JPH063587U - 表面平板状物体の搬送治具 - Google Patents
表面平板状物体の搬送治具Info
- Publication number
- JPH063587U JPH063587U JP4351692U JP4351692U JPH063587U JP H063587 U JPH063587 U JP H063587U JP 4351692 U JP4351692 U JP 4351692U JP 4351692 U JP4351692 U JP 4351692U JP H063587 U JPH063587 U JP H063587U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 表面平板状物体を吸着する際、その表面への
摺接による悪影響をなくすこと。 【構成】 搬送装置のアーム先端に取付けられる取付け
部3と、この取付け部に取付けられ表面平板状物体の表
面に吸着する傘状の吸着部5とを有する表面平板状物体
の搬送治具であって、上記傘状の吸着部の開口部周縁に
リング状部材6を設けた表面平板状物体の搬送治具。
摺接による悪影響をなくすこと。 【構成】 搬送装置のアーム先端に取付けられる取付け
部3と、この取付け部に取付けられ表面平板状物体の表
面に吸着する傘状の吸着部5とを有する表面平板状物体
の搬送治具であって、上記傘状の吸着部の開口部周縁に
リング状部材6を設けた表面平板状物体の搬送治具。
Description
【0001】
本考案は、表面平板状物体の表面を吸着し、当該物体を搬送する表面平板状物 体の搬送治具に関する。
【0002】
従来、表面平板状物体を搬送するには、所謂吸着盤を備えた搬送治具によりな されることが知られている。これを具体例で示すと、露光機によりレジストが塗 布された表面平板状物体たる半導体ウエーハの表面を吸着し、プリアライメント ステージからウエーハチャック部まで搬送する半導体ウエーハの搬送治具として 、例えば図5に示す構造のものが知られている。
【0003】 この種の搬送治具21は、搬送装置に設けられた吸引アームの先端側に取付け られ、取付け部のねじ部22を外周に有する取付け部23と、この取付け部23 の先端に固着された取付け用平板24と、この取付け用平板24に基端側が取着 されゴム等の可撓性部材により先端側が傘状に形成された吸着部25とから構成 されている。また、上記取付け部23および取付け用平板24には吸着部25内 に連通する吸引孔26が設けられている。
【0004】 そして、半導体ウエーハを吸着する場合は、図6に示す状態から、図7に示す ように、吸着部25を半導体ウエーハ27の表面に押付けるとともに、吸引孔2 3(図5参照)を通じて吸引することにより半導体ウエーハ27を吸着する。こ の場合、吸着部25の押付け力は、可撓性を有する吸着部25が広がる方向すな わち放射方向へと作用する。その後、半導体ウエーハを吸引して持上げた状態で 所定箇所まで搬送される。
【0005】
ところが、上述した従来の搬送治具においては、半導体ウエーハの吸着時に、 図7中の矢印で示すように、吸着部の開口が伸縮して、その当接周縁(開口部周 縁)が放射方向に広がるため、半導体ウエーハの表面上で吸着部の開口部周縁が 摺接しつつスライドし、これにより半導体ウエーハ表面のレジストを剥離してし まうおそれがあった。因みに、レジストが剥離してしまうと、剥離部分の酸化膜 がはげてしまい、この部位が拡散してしまう不具合がある。
【0006】 そこで、本考案は、この種半導体ウエーハ等表面平板状物体の吸着時に、半導 体ウエーハの表面上で吸着部のスライドをなくし表面平板状物体への悪影響を防 止した表面平板状物体の搬送治具を提供することを目的としている。
【0007】
本考案の搬送治具は、搬送装置のアーム先端に取付けられる取付け部と、この 取付け部に取付けられ表面平板状物体の表面に吸着する傘状の吸着部とを有する 表面平板状物体の搬送治具であって、上記傘状の吸着部の開口部周縁にリング状 部材を設けた構成とされている。
【0008】
傘状の吸着部の開口部周縁にリング状部材を設けたことにより、搬送治具を表 面平板状物体の表面に押付けて吸着する場合においても、吸着部の開口部周縁の 広がろうとする動きがリング状部材により抑制され、吸着時の押付け力が吸着部 自体の可撓作用によって吸収されることになる。その結果、表面平板状物体に接 するリング状部材が該物体の表面上でスライドすることがないので、表面平板状 物体の表面に悪影響を与えることがなく、例えば、半導体ウエーハ表面にレジス トが設けられている場合でもレジストの剥離を低減させることができる。
【0009】
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本実施例の搬送 治具1の縦断面を示し、この搬送治具1は搬送装置に設けられた吸引装置のアー ムの先端に取付けられる。
【0010】 搬送治具1は、図1に示すように、外周にねじ部2を有する取付け部3と、こ の取付け部3の先端に固着された取付け用平板4と、この取付け用平板4に基端 部が取着され先端側が傘状に形成された吸着部5と、この傘状の吸着部5の開口 部周縁に固着されたリング状部材6とにより構成されている。
【0011】 上記取付け部3と取付け用平板4とは金属により形成され、上記取付け部3が 搬送装置(図示省略)に設けられた吸引装置(図示省略)のアームに螺着される 。上記吸着部5はゴム等の可撓性部材により形成されている。上記取付け部3お よび取付け用平板4には、吸着部5内に連通する吸引孔7が設けられている。ま た、上記リング状部材6は当該リング状物体が広がる方向(放射方向)には伸縮 しない材料、例えばシリコン系ゴム、テフロン樹脂により形成され、半導体ウエ ーハ8の表面を傷つけない材料となっている。
【0012】 このような搬送治具1により半導体ウエーハ8を吸着する場合について説明す ると、まず、吸引装置のアームに搬送治具1の取付け部3を取付けた図2に示す 状態から、図3に示すように、吸引装置により吸引しながら半導体ウエーハ8の 吸着が行なわれる。
【0013】 半導体ウエーハ8の吸着は、搬送治具1を半導体ウエーハ8の表面に押付ける ことにより行なわれる。この場合、半導体ウエーハ8の搬送治具1を押付けても 、傘状の吸着部5の開口部にリング状部材6が設けられているので、搬送治具1 の押付け力は、図3中の矢印で示すように、上下方向において傘状の吸着部5に より吸収される。
【0014】 つまり、半導体ウエーハ8に搬送治具1を押付けると、吸着部5の開口部が半 導体ウエーハ8の表面に沿って放射方向に広がろうとするが、吸着部5の開口部 にリング状部材6が設けられていることから、このリング状部材6により吸着部 5の開口部周縁の広がりが抑制される。
【0015】 この結果、半導体ウエーハ8の吸着時には、押付け力が吸着部5の可撓作用に よりスムーズに吸収されるとともに、吸着部5およびリング状部材6が半導体ウ エーハ8の表面上でスライドすることがないので、半導体ウエーハ8の表面に塗 布されたレジストを剥離する等の悪影響を及ぼすことなく吸着して搬送すること ができる。
【0016】 本考案者が試験した結果を図4に示すと、リング状部材のない従来の治具を用 いた場合には、黒丸で示すレジストの剥離発生率は40%以上であったが、本実 施例のようなリング状部材を有する治具を用いた場合には、レジストの剥離発生 率は約5%となり大幅に減少した。
【0017】 尚、実施例では、表面平板状物体につき半導体ウエーハを例にとって説明した が、本考案はこれに限られずに、表面が平板状の被搬送物体一般に用いることが できるものである。
【0018】
以上説明したように、本考案によれば、傘状の吸着部の開口部周縁にリング状 部材を設けたことにより、搬送治具を表面平板状物体の表面に押付けて吸着する 場合においても、吸着部の開口部周縁の広がろうとする動きがリング状部材によ り抑制され、吸着時の押付け力が吸着部の可撓作用により吸着部自体に吸収され ることになる。その結果、表面平板状物体に接するリング状部材がその表面上で スライドすることがないので、表面平板状物体の表面に悪影響を与えることがな く、例えば、実施例のように半導体ウエーハ表面にレジストが設けられている場 合でもレジストの剥離を低減させることができるという効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例に係り、搬送治具の縦断面図
である。
である。
【図2】搬送治具の正面図である。
【図3】半導体ウエーハ吸着時の搬送治具を示す正面図
である。
である。
【図4】レジスト剥離発生率を示す特性図である。
【図5】従来例に係り、搬送治具の縦断面図である。
【図6】搬送治具の正面図である。
【図7】半導体ウエーハ吸着時の搬送治具を示す正面図
である。
である。
1 搬送治具 3 取付け部 5 吸着部 6 リング状部材
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送装置のアーム先端に取付けられる取
付け部と、この取付け部に取付けられ表面平板状物体の
表面に吸着する傘状の吸着部とを有する表面平板状物体
の搬送治具において、 前記傘状の吸着部の開口部周縁にリング状部材を設けた
ことを特徴とする表面平板状物体の搬送治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351692U JPH063587U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 表面平板状物体の搬送治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351692U JPH063587U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 表面平板状物体の搬送治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063587U true JPH063587U (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=12665913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4351692U Pending JPH063587U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 表面平板状物体の搬送治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063587U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5349238U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-26 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP4351692U patent/JPH063587U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5349238U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-26 |
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