JPH06342303A - Imcコントローラ - Google Patents
ImcコントローラInfo
- Publication number
- JPH06342303A JPH06342303A JP14983493A JP14983493A JPH06342303A JP H06342303 A JPH06342303 A JP H06342303A JP 14983493 A JP14983493 A JP 14983493A JP 14983493 A JP14983493 A JP 14983493A JP H06342303 A JPH06342303 A JP H06342303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- model
- sensor
- output
- internal
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 センサの変更時に再度の内部モデル同定を行
う必要のないIMCコントローラを提供する。 【構成】 センサ6が既知のときは、内部モデル同定補
助装置10にてセンサ6の特性及びセンサ6を用いて内
部モデル同定して得られた内部モデルのパラメータに基
づきプロセスモデルのパラメータが演算される。制御対
象プロセスが既知のときはその特性及び内部モデルのパ
ラメータに基づいてセンサモデルのパラメータが演算さ
れる。そして、プロセスモデル及びセンサモデルのパラ
メータがプロセスモデル記憶部7a及びセンサモデル記
憶部8aに出力されることにより、内部モデルがプロセ
スモデルとセンサモデルに分離される。
う必要のないIMCコントローラを提供する。 【構成】 センサ6が既知のときは、内部モデル同定補
助装置10にてセンサ6の特性及びセンサ6を用いて内
部モデル同定して得られた内部モデルのパラメータに基
づきプロセスモデルのパラメータが演算される。制御対
象プロセスが既知のときはその特性及び内部モデルのパ
ラメータに基づいてセンサモデルのパラメータが演算さ
れる。そして、プロセスモデル及びセンサモデルのパラ
メータがプロセスモデル記憶部7a及びセンサモデル記
憶部8aに出力されることにより、内部モデルがプロセ
スモデルとセンサモデルに分離される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIMC(Internal Model
Control)コントローラに関し、特にセンサの変更時に
再度の内部モデル同定を行う必要のないIMCコントロ
ーラに関するものである。
Control)コントローラに関し、特にセンサの変更時に
再度の内部モデル同定を行う必要のないIMCコントロ
ーラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられているPIDコントロ
ーラは、PID制御を行う操作部によって、目標値(例
えばこのコントローラが室内空調機であれば室内温度設
定値に相当する)とフィードバック量との差からこのコ
ントローラの出力である操作量(室内空調機から出る温
風又は冷風の温度)を演算し、この操作量を制御対象プ
ロセス(室内環境)へ出力してその制御結果である制御
量(室内温度)をフィードバック量として戻すフィード
バック制御系である。しかし、PIDコントローラに
は、制御対象プロセスのむだ時間への対応が困難である
という問題点があった。
ーラは、PID制御を行う操作部によって、目標値(例
えばこのコントローラが室内空調機であれば室内温度設
定値に相当する)とフィードバック量との差からこのコ
ントローラの出力である操作量(室内空調機から出る温
風又は冷風の温度)を演算し、この操作量を制御対象プ
ロセス(室内環境)へ出力してその制御結果である制御
量(室内温度)をフィードバック量として戻すフィード
バック制御系である。しかし、PIDコントローラに
は、制御対象プロセスのむだ時間への対応が困難である
という問題点があった。
【0003】そこで、制御対象プロセスを数式表現した
プロセスモデルを組み込んで制御を行うIMC構造の制
御アルゴリズムを用いたコントローラが提案されてい
る。図5はこのIMCコントローラを用いた制御系のブ
ロック線図である。13は目標値から後述するフィード
バック量を減算する第1の減算処理部、12は第1の減
算処理部13の出力の変化が急激に伝わらないようにす
るためのフィルタ部、14はフィルタ部12の出力に基
づいて操作量を演算する操作部、17は制御対象プロセ
スを数式で近似したものであって制御対象プロセスの制
御量に相当する参照制御量を出力するプロセスモデル、
19は制御量からプロセスモデル17からの参照制御量
を減算してフィードバック量を出力する第2の減算処理
部、20は制御対象プロセスである。
プロセスモデルを組み込んで制御を行うIMC構造の制
御アルゴリズムを用いたコントローラが提案されてい
る。図5はこのIMCコントローラを用いた制御系のブ
ロック線図である。13は目標値から後述するフィード
バック量を減算する第1の減算処理部、12は第1の減
算処理部13の出力の変化が急激に伝わらないようにす
るためのフィルタ部、14はフィルタ部12の出力に基
づいて操作量を演算する操作部、17は制御対象プロセ
スを数式で近似したものであって制御対象プロセスの制
御量に相当する参照制御量を出力するプロセスモデル、
19は制御量からプロセスモデル17からの参照制御量
を減算してフィードバック量を出力する第2の減算処理
部、20は制御対象プロセスである。
【0004】また、F、Gc、Gm、Gpはそれぞれフ
ィルタ部12、操作部14、プロセスモデル17、制御
対象プロセス20の伝達関数、rは目標値、uは操作
量、dは例えば室内環境に対する室外環境等に相当する
外乱、yは制御量、ymは参照制御量、eはフィードバ
ック量である。
ィルタ部12、操作部14、プロセスモデル17、制御
対象プロセス20の伝達関数、rは目標値、uは操作
量、dは例えば室内環境に対する室外環境等に相当する
外乱、yは制御量、ymは参照制御量、eはフィードバ
ック量である。
【0005】次に、このようなIMCコントローラの動
作を説明する。まず、第1の減算処理部13にて目標値
rからフィードバック量eが減算され、この結果がフィ
ルタ部12に出力される。次いで、操作部14にてフィ
ルタ部12の出力から操作量uが演算され、制御対象プ
ロセス20及びコントローラのプロセスモデル17へ出
力される。そして、第2の減算処理部19にて制御対象
プロセス20の制御量yから制御対象プロセス20の近
似的な動作をするプロセスモデル17からの参照制御量
ymが減算され、この結果がフィードバック量eとして
第1の減算処理部13へフィードバックされるフィード
バック制御系が構成されている。
作を説明する。まず、第1の減算処理部13にて目標値
rからフィードバック量eが減算され、この結果がフィ
ルタ部12に出力される。次いで、操作部14にてフィ
ルタ部12の出力から操作量uが演算され、制御対象プ
ロセス20及びコントローラのプロセスモデル17へ出
力される。そして、第2の減算処理部19にて制御対象
プロセス20の制御量yから制御対象プロセス20の近
似的な動作をするプロセスモデル17からの参照制御量
ymが減算され、この結果がフィードバック量eとして
第1の減算処理部13へフィードバックされるフィード
バック制御系が構成されている。
【0006】このようなIMCコントローラのプロセス
モデル17は、制御対象プロセス20と全く同一になる
ように数式表現されるのが理想的であり、また操作部1
4は、プロセスモデル17の伝達関数の逆特性(1/G
m)になるのが理想的であるが、プロセスモデル17に
あるむだ時間の要素については逆数化は不可能なので、
通常はむだ時間の要素は無視する。
モデル17は、制御対象プロセス20と全く同一になる
ように数式表現されるのが理想的であり、また操作部1
4は、プロセスモデル17の伝達関数の逆特性(1/G
m)になるのが理想的であるが、プロセスモデル17に
あるむだ時間の要素については逆数化は不可能なので、
通常はむだ時間の要素は無視する。
【0007】よって、制御量yは、このような構成によ
り目標値r、外乱dから次式にて求めることができる。 y=F×Gp×Gc×r/{1+F×Gc×(Gp−Gm)} +(1−F×Gm×Gc)×d/{1+F×Gc×(Gp−Gm)} ・・・(1) ここで、プロセスモデル17の伝達関数Gmが制御対象
プロセス20の伝達関数Gpに等しく、操作部14の伝
達関数Gcがプロセスモデル17の伝達関数の逆数(1
/Gm=1/Gp)に等しい理想的な状態を仮定する
と、式(1)は次式のようになる。 y=F×r+(1−F)×d ・・・(2)
り目標値r、外乱dから次式にて求めることができる。 y=F×Gp×Gc×r/{1+F×Gc×(Gp−Gm)} +(1−F×Gm×Gc)×d/{1+F×Gc×(Gp−Gm)} ・・・(1) ここで、プロセスモデル17の伝達関数Gmが制御対象
プロセス20の伝達関数Gpに等しく、操作部14の伝
達関数Gcがプロセスモデル17の伝達関数の逆数(1
/Gm=1/Gp)に等しい理想的な状態を仮定する
と、式(1)は次式のようになる。 y=F×r+(1−F)×d ・・・(2)
【0008】更に、目標値rに急激な変化がない理想的
な条件であればフィルタ部12は不要となり、F=1に
できるので、制御量yは目標値rと等しくなり(y=
r)、外乱dの影響が全くない制御を実現できることに
なる。また、図5の制御系で外乱dに着目すると、制御
対象プロセス20とプロセスモデル17に大きなむだ時
間があったとしても、両者は操作量uに対して同じ特性
を示すので、第2の減算処理部19の出力であるフィー
ドバック量eは外乱dのみとなり、外乱dを抑制できる
ことが分かる。
な条件であればフィルタ部12は不要となり、F=1に
できるので、制御量yは目標値rと等しくなり(y=
r)、外乱dの影響が全くない制御を実現できることに
なる。また、図5の制御系で外乱dに着目すると、制御
対象プロセス20とプロセスモデル17に大きなむだ時
間があったとしても、両者は操作量uに対して同じ特性
を示すので、第2の減算処理部19の出力であるフィー
ドバック量eは外乱dのみとなり、外乱dを抑制できる
ことが分かる。
【0009】このようなIMCコントローラのプロセス
モデル17を決定するモデル同定技術がいくつか提案さ
れているが、実際の制御に用いる制御量yを計測する例
えば室温計測器のようなセンサでは、室温変化に対して
10分程度の時定数で出力が追従するように時定数が大
きいことがある。そこで、実際のモデル同定において
は、このセンサを数式化したセンサモデルを追加し、プ
ロセスモデル17とセンサモデルを含んだ内部モデルと
して内部モデル同定を行うことになる。
モデル17を決定するモデル同定技術がいくつか提案さ
れているが、実際の制御に用いる制御量yを計測する例
えば室温計測器のようなセンサでは、室温変化に対して
10分程度の時定数で出力が追従するように時定数が大
きいことがある。そこで、実際のモデル同定において
は、このセンサを数式化したセンサモデルを追加し、プ
ロセスモデル17とセンサモデルを含んだ内部モデルと
して内部モデル同定を行うことになる。
【0010】よって、センサのメンテナンス等において
特性の異なるセンサに交換する場合は再度内部モデル同
定を行わなければならない。この再度の内部モデル同定
を回避する手段としてセンサの特性を考慮して内部モデ
ル同定の結果を再計算することが可能であるが、この場
合は伝達関数の計算等の専門的知識が必要となる。ま
た、センサの時定数が大きいと、実際の制御量yに対し
てセンサで計測される制御量の追従性が悪いということ
になる。
特性の異なるセンサに交換する場合は再度内部モデル同
定を行わなければならない。この再度の内部モデル同定
を回避する手段としてセンサの特性を考慮して内部モデ
ル同定の結果を再計算することが可能であるが、この場
合は伝達関数の計算等の専門的知識が必要となる。ま
た、センサの時定数が大きいと、実際の制御量yに対し
てセンサで計測される制御量の追従性が悪いということ
になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のIMCコントロ
ーラは以上のように構成されているので、センサを交換
すると再度の内部モデル同定を行わなければならず、セ
ンサの特性から内部モデルを再計算する方法では専門的
知識が必要になるという問題点があった。また、センサ
の時定数が大きいと計測される制御量が実際の値の変化
に対し十分に追従しなくなるので、このような情報の監
視の際に経験的知識に基づいて解釈しなければならず、
この情報を用いてIMCコントローラの監視等を行う情
報処理システムを付加することが困難になるという問題
点があった。本発明は、上記課題を解決するために、セ
ンサの変更時に再度の内部モデル同定を行う必要のない
IMCコントローラを提供することを目的とする。ま
た、センサの特性を含まない実際の制御量を監視するこ
とができるIMCコントローラを提供することを目的と
する。
ーラは以上のように構成されているので、センサを交換
すると再度の内部モデル同定を行わなければならず、セ
ンサの特性から内部モデルを再計算する方法では専門的
知識が必要になるという問題点があった。また、センサ
の時定数が大きいと計測される制御量が実際の値の変化
に対し十分に追従しなくなるので、このような情報の監
視の際に経験的知識に基づいて解釈しなければならず、
この情報を用いてIMCコントローラの監視等を行う情
報処理システムを付加することが困難になるという問題
点があった。本発明は、上記課題を解決するために、セ
ンサの変更時に再度の内部モデル同定を行う必要のない
IMCコントローラを提供することを目的とする。ま
た、センサの特性を含まない実際の制御量を監視するこ
とができるIMCコントローラを提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロセスモデ
ルを特定するためのプロセスモデルのパラメータを記憶
し、新たなプロセスモデルのパラメータが入力されたと
きはこのパラメータに更新するプロセスモデル記憶部
と、センサモデルを特定するためのセンサモデルのパラ
メータを記憶し、新たなセンサモデルのパラメータが入
力されたときはこのパラメータに更新するセンサモデル
記憶部と、センサを用いて内部モデル同定を行った結果
得られた内部モデル、センサの特性、及び制御対象プロ
セスの特性に基づいて内部モデルをプロセスモデルとセ
ンサモデルに分離し、プロセスモデル及びセンサモデル
のパラメータをそれぞれプロセスモデル記憶部及びセン
サモデル記憶部に出力する内部モデル同定補助装置とを
有するものである。
ルを特定するためのプロセスモデルのパラメータを記憶
し、新たなプロセスモデルのパラメータが入力されたと
きはこのパラメータに更新するプロセスモデル記憶部
と、センサモデルを特定するためのセンサモデルのパラ
メータを記憶し、新たなセンサモデルのパラメータが入
力されたときはこのパラメータに更新するセンサモデル
記憶部と、センサを用いて内部モデル同定を行った結果
得られた内部モデル、センサの特性、及び制御対象プロ
セスの特性に基づいて内部モデルをプロセスモデルとセ
ンサモデルに分離し、プロセスモデル及びセンサモデル
のパラメータをそれぞれプロセスモデル記憶部及びセン
サモデル記憶部に出力する内部モデル同定補助装置とを
有するものである。
【0013】また、プロセスモデルから出力された参照
制御量を制御量推定値として情報処理する情報処理装置
を有するものである。
制御量を制御量推定値として情報処理する情報処理装置
を有するものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、センサの特性が既知のときは
このセンサの特性及び内部モデルのパラメータに基づい
てプロセスモデルのパラメータが演算され、プロセスモ
デルのパラメータ及びセンサの特性に基づくセンサモデ
ルのパラメータがそれぞれプロセスモデル記憶部及びセ
ンサモデル記憶部に出力される。そして、制御対象プロ
セスの特性が既知のときはこの制御対象プロセスの特性
及び内部モデルのパラメータに基づいてセンサモデルの
パラメータが演算され、制御対象プロセスの特性に基づ
くプロセスモデルのパラメータ及びセンサモデルのパラ
メータがそれぞれプロセスモデル記憶部及びセンサモデ
ル記憶部に出力される。また、プロセスモデルから出力
された参照制御量に情報処理装置によって表示等の情報
処理が行われる。
このセンサの特性及び内部モデルのパラメータに基づい
てプロセスモデルのパラメータが演算され、プロセスモ
デルのパラメータ及びセンサの特性に基づくセンサモデ
ルのパラメータがそれぞれプロセスモデル記憶部及びセ
ンサモデル記憶部に出力される。そして、制御対象プロ
セスの特性が既知のときはこの制御対象プロセスの特性
及び内部モデルのパラメータに基づいてセンサモデルの
パラメータが演算され、制御対象プロセスの特性に基づ
くプロセスモデルのパラメータ及びセンサモデルのパラ
メータがそれぞれプロセスモデル記憶部及びセンサモデ
ル記憶部に出力される。また、プロセスモデルから出力
された参照制御量に情報処理装置によって表示等の情報
処理が行われる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示すIMCコント
ローラのブロック図、図2はこのIMCコントローラを
用いた制御系のブロック線図である。図1において、1
は図示しないオペレータによって設定された目標値rを
このコントローラに入力する目標値入力部、2は目標値
入力部1からの目標値rを伝達関数が1次遅れの特性で
出力する目標値フィルタ部、3は目標値フィルタ部2の
出力からフィードバック量eを減算する第1の減算処理
部、4は後述するプロセスモデル記憶部からのパラメー
タに基づいて第1の減算処理部3の出力から操作量uを
演算する操作量演算部である。
ローラのブロック図、図2はこのIMCコントローラを
用いた制御系のブロック線図である。図1において、1
は図示しないオペレータによって設定された目標値rを
このコントローラに入力する目標値入力部、2は目標値
入力部1からの目標値rを伝達関数が1次遅れの特性で
出力する目標値フィルタ部、3は目標値フィルタ部2の
出力からフィードバック量eを減算する第1の減算処理
部、4は後述するプロセスモデル記憶部からのパラメー
タに基づいて第1の減算処理部3の出力から操作量uを
演算する操作量演算部である。
【0016】また、5は操作量演算部4から出力された
操作量uを図1では図示しない制御対象プロセスへ出力
する信号出力部、6は制御対象プロセスの制御量yを計
測するセンサ、7aはこのIMCコントローラのプロセ
スモデルのパラメータを記憶するプロセスモデル記憶
部、7bはプロセスモデルのパラメータに基づいてプロ
セスモデルとしての演算を行い参照制御量ymを出力す
るプロセスモデル出力演算部、8aはセンサ6を数式表
現したセンサモデルのパラメータを記憶するセンサモデ
ル記憶部、8bはセンサモデルのパラメータに基づいて
プロセスモデル出力演算部7bから出力された参照制御
量ymからセンサモデルを含んだ参照制御量を演算する
センサモデル出力演算部である。
操作量uを図1では図示しない制御対象プロセスへ出力
する信号出力部、6は制御対象プロセスの制御量yを計
測するセンサ、7aはこのIMCコントローラのプロセ
スモデルのパラメータを記憶するプロセスモデル記憶
部、7bはプロセスモデルのパラメータに基づいてプロ
セスモデルとしての演算を行い参照制御量ymを出力す
るプロセスモデル出力演算部、8aはセンサ6を数式表
現したセンサモデルのパラメータを記憶するセンサモデ
ル記憶部、8bはセンサモデルのパラメータに基づいて
プロセスモデル出力演算部7bから出力された参照制御
量ymからセンサモデルを含んだ参照制御量を演算する
センサモデル出力演算部である。
【0017】また、9はセンサ6から出力された制御量
からセンサモデル出力演算部8bから出力された参照制
御量を減算してフィードバック量eを出力する第2の減
算処理部、10はセンサ6を用いて内部モデル同定を行
った結果得られた内部モデルをプロセスモデルとセンサ
モデルに分離するための内部モデル同定補助装置、y2
はセンサ6から出力された制御量、ym2はセンサモデ
ル出力演算部8bから出力された参照制御量である。
からセンサモデル出力演算部8bから出力された参照制
御量を減算してフィードバック量eを出力する第2の減
算処理部、10はセンサ6を用いて内部モデル同定を行
った結果得られた内部モデルをプロセスモデルとセンサ
モデルに分離するための内部モデル同定補助装置、y2
はセンサ6から出力された制御量、ym2はセンサモデ
ル出力演算部8bから出力された参照制御量である。
【0018】図2において、4aは操作量演算部4の内
部にあって、第1の減算処理部3の出力を伝達関数が1
次遅れの特性で出力する目標値・外乱フィルタ部、4b
は同じくその内部にあって目標値・外乱フィルタ部4a
の出力から操作量uを演算する操作部、7はプロセスモ
デル記憶部7a及びプロセスモデル出力演算部7bから
なるプロセスモデル、8はセンサモデル記憶部8a及び
センサモデル出力演算部8bからなるセンサモデルであ
る。
部にあって、第1の減算処理部3の出力を伝達関数が1
次遅れの特性で出力する目標値・外乱フィルタ部、4b
は同じくその内部にあって目標値・外乱フィルタ部4a
の出力から操作量uを演算する操作部、7はプロセスモ
デル記憶部7a及びプロセスモデル出力演算部7bから
なるプロセスモデル、8はセンサモデル記憶部8a及び
センサモデル出力演算部8bからなるセンサモデルであ
る。
【0019】また、F1、F2、Gs、Gsmはそれぞ
れ目標値フィルタ部2、目標値・外乱フィルタ部4a、
センサ6、センサモデル8の伝達関数である。なお、図
2は図1のIMCコントローラを制御対象プロセス20
と外乱dを含め、内部モデル同定補助装置10を除いて
制御系として書き直したものである。また、図1、2か
ら明らかなようにこのIMCコントローラは、内部モデ
ルをプロセスモデル7とセンサモデル8に分離して扱う
ようになっている。
れ目標値フィルタ部2、目標値・外乱フィルタ部4a、
センサ6、センサモデル8の伝達関数である。なお、図
2は図1のIMCコントローラを制御対象プロセス20
と外乱dを含め、内部モデル同定補助装置10を除いて
制御系として書き直したものである。また、図1、2か
ら明らかなようにこのIMCコントローラは、内部モデ
ルをプロセスモデル7とセンサモデル8に分離して扱う
ようになっている。
【0020】次に、このようなIMCコントローラの動
作を説明する。目標値rは、このIMCコントローラの
オペレータ等によって設定され、目標値入力部1を介し
て目標値フィルタ部2に入力される。目標値フィルタ部
2は、目標値rをその時定数をT1とする次式のような
伝達関数F1の特性で出力する。 F1=1/(1+T1×s) ・・・(3) 次に、第1の減算処理部3は、この目標値フィルタ部2
の出力から第2の減算処理部9から出力されるフィード
バック量eを減算する。
作を説明する。目標値rは、このIMCコントローラの
オペレータ等によって設定され、目標値入力部1を介し
て目標値フィルタ部2に入力される。目標値フィルタ部
2は、目標値rをその時定数をT1とする次式のような
伝達関数F1の特性で出力する。 F1=1/(1+T1×s) ・・・(3) 次に、第1の減算処理部3は、この目標値フィルタ部2
の出力から第2の減算処理部9から出力されるフィード
バック量eを減算する。
【0021】そして、操作量演算部4内の目標値・外乱
フィルタ部4aは、第1の減算処理部3の出力をその時
定数をT2とする次式のような伝達関数F2の特性で出
力する。 F2=1/(1+T2×s) ・・・(4)
フィルタ部4aは、第1の減算処理部3の出力をその時
定数をT2とする次式のような伝達関数F2の特性で出
力する。 F2=1/(1+T2×s) ・・・(4)
【0022】また、同じくその内部の操作部4bは、目
標値・外乱フィルタ部4aの出力から操作量uを演算す
るが、その伝達関数Gcは後述する内部モデル同定補助
装置10によって決定されプロセスモデル記憶部7aに
記憶されたプロセスモデル7のゲインKm及び時定数T
mにより次式となり、図5の例と同様にむだ時間Lmの
要素を除いたプロセスモデル7の伝達関数Gmの逆数と
なっている。 Gc=(1+Tm×s)/Km ・・・(5)
標値・外乱フィルタ部4aの出力から操作量uを演算す
るが、その伝達関数Gcは後述する内部モデル同定補助
装置10によって決定されプロセスモデル記憶部7aに
記憶されたプロセスモデル7のゲインKm及び時定数T
mにより次式となり、図5の例と同様にむだ時間Lmの
要素を除いたプロセスモデル7の伝達関数Gmの逆数と
なっている。 Gc=(1+Tm×s)/Km ・・・(5)
【0023】よって、操作量演算部4全体としての伝達
関数は次式となる。 F2×Gc=(1+Tm×s)/{Km×(1+T2×s)}・・・(6) このようにして、第1の減算処理部3の出力から操作量
uが演算されて信号出力部5を介して制御対象プロセス
20へ出力され、またプロセスモデル出力演算部7bへ
出力される。そして、センサ6は、操作量uがIMCコ
ントローラから出力された結果である制御量yを伝達関
数Gsという特性で計測して制御量y2として出力す
る。
関数は次式となる。 F2×Gc=(1+Tm×s)/{Km×(1+T2×s)}・・・(6) このようにして、第1の減算処理部3の出力から操作量
uが演算されて信号出力部5を介して制御対象プロセス
20へ出力され、またプロセスモデル出力演算部7bへ
出力される。そして、センサ6は、操作量uがIMCコ
ントローラから出力された結果である制御量yを伝達関
数Gsという特性で計測して制御量y2として出力す
る。
【0024】次に、プロセスモデル7は、内部モデル同
定補助装置10によって決定されプロセスモデル記憶部
7aに記憶されたゲインKm、むだ時間Lm、及び時定
数Tmからなるこれらのパラメータによって、制御対象
プロセス20を1次遅れとむだ時間の要素を有するもの
として数式表現したものであり、プロセスモデル出力演
算部7bにて操作量演算部4から出力された操作量uか
ら参照制御量ymを演算する。その伝達関数Gmは次式
となる。 Gm=Km×exp(−Lm×s)/(1+Tm×s) ・・・(7)
定補助装置10によって決定されプロセスモデル記憶部
7aに記憶されたゲインKm、むだ時間Lm、及び時定
数Tmからなるこれらのパラメータによって、制御対象
プロセス20を1次遅れとむだ時間の要素を有するもの
として数式表現したものであり、プロセスモデル出力演
算部7bにて操作量演算部4から出力された操作量uか
ら参照制御量ymを演算する。その伝達関数Gmは次式
となる。 Gm=Km×exp(−Lm×s)/(1+Tm×s) ・・・(7)
【0025】センサモデル8は、センサ6を1次遅れの
特性を有するものとしてセンサモデルパラメータである
センサモデル時定数T3によって数式表現したものであ
り、センサモデル記憶部8aは、内部モデル同定補助装
置10から入力されたこのセンサモデル時定数T3を記
憶している。そして、センサモデル出力演算部8bは、
プロセスモデル出力演算部7bから出力された参照制御
量yからセンサ6を考慮した参照制御量ym2を演算す
るが、その伝達関数Gsmはセンサモデル時定数T3に
より次式となる。 Gsm=1/(1+T3×s) ・・・(8)
特性を有するものとしてセンサモデルパラメータである
センサモデル時定数T3によって数式表現したものであ
り、センサモデル記憶部8aは、内部モデル同定補助装
置10から入力されたこのセンサモデル時定数T3を記
憶している。そして、センサモデル出力演算部8bは、
プロセスモデル出力演算部7bから出力された参照制御
量yからセンサ6を考慮した参照制御量ym2を演算す
るが、その伝達関数Gsmはセンサモデル時定数T3に
より次式となる。 Gsm=1/(1+T3×s) ・・・(8)
【0026】次に、第2の減算処理部9は、センサ6か
ら出力された制御量y2からセンサモデル出力演算部8
bからの参照制御量ym2を減算してフィードバック量
eを出力する。そして、このフィードバック量eが上記
のように第1の減算処理部3に入力される。これで、こ
のIMCコントローラからなるフィードバック制御系が
成立する。
ら出力された制御量y2からセンサモデル出力演算部8
bからの参照制御量ym2を減算してフィードバック量
eを出力する。そして、このフィードバック量eが上記
のように第1の減算処理部3に入力される。これで、こ
のIMCコントローラからなるフィードバック制御系が
成立する。
【0027】ここで、実際の制御を行うには内部モデル
同定を行う必要があるが、センサ6を用いたこのIMC
コントローラにおいて内部モデル同定が行われた後に、
内部モデル同定補助装置10は、この内部モデルのパラ
メータから以下のようにしてプロセスモデル7のパラメ
ータとセンサモデル8のパラメータを決定する。
同定を行う必要があるが、センサ6を用いたこのIMC
コントローラにおいて内部モデル同定が行われた後に、
内部モデル同定補助装置10は、この内部モデルのパラ
メータから以下のようにしてプロセスモデル7のパラメ
ータとセンサモデル8のパラメータを決定する。
【0028】図3はこの内部モデル同定補助装置10の
1実施例を示すブロック図である。10aはセンサ6を
用いて内部モデル同定を行った結果得られた内部モデル
のパラメータが入力される内部モデルパラメータ入力
部、10bは既知の制御対象プロセス20のパラメータ
が入力されるプロセスモデルパラメータ入力部、10c
は既知のセンサ6の時定数が入力されるセンサモデルパ
ラメータ入力部、10dは内部モデルのパラメータとセ
ンサ6の特性又は制御対象プロセス20の特性とに基づ
いてプロセスモデル7又はセンサモデル8のパラメータ
を演算するモデル分離演算部、10eは演算されたプロ
セスモデル7又はセンサモデル8のパラメータをそれぞ
れプロセスモデル記憶部7a、センサモデル記憶部8a
に出力するパラメータ出力部である。
1実施例を示すブロック図である。10aはセンサ6を
用いて内部モデル同定を行った結果得られた内部モデル
のパラメータが入力される内部モデルパラメータ入力
部、10bは既知の制御対象プロセス20のパラメータ
が入力されるプロセスモデルパラメータ入力部、10c
は既知のセンサ6の時定数が入力されるセンサモデルパ
ラメータ入力部、10dは内部モデルのパラメータとセ
ンサ6の特性又は制御対象プロセス20の特性とに基づ
いてプロセスモデル7又はセンサモデル8のパラメータ
を演算するモデル分離演算部、10eは演算されたプロ
セスモデル7又はセンサモデル8のパラメータをそれぞ
れプロセスモデル記憶部7a、センサモデル記憶部8a
に出力するパラメータ出力部である。
【0029】次に、このような内部モデル同定補助装置
10の動作を説明する。内部モデルパラメータ入力部1
0aには、本実施例のIMCコントローラにおいて、時
定数が既知のセンサ6を用いて内部モデル同定を行った
結果得られた内部モデルのパラメータであるゲインK
0、むだ時間L0、及び時定数T0が図示しない外部か
ら入力される。つまり、この内部モデルはプロセスモデ
ル7とセンサモデル8を含んでおり、その伝達関数G0
は次式となる。 G0=K0×exp(−L0×s)/(1+T0×s) ・・・(9)
10の動作を説明する。内部モデルパラメータ入力部1
0aには、本実施例のIMCコントローラにおいて、時
定数が既知のセンサ6を用いて内部モデル同定を行った
結果得られた内部モデルのパラメータであるゲインK
0、むだ時間L0、及び時定数T0が図示しない外部か
ら入力される。つまり、この内部モデルはプロセスモデ
ル7とセンサモデル8を含んでおり、その伝達関数G0
は次式となる。 G0=K0×exp(−L0×s)/(1+T0×s) ・・・(9)
【0030】次に、センサモデルパラメータ入力部10
cには、センサ6の既知の時定数T4が図示しない外部
から入力される。このセンサ6の時定数T4による伝達
関数Gs2は次式となる。 Gs2=1/(1+T4×s) ・・・(10)
cには、センサ6の既知の時定数T4が図示しない外部
から入力される。このセンサ6の時定数T4による伝達
関数Gs2は次式となる。 Gs2=1/(1+T4×s) ・・・(10)
【0031】モデル分離演算部10dは、内部モデルパ
ラメータ入力部10aから内部モデルのゲインK0、む
だ時間L0、及び時定数T0が入力され、センサモデル
パラメータ入力部10cからセンサ6の時定数T4が入
力されると、未知のプロセスモデル7のパラメータを演
算するプロセスモデルパラメータ演算モードと判断す
る。
ラメータ入力部10aから内部モデルのゲインK0、む
だ時間L0、及び時定数T0が入力され、センサモデル
パラメータ入力部10cからセンサ6の時定数T4が入
力されると、未知のプロセスモデル7のパラメータを演
算するプロセスモデルパラメータ演算モードと判断す
る。
【0032】そして、プロセスモデルパラメータ演算モ
ードのときは内部モデルのゲインK0、むだ時間L0、
時定数T0、及びセンサ6の時定数T4に基づいてプロ
セスモデル7のパラメータであるゲインKm、むだ時間
Lm、及び時定数Tmを次式のように演算する。 Km=K0 ・・・(11) Tm=(T02 −T42 )1/2 ・・・(12) Lm=L0+T0−Tm−T4 ・・・(13)
ードのときは内部モデルのゲインK0、むだ時間L0、
時定数T0、及びセンサ6の時定数T4に基づいてプロ
セスモデル7のパラメータであるゲインKm、むだ時間
Lm、及び時定数Tmを次式のように演算する。 Km=K0 ・・・(11) Tm=(T02 −T42 )1/2 ・・・(12) Lm=L0+T0−Tm−T4 ・・・(13)
【0033】これで、センサ6を用いた内部モデルのパ
ラメータよりプロセスモデル7のパラメータを逆算でき
たことになり、これらはパラメータ出力部10eを介し
てプロセスモデル記憶部7aに出力されて記憶される。
また、センサ6の時定数T4は、モデル分離演算部10
dからセンサモデル時定数T3としてそのまま出力さ
れ、パラメータ出力部10eを介してセンサモデル記憶
部8aに記憶される。よって、プロセスモデル7とセン
サモデル8を分離した形で内部モデル同定ができたこと
になり、上記のような動作で実際の制御が行われる。
ラメータよりプロセスモデル7のパラメータを逆算でき
たことになり、これらはパラメータ出力部10eを介し
てプロセスモデル記憶部7aに出力されて記憶される。
また、センサ6の時定数T4は、モデル分離演算部10
dからセンサモデル時定数T3としてそのまま出力さ
れ、パラメータ出力部10eを介してセンサモデル記憶
部8aに記憶される。よって、プロセスモデル7とセン
サモデル8を分離した形で内部モデル同定ができたこと
になり、上記のような動作で実際の制御が行われる。
【0034】次に、センサ6の交換時はこのセンサ6の
時定数T4をセンサモデルパラメータ入力部10cに入
力する。モデル分離演算部10dは、センサ6の時定数
T4だけが入力されたときはこのセンサ6の時定数T4
をセンサモデル時定数T3としてそのまま出力する。そ
して、このセンサモデル時定数T3がパラメータ出力部
10eを介してセンサモデル記憶部8aに出力される。
時定数T4をセンサモデルパラメータ入力部10cに入
力する。モデル分離演算部10dは、センサ6の時定数
T4だけが入力されたときはこのセンサ6の時定数T4
をセンサモデル時定数T3としてそのまま出力する。そ
して、このセンサモデル時定数T3がパラメータ出力部
10eを介してセンサモデル記憶部8aに出力される。
【0035】よって、センサモデル記憶部8aに記憶さ
れたセンサモデル時定数T3が更新されることによりセ
ンサモデル8が変更され、実質的に内部モデル同定が終
了したことになる。このように一度センサ6を用いて内
部モデル同定を行うと、この内部モデルをプロセスモデ
ル7とセンサモデル8に分離するので、センサ6を交換
してもセンサモデル8のみ変更することにより再度内部
モデル同定を行う手間を省くことができる。
れたセンサモデル時定数T3が更新されることによりセ
ンサモデル8が変更され、実質的に内部モデル同定が終
了したことになる。このように一度センサ6を用いて内
部モデル同定を行うと、この内部モデルをプロセスモデ
ル7とセンサモデル8に分離するので、センサ6を交換
してもセンサモデル8のみ変更することにより再度内部
モデル同定を行う手間を省くことができる。
【0036】また、上記の場合と逆に制御対象プロセス
20の特性が既知でセンサ6の特性が未知の場合は、こ
の制御対象プロセス20のゲインKp、むだ時間Lp、
及び時定数Tpをプロセスモデルパラメータ入力部10
bに入力する。その伝達関数Gp2は次式となる。 Gp2=Kp×exp(−Lp×s)/(1+Tp×s) ・・・(14)
20の特性が既知でセンサ6の特性が未知の場合は、こ
の制御対象プロセス20のゲインKp、むだ時間Lp、
及び時定数Tpをプロセスモデルパラメータ入力部10
bに入力する。その伝達関数Gp2は次式となる。 Gp2=Kp×exp(−Lp×s)/(1+Tp×s) ・・・(14)
【0037】次に、モデル分離演算部10dは、上記と
同様に内部モデルパラメータ入力部10aから内部モデ
ルのゲインK0、むだ時間L0、及び時定数T0が入力
され、プロセスモデルパラメータ入力部10bから制御
対象プロセス20のゲインKp、むだ時間Lp、及び時
定数Tpが入力されると、センサモデルパラメータ演算
モードと判断する。
同様に内部モデルパラメータ入力部10aから内部モデ
ルのゲインK0、むだ時間L0、及び時定数T0が入力
され、プロセスモデルパラメータ入力部10bから制御
対象プロセス20のゲインKp、むだ時間Lp、及び時
定数Tpが入力されると、センサモデルパラメータ演算
モードと判断する。
【0038】そして、センサモデルパラメータ演算モー
ドのときは内部モデルのゲインK0、むだ時間L0、時
定数T0、制御対象プロセス20のゲインKp、むだ時
間Lp、時定数Tpに基づいてセンサモデル8のパラメ
ータであるセンサモデル時定数T3を次式のように演算
する。 T3=(T02 −Tp2 )1/2 ・・・(15)
ドのときは内部モデルのゲインK0、むだ時間L0、時
定数T0、制御対象プロセス20のゲインKp、むだ時
間Lp、時定数Tpに基づいてセンサモデル8のパラメ
ータであるセンサモデル時定数T3を次式のように演算
する。 T3=(T02 −Tp2 )1/2 ・・・(15)
【0039】これで、センサ6を用いた内部モデルのパ
ラメータよりセンサモデル時定数T3を逆算できたこと
になり、このセンサモデル時定数T3はパラメータ出力
部10eを介してセンサモデル記憶部8aに出力されて
記憶される。また、制御対象プロセス20のゲインK
p、むだ時間Lp、及び時定数Tpは、それぞれプロセ
スモデル7のゲインKm、むだ時間Lm、及び時定数T
mとしてそのまま出力され、パラメータ出力部10eを
介してプロセスモデル記憶部7aに出力されて記憶され
る。よって、上記と同様にプロセスモデル7とセンサモ
デル8の分離が行われたことになる。
ラメータよりセンサモデル時定数T3を逆算できたこと
になり、このセンサモデル時定数T3はパラメータ出力
部10eを介してセンサモデル記憶部8aに出力されて
記憶される。また、制御対象プロセス20のゲインK
p、むだ時間Lp、及び時定数Tpは、それぞれプロセ
スモデル7のゲインKm、むだ時間Lm、及び時定数T
mとしてそのまま出力され、パラメータ出力部10eを
介してプロセスモデル記憶部7aに出力されて記憶され
る。よって、上記と同様にプロセスモデル7とセンサモ
デル8の分離が行われたことになる。
【0040】次に、制御対象プロセス20の特性が変化
したときも上記と同様であって、この制御対象プロセス
20のゲインKp、むだ時間Lp、及び時定数Tpをプ
ロセスモデルパラメータ入力部10bに入力する。モデ
ル分離演算部10dは、プロセスモデルパラメータ入力
部10bからのみ入力があったときはこの制御対象プロ
セス20のゲインKp、むだ時間Lp、及び時定数Tp
をそれぞれプロセスモデル7のゲインKm、むだ時間L
m、及び時定数Tmとしてそのまま出力する。
したときも上記と同様であって、この制御対象プロセス
20のゲインKp、むだ時間Lp、及び時定数Tpをプ
ロセスモデルパラメータ入力部10bに入力する。モデ
ル分離演算部10dは、プロセスモデルパラメータ入力
部10bからのみ入力があったときはこの制御対象プロ
セス20のゲインKp、むだ時間Lp、及び時定数Tp
をそれぞれプロセスモデル7のゲインKm、むだ時間L
m、及び時定数Tmとしてそのまま出力する。
【0041】よって、プロセスモデル7が変更されるの
で、制御対象プロセス20に変化があってもこの制御対
象プロセス20のパラメータが分かれば再度内部モデル
同定を行う手間を省くことができる。
で、制御対象プロセス20に変化があってもこの制御対
象プロセス20のパラメータが分かれば再度内部モデル
同定を行う手間を省くことができる。
【0042】図4は本発明の他の実施例を示すIMCコ
ントローラのブロック図である。11はプロセスモデル
出力演算部7bから出力された参照制御量ymを制御量
推定値としてこの制御量推定値の情報処理や表示等を行
う情報処理装置である。本実施例のIMCコントローラ
の動作は基本的に図1の例と同様であるが、情報処理装
置11は、コンピュータ、ディスプレイ、及びインター
フェース等を有し、プロセスモデル出力演算部7bから
出力された参照制御量ymの情報処理や表示を行い、こ
のIMCコントローラを監視する情報処理システムへの
接続等を行う。
ントローラのブロック図である。11はプロセスモデル
出力演算部7bから出力された参照制御量ymを制御量
推定値としてこの制御量推定値の情報処理や表示等を行
う情報処理装置である。本実施例のIMCコントローラ
の動作は基本的に図1の例と同様であるが、情報処理装
置11は、コンピュータ、ディスプレイ、及びインター
フェース等を有し、プロセスモデル出力演算部7bから
出力された参照制御量ymの情報処理や表示を行い、こ
のIMCコントローラを監視する情報処理システムへの
接続等を行う。
【0043】プロセスモデル7はセンサ6の特性を含ま
ない制御対象プロセス20をモデル化したものであっ
て、参照制御量ymは実際の制御量yに十分追従するの
で、この参照制御量ymを制御量推定値として扱うこと
によりモニタとしての用途や信頼性が向上する。
ない制御対象プロセス20をモデル化したものであっ
て、参照制御量ymは実際の制御量yに十分追従するの
で、この参照制御量ymを制御量推定値として扱うこと
によりモニタとしての用途や信頼性が向上する。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、センサを用いて内部モ
デル同定を行った結果得られた内部モデルをプロセスモ
デルとセンサモデルに分離するので、センサの交換時に
再度の内部モデル同定を行う必要がなく、センサのメン
テナンス効率を向上させることができる。
デル同定を行った結果得られた内部モデルをプロセスモ
デルとセンサモデルに分離するので、センサの交換時に
再度の内部モデル同定を行う必要がなく、センサのメン
テナンス効率を向上させることができる。
【0045】また、プロセスモデルから出力された参照
制御量を実際の制御量の変化に対して十分に追従できる
制御量推定値として扱うので、モニタとしての用途や信
頼性が向上し、このコントローラの監視等を行う情報処
理システムを付加することが可能になる。
制御量を実際の制御量の変化に対して十分に追従できる
制御量推定値として扱うので、モニタとしての用途や信
頼性が向上し、このコントローラの監視等を行う情報処
理システムを付加することが可能になる。
【図1】本発明の1実施例を示すIMCコントローラの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1のIMCコントローラを用いた制御系のブ
ロック線図である。
ロック線図である。
【図3】図1の内部モデル同定補助装置の1実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すIMCコントローラ
のブロック図である。
のブロック図である。
【図5】従来のIMCコントローラを用いた制御系のブ
ロック線図である。
ロック線図である。
6 センサ 7 プロセスモデル 7a プロセスモデル記憶部 7b プロセスモデル出力演算部 8 センサモデル 8a センサモデル記憶部 8b センサモデル出力演算部 10 内部モデル同定補助装置 10a 内部モデルパラメータ入力部 10b プロセスモデルパラメータ入力部 10c センサモデルパラメータ入力部 10d モデル分離演算部 11 情報処理装置
Claims (2)
- 【請求項1】 制御の目標値から制御対象プロセスに出
力する操作量を演算し、制御対象プロセスを数式表現し
たプロセスモデルと制御結果である制御対象プロセスの
制御量を計測するセンサを数式表現したセンサモデルと
を含む内部モデルにて制御量に相当する参照制御量を演
算し、センサから出力された制御量と参照制御量との差
をフィードバックすることにより制御を行うIMCコン
トローラにおいて、 プロセスモデルを特定するためのプロセスモデルのパラ
メータを記憶し、新たなプロセスモデルのパラメータが
入力されたときはこのパラメータに更新するプロセスモ
デル記憶部と、 センサモデルを特定するためのセンサモデルのパラメー
タを記憶し、新たなセンサモデルのパラメータが入力さ
れたときはこのパラメータに更新するセンサモデル記憶
部と、 センサを用いて内部モデル同定を行った結果得られた内
部モデル、前記センサの特性、及び制御対象プロセスの
特性に基づいて前記内部モデルをプロセスモデルとセン
サモデルに分離し、プロセスモデル及びセンサモデルの
パラメータをそれぞれ前記プロセスモデル記憶部及びセ
ンサモデル記憶部に出力する内部モデル同定補助装置と
を有することを特徴とするIMCコントローラ。 - 【請求項2】 制御対象プロセスを数式表現したプロセ
スモデルにて制御結果である制御対象プロセスの制御量
に相当する参照制御量を演算して制御を行うIMCコン
トローラにおいて、 プロセスモデルから出力された参照制御量を制御量推定
値として情報処理する情報処理装置を有することを特徴
とするIMCコントローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14983493A JPH06342303A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | Imcコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14983493A JPH06342303A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | Imcコントローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06342303A true JPH06342303A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15483685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14983493A Pending JPH06342303A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | Imcコントローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06342303A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7752025B2 (en) | 2004-08-19 | 2010-07-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Parameter identification for field devices used in automation technology |
| JP2015510986A (ja) * | 2012-03-20 | 2015-04-13 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ガスセンサを監視する方法および装置 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP14983493A patent/JPH06342303A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7752025B2 (en) | 2004-08-19 | 2010-07-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Parameter identification for field devices used in automation technology |
| JP2015510986A (ja) * | 2012-03-20 | 2015-04-13 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ガスセンサを監視する方法および装置 |
| US10041916B2 (en) | 2012-03-20 | 2018-08-07 | Robert Bosch Gmbh | Method and device for monitoring gas sensors |
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