JPH06358U - ミシンの布押え装置 - Google Patents

ミシンの布押え装置

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JPH06358U
JPH06358U JP4155292U JP4155292U JPH06358U JP H06358 U JPH06358 U JP H06358U JP 4155292 U JP4155292 U JP 4155292U JP 4155292 U JP4155292 U JP 4155292U JP H06358 U JPH06358 U JP H06358U
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presser
cloth
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presser bar
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JP4155292U
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成樹 大川
外成 嵐
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ジューキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、騒音を発生させることなく布押
え部材を上昇させることができる押え上げ装置の提供を
目的とする。 【構成】 この考案は、ミシンアームに上下方向へ摺動
可能に支持される押え棒の下端に布押え部材を固定し、
前記押え棒を押えばねにて付勢することにより布を押圧
するようにすると共に、前記押えばねに抗して押え棒を
上昇させ得るようにした布押え装置において、押え上げ
操作レバーの作用に連動して連係手段12〜15とを設
けると共に、前記連係手段の所定の可動部、例えば引き
上げリンク14に常時弾性的に圧接する圧接板20を設
けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、針板上に載置された布の針落ち位置近傍を、ばねにて付勢される 布押え部材により押圧すると共に、布押え部材をばねに抗して適宜上昇させ得る ようにした布押え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ミシンには図4に示すような布押え装置が設けられている。 図において、1はミシンアームM1の先端部に設けられた押え棒メタルMaに より昇降可能に保持された押え棒であり、その下端部には、ミシンベッドM2に 載置された布を針落ち位置近傍で押さえる布押え部材2が固定されている。また 、3は押えばねである。この押えばね3はミシンアームM1の上端に設けた押え 調節ねじ4と押え棒1との間に介在させてあり、このばね3によって押え棒1を 下方に付勢し、布押え部材2を布の針落ち位置近傍に圧接させることにより、布 を送り歯に係合させて布を搬送させると共に、縫い針の昇降に伴う布のばたつき を防止するようになっている。
【0003】 また、この種の布押え装置には、通常、次のような構成を有する押え上げ機構 が設けられており、これによって布のセットや取り出しに際し、布押え部材2を 適宜上昇させ得るようになっている。 図4において、5はミシンベッド下面に設けられた膝当てレバー(押え上げ操 作レバー)であり、その膝当て部5aを作業者が膝で押圧することにより、取り 付け腕6を介して横軸7が回動し、その回動に伴って回動腕8が上方へ回動する ようになっている。なお、膝当てレバー5を解放すると、巻きばね9によって横 軸7は初期位置に復帰し、これに伴って膝当てレバー5及び回動腕8も初期位置 に復帰する。 また、回動腕8の上面には、ミシンテーブルTの下方に配置したオイルパンM Oに挿通された押し上げ棒10の下端部が当接しており、回動腕8の昇降に伴っ て昇降するようになっている。
【0004】 一方、ミシンアームM1の基部内には支軸12aによりL字状の回動リンク1 2が回動自在に支持されており、その一端部には前記押し上げ棒10の蓋部10 aに対向する連結軸11が連結されている。そして、前記押し上げ棒10を昇降 させ、連結軸11を昇降させることにより、回動リンク12が支軸12aを中心 に回動するようになっている。
【0005】 また、ミシンアームM1の前方部には、L字状をなす引き上げリンク14が支 点軸14aによって回動可能に取り付けられている。この引き上げリンク14の 一端部は、横棒13によって前記回動リンク12の他端部に連結されており、回 動リンク12に連動して回動するようになっている。さらにまた、この引き上げ リンク14の他端部には、引き上げ板15が軸着されている。この引き上げ板1 5は前記押え棒1の上端部に設けられた押え棒抱き(係止部材)1aの下面に対 向する当接部15aを有しており、前記引き上げリンク14が矢符A方向へと回 動することにより、この当接部15aが押え棒抱き1aの下面に当接してこれを 押し上げ、押え棒1を押えばね3に抗して上昇させるようになっている。
【0006】 このように、上記押え上げ機構では、膝当てレバー5の膝当て部5aを押圧、 解放することにより、押し上げ棒10及び連結軸11が昇降し、12〜15より なる連係機構が作動して、押え棒1を昇降させるようになっている。また、上述 のような膝当てレバー5の膝当て部5aによる押え上げ操作の他、図4に示す押 え上げ機構では、手動レバー(押え上げ操作レバー)16による押え上げ操作を 行うことも可能となっている。すなわち、手動レバー16は、回動軸17によっ てミシンアームM1の外方に回動自在に支持されており、このレバー16をC方 向へと回動させることにより、回動軸17に固定した押え上げカム18が同方向 へ回動して引き上げリンク14の端面を押圧し、同リンク14をA方向へと回動 させて引き上げ板15を上昇させるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、上記布押え装置では、膝当てレバー5の膝当て部5a及び手動 レバー16によって押え棒1を下降位置から上昇させることができるようになっ ているが、押え棒1を上昇させるに際し、押え棒1と押え棒メタルMaとの間で 摺動音が発生したり、連係手段にびびり音が発生したりして作業者に不快感を与 えるという問題があった。この騒音は、 (イ) 押え棒1と押え棒メタルMaとの間に形成されるクリアランスと押え 棒に生ずるモーメントにより両部材の接触に不均一が生じ、上昇時において押え 棒1と押え棒メタルMaとの間に発生する摺動摩擦抵抗が不安定になって押え棒 が円滑に上昇せず、微小な振動を発生させることや、 (ロ) 連係手段を構成する複数の部材の連結部分には微小な間隙が設定され ており、しかも、連係手段における連動経路は長尺なため各部材自体も励振され 易いこと、などの要因が相互に関連して発生するものである。
【0008】 従って、押え棒1または押え棒メタルMaに潤滑剤などを多量塗布し、押え棒 1と押え棒メタルMaとの間の摺動摩擦抵抗を低減させれば、上記のような摺動 音の発生を防止することができ、騒音を低減させることができるが、押え棒1は ミシンアームM1から露出し、布にも極めて近い位置にあるため、このような部 材に潤滑剤を多量塗布した場合には、潤滑剤によって布が汚れる危険性があり、 潤滑剤を用いて騒音低減を図ることは事実上不可能であった。
【0009】 この考案は上記問題点に着目してなされたもので、摩擦騒音を発生させること なく布押え部材を上昇させることができる押え上げ装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ミシンアームに上下方向に摺動可能に支持され、被縫布を押圧す る布押え部材を下端に有し、常には押えばねの弾性力により下降位置にある押え 棒と、 ミシンテーブル下方に配置したオイルパンに上下動可能に支持した押し上げ棒 の上面に自由端を当接した連結軸と、 前記押し上げ棒下端と連接し押し上げ棒の上下動を行う押さえ上げ操作レバー と、 該押え上げ操作レバーの作用に連動して押え棒を下降位置から上方へ移動させ る押え棒と連結軸とを連結する連係手段と、 該連係手段の所定の可動部に常時弾性的に圧接する圧接板とを設けたものであ る。
【0011】
【作用】
この考案において、押え棒抱き(係止部材)を昇降させる連係手段の可動部に は、圧接板が常時弾性的に圧接しているため、押え上げ操作レバーの作用に連動 して押え棒と押え棒メタルの接触部に生ずる微小な振動が連係手段に伝達された としても、その振動は圧接板の常時軽い圧接力によって抑制され、連係手段にお ける振動音は低減される。また、連係手段における振動が低減される結果、連係 手段に連動する押え棒と押え棒メタルとの間で発生する振動も低減され、ここで 発生する摺動摩擦音も大幅に低減されるから作業者に不快感を与えることはない 。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1に基づき説明する。 なお、上記従来技術と同一もしくは相当部分には、同一符号を付し、その説明 の詳細は省く。 図1において、20はミシンアーム内に支点軸21にて回動自在に支持された 圧接板であり、その一面が引き上げリンク14の上端部に当接し得るようになっ ている。 また、22は前記支点軸21に挿通した巻きばねで、その一端部がミシン機枠 に、他端部が圧接板20に係止されており、圧接板20に一定の回転方向(図で は反時計方向)の付勢力を与えるようになっている。このため、圧接板20の一 面は、前記引き上げリンク14の上端部に弾性的に常時圧接している。 なお、その他の構成は上記従来技術にて示したものと同様であり、重複説明は 省略する。
【0013】 以上のようにこの実施例においては、引き上げリンク14に常時圧接板20が 圧接(例えば50〜100g程度特に良い)しているため、膝当てレバー5の膝 当て部5aなどによって押え棒を上昇させた場合にも、押え棒と押え棒メタルと の間に発生する摩擦摺動音及び連係手段に発生する振動音などを大幅に低減させ ることができる。
【0014】 すなわち、この実施例においても、押え棒1と押え棒メタルMaとの間には両 部材のクリアランスと押え棒に生ずるモーメントに起因する摺動摩擦力の不均一 が発生し、連係手段の各連結部には微小間隙が設定されて存在し、レバー5また は16には作業者がいかに円滑なレバー操作を行ったつもりでも微振動が加わる 。これは従来と同様である。しかしながら、この実施例では、圧接板20が連係 手段の一可動部材である引き上げリンク14に弾性的に当接し、その弾性力によ って引き上げリンク14の微振動を防止しているため、これに連結されているそ の他の部材(引き上げ板15,膝上げ横棒13及び回動リンク12)の振動も抑 えられ、連係手段から振動音のびびり音が発生することはなくなる。
【0015】 そしてさらに、連係手段の振動が抑えられることにより、これに連動する押え 棒1にあってもその振動は連係手段を介して抑えられ、押え棒1と押え棒メタル Maとの間に発生する摺動摩擦音も大幅に低減される。 これにより、実際の作業では、殆ど無音の状態で押え上げを行うことができ、 作業者は不快な騒音に悩まされることもなく、快適に押え上げ作業を行うことが できる。
【0016】 なお、上記実施例においては、引き上げリンク14の中の上端部に圧接板20 を当接させた場合を例にとり説明したが、上端部以外の箇所に圧接板20を当接 させても良く、また、当接させる部材としても、連係手段を構成する他の部材( 引き上げ板15,膝上げ横棒13、回動リンク12)などに当接させても良く、 圧接板20の個数も特に1個に限定されない。
【0017】 また、上記実施例の他に図2に示すようにカム体23を引き上げリンク14に 固定し、カム体23に圧接板20を圧接しても良く、また図3に示すように引き 上げリンク14にプレスなどにより打ち出すかあるいはピンを植設して突起24 に圧接板20を圧接させても同様の効果を奏する。
【0018】 さらに、圧接板20を付勢する部材としては、コイルばねや、板ばねなどを用 いることも可能であり、また、圧接板自体に弾性を有する部材を用い、これを片 持ばね状にミシン機枠などに固定しても良く、この考案は、特に上記実施例に限 定されるものではない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したとおり、この考案に係る布押え装置は、押え棒を上昇させる連係 手段の可動部に、圧接板を弾性的に圧接させたため、押え棒の上昇時における騒 音を大幅に低減でき、押え上げ作業を快適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す要部拡大正面図であ
る。
【図2】この考案の他の実施例を示す要部拡大正面図で
ある。
【図3】この考案のさらに他の実施例を示す要部拡大正
面図である。
【図4】従来の布押え装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
M1 ミシンアーム M2 ミシンベッド 1押え棒 2 布押え部材 3 押えばね 5 膝当てレバー(押え上げ操作レバー) 12 回動リンク 13 膝上げ横棒 14 引き上げリンク 15 引き上げ板 16 手動レバー(押え上げ操作レバー) 20 圧接板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンアームに上下方向に摺動可能に支
    持され、被縫布を押圧する布押え部材を下端に有し、常
    には押えばねの弾性力により下降位置にある押え棒と、 ミシンテーブル下方に配置したオイルパンに上下動可能
    に支持した押し上げ棒の上面に自由端を当接した連結軸
    と、 前記押し上げ棒下端と連接し押し上げ棒の上下動を行う
    押え上げ操作レバーと、 該押え上げ操作レバーの作用に連動して押え棒を下降位
    置から上方へ移動させる押え棒と連結軸とを連結する連
    係手段と、 該連係手段の所定の可動部に常時弾性的に圧接する圧接
    板とを備えたことを特徴とするミシンの布押え装置。
JP1992041552U 1992-06-17 1992-06-17 ミシンの布押え装置 Expired - Lifetime JP2591117Y2 (ja)

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JPH06358U true JPH06358U (ja) 1994-01-11
JP2591117Y2 JP2591117Y2 (ja) 1999-02-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195514A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Juki Corp ミシンの押さえ上げ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6364378U (ja) * 1986-10-17 1988-04-27
JPH01155984U (ja) * 1988-04-01 1989-10-26

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