JPH06346020A - 缶外面水性樹脂組成物 - Google Patents

缶外面水性樹脂組成物

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JPH06346020A
JPH06346020A JP5156320A JP15632093A JPH06346020A JP H06346020 A JPH06346020 A JP H06346020A JP 5156320 A JP5156320 A JP 5156320A JP 15632093 A JP15632093 A JP 15632093A JP H06346020 A JPH06346020 A JP H06346020A
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resin
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acid
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butanol
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JP5156320A
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Manabu Mizutani
学 水谷
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MITSUI SAITETSUKU KK
Original Assignee
MITSUI SAITETSUKU KK
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    • C09D161/00—Coating compositions based on condensation polymers of aldehydes or ketones; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D161/20—Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen
    • C09D161/32—Modified amine-aldehyde condensates
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L33/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐レトルト性、硬度、加工性に優れ、ヒュー
ミングの少ない缶外面塗料用水性樹脂組成物を提供す
る。 【構成】 架橋剤(A)30〜70重量部と皮膜形成性
樹脂(B)70〜30重量部とからなる缶外面塗料用水
性樹脂組成物。ただし、Aはアルキルエーテル化アミノ
樹脂とオキシカルボン酸の共縮合物で、単核体成分が4
0%以下、Bはアクリル樹脂又はポリエステル樹脂であ
り、A、Bは共に水性媒体に可溶又は分散可能なことが
必要である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐レトルト性、硬度、
加工性に優れ、塗料焼き付け時に発生するアルキルエー
テル化アミノ樹脂より起因する低分子量飛散物(ヒュー
ミング)が少ない缶外面塗料用水性樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、塗料から排出される有機溶剤によ
る大気汚染を防止するために、従来の溶剤型塗料から水
性塗料への移行が進みつつある。
【0003】一般的な缶用水系塗料は皮膜形成性樹脂と
架橋剤とからなり、架橋剤としては、アルキルエーテル
化メラミン樹脂やアルキルエーテル化ベンゾグアナミン
樹脂が主に使用されている。
【0004】これらのアミノ樹脂は、イミノ基やメチロ
ール基などの官能基を含有させたアルキルエーテル化タ
イプのアミノ樹脂もしくは完全アルキル化型のアルキル
エーテル化アミノ樹脂が用いられており、また水溶性を
出すために単核体成分が多いものが使用されている。
【0005】しかしながら、これらのアミノ樹脂を架橋
剤として用いた場合、焼き付け時にアルキルエーテル化
アミノ樹脂からの低分子量飛散物が飛散し、焼き付け炉
内に付着、凝固し、被塗物へ落下し製品不良の発生およ
び炉内清掃を頻繁に行わなければならない等の問題が生
じており改善が望まれている。
【0006】また、場合によっては、水溶性不足のアル
キルエーテル化アミノ樹脂に起因する塗料の安定性の問
題や、単核体が多い事に起因する耐レトルト性、硬度、
加工性が不十分である等の問題が残されていた。
【0007】また、非水溶性のアルキルエーテル化アミ
ノ樹脂の水溶化手法としては、米国特許第3,464,
946号及び米国特許第3,444,114号などの発
明が開示されているが、缶用外面塗料用の架橋剤として
の、焼き付け時のヒューミング、塗膜の耐レトルト性、
硬度、加工性等で満足すべき性能をもったものではな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、塗膜
の耐レトルト性、硬度、加工性に優れ、焼き付け時のヒ
ューミングが少ない缶外面塗料用水性樹脂組成物を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記問題点
を解決するために鋭意検討を進めた結果、塗膜の耐レト
ルト性、加工性、焼き付け時のヒューミングに関しては
架橋剤として用いるアミノ樹脂の分子量が大きな影響を
与えることを発見し、水溶化の手法としてオキシカルボ
ン酸を用いる事を利用して、単核体成分量が少ないアミ
ノ樹脂―オキシカルボン酸共縮合樹脂において優れた加
工性、硬度を保持しながら、耐レトルト性、焼き付け時
のヒューミングの減少に優れたものが得られることを見
い出し本発明を完成するに至ったものである。
【0010】即ち、本発明の缶外面塗料用水性樹脂組成
物は、アルキルエーテル化アミノ樹脂にオキシカルボン
酸を共縮合させて得られる架橋剤の単核体成分が0〜4
0%である架橋剤(A)30〜70重量部、及びアクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂から選ばれる少なくとも1種
の、水性媒体に可溶または分散可能な皮膜形成性樹脂
(B)70〜30重量部、からなることを特徴とする缶
外面塗料用水性樹脂組成物である。
【0011】
【作用】本発明におけるアルキルエーテル化アミノ樹脂
としては、たとえば、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン
樹脂、アセトグアナミン樹脂、シクロヘキシルグアナミ
ン樹脂、スピログアナミン樹脂などのアミノトリアジン
樹脂類、またはグリコールウリル樹脂などの尿素誘導体
樹脂類のアルキルエーテル化物が代表的なものである
が、これらは単独使用でも、2種類以上の併用でも良
い。なかでもベンゾグアナミン樹脂やスピログアナミン
樹脂が耐レトルト性、加工性の点で好ましい。
【0012】この場合のアルキルエーテルを構成するア
ルコール成分としては、メタノール、エタノール、n―
プロパノール、iso―プロパノール、n―ブタノー
ル、iso―ブタノール、sec―ブタノール、ter
t―ブタノール、n―アミルアルコール、iso―アミ
ルアルコール、tert―アミルアルコール、n―ヘキ
シルアルコール、sec―ヘキシルアルコール、2―メ
チルペンタノール、2―エチルブチルアルコール、se
c―ヘプチルアルコール、n―オクチルアルコール、2
―エチルヘキシルアルコール、sec―オクチルアルコ
ール、シクロヘキサノールなどの脂肪族系アルコール
や、ベンジルアルコールのような芳香族系アルコールが
挙げられる。
【0013】又、アルコール成分として、エーテルアル
コール類を用いることもでき、エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノイソプ
ロピルエーテルなどが挙げられる。これらのアルコール
成分は単独でも、2種類以上の併用でもよい。
【0014】本発明の架橋剤(A)の製造に用いられる
オキシカルボン酸としては、、クエン酸、リンゴ酸、酒
石酸、乳酸、没食子酸、サリチル酸、ジメチロールプロ
ピオン酸などが代表的なものとして挙げられ、これらは
単独でも、2種類以上の併用でもよい。
【0015】共縮合反応は、アルキルエーテル化アミノ
樹脂にオキシカルボン酸を加熱縮合させ単核体成分が4
0%以下になるまで縮合反応を行う、この場合ゲルパー
ミエーションクロマトグラフィー(GPC)で単核体成
分を確認しながら行うのが好ましい。
【0016】共縮合反応は、通常、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトンのようなケトン系溶剤、メ
タノール、n―ブタノールのようなアルコール系溶剤、
あるいはキシレン、トルエンのような芳香族系溶剤など
の有機溶剤中で、加熱下で、通常は60〜130℃の範
囲で、好ましくは、80〜120℃の範囲で加熱をして
行われる。縮合反応の後に有機溶剤は減圧等により系外
に除去される。
【0017】アルキルエーテル化アミノ樹脂とオキシカ
ルボン酸の配合割合としては、前者の100重量部に対
して、オキシカルボン酸の0.5〜50重量部、好まし
くは、5〜30重量部程度である。
【0018】オキシカルボン酸の使用量が、約0.5重
量部未満の場合は、疎水性のアルキルエーテル化アミノ
樹脂の水溶化が困難になり、50重量部超の場合は塗膜
としての疎水性が不足し耐レトルト性が悪くなる。
【0019】また、単核体成分が40%を越える場合
は、塗膜の耐レトルト性、加工性が低下し、硬度不足に
なる、また、焼き付け時のヒューミングが多くなり焼き
付け炉を汚染する。さらに30%以下が好ましい。
【0020】これらのアミノ樹脂の酸共縮合物は、公知
のアルキルアミン、アルカノールアミン等の各種の塩基
性化合物で、中和もしくは部分中和する事により水溶化
又は水分散性とする。
【0021】これらのアミン類としては、モノエタノー
ルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリエタノールアミン、ジエチルエタノール
アミン、ジメチルエタノールアミン、2―アミノ―2―
メチル―1―プロパノール等が挙げられるが、これらは
単独使用でも、2種類以上の併用でも良い。
【0022】本発明の被膜形成性の樹脂(B)として
は、水性媒体(水又は水混和性溶剤)に可溶又は分散可
能で、且つ架橋剤(A)と反応するものであれば、特に
制限はないが、α、β―モノエチレン性不飽和カルボン
酸、そのアルキルエステル又はヒドロキシアルキルエス
テル、アクリルアミド誘導体その他共重合可能なビニル
化合物等を必要に応じて共重合させて得られるアクリル
樹脂等があり、上記共重合は、アゾビスイソブチロニト
リル、ベンゾイルパーオキサイド等のラジカル触媒の存
在下に、130〜160℃に加熱して行うことができ
る。
【0023】あるいは、酸成分として、フタル酸、イソ
フタル酸、オルソフタル酸、テレフタル酸、アジピン
酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、イタコン酸等の
ジカルボン酸、必要に応じてトリメリット酸等の3価以
上のポリカルボン酸等を用い、これらは、酸無水物、メ
チルエステル等のエステル形成性誘導体の形で使用して
も良く、また、アルコール成分として、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール
等のグリコール、必要に応じてトリメチロールプロパ
ン、ペンタエリストール等の3価以上の多価アルコール
の重縮合により得られるオイルフリーポリエステル樹脂
もしくは上記オイルフリーポリエステル樹脂に油、ある
いは油脂脂肪酸変性を含むポリエステル樹脂が挙げられ
る。
【0024】これらの重縮合は、公知の方法により行う
ことができ、油を使用するときは、油と多価アルコール
を水酸化リチウム等のエステル交換触媒の存在下200
〜260℃で反応させた後、多塩基酸、残りの多価アル
コールを加えて180〜250℃で反応させる方法、油
を使用しないときは、原料を混合して180〜250℃
で反応させる方法等がある。
【0025】また、これらのアクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂の混合あるいは変性した樹脂を用いることもでき
る。
【0026】本発明の缶外面塗料用水性樹脂組成物は、
以上記述したような、架橋剤(A)と、水性媒体に可溶
または分散可能な皮膜形成性樹脂(B)とを含んでなる
が、さらには、必要に応じて、表面平滑剤、分散剤、粘
着付与剤、消泡剤または顔料等の通常用いられる各種添
加剤が配合されて成るものである。
【0027】それらの、架橘剤(A)と皮膜形成性樹脂
(B)の使用割合としては、(A)の30〜70重量部
に対し(B)の70〜30重量部であるが、好ましくは
(A)の40〜50重量部に対し(B)の60〜50重
量部の配合が硬化性、各種塗膜物性の面から最適な比率
である。
【0028】また本発明の樹脂組成物には、必要に応じ
て硬化助剤としてアミンでブロックした酸触媒、例えば
p―トルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン
酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸等を樹脂固形分1
00重量部に対し0.1〜2重量部を添加して塗料化す
る。
【0029】本発明の缶外面塗料用水性樹脂組成物は、
ロールコーターもしくは塗装機で金属缶あるいは板に塗
装し、100〜250℃で5秒間内至20分間の焼き付
けを施して、塗料焼き付け時に発生する低分子量飛散物
(ヒューミング)が少なく、優れた加工性、硬度、耐レ
トルト性を有する塗膜物性が得られる。
【0030】
【実施例】次に本発明に関する製造例及び実施例を示
す。以下において、部及び%はそれぞれ重量部及び重量
%を示す。また、固形分の値は、得られた樹脂を金属製
の皿に入れ、125℃で30分間加熱し、その加熱残分
を測定したものである。
【0031】製造例1(メチルエーテル化メラミン樹脂
(a1)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メタノール3
20部(10mol)、80%パラホルムアルデヒド3
00部(8mol)、メラミン126部(1mol)を
仕込み、30%NaOH水溶液でpH=10.5に調整
した後、70℃に昇温し1時間メチロール化反応を行っ
た。
【0032】反応終了後、冷却し、50%硫酸でpH=
1.0に調整し、40℃で30分間1次メチルエーテル
化反応を行った。
【0033】30%NaOH水溶液でpH=10.0に
調整し、減圧下で過剰のホルムアルデヒド、メタノール
及び水を除去した。
【0034】再びメタノール320部(10mol)を
仕込み、50%硫酸でpH=1.0に調整し、40℃で
30分間2次メチル化反応を行った。
【0035】しかる後、30%NaOH水溶液でpH=
10.0に調整し、減圧下でメタノール及び水を除去し
た後、析出する塩類を濾別しメチルエーテル化メラミン
樹脂を得た。
【0036】かくして得られたメチルエーテル化メラミ
ン樹脂は無色透明の粘調液体であり、固形分98.0
%、粘度(ガードナー)Yであった。
【0037】製造例2(メチルブチル混合エーテル化ベ
ンゾグアナミン樹脂(a2)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メタノール2
56部(8mol)、80%パラホルムアルデヒド30
0部(8mol)、ベンゾグアナミン187部(1mo
l)を仕込み、30%NaOH水溶液でpH=10.5
に調整した後、70℃に昇温し1時間メチロール化反応
を行った。
【0038】反応終了後、冷却し、50%硫酸でpH=
2.5に調整し、40℃で1時間1次メチルエーテル化
反応を行った。
【0039】30%NaOH水溶液でpH=11.0に
調整し、減圧下で過剰のホルムアルデヒド、メタノール
及び水を除去した。
【0040】再びメタノール320部(10mol)を
仕込み、50%硫酸でpH=1.5に調整し、40℃で
1時間2次メチル化反応を行った。
【0041】30%NaOH水溶液でpH=10.5に
調整し、減圧下でメタノール及び水を除去した。
【0042】最後にブタノール148部(2mol)を
仕込み、50%硫酸でpH=1.0に調整し、70℃で
1時間ブチル化反応を行った。30%NaOH水溶液で
pH=9に調整し、減圧下でブタノールを除去した。
【0043】濃縮後、析出する塩類を濾別しメチルブチ
ル混合エーテル化ベンゾグアナミン樹脂を得た。
【0044】かくして得られたメチルブチル混合エーテ
ル化ベンゾグアナミン樹脂は無色透明の粘調液体であ
り、固形分99.0%、粘度(ガードナー)Zであっ
た。
【0045】製造例3(メチルブチル混合エーテル化グ
リコールウリル樹脂(a3)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メタノール2
56部(8mol)、80%パラホルムアルデヒド22
5部(6mol)、グリコールウリル142部(1mo
l)を仕込み、30%NaOH水溶液でpH=10.5
に調整した後、80℃に昇温し1時間メチロール化反応
を行った。
【0046】反応終了後、冷却し、50%硫酸でpH=
1.0に調整し、60℃で1時間1次メチルエーテル化
反応を行った。
【0047】30%NaOH水溶液でpH=7.5に調
整し、減圧下で過剰のホルムアルデヒド、メタノール及
び水を除去した。
【0048】再びメタノール256部(8mol)を仕
込み、50%硫酸でpH=1.0に調整し、60℃で1
時間2次メチル化反応を行った。30%NaOH水溶液
でpH=7.5に調整し、減圧下でメタノール及び水を
除去した。
【0049】最後にブタノール148部(2mol)を
仕込み、50%硫酸でpH=1.0に調整し、70℃で
1時間ブチル化反応を行った。
【0050】30%NaOH水溶液でpH=7.5に調
整し、減圧下でブタノールを除去した。濃縮後、析出す
る塩類を濾別しメチルブチル混合エーテル化グリコール
ウリル樹脂を得た。
【0051】かくしして得られたメチルブチル混合エー
テル化グリコールウリル樹脂は微黄色透明の粘調液体で
あり、固形分97.5%、粘度(ガードナー)Wであっ
た。
【0052】製造例4(ブチルエーテル化スピログアナ
ミン樹脂(a4)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、ブタノール7
40部(10mol)、80%パラホルムアルデヒド5
63部(10mol)、スピログアナミン434部(1
mol)を仕込み、30%NaOH水溶液でpH=1
0.5に調整した後、90℃に昇温し7時間メチロール
化反応を行った。
【0053】反応終了後、冷却し、50%硫酸でpH=
3.0に調整し、70℃で10時間1次ブチルエーテル
化反応を行った。30%NaOHでpH=10.5に調
整し、減圧下で過剰のホルムアルデヒド、ブタノール及
び水を除去した。
【0054】再びブタノール740部(10mol)を
仕込み、50%硫酸でpH=2.0に調整し、70℃で
10時間2次ブチル化反応を行った。
【0055】しかる後、30%NaOH水溶液でpH=
10.5に調整し、減圧下でブタノール及び水を除去し
た後、析出する塩類を濾別しブチルエーテル化スピログ
アナミン樹脂を得た。
【0056】かくして得られたブチルエーテル化スピロ
グアナミン樹脂は微黄色透明の粘調液体であり、固形分
98.0%、粘度(ガードナー)Z2であった。
【0057】製造例5(メチルエーテル化メラミン樹脂
のオキシカルボン酸共縮合物(a5)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メチルエーテ
ル化メラミン樹脂(a1)100部、オキシカルボン酸
としてジメチロールプロピオン酸15部、n―ブタノー
ル50部を仕込んで、110℃で3時間加熱攪拌し反応
を行った。
【0058】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がZ3、GPCによる単核体成分が30%の目的
共縮合物を得た。
【0059】製造例6(メチルブチル混合エーテル化ベ
ンゾグアナミン樹脂のオキシカルボン酸共縮合物(a
6)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メチルブチル
混合エーテル化ベンゾグアナミン樹脂(a2)100
部、オキシカルボン酸としてジメチロールプロピオン酸
15部、n―ブタノール50部を仕込んで、110℃で
5時間加熱攪拌し反応を行った。
【0060】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がT、GPCによる単核体成分が20%の目的共
縮合物を得た。
【0061】製造例7(メチルブチル混合エーテル化グ
リコールウリル樹脂のオキシカルボン酸共縮合物(a
7)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メチルブチル
混合エーテル化グリコールウリル樹脂(a3)100
部、オキシカルボン酸としてジメチロールプロピオン酸
15部、n―ブタノール50部を仕込んで、110℃で
7時間加熱攪拌し反応を行った。
【0062】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がW、GPCによる単核体成分が37%の目的共
縮合物を得た。
【0063】製造例8(ブチルエーテル化スピログアナ
ミン樹脂のオキシカルボン酸共縮合物(a8)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、ブチルエーテ
ル化スピログアナミン樹脂(a4)100部、オキシカ
ルボン酸としてジメチロールプロピオン酸15部、n―
ブタノール50部を仕込んで、110℃で10時間加熱
攪拌し反応を行った。
【0064】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がZ3、GPCによる単核体成分が15%の目的
共縮合物を得た。
【0065】製造例9(メチルエーテル化メラミン樹脂
のオキシカルボン酸共縮合物(a9)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メチルエーテ
ル化メラミン樹脂(a1)100部、オキシカルボン酸
として乳酸30部、n―ブタノール50部を仕込んで、
110℃で3時間加熱攪拌し反応を行った。
【0066】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がZ2、GPCによる単核体成分が7%の目的共
縮合物を得た。
【0067】製造例10(メチルエーテル化メラミン樹
脂のオキシカルボン酸共縮合物(a10)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メチルエーテ
ル化メラミン樹脂(a1)100部、オキシカルボン酸
として酒石酸10部、n―ブタノール50部を仕込ん
で、110℃で3時間加熱攪拌し反応を行った。
【0068】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がZ、GPCによる単核体成分が20%の目的共
縮合物を得た。
【0069】製造例11(メチルエーテル化メラミン樹
脂のオキシカルボン酸共縮合物(a11)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メチルエーテ
ル化メラミン樹脂(a1)100部、オキシカルボン酸
としてジメチロールプロピオン酸15部、n―ブタノー
ル50部を仕込んで、100℃で1時間加熱攪拌し反応
を行った。
【0070】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がW、GPCによる単核体成分が43%の目的共
縮合物を得た。
【0071】製造例12(メチルエーテル化メラミン樹
脂のオキシカルボン酸共縮合物(a12)) 攪拌機、温度計、還流冷却管及び溶剤副生成物回収装置
を備えた2リットルの四っ口フラスコに、メチルエーテ
ル化メラミン樹脂(a1)100部、オキシカルボン酸
としてジメチロールプロピオン酸15部、n―ブタノー
ル50部を仕込んで、80℃で1時間加熱攪拌し反応を
行った。
【0072】その後、減圧下で80℃にてn―ブタノー
ルを留去し、エチレングリコールモノブチルエーテル2
0部を入れ、固形分80%で、25℃におけるガードナ
ー粘度がT、GPCによる単核体成分が55%の目的共
縮合物を得た。
【0073】製造例13(水溶性ポリエステル樹脂) 攪拌機、温度計、滴下槽、窒素ガス吹き込み管、還流冷
却管及び溶剤副生成物回収装置を備えた四っ口フラスコ
に、エチレングリコール20.2部、ネオペンチルグリ
コール34.5部、アジピン酸23.3部、無水フタル
酸17.4部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ、かき混
ぜながら220℃に加熱した。
【0074】縮合水は系外に除去しながら反応を行い、
酸価が5以下になった時点で冷却を開始し、170℃に
おいて無水トリメリット酸5.2部、アジピン酸9.4
部を添加しさらに反応を続け、酸価が65になった時点
で反応を終了させた。
【0075】160℃まで冷却し、ブチルセロソルブ1
00部を添加し冷却後、固形分50%、酸価65の透明
状の粘調なポリエステル樹脂を得た。
【0076】製造例5〜12で得られたアミノ樹脂の酸
共縮合物のGPCの測定は、下記の測定条件で行った。
【0077】カラム:日本分光工業(株)、Finep
ak GEL 101 溶媒:THF 流量:0.5ml/min. 温度:30℃ サンプル濃度:0.5g/10g(THF) 注入量:100μl 検出器:示差屈折計
【0078】実施例1〜12および比較例1〜12 水性媒体に可溶または分散可能な皮膜形成性樹脂とし
て、市販品アクリル樹脂(アルマテックススWA91
1、三井東圧化学(株)製、固形分60.0%、粘度Z
1〜Z4、酸価26〜31)、製造例13の水溶性ポリエ
ステル樹脂を用い、第1表、第2表に示される様な配合
割合になるように、ジメチルエタノールアミンで中和も
しくは部分中和して、水性ワニスを調整した。
【0079】これらの水性ワニスは、ブチルセロソルブ
および水を添加して、塗料の固形分を調整し、これに、
パラトルエンスルホン酸を0.5%、シリコン系レベリ
ング剤を0.5%添加して水性樹脂組成物を得た。
【0080】これの水性樹脂組成物をブリキ板に乾燥後
の膜厚が8μになるように塗装し、熱風オーブンにて1
80℃で10分間焼き付け硬化させた。実施例および比
較例で得られた乾燥塗膜の試験結果を第1表、第2表に
示した。
【0081】塗膜性能の各試験方法は次の通りである。 (1)光沢:60度鏡面反射率で測定した。
【0082】(2)鉛筆硬度:三菱鉛筆ユニで判定し
た。
【0083】(3)クロスカット:塗膜面をカッターナ
イフで1mmの間隔で100個のます目を切り、セロハ
ンテープで引きはがしたときの残ったます目の数で判定
した。
【0084】(4)エリクセン値:エリクセン試験機で
測定した。
【0085】(5)衝撃値:デュポン式衝撃試験器で撃
芯1/2インチ―500gによりセンチメートルで判定
した。
【0086】(6)耐レトルト性:130℃、30分間
のレトルト処理後、塗膜面の状態を肉眼で判定した。 ○変化なし △やや侵される ×激しく侵される
【0087】(7)ヒューミング:ブリキ板に塗装後、
オーブンにて200℃で10分間焼き付け、発生するヒ
ューミングを観察した。 ○ヒューミングの発生が非常に少ない △ヒューミングの発生は少ない ×ヒューミングの発生が非常に多い
【0088】
【表1】
【0089】
【表2】
【0090】
【表3】
【0091】
【表4】
【0092】
【発明の効果】以上のようにして得られる、本発明の組
成物は、耐レトルト性、硬度、加工性に優れ、塗料焼き
付け時に発生するアミノノ樹脂より起因する低分子量飛
散物(ヒューミング)が少ないものであり、缶外面塗料
用水性樹脂組成物として極めて有用性の高いものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキルエーテル化アミノ樹脂にオキシ
    カルボン酸を共縮合させ次いで塩基性化合物で中和もし
    くは部分中和して得られ、単核体成分が0〜40%であ
    る水性媒体に可溶又は分散可能な架橋剤(A)30〜7
    0重量部、及びアクリル樹脂、ポリエステル樹脂から選
    ばれる少なくとも1種の、水性媒体に可溶または分散可
    能な皮膜形成性樹脂(B)70〜30重量部、からなる
    ことを特徴とする缶外面塗料用水性樹脂組成物。
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