JPH0635326A - 剥離装置 - Google Patents

剥離装置

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Publication number
JPH0635326A
JPH0635326A JP4193631A JP19363192A JPH0635326A JP H0635326 A JPH0635326 A JP H0635326A JP 4193631 A JP4193631 A JP 4193631A JP 19363192 A JP19363192 A JP 19363192A JP H0635326 A JPH0635326 A JP H0635326A
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JP
Japan
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sheet
separation claw
separation
paper
claw
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JP4193631A
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English (en)
Inventor
Daisuke Nagasaka
大輔 長坂
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の幅が各種変化しても、感光体ドラム等
の回転体から良好に用紙を剥離することができる。 【構成】 感光体ドラム11の近傍には移動用分離爪1
4と固定用分離爪23が配置されている。移動用分離爪
14は分離爪移動用モータ13の駆動による回転棒12
の回転によって用紙幅に合うように往復動する。この結
果、感光体ドラム11に対する分離爪14、23の位置
をあらゆる用紙の両端近傍に配置することができる。回
転ソレノイド21が励磁すると規制棒19が所定角度回
転してこれらの分離爪の先端14A、23Aが感光体ド
ラム11の表面と接触して、用紙を剥離できる状態にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光体ドラム、感光体ベ
ルト、ヒートロール(定着ロール)のようにその表面を
回転させる回転体から用紙を分離爪で剥離するようにし
た剥離装置に係わり、詳細には各種のサイズの用紙を良
好に剥離できるようにした剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電複写機やレーザプリンタでは、画像
に対応した静電潜像を感光体上に形成し、これを現像し
てトナー像を作成するようになっている。トナー像はト
ランスファコロトロンの働きによって用紙に転写され、
この後、記録用紙の定着が行われるようになっている。
【0003】このような記録装置で、用紙は感光体とト
ランスファコロトロンの間を通過する際に静電的に感光
体表面に吸着されるのが通常である。このため、このよ
うな通常の状態では用紙がトナー像と感光体上で密着す
ることになる。これは画像の定着に好ましいことであ
る。
【0004】ところが、吸着した用紙が剥がれずにその
まま感光体ドラムに巻きついてしまうことがある。感光
体ドラムに用紙が巻きついたまでは次の画像形成を行う
ことができない。また、この用紙が現像装置やクリーニ
ング装置内に進入する場合もあり、このようなときには
これらの装置の正常な機能を阻害してしまう。また、ヒ
ートロール方式の定着装置でもヒートロールに用紙が巻
きついてしまうことがあり、この場合にも定着装置とし
ての機能を阻害するという問題がある。
【0005】そこで従来から感光体ドラムやヒートロー
ルには、1つまたは複数の分離爪がこれらの表面に摺接
されるようになっている。特に複数の分離爪を摺接させ
ておいて、用紙の両端に分離爪を同時に作用させるよう
にすると、幅の広い用紙や剥離しにくい用紙でも、感光
体ドラム等の回転体から確実に分離させることができ
る。
【0006】しかしながら、このように複数の分離爪を
例えばヒートロールに常に摺接させておくと、幅の狭い
用紙を連続的に使用した場合に、用紙の通らない部分
(以下非通紙部という。)で熱が蓄積し、そのロール表
面の温度が異常に上昇してしまう。このため、この部分
に配置されている分離爪に熱変形を生じさせてしまうと
いう問題があった。
【0007】そこで特開昭64−40871号公報で
は、非通紙部に位置する分離爪を離間させる制御手段を
備えた定着装置を提案している。すなわち、分離爪をヒ
ートロールに所定間隔で例えば3本程度配置しておき、
これらの分離爪のそれぞれを摺接あるいは離間させる分
離爪駆動手段を設けておく。そして、用紙サイズの検出
結果に応じて、非通紙部に位置する分離爪を離間させる
ようにする。このように分離爪を非通紙部で離間させて
おくことは、その熱変形を防ぐだけでなく、分離爪自体
の摩耗の進展を遅延させる効果があり、また、ヒートロ
ールや感光体に傷を付ける危険性を少なくするという利
点もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般の複写
機やプリンタ等の画像形成装置では、A5判、A4判、
A3判、B5判、B4判等の定型用紙を取り扱うことが
できる。したがって、それぞれの用紙について分離爪を
両端近傍で作用させるようにすると、分離爪の個数はか
なりの数になってしまう。したがって、分離爪を摺接あ
るいは離間させる分離爪駆動手段の数も多くなり、これ
らを全体的に制御する制御回路も複雑化して用紙を剥離
するための剥離装置のコストがかなり増大するという問
題があった。また、これらの画像形成装置では、非定型
の用紙を取り扱えるようになっていることが多いので、
あらゆる用紙に対応させて分離爪を配置することはコス
トや部品配置の点からも現実的に不可能であった。
【0009】そこで本発明の目的は、各種の幅の用紙に
対して適切な幅をもって、分離爪を配置し効果的な剥離
を行うことのできる剥離装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、その表面を回転させる感光体ドラム、感光体ベル
ト、ヒートロール等の回転体と、この回転体に用紙を供
給する用紙供給手段と、回転体の回転方向と直交する方
向に一列に配置され、それぞれの先端を用紙の剥離のた
めに回転体の表面に接触させた複数の分離爪と、これら
の分離爪の少なくとも1つを前記した回転方向と直交す
る方向に移動させる分離爪移動手段とを剥離装置に具備
させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、感光体
ドラム、感光体ベルト、ヒートロール等の回転体の軸方
向に複数の分離爪を一列に配置しておき、このうちの少
なくとも1つを軸方向に移動できるようにして、分離爪
の位置および間隔を任意に変更できるようにした。これ
により、例えば2つの分離爪を用いてもあらゆる用紙幅
の用紙の剥離に対応することができる。
【0012】請求項2記載の発明では、その表面を回転
させる感光体ドラム、感光体ベルト、ヒートロール等の
回転体と、この回転体に用紙を供給する用紙供給手段
と、回転体の回転方向と直交する方向に一列に配置さ
れ、それぞれの先端を用紙の剥離のために回転体の表面
に接触させた複数の分離爪と、これらの分離爪の少なく
とも1つを前記した回転方向と直交する方向に移動させ
る分離爪移動手段と、分離爪を移動させる間はこれらを
回転体の表面と非接触にする分離爪隔離手段とを剥離装
置に具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、感光体
ドラム、感光体ベルト、ヒートロール等の回転体の軸方
向に複数の分離爪を一列に配置しておき、このうちの少
なくとも1つを軸方向に移動できるようにして、分離爪
の位置および間隔を任意に変更できるようにするととも
に、分離爪を移動させる間はこれを回転体の表面から離
すようにした。これにより、分離爪や回転体に負担をか
けずに分離爪の位置調整が可能になる。
【0014】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例における剥離装置
を使用した記録装置の要部を表わしたものである。記録
装置の感光体ドラム11の近傍には、このドラムの軸方
向に感光体ドラム11の長さよりもわずかに長い回転棒
12が回動自在に配置されており、そのほぼ全長にわた
って雄ねじが刻まれている。回転棒12の一端は、分離
爪移動用モータ13の回転軸に直結されている。回転棒
12は、移動用分離爪14の基部15に刻まれた雌ねじ
部15Aと螺合している。移動用分離爪14は回転棒1
2の回転に伴ってドラム軸方向16に往復動が可能にな
っている。
【0016】移動用分離爪14の先端14Aには、圧縮
ばね18が取りつけられている。これによって移動用分
離爪14は、その基部15を中心として感光体ドラム1
1の方向に回転する力を与えられている。移動用分離爪
14のほぼ中央位置には、この回転を規制するための規
制棒19が接触している。規制棒19は回転棒12と平
行に配置されており、その断面は楕円形になっている。
規制棒19の一端は回転ソレノイド21の回転軸に取り
付けられている。回転ソレノイド21の代わりに、例え
ばパルスモータ等のモータを使用することも可能であ
る。
【0017】一方、感光体ドラム11の図で左端側に
は、規制棒19にその中央部を接触させた固定用分離爪
23が配置されている。固定用分離爪23の先端23A
には移動用分離爪14の場合と同様に圧縮ばね24が取
りつけられている。また、基部23Bは回転軸25に接
続されている。したがって、固定用分離爪23は回転棒
25を中心として感光体ドラム11の方向に回転する力
を与えられている。回転棒25の両端は図示しない固定
部材に回動自在に保持されており、ドラム軸方向16へ
の移動はできないようになっている。すなわち、固定用
分離爪23はドラム軸方向16に位置的に固定された状
態で、その先端23Aの回転位置が規制棒19によって
規制されるようになっている。
【0018】図2は、この固定用分離爪の回転と感光体
ドラム表面との位置的な関係を表わしたものである。こ
こで実線は図1に示した移動用分離爪14が移動してい
る状態での規制棒19と固定用分離爪23を表わしてお
り、一点鎖線は移動用分離爪14が移動した後でのこれ
らの状態を表わしている。移動用分離爪14が移動して
いる状態では、回転ソレノイド21が解磁状態であり、
このとき規制棒19はその断面が楕円の長軸と接する外
周部分を固定用分離爪23と接触させている。この状態
では、固定用分離爪の先端23Aが圧縮ばね24に抗し
て感光体ドラム11の表面から離間している。
【0019】これに対して、図1に示した分離爪移動用
モータ13が所定量だけ正転あるいは逆転して移動用分
離爪14の移動が終了した段階では、回転ソレノイド2
1が励磁され、規制棒19は90度回転してその断面が
楕円の短軸と接する外周部分を固定用分離爪23と接触
させる。このとき、固定用分離爪の先端23Aが圧縮ば
ね24の押圧力に従って規制棒19に規制されながら矢
印31方向に移動して、感光体ドラム11の表面に軽く
接触する。このとき、図1に示した移動用分離爪14も
同様の動作を行い、このようにして2つの分離爪14、
23が感光体ドラム11の表面にセットされることにな
る。
【0020】ところで、本実施例では分離爪移動用モー
タ13の回転によって感光体ドラム11に対する両分離
爪14、23の間隔を変化させ、これを用紙の幅よりも
わずかに短くしているが、このためには感光体ドラム1
1に送られる用紙の幅(用紙幅)を検知する必要があ
る。このために本実施例では用紙幅検知装置を使用して
いる。
【0021】図3は、用紙幅検知装置の用紙幅検知原理
を説明するためのものである。感光体ドラム11と図示
しない供給トレイとの間の搬送路41上には、用紙42
の搬送方向と直角に1本の細長い用紙幅検知装置44が
配置されている。この用紙幅検知装置44には、感光体
ドラム11の図で示した右端に対応する位置Aから位置
Bまで、比較的狭いピッチでN個の光センサ461 〜4
N が配置されている。ここで位置Bは、感光体ドラム
11の左端とその左端を一致させて送ってくる用紙42
の最も用紙幅が短いと想定される場合の右端と一致して
いる。N個の光センサ461 〜46N は共に発光ダイオ
ードとフォトダイオードの対からなる光センサから構成
されている。
【0022】このような構成の用紙幅検知装置44で
は、第1の光センサ461 が用紙42の到来を検出する
と、第2〜第Nの光センサ462 〜46N がこれから所
定時間経過後に一斉に検出動作を行うようになってい
る。第2〜第Nの光センサ462〜46N の検出タイミ
ングをずらしたのは、用紙42が何らかの原因で斜めに
傾いて搬送されるような事態があることを考慮したため
である。
【0023】第2〜第Nの光センサ462 〜46N の検
出動作の結果として、いずれもが用紙42を検出しなか
った場合には、最も短い幅(本実施例では感光体ドラム
11の左端から第1の光センサ461 までの長さ)の用
紙が搬送されてきたと判別される。第2〜第Nの光セン
サ462 〜46N の全部または一部が用紙42を検出し
た場合には、そのうちの最右端に位置する光センサ46
を右端とする用紙42が搬送されてきたと判別される。
図3に示した例では、第1〜第Mの光センサ461 〜4
M までが連続して用紙42の検出動作を行っているの
で、一点鎖線で示したような幅の用紙42が到来したも
のと判別されることになる。
【0024】図4は、この記録装置の回路構成の要部を
表わしたものである。この記録装置はCPU(中央処理
装置)51を備えている。CPU51はデータバス等の
バス52を通じて各種の回路装置と接続されている。こ
のうちROM53は、感光体ドラム11(図1)に対す
る用紙42の剥離のための制御等の各種の制御を行うた
めのプログラムを格納したリード・オンリ・メモリであ
る。作業用メモリ54は、このような制御を行う際に必
要なデータを一時的に格納するメモリであり、ランダム
・アクセス・メモリで構成されている。不揮発性メモリ
55は、図示しない電池によってバックアップされてお
り、ここには用紙幅検知装置の検出動作に対する分離爪
移動用モータ13の回転制御に関するテーブル等の固定
情報が格納されている。サービスマンはこれらの内容を
必要に応じて変更することができる。
【0025】入力回路56は図示しない操作パネル57
と接続されている。操作パネル57は記録装置の動作を
スタートさせるためのスタートボタン等の各種のスイッ
チを配置している。移動用モータ駆動回路58は分離爪
移動用モータ13の駆動制御を行うようになっている。
ソレノイド励磁回路59は回転ソレノイド21の励磁制
御を行うようになっている。センサ入力回路61は用紙
幅検知装置44やその他の図示しないセンサと接続さ
れ、これらの検出信号を入力するようになっている。メ
インモータ駆動回路62はメインモータ63の駆動を制
御するようになっている。メインモータ63は、本実施
例の感光体ドラム11を駆動したり、用紙42の搬送を
制御するためのモータである。
【0026】図5は、この記録装置で用紙幅の検出と移
動用分離爪の移動制御の流れを表わしたものである。図
4に示した操作パネル57の前記したスタートボタンが
押されて記録動作が開始されると(ステップS101;
Y)、所定のタイミングで用紙42(図3)の搬送が開
始される。CPU51は、第1の光センサ461 がオン
になったら(ステップS102;Y)、不揮発性メモリ
55から分離爪移動用モータ13の回転状態を表わした
回転情報を読み出す(ステップS103)。分離爪移動
用モータ13はステッピングモータで構成されており、
不揮発性メモリ55の所定の領域には、移動用分離爪1
4の位置に対応させた形で分離爪移動用モータ13の最
新の回転情報が格納されるようになっている。
【0027】なお、この図では示していないが、記録装
置の電源を投入するとCPU51は移動用モータ駆動回
路58を制御して移動用分離爪14をその右端の移動限
位置まで移動させ、不揮発性メモリ55内のこの回転情
報をイニシャライズするようになっている。これは、分
離爪移動用モータ13の駆動に伴う蓄積された誤差をク
リアするためである。
【0028】第1の光センサ461 がオンになってから
わずかな時間t1 が経過したら(ステップS104;
Y)、CPU51は第2〜第Nの光センサ462 〜46
N の検出結果を調べて用紙42についての用紙幅を判定
する(ステップS105)。そして、先に求めた回転情
報と判定した用紙幅を基にして用紙42の右端よりも移
動用分離爪の先端14Aが所定距離だけ左側にずれるだ
けの駆動パルスの数および極性を求めて分離爪移動用モ
ータ13の駆動制御を行う(ステップS106)。
【0029】なお、固定用分離爪の先端23Aは、用紙
42の左端からこの所定距離だけ右側にずれた位置に配
置されている。このように移動用分離爪および固定用分
離爪の先端14A、23Aを用紙42の端部から内側に
所定距離だけ移動させて配置することにしたのは、剥離
を確実に行えるようにするためである。この所定距離
は、例えば数mm(ミリメータ)程度に狭く設定しても
よい。この場合には、通常の原稿であればトナー像を乱
すおそれがなくなるという利点がある。
【0030】ステップS106で分離爪移動用モータ1
3の駆動制御を行ったら、新たな回転位置についての回
転情報を不揮発性メモリ55に書き込んでその内容を更
新させ(ステップS107)、作業を終了させる(エン
ド)。
【0031】図6は、この記録装置の回転ソレノイドの
制御の様子を表わしたものである。図4に示したCPU
51は図5で示したステップS107で新たな回転情報
がメモリに格納されたら(ステップS201;Y)、こ
の前の時点で分離爪移動用モータ13の駆動制御が終了
しているので、回転ソレノイド21の励磁を開始させる
(ステップS202)。これにより、移動用分離爪およ
び固定用分離爪の先端14A、23Aが感光体ドラム1
1の表面と接触させられる。これにより、これら移動用
分離爪14および固定用分離爪23によって用紙42の
剥離が実行できる状態となる。
【0032】CPU51はこの状態で記録動作の終了を
監視し(ステップS203)、終了した時点でソレノイ
ド励磁回路59を制御して回転ソレノイド21の励磁を
解除する(ステップS204)。すなわち、本実施例の
剥離装置では、移動用分離爪14の移動時だけでなく、
記録が行われていない状態においても移動用分離爪14
と固定用分離爪23は感光体ドラム11の表面から離さ
れている。もちろん、装置によっては移動用分離爪14
の移動時だけ感光体ドラム11の表面から離すようにし
てもよい。
【0033】変形例
【0034】なお、以上説明した実施例では用紙幅検知
装置44を用いて用紙幅を一々検知して移動用分離爪1
4の移動制御を行う場合について説明した。装置によっ
ては定型サイズの用紙のみについてこのような制御を行
うことも可能である。
【0035】図7は、定型サイズの用紙と2つの分離爪
の配置関係を表わしたものである。ここでは、A5判、
B5判、A4判、B4判およびA3判の5種類の用紙が
使用される装置の場合を示している。これらの用紙が一
端を感光体ドラム11(図1参照)の左端側に沿わせて
図で矢印71方向に搬送されるものとする。この場合に
は、固定用分離爪23をこの前記した一端側に固定し、
移動用分離爪14を定形サイズのこれらの用紙の種類に
応じて図示の各配置位置(移動用分離爪141〜144
として示している位置)に移動させればよい。
【0036】また、実施例ではねじを刻んだ回転棒12
を回転させることで移動用分離爪14の移動制御を行っ
たが、移動用のベルトを設け、移動用分離爪14の移動
制御を行うようにしてもよい。
【0037】図8は搬送ベルトを使用した変形例の剥離
装置の概要を表わしたものである。図1と同一部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略す
る。この変形例の剥離装置では、移動用分離爪14を連
結具81を介して無端ベルト82の所定箇所に接続して
いる。無端ベルト82は、感光体ドラム11の一端近傍
に配置されたパルスモータ83の回転軸またはこれに連
結されたプーリ84と、感光体ドラム11の他端近傍に
配置された他のプーリ85の間に掛けられており、移動
用分離爪14をドラム軸方向に移動させることができる
ようになっている。移動用分離爪14や固定用分離爪2
3の先端を、必要に応じて感光体ドラム11の表面から
離すことも、例えば図1に示した機構と類似の機構を設
けることで可能である。
【0038】図9は分離爪を感光体表面と接離する他の
機構を表わしたものである。この変形例では分離爪91
が回転軸92を支点として回転自在に配置されており、
その基部側にソレノイド93が取りつけられている。こ
の機構では、ソレノイド93のプランジャを押し出すと
分離爪91が感光体表面に接触し、引き込ませると感光
体表面から離れるようになっている。
【0039】なお、以上説明した実施例や変形例では用
紙の一方の端部(図1では左端)の位置が常に固定され
る記録装置(コーナ・レジストレーションを行う記録装
置)について説明したが、用紙の中央位置を感光体の中
央位置とするセンタ・レジストレーションを行う記録装
置についても本発明を同様に適用することができる。た
だし、この場合には2つの分離爪を共に移動型とすれば
よい。もちろん、分離爪は常に2つである必要はなく、
必要に応じて用紙の中央箇所等の他の箇所にも追加的に
配置することができる。
【0040】また、実施例では感光体ドラムから用紙を
剥離する剥離装置について説明したが、感光体ベルト等
の他の感光体から用紙を剥離する装置についても本発明
を適用することができる。更に、本発明の剥離装置は感
光体に限らずヒートロール等の他の回転体から用紙を剥
離する場合についても同様に適用できることは当然であ
る。
【0041】
【発明の効果】このように請求項1および請求項2記載
の発明によれば、回転体の回転方向と直交する方向に複
数の分離爪を一列に配置し、これらのうちの少なくとも
1つをこの回転方向と直交する方向に移動させるように
したので、各種サイズの用紙の剥離位置を任意に定める
ことができ、例えば通常の用紙の両端やプレプリント用
紙の印字が行われない箇所を指定して剥離動作を行うこ
とができる。したがって、分離爪の一つの固定された位
置で幾つかの用紙の剥離を共用する場合に比べて定着前
の画像等に損傷を与えることがない。また、ヒートロー
ルであっても最も剥離に効率的な位置で剥離を行うこと
ができるので、剥離時に用紙に損傷や変形を与えること
がない。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、分離
爪をその移動の間は回転体の表面と非接触にすることに
したので、移動時に回転体や分離爪自体を傷つけたり変
形させることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の剥離装置を使用した記録
装置の要部を表わした斜視図である。
【図2】 本実施例で固定用分離爪の回転と感光体ドラ
ム表面との位置的な関係を表わした説明図である。
【図3】 本実施例で用紙幅検知装置の用紙幅検知原理
を示した原理図である。
【図4】 本実施例の剥離装置を使用した記録装置の回
路構成の要部を示すブロック図である。
【図5】 本実施例で用紙幅の検出と移動用分離爪の移
動制御の流れを表わした流れ図である。
【図6】 本実施例で回転ソレノイドの制御の様子を表
わした流れ図である。
【図7】 本発明の変形例で使用する定型サイズの用紙
と2つの分離爪の配置関係を表わした平面図である。
【図8】 本発明の他の変形例として搬送ベルトを使用
した剥離装置を表わした概略構成図である。
【図9】 本発明の更に他の変形例で分離爪を感光体表
面と接離する機構を表わした側面図である。
【符号の説明】
11…感光体ドラム、12…回転棒、13…分離爪移動
用モータ、14…移動用分離爪、14A、23A…(分
離爪の)先端、18、24…圧縮ばね、19…規制棒、
21…回転ソレノイド、23…固定用分離爪、25…回
転軸、42…用紙、44…用紙幅検知装置、461 〜4
N …光センサ、51…CPU、53…ROM、54…
…作業用メモリ、55…不揮発性メモリ、57…操作パ
ネル、63…メインモータ、91…分離爪、93…ソレ
ノイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その表面を回転させる回転体と、 この回転体に用紙を供給する用紙供給手段と、 前記回転体の回転方向と直交する方向に一列に配置さ
    れ、それぞれの先端を前記用紙の剥離のために前記表面
    に接触させた複数の分離爪と、 これらの分離爪の少なくとも1つを前記回転方向と直交
    する方向に移動させる分離爪移動手段とを具備すること
    を特徴とする剥離装置。
  2. 【請求項2】 その表面を回転させる回転体と、 この回転体に用紙を供給する用紙供給手段と、 前記回転体の回転方向と直交する方向に一列に配置さ
    れ、それぞれの先端を前記用紙の剥離のために前記表面
    に接触させた複数の分離爪と、 これらの分離爪の少なくとも1つを前記回転方向と直交
    する方向に移動させる分離爪移動手段と、 分離爪を移動させる間はこれらを前記回転体の表面と非
    接触にする分離爪隔離手段とを具備することを特徴とす
    る剥離装置。
JP4193631A 1992-07-21 1992-07-21 剥離装置 Pending JPH0635326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193631A JPH0635326A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 剥離装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193142A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012088469A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Canon Inc 画像形成装置
JP2018189874A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置

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