JPH0635899U - 水噴射式ガス冷却制御装置 - Google Patents
水噴射式ガス冷却制御装置Info
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- JPH0635899U JPH0635899U JP7128192U JP7128192U JPH0635899U JP H0635899 U JPH0635899 U JP H0635899U JP 7128192 U JP7128192 U JP 7128192U JP 7128192 U JP7128192 U JP 7128192U JP H0635899 U JPH0635899 U JP H0635899U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 温度センサー11で測定した燃焼ガス温度に
基づいて理想流量QS を算出する第1制御装置21と、
理想流量QS に対する戻し水量QP の偏差に基づいて流
量調整弁12の開閉を制御する第2制御装置22とを備
え、第2制御装置22は理想流量QS が予め設定した下
限設定流量を上回る場合に、流量調整弁の12開度を比
例制御し、理想流量QS が下限設定流量を下回る場合に
は流量調整弁12を適当開度で間欠的に開閉するととも
に開放時間を比例制御するように構成した。 【効果】 理想流量QS が下限設定流量以下である場合
に、流量調整弁12を中間開度の適当開度で間欠的に開
閉制御することにより良好な制御性を維持できる。
基づいて理想流量QS を算出する第1制御装置21と、
理想流量QS に対する戻し水量QP の偏差に基づいて流
量調整弁12の開閉を制御する第2制御装置22とを備
え、第2制御装置22は理想流量QS が予め設定した下
限設定流量を上回る場合に、流量調整弁の12開度を比
例制御し、理想流量QS が下限設定流量を下回る場合に
は流量調整弁12を適当開度で間欠的に開閉するととも
に開放時間を比例制御するように構成した。 【効果】 理想流量QS が下限設定流量以下である場合
に、流量調整弁12を中間開度の適当開度で間欠的に開
閉制御することにより良好な制御性を維持できる。
Description
【0001】
本考案は、焼却炉等から排出する燃焼ガスを冷却するための水噴射式ガス冷却 制御装置に関する。
【0002】
従来、都市ごみ等の焼却施設においては、焼却炉から排出する燃焼ガスを排熱 ボイラーに導いた後に、ガス冷却室において燃焼ガス中に水を霧状に噴射して燃 焼ガスを冷却している。
【0003】 図3は従来の燃焼ガスの冷却装置を示すものである。図3において、ガス冷却 室1には燃焼ガス2が流入する。この燃焼ガス2に対してガス冷ノズル3から水 4を霧状に噴射し、水4の気化により燃焼ガス2を適当な温度に低下させる。さ らに、温度が低下した燃焼ガス2を空気余熱器5に導いた後に、電気集塵機やバ グフィルター等により媒塵除去を行う。
【0004】 ガス冷ノズル3には噴射水槽6に貯留する水4を供給管7を通してポンプ8で 圧送しており、その流量Q1 を供給水流量計9で計測している。また、ガス冷ノ ズル3から噴射する噴射水量の調整は、戻り管10を通して噴射水槽6に戻す戻 し水量QP を調整することにより行っている。この戻し水量QP の調整は、空気 余熱器5を通過した燃焼ガス2の温度を温度センサー11で検出し、検出した温 度に基づいて戻り管10の途中に介装した電動式の流量調整弁12の開度を制御 装置13で比例制御して行っており、その戻し水量QP を戻し水流量計14で測 定している。
【0005】
上記した従来の構成において、ガス冷室1から出る燃焼ガス温度の制御性を高 めるためには、ガス冷室1に流入する燃焼ガスの温度およびガス量の変動に対し て噴射水量の制御を正確に行う必要がある。この噴射水量の制御は流量調整弁1 2の開度を調整することにより戻し水量QP を制御して行っているが、図4に示 すように、流量調整弁12の開度・流量特性は全閉付近区間aおよび全開付近区 間cにおいて制御性が悪く、中間開度区間bにおいて良好な制御性を有しており 、定常運転時には中間開度区間bにおいて流量調整弁12を操作している。
【0006】 しかし、焼却炉の立ち上げ時や立ち下げ時には、冷却室1に流入する燃焼ガス 量が少なくその温度も低いものとなるので、噴射水量を抑制するために流量調整 弁12を全開付近区間cで操作することになり、正確な噴射水量の制御を行えな い問題があった。
【0007】 また、図4に示すように、口径の大きな流量調整弁12を選定し、中間開度区 間bにおける特性曲線QS2の上限値が、従来の流量調整弁12の全閉付近区間c における特性曲線QS1の最大値QS1max を含むように構成すると、中間開度区間 bにおける特性曲線QS2の下限値も上昇する。このため、従来の特性曲線QS1で は中間開度区間bで制御できた制御流量Qが特性曲線QS2では全閉付近区間aと なり、噴射水量が大きくなって戻し水量QP が小さくなると、流量調整弁12を 制御性の悪い全閉付近区間aで操作せねばならなくなる。
【0008】 本考案は上記課題を解決するもので、焼却炉の定常運転時や立ち上げ時および 立ち下げ時にも良好な制御性を維持できる水噴射式ガス冷却制御装置を提供する ことを目的とする。
【0009】
上記課題を解決するために、本考案の水噴射式ガス冷却制御装置は、燃焼ガス が流入するガス冷室と、供給管と戻り管に連通するとともに供給管を通して供給 する供給水量と戻り管を通して戻す戻し水量との差量をガス冷室内に噴射するガ ス冷ノズルと、戻り管の途中に介装した電動式の流量調整弁および流量計と、ガ ス冷室の出口側における燃焼ガス温度を測定する温度センサーと、設定温度に対 する温度センサーで測定した燃焼ガス温度の偏差に基づいて流量調整弁の理想流 量を算出する第1制御装置と、前記理想流量に対する流量計で測定した戻し水量 の偏差に基づいて流量調整弁の開閉を制御する第2制御装置とを備え、流量調整 弁は中間開度で理想流量の最大流量を通水可能に形成し、第2制御装置は前記理 想流量が予め設定した下限設定流量を上回る場合には流量調整弁の開度を比例制 御し、前記理想流量が前記下限設定流量を下回る場合には流量調整弁を中間開度 における適当開度で間欠的に開閉するとともに開放時間を比例制御するように構 成したものである。
【0010】
上記した構成により、温度センサーで測定した燃焼ガス温度に基づいて第1お よび第2制御装置により流量調整弁の開度を制御し、戻り管を流れる戻し水量を 調整することにより、ガス冷ノズルからガス冷室内に噴射する噴射水量を制御す る。
【0011】 このとき、流量調整弁の中間開度において制御可能な下限付近の戻し水量を下 限設定流量として予め設定しておき、定常運転時に第1制御装置で算出する戻し 水量の理想流量が下限設定流量以上である場合には、流量計で測定する戻し水量 が理想流量に近づくように流量調整弁の開度を第2制御装置により比例制御する 。この場合、流量調整弁は中間開度で操作するので制御性は良好である。
【0012】 また、ガス冷室に流入する燃焼ガスの温度が高く、噴射水量が最大量付近とな って、第1制御装置で算出する戻し水量の理想流量が下限設定流量以下である場 合には、第2制御装置により流量調整弁を中間開度の適当開度で間欠的に開閉制 御するととも、開放時間と閉鎖時間とを合わせた単位サイクル時間における開放 時間の長さを比例制御することにより、単位サイクル時間内において開放時に流 れる積算水量を、理想流量と単位サイクル時間を積算して得られる理想積算水量 に一致させて噴射水量を制御する。この場合にも流量調整弁は中間開度で操作す るので制御性は良好である。
【0013】 さらに、流量調整弁は中間開度で理想流量の最大流量を通水可能に形成してあ るので、運転の立ち上げ時や立ち下げ時において噴射水量を大きく抑制するため に戻し水量を最大戻し水量付近で制御する場合にも、流量調整弁を中間開度で操 作して高い制御性を維持することができる。
【0014】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。先に図3において説明し たものと同様の作用を行う部材については同一番号を付して説明を省略する。
【0015】 図1において、第1制御装置21は、温度センサー11で測定した燃焼ガス温 度TP と設定温度TS に対する偏差に基づいて流量調整弁12における理想流量 QS を算出するものである。第2制御装置22は戻し水流量計14で測定した戻 し水量QP の理想流量QS に対する偏差に基づいて流量調整弁12の開閉を制御 するものであり、理想流量QS が予め設定した下限設定流量Qa を上回る場合( QS ≧Qa )には流量調整弁12の開度を比例制御する。この下限設定流量Qa は流量調整弁12の中間開度における流量である。
【0016】 また、第2制御装置22は、図2に示すように、理想流量QS が下限設定流量 Qa を下回る場合(QS <Qa )には、流量調整弁12を中間開度における適当 開度で間欠的に開閉するとともに開放時間txを比例制御するものであり、前記 開度は制御性の良い中間開度であれば任意に設定することができるが、本実施例 においては下限設定流量Qa に対応する開度とする。
【0017】 さらに、流量調整弁12は口径が大きく、中間開度において理想流量QS の最 大流量を通水可能に形成してある。 以下、上記構成における作用を説明する。ガス冷室1に流入する燃焼ガス2に 対してガス冷ノズル3から水4を噴射し、噴射水の気化によって燃焼ガス2を冷 却して燃焼ガス温度TP を予め設定した温度TS に維持する。ガス冷ノズル3か ら噴射する噴射水量は、第1流量計9で測定する供給水量Q1 と第2流量計14 で測定する戻し水量QP との差量であり、戻し水量QP の調整により噴射水量を 制御している。
【0018】 定常運転時において、第1制御装置21で算出する戻し水量の理想流量QS が 下限設定流量Qa 以上である場合には、第2制御装置22は戻し水流量計14で 測定した戻し水量QP の理想流量QS に対する偏差に基づいて流量調整弁12の 開度を比例制御し、戻し水量流量計14で測定する戻し水量QP を理想流量QS に近づける。この場合、流量調整弁12は中間開度で操作するので制御性は良好 である。
【0019】 また、ガス冷室1に流入する燃焼ガス2の温度が高く、噴射水量が最大水量付 近となって、第1制御装置21で算出する戻し水量の理想流量QS が下限設定流 量Qa 以下である場合には、第2制御装置は流量調整弁12を中間開度の適当開 度、本実施例においては下限設定流量Qa に対応する開度で間欠的に開閉制御す る。このとき、弁体の開動作から次の開動作までの単位サイクル時間Tは一定で あり、開放時間txと閉鎖時間T−txとを合わせた単位サイクル時間Tにおけ る開放時間txの長さを比例制御している。このことにより、単位サイクル時間 T内において開放時間tx内に流れる積算水量(Qa ×tx)を、理想流量QS と単位サイクル時間Tを積算して得られる理想積算水量(QS ×T)に一致させ て噴射水量を制御する。この場合にも流量調整弁12は中間開度で操作するので 制御性は良好である。
【0020】 さらに、流量調整弁12は中間開度で理想流量QS の最大流量を通水可能に形 成してあるので、運転の立ち上げ時や立ち下げ時において噴射水量を大きく抑制 するために戻し水量QP を最大戻し水量付近で制御する場合にも、流量調整弁1 2を中間開度で操作して高い制御性を維持することができる。
【0021】
【考案の効果】 以上述べたように本考案によれば、定常運転時に戻し水量の理想流量が下限設 定流量以上である場合には、流量調整弁を中間開度で比例制御するので制御性は 良好であり、戻し水量の理想流量が下限設定流量以下である場合には、流量調整 弁を中間開度の適当開度で間欠的に開閉制御することにより良好な制御性を維持 できる。さらに、流量調整弁は中間開度で理想流量の最大流量を通水可能に形成 してあるので、戻し水量を最大戻し水量付近で制御する場合にも、高い制御性を 維持することができる。
【図1】本考案の一実施例を示すガス冷却制御装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】同実施例における流量調整弁の制御動作を示す
開度・流量関係図である。
開度・流量関係図である。
【図3】従来のガス冷却制御装置の全体構成図である。
【図4】流量調整弁の開度・流量特性図である。
1 ガス冷却室 3 ガス冷ノズル 10 戻り管 11 温度センサー 14 戻し水流量計 21 第2制御装置 22 第2制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼ガスが流入するガス冷室と、供給管
と戻り管に連通するとともに供給管を通して供給する供
給水量と戻り管を通して戻す戻し水量との差量をガス冷
室内に噴射するガス冷ノズルと、戻り管の途中に介装し
た電動式の流量調整弁および流量計と、ガス冷室の出口
側における燃焼ガス温度を測定する温度センサーと、設
定温度に対する温度センサーで測定した燃焼ガス温度の
偏差に基づいて流量調整弁の理想流量を算出する第1制
御装置と、前記理想流量に対する流量計で測定した戻し
水量の偏差に基づいて流量調整弁の開閉を制御する第2
制御装置とを備え、流量調整弁は中間開度で理想流量の
最大流量を通水可能に形成し、第2制御装置は前記理想
流量が予め設定した下限設定流量を上回る場合には流量
調整弁の開度を比例制御し、前記理想流量が前記下限設
定流量を下回る場合には流量調整弁を中間開度における
適当開度で間欠的に開閉するとともに開放時間を比例制
御するように構成したことを特徴とする水噴射式ガス冷
却制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071281U JP2587733Y2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 水噴射式ガス冷却制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071281U JP2587733Y2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 水噴射式ガス冷却制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635899U true JPH0635899U (ja) | 1994-05-13 |
| JP2587733Y2 JP2587733Y2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=13456172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992071281U Expired - Fee Related JP2587733Y2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 水噴射式ガス冷却制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587733Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP1992071281U patent/JP2587733Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2587733Y2 (ja) | 1998-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |