JPH0635131B2 - 補強セメント板の製造方法 - Google Patents
補強セメント板の製造方法Info
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- JPH0635131B2 JPH0635131B2 JP17883685A JP17883685A JPH0635131B2 JP H0635131 B2 JPH0635131 B2 JP H0635131B2 JP 17883685 A JP17883685 A JP 17883685A JP 17883685 A JP17883685 A JP 17883685A JP H0635131 B2 JPH0635131 B2 JP H0635131B2
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は押出成形によるセメント板の補強方法に関す
る。
る。
[背景技術] 従来より、押出機により製造されるセメント板の補強方
法としては、(1)独立した数条の直線線材を挿入する
方法(特公昭53−28171号公報、特公昭53−7
445号公報、(2)押出成形する際に合成繊維マット
を挿入する方法(特開昭55−85480号公報)、
(3)二台の押出機をY形となるように設置し、合流点
の後方から補強材を挿入する方法(特開昭51−209
57号公報)などが提案されている。
法としては、(1)独立した数条の直線線材を挿入する
方法(特公昭53−28171号公報、特公昭53−7
445号公報、(2)押出成形する際に合成繊維マット
を挿入する方法(特開昭55−85480号公報)、
(3)二台の押出機をY形となるように設置し、合流点
の後方から補強材を挿入する方法(特開昭51−209
57号公報)などが提案されている。
しかしながらこれら従来の方法は押出機の金型内で補強
材を埋設していく方法であり、特に(1)、(2)の方
法では選択できる補強材が限定されてしまうという問題
があった。即ち、直線線材とか合成繊維マットとかであ
り、金網とか鉄線を枠組みした補強材などを埋設するの
は困難であった。(3)の方法では補強材の限定は緩や
かにるものの、押出機が二台必要となる、設備が大掛か
りなものとなってしまっていた。
材を埋設していく方法であり、特に(1)、(2)の方
法では選択できる補強材が限定されてしまうという問題
があった。即ち、直線線材とか合成繊維マットとかであ
り、金網とか鉄線を枠組みした補強材などを埋設するの
は困難であった。(3)の方法では補強材の限定は緩や
かにるものの、押出機が二台必要となる、設備が大掛か
りなものとなってしまっていた。
このため、本発明者は、既にほとんどの形状の補強材の
選択が可能であり、しかも一台の押出機で製造でき設備
が大掛かりになることもない補強セメント板の製造方法
を開発し、本発明と同日付けで特許出願している。しか
しこの本発明者の製造方法においては補強材とセメント
板との層間密着強度に問題があり、耐凍害性におとった
ものであった。
選択が可能であり、しかも一台の押出機で製造でき設備
が大掛かりになることもない補強セメント板の製造方法
を開発し、本発明と同日付けで特許出願している。しか
しこの本発明者の製造方法においては補強材とセメント
板との層間密着強度に問題があり、耐凍害性におとった
ものであった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、網状体、直線線材は勿論のこと、板
状体、枠状体などほとんどの形状の補強材の選択が可能
であり、しかも一台の押出機で製造でき設備が大掛かり
になることもなく、更には耐凍害性に優れた補強セメン
ト板を製造することにある。
的とするところは、網状体、直線線材は勿論のこと、板
状体、枠状体などほとんどの形状の補強材の選択が可能
であり、しかも一台の押出機で製造でき設備が大掛かり
になることもなく、更には耐凍害性に優れた補強セメン
ト板を製造することにある。
[発明の開示] 本発明の補強セメント板の製造方法は、一台の押出機1
より上下に同時にセメント板生シート2を押し出し、少
なくとも一方のセメント板生シート2aを一旦水平面よ
り上方又は下方に引き取って上下のセメント板生シート
2a,2b間に補強材を設置する空間3を形成し、この
空間3に設置した補強材4にセメント組成物11を被覆
し、上方又は下方に引き取ったセメント板生シート2a
を下方又は上方に引き取って他方のセメント板生シート
2bと重合させて水平方向に搬送する際に、被覆したセ
メント組成物11が未硬化の状態でセメント被覆補強材
12を上下のセメント板生シート2a、2b間に挿入
し、次いでこの未硬化状態のセメント板生シート2とセ
メント被覆補強材12を押圧圧着して一体化させ、この
後養生硬化させることを特徴とするものであり、この構
成により上記目的を達成できたものである。即ち、一方
のセメント板生シート2aを一旦水平面より上方又は下
方に引き取って上下のセメント板生シート2a、2b間
に補強材を設置する空間3を形成し、この空間3に設置
した補強材4を上方又は下方に引き取ったセメント板生
シート2aを下方又は上方に引き取って他方のセメント
板生シート2bと重合させて水平方向に搬送する際に上
下のセメント板生シート2a、2b間に挿入するので、
空間3に種々の形状の補強材4を設置してセメント板生
シート2a、2b間に挿入でき、しかも補強材4にセメ
ント組成物11を被覆し、被覆したセメント組成物11
が未硬化の状態でセメント被覆補強材12を上下のセメ
ント板生シート2a、2b間に挿入するので、セメント
組成物11を介して補強材4とセメント板生シート2と
の接着強度が大きくなり、得られた補強セメント板の層
間密着強度を大きくでき、耐凍害性を向上させることが
できるものであり、又一台の押出機1により製造でき、
設備が大掛かりになることがないものである。
より上下に同時にセメント板生シート2を押し出し、少
なくとも一方のセメント板生シート2aを一旦水平面よ
り上方又は下方に引き取って上下のセメント板生シート
2a,2b間に補強材を設置する空間3を形成し、この
空間3に設置した補強材4にセメント組成物11を被覆
し、上方又は下方に引き取ったセメント板生シート2a
を下方又は上方に引き取って他方のセメント板生シート
2bと重合させて水平方向に搬送する際に、被覆したセ
メント組成物11が未硬化の状態でセメント被覆補強材
12を上下のセメント板生シート2a、2b間に挿入
し、次いでこの未硬化状態のセメント板生シート2とセ
メント被覆補強材12を押圧圧着して一体化させ、この
後養生硬化させることを特徴とするものであり、この構
成により上記目的を達成できたものである。即ち、一方
のセメント板生シート2aを一旦水平面より上方又は下
方に引き取って上下のセメント板生シート2a、2b間
に補強材を設置する空間3を形成し、この空間3に設置
した補強材4を上方又は下方に引き取ったセメント板生
シート2aを下方又は上方に引き取って他方のセメント
板生シート2bと重合させて水平方向に搬送する際に上
下のセメント板生シート2a、2b間に挿入するので、
空間3に種々の形状の補強材4を設置してセメント板生
シート2a、2b間に挿入でき、しかも補強材4にセメ
ント組成物11を被覆し、被覆したセメント組成物11
が未硬化の状態でセメント被覆補強材12を上下のセメ
ント板生シート2a、2b間に挿入するので、セメント
組成物11を介して補強材4とセメント板生シート2と
の接着強度が大きくなり、得られた補強セメント板の層
間密着強度を大きくでき、耐凍害性を向上させることが
できるものであり、又一台の押出機1により製造でき、
設備が大掛かりになることがないものである。
以下、本発明を添付の図面を参照にして説明する。本発
明でいうセメント板としては、モルタル板、セメント
瓦、石綿スレート、木毛セメント板、石綿セメントパー
ライト板、パルプセメント板、化粧石綿セメント板など
のセメント製品を挙げることができる。このセメント板
は、例えば石綿セメント板であれば、セメント、石綿、
混和材料に適量の水を加えて混合して調製したスラリー
を押出成形して製造する。本発明においては一台の押出
機1の金型5より上下に同時にセメント板生シート2を
押し出す。この押し出されてきた上方のセメント板生シ
ート2aを上引き取り用ローラーコンベア6により一旦
水平面より上方に引き取り、次いで下方に引き取って搬
送し、下方のセメント板生シート2bを下引き取りロー
ラーコンベア7により一旦水平面より下方に引き取り、
次いで上方に引き取って搬送することにより上下のセメ
ント板生シート2a、2b間に補強材4を設置する空間
3を形成する。この空間3に、第1図に示す実施例で
は、補強材4として柔軟性を有するガラス繊維マット、
有機繊維マット、金網など巻取りが可能な網状体を回転
自在な巻取りローラー10に巻取って配置している。こ
の補強材4をセメント組成物11を収容しているバット
13に浸漬ロール14を介して浸漬させてセメント組成
物11を被覆する。本発明でいうセメント組成物11と
は、モルタル又は樹脂モルタルをいう。モルタルとはセ
メントとケイ砂を主原料とし、これにメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のメチルセ
ルロースを添加し、水を加えて混練したものであり、メ
チルセルロースは通常セメント100重量部に対して1.
0〜1.5重量部程度添加している。樹脂モルタルとはセメ
ントとケイ砂を主原料とし、これに添加剤としてメチル
セルロースを加え、更にエマルジョン又はラテックスタ
イプの樹脂を添加したものであり、樹脂としては合成ゴ
ムラテックス、塩化ビニリデンラテックス、アクリルス
チレン共重合体エマルジョン等を採用でき、添加量はセ
メント100重量部に対して固形分換算で5〜30重量
部、好ましくは10〜20重量部である。このセメント
被覆補強材12を、上方に引き取った上方のセメント板
生シート2aを下方に引き取り、下方に引き取った下方
のセメント板生シート2bを上方に引き取って上下のセ
メント板生シート2a,2bを重合させて水平方向に搬
送する際に、ピンチロール8を介して上下のセメント板
生シート2a、2b間に挿入する。次いでこの未硬化状
態のセメント板生シート2とセメント被覆補強材12を
プレスロール9により押圧圧着して所定の厚さで一体化
させる。プレスロール9は搬送方向に複数個連続して配
置し上下の間隔を徐々に小さくして押圧力を徐々に大き
くしていくのが均一な厚みのものを得るために好まし
い。尚、プレスロール9の代わりにスチールベルトを採
用してもよい。押圧圧着されたセメント板生シート2と
セメント組成物被覆補強材12との一体化物15は、以
後、切断工程、積載工程、養生工程を経て製品となる。
尚、押圧圧着により、製品の幅方向の寸法変化が起こる
場合があるが、プレスロール9を出た直後のセメント板
生シート2が未硬化の段階で、トリミングすることによ
り修正できる。第2図に示す実施例にあっては、補強材
4を、上方に引き取った上方のセメント板生シート2a
を下方に引き取り、下方に引き取った下方のセメント板
生シート2bを上方に引き取って上下のセメント板生シ
ート2a、2aを重合させて水平方向に搬送する際に、
ピンチロール8を介して送られてくる補強材4に上下の
セメント板生シート2a、2bの合流点の直前に設置し
たスプレー用ノズル16からセメント組成物11を噴射
させて補強材4にセメント組成物11を被覆し、このセ
メント被覆補強材12を上下のセメント板生シート2
a、2b間に挿入し、次いでこの未硬化状態のセメント
板生シート2とセメント被覆補強材12をプレスロール
9により押圧圧着して所定の厚さで一体化させる。この
実施例では、スプレー用ノズル16からセメント組成物
11を噴出させることにより、補強材4にセメント組成
物11を被覆させるので、補強材4として鉄線のような
直線線材とか鉄線を格子状に溶接した枠状体とかも好適
に採用できるものである。尚、本発明にあっては、押し
出されてきた上方のセメント板生シート2aを上引き取
り用ローラーコンベア6により一旦水平面より上方に引
き取り、次いで下方に引き取って搬送し、下方のセメン
ト板生シート2bを下引き取りローラーコンベア7によ
り水平方向に搬送することにより上下のセメント板生シ
ート2a、2b間に補強材4を設置する空間3を形成す
るようにしてもよい。
明でいうセメント板としては、モルタル板、セメント
瓦、石綿スレート、木毛セメント板、石綿セメントパー
ライト板、パルプセメント板、化粧石綿セメント板など
のセメント製品を挙げることができる。このセメント板
は、例えば石綿セメント板であれば、セメント、石綿、
混和材料に適量の水を加えて混合して調製したスラリー
を押出成形して製造する。本発明においては一台の押出
機1の金型5より上下に同時にセメント板生シート2を
押し出す。この押し出されてきた上方のセメント板生シ
ート2aを上引き取り用ローラーコンベア6により一旦
水平面より上方に引き取り、次いで下方に引き取って搬
送し、下方のセメント板生シート2bを下引き取りロー
ラーコンベア7により一旦水平面より下方に引き取り、
次いで上方に引き取って搬送することにより上下のセメ
ント板生シート2a、2b間に補強材4を設置する空間
3を形成する。この空間3に、第1図に示す実施例で
は、補強材4として柔軟性を有するガラス繊維マット、
有機繊維マット、金網など巻取りが可能な網状体を回転
自在な巻取りローラー10に巻取って配置している。こ
の補強材4をセメント組成物11を収容しているバット
13に浸漬ロール14を介して浸漬させてセメント組成
物11を被覆する。本発明でいうセメント組成物11と
は、モルタル又は樹脂モルタルをいう。モルタルとはセ
メントとケイ砂を主原料とし、これにメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のメチルセ
ルロースを添加し、水を加えて混練したものであり、メ
チルセルロースは通常セメント100重量部に対して1.
0〜1.5重量部程度添加している。樹脂モルタルとはセメ
ントとケイ砂を主原料とし、これに添加剤としてメチル
セルロースを加え、更にエマルジョン又はラテックスタ
イプの樹脂を添加したものであり、樹脂としては合成ゴ
ムラテックス、塩化ビニリデンラテックス、アクリルス
チレン共重合体エマルジョン等を採用でき、添加量はセ
メント100重量部に対して固形分換算で5〜30重量
部、好ましくは10〜20重量部である。このセメント
被覆補強材12を、上方に引き取った上方のセメント板
生シート2aを下方に引き取り、下方に引き取った下方
のセメント板生シート2bを上方に引き取って上下のセ
メント板生シート2a,2bを重合させて水平方向に搬
送する際に、ピンチロール8を介して上下のセメント板
生シート2a、2b間に挿入する。次いでこの未硬化状
態のセメント板生シート2とセメント被覆補強材12を
プレスロール9により押圧圧着して所定の厚さで一体化
させる。プレスロール9は搬送方向に複数個連続して配
置し上下の間隔を徐々に小さくして押圧力を徐々に大き
くしていくのが均一な厚みのものを得るために好まし
い。尚、プレスロール9の代わりにスチールベルトを採
用してもよい。押圧圧着されたセメント板生シート2と
セメント組成物被覆補強材12との一体化物15は、以
後、切断工程、積載工程、養生工程を経て製品となる。
尚、押圧圧着により、製品の幅方向の寸法変化が起こる
場合があるが、プレスロール9を出た直後のセメント板
生シート2が未硬化の段階で、トリミングすることによ
り修正できる。第2図に示す実施例にあっては、補強材
4を、上方に引き取った上方のセメント板生シート2a
を下方に引き取り、下方に引き取った下方のセメント板
生シート2bを上方に引き取って上下のセメント板生シ
ート2a、2aを重合させて水平方向に搬送する際に、
ピンチロール8を介して送られてくる補強材4に上下の
セメント板生シート2a、2bの合流点の直前に設置し
たスプレー用ノズル16からセメント組成物11を噴射
させて補強材4にセメント組成物11を被覆し、このセ
メント被覆補強材12を上下のセメント板生シート2
a、2b間に挿入し、次いでこの未硬化状態のセメント
板生シート2とセメント被覆補強材12をプレスロール
9により押圧圧着して所定の厚さで一体化させる。この
実施例では、スプレー用ノズル16からセメント組成物
11を噴出させることにより、補強材4にセメント組成
物11を被覆させるので、補強材4として鉄線のような
直線線材とか鉄線を格子状に溶接した枠状体とかも好適
に採用できるものである。尚、本発明にあっては、押し
出されてきた上方のセメント板生シート2aを上引き取
り用ローラーコンベア6により一旦水平面より上方に引
き取り、次いで下方に引き取って搬送し、下方のセメン
ト板生シート2bを下引き取りローラーコンベア7によ
り水平方向に搬送することにより上下のセメント板生シ
ート2a、2b間に補強材4を設置する空間3を形成す
るようにしてもよい。
次に、本発明の具体的な実施例を説明する。
(実施例1) 補強材として金網を使用し、セメント組成物としてセメ
ント100重量部、ケイ砂50重量部、メチルセルロー
ス1.5重量部及び適量の水からなるモルタルを使用し
て、第1図に示す実施例に基づい補強セメント板を製造
した。この補強セメント板の凍害試験をASTM-B法に基づ
いて行った。結果を第1表に示す。
ント100重量部、ケイ砂50重量部、メチルセルロー
ス1.5重量部及び適量の水からなるモルタルを使用し
て、第1図に示す実施例に基づい補強セメント板を製造
した。この補強セメント板の凍害試験をASTM-B法に基づ
いて行った。結果を第1表に示す。
(実施例2) 補強材として金網を使用し、セメント組成物としてセメ
ント100重量部、ケイ砂50重量部、メチルセルロー
ス1.5重量部、アクリルスチレン共重合体エマルジョン
15重量部及び適量の水からなる樹脂モルタルを使用し
て、第1図に示す実施例に基づい補強セメント板を製造
した。この補強セメント板の凍害試験をASTM-B法に基づ
いて行った。結果を第1表に示す。
ント100重量部、ケイ砂50重量部、メチルセルロー
ス1.5重量部、アクリルスチレン共重合体エマルジョン
15重量部及び適量の水からなる樹脂モルタルを使用し
て、第1図に示す実施例に基づい補強セメント板を製造
した。この補強セメント板の凍害試験をASTM-B法に基づ
いて行った。結果を第1表に示す。
(比較例) セメント組成物を被覆しなかった以外は実施例1と同様
にして補強セメント板を製造した。この補強セメント板
の凍害試験をASTM-B法に基づいて行った。結果を第1表
に示す。
にして補強セメント板を製造した。この補強セメント板
の凍害試験をASTM-B法に基づいて行った。結果を第1表
に示す。
第1表の結果より、本発明の実施例にあっては層間密着
強度が大きく耐凍害性に優れていることが判る。これ
は、補強材とセメント板生シートとの接着強度が大きい
ことによる。
強度が大きく耐凍害性に優れていることが判る。これ
は、補強材とセメント板生シートとの接着強度が大きい
ことによる。
[発明の効果] 本発明にあっては、一方のセメント板生シートを一旦水
平面より上方又は下方に引き取って上下のセメント板生
シート間に補強材を設置する空間を形成し、この空間に
設置した補強材を上方又は下方に引き取ったセメント板
生シートを下方又は上方に引き取って他方のセメント板
生シートと重合させて水平方向に搬送する際に上下のセ
メント板生シート間に挿入するので、空間に種々の形状
の補強材を設置してセメント板生シート間に挿入でき、
所望の強度の補強セメント板を製造することができるも
のであり、しかも補強材にセメント組成物を被覆し、被
覆したセメント組成物が未硬化の状態でセメント被覆補
強材を上下のセメント板生シート間に挿入するので、セ
メント組成物を介在させることにより、補強材とセメン
ト板生シートとの接着強度が大きくなり、得られた補強
セメント板の層間密着強度を大きくでき、従って耐凍害
性を向上させることができるものであり、又一台の押出
機により製造でき設備が大掛かりになることがないもの
である。
平面より上方又は下方に引き取って上下のセメント板生
シート間に補強材を設置する空間を形成し、この空間に
設置した補強材を上方又は下方に引き取ったセメント板
生シートを下方又は上方に引き取って他方のセメント板
生シートと重合させて水平方向に搬送する際に上下のセ
メント板生シート間に挿入するので、空間に種々の形状
の補強材を設置してセメント板生シート間に挿入でき、
所望の強度の補強セメント板を製造することができるも
のであり、しかも補強材にセメント組成物を被覆し、被
覆したセメント組成物が未硬化の状態でセメント被覆補
強材を上下のセメント板生シート間に挿入するので、セ
メント組成物を介在させることにより、補強材とセメン
ト板生シートとの接着強度が大きくなり、得られた補強
セメント板の層間密着強度を大きくでき、従って耐凍害
性を向上させることができるものであり、又一台の押出
機により製造でき設備が大掛かりになることがないもの
である。
第1図は本発明の一実施例の工程を示す概略側面図、第
2図は本発明の他の実施例の工程を示す概略側面図であ
って、1は押出機、2、2a、2bはセメント板生シー
ト、3は空間、4は補強材、11はセメント組成物、1
2はセメント被覆補強材である。
2図は本発明の他の実施例の工程を示す概略側面図であ
って、1は押出機、2、2a、2bはセメント板生シー
ト、3は空間、4は補強材、11はセメント組成物、1
2はセメント被覆補強材である。
Claims (1)
- 【請求項1】一台の押出機より上下に同時にセメント板
生シートを押し出し、少なくとも一方のセメント板生シ
ートを一旦水平面より上方又は下方に引き取って上下の
セメント板生シート間に補強材を設置する空間を形成
し、この空間に設置した補強材にセメント組成物を被覆
し、上方又は下方に引き取ったセメント板生シートを下
方又は上方に引き取って他方のセメント板生シートと重
合させて水平方向に搬送する際に、被覆したセメント組
成物が未硬化の状態でセメント被覆補強材を上下のセメ
ント板生シート間に挿入し、次いでこの未硬化状態のセ
メント板生シートとセメント被覆補強材を押圧圧着して
一体化させ、この後養生硬化させることを特徴とする補
強セメント板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17883685A JPH0635131B2 (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 補強セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17883685A JPH0635131B2 (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 補強セメント板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6239204A JPS6239204A (ja) | 1987-02-20 |
| JPH0635131B2 true JPH0635131B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=16055512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17883685A Expired - Lifetime JPH0635131B2 (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 補強セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635131B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5545297A (en) * | 1992-08-11 | 1996-08-13 | E. Khashoggi Industries | Methods for continuously placing filaments within hydraulically settable compositions being extruded into articles of manufacture |
| US5549859A (en) * | 1992-08-11 | 1996-08-27 | E. Khashoggi Industries | Methods for the extrusion of novel, highly plastic and moldable hydraulically settable compositions |
| JP6680493B2 (ja) * | 2015-09-15 | 2020-04-15 | アイカ工業株式会社 | 無機質化粧材及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17883685A patent/JPH0635131B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6239204A (ja) | 1987-02-20 |
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