JPH0635679U - アーマチュアに窒化処理を施した電磁クラッチ又は電磁ブレーキ - Google Patents
アーマチュアに窒化処理を施した電磁クラッチ又は電磁ブレーキInfo
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- JPH0635679U JPH0635679U JP7717192U JP7717192U JPH0635679U JP H0635679 U JPH0635679 U JP H0635679U JP 7717192 U JP7717192 U JP 7717192U JP 7717192 U JP7717192 U JP 7717192U JP H0635679 U JPH0635679 U JP H0635679U
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Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリップ時間が長く、発熱量が多い条件下で
使用される電磁クラッチ又は電磁ブレーキにおいて、ア
ーマチュアの摺動面のスカッフィング及び摩耗の発生を
抑制する。 【構成】 電磁クラッチ10は、ライニング18が固定
されたロータ14と、このロータ14と軸方向で対向す
るアーマチュア16とを有する。コイル22が通電され
ると、ライニング18はアーマチュア16を摺動する。
アーマチュア16には窒化処理が施されている。
使用される電磁クラッチ又は電磁ブレーキにおいて、ア
ーマチュアの摺動面のスカッフィング及び摩耗の発生を
抑制する。 【構成】 電磁クラッチ10は、ライニング18が固定
されたロータ14と、このロータ14と軸方向で対向す
るアーマチュア16とを有する。コイル22が通電され
ると、ライニング18はアーマチュア16を摺動する。
アーマチュア16には窒化処理が施されている。
Description
【0001】
本考案は、電磁クラッチ又は電磁ブレーキに関する。特に、ソフトストップや 高エネルギー状態で使用する場合、すなわち、スリップ時間が長く、発熱量が多 い条件下で使用される電磁クラッチ又は電磁ブレーキに関する。
【0002】
電磁クラッチでは、ロータに固定されたライニングがアーマチュアと対向して 設けられている。通電されたコイルはアーマチュアを吸引する。すると、ライニ ングとアーマチュアは摺動を開始し、ロータ側からアーマチュア側に駆動力が伝 達される。
【0003】 電磁ブレーキでは、ステータに固定されたライニングはアーマチュアと対向し て設けられている。通電されたコイルはアーマチュアを吸引する。すると、ライ ニングとアーマチュアは摺動を開始し、アーマチュアに制動力が作用する。
【0004】
上記のような電磁クラッチ及び電磁ブレーキにおいて、スリップ時間が長いと アーマチュアはスカッフィングを生じる。特に、アーマチュアが磁性鋼である場 合、スカッフィングは顕著である。
【0005】 アーマチュアの摺動面にスカッフィングが生じると、電磁クラッチ及電磁ブレ ーキの温度が上昇するとともに、摩耗粉が発生する。摩耗粉は、ライニングとア ーマチュアとの間のエアギャップを拡大させ、その結果、吸引力の低下及び摩擦 係数の変動を招く。従って、これらの現象が生じると、クラッチ又はブレーキと しての所望の特性を得ることができなくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、電磁クラッチ又は電磁ブレーキのアーマチュアに窒化処理を施すこ とにより前記課題を解決した。
【0007】
コイルが通電されると、アーマチュアはライニングに向って吸引され、両者は 摺動を開始する。電磁クラッチの場合は、ロータとアーマチュアが徐々に同期し 、電磁ブレーキの場合は、アーマチュアが徐々に減速する。
【0008】 本考案の電磁クラッチ又は電磁ブレーキは、ライニングと摺動するアーマチュ アに窒化処理が施されており、アーマチュアの耐焼き付き性及び耐摩耗性が向上 する。ライニングと摺動するアーマチュアはスカッフィングを生じることがなく なり、この結果、摩擦係数を安定させることができる。
【0009】 なお、ライニングは経時変化により摩耗するので、ライニングが固定されてい るロータ又はステータにも窒化処理を施すことが好ましい。これは、ライニング の摩耗によって、アーマチュアがロータ又はステータと接触する恐れがあること を考慮したためである。
【0010】
まず、本考案を電磁クラッチについて適用した実施例を説明する。電磁クラッ チ10は、図1に示されるように、同心上に、環状クラッチステータ12、環状 ロータ14及び環状アーマチュア16とを有してなる。
【0011】 ロータ14は、クラッチステータ12を非接触状態で3方から囲繞するととも に、アーマチュア16と対向している。ロータ14のアーマチュア16との対向 面にはライニング18が固着されている。ライニング18は、ロータ14から僅 かに軸方向に突出している。なお、図2ではライニング18がロータ14と面一 に見えるが、実際には僅かに突出している。20はキー溝で、ロータ14を駆動 部材及び被動部材の一方に結合させるためのものである。
【0012】 アーマチュア16は磁性鋼からなる。そして、図2中、太線で示される部位に おいて、アーマチュア16は窒化処理が施されている。また、ロータ14も、ア ーマチュア16と対向する面において窒化処理が施されている。
【0013】 コイル22が通電されると、窒化処理されたアーマチュア16は軸方向に吸引 されてライニング18と摺動を開始し、駆動力を伝達する。なお、ロータ14に も窒化処理を施したのは、ライニング18の摩耗によってアーマチュア16とロ ータ14とが接触する恐れがあることを考慮したためである。
【0014】 次に、本考案を電磁ブレーキについて適用した実施例を説明する。電磁ブレー キ30は、図3に示されるように、同心上に、環状ブレーキステータ32、及び 環状アーマチュア36とを有してなる。アーマチュア36はハブ34に固着され ている。
【0015】 ステータ32は、アーマチュア36と対向している。ステータ32のアーマチ ュア36との対向面にはライニング38が固着されている。ライニング38は、 ステータ32から僅かに軸方向に突出している。なお、図4ではライニング38 がステータ32と面一に見えるが、実際には僅かに突出している。40はキー溝 で、ハブ34を回転部材に結合させるためのものである。
【0016】 アーマチュア36は磁性鋼からなる。そして、図4中、太線で示される部位に おいて、アーマチュア36は窒化処理が施されている。また、ステータ32も、 アーマチュア36と対向する面において窒化処理が施されている。
【0017】 コイル42が通電されると、窒化処理されたアーマチュア36は軸方向に吸引 されてライニング38と摺動を開始する。なお、ステータ32にも窒化処理を施 したのは、電磁クラッチの場合と同様の理由による。
【0018】 次に、オイル潤滑下において、通常品(窒化処理せず)と本考案品との比較試 験を行った。温度及び発生トルクを測定した。表1は、電磁ブレーキの温度を示 している。
【0019】
【表1】
【0020】 表2は、電磁ブレーキにおける発生トルク(Kgf・m)を示している。
【0021】
【表2】
【0022】 表1及び表2に示される試験結果から、本考案品、すなわち、アーマチュアに 窒化処理を施した電磁ブレーキは、温度上昇が抑えられており、凝着を起しにく いことがわかった。なお、窒化処理を施すことにより、発生トルクが若干小さく なるが、温度上昇が抑えられているため、長寿命化を図ることができる。
【0023】
請求項1の電磁クラッチ又は請求項3の電磁ブレーキは、アーマチュアに窒化 処理を施したものであるから、ライニングとの摺動によって、スカッフィングを 生じることがなく、温度上昇を抑えて、安定した伝達トルク及び制動トルクを得 ることができる。その結果、長寿命化を図ることができる。
【0024】 請求項2の電磁クラッチ又は請求項4の電磁ブレーキは、アーマチュアがロー タ又はステータに接触する恐れがある場合においても、安定したトルクを得るこ とができる。
【図1】電磁クラッチの一部破断斜視図である。
【図2】図1の電磁クラッチの軸方向断面図である。
【図3】電磁ブレーキの一部破断斜視図である。
【図4】図2の電磁ブレーキ軸方向の断面図である。
10 電磁クラッチ 12 ステータ 14 ロータ 16 アーマチュア 18 ライニング 30 電磁ブレーキ 32 ステータ 34 ハブ 36 アーマチュア 38 ライニング
Claims (4)
- 【請求項1】 ロータに固定されたライニングがアーマ
チュアと対向し、前記ライニングと前記アーマチュアと
の間で駆動力が伝達される電磁クラッチにおいて、 前記アーマチュアに窒化処理が施されていることを特徴
とする、 電磁クラッチ。 - 【請求項2】 前記ライニングが前記ロータから前記ア
ーマチュアに向って突出しており、前記ロータに窒化処
理が施されている、請求項1記載の電磁クラッチ。 - 【請求項3】 ステータに固定されたライニングがアー
マチュアと対向し、前記ライニングと前記アーマチュア
との間で制動力が作用させる電磁ブレーキにおいて、 前記アーマチュアに窒化処理が施されていることを特徴
とする、 電磁クラッチ。 - 【請求項4】 前記ライニングが前記ステータから前記
アーマチュアに向って突出しており、前記ステータに窒
化処理が施されている、請求項3記載の電磁クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7717192U JPH0635679U (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | アーマチュアに窒化処理を施した電磁クラッチ又は電磁ブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7717192U JPH0635679U (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | アーマチュアに窒化処理を施した電磁クラッチ又は電磁ブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635679U true JPH0635679U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13626353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7717192U Pending JPH0635679U (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | アーマチュアに窒化処理を施した電磁クラッチ又は電磁ブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635679U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010255843A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-11-11 | Sinfonia Technology Co Ltd | 電磁摩擦クラッチ、及び電磁摩擦ブレーキ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5694031A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | Electromagnetic clutch |
| JPS5912428U (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-25 | オムロン株式会社 | スイツチ |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP7717192U patent/JPH0635679U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5694031A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | Electromagnetic clutch |
| JPS5912428U (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-25 | オムロン株式会社 | スイツチ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010255843A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-11-11 | Sinfonia Technology Co Ltd | 電磁摩擦クラッチ、及び電磁摩擦ブレーキ |
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