JPH0635624Y2 - 平角電線の被覆剥ぎ取り加工用刃具 - Google Patents

平角電線の被覆剥ぎ取り加工用刃具

Info

Publication number
JPH0635624Y2
JPH0635624Y2 JP3560689U JP3560689U JPH0635624Y2 JP H0635624 Y2 JPH0635624 Y2 JP H0635624Y2 JP 3560689 U JP3560689 U JP 3560689U JP 3560689 U JP3560689 U JP 3560689U JP H0635624 Y2 JPH0635624 Y2 JP H0635624Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
conductor
blade
coating
cutting tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3560689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02129109U (ja
Inventor
喜美雄 一色
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP3560689U priority Critical patent/JPH0635624Y2/ja
Publication of JPH02129109U publication Critical patent/JPH02129109U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635624Y2 publication Critical patent/JPH0635624Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、被覆電線の加工分野に属し、具体的には、被
覆平角電線の被覆を剥ぎ取る加工用刃具に関する。
[従来の技術] 第5図に示すような平角導体の被覆電線には、樹脂被覆
とその中の導体とを強く接着したものと、これらの接着
が弱いか又は接着剤を用いないものとがある。
後者の場合、被覆電線の使用に際し、使用者が長尺材の
被覆電線を購入し、これを必要な長さに切断した後、第
6図に示すような刃具により、所要寸法の被覆剥離を行
っていた。
具体的には、第6図に示す刃具10は、被覆電線12に対し
直角方向に伸びる一対の刃14を有し、刃14は大体コの字
形の保持部材16に固定されている。保持部材16は回転軸
16aによりエアシリンダ18で開閉できるようになってい
る。また、一対の刃14の間隔は、内部の導体12bを傷付
けないように、被覆電線12の寸法に従ってギャップ調整
ネジ20で調整できる。
被覆の剥ぎ取りに際しては、エアシリンダ18を作動させ
て、被覆電線12に対し刃14を当てて、被覆12aに切り込
みを入れた後、被覆12aの剥ぎ取ろうとする部分からそ
の中の導体12bを引き抜くように被覆電線12を引っ張
る。こうすると、被覆電線12に対し直角方向に伸びる刃
14が、被覆12aの剥ぎ取り部分に対し、有効な押さえ手
段となると共に、被覆12aと導体12bの間の粘着力が小さ
いから、引き抜き力だけで剥ぎ取りが滑らかに行える。
[考案が解決しようとする課題] 最近、樹脂被覆と導体を強く接着した被覆電線が小型軽
量化の進んだコンピュータなどに使用されるにつれて、
この種の被覆電線の剥ぎ取りの必要性が増えてきた。し
かし、第6図に示すように被覆電線に対し直角方向に伸
びる一対の刃を有する刃具は、樹脂被覆と導体を強く接
着した被覆電線に対して不適当であることが分かってき
た。
すなわち、樹脂被覆と導体を強く接着した被覆電線をこ
の刃具により剥離しようとすれば、接着剤や樹脂被覆の
一部が導体上に残りやすいうえ、被覆の剥ぎ取り部分か
らその中の導体を引き抜くときに、被覆と導体の間の粘
着力を越えるような引き抜き力を適用すると、導体に損
傷(刃傷)を与えたり、導体を切断してしまうこともあ
る。
そして、第6図に示すような刃具以外に、樹脂被覆が導
体に強く接着された被覆電線を剥ぎ取る手段は、現在、
見当たらない。従って、専ら、製造者側で所定寸法の導
体露出部を有する定尺電線を製造して、使用者に供給す
る方法が採られている。
この為、樹脂被覆と導体を強く接着した被覆電線に関し
ては、多品種少量でかつ短い納期の生産への対応が困難
であるという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案にかかる加工用刃具は、平角導体と該平角導体に
接着した樹脂被覆とからなる被覆電線の被覆を剥ぎ取る
為に一対の刃を有し、前記一対の刃の刃先の向きが被覆
電線に対し斜めになっていると共に、刃先の近傍におい
て導体に接する面が刃先から一定距離だけ曲面に形成さ
れ、刃先の近傍において曲面が向かい合って被覆電線を
挾む構成になっている。
また、本考案にかかる一態様では、刃具を被覆電線に所
定圧力で当てる加圧装置と被覆を剥ぎ取る為の引抜装置
とを設け、さらに被覆電線に所定温度を加える加熱装置
を設けてある。
[作用] 本考案によって構成した加圧用刃具の刃の先端で被覆電
線の端部を挾み、刃を閉じて被覆電線を一定圧に加圧し
た後、被覆電線を引き抜くと、樹脂被覆と導体が強く接
着した被覆電線であっても、被覆が容易に剥ぎ取られて
いく。さらに、この間に刃の先端を一定温度に加熱する
と、被覆が一層容易に剥ぎ取られていく。
[実施例] 本考案の好適実施例を図面に従って説明する。
本考案の加工用刃具を適用しうる平角電線は第5図に示
されているが、この平角電線は、本実施例では、導体厚
さ0.1mm、導体幅1.5mm、導体ピッチ8mm、導体本数5
本、被覆厚さ0.1mm(片面)の形状を有し、被覆材質は
外被がポリエステルで、内被がPVCであり、導体材質は
軟銅である。
この長尺材の平角電線に対し、片端10mm程度の剥ぎ取り
を行うために本考案によって構成された加工用刃具110
を第1図に示す。
第1図で、加工用刃具110は、被覆電線112に対し斜め方
向に伸びる一対の刃114を有している。刃114の刃先部分
すなわち刃先の近傍の形状は、第2図に示すように、外
側、すなわち切り屑が接する側114aが全体に平面である
が、内側、すなわち導体に接する側114bが刃先から一定
距離だけ半径Rの曲面に形成され、この曲面に平面が続
いている。当該曲面を断面で説明すると、刃先において
半径Rの曲線の接線方向が導体112bの表面に一致し、前
記平面に続く点において半径Rの曲線の接線方向が当該
平面に一致している。本実施例における刃114の寸法
は、厚さが0.6mm、刃先部分の外側の平面と内側の平面
の間の角度が18度であり、刃先部分の曲面のRが約0.4m
mである。また刃114の材質は工具鋼であることが好まし
い。
一対の刃114はそれぞれ保持部材116に固定されている。
保持部材116は、可動上側保持部材116aと固定の下側保
持部材116bとからなる。
上側保持部材116aは、てこ部材116cの一端Aに連結する
エアシリンダなどの加圧装置118により被覆電線112に対
し直交方向に進んだり引き込んだりできるようになって
いる。加圧装置118は固定され、てこ部材116cの他端B
も回動自在に固定されている。
また、被覆電線112を水平方向に引っ張る引き抜き装置1
20が、下側の保持部材116bに位置合わせされたロールに
より構成されている。
一対の刃114の間隔は、内部の導体112bを傷付けないよ
うに、被覆電線112の寸法に従って加圧装置118で調整で
きるようになっている。
ここで、引き抜きに際し、刃114の先端が導体112bにく
い込まないことが重要である。これに関して、本考案で
は、刃先部分において導体に接する面が刃先から一定距
離だけ前述のように曲面に形成されているので、刃114
が被覆電線112に対し斜めに向いているにもかかわらず
刃114のくい込みを防止できる。さらに、くい込み防止
の安全を図るには、引き抜き装置120のロールを複数列
にして被覆電線112が水平方向から傾かないようにする
ことが好ましいことは言うまでもない。
被覆の剥ぎ取りに際しては、加圧装置118を作動させ、
被覆112aの剥ぎ取ろうとする部分に向けて刃114を当て
て、一定の圧力で被覆電線112に押し当てた後、被覆電
線112を引き抜き装置120により引っ張ると、被覆112aを
削り取ることができる。このとき、加圧装置118の押え
力が低いと、接着剤及び樹脂が導体112b上に残りやす
く、逆に高過ぎると、導体112bが押し延ばされたり、導
体112bの損傷が増す。本実施例では、被覆電線112を挾
む加圧装置118の押え力は刃幅1mm当り約300gが好まし
く、また被覆電線112の引抜き速度は2mm/秒程度が好ま
しい。
以上の構成により、被覆112aが導体112bに強く接着され
ていても被覆112aの剥ぎ取りが容易に行われて、導体11
2bを露出させることができる。
第2図に、第1図の加工用刃具110の刃114の先端と被覆
電線112との加工時における接触関係を示す。
第2図でRで示すように、刃114の導体112bに接する刃
先部分は導体112bに接線で接するような曲面に形成され
ている。これにより、導体112bに対する刃114の必要以
上のくい込みを防止できる。ここで、先端曲面の曲率半
径Rが小さいと、刃の強度が低くなり、導体への圧力が
大となる。特に、曲率半径Rが極度に小さいと、導体の
損傷、切断が容易に発生する。逆に、曲率半径Rが大き
いと、刃先の厚さが大となり、樹脂の切断抵抗が増す。
本実施例では前述のようにR=約0.4mmの曲面が好まし
い。
次に、第3図と第4図に示す実施例では、刃114の先端
すなわち刃先部分が加熱されるようになっている。刃11
4は、120Wマイカ板ヒータ122と共に刃具10の保持部材11
6にねじなどの止め部材124で取り付けられている。この
マイカ板ヒータ122に電気コード126を接続して通電する
ことにより、刃114を加熱すれば被覆112aを軟化させる
ことができるので、剥ぎ取りが更に容易になる。但し、
加熱温度が低いと、樹脂の硬度が下がらないので切削抵
抗が小さくならず、逆に高過ぎると、樹脂が刃に溶着し
やすくなって、除去困難となる。刃114の先端の加熱温
度は、本実施例の被覆電線112に対しては約100℃が好ま
しい。なお、温度制御には、刃114の先端に温度測定装
置を取り付けるのが好ましい。
この実施例によれば、刃具110の刃114を一定温度に加熱
し、この間に被覆電線112の端部を挾み、刃114と閉じ、
一定圧に加圧した後、被覆電線112を引き抜くことによ
り被覆112aの剥ぎ取りを容易に行うことができる。
本考案を好適な実施例について延べたが、加圧装置の押
し圧力、加熱温度、刃の曲率などの条件は、対象となる
被加工品により個々に設定を行う必要があることは言う
までもない。
さらに、本考案の範囲を逸脱しないで種々の改変ができ
る。例えば、前記実施例で、加熱装置としてマイカ板ヒ
ータを用いたが、保持部材にヒータブロックを用いて、
このヒータブロックをカートリッジヒータ等で加熱する
ようにしても良い。また、前記実施例では、被覆電線の
片側から加圧するようにしたが、加圧装置を被覆電線の
両側に設けて、被覆電線を両側から均一に加圧するよう
にしてもよい。そして、場合によっては、エアシリンダ
の代わりにバネ秤装置のような手段を利用することもで
きる。
[考案の効果] 本考案により、導体を傷めず被覆剥離が行える為、電線
の使用者は、長尺の被覆電線から必要に応じ種々の寸法
の電線を得られ、多品種少量生産、短納期等を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる実施例の加工用刃具に一部省
略概略正面図である。 第2図は、第1図の加工用刃具の刃先の近傍と削除され
る被覆の関係を示す部分断面図である。 第3図は、本考案にかかる他の実施例の加工用刃具の刃
と加熱装置を示す部分正面図である。 第4図は、第3図の実施例の加工用刃具の刃と加熱装置
を示す部分側面図である。 第5図は、本考案を適用しうる平角電線の側面図であ
る。 第6図は、平角電線の被覆の剥ぎ取りに使用される従来
の刃具を示す側面図である。 図中、参照数字は次のものを表す。 10、110……刃具、 12、112……被覆電線、 14、114……刃、 16、116……保持部材、 18……エアシリンダ、 20……ギャップ調整ネジ、 118……加圧装置、 120……引き抜き装置、 122……加熱装置、 124……止め部材、 126……電気コード、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平角導体と該平角導体に接着した被覆とか
    らなる被覆電線の被覆を剥ぎ取る為に一対の刃を有する
    刃具において、前記一対の刃の刃先の向きが被覆電線に
    対し斜めになっていると共に、刃先の近傍において導体
    に接する面が刃先から一定距離だけ曲面に形成されてい
    ることを特徴とする加工用刃具。
  2. 【請求項2】さらに、被覆電線に均一な加圧力を与える
    加圧装置と被覆を剥ぎ取る為の引抜装置を設けると共
    に、被覆電線に所定温度を加える加熱手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の加工用刃具。
JP3560689U 1989-03-30 1989-03-30 平角電線の被覆剥ぎ取り加工用刃具 Expired - Lifetime JPH0635624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3560689U JPH0635624Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 平角電線の被覆剥ぎ取り加工用刃具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3560689U JPH0635624Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 平角電線の被覆剥ぎ取り加工用刃具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02129109U JPH02129109U (ja) 1990-10-24
JPH0635624Y2 true JPH0635624Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31541108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3560689U Expired - Lifetime JPH0635624Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 平角電線の被覆剥ぎ取り加工用刃具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635624Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058475A1 (ja) * 2008-11-21 2010-05-27 住友電気工業株式会社 光ファイバの端末加工方法および端末加工部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058475A1 (ja) * 2008-11-21 2010-05-27 住友電気工業株式会社 光ファイバの端末加工方法および端末加工部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02129109U (ja) 1990-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3607323B2 (ja) アンテナ線を埋め込んだ合わせ窓ガラスの製造方法
WO2022041752A1 (zh) 便于使用的多芯线及生产方法
US4211598A (en) Foil applicator for folding and applying adhesive backed foil to the edge of a work piece
US4600466A (en) Hand roller for the application of metal foils to the edges of flat glass articles
JPH0635624Y2 (ja) 平角電線の被覆剥ぎ取り加工用刃具
EP0748019A1 (en) Method for processing an end of a shielded cable
JP2000102132A (ja) 被覆電線の中剥ぎ装置および方法
JP2001043753A (ja) 線材を各種長さに自動切断し、順次ターミナルに接続固定する装置
JPH0414431Y2 (ja)
US20030177587A1 (en) Multifunctional peeling pliers
JPH0622425A (ja) 電線被覆むき補助器
KR102465168B1 (ko) 전선 스트리퍼
CN220263449U (zh) 用于带有底纸的标签的剥离设备
JP2534524B2 (ja) 装飾テ―プを一部に有するモ―ルディングの製造方法
CN117260837A (zh) 一种电子标签裁切装置
JPH08223733A (ja) 被覆電線の剥皮方法および装置並びに剥皮用刃物
JPH077325Y2 (ja) テーピング装置
JPS6138525Y2 (ja)
JPH03169212A (ja) 電線の被覆部剥取方法
JPH0669256B2 (ja) 集合被覆電線圧縮工具
JPS61147412A (ja) 枝付電線加工装置
JPH024106Y2 (ja)
JPS6132141B2 (ja)
JPH082633B2 (ja) 転写テープのフイルム引き剥し装置
JPH0778203B2 (ja) 粘着テープ巻物の製造方法