JPH06344848A - エアバッグ扉解放機構 - Google Patents

エアバッグ扉解放機構

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JPH06344848A
JPH06344848A JP6144101A JP14410194A JPH06344848A JP H06344848 A JPH06344848 A JP H06344848A JP 6144101 A JP6144101 A JP 6144101A JP 14410194 A JP14410194 A JP 14410194A JP H06344848 A JPH06344848 A JP H06344848A
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    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉をいたずら防止可能な態様に閉鎖位置に締
着するための組み立ての容易な扉引き留め機構を備えた
膨満自在拘束装置を提供すること。 【構成】 内装製品に装着された膨満自在拘束装置は、
エアバッグを自動車の客室内へ展開させるべく膨満させ
るためのキャニスター型ガス発生器を備えている。膨満
自在拘束装置を展開させるための、内装製品に設けられ
た開口は、扉によって閉鎖される。扉は、エアバッグの
展開によって開放されたとき扉から離脱するケーブル型
引き留め機構によって係留される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、自動車に用い
るための膨満自在エアバッグ式拘束装置(エアバッグか
ら成る拘束装置、即ち、自動車の衝突時等に乗客を動か
ないように拘束し安全を確保するための装置)に関し、
特に、自動車の内装製品内に収容される膨満自在拘束装
置に関する。このような拘束装置は、通常、自動車のダ
ッシュボード又は計器盤の内側に収納されており、自動
車の衝突等の衝撃を受けたときエアバッグを外部へ、即
ち客室内へ展開するための開口が設けられており、その
開口は、常態においてはアクセス扉によって閉鎖されて
いるが、衝撃に応答してエアバッグが膨満されると、扉
が開放され(開かれ)、膨満したエアバッグが外部へ展
開するのを許すようになされている。「アクセス扉」と
は、衝撃を受けたとき開放されてエアバッグを展開する
ための扉のことであり、ここでは「閉鎖扉」、「閉鎖パ
ネル」又は単に「扉」とも称する。
【0002】
【従来の技術】上述したように、膨満自在拘束装置は、
エアバッグを外部へ展開するための開口が設けられてお
り、その開口は、常態においてはカバー又は扉によって
閉鎖されているが、衝撃に応答してエアバッグが膨満さ
れると、カバーが開放され、膨満したエアバッグが外部
へ展開するのを許すようになされている。エアバッグ装
置のためのある種の従来のカバー又はパッドは、柔軟で
はなく、又、膨満自在拘束装置が収納されている自動車
の内装製品のスタイリングや審美的要件にも合致しな
い。そのようなカバーは、多くの場合、熱可塑エラスト
マー又は熱可塑オレフィンから射出成形によって製造さ
れる。この種の素材は、カバーを例えば計器盤の正面垂
直表面上に取り付ける中間位置取り付けには適している
が、カバーが例えば自動車のフロントガラスを通して直
射日光を受ける部位や、その他の放射熱を受ける部位に
配置されている場合には、熱可塑エラストマー又は熱可
塑オレフィン製のカバーは、所期の機能を果たさなくな
る。
【0003】別のタイプのものとして、フォーム(発
泡)コアと、それを覆う注型プラスチゾル製の外側スキ
ンとから成るカバー又はパッドが提案されている。その
ようなスキンとしては、例えば、ポリ塩化ビニル(PV
C)又はウレタンスキン、ABS/PVC/ニトリルタ
ーポリマーの真空成形シート、ドライ注型ポリマースキ
ン、射出成形PVC等があり、これらは、膨満自在拘束
装置が収納されている内装製品の外表面に審美的に整合
させることができる。
【0004】そのような従来技術のカバー又はパッドの
例は、米国特許第3,708,179号に示されてい
る。この特許のカバー即ち扉は、中間位置取り付けであ
り、ウレタンフォームの層と、プラスチゾルスキンの外
側被覆から成るものである。この扉は、エアバッグを自
動車の前席の乗客側客室内へ展開することができるよう
に計器盤の正面垂直表面から外方へ移動自在とされた1
対の互いに離隔したヒンジピンによって支持されてい
る。
【0005】米国特許第4,946,653号及び4,
893,833号は、扉を計器盤の上面に配置する上付
き膨満自在拘束装置を開示している。この上付き扉は、
エアバッグを展開するとき自動車のフロントガラスの方
に向って上方へ開放されるように構成されている。
【0006】これらの従来技術の扉に随伴する1つの困
難な問題は、内装製品に形成されたエアバッグ展開用開
口の後縁に隣接した、扉の後縁(自動車の車内位置から
みて)をどのようにして引き留めておくかという問題で
あった。上付き扉の場合、その後縁(前席に座っている
人からみて手前側の縁)は、機械的な掛止部材によって
所定位置にしっかりと締着されていない限り、子供がい
じって開けてしまうことができる位置にある。しかしな
がら、一方でそのような掛止機構は、エアバッグが膨満
された扉の下面にぶつかったとき扉を迅速に解放する
(解き放つ)ことができない場合があり、又、扉を反復
して解放することができない場合があるという欠点があ
る。そのような場合、アクセス扉は、全開せず、それに
よって自動車の客室内へのエアバッグの支障のない展開
を阻害することになる。この問題の1つの解決法とし
て、米国特許第5,161,819号は、扉に対して所
定の引き留め力を与えるように構成されたベルクロファ
スナー(マジックテープ)のフック帯片とループ帯片を
用いる方法を開示している。ベルクロファスナーによる
引き留め力は、長時間に亙って、又、温度変化があって
も維持され、自動車が衝突等の衝撃を受けたのに応答し
てガス発生器が作動されエアバッグを膨満させたとき、
扉を解放しエアバッグの妨害のない展開を可能にする。
ベルクロファスナーの各帯片(雄型フック帯片と雌型ル
ープ帯片)は、それぞれ基材に取り付けられており、膨
満自在拘束装置が展開されるまでは、扉を展開用開口に
対して所定位置に保持するためのいたずら防止可能な結
合力を有する。ベルクロファスナーの両帯片は、自動車
が受けた衝撃に応答してエアバッグが膨満されたとき、
引張力又は剪断力を受けて解放(分離)されて扉を自動
車のフロントガラスと客室の間の上方枢動位置へ妨害す
ることなく枢動させ、膨満したエアバッグを客室内へ展
開させる。
【0007】このようないたずら防止可能引き留め機構
は、その意図された目的に対しては適しているが、その
引き留め力は、ベルクロファスナーのフック帯片とルー
プ帯片との結合面積の大きさに依存しており、更に、両
帯片相互の整合(フックとループのかみ合い)態様にも
依存している。従って、そのような配慮のためにベルク
ロファスナーの使用は、ベルクロファスナー帯片の選択
と組み立て上の問題を提起する。
【0008】米国特許第5,066,037号は、膨満
自在拘束装置の閉鎖扉のための別のタイプの引き留め機
構を開示している。この特許の扉引き留め機構において
は、扉に形成された錠止用フランジをU字形クランプに
嵌合させるが、錠止用フランジとU字形クランプとは、
膨満自在拘束装置の組み立ての際に、別々に位置づけ
し、互いに整列させなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、従
来技術のいろいろな扉引き留め機構の上述した欠点を克
服することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、基本的にいえば、エアバッグ展開用扉を
いたずら防止可能な態様に閉鎖位置に締着するための組
み立ての容易な扉引き留め機構(ここでは、単に「引き
留め機構」とも称する)を備えた膨満自在拘束装置であ
って、該引き留め機構は、該膨満自在拘束装置のエアバ
ッグの展開に応答して前記扉が開放された後落下し、内
装製品の領域内に残留するようになされていることを特
徴とする膨満自在拘束装置を提供する。
【0011】本発明の他の目的は、前記内装製品に形成
された第1基材と、前記扉に形成された第2基材との間
に該扉の後端(自動車の客室からみて)に近接した部位
で連結されたケーブルを有することを特徴とする扉引き
留め機構を提供することである。
【0012】本発明の更に他の目的は、膨満自在拘束装
置を覆う扉のための引き留め機構であって、製造及び組
立てが容易であり、前記内装製品のフォーム成形工程に
おいて標準的な基材構成を用いることを可能にし、か
つ、扉の後端及び該扉によって閉鎖されるアクセス開口
の後端のところに、広い温度範囲において、長期間の使
用後においても解放する引き留め連結部を有し、膨満自
在拘束装置が展開されると、扉から完全に分離し、内装
製品内に留まるようになされた引き留め機構を提供する
ことである。この引き留め連結部は、扉をいたずら防止
可能な状態に維持するように構成されている。
【0013】本発明の更に他の目的は、自動車が衝撃を
受けたとき膨満したエアバッグを自動車の客室内へ展開
させる膨満自在エアバッグ組立体が収容されている自動
車の内装製品の開口を閉鎖するための下記のような扉
と、該扉と内装製品との間に連結された下記のようなケ
ーブル型引き留め機構とから成る扉組立体を提供するこ
とである。自動車の内装製品は、該内装製品の前記開口
の周りを取り囲むようにして形成された、外観を美しく
見せるためのスタイリング、しぼ模様及び色を有する注
型ビニル材(又はウレタン又は真空成形材)から成る外
側被覆材と、柔軟なフォーム材から成る裏当材とを有す
る。前記開口を閉鎖するための扉は、該内装製品の外側
被覆材に対応するスタイリング、しぼ模様及び色を有す
る注型ビニル材(又はウレタン又は真空成形材)から成
る外側被覆材を有し、該扉は、内装製品の前記開口を閉
鎖して前記膨満自在エアバッグ組立体へのアクセスを防
止するように該開口に嵌合する形状を有する。この扉の
基材と内装製品の基材は、両方とも該開口の後縁及び扉
の後縁に近接して配置されており、広範囲の温度条件下
において、かつ、長期間に亙って扉を所定位置に保持す
る働きをすることができるケーブル型引き留め機構が設
けられている。この引き留め機構は、エアバッグが膨満
されて扉の下面に衝接したときの所定のレベルの力を受
けると、膨満されたエアバッグが前記開口を通して自動
車の客室内へ展開されるように該扉を内装製品から分離
する働きをする。
【0014】本発明の更に他の目的は、自動車が衝撃を
受けたとき膨満したエアバッグを自動車の客室内へ展開
させる膨満自在エアバッグ組立体が収容されている自動
車の内装製品の開口を閉鎖するための下記のような扉
と、該扉と内装製品との間に連結された下記のようなケ
ーブル型引き留め機構とから成る扉組立体を提供するこ
とである。自動車の内装製品は、該内装製品の前記開口
の周りを取り囲むようにして形成された、外観を美しく
見せるためのスタイリング、しぼ模様及び色を有する注
型ビニル材(又はウレタン又は真空成形材)から成る外
側被覆材を有する。前記開口を閉鎖するための扉は、該
内装製品の外側被覆材に対応するスタイリング、しぼ模
様及び色を有する注型ビニル材(又はウレタン又は真空
成形材)から成る外側被覆材を有し、該扉は、内装製品
の前記開口を閉鎖して前記膨満自在エアバッグ組立体へ
のアクセスを防止するように該開口に嵌合する形状を有
する。この扉は、その後縁及び前記開口の後縁に近接し
て配置された特定形状のケーブル取り付け穴を有するイ
ンサート部材を含む。前記ケーブル型引き留め機構は、
広範囲の温度条件下において、かつ、長期間に亙って同
じ引き留め力で扉を前記開口に対して所定位置に保持す
る働きをすることができるように一端を前記取り付け穴
に掛止させ、他端をアンカー開口に嵌合させたケーブル
を含む。この引き留め機構は、エアバッグが膨満されて
扉の下面に衝接したときの所定のレベルの力を受ける
と、そのケーブルの前記一端を前記取り付け穴に沿って
摺動させて扉の前記インサート部材から離脱させ、膨満
されたエアバッグを該開口を通して自動車の客室内へ展
開させる、引き留め機構自体は、内装製品内に留まる。
【0015】本発明の目的は、又、上記扉に設けられて
おり、円滑な縁を有し、該扉の内表面に実質的に平行な
平面に位置するように形成された特定形状のケーブル取
り付け穴を有するインサート部材と、該取り付け穴に掛
止するように付形された一端部分と戻り止めナットを嵌
められた他端部分を有するケーブルとから成る扉引き留
め機構を提供することである。ナットを螺進させてケー
ブルをその一端部分を前記インサート部材に係合させる
方向に引張ることにより扉を自動車の内装製品に対して
いたずら防止可能な状態に閉鎖するように引きつけるこ
とができる。
【0016】本発明の更に他の目的は、自動車が衝撃を
受けたときエアバッグのような膨満自在拘束装置を自動
車の客室内へ展開させる開口のための下記のような扉に
連結される引き留め機構を提供することである。即ち、
この扉は、膨満自在拘束装置を覆う自動車の内装製品の
スタイリング、感触及び審美的外観に合致するように、
内側フォーム材と、外側スキン(例えば、乾燥ビニル粒
子のような熱可塑性プラスチゾルを注型によって成形し
たもの、又はウレタンから成形したもの、又はABS/
PVCから真空成形したもの)を有する。
【0017】本発明の更に他の目的は、自動車が衝撃を
受けたとき膨満したエアバッグを自動車の客室内へ展開
させる膨満自在エアバッグ組立体が収容されている自動
車の内装製品の開口を閉鎖するための下記のような扉
と、該扉と内装製品との間に連結された下記のようなケ
ーブル型引き留め機構とから成る扉組立体を提供するこ
とである。前記内装製品は、前記開口の周りに審美的外
観を呈するためのスタイリングを有する外側被覆材を有
しており、前記扉は、基材と、該内装製品の外側被覆材
に対応するスタイリングを有する外側被覆材から成り、
内装製品の前記開口を閉鎖するように該開口に嵌合する
形状を有する。前記引き留め機構は、前記扉と内装製品
との間に連結されており、該扉に形成されたケーブル取
り付け穴と、一端を該ケーブル取り付け穴に解放自在に
連結され、他端を該内装製品に連結されたケーブルを備
えている。
【0018】本発明の更に他の目的は、自動車が衝撃を
受けたとき膨満したエアバッグを自動車の客室内へ展開
させる膨満自在エアバッグ組立体が収容されている自動
車の内装製品の開口を閉鎖するための下記のような扉
と、該扉と内装製品との間に連結された下記のようなケ
ーブル型引き留め機構とから成る扉組立体を提供するこ
とである。前記内装製品は、審美的外観を呈するスタイ
リングを有する外側被覆材を有しており、前記扉は、基
材と、該内装製品の外側被覆材に対応するスタイリング
を有する外側被覆材から成り、内装製品の前記開口を閉
鎖して前記膨満自在エアバッグ組立体へのアクセスを防
止するように該開口に嵌合する形状を有する。前記引き
留め機構は、前記扉の基材に形成されたケーブル取り付
け穴と、該開口の後端に近接して配置された基材と、該
後者の基材に連結されたケーブルから成り、該ケーブル
は、エアバッグ組立体へのいたずら及び不正アクセスを
防止するように該ケーブル取り付け穴に解放自在に係合
して該扉を該開口内に固定することができ、エアバッグ
組立体が展開されて扉に衝接すると、扉から解放される
ようになされている。
【0019】本発明の更に他の目的は、自動車が衝撃を
受けたとき膨満したエアバッグを自動車の客室内へ展開
させる膨満自在エアバッグ組立体が収容されている自動
車の内装製品に形成された、後縁と、フロントガラスに
近接した前縁と、両側縁を有する開口を閉鎖するための
下記のような扉と、該扉に連結された下記のようなケー
ブルとから成る扉組立体を提供することである。前記内
装製品は、前記開口の周りに審美的外観を呈するスタイ
リングを有する外側被覆材を有しており、前記扉は、該
開口を閉鎖して前記膨満自在エアバッグ組立体へのアク
セスを防止するように該開口に嵌合する形状を有し、ケ
ーブル取り付け穴を有する第1基材と、外側被覆材から
成る。前記ケーブルは、前記内装製品に連結された第2
基材に連結されており、前記ケーブル取り付け穴と該ケ
ーブルとの間に前記開口の後縁に隣接したところに取り
付け面が設けられており、該取り付け面は、前記膨満自
在エアバッグ組立体が展開されるのに応答して前記ケー
ブルを該開口の後縁のところで前記ケーブル取り付け穴
との係合状態から引き抜く働きをし、それによって、前
記エアバッグが膨満されて前記扉を前記内装製品の開口
の後縁から解放して扉を開放し、該エアバッグを自動車
のフロントガラスと客室内の乗客との間へ妨害されるこ
となく展開させることができる。
【0020】本発明の更に他の目的は、内装製品に形成
された開口を閉鎖するための扉と、該扉を該開口に対し
て上方へ枢動し得るように扉の前縁を該内装製品に該開
口の前縁のところで枢動自在に連結するためのヒンジ
と、膨満自在拘束装置に対するいたずらを防止するため
に前記扉を前記内装製品に対して保持するための引き留
め機構とから成る膨満自在拘束装置を提供することであ
る。この引き留め機構は、可撓ケーブルと、前記内装製
品上に支持されたブラケットと、前記扉の内表面に前記
開口の後縁に近接したところで固定されており、ケーブ
ル取り付け穴を有する引き留め部材とから成り、該ケー
ブルの両端は、該扉を内装製品にその前記開口のところ
で係合した状態に保持するためにそれぞれ前記ケーブル
取り付け穴と前記ブラケットに連結されており、該ケー
ブルの一端は、エアバッグが展開されたとき、ケーブル
取り付け穴から解放されて該ケーブルを該扉から分離す
るようになされている。
【0021】本発明の好ましい実施例によれば、段落0
020に記載された膨満自在拘束装置において、前記ケ
ーブルの一端を円錐形のアンカーとし、前記ケーブル取
り付け穴を、大径スロット部分と、該大径スロット部分
の幅より小さい幅の細長スロット部分を有する穴とし、
該円錐形のアンカーは、大径スロット部分を通して挿入
自在であり、大径スロット部分に沿って移動して細長ス
ロット部分に掛止するようになされており、該アンカー
は、エアバッグが解放されて前記扉の内表面に当接する
のに応答して前記引き留め部材を変形させて前記細長ス
ロット部分との掛止関係から離脱させ、それによって該
扉を前記ケーブルから脱係合させ、前記内装製品に対し
て上向きに枢動させるように構成する。
【0022】本発明の別の実施例によれば、段落002
0に記載された膨満自在拘束装置において、前記扉の内
表面に錠止部材を設け、該錠止部材は、特定形状のスロ
ットを有し、前記ケーブルの一端部分を錠止部材の該ス
ロット内に掛止するように付形し、ケーブルの他端部分
は、その一端部分を前記錠止部材に係合させる方向に該
ケーブルを引張り、それによって該扉を前記内装製品の
前記開口をいたずら防止可能な状態に閉鎖するように該
内装製品に連結されるように構成する。
【0023】本発明の別の実施例によれば、段落002
0に記載された膨満自在拘束装置において、前記ケーブ
ルの他端部分にねじを刻設し、該ねじに戻り止めナット
を螺合し、該ナットを螺進させることにより、該ケーブ
ルの一端部分を前記錠止部材に係合させる方向に該ケー
ブルを引張り、該扉を前記内装製品に対していたずら防
止可能な状態に閉鎖するように構成する。
【0024】本発明の別の実施例によれば、段落002
0に記載された膨満自在拘束装置において、前記ケーブ
ルは、一端に円錐形頭部を有し、他端に複数の互いに軸
方向に離隔した環状部分を有するプラスチック部材で構
成し、前記扉に調節自在の引き留め力を及ぼすようにそ
れらの環状部分のいずれか1つが前記内装製品に選択的
に係合することができ、それによって、該扉が該内装製
品の前記開口を閉鎖するように該開口内に座着するよう
になされる。
【0025】本発明の別の実施例によれば、段落002
0に記載された膨満自在拘束装置において、前記錠止部
材をL字形ブラケットとし、前記ケーブル取り付け穴を
該L字形ブラケットの一辺に形成し、該ケーブル取り付
け穴の前記細長スロット部分は前記扉の両側縁に対して
側方に延長させる。
【0026】
【実施例】図1を参照すると、エアバッグ式膨満自在拘
束装置20(単に「拘束装置」とも称する)を自動車の
車室内へ展開する開口12のための閉鎖扉又は閉鎖パネ
ル10(単に「扉」とも称する)が示されている。図示
の実施例では、扉10は、ダッシュボード又は計器盤1
6の頂面形成された開口12を覆うように配置された頂
部取付け型として示されている。開口12は、計器盤1
6の後部表面16aに近い側に位置する後縁12aと、
傾斜したフロントガラス18に対してその下に位置する
前縁12bを有する。ここでは説明の便宜上、「前」位
置及び「後」位置は、自動車の客室内の部品の位置を基
準としてみた位置とする。
【0027】図示の実施例では、開口12は、計器盤1
6の前部表面に形成されたものとして示されているが、
中間位置取り付け型として計器盤16の後部表面16a
に形成してもよい。扉10を頂部取付け型とするか、あ
るいは中間位置取付け型とするかは、その内側に収納さ
れるエアバッグ式膨満自在拘束安全装置20の設置位置
によって選択される。図2の実施例では、拘束装置20
は、適当な自動車部品(図示せず)に取付けられたキャ
ニスターハウジング又はケーシング24内に配設された
ガス発生器即ちエアバッグ展開用キャニスター22を備
えている。ガス発生器22は、衝突などにより自動車に
衝撃が与えられると、当業者には周知の態様で衝撃セン
サー26が作動され、制御器28を付勢することによっ
て発生される適当なエアバッグ膨満用ガスを噴出するた
めの多数の噴口22aを有している。図には花火技術に
よる膨満用ガス発生器が示されているが、本発明は、圧
力容器内に保持された高圧ガス等の膨満用ガスと組み合
わせて使用するのにも適している。
【0028】膨満用ガスは、一端30aでケーシング2
4に連結されている膨満自在のエアバッグ30の内部へ
吹込まれる。エアバッグ30は、膨満用ガスによって膨
満されたとき、膨脹して扉10の下面を打撃し、扉10
をフロントガラス18の方に向けて上方へ枢動させ、エ
アバッグ30を開放された開口12を通して乗客を保護
する位置へ展開させることができる。図では拘束装置2
0は自動車の助手席側に配置されたものとして示されて
いるが、本発明の扉引き留め機構は、拘束装置20が自
動車の運転者を防護するために運転席側のステアリング
コラム内に配設され、エアバッグが展開されたとき開放
される扉によって覆われている構成にも等しく適用する
ことができる。
【0029】本発明の扉10は、自動車の内装製品の一
部である計器盤16の開口12の後部表面16a及び両
側表面16b,16cの上にオーバーラップする唇部3
2を有するものとして示されている。この実施例では、
ヒンジ34によって計器盤16に連結されている。ヒン
ジ34は、計器盤16の開口12の前縁12bと扉10
の前縁10aとを一体的に連結する屈曲自在の金属製イ
ンサート部材(挿入部材)とすることができる。
【0030】本発明によれば、扉10の基材又はインサ
ート部材40に形成されたケーブル取り付け穴又はケー
ブル引き留め穴38(図3)を含むケーブル型扉引き留
め機構36が設けられる。インサート部材40は、その
周縁42aを化粧材42(図1)の層によって包被され
ている。図示の実施例では、化粧材42は、その周りの
内装製品(計器盤16)の表面の審美的外観に整合する
色及び地肌を有する。ケーブル取り付け穴又はケーブル
引き留め穴(単に「取り付け穴」又は「引き留め穴」と
も称する)38は、半円形の大径スロット部分38a
と、それに連通した、それより幅の狭い細長スロット部
分38bから成る。細長スロット部分38bは、大径ス
ロット部分38aの直径より僅かに長い長さを有する。
【0031】ケーブル型扉引き留め機構36(「ケーブ
ル型引き留め機構」又は単に「引き留め機構」とも称す
る)は、インサート部材40と計器盤16の基材48の
内向き突出部分46との間に連結された引き留めケーブ
ル44(単に「ケーブル」とも称する)を含む。詳述す
れば、引き留めケーブル44の一端には、円錐形表面5
0aを有するアンカー部材50が連結されている。アン
カー部材50の、引き留めケーブル44に連結している
一端は、引き留めケーブル44の直径に実質的に等し
く、細長スロット部分38bの幅より小さい直径を有し
ているが、アンカー部材50の他端は、細長スロット部
分38bの幅より大きく、大径スロット部分38aの直
径より小さい直径を有している。かくして、アンカー部
材50を取り付け穴38に掛止させるときは、まずアン
カー部材50を大径スロット部分38aを通して滑り入
れ、次いで細長スロット部分38b内へ差し込む(図4
参照)。
【0032】引き留めケーブル44の他端には、計器盤
16の基材48の内向き突出部分46に穿設された穴5
4に通されるねじ付き部材52が連結されている。ねじ
付き部材52には、戻り止めナット56が螺合される。
戻り止めナット56をねじ付き部材52に対して螺進さ
せることにより、扉10の後縁及び両側縁を計器盤16
の開口12の周りの表面16a,16b,16cに圧接
させて保持するように突出部分46とケーブル取り付け
穴38との間に所定の長さを設定し、扉10がいたずら
等によって開放されるのを防止する。
【0033】本発明の1つの特徴は、ケーブル取り付け
穴38を自動車の衝突又はその他の事故によりエアバッ
グ30がケーシング24から展開されたとき衝接される
インサート部材40の表面40bに対して偏倚した(屈
曲した)インサート部材の部分40aに設けたことであ
る。本発明の原理によれば、部分40aと表面40bと
の間の偏倚(屈曲)角は、エアバッグ30が展開されて
表面40bに衝接したときアンカー部材50が扉10の
解放部位において細長スロット部分38bを変形させる
ようにアンカー部材50の円錐形表面50aとインサー
ト部材の部分40aとが協同してアンカー部材50に合
力を及ぼすような角度に選定される。アンカー部材50
は細長スロット部分38bを変形させることによって細
長スロット部分38bから抜け出るので、扉10がケー
ブル44から解放されてヒンジ34の周りに上方へ枢動
し、開口12が開放されエアバッグ30を開口12を通
して展開させる。
【0034】本発明の特徴は、扉10が解放されると、
ケーブル44が、図2に点線44′で示されるように内
装製品の内部へ落下することである。図1〜4の実施例
では、扉10の後縁の中間部位に単一のケーブル型引き
留め機構が設けられているが、力所要量、内装製品に形
成された開口の形状及び扉の形状に応じて追加のケーブ
ル型引き留め機構を設けることができる。いずれにして
も、膨満自在拘束装置20が展開された後は、扉側の引
き留め部品も、内装製品側の引き留め部品も、扉及び内
装製品の内側に隠れた部位に留まる。
【0035】扉10は、例えば本出願人の米国特許第
4,664,864号及び4,784,911号に記載
されている方法によって注型ビニル材で形成することが
できるビニル製外側カバー即ちスキン(単に「カバー」
又は「スキン」とも称する)を有するものとすることが
できる。そのようなカバーは、例えば図示の計器盤16
のような関連する内装製品の表面の外観に正確に一致す
る色及びしぼ模様を有するものとする。このビニル製外
側カバーは、例えば本出願人の米国特許第4,806,
094号に記載されているようなフォーム成形金型の蓋
に装填された基材の周縁を覆うようにして形成された縁
部を有するものとすることができる。本発明によれば、
扉の基材には、該基材を標準的な金型の蓋に連結し、外
側カバーに対して密封連結するように配置することがで
きるようにするための取り付け穴を形成することができ
る。基材と外側カバーの間には、フォーム先駆物質を注
入して反応させ外側カバーの裏側に柔らかい感触のフォ
ーム層を形成するための空間を設定する。かくして、扉
の周側表面には美しい仕上がり外観が得られ、外側カバ
ーは、フォーム内装製品のスタイリング及び蓋官位整合
するようにフォーム層によって支持される。扉の周側表
面は、計器盤16の開口12にぴったり嵌合するように
開口12の形状に合致しており、計器盤16の適当なく
ぼみ支持表面に座着する。
【0036】ケーブル型引き留め機構36の扉10に対
する保持力即ち引き留め力は、広範囲の作動条件下にお
いて一定に保たれる。従って、扉10を解放するのに必
要とされる所定の力を所定数の個別のケーブル型引き留
め機構によって維持するようにすることもできる。引き
留め機構の数は、扉をいたずら防止可能な態様に繋留す
ることができ、かつ、エアバッグが膨満されたときの所
定に力を受けると開放されてエアバッグを迅速に、妨害
することなく客室内へ展開させるように、内装製品の強
度や形状、エアバッグケーシング及びエアバッグの設計
に応じて選択される。
【0037】図1の実施例においても、後述する図5の
実施例においても、扉の解放は、引張り力によって行わ
れる。そのような引張り力は、ある種の応用例において
図1に示されるような典型的な計器盤の場合、所望のい
たずら防止可能な引き留め力を設定し、かつ、エアバッ
グ30が膨満されたとき扉を解放するようにするには、
1本のケーブルにつき0〜42.36kg(0〜100
lb)程度とする。このケーブル型引き留め機構は、
まず扉に連結し、次いで、工具(図示せず)を用いて戻
り止めナット56を螺進させて扉10の唇部32を計器
盤の表面16a,16b,16cにいたずら防止可能な
状態にしっかりと固定させる。
【0038】図5〜7に示される本発明の実施例では、
計器盤60は、図1〜4の実施例に示されたものと同様
の拘束装置を展開するための展開用開口62を有するも
のとして示される。この実施例では、展開用開口62
は、いずれも図1〜4の実施例に関連して説明したのと
同様のタイプの外側化粧スキン層66と、フォーム層6
8と、内側基材70を有する扉64によって閉鎖され
る。この実施例では、扉64の後縁72は、計器盤60
の前向き部分76に形成されたフランジ74に当接して
保持される。計器盤60は、図1〜4の実施例の場合と
同様に、外側化粧層78と、フォーム層80と、該計器
盤を自動車のフレーム上に支持するための内側基材82
から成っている。
【0039】扉64は、エアバッグが展開されたときフ
ロントガラスの方向へ上向きに枢動するようにヒンジ部
材84によって開口62の前縁86に連結されている。
扉の前部セグメント88は、計器盤の前部表面60aに
オーバーラップする。
【0040】本発明によれば、扉64をケーブル型引き
留め機構90によっていたずら防止可能な閉鎖状態に保
持する。引き留め機構90は、扉64の後縁96両側に
1つづつ設けられた1対のケーブル組立体92,94
(図5)を含む。扉64の基材70に扉の後縁96を横
断する方向に延長する錠止板98が結合されている。錠
止板98は、図6に示されるように、断面L字形であ
り、そのL字を画定する直角曲げセグメント104,1
06の両側で扉の基材に連結された外向きフランジ10
0,102を有している。セグメント106は、それぞ
れケーブル組立体92,94の一端に係合する1対のケ
ーブル引き留め穴又はケーブル取り付け穴108,11
0(図7)を有している。
【0041】計器盤70の基材82には、引き留めブラ
ケット122が連結されており、そのブラケットの前端
124は、錠止板のセグメント106から平行に離隔し
て内方へ突出している。前端124には、それぞれケー
ブル組立体92,94の他端に係合する互いに離隔した
穴126,128(図8)が形成されている。詳述すれ
ば、各穴126,128は、開放スロット部分129
と、ケーブル組立体92,94が扉64と計器盤60の
前向き部分76との間に連結されたとき、ケーブル組立
体92,94の他端に係合し、穴108,110と協同
して扉64と計器盤60との間にいたずら防止可能な引
き留め力を設定するための係留スロット部分131を有
している。
【0042】錠止板98のセグメント106の各ケーブ
ル引き留め穴108,110は、大径スロット部分13
0と、それに連通した、それより幅の狭い細長スロット
部分132から成る。細長スロット部分132は、大径
スロット部分130の直径より長い長さを有する。引き
留め穴108,110は、ケーブル組立体92,94の
軸部136の一端に形成された円錐形アンカー134に
掛止するようになされている。ケーブル組立体92,9
4の軸部136の他端には、軸方向に間隔をおいて複数
個の環状リブ138が形成されている。これらの環状リ
ブ138は軸部136の外周面136aの方に向かって
半径方向内方へ撓み自在の可撓性もみの木形態を形成
し、扉64の後縁72と計器盤のフランジ74との間に
いたずら防止可能な連結を設定するように後縁72とフ
ランジ74との間の引き留め力の大きさを調節するため
にケーブル組立体92,94を引き留め穴126,12
8に調節自在に係合させることを可能にする。
【0043】各ケーブル組立体92,94の軸部136
には、又、頭部140が設けられている。頭部140
は、扉64がその内側基材70の内側表面70aを膨満
したエアバッグによって突き上げられて開放されたとき
ケーブル組立体92,94が引き留めブラケット122
から離脱するのを防止するためにブラケット122の下
表面142にオーバーラップする直径を有している。
【0044】本発明によれば、拘束装置が展開されたと
き扉64の内側基材70の内側表面70aに作用する力
は、錠止板98のセグメント106の傾斜面部分116
a,116b(図7参照)に向けられ、それによって、
各ケーブル組立体92,94の円錐形アンカー134が
引き留め穴108,110の細長スロット部分132よ
って変形され、その結果アンカー134が扉64から解
放される。
【0045】
【発明の効果】上述したいずれの実施例においてもそう
であるように、本発明の1つの特徴は、膨満したエアバ
ッグが展開された後、引き留めケーブルが内装製品に連
結されたままに残されることである。即ち、ケーブル
は、扉から放されると、そのまま内装製品内の元の位置
に留められ、扉は、尖った裂断縁を生じることなく客室
内側へ展開される。
【0046】本発明の扉は、金型内発泡フォーム材を有
する周囲の内装製品に合致させ易い柔軟なスキンを有す
る扉であり、扉の基材に特別な改変を加える必要なし
に、又、どの発泡成形中基材を担持するための金型の蓋
にも改変を加える必要なしに、標準的な発泡成形装置に
よって形成することができる。
【0047】内装製品の基材と扉の基材に係留させる引
き留め部材(ケーブル)は、扉が開放される際屑を発生
することなく離脱し、しかも、温度や振動に敏感でない
引き留め力を発揮するので、容易かつ迅速に解放される
にも拘らず、いたずら防止可能な態様に扉を係留するこ
とができる。
【0048】以上、本発明はダッシュボード又は計器盤
に設けられた扉に組み合わせたものとして説明された
が、本発明は、運転者側のステアリングコラム等の他の
内装製品と組み合わせても同等に適用することができ
る。本発明の構造は、標準的な加工工程を実施する標準
的な装置で製造することができるばかりでなく、その扉
を従来技術のものより費用効率のよい態様で用いること
を可能にする。
【0049】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、膨満自在のエアバッグ式拘束装置を収
納し、衝突時に車室内へ展開するための開口を設けるの
に適する自動車の内装製品の一例である計器盤即ちダッ
シュボードの透視図である。
【図2】図2は、図1の線2−2に沿ってみた本発明の
一実施例の拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明によるケーブル取り付け穴を備
えたインサート部材の部分立面図である。
【図4】図4は、図2の矢印4の方向にみた立面図であ
る。
【図5】図5は、本発明の膨満自在拘束装置の一実施例
の部分透視図であり、扉と計器盤の扉座着面即ち取り付
け面がみえるように扉を計器盤から取り外した状態を示
す。
【図6】図6は、図5の実施例の拡大断面図であり、扉
が閉鎖した状態にあるところを示す。
【図7】図7は、図6の扉の後部を内側からみた部分立
面図である。
【図8】図8は、図6の計器盤の前縁の基材の内側から
みた部分立面図である。
【図9】図9は、図5〜8の実施例に使用されるケーブ
ルの拡大立面図である。
【符号の説明】
10:扉 10a:前縁 12:開口 12a:後縁 12b:前縁 16:ダッシュボード又は計器盤(自動車の内装製品) 18:フロントガラス 20:膨満自在拘束装置 30:エアバッグ 34:ヒンジ 36:引き留め機構 38:ケーブル取り付け穴(ケーブル引き留め穴) 38a:大径スロット部分 38b:細長スロット部分 40:扉の基材又はインサート部材 42:化粧材 44:引き留めケーブル 46:内向き突出部分 48:基材 50:アンカー部材 52:ねじ付き部材 56:戻り止めナット 60:計器盤 62:開口 64:扉 66:外側化粧スキン層 68:フォーム材層 70:内側基材 84:ヒンジ部材 86:前縁 90:ケーブル型引き留め機構 92,94:ケーブル組立体 98:錠止板 108,110:ケーブル取り付け穴又はスロット 122:ブラケット 134:円錐形アンカー 138:環状リブ 140:頭部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨満自在拘束装置の扉をいたずら防止可
    能な態様に閉鎖位置に締着するための組み立ての容易な
    引き留め機構を備えた膨満自在拘束装置であって、 該引き留め機構は、前記扉に設けられた第1部材と、 内装製品に設けられた第2部材と、 該第1部材と第2部材の間に連結されており、前記膨満
    自在拘束装置のエアバッグの展開に応答して前記扉が開
    放された後落下し、該内装製品の領域内に残留する第3
    部材と、から成ることを特徴とする膨満自在拘束装置。
  2. 【請求項2】 前記第1部材は、ケーブル引き留め穴を
    有する部材であり、前記第2部材は、前記内装製品の基
    材であり、前記第3部材は、該ケーブル引き留め穴と基
    材の間に連結されたケーブルであることを特徴とする請
    求項1に記載の膨満自在拘束装置。
  3. 【請求項3】 自動車が衝撃を受けたとき膨満したエア
    バッグを自動車の客室内へ展開させる膨満自在エアバッ
    グ組立体が収容されている自動車の内装製品の開口を閉
    鎖するための扉と、該扉と内装製品との間に連結された
    引き留め機構とから成る扉組立体であって、 該扉組立体の扉は、基材と、外側被覆材から成り、前記
    内装製品の前記開口を閉鎖して前記膨満自在エアバッグ
    組立体へのアクセスを防止するように該開口に嵌合する
    形状を有し、該扉の外側被覆材は、該内装製品の該開口
    の周りの審美的外観を有するスタイリングに対応するス
    タイリングを有しており、 扉組立体の前記引き留め機構は、前記扉に形成されたケ
    ーブル取り付け穴と、一端に、該ケーブル取り付け穴に
    解放自在に係合するようになされたアンカーを有し、他
    端において前記内装製品に連結されたケーブルを備えて
    いることを特徴とする扉組立体。
  4. 【請求項4】 自動車が衝撃を受けたとき膨満したエア
    バッグを自動車の客室内へ展開させる膨満自在エアバッ
    グ組立体が収容されている自動車の内装製品に形成され
    た、後縁及び両側縁を有する開口を閉鎖するための扉
    と、該扉に連結されたケーブルとから成る扉組立体であ
    って、 該扉組立体の扉は、前記内装製品の前記開口を閉鎖して
    前記膨満自在エアバッグ組立体へのアクセスを防止する
    ように該開口に嵌合する形状を有し、ケーブル取り付け
    穴を有する第1基材と、外側被覆材から成り、該扉の外
    側被覆材は、内装製品の該開口の周りの審美的外観を有
    するスタイリングに対応するスタイリングを有してお
    り、 前記ケーブルは、内装製品の前記開口の後縁に近接して
    配置された別の基材に連結されており、該ケーブルに
    は、該扉へのいたずら及び前記エアバッグ組立体への不
    正なアクセスを防止するために該扉を該開口内に固定す
    るように前記ケーブル取り付け穴に解放自在に係合する
    アンカーが形成されていることを特徴とする扉組立体。
  5. 【請求項5】 自動車が衝撃を受けたとき膨満したエア
    バッグを自動車の客室内へ展開させる膨満自在エアバッ
    グ組立体が収容されている自動車の内装製品に形成され
    た、後縁と、フロントガラスに近接した前縁と、両側縁
    を有する開口を閉鎖するための扉と、該扉に連結された
    ケーブルとから成る扉組立体であって、 該扉組立体の扉は、前記内装製品の前記開口を閉鎖して
    前記膨満自在エアバッグ組立体へのアクセスを防止する
    ように該開口に嵌合する形状を有し、ケーブル取り付け
    穴を有する第1基材と、外側被覆材から成り、該扉の外
    側被覆材は、内装製品の該開口の周りの審美的外観を有
    するスタイリングに対応するスタイリングを有してお
    り、 前記ケーブルは、前記内装製品に連結された第2基材に
    連結されており、 前記ケーブル取り付け穴と該ケーブルとの間に前記開口
    の前縁に隣接したところに取り付け面が設けられてお
    り、該取り付け面は、前記膨満自在エアバッグ組立体が
    展開されるのに応答して前記ケーブルを前記ケーブル取
    り付け穴との係合状態から引き抜く働きをし、それによ
    って、前記エアバッグが膨満されて前記扉を前記内装製
    品の前記開口の後縁から解放して扉を開放し、該エアバ
    ッグを自動車のフロントガラスと客室内の乗客との間へ
    妨害されることなく展開させることを特徴とする扉組立
    体。
  6. 【請求項6】 内装製品に形成された開口を閉鎖するた
    めの扉と、該扉を該開口に対して上方へ枢動し得るよう
    に扉の前縁を該内装製品に該開口の前縁のところで枢動
    自在に連結するためのヒンジと、膨満自在拘束装置に対
    するいたずらを防止するために前記扉を前記内装製品に
    対して保持するための引き留め機構とから成る膨満自在
    拘束装置であって、 前記引き留め機構は、可撓ケーブルと、前記内装製品上
    に支持されたブラケットと、前記扉の内表面に前記開口
    の後縁に近接したところで固定されており、ケーブル取
    り付け穴を有する引き留め部材と、該扉を該内装製品に
    その前記開口のところで係合した状態に保持するために
    前記ケーブルの両端に形成され、それぞれ前記ケーブル
    取り付け穴と前記ブラケットに連結されたアンカーとか
    ら成ることを特徴とする膨満自在拘束装置。
  7. 【請求項7】 前記ケーブルの一端のアンカーは、円錐
    形のアンカーであり、前記ケーブル取り付け穴は、大径
    スロット部分と、該大径スロット部分の幅より小さい幅
    の細長スロット部分を有し、該円錐形のアンカーは、大
    径スロット部分を通して挿入自在であり、大径スロット
    部分に沿って移動して細長スロット部分において前記引
    き留め部材と掛止するようになされており、該アンカー
    は、エアバッグが解放されて前記扉の内表面に当接する
    のに応答して前記引き留め部材を変形させて前記細長ス
    ロット部分との掛止関係から離脱させ、それによって該
    扉を前記ケーブルから脱係合させ、前記内装製品に対し
    て上向きに枢動させることを特徴とする請求項6に記載
    の膨満自在拘束装置。
  8. 【請求項8】 前記扉の内表面に錠止部材が設けられて
    おり、該錠止部材は、特定形状のスロットを有し、前記
    ケーブルの一端部分は、錠止部材の該スロット内に掛止
    するように付形されており、ケーブルの他端部分は、そ
    の一端部分を前記錠止部材に係合させる方向に該ケーブ
    ルを引張り、それによって該扉を前記内装製品の前記開
    口をいたずら防止可能な状態に閉鎖するように該内装製
    品に連結されていることを特徴とする請求項6に記載の
    膨満自在拘束装置。
  9. 【請求項9】 前記ケーブルの他端部分にねじが刻設さ
    れており、該ねじにナットが螺合されており、該ナット
    を螺進させることにより、該ケーブルの一端部分を前記
    錠止部材に係合させる方向に該ケーブルを引張り、該扉
    を前記内装製品に対していたずら防止可能な状態に閉鎖
    するようになされていることを特徴とする請求項6に記
    載の膨満自在拘束装置。
  10. 【請求項10】 前記ケーブルは、一端に円錐形頭部を
    有し、他端に複数の互いに軸方向に離隔した環状部分を
    有するプラスチック部材から成り、前記扉に調節自在の
    引き留め力を及ぼすようにそれらの環状部分のいずれか
    1つが前記内装製品に選択的に係合することができ、そ
    れによって、該扉が該内装製品の前記開口を閉鎖するよ
    うに該開口内に座着するようになされていることを特徴
    とする請求項6に記載の膨満自在拘束装置。
  11. 【請求項11】 前記錠止部材は、L字形ブラケットで
    あり、前記ケーブル取り付け穴は、該L字形ブラケット
    の一辺に形成されており、該ケーブル取り付け穴の前記
    細長スロット部分は前記扉の両側縁に対して側方に延長
    していることを特徴とする請求項6に記載の膨満自在拘
    束装置。
  12. 【請求項12】 前記ケーブルは、一端に円錐形頭部を
    有し、他端に複数の互いに軸方向に離隔した環状部分を
    有するプラスチック部材から成り、前記扉に調節自在の
    引き留め力を及ぼすようにそれらの環状部分のいずれか
    1つが前記内装製品に選択的に係合することができ、そ
    れによって、該扉が該内装製品の前記開口を閉鎖するた
    めに該開口内に座着するようになされていることを特徴
    とする請求項2に記載の膨満自在拘束装置。
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