JPH063580Y2 - 歯科診療用音響装置及び歯科診療室 - Google Patents

歯科診療用音響装置及び歯科診療室

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JPH063580Y2
JPH063580Y2 JP1988127495U JP12749588U JPH063580Y2 JP H063580 Y2 JPH063580 Y2 JP H063580Y2 JP 1988127495 U JP1988127495 U JP 1988127495U JP 12749588 U JP12749588 U JP 12749588U JP H063580 Y2 JPH063580 Y2 JP H063580Y2
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JP
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dental
speaker
examination table
dental examination
vibration transducer
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JP1988127495U
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昌 松井
秀樹 松井
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篠田 實
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、歯科の診療を受ける患者の心理的あるいは
肉体的な緊張を和らげるための歯科診療用音響装置と、
このような装置を設備した歯科診療室に関する。更に詳
述すると、この考案は、歯科診療を受ける患者と術者ま
たは介助者が緊張を和らげて一体感を持てるようにする
ための歯科診療用音響装置と、このような装置を設備し
て術者及び介助者の診療効率をより良い状態で継続でき
るような歯科診療室に関する。
〈従来の技術〉 この種の音響装置としては、歯科用診療台のヘッドレス
トにスピーカを内蔵してこれにプレーヤを接続し、スピ
ーカから流れる音楽によって患者の緊張感を和らげるよ
うにしたものが知られている(例えば実開昭56-98219号
公報参照)。また、診療室に設けたBGM(バックグラ
ウンドミュージック)用スピーカから音楽を流すことも
一般に行われている。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記公報の診療台をBGM付きの診療室に設置した場
合、診療台とBGMの音源が異なるため患者及び術者や
介助者に違和感を与え、緊張を和らげる効果を十分得る
ことができない。また診療台の操作容易な箇所に音量調
整器が設けられていないため、患者自身が適正な音量に
調整したり、患者と歯科医師などの術者との対話の際な
どに一時的にスピーカの音量を下げたりする操作が面倒
であった。更に上記診療台とBGMはいずれも耳で聴く
音楽のみであり、患者の全身を対象とした体感音響作用
による緊張緩和効果を発揮することができなかった。
この考案はこれらの問題点に着目し、診療台の音楽とB
GMに更に機械的な振動を併用し、しかもこれらを同一
のオーディオ信号で駆動することにより、違和感のない
効果的な緊張緩和作用を発揮することのできる歯科診療
用音響装置及び歯科診療室を提供することを目的として
なされたものである。更にこの考案は、歯科診療を受け
る患者と術者または介助者が緊張を和らげて一体感を持
てるようにするための歯科診療用音響装置と、このよう
な装置を設備して患者の緊張緩和のみならず術者や介助
者の診療効率をより良い状態で継続できる歯科診療室を
提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するために、この考案の歯科診療用音
響装置は、歯科用診療台に設けられた振動トランスジュ
ーサあるいはスピーカ等の出力変換装置と、歯科診療室
内に設けられた1個乃至複数個のBGM用スピーカと、
同一の音源部からのオーディオ信号を上記各出力変換装
置及びBGM用スピーカに同時に送信する配線部、とを
備えている。上記の出力変換装置は、出力である音楽や
振動が患者に的確に伝わるように歯科用診療台のシート
部やヘッドレストに内蔵される。また音源部としてはレ
コード、カセットテープ、CD等のプレーヤ、AM/F
Mチューナ、あるいは有線放送チューナ等が適宜利用さ
れる。従って、音源部は歯科用診療台に装備したカセッ
トデッキやCD用プレーヤであってもよいし、歯科診療
室内の有線放送チューナやレコードプレーヤ等であって
もよい。また2チャンネル放送やステレオを利用しても
よい。
また、この考案の歯科診療室は、振動トランスジューサ
あるいはスピーカ等の出力変換装置を設けた歯科用診療
台と、1個乃至複数個のBGM用スピーカとを備え、同
一の音源部からのオーディオ信号を上記歯科用診療台に
送信するための配線部の接続用端子部を室内に複数個配
設している。これらの接続用端子部は、例えば診療台の
設置場所に近い床や壁、天井などに診療台側の入力端子
を容易に接続できる態様で設けられ、音源部から端子部
までの配線部は例えば床、壁、天井などに埋め込まれて
事前に配線される。
また、上記の歯科用診療台には、出力変換装置の出力調
整器及びオン・オフスイッチ、あるいはミューティング
スイッチを操作容易な箇所に設けることが望ましい。
また、上記歯科用診療台としては、ヘッドレストにスピ
ーカが設けられるとともに少なくともアームレストに振
動トランスジューサが設けられたものとすることができ
る。
なお、上記の構成は歯科診療室に歯科用診療台が1台設
置されている場合、及び複数台設置されている場合のい
ずれにも実施可能である。
〈作用〉 この考案の歯科診療用音響装置によれば、同一の音源部
からのオーディオ信号で複数の診療台の出力変換装置と
歯科診療室内のBGM用スピーカが同時に駆動されるの
で、診療台のスピーカとBGM用スピーカから同じ音楽
が流れ、これと同期して振動トランスジューサが振動す
る。従って、音と振動とが違和感なく患者に伝わり、緊
張緩和が効果的に行われる。
またこの考案の歯科診療室によれば、診療台の出力変換
装置と診療室内のBGM用スピーカを統合した緊張緩和
システムが容易に実現され、患者が緊張感のないリラッ
クスした状態となるので診療が容易となり、術者側の精
神的疲労が軽減される。
更に出力調整器及びオン・オフスイッチ、あるいはミュ
ーティングスイッチ等を操作容易な箇所に設けた場合に
は、一時的な出力の軽減あるいは停止のための操作が簡
単となり、患者が任意に出力を調整したり、術者が一時
的に出力を下げたりすることが容易に行える。
また、ヘッドレストにスピーカが設けられるとともに少
なくともアームレストに振動トランスジューサが設けら
れた歯科用診療台の場合には、スピーカの音がよく聞こ
え、振動によって身体の中で感覚神経が集中している上
腕部や手のひらが刺激され、高い緊張緩和効果が得られ
る。
〈実施例〉 次に、図示の一実施例について説明する。
第1図は全体の接続を示すブロック図、第2図以下は振
動トランスジューサやスピーカ等の出力変換装置を設け
た歯科用診療台を示す図である。
第1図において、1は歯科用診療台、2は振動トランス
ジューサ21及びスピーカ22からなる出力変換装置、
3はBGM用スピーカ、4は配線部、5は音源部であ
り、これらは歯科診療室10内で一つの音響システムを
構成している。
歯科用診療台1は、第2図以下に示すような構造であっ
て、シート昇降機構を内蔵した基台13にシート部14
が支持されており、シート部14は座席シート14Aと
この座席シート14Aに対して傾斜角度を変えられるよ
うに取付けられた背板シート14Bから構成され、背板
シート14Bの端部にはヘッドレスト部15が傾斜角度
を変えられるように取付けられている。更に診療台1の
付帯設備としてスピットン16が設けられており、この
スピットン16は座席シート14Aのほぼ中央部の側部
に立設した支柱17の上端に固定されている。なお、こ
の実施例の歯科用診療台1は座席シート14Aと背板シ
ート14Bを備えているが、歯科用診療台1としては座
席シート14Aとヘッドレスト部15のみのベッド状の
ものや、背板シート14Bを備えたもので更に足元部分
が下向きに折れ曲がるようになったものなど、他の形式
のものであってもよい。
この歯科用診療台1には、ミューティングスイッチ8、
操作部11及び電源制御部12が設けられており、ミュ
ーティングスイッチ8は背板シート14Bの側面に取付
けられ、また操作部11は上記支柱17の側面に、電源
制御部12は座席シート14Aの足元側背面にそれぞれ
取付けられている。
上記の操作部11はオンオフスイッチ7の遠隔側スイッ
チ71、振動トランスジューサ21の出力調整器61及
びスピーカ22の出力調整器62を備えている。また電
源制御部12は、遠隔側スイッチ71と電気的に連動し
ているオンオフスイッチ7の電源側スイッチ72、電源
部25、2つのフィルタ26A、26B及び2つのアン
プ27A、27Bを備えており、アンプ27Aの出力で
振動トランスジューサ21を駆動し、アンプ27Bの出
力でスピーカ22を駆動するように構成されている。
振動トランスジューサ21は、第3図のようにシート部
14の横幅に対する中央線に沿って左右対称に、座席シ
ート14Aに3組、背板シート14Bに1組の合計4組
で8個配置されている。第4図に示すように、シート部
14は支持台14a、チップウレタン等のクッション1
4b、ゴム14c,クッション14d及び表皮レザー1
4eの積層構造であり、振動トランスジューサ21は、
支持台14aと下層クッション14bに下向きに開口さ
せて形成した穴14f内に位置し、その上部をゴム14
c、上層クッション14d及び表皮レザー14eで被覆
する状態で取付板21aを介して内蔵されており、発生
した振動がシート部14に乗った患者に伝導するように
構成されている。
またスピーカ22は、第3図に示すようにヘッドレスト
部15の左右対称位置に2個配置されており、第5図の
ように支持台15a、クッション15b及びレザーカバ
ー15cからなるヘッドレスト部15の左右両側部に形
成した凹部15d内に配置し、その上部をクッション1
5e及びレザーカバー15cで包む状態で内蔵されてお
り、発生した音をシート部14に乗った患者の耳に伝え
るように構成されている。なお、スピーカ22はヘッド
レスト部15だけでなく、必要に応じてシート部14に
設けることもできる。
BGM用スピーカ3はオンオフスイッチ3a及びアンプ
3bを備えており、複数の歯科用診療台1とBGM用ス
ピーカ3は第1図に示したようにそれぞれ接続用端子部
41を介して配線部4に接続される。この各接続用端子
部41は診療台1とBGM用スピーカ3の入力端子を容
易に接続できる構造のものが使用されており、診療台1
とBGM用スピーカ3の設置場所に近い床や壁、天井な
どに設けられる。また配線部4はあらかじめ診療室10
の床や壁、天井などに埋め込まれて、端子部41と音源
部5の間を接続している。なおBGM用スピーカ3は、
診療台10の広さなどに応じて1個乃至複数個が設けら
れる。
音源部5としては、レコード、カセットテープ、CD等
の各種プレーヤ、AM/FMチューナ、あるいは有線放
送チューナ等が選択的に使用される。
この実施例は上述のような構成であり、患者が診療台1
に乗って頭部をヘッドレスト部15に置いた状態で診療
を受けると、診療台1のスピーカ22とBGM用スピー
カ3から同じ音楽などが聞こえ、これと同期して振動ト
ランスジューサ21の振動が身体全体に伝わり、体感音
響作用が発揮される。従って、患者は音楽や振動を違和
感なく受けて心理的、肉体的な緊張感が和らげられ、十
分リラックスした状態となって長時間にわたる診療であ
っても苦痛や疲労感をそれほど感ずることがなく、術者
自身も診療が行いやすくなるのである。
また、操作部11のオンオフスイッチ用の遠隔側スイッ
チ71と振動トランスジューサ21の出力調整器61及
びスピーカ22の出力調整器62がスピットン16の支
柱17に設けられており、患者が最も快適と感ずるよう
に振動トランスジューサ21とスピーカ22の出力を任
意に且つ個別に調整することが容易にできる。またミュ
ーティングスイッチ8が背板シート14Bの側面に取付
けられているので、患者との対話などの時に術者が振動
トランスジューサ21とスピーカ22の出力を一時的に
下げたり、消したりすることが容易にできるのである。
歯科用診療台1としては、第6図に示すようにアームレ
スト18を有するものでもよく、この場合にはアームレ
スト18にも前記の取付け構造に準じて振動トランスジ
ューサ21が内装される。人の上腕部や手のひらは身体
の中でも比較的感覚神経が集中していて刺激を受けやす
いので、特にヘッドレスト部15にスピーカ22を設
け、少なくともアームレスト18に振動トランスジュー
サ21を設けると、スピーカ22の音がよく聞こえるこ
とと、上腕部や手のひらが十分刺激されることの相乗効
果によって作用が促進され、より高い緊張緩和効果を得
ることが容易となるのである。
〈考案の効果〉 上述の実施例から明らかなように、この考案の歯科診療
用音響装置は、歯科用診療台に設けられた出力変換装置
と歯科診療室内に設けられたBGM用スピーカを同一の
音源部で同時に駆動するようにしている。従って、診療
台のスピーカとBGM用スピーカから同じ音楽が流れ、
これと同期して振動トランスジューサが振動して音と振
動とが違和感なく患者に伝わるので、患者の緊張を和ら
げて診療時の苦痛や疲労感をなくすことに大きな効果が
ある。また患者のみならず術者や介助者も診療台とBG
Mの音源が同一になるため患者と一体感を持って診療を
行えるようになり、このような音響装置を設備すること
により術者や介助者の診療効率をより良い状態で継続で
きる歯科診療室となる。
またこの考案の歯科診療室によれば、診療台の出力変換
装置と診療室内のBGM用スピーカを統合した緊張緩和
用の音響システムが容易に実現され、患者の苦痛や疲労
感を軽減し、術者にとっても施術が楽な歯科診療空間を
容易に得ることができる。
更に診療台の出力変換装置に対する出力調整器及びオン
・オフスイッチ、あるいはミューティングスイッチ等を
診療台の操作容易な箇所に設けているので、患者による
出力調整や術者による一時的なミューティングの操作を
容易に行うことが可能となるのである。
更に診療台のヘッドレストにスピーカを、アームレスト
に振動トランスジューサをそれぞれ設けた場合には、ス
ピーカの音と、上腕部や手のひらを十分に刺激する振動
とによってより高い緊張緩和効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の全体の接続を示すブロッ
ク図、第2図乃至第6図は実施例の歯科用診療台を示す
図で、第2図は側面図、第3図は平面図、第4図及び第
5図はそれぞれ要部の拡大断面図、第6図は変形例の斜
視図である。 1…歯科用診療台、2…出力変換装置、3…BGM用ス
ピーカ、4…配線部、5…音源部、7…オンオフスイッ
チ、8…ミューティングスイッチ、10…歯科診療室、
14…シート部、15…ヘッドレスト部、18…アーム
レスト、21…振動トランスジューサ、22…スピー
カ、41…接続用端子部、61,62…出力調整器、7
1…遠隔側スイッチ。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯科用診療台に設けられた振動トランスジ
    ューサあるいはスピーカ等の出力変換装置と、歯科診療
    室内に設けられた1個乃至複数個のBGM用スピーカ
    と、同一の音源部からのオーディオ信号を上記各出力変
    換装置及びBGM用スピーカに同時に送信する配線部、
    とを備えたことを特徴とする歯科診療用音響装置。
  2. 【請求項2】振動トランスジューサあるいはスピーカ等
    の出力変換装置を設けた歯科用診療台と、1個乃至複数
    個のBGM用スピーカとを備え、同一の音源部からのオ
    ーディオ信号を上記歯科用診療台に送信するための配線
    部の接続用端子部を室内に複数個配設したことを特徴と
    する歯科診療室。
  3. 【請求項3】上記歯科用診療台の操作容易な箇所に出力
    変換装置の出力調整器及びオン・オフスイッチを設けた
    請求項1記載の歯科診療用音響装置。
  4. 【請求項4】上記歯科用診療台の操作容易な箇所に出力
    変換装置のミューティングスイッチを設けた請求項1記
    載の歯科診療用音響装置。
  5. 【請求項5】上記歯科用診療台が、ヘッドレストにスピ
    ーカが設けられるとともに少なくともアームレストに振
    動トランスジューサが設けられたものである請求項1記
    載の歯科診療用音響装置。
  6. 【請求項6】上記歯科用診療台が、ヘッドレストにスピ
    ーカが設けられるとともに少なくともアームレストに振
    動トランスジューサが設けられたものである請求項2記
    載の歯科診療室。
JP1988127495U 1988-09-28 1988-09-28 歯科診療用音響装置及び歯科診療室 Expired - Lifetime JPH063580Y2 (ja)

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JPH0249526U JPH0249526U (ja) 1990-04-06
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