JPH0635014Y2 - 陸屋根等における不燃防水装置 - Google Patents

陸屋根等における不燃防水装置

Info

Publication number
JPH0635014Y2
JPH0635014Y2 JP1771689U JP1771689U JPH0635014Y2 JP H0635014 Y2 JPH0635014 Y2 JP H0635014Y2 JP 1771689 U JP1771689 U JP 1771689U JP 1771689 U JP1771689 U JP 1771689U JP H0635014 Y2 JPH0635014 Y2 JP H0635014Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
side edge
waterproof
strip
shaped connecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1771689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02107641U (ja
Inventor
尚徳 佐原
守雄 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP1771689U priority Critical patent/JPH0635014Y2/ja
Publication of JPH02107641U publication Critical patent/JPH02107641U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635014Y2 publication Critical patent/JPH0635014Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、陸屋根等における不燃防水装置に関する。
「従来の技術」 従来、人が歩行し得る陸屋根の防水には、例えば強度の
大きい合成樹脂被覆鋼板よりなる防水シートが使用され
ているが、この防水シートは、ポリ塩化ビニルまたはフ
ッソ素樹脂等の合成樹脂の比較的薄い層が両面に被覆せ
られた鋼板等の金属板よりなるもので、いわゆる不燃基
準に適合するものである。このような不燃防水シートを
使用する場合、風圧に対する防水シートの固定と、防水
シートの温度差による膨脹収縮に対する融通性といった
相反する要素について勘案しなければならず、このため
従来は、陸屋根の防水すべきコンクリート壁の表面に、
所要数の方形防水シートが隣接するもの同志相互間に所
定幅の間隙をあけて敷き並べられ、間隙にシール材が充
填されるとともに、各防水シートの側縁部が開脚釘等の
固定具によってそれぞれコンクリート壁に直接固定さ
れ、隣接防水シートの互いに連結すべき側縁部に、ポリ
塩化ビニル等よりなる帯状連結シートが渡し止められて
いた(例えば特開昭59-187946号公報参照)。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、一般に合成樹脂被覆鋼板は、線膨脹の大
きい鋼板を芯材とするため、昼夜の温度差あるいは季節
の変化に基づく温度差による膨脹収縮が比較的大きいも
のであり、従ってこのような膨脹収縮によって防水シー
トにいわゆる波打ち変形が生じて、人の歩行が困難にな
ったり、あるいは外観が非常に悪くなり、また防水シー
トの膨脹収縮により固定具が外れて、防水性が損われる
おそれがあるという問題があった。
このため、従来は防水シートを短くして使用し、防水シ
ート単体の変形ができるだけ少なくなるようにしていた
が、これでは連結シートによる防水シート側縁部の密封
箇所が多くなり、防水施工が非常に面倒なものとなる
し、雨水などの流れが悪く、また密封箇所が多い分だけ
密封不良が生じて防水性が損われやすい上に、仕上がり
がきれいでないという問題があった。
さらに、従来の防水装置では、隣接防水シートの連結側
縁部同志の間の間隙に充填されたシール材並びに帯状連
結シートがいずれも可燃性物質よりなるものであるた
め、不燃基準に適合する陸屋根の不燃防水施工ができな
いという問題があった。
この考案の目的は、上記の問題を解決し、塩ビ鋼板等の
合成樹脂被覆金属板よりなる防水シートを使用して、不
燃防水施工が可能であるとともに、温度差による防水シ
ートの膨脹収縮を充分吸収することができて、防水シー
トに波打ち変形が生じたりせず、人の歩行に適しかつ仕
上がりが非常にきれいであり、しかも防水施工が非常に
簡単であるうえに、すぐれた防水性を長期間保持するこ
とができる、陸屋根等における不燃防水装置を提供しよ
うとするにある。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するために、この考案による陸屋根等
における不燃防水装置は、陸屋根等の防水すべき壁の表
面に、合成樹脂被覆金属板よりなる所要数の方形不燃防
水シートが隣接するもの同志相互に所定間隙をあけて敷
き並べられ、隣接防水シートの間隙を跨ぐように配置さ
れた伸縮性を有する帯状連結シートの両側縁部が両防水
シートの側縁部に接合され、各防水シートの4つの側縁
部のうち少なくとも2つの側縁部に接合された帯状連結
シートの略中央部が壁に固定され、各帯状連結シートに
合成樹脂被覆金属板よりなる不燃性被覆シートが被せら
れ、該不燃性被覆シートの両側縁部のうち少なくとも一
側縁部が、これと同側の帯状連結シート側縁部もしくは
防水シート側縁部に、上下両接合部およびこれらの中間
の可撓性連結部よりなる伸縮吸収機能を有する帯状パッ
キンを介して接合されていることを特徴とするものであ
る。
上記陸屋根等における不燃防水装置においては、不燃性
被覆シートの取付けには、つぎの2つの態様がある。
すなわち、まず帯状連結シートの両側縁部が隣接防水シ
ートの側縁部の上側に配置されていて、帯状連結シート
の両側縁部の下面が隣接防水シートの側縁部の上面に接
合されている場合には、不燃性被覆シートの両側縁部の
うち少なくとも一側縁部が、これと同側の帯状連結シー
ト側縁部に伸縮吸収機能を有する帯状パッキンを介して
接合される。
また帯状連結シートの両側縁部が隣接防水シートの側縁
部の下側に配置されていて、帯状連結シートの両側縁部
の上面が隣接防水シートの側縁部の下面に接合されてい
る場合には、不燃性被覆シートの両側縁部のうち少なく
とも一側縁部が、これと同側の防水シート側縁部に伸縮
吸収機能を有する帯状パッキンを介して接合される。
「実施例」 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、実施例は、この考案を陸屋根の不燃防水施工に適
用した場合を示すものである。
この考案の第1実施例を示す第1図と第2図において、
陸屋根の防水すべきコンクリート壁(1)の表面に、例
えば長さ2mおよび幅1mの方形不燃防水シート(2)が、
隣接するもの同志相互に所定間隙(3)をあけて所要数
敷き並べられている。これらの防水シート(2)は、ポ
リ塩化ビニルまたはフッソ素樹脂等の合成樹脂の比較的
薄い層が両面に被覆せられた鋼板等の金属板よりなるも
ので、不燃基準に適合するものである。
ここで、間隙(3)は、温度差による防水シート(2)
の膨脹収縮を許容し得るように、例えば30〜60mmの幅を
有するものである。
上記隣接防水シート(2)(2)の互いに連結すべき側
縁部(2a)(2a)の間隙(3)の中央には、合成樹脂被
覆金属板製の帯状接合片(8)が配置され、該帯状接合
片(8)の略中央部が開脚釘、カール・プラグ等の固定
具(6)によって壁(1)に固定されている。一方、隣
接防水シート(2)(2)の互いに連結すべき側縁部
(2a)(2a)の上側に、間隙(3)を跨いで伸縮性を有
する帯状連結シート(4)が配置され、該帯状連結シー
ト(4)の両側縁部(4a)(4a)の下面が隣接防水シー
ト(2)(2)の側縁部(2a)(2a)の上面に接着剤
(7)を介してそれぞれ接合されるとともに、帯状連結
シート(4)の略中央部の下面が帯状接合片(8)の上
面に接着剤(7)を介して接合されている。
そして、この考案においては、上記不燃防水シート
(2)と同素材よりなる不燃性被覆シート(10)が、各
伸縮性帯状連結シート(4)を跨ぐように配置され、不
燃性被覆シート(10)の両側縁部(10a)(10a)が帯状
連結シート側縁部(4a)(4a)に、軟質ポリ塩化ビニル
等の合成樹脂または合成ゴムよりなる管状パッキン(1
2)(12)を介して接着剤(7)により接合されてい
る。
なおこの場合、各管状パッキン(12)の上下両側部がそ
れぞれ接合部(12a)(12a)となされるとともに、これ
ら両接合部(12a)(12a)の中間の左右両側部がそれぞ
れ可撓性連結部(12b)(12b)となされており、管状パ
ッキン(12)は全体として不燃防水シート(2)の伸縮
吸収機能を有している。
上記のような構成によれば、伸縮性帯状連結シート
(4)が陸屋根の表面に表われないので、陸屋根全体が
建物の不燃基準に適合するものとなる。また不燃性被覆
シート(10)は、その両側縁部(10a)(10a)が帯状連
結シート側縁部(4a)(4a)に、管状パッキン(12)
(12)を介して接合されているため、上記防水シート
(2)(2)の温度差による膨脹収縮は、自由に行なわ
れるものである。
なお、管状パッキン(12)の直径を大きくすることによ
り、防水シート(2)の伸縮による大きな動きにも充分
対応することができる。
なお、不燃性被覆シート(10)は、前記不燃防水シート
(2)と同様の素材よりなり、その幅は例えば80〜150m
mである。
また図示の不燃性被覆シート(10)はその両側縁部が下
側に折り込まれているとともに、縦横の帯状連結シート
(4)(4)の接続部分では、平面よりみて十字状のコ
ーナー用被覆シート(10A)が用いられており、該コー
ナー用被覆シート(10A)の4つの帯状片(11)の長さ
はそれぞれ防水シート(2)の短辺側の側縁部(2a)の
半分の長さを有している。
そして、防水シート(2)の長辺側の側縁部(2a)の中
間部分は、帯状の不燃性中間被覆シート(10B)が用い
られていて、この中間被覆シート(10B)の端部が、コ
ーナー用被覆シート(10A)の帯状片(11)の端部に突
き合わせられている。
なお、上記不燃性被覆シート(10)(10A)(10B)はそ
れらの側縁部が下側に折り返されたものが使用されてい
るが、これに限定されるものでなく、不燃性被覆シート
(10)(10A)(10B)の形状は、その他適宜のものであ
ってもよい。
また十字状の不燃性コーナー用被覆シート(10A)の各
帯状片(11)の端部と、不燃性中間被覆シート(10B)
の端部との突き合わせ部分には、第2図に示すように、
不燃性被覆シート(10)と同素材よりなる不燃性目地被
覆板(14)を両シート(10A)(10B)の下側になるよう
に配置して、これの上面を中間被覆シート(10B)の端
部および十字状コーナー用被覆シート(10A)の各帯状
片(11)の端部の下面にそれぞれ接着剤を介して接合す
るとともに、不燃性目地被覆板(14)の両側縁部を帯状
連結シート側縁部(4a)(4a)に、管状パッキン(12)
(12)を介して接着剤(7)により接合する。
なお、図示は省略したが、コーナー用被覆シート(10
A)の各帯状片(11)の端部と、中間被覆シート(10B)
の端部との上側に、不燃性目地被覆板を配置して、これ
の下面を中間被覆シート(10B)の端部および十字状コ
ーナー用被覆シート(10A)の各帯状片(11)の端部の
上面に接着剤を介して接合するようにしてもよい。
上記のような構成によれば、伸縮性帯状連結シート
(4)が陸屋根の表面に表われないので、陸屋根全体が
建物の不燃基準に適合するものとなる。また不燃防水シ
ート(2)は、伸縮性を有する帯状連結シート(4)を
介して連結されていて、いわばフリーの状態であるとと
もに、不燃性被覆シート(10)の両側縁部(10a)(10
a)が、帯状連結シート(4)の両側縁部(4a)(4a)
に、伸縮吸収機能を有する管状パッキン(12)(12)を
介して接合されているから、環境の変化によりに温度差
が生じても、防水シート(2)の鋼板よりなる芯材が充
分に膨脹収縮することができて、防水シート(2)に波
打ち変形が生じたり、あるいは固定具(6)が外れたり
するようなことが全くなく、人の歩行に適しかつ仕上が
りが非常にきれいであり、すぐれた防水性を長期間保持
することができるものである。
上記において、陸屋根の防水すべき壁(1)は、通常コ
ンクリート製であるが、その他プレキヤストコンクリー
ト板、軽量気泡コンクリート板および合板等によりつく
られていてもよい。
上記帯状連結シート(4)としては、軟質ポリ塩化ビニ
ル等の熱可塑性合成樹脂製シート、あるいは非加硫ゴム
系シート等を使用するが、とくに接着性の点で軟質ポリ
塩化ビニル製シートを使用するのが好ましい。この帯状
連結シート(4)は、例えば幅50〜100m、厚さ約1.0〜
2.0mmである。
不燃防水シート(2)と帯状連結シート(4)を接合す
る接着剤としては、シリコーン系、ウレタン系およびゴ
ム系接着剤等を使用し得るが、とくに防水シート(2)
と連結シート(4)の接合面、管状パッキン(12)に対
する連結シート(4)と不燃性被覆シート(10)の接合
面が、それぞれ共に塩化ビニル樹脂からなる場合には、
塩化ビニル樹脂、または塩化ビニルと酢酸ビニル、エチ
レンもしくはプロピレンとの共重合物を、テトラヒドロ
フラン、メチルイソブチルケトン、トルエンおよびシク
ロヘキサノン等の単独ないし混合溶剤で溶解し、その粘
度が1500〜5000cps、好ましくは2000〜4000cpsである溶
液型接着剤を使用するのが望ましい。この接着剤の塗布
量は、100〜600g/m2、好ましくは300〜400g/m2である。
上記塩化ビニル樹脂またはその共重合物を含む溶液型接
着剤の粘度が1500cps未満であれば、隙間充填性が悪
く、接着後に充分な水密性が得られない。また5000cps
を越えると、粘性が高すぎて、塗布作業性が悪くなるの
で好ましくない。
また同接着剤の塗布量が100g/m2未満であれば、充分な
接着強度が得られないばかりか、水密性が充分でなく、
漏水のおそれがある。また600g/m2を越えると接着剤中
の溶剤により塩ビ鋼板表面の塩化ビニル樹脂被覆層が膨
潤して巻き上がり、これが剥がれてくるので、好ましく
ない。
また帯状接合片(8)は、図示のものは合成樹脂被覆金
属板製であるが、その他、硬質合成樹脂板などによりつ
くられていてもよい。
第3図は、この考案の第2実施例を示すものである。こ
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、各伸縮性帯
状連結シート(4)を跨ぐように配置された不燃性被覆
シート(10)の一側縁部(10a)が帯状連結シート
(4)の同側縁部(4a)に、軟質ポリ塩化ビニルよりな
る管状パッキン(12)を介し接着剤(7)により接合さ
れるとともに、不燃性被覆シート(10)の他側縁部(10
a)が帯状連結シート(4)の同側縁部(4a)に、シー
ル剤(13)を介して接合されている点にある。
従って、この場合には、シール剤(13)により接合され
た不燃性被覆シート(10)の側縁部(10a)は帯状連結
シート(4)に固定されているが、不燃性被覆シート
(10)のもう一方の側縁部(10a)は管状パッキン(1
2)を介し接着剤(7)により接合されているため、上
記防水シート(2)(2)の温度差による膨脹収縮は、
自由に行なわれるものである。
第4図は、この考案の第3実施例を示すものである。こ
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、不燃性被覆
シート(10)の両側縁部(10a)(10a)が帯状連結シー
ト側縁部(4a)(4a)に、軟質ポリ塩化ビニル製シート
よりなる横断面⊂形および⊃形の帯状パッキン(12A)
(12A)を介して接着剤(7)により接合されている点
にある。
なおこの場合、各帯状パッキン(12A)の上下両側部が
それぞれ接合部(12a)(12a)となされるとともに、こ
れら両接合部(12a)(12a)の中間の左もしくは右側部
がそれぞれ可撓性連結部(12b)となされており、帯状
パッキン(12A)は全体として不燃防水シート(2)の
伸縮吸収機能を有している。
上記のような構成によれば、不燃性被覆シート(10)の
両側縁部(10a)(10a)が帯状連結シート側縁部(4a)
(4a)に、帯状パッキン(12A)(12A)を介し接合され
ているため、上記防水シート(2)(2)の温度差によ
る膨脹収縮は、上記実施例1の場合と同様に自由に行な
われるものである。
なお、帯状パッキン(12A)の幅を大きくすることによ
り、防水シート(2)の伸縮による大きな動きにも充分
対応することができる。
第5図は、この考案の第4実施例を示すものである。こ
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、帯状連結シ
ート(4)の略中央部が、径大頭部付きの固定具(6)
により壁(1)に直接固定されている点にある。
第6図は、この考案の第5実施例を示すものである。こ
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、帯状連結シ
ート(4)の略中央部の上面に、防水シート(2)と同
素材の合成樹脂被覆金属板よりなる帯状補強板(15)が
配置され、連結シート(4)の略中央部が、これと帯状
補強板(15)を貫通する固定具(6)により壁(1)に
固定されている点にある。
第7図は、この考案の第6実施例を示すものである。こ
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、隣接防水シ
ート(2)(2)の互いに連結すべき側縁部(2a)(2
a)の下側に、間隙(3)を跨いで伸縮性を有する帯状
連結シート(4)が配置され、該帯状連結シート(4)
の両側縁部(4a)(4a)の上面が隣接防水シート(2)
(2)の側縁部(2a)(2a)の下面にそれぞれ接着剤
(7)を介して接合されている点、および帯状連結シー
ト(4)の略中央部が防水シート(2)と同素材の合成
樹脂被覆金属板よりなるワッシャ(16)を介して固定具
(6)により壁(1)に固定され、ワッシャ(16)の下
面が帯状連結シート(4)の上面に接合されている点に
ある。
第8図は、この考案の第7実施例を示すものである。こ
こで、上記第6実施例の場合と異なる点は、隣接防水シ
ート(2)(2)の互いに連結すべき側縁部(2a)(2
a)の上下両側に、間隙(3)を跨いで伸縮性を有する
帯状連結シート(4)(4)がそれぞれ配置され、各帯
状連結シート(4)の両側縁部(4a)(4a)が隣接防水
シート(2)(2)の側縁部(2a)(2a)にそれぞれ接
合されるとともに、下側帯状連結シート(4)の略中央
部が、上記第6実施例の場合と同様に、防水シート
(2)と同素材の合成樹脂被覆金属板よりなるワッシャ
(16)を介して固定具(6)により壁(1)に固定さ
れ、ワッシャ(16)の下面が帯状連結シート(4)の上
面に接合されている点にある。
なお、上記第2実施例〜第7実施例のその他の点は、上
記第1実施例の場合と同様であるので、図面において同
一のものには同一の符号を付した。
なお、上記第1実施例においては、各防水シート(2)
の4つの側縁部(2a)に接合されたすべての帯状連結シ
ート(4)の略中央部が、固定具(6)によって壁
(1)に固定されているが、場合によっては、各防水シ
ート(2)の4つの側縁部(2a)のうち2つもしくは3
つの側縁部(2a)に接合された帯状連結シート(4)の
略中央部が固定具(6)によって壁(1)に固定され、
残りの側縁部(2a)に接合された帯状連結シート(4)
は壁(1)に固定されず、フリーの状態となされている
こともある。
ところで、上記第1図と第2図に示す第1実施例におい
ては、陸屋根の防水すべき壁(1)の中央部分に配置さ
れた防水シート(2)が図示されているが、陸屋根周縁
部の防水すべき壁(1)には防水シート(2)が、第9
図〜第11図に示すように、次のようにして取り付けられ
る。
すなわち、まず第9図に示すように、陸屋根の周縁部に
おいては、通常の防水シート(2)と同素材よりなりか
つ先端に水切り部(20)を有する垂下壁(17a)および
水平壁(17b)によって構成された横断面略L形の端末
用防水シート(17)が用いられて、これの水平壁(17
b)が、固定具(6)によって防水すべき壁面(1)に
固定され、この端末用防水シート(17)に隣接する通常
の平たい防水シート(2)の側縁部(2a)が、端末用防
水シート(17)との間に所定の間隙(3)をあけて配置
されている。
そして両シート(17)(2)の間隙(3)の中央に、帯
状接合片(8)が配置され、該帯状接合片(8)の略中
央部が固定具(6)によって壁(1)に固定され、間隙
(3)を跨いで配置された伸縮性を有する帯状連結シー
ト(4)の両側縁部(4a)(4a)の下面が、両シート
(17)(2)の側縁部(17a)(2a)の上面に接着剤を
介してそれぞれ接合されるとともに、帯状連結シート
(4)の略中央部の下面が帯状接合片(8)の上面に接
着剤を介して接合され、この帯状連結シート(4)を覆
う不燃性被覆シート(10)の両側縁部(10a)(10a)
が、帯状連結シート(4)の両側縁部(4a)(4a)に、
伸縮吸収機能を有する管状パッキン(12)(12)を介し
て接合されているものである。
なお、平たい防水シート(2)の他側縁部(2a)と、こ
れに隣接する通常の防水シート(2)の連結縁部(2a)
とは、これらに渡された伸縮性帯状連結シート(4)、
帯状接合片(8)、不燃性被覆シート(10)、および伸
縮吸収機能を有する管状パッキン(12)によって上記の
場合と同様に連結されている。
つぎに第10図に示すように、陸屋根のパラペット部(1
7)を有する周縁部においては、上記端末用防水シート
(17)の水平部(17b)がパラペット部(17)の上端部
に固定具(6)によって固定されるとともに、通常の防
水シート(2)と同素材よりなりかつ上部水平部(18
a)と垂直部(18b)と下部水平部(18c)とによって構
成された立上がり壁用防水シート(18)がパラペット部
(19)の内側に沿わせられ、その上部水平部(18a)が
端末用防水シート(17)との間に所定の間隙(3)をあ
けて配置され、両シート(17)(18)の連結側縁部は、
これらに渡された伸縮性帯状連結シート(4)、帯状接
合片(8)、不燃性被覆シート(10)、および伸縮吸収
機能を有する管状パッキン(12)によって上記第9図の
場合と同様に連結されている。
一方、立上がり壁用防水シート(18)の下部水平部(18
c)と、これに隣接する通常の防水シート(2)の連結
縁部(2a)とは、これらに渡された伸縮性帯状連結シー
ト(4)、帯状接合片(8)、不燃性被覆シート(1
0)、および伸縮吸収機能を有する管状パッキン(12)
によって上記の場合と同様に連結されている。
また第11図に示すように、建物の2階等の側壁(21)と
交わった陸屋根の周縁部においては、通常の防水シート
(2)と同素材よりなりかつ垂直部(22a)と水平部(2
2b)とによって構成された横断面略L形の立上がり壁用
防水シート(22)が側壁(21)の内側に沿わせられ、そ
の垂直部(22a)が側壁(21)に固定具(6)によって
固定されている。また、立上がり壁用防水シート(22)
の水平部(22b)と、これに隣接する通常の防水シート
(2)の連結縁部(2a)とは、これらに渡された伸縮性
帯状連結シート(4)、帯状接合片(8)、不燃性被覆
シート(10)、および伸縮吸収機能を有する管状パッキ
ン(12)によって上記第9図の場合と同様に連結されて
いる。
なお、立上がり壁用防水シート(22)の垂直部(22a)
を側壁(21)に固定する固定具(6)の頭部には、密封
用シート片(5)が被せられ、このシート片(5)は垂
直部(22a)の上面に接合せられている。また垂直部(2
2a)の上端部にはシール材(23)が被覆されるととも
に、垂直部(22a)の全体は、合成樹脂被覆金属板等よ
りなる水切りカバー(24)によって覆われている。
なお、上記第10図と第11図の場合には、立上がり壁用防
水シート(18)(22)は中間で屈曲しているので、温度
差による膨脹収縮はそれらの屈曲部で吸収され、大きな
変形が生じないものであるから、上記実施例に限らず、
立上がり壁用防水シート(18)(22)の上下両側縁部
を、固定具(6)によってパラペット部(19)あるいは
側壁(21)、および防水すべき壁(1)にそれぞれ固定
する場合もある。
上記第9図〜第11図のその他の点は、上記第1図と第2
図に示す第1実施例の場合と同様であるので、図面にお
いて同一のものには同一の符号を付した。
なお、図示の帯状パッキンは、横断面円形、⊂形および
⊃形であるが、帯状パッキンの形状は、その他横断面略
Σ形の等、要するに上下両接合部およびこれらの中間の
可撓性連結部よりなる伸縮吸収機能を有するものであれ
ば良い。
また上記各実施例においては、この考案による防水装置
を、陸屋根のコンクリート壁の防水に適用した場合につ
いて説明したが、この考案は、その他、下地が合板等よ
りなる通常の建物の屋根や外壁を防水する場合などにも
適用可能である。下地が合板等よりなる場合には、固定
具(6)としては、釘、あるいはねじ釘などが使用され
る。
「考案の効果」 この考案の陸屋根等における不燃防水装置は、上述のよ
うに、陸屋根等の防水すべき壁の表面に、合成樹脂被覆
金属板よりなる所要数の方形不燃防水シートが隣接する
もの同志相互に所定間隙をあけて敷き並べられ、隣接防
水シートの間隙を跨ぐように配置された伸縮性を有する
帯状連結シートの両側縁部が両防水シートの側縁部に接
合され、各防水シートの4つの側縁部のうち少なくとも
2つの側縁部に接合された帯状連結シートの略中央部が
壁に固定され、各帯状連結シートに合成樹脂被覆金属板
よりなる不燃性被覆シートが被せられ、該不燃性被覆シ
ートの両側縁部のうち少なくとも一側縁部が、これと同
側の帯状連結シート側縁部もしくは防水シート側縁部
に、上下両接合部およびこれらの中間の可撓性連結部よ
りなる伸縮吸収機能を有する帯状パッキンを介して接合
されているもので、隣接不燃防水シートの側縁部を連結
する伸縮性帯状連結シートが、同じく合成樹脂被覆金属
板よりなる不燃性被覆シートによって被覆せられるか
ら、帯状連結シートが陸屋根の表面に表われず、従って
陸屋根等は全体として建物の不燃基準に適合するものと
なり、不燃防水施工が可能である。
また不燃防水シートは、伸縮性を有する帯状連結シート
を介して連結されていて、いわばフリーの状態であると
ともに、不燃性被覆シートの側縁部が、伸縮吸収機能を
有する帯状パッキンを介して帯状連結シート側縁部もし
くは防水シート側縁部に接合されているから、環境の変
化により温度差が生じても、防水シートの鋼板よりなる
芯材が充分に膨脹収縮することができて、防水シートに
波打ち変形が生じたり、あるいは固定具が外れたりする
ようなことが全くなく、人の歩行に適しかつ仕上がりが
非常にきれいであり、すぐれた防水性を長期間保持する
ことができるものである。
しかも不燃防水シートとして比較的長尺のものを使用す
ることができるため、防水シートの密封箇所が少なくて
すむとともに、各帯状連結シートに被せられた不燃性被
覆シートの側縁部が、帯状パッキンを介して帯状連結シ
ート側縁部もしくは防水シート側縁部に接合されている
から、わざわざ固定具の頭部周辺を密封する必要がな
く、隣接不燃防水シートの連結側縁部の密封を確実に行
なうことができて、防水性を確保することができ、防水
施工が非常に簡単である。
またこのように、防水シートの密封箇所が非常に少なく
てすむため、雨水などの流れがスムーズとなり、また密
封箇所が少ないだけ密封不良が生じ難く、すぐれた防水
性を長期間保持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の防水装置を適用した陸
屋根の要部拡大部分切欠き斜視断面図、第2図は同陸屋
根の部分切欠き概略斜視図、第3図は第2実施例の斜視
断面図、第4図は第3実施例の斜視断面図、第5図は第
4実施例の斜視断面図、第6図は第5実施例の斜視断面
図、第7図は第6実施例の斜視断面図、第8図は第7実
施例の斜視断面図である。第9図〜第11図は第1実施例
における防水シートの端末処理の例をそれぞれ示す陸屋
根の要部断面図である。 (1)……陸屋根の防水すべき壁、(2)……不燃防水
シート(合成樹脂被覆金属板)、(2a)……側縁部、
(3)……間隙、(4)……伸縮性帯状連結シート、
(4a)……側縁部、(6)……固定具、(7)……接着
剤、(8)……帯状接合片、(10)(10A)(10B)……
不燃性被覆シート、(12)(12A)……帯状パッキン、
(12a)……接合部、(12b)……可撓性連結部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陸屋根等の防水すべき壁(1)の表面に、
    合成樹脂被覆金属板よりなる所要数の方形不燃防水シー
    ト(2)が隣接するもの同志相互に所定間隙(3)をあ
    けて敷き並べられ、隣接防水シート(2)(2)の間隙
    (3)を跨ぐように配置された伸縮性を有する帯状連結
    シート(4)の両側縁部(4a)(4a)が両防水シート
    (2)(2)の側縁部(2a)(2a)に接合され、各防水
    シート(2)の4つの側縁部(2a)のうち少なくとも2
    つの側縁部(2a)に接合された帯状連結シート(4)の
    略中央部が壁(1)に固定され、各帯状連結シート
    (4)に合成樹脂被覆金属板よりなる不燃性被覆シート
    (10)が被せられ、該不燃性被覆シート(10)の両側縁
    部(10a)(10a)のうち少なくとも一側縁部(10a)
    が、これと同側の帯状連結シート側縁部(4a)もしくは
    防水シート側縁部(2a)に、上下両接合部(12a)(12
    a)およびこれらの中間の可撓性連結部(12b)よりなる
    伸縮吸収機能を有する帯状パッキン(12)を介して接合
    されている、陸屋根等における不燃防水装置。
  2. 【請求項2】帯状連結シート(4)の両側縁部(4a)
    (4a)が隣接防水シート(2)(2)の側縁部(2a)
    (2a)の上側に配置されていて、帯状連結シート(4)
    の両側縁部(4a)(4a)の下面が隣接防水シート(2)
    (2)の側縁部(2a)(2a)の上面に接合されるととも
    に、不燃性被覆シート(10)の両側縁部(10a)(10a)
    のうち少なくとも一側縁部(10a)が、これと同側の帯
    状連結シート側縁部(4a)に伸縮吸収機能を有する帯状
    パッキン(12)を介して接合されている、請求項1記載
    の陸屋根等における不燃防水装置。
  3. 【請求項3】帯状連結シート(4)の両側縁部(4a)
    (4a)が隣接防水シート(2)(2)の側縁部(2a)
    (2a)の下側に配置されていて、帯状連結シート(4)
    の両側縁部(4a)(4a)の上面が隣接防水シート(2)
    (2)の側縁部(2a)(2a)の下面に接合されるととも
    に、不燃性被覆シート(10)の両側縁部(10a)(10a)
    のうち少なくとも一側縁部(10a)が、これと同側の防
    水シート側縁部(2a)に伸縮吸収機能を有する帯状パッ
    キン(12)を介して接合されている、請求項1記載の陸
    屋根等における不燃防水装置。
JP1771689U 1989-02-16 1989-02-16 陸屋根等における不燃防水装置 Expired - Lifetime JPH0635014Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1771689U JPH0635014Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 陸屋根等における不燃防水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1771689U JPH0635014Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 陸屋根等における不燃防水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02107641U JPH02107641U (ja) 1990-08-27
JPH0635014Y2 true JPH0635014Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31231748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1771689U Expired - Lifetime JPH0635014Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 陸屋根等における不燃防水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635014Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002309723A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Hideo Fujita 外囲体
JP2011169003A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Hayakawa Rubber Co Ltd 防水シート施工構造及びその施工方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132178A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Sekisui Chem Co Ltd 防水構造
JP7337680B2 (ja) * 2019-12-10 2023-09-04 ミサワホーム株式会社 屋根構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002309723A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Hideo Fujita 外囲体
JP2011169003A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Hayakawa Rubber Co Ltd 防水シート施工構造及びその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02107641U (ja) 1990-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014208973A (ja) 防水シート及び水切り材
US3875715A (en) Prefabricated roofing modules
JPH0635014Y2 (ja) 陸屋根等における不燃防水装置
KR100702921B1 (ko) 2중 방수시트를 이용한 방수시공방법 및 방수구조
JPH0612099Y2 (ja) 陸屋根等における防水装置
JPH0637149Y2 (ja) 陸屋根等における防水装置
JPH0633084Y2 (ja) 陸屋根等における防水装置
JP3791965B2 (ja) 陸屋根等における防水装置
JPH0642019Y2 (ja) 陸屋根等における防水装置
JPH0611296Y2 (ja) 防水シート利用簡易防水ユニット
JPH0348979Y2 (ja)
JP2562229B2 (ja) 組立住宅の防水施工方法
JPH049772Y2 (ja)
JP3554942B2 (ja) 防水シート張設陸屋根等における床材張付け施工方法
JPH0356575Y2 (ja)
JP3140680B2 (ja) 表装材とこれを利用する仕上げ方法
CN217268098U (zh) 一种用于扩建项目的防水结构
JP2852477B2 (ja) 防水シート張設陸屋根等における異形突出部の防水施工法
JP2518572Y2 (ja) 陸屋根等における防水装置
JP2004044379A (ja) 塗膜防水工法
JPH0438356A (ja) 防水層の保護方法およびそれに使用する伸縮性ストッパー
JP2873524B2 (ja) 防水シート張設陸屋根等における異形突出部の防水施工法
JPS6039368Y2 (ja) 外装板の接合部
JP2002276094A (ja) 勾配屋根のシート防水構造
JPH0144958Y2 (ja)