JPH0635111B2 - ブラスト装置 - Google Patents

ブラスト装置

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JPH0635111B2
JPH0635111B2 JP59150180A JP15018084A JPH0635111B2 JP H0635111 B2 JPH0635111 B2 JP H0635111B2 JP 59150180 A JP59150180 A JP 59150180A JP 15018084 A JP15018084 A JP 15018084A JP H0635111 B2 JPH0635111 B2 JP H0635111B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属、非金属の表面スケール除去、表面下地形
成、部品のバリ取りなどに使用されるブラスト装置に関
するものである。
(従来技術及びその問題点) 本発明は従来周知の加圧式ブラスト装置を改良したもの
である。従来装置は第2図に示す如く、空気供給装置と
して3.5 〜7.0 kg/cm2(ゲージ圧)のコンプレッサaを
用い、コンプレッサaで発生した高圧空気を研掃材搬送
管b及びブラストタンクcに導き、ブラストタンクcの
研掃材供給口dから研掃材搬送管bの混合部eに供給さ
れる研掃材を前記高圧空気に混合させて、研掃材搬送管
bの先端のブラストノズルfから噴射させるものであ
る。
このように従来装置は高圧を利用し、小風量の空気によ
って研掃材を圧力輸送してブラストを行うように構成さ
れているので、次のような問題点を有している。
コンプレッサaは高価であり、又ブラストタンクc
や研掃材搬送管bは高圧に耐える構造に形成されなけれ
ばならないので高価となり、ブラスト装置全体のコスト
が高くつく。
高圧状態下に運転するため危険が伴う。又安全確保
のためブラストタンクcの定期検査が必要である。
コンプレッサaからのドレンやオイルが研掃材に混
じり、被研掃物の研掃面に悪影響を及ぼす。又これを防
止するためにはドレンセパレータgなどの付帯設備が必
要となり、コストアップを招く。
小風量の空気によって研掃材を輸送しているため、
研掃材供給口dから研掃材搬送管bへの研掃材供給量が
少なく、コンプレッサaの電力消費量に比較して、ブラ
ストに使用される研掃材の消費量が少ないためブラスト
効率が悪い。
ブラストノズルfから研掃材と共に高圧空気が大気
に向け高倍率に膨張して噴射され、このとき空気流は高
速を得るが、空気流程には研掃材は高速を得ることがで
きない。このためブラスト効率は消費電力に比較して悪
く、その上高速空気流のための被研掃物が薄いものであ
ると、変形するという問題がある。又ブラストノズルf
から噴射される空気流の拡がりは小さいため、ブラスト
の拡がりも少なく、研掃面積が小さいものとなる。更に
ブラストノズルfから噴射される空気流は脈動を生じ易
いので、ブラストむらが生じ易いという欠点もある。
上記のように、単位時間当たりの研掃材消費量が少
なく、研掃材の噴射速度が必ずしも高速にならず、かつ
ブラスト面積が小さいので、単位時間当たりの仕事量が
少ないという欠点がある。
(発明の目的) 本発明は従来装置の上記問題点を一挙に解消することを
目的とする。
(発明の構成) 従来この種装置においては、ブラストノズルfから高速
に研掃材を噴出させるために高圧空気が必要であると考
えられ、この固定観念の下で、種々のブラスト装置が設
計されている。そして上記諸問題を抱えたまま、ドレン
の問題の改良などの部分的な改良が為されてきたのが現
状である。
本発明は上記固定観念そのものを疑い、ブロワ又はファ
ンからなる比較的低圧の空気供給装置を用いても、風量
を大にすることによって十分な噴出速度が得られるはず
だとの着想の下で、鋭意研究すると共に種々の試作機を
製作することを通じて完成されたものである。
すなわち本発明は、空気供給装置としてゲージ圧が0.7k
g/cm2 以下の低圧のものであるブロワ又はファンを採用
すると共に、研掃材搬送管を流量が大となるように管径
を大に形成したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下本発明を第1図に示す実施例に基き具体的に説明す
る。
1はブロワ又はファンからなりゲージ圧が0.7 kg/cm2
下の低圧の空気供給装置である。試作機には流量Q=2.
2Nm3/min、圧力P=0.5 Kg/cm2(ゲージ圧)、馬力H=
3PS のターボブロワを用いた。この空気供給装置1とし
てはルーツブロワなどを用いることも可能であり、又P
=0.3 〜0.7 kg/cm2(ゲージ圧)のものが好適である。
2は空気供給装置に付設したエアフィルターである。
3は前記空気供給装置1に接続されると共に先端にブラ
ストノズル4を備え且つ流量が大になるように管径Dの
大に形成した研掃材搬送管である。試作機にはD=30mm
(25〜32mmが好適)の研掃材搬送管3を用いると共に、
口径d=9mm(6〜10mmが好適)のブラストノズル4を用
いて、研掃材搬送管3内に大量の空気が流れるようにし
た。尚、前記ブラストノズル4としてはセラミック製の
ものを用いると好適である。
5には内部にサンドなどの研掃材を貯え、これを研掃材
供給口6を通じて前記研掃材搬送管3の混合部7に供給
するブラストタンクである。このブラストタンク5内に
は前記研掃材搬送管3から分岐する圧力導入管8が導入
されており、その先端開口部9には風圧によって上下動
する閉止弁10が配されている。
前記空気供給装置1から圧力導入管8を通じてブラスト
タンク5内に空気が導入されると、ブラストタンク5内
の圧力と、前記混合部7から研掃材供給口6に向け作用
する圧力とが均衡するので、研掃材の吸上げが防かれ、
研掃材は自然落下によって混合部7にスムースに供給さ
れる。なお、本実施例においては、ブラストタンク5内
に導入された空気の風圧によって閉止弁10は上動し、
ブラストタンク5とその上方に配したホッパー11との
連通口12を自動的に閉じ、ブラストタンク5内を密閉
状態とすることができる。研掃材が上記のように混合部
7にスムースに供給されている間、前記閉止弁10はブ
ラストタンク5の内外圧力差によって閉弁状態に維持さ
れる。他方、空気供給装置1が停止すると、閉止弁10
は開弁し、前記連通口12を開き、ホッパー11から研
掃材をブラストタンク5内に補充することが可能な状態
となる。
試作機においては、前記ブラストタンク5を鋼板を用い
た非耐圧構造のもので形成した。又前記圧力導入管8は
研掃材搬送管3と同径のものを採用し、大風量の風圧が
閉止弁10に作用して、閉止弁10の閉弁動作が確実且
つスムースに行われるようにした。更に前記研掃材供給
口6には研掃材供給量を調整する調整弁を設けたが、図
示を省略している。
尚、図面において13は冷却槽である。
(実験結果) 従来装置としてH=3PS 、Q=0.3Nm3/min、P=6 kg/c
m2(ゲージ圧)のコンプレッサ、及びd=2mm のブラス
トノズルを備えたものを使用して、鋼板の黒皮はがしを
行った結果は次のとおりである。
・研槽面積 0.7m2/hr ・研掃材(サンド)使用量 26kg/hr これに対し上記実施例に示した装置による実験結果は次
のとおりである。
・研掃面積 2.1m2/hr ・研掃材(サンド)使用量 120kg/hr 上記のように本発明によるものは同一馬力の空気供給装
置を用いて、従来装置に比較し、単位時間当たり約3倍
の仕事を行うことが実証されている。
(発明の効果) 本発明は上記構成を有するので、次のような効果を奏す
ることができる。
コンプレッサが不要で、これに代えて低コストのブ
ロワ又はファンを用いることができると共に、ブラスト
タンクや研掃材搬送管の構造を従来装置における如き耐
圧構造に形成する必要がないので、ブラスト装置全体の
コストを大幅に低減することができる。
低圧状態下で使用できるので安全であり、又ブラス
トタンクの検査も不要である。
ドレンやオイルの問題がなく、又ドレンセパレータ
などの付帯設備を省略することができる。
大風量の空気によって研掃材を輸送しているため、
単位時間当たりの研掃材消費量を大とすることができ、
又ブロワ又はファンにより生ずる空気流を有効に利用し
て研掃材を高速噴射させることができ、更にブラストノ
ズルから噴射される空気流の拡がりを大きくできて研掃
面積を大にすることができるので、従来装置に比較し
て、同一馬力の空気供給装置を用いて単位時間当たりの
仕事量を大幅に増加させることができると共に、消費電
力を節約して、ランニングコストを低減することができ
る。
ブラストノズルから噴射される空気流の風圧は、従
来のものに比較し低減されるので、被研掃物が薄いもの
であっても変形するという問題が生じず、又従来のもの
における噴射脈動に起因するブラストむらも防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム図、第2図は従来装置のシス
テム図である。 1……空気供給装置 3……研掃材搬送管 4……ブラストノズル 5……ブラストタンク 6……研掃材供給口 7……混合部 8……圧力導入管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−147069(JP,U) 実公 昭51−14545(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロワ又はファンからなりゲージ圧が0.7
    kg/cm2以下の低圧の空気供給装置と、この空気供給装置
    に接続されると共に先端にブラストノズルを備え且つ流
    量が大になるように管径を大に形成した研掃材搬送管
    と、この研掃材搬送管の途中の混合部に研掃材供給口が
    開口すると共に前記空気供給装置に圧力導入管を介して
    接続することによって内部の研掃材に空気供給装置の圧
    力が作用するように構成したブラストタンクとを備えた
    ブラスト装置。
JP59150180A 1984-07-18 1984-07-18 ブラスト装置 Expired - Fee Related JPH0635111B2 (ja)

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