JPH0635260A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0635260A
JPH0635260A JP4209723A JP20972392A JPH0635260A JP H0635260 A JPH0635260 A JP H0635260A JP 4209723 A JP4209723 A JP 4209723A JP 20972392 A JP20972392 A JP 20972392A JP H0635260 A JPH0635260 A JP H0635260A
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image forming
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの上昇や機構上の複雑化を招くことな
く、画像形成動作開始時及び終了時の感光体ドラム面上
への無駄なトナー付着を防止し、トナーの浪費、廃トナ
ー回収過多及び装置内各部でのトナー汚染のない複写機
を提供する。 【構成】 画像形成開始時に、まず、現像ローラ5への
逆極性の現像バイアス電圧の印加を開始し、その印加開
始から0.1秒後に感光体ドラム1及び現像ローラ5の
回転動作を開始するように、主制御部10により、現像
バイアス制御部7及び駆動制御部9を介し、現像バイア
ス印加装置6及び駆動モータ8を制御する。また、感光
体ドラム1及び現像ローラ5の回転駆動を終了した後、
現像ローラ5への逆極性の現像バイアス電圧の印加を1
秒間継続させ、感光体ドラム1の回転が完全に停止した
後に、現像ローラ5への逆極性の現像バイアス電圧の印
加を解除するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、帯
電された像担持体面上に走査光等を照射して静電潜像を
形成し、該像担持体面上にトナーを付着させてトナー像
を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置において高画質化が
求められているが、その高画質化のためには、特に、低
コントラストの再現性が重要である。低コントラストの
再現性を重視した場合には、像担持体面の地肌部の電位
と現像剤担持体に印加される現像バイアス電圧との差
(現像ポテンシャル)が十分でないと、画像の地肌部に
トナーが付着しやすくなって、トナーの浪費を招くばか
りでなく、地肌汚れとなり、画像の画質を損なうおそれ
がある。
【0003】例えば、図2の従来の画像形成装置の概略
構成図に示すように、画像形成動作開始時における像担
持体である感光体ドラム1面上の帯電装置2に対向する
位置から現像担持体である現像ローラ5に対向する位置
までの領域(以下、領域θ1という)は、帯電装置2に
よる帯電が行われないで、現像ローラ5との対向位置を
通過する。例えば、反転現像方式の場合には、領域θ1
が現像ローラ5との対向位置を通過する間、現像ローラ
5に通常の画像形成時の現像バイアス電圧が印加される
ので、領域θ1にトナーが付着してしまう。これによ
り、トナーが無駄に消費されるのみならず、画像形成装
置内の各部でトナー汚染が発生したり、クリーニング装
置(不図示)でクリーニング不良を起こす等の不具合が
生じることがあった。
【0004】そこで、上記不具合を解決するために、図
3のタイムミングチャートに示すように、感光体ドラム
1の回転駆動(T1)、現像ローラ5の回転駆動
(T5)、及び現像バイアス印加装置6による現像ロー
ラ5への現像バイアス電圧の印加(T6)を制御し、感
光体ドラム1面上の領域θ1が現像ローラ5との対向位
置を通過する間は、通常の画像形成時の現像バイアス電
圧とは逆極性(以下、逆極性という)の現像バイアス電
圧を印加し、感光体ドラム1面上の領域θ1へのトナー
付着を防止する方法が知られている(例えば、特開昭6
1−290455号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の構成によれば、画像形成動作開始時に逆極性の現像バ
イアス電圧を印加する際、現像バイアス印加装置6の特
性により、図4のタイミングチャートに示すように、現
像ローラ5の画像形成動作開始時の現像バイアス電圧の
立ち上がりに傾きが生じるので、現像バイアス電圧が立
ち上がるまでの期間tθ2に現像ローラ5に対向する感
光体ドラム1面上の領域(以下、領域θ2という)にお
いて、逆極性の現像バイアス電圧がトナー付着防止に対
して十分な電圧になっていないため、領域θ2上に帯状
のトナー付着が生ずるおそれがあるという問題点があっ
た。
【0006】また、高画質化を達成するためには、ジタ
ーの発生も大きな問題となる。従来から、このジターの
発生を抑えるために、感光体ドラム1の回転をフライホ
イール等を装着することにより安定化させる方法が用い
られている。ところが、フライホイール等を装着する
と、感光体ドラム1回転系のイナーシャが大きくなって
しまう。例えば、図5のタイミングチャートに示すよう
に、感光体ドラム1の回転駆動(T1)、現像ローラ5
の回転駆動(T5)、及び現像バイアス印加装置6によ
る現像バイアス電圧の印加(T6)を制御し、画像形成
動作終了時に感光体ドラム1、現像ローラ5、及び現像
バイアス印加装置6を同時にOFFする。この時、図6
に示すように、現像バイアス印加装置6による逆極性の
現像バイアス電圧の印加が停止された後、感光体ドラム
1回転系のイナーシャにより、感光体ドラム1が角度θ
3だけ回転してしまう。図5のラインT1上のうち一点鎖
線で示している期間tθ3は、イナーシャによって感光
体ドラム1が回転している期間に相当する。この期間t
θ3においては、逆極性の現像バイアス電圧が現像ロー
ラ5に印加されていないため、期間tθ3に現像ローラ
5に対向する感光体ドラム1面上の領域(以下、領域θ
3という)にトナーが付着してしまい、トナーが無駄に
消費されるのみならず、画像形成装置内の各部でトナー
汚染が発生するという問題点もあった。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、コストの上昇や機構上の複
雑化を招くことなく、画像形成動作開始時の像担持体面
上への無駄なトナー付着を防止し、トナーの浪費、廃ト
ナー回収過多及び装置内各部でのトナー汚染のない画像
形成装置を提供することであり、その第2の目的は、コ
ストの上昇や機構上の複雑化を招くことなく、画像形成
動作終了時の像担持体面上への無駄なトナー付着を防止
し、トナーの浪費、廃トナー回収過多及び装置内各部で
のトナー汚染のない画像形成装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の画像形成装置は、像担持体を回
転駆動させる駆動装置と、該像担持体面を一様に帯電す
る帯電装置と、一様帯電された該像担持体面に選択露光
により静電潜像を形成する露光装置と、該静電潜像を現
像剤担持体を介して供給されるトナーによって現像する
現像装置と、該現像剤担持体に現像バイアス電圧を印加
する現像バイアス印加装置とを備えた画像形成装置にお
いて、該現像剤担持体に印加される現像バイアス電圧が
予め設定した値になった後に、該像担持体が動作するよ
うに、該駆動装置及び該現像バイアス印加装置を制御す
る制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2の画像形成装置は、像担持体を回転駆動する駆
動装置と、該像担持体面を一様に帯電する帯電装置と、
一様帯電された該像担持体面に選択露光により静電潜像
を形成する露光装置と、該静電潜像を現像剤担持体を介
して供給されるトナーによって現像する現像装置と、該
現像剤担持体に現像バイアス電圧を印加する現像バイア
ス印加装置とを備えた画像形成装置において、該像担持
体の回転が停止した後に、該現像剤担持体への現像バイ
アス電圧の印加が停止するように、該駆動装置及び該現
像バイアス印加装置を制御する制御手段を設けたことを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の画像形成装置によれば、画像形成動
作開始時に、上記制御手段により、上記現像剤担持体に
印加される現像バイアス電圧の大きさが予め設定された
値になった後に、上記像担持体及び上記現像剤担持体の
回転駆動が開始されるように制御される。例えば、反転
現像方式の場合には、通常の画像形成時の現像バイアス
電圧とは逆極性の現像バイアス電圧が該現像剤担持体に
印加され、該逆極性の現像バイアス電圧が予め設定され
た十分大きな値になった後に、該像担持体及び該現像剤
担持体の回転駆動が開始されるように制御される。これ
により、該逆極性のバイアス電圧が十分に立ち上がる前
に、該像担持体及び該現像剤担持体が回転しないように
し、画像形成動作開始時に該像担持体面上に無駄なトナ
ーが付着しないようにするものである。
【0011】また、請求項2の画像形成装置によれば、
画像形成動作終了時に、上記制御手段により、上記像担
持体及び上記現像剤担持体の回転駆動を停止させ、その
後の該像担持体の回転系のイナーシャによる該像担持体
の回転が完全に停止した後に、上記現像剤担持体への現
像バイアス電圧の印加、例えば反転現像方式であれば通
常の画像形成時の現像バイアス電圧とは逆極性の現像バ
イアス電圧の印加を停止させるように制御される。これ
により、該像担持体の回転が完全に停止するまで、該現
像剤担持体への該逆極性のバイアス電圧の印加が継続さ
れ、画像形成動作終了時に該像担持体面上に無駄なトナ
ーが付着しないようにするものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。まず、複写機全体の概略構成及び動作に
ついて説明する。図1は本実施例に係る複写機の概略構
成図である。矢印方向に回転している像担持体である感
光体ドラム1面上の感光体は、帯電装置2のコロナ放電
により一様に正極性に帯電され、図示しないレーザー光
学系等の露光装置により、原稿の画像情報に対応する光
像3が照射され、露光を受けた部分の電位が低下し、感
光体ドラム1面上に静電潜像が形成される。現像装置4
では、この静電潜像の電位低下部分に、現像ローラ5を
介して供給される正極性に帯電されたトナーを静電吸着
させることによって、いわゆる反転現像が行われ、トナ
ー像が形成される。このトナー像は、転写ローラ(不図
示)によって転写紙に転写され、一方、感光体ドラム1
面上にわずかに残ったトナーはクリーニング装置(不図
示)によって除去され、次の帯電に備えられる。
【0013】次に、本実施例に係る制御手段12の構成
について説明する。図1に示すように、本実施例に係る
複写機には、感光体ドラム1を回転駆動する駆動装置で
ある駆動モータ8と、現像ローラ5への現像バイアス電
圧を印加する現像バイアス印加装置6と、駆動モータ8
及び現像バイアス印加装置6を制御する制御手段12と
が設けられている。この制御手段12は、駆動モータ8
を制御する駆動制御部9と、現像バイアス印加装置6を
制御する現像バイアス制御部7と、駆動制御部9及び現
像バイアス制御部7を制御する主制御部10とで構成さ
れている。現像バイアス制御部7は、現像バイアス印加
装置6から現像ローラ5へ印加される現像バイアス電圧
の極性、大きさ、印加開始及び停止等を直接制御する。
また、駆動制御部9は、駆動モータ8による感光体ドラ
ム1等の回転駆動の駆動開始及び駆動停止、回転方向、
回転速度等を直接制御する。主制御部10では、感光体
ドラム1等の回転駆動開始及び停止と現像バイアス印加
開始及び停止とのタイミング制御等が、現像バイアス制
御部7及び駆動制御部9を通して行われる。また、感光
体ドラム1の回転駆動軸8aと現像ローラ5の回転駆動
軸5aとの間には、回転駆動伝達部11が設けられ、現
像ローラ5の回転が感光体ドラム1の回転とが連動する
ようになっている。
【0014】次に、本実施例に係る複写機の画像形成動
作開始時における制御について説明する。図7は、本実
施例に係る複写機における現像バイアス電圧とトナー付
着量との関係を示す特性図である。図8は、本実施例に
係る複写機の画像形成動作開始時における概略構成図で
ある。画像形成動作開始時における感光体ドラム1面上
の帯電装置2に対向する位置から現像ローラ5に対向す
る位置までの領域θ1は、帯電装置2による帯電が行わ
れていない。この領域θ1への無駄なトナー付着を防止
するために、領域θ1に対して通常の画像形成時の現像
バイアス電圧とは逆極性の現像バイアス電圧を現像ロー
ラ5に印加してするが、図7の斜線部からわかるよう
に、0Vから−200V程度までは感光体ドラム1面の
領域θ1上に無駄なトナーが付着し、多量の地肌汚れが
発生してしまう。そこで、本実施例では、高画質化のた
めに低コントラストの再現性を向上させ、かつ、図8の
領域θ1に無駄なトナーを付着させないように、画像形
成動作開始時に現像ローラ5に印加する逆極性の現像バ
イアス電圧の大きさを−250Vに設定している。
【0015】また、図9は、本実施例に係る複写機にお
ける画像形成動作開始時の現像バイアス電圧の時間変化
を示す特性図である。図9からわかるように、地肌汚れ
が発生しない逆極性の現像バイアス電圧(−200V)
になるまでには約0.1秒を要し、予め設定した上記逆
極性の現像バイアス電圧(−250V)になるまでには
約0.15秒を要する。そこで、本実施例では、画像形
成動作開始時において、図8の現像バイアス電圧が立ち
上がるまでの期間tθ2に現像ローラ5に対向する感光
体ドラム1面上の領域θ2に無駄なトナーを付着させな
いように、図10のフローチャート及び図11のタイミ
ングチャートに示すような感光体ドラム1の回転駆動
(T1)、現像ローラ5の回転駆動(T5)及び現像ロー
ラ5への現像バイアス電圧の印加(T6)の制御を行っ
ている。まず、現像ローラ5への逆極性の現像バイアス
電圧の印加を開始し、主制御部10に設けたタイマ−T
をリセットする(図10のステップ1及びステップ2
2)。次に、その電圧印加開始から0.1秒後に、すな
わちタイマーTが0.1秒になった後に、感光体ドラム
1及び現像ローラ5の回転駆動を開始する(ステップ3
及びステップ4)。
【0016】なお、図示していないが、帯電装置2によ
る感光体ドラム1面の帯電は、感光体ドラム1及び現像
ローラ5のONと同時、又は数秒後に開始される。その
後、該帯電領域の先端が露光装置(不図示)による照射
位置を通過した後、該露光装置がONされ、さらに、該
帯電領域の先端が現像ローラ5に対向する位置に達する
直前に、現像バイアス電圧を逆極性から通常の画像形成
時の極性の現像バイアス電圧へ切り替えられ、該帯電領
域が現像ローラ5に対向するときには、現像バイアス電
圧が通常の画像形成時の極性の現像バイアス電圧の大き
さまで十分立ち上がった状態で現像ローラ5に印加され
る。
【0017】次に、本実施例の画像形成動作開始時にお
けるトナー付着の結果を従来例での結果と共に示す。面
積率6%の原稿を用いた場合、従来のように、現像ロー
ラ5に逆極性の現像バイアス電圧を印加すると同時に、
感光体ドラム1及び現像ローラ5の回転動作を開始した
場合には、原稿1枚当りのトナー消費量は40.0 mg/
枚であり、1枚当りの廃トナー回収量は20.8 mg/枚
であった。一方、本実施例に係る上記画像形成動作開始
時における制御を行ったところ、原稿1枚当りのトナー
消費量は23.8 mg/枚に、1枚当りの廃トナー回収量
は4.6 mg/枚にそれぞれ低減された。それぞれ低減率
にすると、1枚当りのトナー消費量で約40%、1枚当
りの廃トナー回収量で約78%であった。
【0018】以上、本実施例に係る上記画像形成動作開
始時の制御によれば、逆極性のバイアス電圧が十分に立
ち上がる前に、感光体ドラム1及び現像ローラ5が回転
しないように制御し、画像形成動作開始時に感光体ドラ
ム1面上に無駄なトナーが付着しないようにしているの
で、コストや機構上の複雑化を招くことなく、トナーの
浪費や複写機各部でのトナー汚染を有効に防止できる。
【0019】次に、本実施例に係る画像形成動作終了時
における制御について説明する。本実施例では、感光体
ドラム1の回転軸上に回転を安定化させるためのフライ
ホイール(不図示)を装着している。このフライホイー
ルを装着した状態では、画像形成動作終了時に、感光体
ドラム1回転系のイナーシャにより、感光体ドラム1の
回転が完全に停止するまでに1秒要してしまう。そこ
で、本実施例では、高画質化のために低コントラストの
再現性を向上させ、かつ、回転駆動停止後イナーシャに
より感光体ドラム1が回転している期間tθ3に現像ロ
ーラ5に対向する感光体ドラム1面上の領域θ3に無駄
なトナーを付着させないように、図12のフローチャー
ト及び図13のタイミングチャートに示すような感光体
ドラム1の回転駆動(T1)、現像ローラ5の回転駆動
(T5)及び現像ローラ5への現像バイアス電圧の印加
(T6)の制御を行っている。まず、感光体ドラム1及
び現像ローラ5の回転駆動を停止し、主制御部10に設
けたタイマ−Tをリセットする(図12のステップ1及
びステップ2)。次に、現像ローラ5への逆極性の現像
バイアス電圧の印加を1秒間継続させ、感光体ドラム1
の回転が完全に停止した後に、すなわちタイマーTが
0.1秒になった後に、現像ローラ5への逆極性の現像
バイアス電圧の印加を解除する(ステップ3及びステッ
プ4)。
【0020】なお、図示していないが、上記工程に先立
って、帯電装置2による感光体ドラム1面の帯電が停止
され、帯電領域の後端が露光装置(不図示)による照射
位置を通過する直前に該露光装置がOFFされ該帯電領
域の後端が現像ローラ5に対向する位置に達した後に、
現像バイアス電圧が通常の画像形成時の極性から逆極性
へ切り替えられる。
【0021】次に、本実施例の画像形成動作終了時にお
けるトナー付着の結果を従来例での結果と共に示す。面
積率6%の原稿を用いた場合、従来のように、感光体ド
ラム1及び現像ローラ5の回転駆動動作の終了と同時
に、現像ローラ5に逆極性の現像バイアス電圧を印加を
解除した場合には、原稿1枚当りのトナー消費量は5
2.7 mg/枚であり、1枚当りの廃トナー回収量は3
3.5 mg/枚であった。一方、本実施例に係る上記画像
形成動作終了時における制御を行ったところ、原稿1枚
当りのトナー消費量は23.9 mg/枚に、1枚当りの廃
トナー回収量は4.7 mg/枚にそれぞれ低減された。そ
れぞれ低減率にすると、1枚当りのトナー消費量で約5
5%、1枚当りの廃トナー回収量で約86%であり、感
光体ドラム1の回転を安定化するためのフライホイール
の装着によるトナー消費量及び廃トナー回収量の増加を
大幅に低減することができた。
【0022】以上、本実施例の上記画像形成動作終了時
の制御によれば、画像品質の向上のために感光体ドラム
1の回転軸上にフライホイール等を装着して回転を安定
化させる手段により画像形成動作終了時の感光体ドラム
1の回転系のイナーシャが大きくなったような場合であ
っても、感光体ドラム1の回転が完全に停止するまで、
現像ローラ5への逆極性のバイアス電圧の印加が継続さ
れ、画像形成動作終了時に感光体ドラム1面上に無駄な
トナーが付着しないようになるので、コストや機構上の
複雑化を招くことなく、トナーの浪費や複写機各部での
トナー汚染を有効に防止できる。
【0023】なお、本実施例では、露光後の感光体ドラ
ム1面上の静電潜像において表面電位が低下した部分
(原稿の文字部)にトナーを付着させる反転現像方式の
場合を例示したが、本発明は反転現像方式に限定される
ものでなく、露光後の感光体ドラム1面上の静電潜像に
おいて表面電位が低下していない部分(原稿の文字部)
にトナーを付着させる正規現像方式等の他の現像方式に
も適用できるものである。例えば、正規現像方式におけ
る画像形成動作開始時では、まず、現像バイアス印加装
置6がONされ、通常の画像形成時の現像バイアス電圧
が現像ローラ5に印加され、現像バイアス電圧が十分に
立ち上がったタイミングで、感光体ドラム1及び現像ロ
ーラ5の回転駆動が開始される。
【0024】また、本実施例に係る複写機では、画像形
成動作開始時において、現像ローラ5への逆極性の現像
バイアス電圧の印加開始から感光体ドラム1及び現像ロ
ーラ5の回転駆動の開始までの時間を0.1秒に、画像
形成動作終了時において、感光体ドラム1及び現像ロー
ラ5の回転駆動停止から現像ローラ5への逆極性の現像
バイアス電圧の印加停止までの時間を1秒に設定してい
るが、これらの時間設定値は絶対的な値ではなく、複写
機に用いる現像バイアス印加装置6や駆動モータ8の種
類に応じて変わってくる相対的な値であり、その使用す
る複写機に適した設定値を用いることができる。
【0025】また、本実施例では、画像形成動作開始時
に逆極性の現像バイアス電圧が予め設定した値になった
時点、及び画像形成動作終了時に感光体ドラム1及び現
像ローラ5が完全に停止した時点を、それぞれ予め設定
した時間設定値(0.1秒,1秒)が経過したかどうか
で判断しているが、それぞれ、現像バイアス電圧の立ち
上がり及び感光体ドラムの回転をモニターして判断する
ようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置によれば、上記
制御手段により、上記逆極性のバイアス電圧が十分に立
ち上がる前に、上記像担持体及び上記現像剤担持体が回
転しないようにし、画像形成動作開始時に該像担持体面
上に無駄なトナーが付着しないようにしているので、コ
ストや機構上の複雑化を招くことなく、トナーの浪費や
画像形成装置の各部でのトナー汚染を有効に防止できる
という優れた効果がある。
【0027】請求項2の画像形成装置によれば、上記制
御手段により、上記像担持体の回転が完全に停止するま
で、上記現像剤担持体へ上記逆極性のバイアス電圧の印
加が継続され、画像形成動作終了時に該像担持体面上に
無駄なトナーが付着しないようにしているので、画像品
質の向上のために該像担持体の回転軸上にフライホイー
ル等を装着して回転を安定化させる手段により画像形成
動作終了時の該像担持体の回転系のイナーシャが大きく
なったような場合であっても、コストや機構上の複雑化
を招くことなく、トナーの浪費や画像形成装置の各部で
のトナー汚染を有効に防止できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る複写機の概略構成図。
【図2】従来の複写機の画像形成動作開始時の概略構成
図。
【図3】従来の複写機の画像形成動作開始時におけるタ
イミングチャート。
【図4】図3の現像バイアス電圧の立ち上がりの傾きを
考慮したタイミングチャート。
【図5】従来の複写機の画像形成動作終了時におけるタ
イミングチャート。
【図6】従来の複写機の画像形成動作終了時の概略構成
図。
【図7】本実施例に係る複写機における現像バイアス電
圧とトナー付着量との関係を示す特性図。
【図8】本実施例に係る複写機の画像形成動作開始時に
おける概略構成図。
【図9】本実施例に係る複写機の画像形成動作開始時に
おける現像バイアス電圧の時間変化を示す特性図。
【図10】本実施例に係る複写機の画像形成動作開始時
における制御のフローチャート。
【図11】本実施例に係る複写機の画像形成動作開始時
におけるタイミングチャート。
【図12】本実施例に係る複写機の画像形成動作終了時
における制御のフローチャート。
【図13】本実施例に係る複写機の画像形成動作終了時
におけるタイミングチャート。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 4 現像装置 5 現像ローラ 6 現像バイアス印加装置 7 現像バイアス制御部 8 駆動モータ 9 駆動制御部 10 主制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を回転駆動させる駆動装置と、該
    像担持体面を一様に帯電する帯電装置と、一様帯電され
    た該像担持体面に選択露光により静電潜像を形成する露
    光装置と、該静電潜像を現像剤担持体を介して供給され
    るトナーによって現像する現像装置と、該現像剤担持体
    に現像バイアス電圧を印加する現像バイアス印加装置と
    を備えた画像形成装置において、 該現像剤担持体に印加される現像バイアス電圧が予め設
    定した値になった後に、該像担持体が動作するように、
    該駆動装置及び該現像バイアス印加装置を制御する制御
    手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体を回転駆動する駆動装置と、該像
    担持体面を一様に帯電する帯電装置と、一様帯電された
    該像担持体面に選択露光により静電潜像を形成する露光
    装置と、該静電潜像を現像剤担持体を介して供給される
    トナーによって現像する現像装置と、該現像剤担持体に
    現像バイアス電圧を印加する現像バイアス印加装置とを
    備えた画像形成装置において、 該像担持体の回転が停止した後に、該現像剤担持体への
    現像バイアス電圧の印加が停止するように、該駆動装置
    及び該現像バイアス印加装置を制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
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JP2017009865A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017026679A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
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