JPH0635574U - 枠体の組立構造 - Google Patents

枠体の組立構造

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JPH0635574U
JPH0635574U JP7682892U JP7682892U JPH0635574U JP H0635574 U JPH0635574 U JP H0635574U JP 7682892 U JP7682892 U JP 7682892U JP 7682892 U JP7682892 U JP 7682892U JP H0635574 U JPH0635574 U JP H0635574U
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謙治 大野
貞 武井
研二 田村
薫 正下
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鋼鈑建材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 リップ付きチャンネル材からなる縦材1の端
部に、縦材1よりいくらか幅が狭いほぼ同形状の横材2
の端部を噛み合わせる。さらに縦材1のリブ4の端面か
ら延出した挿入片12を横材2のリブ14に形成したス
リット19に挿入し、その挿入片12を切り込み10を
利用して横向きに曲げて組み立てたコーナ部を有する枠
体の構造。 【効果】 仲介する部材およびビスなどが不要で、組立
作業が簡単である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は枠体の組立構造に関する。さらに詳しくは、組立式の物置、家屋など のドア枠におけるコーナ部の結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来組立式の物置などのドア枠は、折り曲げ加工した鋼板またはアルミの押し 出し成形品など、断面形状が同一の長尺部材を4本組み合わせて構成している。 この場合、各部材の端部同士を直角に結合するが、現場での組立作業を簡素にし 、しかも精度よく充分な強度で結合することが、望まれる。 そのためたとえば実開昭59−167281号公報や実開昭59−16728 2号公報のように、各部材の端部を斜めに切断すると共に、一方の部材に挿入片 を溶接し、他方の部材にその挿入片を受ける受金具に嵌入する構造が提案されて いる。 また実開昭58−64784号公報や実開昭58−137782号公報のよう に、各部材の端部を斜めに切断すると共に、両者の端部と勘合するL字状の結合 部材を介して両部材を結合する方法も提案されている。 さらに、図5に示すように一方の部材101の端面102を他方の部材103 の内壁104に当接させると共に、端面102から突出させた挿入片105を内 壁104に形成したスリット106に勘入し、さらに挿入片105の先端部にし たスリット107にL字状の脚付き止め具108を勘入し、その脚付き止め具1 08をビス109で内壁104に固定する方法が提案されている(実開昭58− 128288)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の組立構造はいずれも2本の部材同士を仲介する第三の部材を必要と し、しかもビスやナットなどの補助部品を用いる。そのため部品の管理や組み立 て作業が煩雑であるという問題がある。本考案はかかる従来の構造の問題を解消 し、コーナ部の結合に関して他の部材や部品を用いずに、かつ簡単に組み立てる ことができる構造を提供することを技術的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の枠体の組み立て構造は、 少なくとも1箇所のコーナ部を、 (a)第1部材の端部の内面を第2部材の端面に当接し、 (b)前記第2部材に形成したスリットに第1部材の端面から延びる挿入片を嵌 合し、 (c)かつ該挿入片の少なくとも一部を第2部材と併合するように折曲げること により結合することを特徴とする。 その場合、 挿入片の側縁の根元部に切り込みを形成し、挿入片の側縁片を切り込みを利用し て横向きに折り曲げるのが好ましい。 このような構造においては、前記第1および第2部材がいずれもリブおよびそ の両端から立ち上がる側壁を備えた断面コ状のチャンネル材であり、かつ両者の 開口溝が外向きにある状態で結合しており、前記第2部材に形成された第2リブ に前記スリットが形成されており、前記第1部材のリブの中央部および両端部を それぞれ切り欠くことにより前記挿入片が2枚形成されており、前記第1部材の 側壁内面に第2部材の側壁外面が当接されているものが好ましい。 前記第1部材および第2部材がリブの中央にさらに断面コ字状の溝部を備えて おり、第2部材の溝部の外側面が前記第1部材の中央部の切り欠きの内縁と嵌合 したものが好ましい。 さらに、前記第1部材および第2部材の側壁の自由端に、それぞれ断面L字状 のリップ部が内向きに設けられており、第2部材のリブが両端近辺を残して切り 欠かれると共に、第2部材のリブの両端近辺、側壁およびリップ部が、第1部材 のリブの両端近辺、側壁およびリップ部の内部に嵌入されているものが好ましい 。
【0005】
【作用】
本考案の構造においては、第2部材(横材)の挿入片を第1部材(縦材)のス リットに勘入し、その挿入片を折り曲げて両端部を係合するだけであるので、他 の介在部材およびビスやナットは実質的に不要である。したがって部品管理や組 み立て作業が従来のものに比べてきわめて簡単である。また、請求項2のように 挿入片に切り込みをいれておくと、簡単に曲げることができる利点がある。請求 項3〜5の構造においては、両方の部材の嵌合部分を合理的な範囲で増加させた ので、一層しっかりした結合構造を得ることができる利点がある。
【0006】
【実施例】
つぎに図面を参照しながら本考案の構造の実施例を説明する。 図1は本考案の構造の一実施例を示す要部斜視図、図2は図1の構造の組み立て 前の状態を示す要部斜視図、図3は図1の構造を備えたドア枠の一実施例を示す 正面図である。図4は図3のA−A線拡大断面図である。図1に示す構造は縦材 1と横材2とを直角に結合したものである。
【0007】 縦材1および横材2はそれぞれ図2に示すように、薄い金属板を一定の断面に なるように曲げ形成したチャンネル材の端部を切り欠いて形成したものである。 すなわち縦材1は中央に断面コ字状の溝部3を備えたリブ4と、そのリブ4の 両側縁から立ち上がる側壁5と、その側壁5の自由端から内側に曲げられたL字 状のリップ部6とから構成されるチャンネル材におけるリブ4の一端を切り欠い たものである。
【0008】 切り欠き7は、図2の想像線R1で示すように、溝部3を含むリブ4を一定幅 W1を有する部分であり、前記切り欠き7の部分を溝部3の縦材長手方向に切り 欠いて切り欠き8を形成する。切り欠き7及び切り欠き8とで、いわばT字状に 形成される。縦方向の切り欠き8の両方の側縁9には横向きの切り込み10が形 成されている。 一方、前記切り欠き7の両端にはリブ4と側壁5の折り目に沿って上下に長い 切り込み11が形成されている。その切り込み11の下端は前記横方向の切り込 み10と同じ高さである。それによりリブ4の上端部には2本の切り込み11と 縦方向の切り欠き8との間で、2枚の挿入片12が形成される。なお、挿入片1 2は図2の一点鎖線よりも上側の部分である。
【0009】 また前記横方向の切り込み10より下側の部分になる切り欠き8は、以下に説 明する横材2の溝部13と嵌合する。 次に、前記横材2は、中央にコ字状の溝部13を備えたリブ14と、そのリブ 14の両側縁から立ち上がる側壁15と、その側壁15の自由端から内側に曲げ られたL字状のリップ部16とから構成される。そして溝部13を含むリブ4を 想像線R2で示すように一定幅W2だけ切り欠いている。このとき切り欠き17 の両側に残される部分18の幅W3は、横材2のリップ部16の幅と同じであり 、縦材1のリップ部6と側壁5の内面間の距離に相当する。
【0010】 さらに横材2のリブ14から側壁15にかけて、その端面と平行なスリット1 9が2本形成されている。このスリット19は前記縦材1の挿入片12を挿入す るためのものである。なおスリット19のうち、側壁15に形成した部分は、単 にスリット19を横側から加工したことによるものである。
【0011】 以上のように形成される縦材1および横材2は図2に示すように、それぞれの 断面コ字状の背中を、形成しようとする枠体内側にむけるように配置し、縦材1 の上端面に向かって横材2のリブ14の端部を押し当てるようにして結合する。 すなわちまず横材2の前記残される部分18と側壁15とを、縦材1の側壁5と リップ部6とで囲まれる空洞に挿入する。ついで縦材1の挿入片12,12を横 材2のスリット19,19に下から挿入させ、最後に横材2の溝部13を、縦材 1の縦方向の切り欠き8の下端20に当接させて安定させる。
【0012】 さらに図1に示すように、挿入片12,12の側縁9近辺を横向きの切り込み 10を利用して横向き(矢印P方向)に折曲げる。これにより横材2の上方向へ の抜けが止められ、コーナ部の組み立てが完了する。なお挿入片12の矢印P方 向への折り曲げ加工は、ペンチやハンマーなどで簡単に行うことができる。この ようにコーナ部の結合作業は特殊な工具やビスなどの補助部品を使用することな く、きわめて簡単にかつ迅速に行うことができる。図3は前記の方法で2本の縦 材1の上端および下端にそれぞれ横材2を結合して四角状のドア枠21を形成し た状態を示している。図3および図4に示すように、前記溝部3,13はドアを 取り付けたときのドアの当たり面を構成するものである。またドア枠21自体は 図4に示すようにアンカー22によって建物の出入り口の開口部の内面に固定さ れる。
【0013】 前記のように組み立てた枠体、たとえばドア枠は、縦材1と横材2とが相互に かみ合っており、しかも相互に離れた部位(両端および中央部)で勘合すると共 に、挿入片12がスリット19としっかり勘合しているので、結合部分の直角を 維持する強度が高い。しかも挿入片9は塑性変形により曲げられているので、ビ スなどのように緩みが生じてガタが出てくるといった問題はまったくない。 前記実施例では溝部3,13およびリップ部6,16を有するものを説明した が、本考案の構造における結合作用自体に関しては、そのような溝部3,13や リップ部6,16さらに側壁5,15は必ずしも必須ではない。したがって用途 に応じて要求される剛性、強度が維持される範囲で、溝部、リップ部あるいは側 壁を省略し、あるいは簡略化し得る。さらに強度や剛性を高めるため、別個のリ ップ部や溝部などを追加するようにしてもよい。
【0014】 また前記実施例では、挿入片12,12は切り込み10を利用して横向きに曲 げているが、場合により挿入片12,12の全体、すなわち横材2のリブ14か ら出ている部分の全体を図2の一点鎖線に沿って曲げ倒すようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案の枠体の組立構造は、特別な工具やビスなどの別個の結合部品を用いる ことなく4本の部材を結合し得るので、部品管理や組立作業が極めて簡単である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構造の一実施例を示す要部斜視図であ
る。
【図2】図1の構造の組立前の状態を示す要部斜視図で
ある。
【図3】図1の構造を備えたドア枠の一実施例を示す正
面図である。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】従来の枠体の組立構造の一例を示す一部切欠正
面図である。
【符号の説明】
1.縦材(第1部材) 2.横材(第2部材) 3.溝部(縦材) 4.リブ(縦材) 5.側壁(縦材) 6.リップ部(縦材) 7.切り欠き(縦材) 9.挿入片(縦材) 10.切り込み(縦材) 13.溝部(横材) 14.リブ(横材) 15.側壁(横材) 16.リップ部(横材) 17.切り欠き(横材) 19.スリット(横材)
フロントページの続き (72)考案者 正下 薫 山口県下松市東豊井1302番地の1 鋼鈑建 材株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板からなる4本の部材を四角の枠状
    に結合する枠体の組立構造であって、少なくとも1箇所
    のコーナ部を、 (a)第1部材の端部の内面を第2部材の端面に当接
    し、 (b)前記第2部材に形成したスリットに第1部材の端
    面から延びる挿入片を嵌合し、 (c)かつ該挿入片の少なくとも一部を第2部材と併合
    するように折曲げることにより結合した枠体の組立構
    造。
  2. 【請求項2】 挿入片の側縁の根元部に切り込みを形成
    し、挿入片の側縁片を切り込みを利用して横向きに折り
    曲げてなる請求項1記載の構造。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2部材がいずれもリブ
    およびその両端から立ち上がる側壁を備えた断面コ状の
    チャンネル材であり、かつ両者の開口溝が外向きにある
    状態で結合しており、前記第2部材に形成された第2リ
    ブに前記スリットが形成されており、前記第1部材のリ
    ブの中央部および両端部をそれぞれ切り欠くことにより
    前記挿入片が2枚形成されており、前記第1部材の側壁
    内面に第2部材の側壁外面が当接されている請求項1記
    載の構造。
  4. 【請求項4】 前記第1部材および第2部材がリブの中
    央にさらに断面コ字状の溝部を備えており、第2部材の
    溝部の外側面が前記第1部材の中央部の切り欠きの内縁
    と嵌合している請求項2記載の構造。
  5. 【請求項5】 前記第1部材および第2部材の側壁の自
    由端に、それぞれ断面L字状のリップ部が内向きに設け
    られており、第2部材のリブが両端近辺を残して切り欠
    かれると共に、第2部材のリブの両端近辺、側壁および
    リップ部が、第1部材のリブの両端近辺、側壁およびリ
    ップ部の内部に嵌入されている請求項2記載の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186977A (ja) * 2005-12-13 2007-07-26 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置用外枠組み
JP2008255589A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Kumagai Kogyo Kk ドア枠

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332877U (ja) * 1987-07-30 1988-03-03

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