JPH0635657Y2 - ステツピングモ−タ - Google Patents
ステツピングモ−タInfo
- Publication number
- JPH0635657Y2 JPH0635657Y2 JP12134187U JP12134187U JPH0635657Y2 JP H0635657 Y2 JPH0635657 Y2 JP H0635657Y2 JP 12134187 U JP12134187 U JP 12134187U JP 12134187 U JP12134187 U JP 12134187U JP H0635657 Y2 JPH0635657 Y2 JP H0635657Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- rotor
- back electromotive
- electromotive force
- stator
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ステッピングモータに関し、特に安価で且つ
簡単な構成で回転子の位置の検出が可能なハイブリッド
型のステッピングモータに関するものである。
簡単な構成で回転子の位置の検出が可能なハイブリッド
型のステッピングモータに関するものである。
[従来の技術] ハイブリッド型ステッピングモータは、固有の高精度位
置決め機能を持っているために、通常の用途では安価な
開ループ制御(フィードバック制御を行わない制御)で
駆動制御される。また振動及び脱調の防止や、無振動の
停止や、高速応答での加減速及び停止等が要求される用
途では、閉ループ制御(回転子の回転位置と速度の情報
に基づいて行われるフィードバック制御)で駆動制御さ
れる。
置決め機能を持っているために、通常の用途では安価な
開ループ制御(フィードバック制御を行わない制御)で
駆動制御される。また振動及び脱調の防止や、無振動の
停止や、高速応答での加減速及び停止等が要求される用
途では、閉ループ制御(回転子の回転位置と速度の情報
に基づいて行われるフィードバック制御)で駆動制御さ
れる。
従来閉ループ制御を行う場合には、回転子の回転位置と
速度の情報を得るために、光学式または磁気式のエンコ
ーダが用いられていた。エンコーダを用いれば、高い精
度で回転子の位置及び速度の情報を得ることができる
が、エンコーダの価格はステッピングモータの本体価格
の数倍にもなるため、モータの価格が非常に高くなると
いう問題があった。またエンコーダを用いると、エンコ
ーダの設置スペースが必要になるため、モータの長さ寸
法が大きくなるといった問題もあった。
速度の情報を得るために、光学式または磁気式のエンコ
ーダが用いられていた。エンコーダを用いれば、高い精
度で回転子の位置及び速度の情報を得ることができる
が、エンコーダの価格はステッピングモータの本体価格
の数倍にもなるため、モータの価格が非常に高くなると
いう問題があった。またエンコーダを用いると、エンコ
ーダの設置スペースが必要になるため、モータの長さ寸
法が大きくなるといった問題もあった。
そこで、ハイブリッド型のステッピングモータにおい
て、固定子磁極に巻装された励磁巻線に、回転子の回転
にともなって逆起電圧が発生すること、そしてこの逆起
電圧が回転子の位置情報を含んでいることに着目し、固
定子磁極に励磁巻線の外に逆起電圧検出用巻線を巻装し
て、この逆起電圧検出用巻線から回転子の位置情報を得
る技術が提案された。第2図A及びBには、この技術を
16極で2相のハイブリッド型ステッピングモータで実施
するための一例が示してある。なお同図は、固定子1と
回転子2(極歯は図示してない。)との概略構成のみを
示している。この従来例では、バイファイラ巻即ち2本
の巻線導体を磁極に同時に重ね巻きして、一方の巻線導
体を励磁巻線として用い、他方の巻線導体を逆起電圧検
出用巻線として用いている。第2図Aは、第1相の巻線
構造を示しており、第2図Bは第2相の巻線構造を示し
ている。第2図Aにおいて、L1は第1相のバイファイラ
巻線であり、この巻線L1はヨーク3に突設された磁極
P1,P3…P15からなる第1の磁極群に各磁極が交互に逆極
性に磁化されるようにして巻装されている。バイファイ
ラ巻線L1のうち、端子A11及びA12を有する巻線L11が第
1相の励磁巻線として用いられ、端子F11及びF12を有す
る巻線L12が第1相についての逆起電圧検出用巻線とし
て用いられている。第2図Bに示される第2相の巻線構
造も、第2図Aの構造と同様にして構成されている。な
お第2図Bにおいて、L2は第2相のバイファイラ巻線で
あり、この巻線L2は第2の磁極群を構成する磁極P2,P4
…P16に巻装されている。そして巻線L21は第2相の励磁
巻線として、また巻線L22は第2相についての逆起電圧
検出用巻線として用いられている。
て、固定子磁極に巻装された励磁巻線に、回転子の回転
にともなって逆起電圧が発生すること、そしてこの逆起
電圧が回転子の位置情報を含んでいることに着目し、固
定子磁極に励磁巻線の外に逆起電圧検出用巻線を巻装し
て、この逆起電圧検出用巻線から回転子の位置情報を得
る技術が提案された。第2図A及びBには、この技術を
16極で2相のハイブリッド型ステッピングモータで実施
するための一例が示してある。なお同図は、固定子1と
回転子2(極歯は図示してない。)との概略構成のみを
示している。この従来例では、バイファイラ巻即ち2本
の巻線導体を磁極に同時に重ね巻きして、一方の巻線導
体を励磁巻線として用い、他方の巻線導体を逆起電圧検
出用巻線として用いている。第2図Aは、第1相の巻線
構造を示しており、第2図Bは第2相の巻線構造を示し
ている。第2図Aにおいて、L1は第1相のバイファイラ
巻線であり、この巻線L1はヨーク3に突設された磁極
P1,P3…P15からなる第1の磁極群に各磁極が交互に逆極
性に磁化されるようにして巻装されている。バイファイ
ラ巻線L1のうち、端子A11及びA12を有する巻線L11が第
1相の励磁巻線として用いられ、端子F11及びF12を有す
る巻線L12が第1相についての逆起電圧検出用巻線とし
て用いられている。第2図Bに示される第2相の巻線構
造も、第2図Aの構造と同様にして構成されている。な
お第2図Bにおいて、L2は第2相のバイファイラ巻線で
あり、この巻線L2は第2の磁極群を構成する磁極P2,P4
…P16に巻装されている。そして巻線L21は第2相の励磁
巻線として、また巻線L22は第2相についての逆起電圧
検出用巻線として用いられている。
しかしながらバイファイラ巻線を用いた場合には、バイ
ファイラ巻された2本の巻線L11及びL12が巻数比が略1
の変成器を構成することになるため、両巻線間の相互誘
導によって逆電圧検出用巻線に誘起される電圧信号に
は、この信号を位置検出又は速度検出のために利用する
場合に邪魔になる電圧成分が現れる問題がある。そこで
従来の技術においては、不要な電圧成分を除去するため
に、第3図に1相分についての回路を示したように、巻
線L11及びL12に一次巻線t1及び二次巻線t2がそれぞれ直
列接続された変成器Tを用いている。実際に回転子の位
置情報として用いる検出信号V1は、V11-V12の値であ
る。なお第1相の逆起電圧検出用巻線L12から得られる
検出信号V1と第2相の逆起電圧検出用巻線L22から得ら
れる検出信号V2との関係は、第4図に示すように90°位
相が異なった関係にある。
ファイラ巻された2本の巻線L11及びL12が巻数比が略1
の変成器を構成することになるため、両巻線間の相互誘
導によって逆電圧検出用巻線に誘起される電圧信号に
は、この信号を位置検出又は速度検出のために利用する
場合に邪魔になる電圧成分が現れる問題がある。そこで
従来の技術においては、不要な電圧成分を除去するため
に、第3図に1相分についての回路を示したように、巻
線L11及びL12に一次巻線t1及び二次巻線t2がそれぞれ直
列接続された変成器Tを用いている。実際に回転子の位
置情報として用いる検出信号V1は、V11-V12の値であ
る。なお第1相の逆起電圧検出用巻線L12から得られる
検出信号V1と第2相の逆起電圧検出用巻線L22から得ら
れる検出信号V2との関係は、第4図に示すように90°位
相が異なった関係にある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のように、バイファイラ巻した逆起電圧検出用巻線
を用いると、逆起電圧検出用巻線に不要な電圧成分が誘
起される問題があるため、逆起電圧検出用巻線の出力を
そのままでは使用できず、第3図の例のように、変成器
Tが別に必要になるという問題があった。またバイファ
イラ巻線を用いた場合に、励磁巻線の巻装スペースを十
分に確保するためには、各磁極間の間隔を大きくせざる
をえず、モータが大形化するという問題があった。更
に、モータを大形化せずに巻線を巻装しようとすると、
励磁巻線の巻回数が少なくなったり、巻回作業が面倒に
なるといった問題も生じる。
を用いると、逆起電圧検出用巻線に不要な電圧成分が誘
起される問題があるため、逆起電圧検出用巻線の出力を
そのままでは使用できず、第3図の例のように、変成器
Tが別に必要になるという問題があった。またバイファ
イラ巻線を用いた場合に、励磁巻線の巻装スペースを十
分に確保するためには、各磁極間の間隔を大きくせざる
をえず、モータが大形化するという問題があった。更
に、モータを大形化せずに巻線を巻装しようとすると、
励磁巻線の巻回数が少なくなったり、巻回作業が面倒に
なるといった問題も生じる。
また従来のステッピングモータにおいて、チョッパ・ド
ライブによって励磁巻線L11及びL21に励磁電流を供給す
る場合には、励磁巻線側の電流変化が大きくなるため、
第3図の構成に加えて逆起電圧検出用巻線から出力され
る電圧には、チョッピングノイズが誘起され、このノイ
ズを除去するために複雑なローパスフィルタが更に必要
となり、付属の回路の構成が非常に複雑になるといった
問題もあった。
ライブによって励磁巻線L11及びL21に励磁電流を供給す
る場合には、励磁巻線側の電流変化が大きくなるため、
第3図の構成に加えて逆起電圧検出用巻線から出力され
る電圧には、チョッピングノイズが誘起され、このノイ
ズを除去するために複雑なローパスフィルタが更に必要
となり、付属の回路の構成が非常に複雑になるといった
問題もあった。
本考案の目的は、安価で且つ簡単な構成で逆起電圧を検
出することができるステッピングモータを提供すること
にある。
出することができるステッピングモータを提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 本願考案は、回転子2と、固定子1とを有するステッピ
ングモータを対象とする。回転子2は、複数の回転子側
極歯5を備え、複数の回転子側極歯5が所定の間隔をあ
けて配置され、かつ所定の極性に磁化されている。固定
子1は、m×n個(但しm及びnは2以上の正の整数)
の固定子側磁極(P1〜P16)とm相分の励磁巻線(L11,L
21)とm相分の逆起電圧検出用巻線(L10,L20)とを備
えている。固定子側磁極(P1〜P16)は、それぞれ、所
定の間隔をあけて配置され、回転子側極歯5と対向する
複数の固定子側極歯4を有し、かつm相分の励磁巻線
(L11,L21)に対応してm個の磁極群(P1,P3,…P15;P2,
P4,…P16)に分けられる。m相分の逆起電圧検出用巻線
(L10,L20)は、それぞれ対応する磁極群(P1,P3,…
P15;P2,P4,…P16)の磁極の内少なくとも1個の磁極(P
2,P15)に巻装される。m相分の励磁巻線(L11,L21)
は、それぞれ対応する磁極群の磁極の内で逆起電圧検出
用巻線(L10,L20)が巻装されてない磁極(P1,P3,…
P13;P4,…P16)に巻装されている。
ングモータを対象とする。回転子2は、複数の回転子側
極歯5を備え、複数の回転子側極歯5が所定の間隔をあ
けて配置され、かつ所定の極性に磁化されている。固定
子1は、m×n個(但しm及びnは2以上の正の整数)
の固定子側磁極(P1〜P16)とm相分の励磁巻線(L11,L
21)とm相分の逆起電圧検出用巻線(L10,L20)とを備
えている。固定子側磁極(P1〜P16)は、それぞれ、所
定の間隔をあけて配置され、回転子側極歯5と対向する
複数の固定子側極歯4を有し、かつm相分の励磁巻線
(L11,L21)に対応してm個の磁極群(P1,P3,…P15;P2,
P4,…P16)に分けられる。m相分の逆起電圧検出用巻線
(L10,L20)は、それぞれ対応する磁極群(P1,P3,…
P15;P2,P4,…P16)の磁極の内少なくとも1個の磁極(P
2,P15)に巻装される。m相分の励磁巻線(L11,L21)
は、それぞれ対応する磁極群の磁極の内で逆起電圧検出
用巻線(L10,L20)が巻装されてない磁極(P1,P3,…
P13;P4,…P16)に巻装されている。
[考案の作用] 本考案においては、励磁巻線とは別に各励磁巻線に対応
する逆起電圧検出用巻線を各磁極群の少なくとも1子の
磁極に巻装したので、逆起電圧検出用巻線に不要な電圧
成分やノイズが誘起されることがない。第2図に示した
従来のバイファイラ巻線を用いる場合と同じ巻回数だけ
1個の磁極に検出用巻線を巻装した場合には、1/nの逆
起電圧が検出用巻線に誘起されるが、検出用巻線を巻装
する磁極の数,検出用巻線の線径及び巻回数を適宜に定
めることにより、所望の電圧の検出信号を得ることがで
きる。
する逆起電圧検出用巻線を各磁極群の少なくとも1子の
磁極に巻装したので、逆起電圧検出用巻線に不要な電圧
成分やノイズが誘起されることがない。第2図に示した
従来のバイファイラ巻線を用いる場合と同じ巻回数だけ
1個の磁極に検出用巻線を巻装した場合には、1/nの逆
起電圧が検出用巻線に誘起されるが、検出用巻線を巻装
する磁極の数,検出用巻線の線径及び巻回数を適宜に定
めることにより、所望の電圧の検出信号を得ることがで
きる。
[実施例] 以下図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図A及びBは、それぞれ2相の励磁巻線L11及びL12
を備えたハイブリッド型ステッピングモータの各相の巻
装状態を示している。本実施例のステッピングモータの
固定子1は、成層鋼板からなり、16極の磁極P1〜P16が
円筒状のヨーク3に所定間隔で突設されている。各磁極
P1〜P16の磁極面には、2つの固定子側極歯4が所定の
ピッチでそれぞれ突設されている。
を備えたハイブリッド型ステッピングモータの各相の巻
装状態を示している。本実施例のステッピングモータの
固定子1は、成層鋼板からなり、16極の磁極P1〜P16が
円筒状のヨーク3に所定間隔で突設されている。各磁極
P1〜P16の磁極面には、2つの固定子側極歯4が所定の
ピッチでそれぞれ突設されている。
回転子2は、周知の回転子構造であるため、詳細には図
示していないが、回転子2には中心部に円柱状で長さ方
向に磁化された永久磁石が配置され、この永久磁石の長
さ方向の両側に外周に所定のピッチで連続する回転子側
極歯が形成された2つの軟磁性体が永久磁石を挟むよう
にして取付けられている。この2つの軟磁性体は、成層
鋼板又は焼結合金等からなり、2つの軟磁性体はN極と
S極とに磁化され、2つの軟磁性体の極歯が半ピッチず
れるようにして組立てられている。なお第1図Aの回転
子2としては、概略的に一方の軟磁性体の一部の極歯5
のみを示してある。本実施例においては、各軟磁性体に
50個の極歯5がモータられており、1相励磁方式で励磁
した場合に1ステップ1.8°のステップ角でステップす
る。
示していないが、回転子2には中心部に円柱状で長さ方
向に磁化された永久磁石が配置され、この永久磁石の長
さ方向の両側に外周に所定のピッチで連続する回転子側
極歯が形成された2つの軟磁性体が永久磁石を挟むよう
にして取付けられている。この2つの軟磁性体は、成層
鋼板又は焼結合金等からなり、2つの軟磁性体はN極と
S極とに磁化され、2つの軟磁性体の極歯が半ピッチず
れるようにして組立てられている。なお第1図Aの回転
子2としては、概略的に一方の軟磁性体の一部の極歯5
のみを示してある。本実施例においては、各軟磁性体に
50個の極歯5がモータられており、1相励磁方式で励磁
した場合に1ステップ1.8°のステップ角でステップす
る。
本実施例においては、第1図Aに示したように、第1相
の励磁巻線L11が、第1相の励磁巻線を巻装するために
分けられた第1の磁極群を構成する磁極P1,P3…P15のう
ち磁極P15を除いた磁極P1,P3…P13に巻装されている。
そして第1の磁極群の残りの磁極P15には、第1相に対
応する第1の逆起電圧検出用巻線L10が巻装されてい
る。この逆起電圧検出用巻線L10には、回転子2が回転
するこによって生じる磁束の変化で磁極P15の固定子側
極歯4と回転子側極歯5との位置関係に応じた逆起電圧
が誘起される。
の励磁巻線L11が、第1相の励磁巻線を巻装するために
分けられた第1の磁極群を構成する磁極P1,P3…P15のう
ち磁極P15を除いた磁極P1,P3…P13に巻装されている。
そして第1の磁極群の残りの磁極P15には、第1相に対
応する第1の逆起電圧検出用巻線L10が巻装されてい
る。この逆起電圧検出用巻線L10には、回転子2が回転
するこによって生じる磁束の変化で磁極P15の固定子側
極歯4と回転子側極歯5との位置関係に応じた逆起電圧
が誘起される。
逆起電圧が誘起される原理は、従来のモータと同様に誘
導作用に基づくものである。回転子2に設けられた磁石
から出て第1の逆起電圧検出用巻線L10と鎖交する磁束
は、固定子側極歯4と回転子側極歯5との位置関係の変
化即ち対向面積の変化に応じて変化する。その結果、逆
起電圧検出用巻線L10には、磁極P15の固定子側極歯4と
回転子側極歯5との位置関係に応じた逆起電圧が誘起さ
れる。
導作用に基づくものである。回転子2に設けられた磁石
から出て第1の逆起電圧検出用巻線L10と鎖交する磁束
は、固定子側極歯4と回転子側極歯5との位置関係の変
化即ち対向面積の変化に応じて変化する。その結果、逆
起電圧検出用巻線L10には、磁極P15の固定子側極歯4と
回転子側極歯5との位置関係に応じた逆起電圧が誘起さ
れる。
また第1図Bに示したように、第2相の励磁巻線L
21は、第2の磁極群を構成する磁極P2,P4…P16のうち1
つの磁極P2を除いた磁極P4,P6…P16に巻装されている。
そして第2の磁極群の残りの磁極P2には、第2相に対応
する第2の逆起電圧検出用巻線L20が巻装されている。
この第2の逆起電圧検出用巻線L20にも、磁極P2の固定
子側極歯4と回転子側極歯5との位置関係に相応して、
逆起電圧が誘起される。但し、磁極P2の固定子側極歯4
と回転子側極歯5との位置関係は、磁極P15の固定子側
極歯4と回転子側極歯5との位置関係とは異なっている
ため、第1の逆起電圧検出用巻線L10と第2の逆起電圧
検出用巻線L20とに誘起される電圧は同位相ではない。
本実施例では、第1の逆起電圧検出用巻線L10と第2の
逆起電圧検出用巻線L20とに誘起される電圧は、第4図
に示した第3図の従来の装置の出力V1と出力V2の位相関
係と同じく、90°位相が異なっている。そして出力波形
の1サイクルは回転子側磁極5の1ピッチに対応してい
る。したがって従来と同様に、2つの逆起電圧検出用巻
線の出力は、ステッピングモータの位置を表わす信号と
して用いることができ、また速度信号としてもそのまま
用いることができる。
21は、第2の磁極群を構成する磁極P2,P4…P16のうち1
つの磁極P2を除いた磁極P4,P6…P16に巻装されている。
そして第2の磁極群の残りの磁極P2には、第2相に対応
する第2の逆起電圧検出用巻線L20が巻装されている。
この第2の逆起電圧検出用巻線L20にも、磁極P2の固定
子側極歯4と回転子側極歯5との位置関係に相応して、
逆起電圧が誘起される。但し、磁極P2の固定子側極歯4
と回転子側極歯5との位置関係は、磁極P15の固定子側
極歯4と回転子側極歯5との位置関係とは異なっている
ため、第1の逆起電圧検出用巻線L10と第2の逆起電圧
検出用巻線L20とに誘起される電圧は同位相ではない。
本実施例では、第1の逆起電圧検出用巻線L10と第2の
逆起電圧検出用巻線L20とに誘起される電圧は、第4図
に示した第3図の従来の装置の出力V1と出力V2の位相関
係と同じく、90°位相が異なっている。そして出力波形
の1サイクルは回転子側磁極5の1ピッチに対応してい
る。したがって従来と同様に、2つの逆起電圧検出用巻
線の出力は、ステッピングモータの位置を表わす信号と
して用いることができ、また速度信号としてもそのまま
用いることができる。
なお、第2図に示した従来のバイファイラ巻線を用いる
場合と同じ巻回数だけ1個の磁極に検出用巻線を巻装し
た場合には、従来と比べて1/nの逆起電圧が検出用巻線
に誘起されるが、検出用巻線を巻装する磁極の数,検出
用巻線の線径及び巻回数を適宜に定めることにより、所
望の電圧の検出信号を得ることができる。本実施例のよ
うに1相当たりの磁極の数を多くした上で、励磁巻線と
は別に各励磁巻線に対応する逆起電圧検出用巻線を各磁
極群の1個の磁極に巻装すれば、逆起電圧検出用巻線を
独立して設けたことにより生じる径方向の磁界のバラン
スの不均一を回転子のステップに支障を与えない程度ま
で小さくすることができる。なお1相当たりの磁極の数
は、実施例に限定されるものではなく、回転子のステッ
プに支障が生じない程度に適宜に選択すればよい。
場合と同じ巻回数だけ1個の磁極に検出用巻線を巻装し
た場合には、従来と比べて1/nの逆起電圧が検出用巻線
に誘起されるが、検出用巻線を巻装する磁極の数,検出
用巻線の線径及び巻回数を適宜に定めることにより、所
望の電圧の検出信号を得ることができる。本実施例のよ
うに1相当たりの磁極の数を多くした上で、励磁巻線と
は別に各励磁巻線に対応する逆起電圧検出用巻線を各磁
極群の1個の磁極に巻装すれば、逆起電圧検出用巻線を
独立して設けたことにより生じる径方向の磁界のバラン
スの不均一を回転子のステップに支障を与えない程度ま
で小さくすることができる。なお1相当たりの磁極の数
は、実施例に限定されるものではなく、回転子のステッ
プに支障が生じない程度に適宜に選択すればよい。
上記実施例においては、第1及び第2の磁極群を構成す
る磁極のうち、一つの磁極に逆起電圧検出用巻線を巻装
したが、磁極数が多い場合には、更に逆起電圧検出用巻
線を巻装する磁極の数を増やして、出力電圧を大きくす
ることができる。例えば、上記実施例において、磁極P
15に対して対称的な位置にある磁極P7にも第1の逆起電
圧検出用巻線L10を巻装し、また磁極P2に対して対称的
な位置にある磁極P10にも第2の逆起電圧検出用巻線L10
を巻装するようにすれば、磁気的なバランスを良好なも
のとすることができる。逆起電圧検出用巻線を複数の磁
極に直列に巻装する場合には、磁気的なバランスを考慮
して巻装する磁極を選択するのが好ましい。
る磁極のうち、一つの磁極に逆起電圧検出用巻線を巻装
したが、磁極数が多い場合には、更に逆起電圧検出用巻
線を巻装する磁極の数を増やして、出力電圧を大きくす
ることができる。例えば、上記実施例において、磁極P
15に対して対称的な位置にある磁極P7にも第1の逆起電
圧検出用巻線L10を巻装し、また磁極P2に対して対称的
な位置にある磁極P10にも第2の逆起電圧検出用巻線L10
を巻装するようにすれば、磁気的なバランスを良好なも
のとすることができる。逆起電圧検出用巻線を複数の磁
極に直列に巻装する場合には、磁気的なバランスを考慮
して巻装する磁極を選択するのが好ましい。
また、上記実施例においては、第1及び第2の逆起電圧
検出用巻線L10及びL20を離れた磁極P15及び磁極P2に巻
装したが、例えば磁極P15に隣接する磁極P16に第2の逆
起電圧検出用巻線L20を巻装すれば、巻線端子の外部へ
の引き出しが容易になるという利点がある。
検出用巻線L10及びL20を離れた磁極P15及び磁極P2に巻
装したが、例えば磁極P15に隣接する磁極P16に第2の逆
起電圧検出用巻線L20を巻装すれば、巻線端子の外部へ
の引き出しが容易になるという利点がある。
また上記実施例においては、2相の励磁巻線を有するス
テッピングモータについて説明したが、4相,5相と更に
多くの励磁巻線を有するステッピングモータにも、本考
案を適用できるのは勿論である。
テッピングモータについて説明したが、4相,5相と更に
多くの励磁巻線を有するステッピングモータにも、本考
案を適用できるのは勿論である。
また上記実施例においては、回転子側に永久磁石が設け
られたハイブリッド型ステッピングモータについて説明
したが、本考案は固定子側に永久磁石が設けられた、周
知の他の構成のハイブリッド型ステッピングモータにも
適用できる。
られたハイブリッド型ステッピングモータについて説明
したが、本考案は固定子側に永久磁石が設けられた、周
知の他の構成のハイブリッド型ステッピングモータにも
適用できる。
[考案の効果] 本考案によれば、励磁巻線とは別に各相に対応する逆起
電圧検出用巻線を各磁極群の少なくとも1個の磁極に巻
装したので、従来のように変成器や複雑なフィルタを必
要とすることなく、簡単な構成で不要な電圧成分や大き
なノイズを含まない逆起電圧を検出することができる。
電圧検出用巻線を各磁極群の少なくとも1個の磁極に巻
装したので、従来のように変成器や複雑なフィルタを必
要とすることなく、簡単な構成で不要な電圧成分や大き
なノイズを含まない逆起電圧を検出することができる。
第1図A及びBは本考案をハイブリッド型ステッピング
モータに適用した場合の各相の巻線の巻装状態をそれぞ
れ示す概略図、第2図A及びBは従来のステッピングモ
ータの各相の巻線の巻装状態をそれぞれ示す概略図、第
3図は従来のモータの配線を示す回路図、第4図は第3
図に示した回路構成の従来のモータから得られる逆起電
圧の波形を示す波形図である。 1……固定子、2……回転子、3……ヨーク、4……固
定子側極歯、5……回転子側極歯、P1〜P16……磁極、A
11,A12……端子、F11,F12……端子、L1……第1相のバ
イファイラ巻線、L2……第2相のバイファイラ巻線、L
10……第1の逆起電圧検出用巻線、L20……第2の逆起
電圧検出用巻線、L11第1相の励磁巻線、L12……第1相
の逆起電圧検出用巻線、L21……第2相の励磁巻線、L22
……第2相の逆起電圧検出用巻線、P1〜P16……磁極、
T……変成器、t1……一次巻線、t2……二次巻線。
モータに適用した場合の各相の巻線の巻装状態をそれぞ
れ示す概略図、第2図A及びBは従来のステッピングモ
ータの各相の巻線の巻装状態をそれぞれ示す概略図、第
3図は従来のモータの配線を示す回路図、第4図は第3
図に示した回路構成の従来のモータから得られる逆起電
圧の波形を示す波形図である。 1……固定子、2……回転子、3……ヨーク、4……固
定子側極歯、5……回転子側極歯、P1〜P16……磁極、A
11,A12……端子、F11,F12……端子、L1……第1相のバ
イファイラ巻線、L2……第2相のバイファイラ巻線、L
10……第1の逆起電圧検出用巻線、L20……第2の逆起
電圧検出用巻線、L11第1相の励磁巻線、L12……第1相
の逆起電圧検出用巻線、L21……第2相の励磁巻線、L22
……第2相の逆起電圧検出用巻線、P1〜P16……磁極、
T……変成器、t1……一次巻線、t2……二次巻線。
Claims (2)
- 【請求項1】回転子(2)と、固定子(1)とを有する
ステッピングモータであって、 回転子(2)は複数の回転子側極歯(5)を備え、複数
の回転子側極歯(5)が所定の間隔をあけて配置され、
かつ所定の極性に磁化されており、 固定子(1)はm×n個(但しm及びnは2以上の正の
整数)の固定子側磁極(P1〜P16)とm相分の励磁巻線
(L11,L21)とm相分の逆起電圧検出用巻線(L10,L20)
とを備え、 固定子側磁極(P1〜P16)は、それぞれ、所定の間隔を
あけて配置され、回転子側極歯(5)と対向する複数の
固定子側極歯(4)を有し、かつm相分の励磁巻線(L
11,L21)に対応してm個の磁極群(P1,P3,…P15;P2,P4,
…P16)に分けられ、 m相分の逆起電圧検出用巻線(L10,L20)は、それぞれ
対応する磁極群(P1,P3,…P15;P2,P4,…P16)の磁極の
内少なくとも1個の磁極(P2,P15)に巻装され、 m相分の励磁巻線(L11,L21)は、それぞれ対応する磁
極群の磁極の内で逆起電圧検出用巻線(L10,L20)が巻
装されてない磁極(P1,P3,…P13;P4,…P16)に巻装され
ている ステッピングモータ。 - 【請求項2】m相分の逆起電圧検出用巻線(L10,L20)
は、それぞれ、1個の磁極に巻装され、これらの磁極は
互いに隣接した位置にある 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のステッピングモ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12134187U JPH0635657Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | ステツピングモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12134187U JPH0635657Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | ステツピングモ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6430673U JPS6430673U (ja) | 1989-02-27 |
| JPH0635657Y2 true JPH0635657Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31368260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12134187U Expired - Lifetime JPH0635657Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | ステツピングモ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635657Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2531607Y2 (ja) * | 1992-02-10 | 1997-04-09 | オリエンタルモーター株式会社 | モータ |
| US10705616B2 (en) * | 2018-11-14 | 2020-07-07 | Ghsp, Inc. | Selector dial for a vehicle that incorporates electric motor for defining reconfigurable magnetic detents |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP12134187U patent/JPH0635657Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6430673U (ja) | 1989-02-27 |
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