.5〜4mmについては、セル電圧は、多少とも一
定のままであるか、あるいは、増大しさえする(Wining
s et al. Modern Chlor-Alkali Technology, 1980, pag
es 30-32参照)。
【0008】このネガテイブな挙動は、極めて不満足な
がら、一般に、アノードと隔膜との間の薄い塩水層に閉
じ込められる塩素気泡に帰結されるものである。この問
題は、米国特許5,066,378に記載されているような内部
流体力学的手段の使用により、一部解決される。この手
段は、塩素気泡を除去することのできる塩水の強力な循
環を促進させるものである。
【0009】−増大する電解におけるセル電圧の増大
は、一般に、気孔内へのガスの閉じ込めによるものであ
り、特に、HineによりElectrochemical Acta Vol. 22,
page 429(1979)に示唆されているように、高分子結合剤
を含有する隔膜の場合には、隔膜を形成する物質の性質
が十分に親水性でない場合に起こりやすい。セル電圧の
増大は、また、隔膜内の塩水に含有される不純物の沈殿
にもよる。
【0010】−隔膜における樹枝状結晶(dendrites)の
成長およびアノードコンパートメント(anode compartme
nt)内における水素の発生につれての金属鉄またはカソ
ードでの還元によって形成される鉄の電気伝導性化合
物、例えば、マグネタイト(magnetite)の析出(塩素中
の水素は爆発性である)。この問題は、Florkiewicz et
al.の35th Seminor of the Chlorine Institute, New
Orleans, Louisiana, USA, March 18, 1992において議
論されているように、ほとんどねじらない多孔性を特徴
とする隔膜で最も発生しやすい。
【0011】−電解試験におけるファラデー効率(farad
ic efficiency)の減少。
【0012】−隔膜寿命の低下。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の欠点を実質的に取り除くことが可能な隔膜塩素−
アルカリ電解セルにおいて使用するための改良されたカ
ソードアセンブリおよびそれを製造するための方法を提
供することである。
【0014】本発明のもう一つの目的は、改良された隔
膜電解セルおよびそれを運転するための方法を提供する
ことである。
【0015】本発明の上記およびその他の目的ならびに
効果は、以下の記載により明らかとなるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】単極または双極隔膜また
は膜電解セルに使用するための本発明の新規なカソード
アセンブリは、対をなす間に差し込んだアノードと開口
を有するカソードとを含み、前記カソードが、耐腐蝕性
のイオン交換膜または多孔質の隔膜を備え、セルが、塩
水を供給するための導入口と、塩素、水素および苛性ア
ルカリを取り出すための導出口とを備える。このカソー
ドアセンブリは、前記カソードと前記隔膜との各間に適
用されたアルカリ環境中で水素を発生するための電気触
媒的な塗膜を備えた、薄くて柔軟で、耐腐食性の穿孔も
しくは拡張されたシートまたはメッシュを含み、前記カ
ソードと前記シートまたはメッシュとは、好ましくは、
複数の接点により、電気的、かつ機械的に接触してい
る。
【0017】以下、図面を参照しながら、本発明の好ま
しい実施態様を説明する。
【0018】図1は、拡張可能なタイプのアノードと、
本発明のカソードアセンブリとを含む塩素−アルカリ電
解用の従来の隔膜セルの縦断面図である。
【0019】図2は、本発明のカソードアセンブリを示
す図1の詳細断面図である。
【0020】図1において、隔膜電解セルは、その上
に、拡張可能なアノード(B)がコンダクターバー(con
ductor bar)(D)により固定されている基材(A)を
含む。カソード(C)は、穿孔されたもしくは拡張され
たシート製、または、多数の多少とも平坦な平行六面体
[いわゆるフィンガーズ(fingers)]を形成するように造
形された編成鉄ワイヤーメッシュ製である。シートまた
はメッシュの厚さは、カソード構造に十分な堅固性を付
与する程度である。さらに、シートまたはメッシュにお
ける開口の寸法は、繊維の、および、恐らくは、高分子
結合剤の懸濁液から出発して、隔膜の析出を容易にし、
析出後、隔膜の接着を良好とするのに適当な値を有す
る。アノード、通常、寸法安定タイプのアノードが、フ
ィンガーズの間に差し込まれる。
【0021】上記フィンガーズ(C)は、隔膜(図面に
おいて図示せず)を備えている。要すれば、スペーサー
(図面において図示せず)も前記アノードの表面と隔膜
との間に挿入される。カバー(G)は、塩素用の導出口
(H)と塩水導入口(図示せず)とを備えた耐腐食性の
材料製である。水素および苛性アルカリは、それぞれ、
(I)および(L)を介して放出される。
【0022】図2を参照すると、フィンガーズ(C)
は、繊維と、恐らくは、高分子結合剤とによって構成さ
れる隔膜(E)で被覆された本発明の薄くて有孔性のシ
ートまたはメッシュ(F)を備えている。
【0023】本発明のカソードアセンブリは、セル電圧
を確実に3.10〜3.15Vに低下させ、編成鉄ワイ
ヤーまたは穿孔されたシート製の実存するセルのカソー
ド構造を使用可能とし、したがって、金融投下コストを
最小とする触媒的性質を備えている。アルカリ環境中で
水素を発生するための電気触媒的な塗膜を備えたメッシ
ュまたは拡張されたもしくは穿孔されたのシート製の微
細、かつ、柔軟で、有孔性のスクリーン(F)を有する
従来からの塩素−アルカリセルのカソード構造のフィン
ガーズへの適用は、予想しえなかった効果を奏する。
【0024】本発明の改良されたカソードは、より内部
の層が従来のセルのフィンガーズ(C)によって形成さ
れ、より外部の層が電気触媒的な塗膜を備えたメッシュ
またはシート(F)によって形成され、これが、フィン
ガーズに機械的、かつ、電気的に接続される複合層構造
を特徴とするものである。したがって、フィンガーズ
は、支持体としても、電流分配器としても、機能する。
【0025】電気触媒的な塗膜を備えた本発明のメッシ
ュまたはシート(F)は、鉄、クロム、ニッケル、銅お
よびこれらの合金製であってもよい。その市場における
入手容易性ゆえに、最も一般的に使用される材料は、
鉄、ステンレススチールおよびニッケルである。この最
初のふたつを選択する場合、好ましくは、触媒的に活性
化する前に、数ミクロンの厚さのニッケルの薄い層をガ
ルバニメッキ(galvanicdeposition)によって適用する。
開口の寸法は、重要ではないが、隔膜の析出を妨害しな
いように、あるいは、隔膜のカソードへの接着を損なわ
ないように、適当に選択する必要がある。本発明のメッ
シュまたはシートは、柔軟性を最大限可能とするために
薄い必要があり、これは、従来のセルのカソード構造
(フィンガーズ)に固定する間に必要とされる。
【0026】電気触媒的な塗膜は、電流の反転に効果的
に抵抗することができ、新たな塩水が数ppmの鉄で汚染
されている場合に、金属鉄または鉄の電気伝導性化合
物、例えば、マグネタイトの析出を最小にすることがで
きる必要がある。周知のように、電流の反転は、生産系
統の単極セルを運転から除外する必要がある場合には、
いつでも、起こる。この除外は、セルを適当なジャンパ
ースイッチ手段(jumperswitch means)で短絡することに
より行われ、ついで、セルは、生産系統から外され、サ
ービスエリアに送られ、その位置に銅のロッドが挿入さ
れる。このようにして、生産は中断されない。短絡中、
セルは、カソード塗膜を容易に損傷しうる高い逆の電流
によって交差される。この問題を回避するために、逆の
電流の強度を最小にする適当な短絡装置が開発された
が、これは、極めて高価である。これとは別の方法は、
強い電流の反転さえも耐えることのできる塗膜を有する
カソードを提供することである。
【0027】これらの特性を有するタイプのうち、最も
適当な塗膜は、適当な懸濁剤の添加を可能にして機械的
に撹拌することによって、適当なニッケル塩と懸濁液中
に保持された電気触媒的な物質の粒子とを含有するバス
からガルバニメッキすることによって得られる、BE 848
458に記載されているような、分散された電気触媒的な
粒子を含有するニッケル金属基板製のものである。ガル
バニメッキによって得られる同様な塗膜は、米国特許
5,035,790に記載されているように、その中に、電気触
媒的な物質の粒子と、ハイドライドの形態で水素を多量
に吸収することのできる物質の粒子とを懸濁させたニッ
ケルマトリックスを含む。
【0028】上記塗膜は、また、セルの運転停止の最初
の数分間に隔膜を介して流れ、拡散する塩水に溶解した
活性塩素による活発な攻撃に抵抗することができる。
【0029】新たな供給塩水中のかなりな量の鉄の存在
に関連する問題に関しては、これは、実際に、隔膜を交
差し、アノードコンパートメント中で直接水素を放出す
ることができ、危険な水素/塩素混合物を形成する金属
鉄または電気伝導性の酸化鉄、例えば、マグネタイトの
樹枝状結晶の形成を生ずる。第1のこれとは明らかに別
の解決法は、新たな塩水を適当な前処理に付し、時間の
経過とともに、かつ、欠陥の形成とともに、塩水を毒す
る連続的なソースとなるすべてのスチール成分を回路か
ら排除することにより表される。これらの対策が高コス
トであることは明瞭である。第2の別法は、非常に活性
な電気触媒的な塗膜を用い、不可能でない場合には、金
属鉄またはマグネタイトの形成が少なくとも強くスロー
ダウンするような電位で運転することである。この別法
は、特に、水素気泡によって脱着することが好ましい樹
枝状結晶の付着を減少させることのできる基板の幾何学
的形状(geometrical shape)と組み合わせた場合、極め
て有効で、塩水精製用の設備および濾過システムを設置
するためのさらなる投下コストを不要とする。このタイ
プの塗膜は、米国特許No. 4,724,052に記載されてい
る。
【0030】本発明のカソードアセンブリの製造方法
は、電気触媒的な塗膜を備えた穿孔もしくは拡張された
シートまたは微細なメッシュスクリーンを用意し、従来
のセルのカソード構造を前処理することを含む。使用さ
れるカソードの場合、元の隔膜は、最小の繊維および高
分子結合剤残留さえも排除するために、注意深く除去さ
れる。この除去は、一般に知られている健康上の規約に
従い、加圧下、強力なウオータージェットを使用し、処
理セクションに送られる液を収集することによって、効
果的に行うことができる。このようにして得られた磨き
構造は、いかなる性質の錆または付着物も含んではなら
ない。これは、ヒドロサンド−ブラスチングまたは適当
なフィルミング腐蝕抑制剤(filming corrosion inhibit
ors)を添加した酸溶液を使用する化学的な酸洗いによっ
て得られる。新しいカソード構造の場合、前処理は、ヒ
ドロサンド−ブラスチングまたは化学的な酸洗いにのみ
限られる。
【0031】注意深く最終洗浄し、強制空気循環下にお
いて乾燥した後、微細で電気触媒的な拡張されたシート
またはメッシュは、容易に適用される必要がある。メッ
シュまたはシートは、適当な寸法のストリップに切断さ
れ、ついで、ストリップは、カソード構造のフィンガー
ズの表面上に注意深くプレスされる。ついで、ストリッ
プは、電気触媒的なシートまたはメッシュとカソード構
造との間に可能な限り拡張されて電気的な連続性を形成
するように機械的に固定される。この目的を達成するた
めに、活性化されたシートまたはメッシュは、特に柔軟
である必要があり、カソード構造の輪郭に合致すること
ができる必要があり、これは、確かに、種々の歪みを生
ずる。さらに、接触点の数は、非常に多い必要がある。
したがって、最も効果的な固定方法は、電気的なスポッ
ト溶接である。溶接スポットは、電気的な連続性を確実
にするのみであり、特に機械的な抵抗は必要としない。
事実、カソード構造の外部に適用される活性化されたシ
ートまたはスクリーンは、運転中、それらをカソード構
造自体に対してプレスしやすい油圧ヘッド(hydraulic h
ead)に付される。このようにして得られる複合カソード
アセンブリは、ついで、隔膜の析出に付され、これは、
シートまたはメッシュの開口の寸法を適当に選択する場
合、従来の技術に従い、特に変更することなく行われ
る。
【0032】以下の実施例において、本発明を例示する
ために、数個の好ましい実施態様を記載する。しかし、
本発明を特定の実施例に制限することを意図するもので
ないことを理解すべきである。例えば、本発明のカソー
ドアセンブリは、いわゆるバッグセル(bag cell)タイプ
の膜セルにも適用することができ、これは、カソードフ
ィンガーズを包むことのできるバッグの形態でイオン交
換膜を使用し、現存の塩素−アルカリ隔膜セルから得ら
れることは当業者に明らかである。
【0033】
【実施例】実施例 1 塩素生産系統からのMDC55電解セルを運転停止して分解
した。加圧下、ウオータージェットで洗浄することによ
りフィンガーズから隔膜を取り出し、続いて、抑制され
た6%の塩酸中、70℃で、約1時間、酸洗いした。つ
いで、この構造物を工業水でpH5になるまで注意深く
洗浄し、ついで、1重量%の炭酸ナトリウムでアルカリ
性にした水で、ついで、脱イオン水で洗浄し、続いて、
強制高温空気循環下で乾燥した。
【0034】2つのセルのフィンガーズに、それぞれ、
活性化されたニッケルメッシュと、米国特許4,724,052
の実施例1の教示に従い製造した活性化された拡張シー
トを直ちに取り付けた。
【0035】メッシュは、径0.3mmを有し、2×2mm
の正方形の開口を形成するニッケルワイヤー製で、拡張
し平坦化したシートは、寸法5×5mmを有する正方形の
開口を有した。平坦化(flattening)後、シートの厚さ
は、0.5mmであった。適用は、活性化されたメッシュ
とシートとをフィンガーズの表面にプレスし、ついで、
携帯用の溶接機でスポット溶接することにより行った。
溶接点は、点間の距離30mmを有する正方形の網を形成
した。
【0036】ついで、2つの複合カソード構造物をアス
ベスト繊維とタイプMS2の適当なフッ素化した高分子結
合剤とを含む隔膜で被覆し、厚さ3mm以下に形成した。
【0037】ついで、被覆したカソード構造物をオーブ
ン中従来技術に従い処理し、高分子結合剤により繊維の
機械的な安定化を達成した。
【0038】2つのセルを生産系統に再挿入したが、こ
れは、以下の平均パラメータを有した。
【0039】−セル電圧: 3.35ボルト −電流密度: 2200アンペア/平方メートル −新たな供給塩水: 315グラム/リットル, 流
速: 1.6立法メートル/時 −導出口液体: 苛性アルカリ125グラム/リット
ル, 95℃における塩化ナトリウム190グラム/リ
ットル −塩素中の酸素含量: 3.2% −電流効率: 93% −3mmのスペーサーを備えた寸法的に安定で拡張可能な
アノード 定常運転条件に到達後に検知される本発明の複合カソー
ドアセンブリを備えた2つのセルの電圧は、約3.07
ボルトであり、生産系統の典型的な平均値よりも0.2
8ボルト低かった。ついで、15日かけて電圧を徐々に
3.10ボルトに上昇させ、しかる後、一定に保持し
た。電流効率における検出可能な変化または塩素中にお
ける酸素含量の検出可能な変化は検知されなかった。
【0040】運転47日後、ニッケルワイヤー製の活性
化されたメッシュを備えたセルは、12日間毎日短絡に
付された。定常運転条件に到達後、電圧は、3.12ボ
ルトに無視できる程上昇した。径0.5mmを有し、5×
10mmの開口を形成するワイヤー製の活性化されたメッ
シュを用いて、同様な結果が得られた。上記データは、
メッシュジオメトリ(mesh geometry)の選択を広範囲に
わたってなすことができ、感知されうる程度の電圧上昇
を経験せずとも、短絡中の場合のように、非常に例外的
な場合においてさえ、活性化されたカソードを備えた塩
素−アルカリ隔膜セルを運転することが可能であること
を示す。
【0041】実施例 2 ニッケルワイヤー製の同様の活性化されたメッシュを備
えた実施例1のセルに、0.01グラム/リットルの鉄
を含有する新たな塩水を供給した。比較のため、運転寿
命50日間を有する生産系統からの参照セルにも同様に
汚染された塩水を供給した。塩素中の水素含量が0.8
%に到達した時、運転28日後、参照セルを運転停止し
た。本発明のカソードアセンブリを備えたセルは、全運
転中、実質的に変化することなく、塩素中の水素含量
0.2%を示した。
【0042】本発明の構造物およびセルは、本発明の精
神および範囲から逸脱することなく、種々の変形が可能
であり、したがって、本発明は、特許請求の範囲に定義
されたようにのみ限定されることを意図するものである
ことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡張可能なタイプのアノードと、本発明のカソ
ードアセンブリとを含む塩素−アルカリ電解用の従来の
隔膜セルの縦断面図である。
【図2】本発明のカソードアセンブリを示す図1の詳細
断面図である。
【符号の説明】
B アノード C カソード E 隔膜 F シートまたはメッシュ G カバー H 塩素 I 水素 L 苛性アルカリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなす間に差し込んだアノード(B)
    と開口を有するカソードとを備え、前記カソードが、耐
    腐蝕性のイオン交換膜または多孔質の隔膜(E)を備
    え、セルが、さらに、塩水を供給するための導入口と、
    塩素(H)、水素(I)および苛性アルカリ(L)を取
    り出すための導出口とを備えた隔膜または膜電解セルに
    使用するためのカソードアセンブリにおいて、該カソー
    ドアセンブリが、前記各カソード(C)と各隔膜(E)
    との間に適用されたアルカリ環境中で水素を発生するた
    めの電気触媒的な塗膜を備えた、薄くて柔軟で、耐腐食
    性の有孔シートまたはメッシュ(F)を含み、各カソー
    ド(C)と各シートまたはメッシュ(F)とが、電気
    的、かつ、機械的に接触していることを特徴とするカソ
    ードアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記カソード(C)と前記シートまたは
    メッシュ(F)とが、複数の接点で電気的に接触してい
    ることを特徴とする請求項1に記載のカソードアセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】 前記接点が、50mm以下離隔しているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のカソードアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記接点が、電気的なスポット溶接であ
    ることを特徴とする請求項2に記載のカソードアセンブ
    リ。
  5. 【請求項5】 前記メッシュまたはシート(F)が、厚
    さ0.5mmを有することを特徴とする請求項1に記載の
    カソードアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記メッシュ(F)が、径0.5mm以下
    を有するワイヤー製であり、長さ10mm未満の開口を有
    することを特徴とする請求項1に記載のカソードアセン
    ブリ。
  7. 【請求項7】 前記シート(F)が、幅10mm未満の開
    口を有する拡張されたシートであることを特徴とする請
    求項1に記載のカソードアセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記メッシュまたはシート(F)が、
    鉄、ニッケル、クロム、銅またはこれらの合金からなる
    群から選択される金属製であることを特徴とする請求項
    1に記載のカソードアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記電気触媒的な塗膜が、ガルバニメッ
    キによって得られ、分散された電気触媒的な粒子を含有
    するニッケルマトリックスを含むことを特徴とする請求
    項1に記載のカソードアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記電気触媒的な塗膜が、白金族金属
    類の混合酸化物と、水素を吸収することのできる少なく
    とも一つの金属とから構成されることを特徴とする請求
    項1に記載のカソードアセンブリ。
  11. 【請求項11】 カソード(C)を脱錆し、前記カソー
    ド(C)に対してアルカリ性の環境中で水素を発生する
    ための電気触媒的な塗膜を備えた薄くて有孔性のシート
    またはメッシュ(F)をプレスし、前記カソード(C)
    と前記シートまたはメッシュ(F)との間に電気的、か
    つ、機械的な接触を付与する各工程を含む請求項1に記
    載された活性化されたカソードアセンブリを製造する方
    法。
  12. 【請求項12】 前記カソード(C)と前記シートまた
    はメッシュ(F)とが、複数の接点で電気的に接触して
    いることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記脱錆が、ヒドロサンドブラスチン
    グによるか、あるいは、抑制酸溶液中で酸洗いすること
    により行われることを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 少なくとも一対の間に差し込んだアノ
    ード(B)と、開口を有し、かつ、多孔質の隔膜または
    耐腐蝕性のイオン交換膜(E)によって分離されたカソ
    ード(C)とを含み、セルが、塩水を供給するための少
    なくとも一つの導入口と、塩素(H)を取り出すための
    導出口と、苛性アルカリ(I)および水素(L)を取り
    出すための導出口とを備えた電解用の隔膜または膜電解
    セルにおいて、それが、さらに、各カソード(C)と各
    シートまたはメッシュ(F)との間に適用された水素発
    生用の電気触媒的な塗膜を備えた薄くて柔軟な有孔シー
    トまたはメッシュ(F)を含み、前記カソード(C)と
    前記シートまたはメッシュ(F)とが、相互に、電気
    的、かつ、機械的に接触していることを特徴とする隔膜
    または膜電解セル。
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