JPH06344151A - 電動式溶接装置 - Google Patents
電動式溶接装置Info
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- JPH06344151A JPH06344151A JP5166290A JP16629093A JPH06344151A JP H06344151 A JPH06344151 A JP H06344151A JP 5166290 A JP5166290 A JP 5166290A JP 16629093 A JP16629093 A JP 16629093A JP H06344151 A JPH06344151 A JP H06344151A
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- JP
- Japan
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- welding
- pinching
- load
- robot
- electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に適正な挟圧荷重で抵抗溶接が行われるよ
うにするとともにサイクルタイムを短縮する。 【構成】 マテハンロボットでワークを溶接位置へ移動
させると同時に挟圧ロボットの上部電極を溶接初期位置
まで移動させ(S1)、ナットフィーダによりナットを
供給した(S2)後、挟圧ロボットの上部電極を更に下
降して下部電極との間でワークを加圧するとともに、ロ
ードセル等の荷重検出センサで検出した挟圧荷重Lが予
め設定された設定荷重Lo となるように挟圧ロボットの
サーボモータをフィードバック制御する(S3)。そし
て、S3の加圧時において、Lo ≦Lとなったら一対の
電極間に溶接電流を通電する(S4,S5)。
うにするとともにサイクルタイムを短縮する。 【構成】 マテハンロボットでワークを溶接位置へ移動
させると同時に挟圧ロボットの上部電極を溶接初期位置
まで移動させ(S1)、ナットフィーダによりナットを
供給した(S2)後、挟圧ロボットの上部電極を更に下
降して下部電極との間でワークを加圧するとともに、ロ
ードセル等の荷重検出センサで検出した挟圧荷重Lが予
め設定された設定荷重Lo となるように挟圧ロボットの
サーボモータをフィードバック制御する(S3)。そし
て、S3の加圧時において、Lo ≦Lとなったら一対の
電極間に溶接電流を通電する(S4,S5)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一対の電極間でワークを
挟圧して抵抗溶接する溶接装置に係り、特に、電動モー
タを駆動源として一対の電極を相対的に接近させる電動
式溶接装置に関するものである。
挟圧して抵抗溶接する溶接装置に係り、特に、電動モー
タを駆動源として一対の電極を相対的に接近させる電動
式溶接装置に関するものである。
【0002】
(a)一対の電極を相対的に接近させてワークを挟圧す
る挟圧ロボットと、(b)前記ワークの溶接部位が前記
一対の電極間に位置するように前記挟圧ロボットとワー
クとを相対移動させる移動ロボットと、(c)前記一対
の電極間に溶接電流を通電して前記ワークを抵抗溶接す
る溶接電源とを備えた溶接装置が、自動車部品の製造ラ
インや組付けライン等で広く使われている。上記挟圧ロ
ボットの駆動源としては一般にエアシリンダが用いら
れ、一対の電極間の挟圧荷重はエアシリンダのエア圧に
よって制御されるようになっていたが、近年、電動モー
タを駆動源とする挟圧ロボットが提案されている。実開
平3−106279号公報や特開昭61−253189
号公報に記載されている装置はその一例であり、電動モ
ータのトルクから挟圧荷重を検知し、そのトルクが所定
値に達したときに溶接電源から溶接電流を通電するよう
にしたり、トルクが予め定められた所定値となるように
モータトルクを制御したりするようになっている。
る挟圧ロボットと、(b)前記ワークの溶接部位が前記
一対の電極間に位置するように前記挟圧ロボットとワー
クとを相対移動させる移動ロボットと、(c)前記一対
の電極間に溶接電流を通電して前記ワークを抵抗溶接す
る溶接電源とを備えた溶接装置が、自動車部品の製造ラ
インや組付けライン等で広く使われている。上記挟圧ロ
ボットの駆動源としては一般にエアシリンダが用いら
れ、一対の電極間の挟圧荷重はエアシリンダのエア圧に
よって制御されるようになっていたが、近年、電動モー
タを駆動源とする挟圧ロボットが提案されている。実開
平3−106279号公報や特開昭61−253189
号公報に記載されている装置はその一例であり、電動モ
ータのトルクから挟圧荷重を検知し、そのトルクが所定
値に達したときに溶接電源から溶接電流を通電するよう
にしたり、トルクが予め定められた所定値となるように
モータトルクを制御したりするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに電動モータのトルクから挟圧荷重を検知する場合に
は、電動モータの回転出力を挟圧荷重に変換する変換機
構の摺動抵抗やころがり抵抗、それ等の経時変化などで
必ずしも高い精度が得られず、挟圧荷重の過不足で溶接
不良を生じる恐れがあった。また、従来の溶接装置は、
一対の電極を最も離間した原位置に保持した状態で移動
ロボットによりワークの溶接部位を一対の電極間に位置
させ、その後、挟圧ロボットにより一対の電極を相対的
に接近させてワークを挟圧するようになっていたため、
一対の電極間でワークを挟圧するまでに時間が掛かり、
サイクルタイムが長くなるという問題があった。
うに電動モータのトルクから挟圧荷重を検知する場合に
は、電動モータの回転出力を挟圧荷重に変換する変換機
構の摺動抵抗やころがり抵抗、それ等の経時変化などで
必ずしも高い精度が得られず、挟圧荷重の過不足で溶接
不良を生じる恐れがあった。また、従来の溶接装置は、
一対の電極を最も離間した原位置に保持した状態で移動
ロボットによりワークの溶接部位を一対の電極間に位置
させ、その後、挟圧ロボットにより一対の電極を相対的
に接近させてワークを挟圧するようになっていたため、
一対の電極間でワークを挟圧するまでに時間が掛かり、
サイクルタイムが長くなるという問題があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その第1の目的は常に適正な挟圧荷重で抵抗溶
接が行われるようにすることであり、第2の目的はサイ
クルタイムを短縮することにある。
もので、その第1の目的は常に適正な挟圧荷重で抵抗溶
接が行われるようにすることであり、第2の目的はサイ
クルタイムを短縮することにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するために、第1発明は、図1のクレーム対応図に示す
ように、(a)電動モータを駆動源として一対の電極を
相対的に接近させてワークを挟圧する挟圧ロボットと、
(b)電動モータを駆動源として前記ワークの溶接部位
が前記一対の電極間に位置するように前記挟圧ロボット
とそのワークとを相対移動させる移動ロボットと、
(c)前記一対の電極間に溶接電流を通電して前記ワー
クを抵抗溶接する溶接電源とを備えた電動式溶接装置で
あって、(d)前記移動ロボットおよび前記挟圧ロボッ
トを同時に作動させて、前記ワークの溶接部位を前記一
対の電極間に位置させるとともにその一対の電極を相対
的に接近させる同時移動制御手段と、(e)前記挟圧ロ
ボットに配設されて前記一対の電極間の挟圧荷重を検出
する荷重検出センサと、(f)前記一対の電極を接近さ
せて前記ワークを挟圧するとともに、前記荷重検出セン
サによって検出される挟圧荷重が予め定められた設定荷
重となるように、前記挟圧ロボットの電動モータをフィ
ードバック制御する挟圧制御手段と、(g)その挟圧制
御手段による前記挟圧ロボットの作動制御時に前記荷重
検出センサによって検出される挟圧荷重が予め定められ
た溶接開始荷重に達したら、前記溶接電源から前記一対
の電極間に溶接電流を通電させる通電制御手段とを有す
ることを特徴とする。
するために、第1発明は、図1のクレーム対応図に示す
ように、(a)電動モータを駆動源として一対の電極を
相対的に接近させてワークを挟圧する挟圧ロボットと、
(b)電動モータを駆動源として前記ワークの溶接部位
が前記一対の電極間に位置するように前記挟圧ロボット
とそのワークとを相対移動させる移動ロボットと、
(c)前記一対の電極間に溶接電流を通電して前記ワー
クを抵抗溶接する溶接電源とを備えた電動式溶接装置で
あって、(d)前記移動ロボットおよび前記挟圧ロボッ
トを同時に作動させて、前記ワークの溶接部位を前記一
対の電極間に位置させるとともにその一対の電極を相対
的に接近させる同時移動制御手段と、(e)前記挟圧ロ
ボットに配設されて前記一対の電極間の挟圧荷重を検出
する荷重検出センサと、(f)前記一対の電極を接近さ
せて前記ワークを挟圧するとともに、前記荷重検出セン
サによって検出される挟圧荷重が予め定められた設定荷
重となるように、前記挟圧ロボットの電動モータをフィ
ードバック制御する挟圧制御手段と、(g)その挟圧制
御手段による前記挟圧ロボットの作動制御時に前記荷重
検出センサによって検出される挟圧荷重が予め定められ
た溶接開始荷重に達したら、前記溶接電源から前記一対
の電極間に溶接電流を通電させる通電制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】このような電動式溶接装置においては、先ず、
同時移動制御手段により移動ロボットおよび挟圧ロボッ
トが同時に作動させられ、ワークの溶接部位が一対の電
極間に位置させられるとともに一対の電極が相対的に接
近させられる。これ等の作動は互いに干渉しないよう
に、ワークの形状等に応じて予めティーチングなどで設
定され、一対の電極は、ワーク等と干渉しないように必
要に応じて離間させながら最終的にできるだけ接近する
ようにすれば良い。また、両ロボットは必ずしも常に同
時作動している必要はなく、一方のロボットの作動中に
他方のロボットが一時的に同時作動するだけでも良い。
同時移動制御手段により移動ロボットおよび挟圧ロボッ
トが同時に作動させられ、ワークの溶接部位が一対の電
極間に位置させられるとともに一対の電極が相対的に接
近させられる。これ等の作動は互いに干渉しないよう
に、ワークの形状等に応じて予めティーチングなどで設
定され、一対の電極は、ワーク等と干渉しないように必
要に応じて離間させながら最終的にできるだけ接近する
ようにすれば良い。また、両ロボットは必ずしも常に同
時作動している必要はなく、一方のロボットの作動中に
他方のロボットが一時的に同時作動するだけでも良い。
【0007】その後、挟圧制御手段により、上記一対の
電極を更に接近させてワークを挟圧するとともに、荷重
検出センサによって検出される挟圧荷重が予め定められ
た設定荷重となるように、挟圧ロボットの電動モータが
フィードバック制御される。この挟圧制御手段による一
対の電極の接近作動は、前記同時移動制御手段による一
対の電極の接近作動に連続して行われるようにしても良
いが、ナットなどの被溶接物を供給してワークに溶接す
る場合には、その供給の妨げとならない位置で一旦停止
させてから、挟圧制御手段による作動を開始するように
することもできる。
電極を更に接近させてワークを挟圧するとともに、荷重
検出センサによって検出される挟圧荷重が予め定められ
た設定荷重となるように、挟圧ロボットの電動モータが
フィードバック制御される。この挟圧制御手段による一
対の電極の接近作動は、前記同時移動制御手段による一
対の電極の接近作動に連続して行われるようにしても良
いが、ナットなどの被溶接物を供給してワークに溶接す
る場合には、その供給の妨げとならない位置で一旦停止
させてから、挟圧制御手段による作動を開始するように
することもできる。
【0008】そして、上記挟圧制御手段による挟圧ロボ
ットの作動制御時には、通電制御手段により挟圧荷重が
予め定められた溶接開始荷重に達したか否かが判断さ
れ、溶接開始荷重に達すると溶接電源から一対の電極間
に溶接電流が通電されて抵抗溶接が開始される。溶接開
始荷重は前記設定荷重と同じ値であっても良いが、制御
誤差などを考慮して設定荷重より小さ目の値が定められ
ても良い。
ットの作動制御時には、通電制御手段により挟圧荷重が
予め定められた溶接開始荷重に達したか否かが判断さ
れ、溶接開始荷重に達すると溶接電源から一対の電極間
に溶接電流が通電されて抵抗溶接が開始される。溶接開
始荷重は前記設定荷重と同じ値であっても良いが、制御
誤差などを考慮して設定荷重より小さ目の値が定められ
ても良い。
【0009】
【第1発明の効果】このように、第1発明の電動式溶接
装置によれば、移動ロボットでワークの溶接部位を相対
的に一対の電極間に位置させる際に同時に挟圧ロボット
で一対の電極を接近させるようにしているため、その後
にワークを挟圧して溶接する際の電極移動量が少なくな
り、その分だけサイクルタイムが短くなる。また、挟圧
ロボットに配設された荷重検出センサで挟圧荷重を検出
するようになっているため、電動モータの回転出力を挟
圧荷重に変換する変換機構の摺動抵抗やころがり抵抗、
それ等の経時変化などに拘らず常に高い精度で挟圧荷重
が検出され、その挟圧荷重に基づいて挟圧ロボットの作
動が制御されるとともに抵抗溶接が開始されるため、挟
圧荷重の過不足に起因する溶接不良が防止される。
装置によれば、移動ロボットでワークの溶接部位を相対
的に一対の電極間に位置させる際に同時に挟圧ロボット
で一対の電極を接近させるようにしているため、その後
にワークを挟圧して溶接する際の電極移動量が少なくな
り、その分だけサイクルタイムが短くなる。また、挟圧
ロボットに配設された荷重検出センサで挟圧荷重を検出
するようになっているため、電動モータの回転出力を挟
圧荷重に変換する変換機構の摺動抵抗やころがり抵抗、
それ等の経時変化などに拘らず常に高い精度で挟圧荷重
が検出され、その挟圧荷重に基づいて挟圧ロボットの作
動が制御されるとともに抵抗溶接が開始されるため、挟
圧荷重の過不足に起因する溶接不良が防止される。
【0010】
【課題を解決するための第2の手段】また、第2発明
は、(a)電動モータを駆動源として一対の電極を相対
的に接近させてワークを挟圧する挟圧ロボットと、
(b)前記一対の電極間に溶接電流を通電して前記ワー
クを抵抗溶接する溶接電源とを備えた電動式溶接装置で
あって、(c)前記挟圧ロボットに配設されて前記一対
の電極間の挟圧荷重を検出する荷重検出センサと、
(d)前記一対の電極を接近させて前記ワークを挟圧す
るとともに、前記荷重検出センサによって検出される挟
圧荷重が予め定められた設定荷重となるように、前記挟
圧ロボットの電動モータをフィードバック制御する挟圧
制御手段と、(e)その挟圧制御手段による前記挟圧ロ
ボットの作動制御時に前記荷重検出センサによって検出
される挟圧荷重が予め定められた溶接開始荷重に達した
ら、前記溶接電源から前記一対の電極間に溶接電流を通
電させる通電制御手段とを有することを特徴とする。
は、(a)電動モータを駆動源として一対の電極を相対
的に接近させてワークを挟圧する挟圧ロボットと、
(b)前記一対の電極間に溶接電流を通電して前記ワー
クを抵抗溶接する溶接電源とを備えた電動式溶接装置で
あって、(c)前記挟圧ロボットに配設されて前記一対
の電極間の挟圧荷重を検出する荷重検出センサと、
(d)前記一対の電極を接近させて前記ワークを挟圧す
るとともに、前記荷重検出センサによって検出される挟
圧荷重が予め定められた設定荷重となるように、前記挟
圧ロボットの電動モータをフィードバック制御する挟圧
制御手段と、(e)その挟圧制御手段による前記挟圧ロ
ボットの作動制御時に前記荷重検出センサによって検出
される挟圧荷重が予め定められた溶接開始荷重に達した
ら、前記溶接電源から前記一対の電極間に溶接電流を通
電させる通電制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】かかる電動式溶接装置においては、挟圧制御手
段により、一対の電極を接近させてワークを挟圧すると
ともに、荷重検出センサによって検出される挟圧荷重が
予め定められた設定荷重となるように、挟圧ロボットの
電動モータがフィードバック制御される。そして、その
挟圧制御手段による挟圧ロボットの作動制御時には、通
電制御手段により挟圧荷重が予め定められた溶接開始荷
重に達したか否かが判断され、溶接開始荷重に達すると
溶接電源から一対の電極間に溶接電流が通電されて抵抗
溶接が開始される。溶接開始荷重は上記設定荷重と同じ
値であっても良いが、制御誤差などを考慮して設定荷重
より小さ目の値が定められても良い。
段により、一対の電極を接近させてワークを挟圧すると
ともに、荷重検出センサによって検出される挟圧荷重が
予め定められた設定荷重となるように、挟圧ロボットの
電動モータがフィードバック制御される。そして、その
挟圧制御手段による挟圧ロボットの作動制御時には、通
電制御手段により挟圧荷重が予め定められた溶接開始荷
重に達したか否かが判断され、溶接開始荷重に達すると
溶接電源から一対の電極間に溶接電流が通電されて抵抗
溶接が開始される。溶接開始荷重は上記設定荷重と同じ
値であっても良いが、制御誤差などを考慮して設定荷重
より小さ目の値が定められても良い。
【0012】
【第2発明の効果】このような第2発明の電動式溶接装
置によれば、挟圧ロボットに配設された荷重検出センサ
で挟圧荷重を検出するようになっているため、電動モー
タの回転出力を挟圧荷重に変換する変換機構の摺動抵抗
やころがり抵抗、それ等の経時変化などに拘らず常に高
い精度で挟圧荷重が検出され、その挟圧荷重に基づいて
挟圧ロボットの作動が制御されるとともに抵抗溶接が開
始されるため、挟圧荷重の過不足に起因する溶接不良が
防止される。
置によれば、挟圧ロボットに配設された荷重検出センサ
で挟圧荷重を検出するようになっているため、電動モー
タの回転出力を挟圧荷重に変換する変換機構の摺動抵抗
やころがり抵抗、それ等の経時変化などに拘らず常に高
い精度で挟圧荷重が検出され、その挟圧荷重に基づいて
挟圧ロボットの作動が制御されるとともに抵抗溶接が開
始されるため、挟圧荷重の過不足に起因する溶接不良が
防止される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明の一実施例である電動式溶
接装置の要部を示す斜視図であり、挟圧ロボット10な
どを含んで構成されている。挟圧ロボット10は、下部
ブラケット12を介して本体フレーム14に一体的に配
設された下部電極16と、上部ブラケット18を介して
本体フレーム14に取り付けられた加圧ユニット20と
を備えている。加圧ユニット20は、ボールねじ等を有
する変換機構22によって電動式サーボモータ24の回
転出力を直線運動に変換し、出力軸26を上下駆動する
もので、出力軸26にはロードセルなどの荷重検出セン
サ28を介して上部電極30が取り付けられている。上
記下部電極16および上部電極30は、それぞれケーブ
ル32,34を介して溶接電源としてのトランス36に
接続されており、溶接電流が通電されるようになってい
る。
に説明する。図2は、本発明の一実施例である電動式溶
接装置の要部を示す斜視図であり、挟圧ロボット10な
どを含んで構成されている。挟圧ロボット10は、下部
ブラケット12を介して本体フレーム14に一体的に配
設された下部電極16と、上部ブラケット18を介して
本体フレーム14に取り付けられた加圧ユニット20と
を備えている。加圧ユニット20は、ボールねじ等を有
する変換機構22によって電動式サーボモータ24の回
転出力を直線運動に変換し、出力軸26を上下駆動する
もので、出力軸26にはロードセルなどの荷重検出セン
サ28を介して上部電極30が取り付けられている。上
記下部電極16および上部電極30は、それぞれケーブ
ル32,34を介して溶接電源としてのトランス36に
接続されており、溶接電流が通電されるようになってい
る。
【0014】挟圧ロボット10の近傍には、移動ロボッ
トとしてマテハン(マテリアルハンドリング)ロボット
38が配設されている。このマテハンロボット38は、
複数の電動式サーボモータ40(図3参照)を備えた多
軸ロボットで、先端のロボットハンド42に取り付けら
れたマテハン治具44によりワーク46を保持して移動
させるものである。ワーク46には、ナットを溶接すべ
き複数位置にそれぞれ貫通穴48が形成されており、そ
れ等の貫通穴48が設けられた溶接部位が前記下部電極
16上に位置するように、マテハンロボット38によっ
て順次移動させられる。下部電極16の中央部分にはパ
イロットピン50が上方へ突き出すように配設されてお
り、マテハンロボット38は、貫通穴48内にパイロッ
トピン50が挿通させられるように、ワーク46を上下
させながら移動させて各溶接部位を順次下部電極16上
に載置する。マテハン治具44は、ワーク46が上下方
向へ多少相対移動できる状態で保持しており、ワーク4
6は確実に下部電極16に接する状態で載置される。
トとしてマテハン(マテリアルハンドリング)ロボット
38が配設されている。このマテハンロボット38は、
複数の電動式サーボモータ40(図3参照)を備えた多
軸ロボットで、先端のロボットハンド42に取り付けら
れたマテハン治具44によりワーク46を保持して移動
させるものである。ワーク46には、ナットを溶接すべ
き複数位置にそれぞれ貫通穴48が形成されており、そ
れ等の貫通穴48が設けられた溶接部位が前記下部電極
16上に位置するように、マテハンロボット38によっ
て順次移動させられる。下部電極16の中央部分にはパ
イロットピン50が上方へ突き出すように配設されてお
り、マテハンロボット38は、貫通穴48内にパイロッ
トピン50が挿通させられるように、ワーク46を上下
させながら移動させて各溶接部位を順次下部電極16上
に載置する。マテハン治具44は、ワーク46が上下方
向へ多少相対移動できる状態で保持しており、ワーク4
6は確実に下部電極16に接する状態で載置される。
【0015】また、前記挟圧ロボット10の本体フレー
ム14にはナットフィーダ52が取り付けられ、前記ワ
ーク46に溶接すべきナットが案内チューブ54内を通
ってパイロットピン50上へ供給されるようになってい
る。
ム14にはナットフィーダ52が取り付けられ、前記ワ
ーク46に溶接すべきナットが案内チューブ54内を通
ってパイロットピン50上へ供給されるようになってい
る。
【0016】かかる電動式溶接装置は、図3に示すコン
トローラ56によりその作動が制御されるようになって
いる。コントローラ56は、CPU,RAM,ROM等
を有するマイクロコンピュータを含んで構成されてお
り、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記
憶されたプログラムに従って信号処理を行い、駆動信号
SDP,SDMやナット供給指令信号SA,溶接指令信
号SWを出力する。駆動信号SDPは、前記サーボモー
タ24に駆動電力を供給するサーボアンプ58に出力さ
れ、その駆動電力、例えばモータ電流を制御してサーボ
モータ24の回転速度やトルクを制御する。サーボモー
タ24はエンコーダ60を備えており、その回転位置、
すなわち前記上部電極30の電極位置XPを表す電極位
置信号SXPがサーボアンプ58を介してコントローラ
56に供給される。駆動信号SDMは、前記マテハンロ
ボット38の複数のサーボモータ40にそれぞれ駆動電
力を供給する各サーボアンプ62にそれぞれ出力され、
各駆動電力をそれぞれ制御して前記マテハン治具44が
予め設定された経路で移動させられるようにマテハンロ
ボット38を制御する。各サーボモータ40はそれぞれ
エンコーダ64を備えており、各サーボモータ40の回
転位置、すなわちマテハンロボット38の各軸の軸位置
XMを表す軸位置信号SXMが、それぞれサーボアンプ
62を介してコントローラ56に供給される。ナット供
給指令信号SAは前記ナットフィーダ52のコントロー
ラに出力され、ナットフィーダ52からナットが1個供
給される。ナット供給の有無はリミットスイッチ等のセ
ンサで検出されるようになっており、ナット供給が完了
するとナットフィーダ52から供給完了信号SEAがコ
ントローラ56に供給される。溶接指令信号SWは、前
記トランス36に接続されたタイマコンタクタ66に出
力され、トランス36から溶接時間Tw の間だけ溶接電
流Iw が前記上部電極30と下部電極16との間に通電
される。溶接時間Tw および溶接電流Iw は、溶接条件
に応じて予めタイマコンタクタ66に設定されており、
溶接時間Tw を経過して通電が終了すると、タイマコン
タクタ66から溶接完了信号SEWがコントローラ56
に供給される。コントローラ56にはまた、前記荷重検
出センサ28によって検出された荷重、すなわち上部電
極30と下部電極14との間の挟圧荷重Lを表す荷重信
号SLが、増幅器やA/Dコンバータを介して供給され
る。
トローラ56によりその作動が制御されるようになって
いる。コントローラ56は、CPU,RAM,ROM等
を有するマイクロコンピュータを含んで構成されてお
り、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記
憶されたプログラムに従って信号処理を行い、駆動信号
SDP,SDMやナット供給指令信号SA,溶接指令信
号SWを出力する。駆動信号SDPは、前記サーボモー
タ24に駆動電力を供給するサーボアンプ58に出力さ
れ、その駆動電力、例えばモータ電流を制御してサーボ
モータ24の回転速度やトルクを制御する。サーボモー
タ24はエンコーダ60を備えており、その回転位置、
すなわち前記上部電極30の電極位置XPを表す電極位
置信号SXPがサーボアンプ58を介してコントローラ
56に供給される。駆動信号SDMは、前記マテハンロ
ボット38の複数のサーボモータ40にそれぞれ駆動電
力を供給する各サーボアンプ62にそれぞれ出力され、
各駆動電力をそれぞれ制御して前記マテハン治具44が
予め設定された経路で移動させられるようにマテハンロ
ボット38を制御する。各サーボモータ40はそれぞれ
エンコーダ64を備えており、各サーボモータ40の回
転位置、すなわちマテハンロボット38の各軸の軸位置
XMを表す軸位置信号SXMが、それぞれサーボアンプ
62を介してコントローラ56に供給される。ナット供
給指令信号SAは前記ナットフィーダ52のコントロー
ラに出力され、ナットフィーダ52からナットが1個供
給される。ナット供給の有無はリミットスイッチ等のセ
ンサで検出されるようになっており、ナット供給が完了
するとナットフィーダ52から供給完了信号SEAがコ
ントローラ56に供給される。溶接指令信号SWは、前
記トランス36に接続されたタイマコンタクタ66に出
力され、トランス36から溶接時間Tw の間だけ溶接電
流Iw が前記上部電極30と下部電極16との間に通電
される。溶接時間Tw および溶接電流Iw は、溶接条件
に応じて予めタイマコンタクタ66に設定されており、
溶接時間Tw を経過して通電が終了すると、タイマコン
タクタ66から溶接完了信号SEWがコントローラ56
に供給される。コントローラ56にはまた、前記荷重検
出センサ28によって検出された荷重、すなわち上部電
極30と下部電極14との間の挟圧荷重Lを表す荷重信
号SLが、増幅器やA/Dコンバータを介して供給され
る。
【0017】このような電動式溶接装置は、例えば図4
のフローチャートに従って溶接を行う。溶接開始当初
は、マテハンロボット38のマテハン治具44は予め定
められた受渡し位置に位置させられているとともに、加
圧ユニット20の上部電極30は上昇端に位置させられ
ており、ステップS1では、予めRAM等に記憶された
移動経路データに従って駆動信号SDP,SDMをそれ
ぞれ出力することにより、マテハンロボット38は、受
渡し位置で受け取ったワーク46を移動して最初の溶接
部位を下部電極16上に載置するように作動させられる
一方、加圧ユニット20の上部電極30は予め定められ
た溶接初期位置まで下降させられる。これ等の移動は並
行して同時に行われ、各移動経路データは互いに干渉し
ないように予めティーチング等によって設定されてい
る。また、上部電極30の溶接初期位置は、加圧溶接時
の下降量が少なくなるようにできるだけ下方で、且つナ
ットフィーダ52によるナット供給を妨げない位置に定
められている。
のフローチャートに従って溶接を行う。溶接開始当初
は、マテハンロボット38のマテハン治具44は予め定
められた受渡し位置に位置させられているとともに、加
圧ユニット20の上部電極30は上昇端に位置させられ
ており、ステップS1では、予めRAM等に記憶された
移動経路データに従って駆動信号SDP,SDMをそれ
ぞれ出力することにより、マテハンロボット38は、受
渡し位置で受け取ったワーク46を移動して最初の溶接
部位を下部電極16上に載置するように作動させられる
一方、加圧ユニット20の上部電極30は予め定められ
た溶接初期位置まで下降させられる。これ等の移動は並
行して同時に行われ、各移動経路データは互いに干渉し
ないように予めティーチング等によって設定されてい
る。また、上部電極30の溶接初期位置は、加圧溶接時
の下降量が少なくなるようにできるだけ下方で、且つナ
ットフィーダ52によるナット供給を妨げない位置に定
められている。
【0018】ステップS2では、ナットフィーダ52に
ナット供給指令信号SAを出力し、これによりパイロッ
トピン50上にナットが供給される。ナットフィーダ5
2から供給完了信号SEAが供給されると、続いてステ
ップS3を実行し、駆動信号SDPを出力して上部電極
30を下降させ、下部電極16との間でワーク46およ
びナットを挟圧するとともに、荷重信号SLが表す挟圧
荷重Lが予め定められた設定荷重Lo となるように、サ
ーボモータ24のトルクをフィードバック制御する。ス
テップS4では、上記ステップS3の実行に伴って挟圧
荷重Lが溶接開始荷重、この実施例では設定荷重Lo に
達したか否かを判断し、設定荷重Lo に達すると、ステ
ップS5において溶接指令信号SWをタイマコンタクタ
66に出力する。これにより、予め定められた溶接時間
Tw の間だけトランス36から溶接電流Iw が上部電極
30と下部電極16との間に通電され、ワーク46の最
初の溶接部位にナットが抵抗溶接される。このステップ
S5の溶接時にも、サーボモータ24は挟圧荷重Lが設
定荷重Lo となるようにフィードバック制御される。設
定荷重Lo は一定値であっても良いが、時間の経過と共
に変化させたり、溶接時の溶け込みに伴う電極位置XP
の変化に応じて変化させたりすることもできる。溶接電
流Iw についても、時間の経過や電極位置XPの変化に
応じて変化させるようにすることが可能である。そし
て、溶接時間Tw が経過してタイマコンタクタ66から
溶接完了信号SEWが供給されると、ステップS6を実
行し、駆動信号SDPによりサーボモータ24を逆回転
駆動して上部電極30をステップS1の溶接初期位置ま
で上昇させる。図5は、上記ステップS3〜S6におけ
る電極位置XP,挟圧荷重L,および溶接電流ON,O
FFの変化を示すタイムチャートで、時間t1 はステッ
プS3の開始時、時間t2 はステップS5の開始時、時
間t3 はステップS6の開始時、時間t4 はステップS
6の終了時である。
ナット供給指令信号SAを出力し、これによりパイロッ
トピン50上にナットが供給される。ナットフィーダ5
2から供給完了信号SEAが供給されると、続いてステ
ップS3を実行し、駆動信号SDPを出力して上部電極
30を下降させ、下部電極16との間でワーク46およ
びナットを挟圧するとともに、荷重信号SLが表す挟圧
荷重Lが予め定められた設定荷重Lo となるように、サ
ーボモータ24のトルクをフィードバック制御する。ス
テップS4では、上記ステップS3の実行に伴って挟圧
荷重Lが溶接開始荷重、この実施例では設定荷重Lo に
達したか否かを判断し、設定荷重Lo に達すると、ステ
ップS5において溶接指令信号SWをタイマコンタクタ
66に出力する。これにより、予め定められた溶接時間
Tw の間だけトランス36から溶接電流Iw が上部電極
30と下部電極16との間に通電され、ワーク46の最
初の溶接部位にナットが抵抗溶接される。このステップ
S5の溶接時にも、サーボモータ24は挟圧荷重Lが設
定荷重Lo となるようにフィードバック制御される。設
定荷重Lo は一定値であっても良いが、時間の経過と共
に変化させたり、溶接時の溶け込みに伴う電極位置XP
の変化に応じて変化させたりすることもできる。溶接電
流Iw についても、時間の経過や電極位置XPの変化に
応じて変化させるようにすることが可能である。そし
て、溶接時間Tw が経過してタイマコンタクタ66から
溶接完了信号SEWが供給されると、ステップS6を実
行し、駆動信号SDPによりサーボモータ24を逆回転
駆動して上部電極30をステップS1の溶接初期位置ま
で上昇させる。図5は、上記ステップS3〜S6におけ
る電極位置XP,挟圧荷重L,および溶接電流ON,O
FFの変化を示すタイムチャートで、時間t1 はステッ
プS3の開始時、時間t2 はステップS5の開始時、時
間t3 はステップS6の開始時、時間t4 はステップS
6の終了時である。
【0019】次のステップS7では、ステップS5の溶
接電流通電時における挟圧荷重Lおよび電極位置XPに
基づいて溶接の良否を判定し、溶接OKの場合には続い
てステップS9を実行するが、溶接NGの場合にはステ
ップS8を実行し、以後の作動を停止するとともに異常
ランプや異常ブザーで異常を知らせる。この溶接判定
は、例えば図6のフローチャートに従って行われ、ステ
ップR1で、ステップS5の溶接時における実際の挟圧
荷重Lが予め定められた荷重範囲(Lo ±α)以内か否
かを判断するとともに、ステップR2で、ステップS5
の溶接前後における電極位置XPの変化量ΔXP、すな
わち溶接に伴う溶け込み量が、予め定められた溶け込み
量β1以上で且つβ2以下か否かを判断し、何れの判断
もYESの場合にはステップR3で溶接OKの判定を行
い、何れか一方でもNOの場合にはステップR4で溶接
NGの判定を行う。溶接電流Iw が所定の範囲内か否か
など、溶接に影響する他の条件を加味して溶接判定を行
うことも可能である。
接電流通電時における挟圧荷重Lおよび電極位置XPに
基づいて溶接の良否を判定し、溶接OKの場合には続い
てステップS9を実行するが、溶接NGの場合にはステ
ップS8を実行し、以後の作動を停止するとともに異常
ランプや異常ブザーで異常を知らせる。この溶接判定
は、例えば図6のフローチャートに従って行われ、ステ
ップR1で、ステップS5の溶接時における実際の挟圧
荷重Lが予め定められた荷重範囲(Lo ±α)以内か否
かを判断するとともに、ステップR2で、ステップS5
の溶接前後における電極位置XPの変化量ΔXP、すな
わち溶接に伴う溶け込み量が、予め定められた溶け込み
量β1以上で且つβ2以下か否かを判断し、何れの判断
もYESの場合にはステップR3で溶接OKの判定を行
い、何れか一方でもNOの場合にはステップR4で溶接
NGの判定を行う。溶接電流Iw が所定の範囲内か否か
など、溶接に影響する他の条件を加味して溶接判定を行
うことも可能である。
【0020】なお、図6の溶接判定をステップS5の溶
接中に行い、溶接NGとなった時点で溶接電流Iw の通
電を中止するようにしても良い。また、図7に示すよう
に、ステップS5の溶接開始前、すなわち挟圧荷重Lが
設定荷重Lo に達した時の電極位置XPa が、予め定め
られた位置XP1以上で且つXP2以下の範囲内か否か
を判断し、範囲外の場合にはステップS5以下の作動を
中止するようにしたり、図8に示すように、上記電極位
置XPa に基づいて電極16,30の摩耗判定を行った
りすることもできる。電極16,30の摩耗判定は、電
極交換した後の最初の溶接時における電極位置XPa を
基準位置XPo として記憶しておき、以後の溶接時にお
ける電極位置XPa と基準位置XPo とを比較して、X
Pa −XPo が予め定められた判定値γ以下か否かによ
って判断できる。
接中に行い、溶接NGとなった時点で溶接電流Iw の通
電を中止するようにしても良い。また、図7に示すよう
に、ステップS5の溶接開始前、すなわち挟圧荷重Lが
設定荷重Lo に達した時の電極位置XPa が、予め定め
られた位置XP1以上で且つXP2以下の範囲内か否か
を判断し、範囲外の場合にはステップS5以下の作動を
中止するようにしたり、図8に示すように、上記電極位
置XPa に基づいて電極16,30の摩耗判定を行った
りすることもできる。電極16,30の摩耗判定は、電
極交換した後の最初の溶接時における電極位置XPa を
基準位置XPo として記憶しておき、以後の溶接時にお
ける電極位置XPa と基準位置XPo とを比較して、X
Pa −XPo が予め定められた判定値γ以下か否かによ
って判断できる。
【0021】図4に戻って、前記ステップS7の溶接判
定がOKの場合に実行するステップS9では、1つのワ
ーク46に対する総ての溶接が終了したか否かを、例え
ばカウンタで溶接回数を計数するなどして判断し、溶接
部位が残っている場合にはステップS1以下の実行を繰
り返す。ステップS1では、次の溶接部位に対する移動
経路データに従って駆動信号SDP,SDMを出力し、
ワーク46を移動させるとともにそのワーク46と干渉
しないように上部電極30を上下移動させる。ワーク4
6の移動時に、ステップS6で前回の溶接時における溶
接初期位置に保持されている上部電極30と干渉しない
場合は、上部電極30の移動は不要である。また、上部
電極30の溶接初期位置は、ワーク46の形状に応じて
溶接部位毎に異なる位置に設定することもできるが、一
定の位置に設定されても良い。なお、前記ステップS6
を省略し、直ちにステップS1へ戻って上部電極30を
上下させながらワーク46を次の溶接位置へ移動させる
ことも可能である。
定がOKの場合に実行するステップS9では、1つのワ
ーク46に対する総ての溶接が終了したか否かを、例え
ばカウンタで溶接回数を計数するなどして判断し、溶接
部位が残っている場合にはステップS1以下の実行を繰
り返す。ステップS1では、次の溶接部位に対する移動
経路データに従って駆動信号SDP,SDMを出力し、
ワーク46を移動させるとともにそのワーク46と干渉
しないように上部電極30を上下移動させる。ワーク4
6の移動時に、ステップS6で前回の溶接時における溶
接初期位置に保持されている上部電極30と干渉しない
場合は、上部電極30の移動は不要である。また、上部
電極30の溶接初期位置は、ワーク46の形状に応じて
溶接部位毎に異なる位置に設定することもできるが、一
定の位置に設定されても良い。なお、前記ステップS6
を省略し、直ちにステップS1へ戻って上部電極30を
上下させながらワーク46を次の溶接位置へ移動させる
ことも可能である。
【0022】そして、このようにステップS1でワーク
46を移動させるとともに必要に応じて上部電極30を
上下移動させ、ステップS2以下を実行することによ
り、ワーク46の複数の溶接部位に順次ナットが溶接さ
れ、総ての溶接が終了してステップS9の判断がYES
になると、ステップS10においてワーク46はマテハ
ンロボット38により受渡し位置へ移動させられ、上部
電極30は上昇端へ移動させられる。この時の移動も同
時に行われる。これにより、1つのワーク46に対する
溶接作業が終了する。
46を移動させるとともに必要に応じて上部電極30を
上下移動させ、ステップS2以下を実行することによ
り、ワーク46の複数の溶接部位に順次ナットが溶接さ
れ、総ての溶接が終了してステップS9の判断がYES
になると、ステップS10においてワーク46はマテハ
ンロボット38により受渡し位置へ移動させられ、上部
電極30は上昇端へ移動させられる。この時の移動も同
時に行われる。これにより、1つのワーク46に対する
溶接作業が終了する。
【0023】ここで、本実施例の電動式溶接装置は、ス
テップS1でマテハンロボット38によりワーク46を
移動させるのと並行して上部電極30が溶接初期位置ま
で移動させられるため、ステップS3で上部電極30を
下降,加圧する際の移動量が少なくなり、その分だけサ
イクルタイムが短くなる。また、挟圧ロボット10に配
設された荷重検出センサ28で挟圧荷重Lを検出するよ
うにしているため、サーボモータ24のトルクから挟圧
荷重を求める場合に比較して、ボールねじ等を有する変
換機構22の摺動抵抗やころがり抵抗、それ等の経時変
化などに拘らず常に高い精度で挟圧荷重Lが検出され、
その挟圧荷重Lが設定荷重Lo となるようにサーボモー
タ24がフィードバック制御されるとともにLo ≦Lと
なった時点で抵抗溶接が開始されるため、溶接時の挟圧
荷重Lの過不足に起因する溶接不良が防止される。
テップS1でマテハンロボット38によりワーク46を
移動させるのと並行して上部電極30が溶接初期位置ま
で移動させられるため、ステップS3で上部電極30を
下降,加圧する際の移動量が少なくなり、その分だけサ
イクルタイムが短くなる。また、挟圧ロボット10に配
設された荷重検出センサ28で挟圧荷重Lを検出するよ
うにしているため、サーボモータ24のトルクから挟圧
荷重を求める場合に比較して、ボールねじ等を有する変
換機構22の摺動抵抗やころがり抵抗、それ等の経時変
化などに拘らず常に高い精度で挟圧荷重Lが検出され、
その挟圧荷重Lが設定荷重Lo となるようにサーボモー
タ24がフィードバック制御されるとともにLo ≦Lと
なった時点で抵抗溶接が開始されるため、溶接時の挟圧
荷重Lの過不足に起因する溶接不良が防止される。
【0024】本実施例では、コントローラ56による一
連の信号処理のうち、ステップS1を実行する部分が同
時移動制御手段に相当し、ステップS3を実行する部分
が挟圧制御手段に相当し、ステップS4およびS5を実
行する部分が通電制御手段に相当する。
連の信号処理のうち、ステップS1を実行する部分が同
時移動制御手段に相当し、ステップS3を実行する部分
が挟圧制御手段に相当し、ステップS4およびS5を実
行する部分が通電制御手段に相当する。
【0025】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
9および図10は、挟圧ロボットとしてのスポット溶接
ガン70を示す一部を切り欠いた正面図および右側面図
である。このスポット溶接ガン70はベースプレート7
2を介して複数の電動式サーボモータ120を備えた多
関節ロボットなどの移動ロボット122(図11参照)
に取り付けられ、自動車の車体など位置固定に配置され
たワークの複数の溶接部位へ順次移動させられてスポッ
ト溶接を行うものである。ベースプレート72には、支
持フレーム74を介して支持軸76まわりの回動可能に
上側アーム78および下側アーム80が取り付けられて
おり、上側アーム78には本体82が一体的に固設され
ている。本体82には、ベアリング84を介してボール
ナット86が軸方向の移動不能且つ軸心まわりの回転可
能に配設されており、そのボールナット86は、シャフ
ト92のねじ部92aに螺合されているとともに、タイ
ミングベルト88を介して電動式サーボモータ90によ
り回転駆動されるようになっている。シャフト92はね
じ部92aと反対側にスプライン部92bを備えている
とともに、そのスプライン部92bは、本体82に回転
不能に配設されたボールスプライン94に軸方向の移動
可能且つ軸心まわりの回転不能に嵌合されており、ボー
ルナット86がサーボモータ90によって回転駆動され
るとシャフト92は軸方向へ移動させられる。なお、上
側アーム78は、支持軸76まわりの所定位置で支持フ
レーム74に固定されるようになっており、サーボモー
タ90は本体82に一体的に固定されている。
9および図10は、挟圧ロボットとしてのスポット溶接
ガン70を示す一部を切り欠いた正面図および右側面図
である。このスポット溶接ガン70はベースプレート7
2を介して複数の電動式サーボモータ120を備えた多
関節ロボットなどの移動ロボット122(図11参照)
に取り付けられ、自動車の車体など位置固定に配置され
たワークの複数の溶接部位へ順次移動させられてスポッ
ト溶接を行うものである。ベースプレート72には、支
持フレーム74を介して支持軸76まわりの回動可能に
上側アーム78および下側アーム80が取り付けられて
おり、上側アーム78には本体82が一体的に固設され
ている。本体82には、ベアリング84を介してボール
ナット86が軸方向の移動不能且つ軸心まわりの回転可
能に配設されており、そのボールナット86は、シャフ
ト92のねじ部92aに螺合されているとともに、タイ
ミングベルト88を介して電動式サーボモータ90によ
り回転駆動されるようになっている。シャフト92はね
じ部92aと反対側にスプライン部92bを備えている
とともに、そのスプライン部92bは、本体82に回転
不能に配設されたボールスプライン94に軸方向の移動
可能且つ軸心まわりの回転不能に嵌合されており、ボー
ルナット86がサーボモータ90によって回転駆動され
るとシャフト92は軸方向へ移動させられる。なお、上
側アーム78は、支持軸76まわりの所定位置で支持フ
レーム74に固定されるようになっており、サーボモー
タ90は本体82に一体的に固定されている。
【0026】上記シャフト92のスプライン部92b側
の端部にはナックル96が取り付けられ、リンク98を
介して前記下側アーム80と連結されており、シャフト
92が軸方向へ移動させられることにより、下側アーム
80は支持軸76まわりに回動させられる。下側アーム
80の先端部には、ロードセル等の荷重検出センサ10
0を介して下側電極102が取り付けられているととも
に、前記上側アーム78の先端部には、その下側電極1
02と対向するように上部電極104が取り付けられて
おり、シャフト92が図の左方向へ突き出されて下側ア
ーム80が右まわりに回動させられると、上側電極10
4と下側電極102との間でワークが挟圧される。それ
等の電極102,104間には、ブラケット106を介
して支持フレーム74に配設された溶接電源としてのト
ランス108から溶接電流が通電されるようになってお
り、電極102と104との間でワークを挟圧した状態
で溶接電流が通電されることによりスポット溶接が行わ
れる。
の端部にはナックル96が取り付けられ、リンク98を
介して前記下側アーム80と連結されており、シャフト
92が軸方向へ移動させられることにより、下側アーム
80は支持軸76まわりに回動させられる。下側アーム
80の先端部には、ロードセル等の荷重検出センサ10
0を介して下側電極102が取り付けられているととも
に、前記上側アーム78の先端部には、その下側電極1
02と対向するように上部電極104が取り付けられて
おり、シャフト92が図の左方向へ突き出されて下側ア
ーム80が右まわりに回動させられると、上側電極10
4と下側電極102との間でワークが挟圧される。それ
等の電極102,104間には、ブラケット106を介
して支持フレーム74に配設された溶接電源としてのト
ランス108から溶接電流が通電されるようになってお
り、電極102と104との間でワークを挟圧した状態
で溶接電流が通電されることによりスポット溶接が行わ
れる。
【0027】かかる電動式溶接装置は、図11に示すコ
ントローラ124によりその作動が制御されるようにな
っている。コントローラ124は、CPU,RAM,R
OM等を有するマイクロコンピュータを含んで構成され
ており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予
め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、駆動
信号SDP,SDMや溶接指令信号SWを出力する。駆
動信号SDPは、前記サーボモータ90に駆動電力を供
給するサーボアンプ126に出力され、その駆動電力、
例えばモータ電流を制御してサーボモータ90の回転速
度やトルクを制御する。サーボモータ90はエンコーダ
128を備えており、その回転位置、すなわち前記下側
電極102の電極位置XPを表す電極位置信号SXPが
サーボアンプ126を介してコントローラ124に供給
される。駆動信号SDMは、前記移動ロボット122の
複数のサーボモータ120にそれぞれ駆動電力を供給す
る各サーボアンプ130にそれぞれ出力され、各駆動電
力をそれぞれ制御して前記スポット溶接ガン70を予め
設定された経路で移動させる。各サーボモータ120は
それぞれエンコーダ132を備えており、各サーボモー
タ120の回転位置、すなわち移動ロボット122の各
軸の軸位置XMを表す軸位置信号SXMが、それぞれサ
ーボアンプ130を介してコントローラ124に供給さ
れる。溶接指令信号SWは、前記トランス108に接続
されたタイマコンタクタ134に出力され、トランス1
08から溶接時間Tw の間だけ溶接電流Iw が前記上側
電極104と下側電極102との間に通電される。溶接
時間Tw および溶接電流Iw は、溶接条件に応じて予め
タイマコンタクタ134に設定されており、溶接時間T
w を経過して通電が終了すると、タイマコンタクタ13
4から溶接完了信号SEWがコントローラ124に供給
される。コントローラ124にはまた、前記荷重検出セ
ンサ100によって検出された荷重、すなわち上側電極
104と下側電極102との間の挟圧荷重Lを表す荷重
信号SLが、増幅器やA/Dコンバータを介して供給さ
れる。
ントローラ124によりその作動が制御されるようにな
っている。コントローラ124は、CPU,RAM,R
OM等を有するマイクロコンピュータを含んで構成され
ており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予
め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、駆動
信号SDP,SDMや溶接指令信号SWを出力する。駆
動信号SDPは、前記サーボモータ90に駆動電力を供
給するサーボアンプ126に出力され、その駆動電力、
例えばモータ電流を制御してサーボモータ90の回転速
度やトルクを制御する。サーボモータ90はエンコーダ
128を備えており、その回転位置、すなわち前記下側
電極102の電極位置XPを表す電極位置信号SXPが
サーボアンプ126を介してコントローラ124に供給
される。駆動信号SDMは、前記移動ロボット122の
複数のサーボモータ120にそれぞれ駆動電力を供給す
る各サーボアンプ130にそれぞれ出力され、各駆動電
力をそれぞれ制御して前記スポット溶接ガン70を予め
設定された経路で移動させる。各サーボモータ120は
それぞれエンコーダ132を備えており、各サーボモー
タ120の回転位置、すなわち移動ロボット122の各
軸の軸位置XMを表す軸位置信号SXMが、それぞれサ
ーボアンプ130を介してコントローラ124に供給さ
れる。溶接指令信号SWは、前記トランス108に接続
されたタイマコンタクタ134に出力され、トランス1
08から溶接時間Tw の間だけ溶接電流Iw が前記上側
電極104と下側電極102との間に通電される。溶接
時間Tw および溶接電流Iw は、溶接条件に応じて予め
タイマコンタクタ134に設定されており、溶接時間T
w を経過して通電が終了すると、タイマコンタクタ13
4から溶接完了信号SEWがコントローラ124に供給
される。コントローラ124にはまた、前記荷重検出セ
ンサ100によって検出された荷重、すなわち上側電極
104と下側電極102との間の挟圧荷重Lを表す荷重
信号SLが、増幅器やA/Dコンバータを介して供給さ
れる。
【0028】このような電動式溶接装置は、例えば図1
2のフローチャートに従って溶接を行う。溶接開始当初
は、スポット溶接ガン70は予め定められた待機位置に
位置させられているとともに、下側電極102は図9の
ように上側電極104から最も離間した原位置に保持さ
れており、ステップSA1では、予めRAM等に記憶さ
れた移動経路データに従って駆動信号SDP,SDMを
それぞれ出力することにより、スポット溶接ガン70が
最初の溶接部位に位置させられるように移動ロボット1
22を作動させるとともに、そのスポット溶接ガン70
の下側電極102が予め定められた溶接初期位置まで上
側電極104に接近するようにサーボモータ90を回転
駆動する。これ等の作動は並行して行われ、各移動経路
データは互いに干渉しないように予めティーチング等に
よって設定されている。また、下側電極102の溶接初
期位置は、加圧溶接時の移動量ができるだけ少なくなる
ように定められている。
2のフローチャートに従って溶接を行う。溶接開始当初
は、スポット溶接ガン70は予め定められた待機位置に
位置させられているとともに、下側電極102は図9の
ように上側電極104から最も離間した原位置に保持さ
れており、ステップSA1では、予めRAM等に記憶さ
れた移動経路データに従って駆動信号SDP,SDMを
それぞれ出力することにより、スポット溶接ガン70が
最初の溶接部位に位置させられるように移動ロボット1
22を作動させるとともに、そのスポット溶接ガン70
の下側電極102が予め定められた溶接初期位置まで上
側電極104に接近するようにサーボモータ90を回転
駆動する。これ等の作動は並行して行われ、各移動経路
データは互いに干渉しないように予めティーチング等に
よって設定されている。また、下側電極102の溶接初
期位置は、加圧溶接時の移動量ができるだけ少なくなる
ように定められている。
【0029】ステップSA2では、駆動信号SDPを出
力して下側電極102を更に接近させ、上側電極104
との間でワークを挟圧するとともに、荷重信号SLが表
す挟圧荷重Lが予め定められた設定荷重Lo となるよう
に、サーボモータ90のトルクをフィードバック制御す
る。このステップSA2は、ステップSA1による移動
ロボット122の作動が終了した後に行われ、下側電極
102のみが移動させられるが、この下側電極102の
移動はステップSA1による移動に連続して行うことが
できる。すなわち、移動ロボット122の作動が停止し
た後に下側電極102が溶接初期位置に到達する場合
は、下側電極102をその溶接初期位置で停止させるこ
となく連続移動させてワークを挟圧するようにしても差
し支えないのである。次のステップSA3およびSA4
は前記第1実施例におけるステップS4およびS5と実
質的に同じで、ステップSA5では、駆動信号SDPに
よりサーボモータ90を逆回転駆動して下側電極102
をステップSA1の溶接初期位置まで離間させる。
力して下側電極102を更に接近させ、上側電極104
との間でワークを挟圧するとともに、荷重信号SLが表
す挟圧荷重Lが予め定められた設定荷重Lo となるよう
に、サーボモータ90のトルクをフィードバック制御す
る。このステップSA2は、ステップSA1による移動
ロボット122の作動が終了した後に行われ、下側電極
102のみが移動させられるが、この下側電極102の
移動はステップSA1による移動に連続して行うことが
できる。すなわち、移動ロボット122の作動が停止し
た後に下側電極102が溶接初期位置に到達する場合
は、下側電極102をその溶接初期位置で停止させるこ
となく連続移動させてワークを挟圧するようにしても差
し支えないのである。次のステップSA3およびSA4
は前記第1実施例におけるステップS4およびS5と実
質的に同じで、ステップSA5では、駆動信号SDPに
よりサーボモータ90を逆回転駆動して下側電極102
をステップSA1の溶接初期位置まで離間させる。
【0030】また、ステップSA6,SA7,SA8
は、第1実施例におけるステップS7,S8,S9と実
質的に同じで、総ての溶接が終了するまでステップSA
1以下の実行を繰り返す。そして、総ての溶接が終了し
てステップSA8の判断がYESになると、ステップS
A9を実行し、移動ロボット122によりスポット溶接
ガン70を待機位置へ移動させるとともに、スポット溶
接ガン70の下側電極102を原位置まで離間させる。
この時の移動も同時に行われる。
は、第1実施例におけるステップS7,S8,S9と実
質的に同じで、総ての溶接が終了するまでステップSA
1以下の実行を繰り返す。そして、総ての溶接が終了し
てステップSA8の判断がYESになると、ステップS
A9を実行し、移動ロボット122によりスポット溶接
ガン70を待機位置へ移動させるとともに、スポット溶
接ガン70の下側電極102を原位置まで離間させる。
この時の移動も同時に行われる。
【0031】このように、本実施例でもステップSA1
で移動ロボット122によりスポット溶接ガン70を移
動させるのと並行してそのスポット溶接ガン70の下側
電極102を移動させるようにしているため、サイクル
タイムが短くなるとともに、荷重検出センサ100で実
際の挟圧荷重Lを検出して溶接を開始し、且つ溶接時の
荷重制御を行うようにしているため、挟圧荷重Lの過不
足に起因する溶接不良が防止される。
で移動ロボット122によりスポット溶接ガン70を移
動させるのと並行してそのスポット溶接ガン70の下側
電極102を移動させるようにしているため、サイクル
タイムが短くなるとともに、荷重検出センサ100で実
際の挟圧荷重Lを検出して溶接を開始し、且つ溶接時の
荷重制御を行うようにしているため、挟圧荷重Lの過不
足に起因する溶接不良が防止される。
【0032】本実施例では、コントローラ124による
一連の信号処理のうち、ステップSA1を実行する部分
が同時移動制御手段に相当し、ステップSA2を実行す
る部分が挟圧制御手段に相当し、ステップSA3および
SA4を実行する部分が通電制御手段に相当する。
一連の信号処理のうち、ステップSA1を実行する部分
が同時移動制御手段に相当し、ステップSA2を実行す
る部分が挟圧制御手段に相当し、ステップSA3および
SA4を実行する部分が通電制御手段に相当する。
【0033】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0034】例えば、前記実施例では複数の溶接部位に
連続して抵抗溶接を行う場合について説明したが、溶接
内容により1回の溶接が終わる毎にワーク46を受渡し
位置まで戻したり、スポット溶接ガン70を待機位置ま
で戻したりすることも勿論可能である。
連続して抵抗溶接を行う場合について説明したが、溶接
内容により1回の溶接が終わる毎にワーク46を受渡し
位置まで戻したり、スポット溶接ガン70を待機位置ま
で戻したりすることも勿論可能である。
【0035】また、前記実施例ではサーボモータ40,
120によって駆動されるマテハンロボット38,移動
ロボット122が用いられ、挟圧ロボット10,スポッ
ト溶接ガン70と同時作動させるようになっていたが、
それ等を別々に作動させることもできるし、エアシリン
ダ等を駆動源とする移動ロボットを用いることも可能で
ある。
120によって駆動されるマテハンロボット38,移動
ロボット122が用いられ、挟圧ロボット10,スポッ
ト溶接ガン70と同時作動させるようになっていたが、
それ等を別々に作動させることもできるし、エアシリン
ダ等を駆動源とする移動ロボットを用いることも可能で
ある。
【0036】また、前記実施例では一方の電極30,1
02を移動してワークを挟圧する挟圧ロボット10,ス
ポット溶接ガン70が用いられていたが、電動モータを
駆動源として一対の電極を相対的に接近させる他の種々
の挟圧ロボットを備えた電動式溶接装置にも本発明は同
様に適用され得る。
02を移動してワークを挟圧する挟圧ロボット10,ス
ポット溶接ガン70が用いられていたが、電動モータを
駆動源として一対の電極を相対的に接近させる他の種々
の挟圧ロボットを備えた電動式溶接装置にも本発明は同
様に適用され得る。
【0037】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例である電動式溶接装置の要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】図2の電動式溶接装置が備えている制御系統を
説明するブロック線図である。
説明するブロック線図である。
【図4】図2の電動式溶接装置の作動を説明するフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】図4のステップS3〜S6の実行時における各
部の状態を説明するタイムチャートである。
部の状態を説明するタイムチャートである。
【図6】図4のステップS7における溶接判定の具体的
内容を説明するフローチャートである。
内容を説明するフローチャートである。
【図7】図4の作動時に行うことができる溶接判定の別
の例を説明するフローチャートである。
の例を説明するフローチャートである。
【図8】図4の作動時に電極の摩耗判定を行う場合のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】本発明の他の実施例で挟圧ロボットとして用い
られるスポット溶接ガンを示す一部を切り欠いた正面図
である。
られるスポット溶接ガンを示す一部を切り欠いた正面図
である。
【図10】図9のスポット溶接ガンの右側面図である。
【図11】図9の実施例の制御系統を説明するブロック
線図である。
線図である。
【図12】図9の実施例の作動を説明するフローチャー
トである。
トである。
10:挟圧ロボット 16:下部電極 24:サーボモータ(電動モータ) 28:荷重検出センサ 30:上部電極 36:トランス(溶接電源) 38:マテハンロボット(移動ロボット) 40:サーボモータ(電動モータ) 46:ワーク 56:コントローラ 70:スポット溶接ガン(挟圧ロボット) 90:サーボモータ(電動モータ) 100:荷重検出センサ 102:下側電極 104:上側電極 108:トランス(溶接電源) 120:サーボモータ(電動モータ) 122:移動ロボット 124:コントローラ ステップS1:同時移動制御手段 ステップS3:挟圧制御手段 ステップS4,S5:通電制御手段 ステップSA1:同時移動制御手段 ステップSA2:挟圧制御手段 ステップSA3,SA4:通電制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 格良 愛知県豊田市トヨタ町6番地 株式会社協 豊製作所内 (72)発明者 中山 元一 愛知県豊田市トヨタ町6番地 株式会社協 豊製作所内 (72)発明者 中村 尚範 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 成田 英郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 電動モータを駆動源として一対の電極を
相対的に接近させてワークを挟圧する挟圧ロボットと、
電動モータを駆動源として前記ワークの溶接部位が前記
一対の電極間に位置するように前記挟圧ロボットと該ワ
ークとを相対移動させる移動ロボットと、前記一対の電
極間に溶接電流を通電して前記ワークを抵抗溶接する溶
接電源とを備えた電動式溶接装置であって、 前記移動ロボットおよび前記挟圧ロボットを同時に作動
させて、前記ワークの溶接部位を前記一対の電極間に位
置させるとともに該一対の電極を相対的に接近させる同
時移動制御手段と、 前記挟圧ロボットに配設されて前記一対の電極間の挟圧
荷重を検出する荷重検出センサと、 前記一対の電極を接近させて前記ワークを挟圧するとと
もに、前記荷重検出センサによって検出される挟圧荷重
が予め定められた設定荷重となるように、前記挟圧ロボ
ットの電動モータをフィードバック制御する挟圧制御手
段と、 該挟圧制御手段による前記挟圧ロボットの作動制御時に
前記荷重検出センサによって検出される挟圧荷重が予め
定められた溶接開始荷重に達したら、前記溶接電源から
前記一対の電極間に溶接電流を通電させる通電制御手段
とを有することを特徴とする電動式溶接装置。 - 【請求項2】 電動モータを駆動源として一対の電極を
相対的に接近させてワークを挟圧する挟圧ロボットと、
前記一対の電極間に溶接電流を通電して前記ワークを抵
抗溶接する溶接電源とを備えた電動式溶接装置であっ
て、 前記挟圧ロボットに配設されて前記一対の電極間の挟圧
荷重を検出する荷重検出センサと、 前記一対の電極を接近させて前記ワークを挟圧するとと
もに、前記荷重検出センサによって検出される挟圧荷重
が予め定められた設定荷重となるように、前記挟圧ロボ
ットの電動モータをフィードバック制御する挟圧制御手
段と、 該挟圧制御手段による前記挟圧ロボットの作動制御時に
前記荷重検出センサによって検出される挟圧荷重が予め
定められた溶接開始荷重に達したら、前記溶接電源から
前記一対の電極間に溶接電流を通電させる通電制御手段
とを有することを特徴とする電動式溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166290A JPH06344151A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 電動式溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166290A JPH06344151A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 電動式溶接装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06344151A true JPH06344151A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15828614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5166290A Pending JPH06344151A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 電動式溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06344151A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006075902A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-03-23 | General Electric Co <Ge> | 連続動作レーザショックピーニング |
| WO2008108165A1 (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Yoshitaka Aoyama | プロジェクションボルト溶接方法および溶接装置 |
| JP5380623B1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-01-08 | ユニプレス九州株式会社 | 2頭型抵抗溶接機 |
| JP2019147187A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | ダイハツ工業株式会社 | スポット溶接方法 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP5166290A patent/JPH06344151A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006075902A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-03-23 | General Electric Co <Ge> | 連続動作レーザショックピーニング |
| WO2008108165A1 (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Yoshitaka Aoyama | プロジェクションボルト溶接方法および溶接装置 |
| US8338738B2 (en) | 2007-03-02 | 2012-12-25 | Yoshitaka Aoyama | Method of welding projection bolt and welding apparatus |
| EP2133168A4 (en) * | 2007-03-02 | 2014-07-02 | Yoshitaka Aoyama | PROJECTION BOLT WELDING METHOD AND CORRESPONDING WELDING DEVICE |
| JP5380623B1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-01-08 | ユニプレス九州株式会社 | 2頭型抵抗溶接機 |
| JP2019147187A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | ダイハツ工業株式会社 | スポット溶接方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |