JPH063606U - かんな刃の取付構造 - Google Patents

かんな刃の取付構造

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JPH063606U
JPH063606U JP4290792U JP4290792U JPH063606U JP H063606 U JPH063606 U JP H063606U JP 4290792 U JP4290792 U JP 4290792U JP 4290792 U JP4290792 U JP 4290792U JP H063606 U JPH063606 U JP H063606U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かんな胴へのかんな刃の着脱を容易にする。 【構成】 かんな胴6の凹所43の底部に、かんな刃5
に固定したかんな刃締付板47の下端の複数の係止片4
8に側方から係脱する複数の係止片46を設ける。かん
な刃締付板47の楔受面49と凹所43の楔受面45の
間に楔44をはめ、この楔44を外方へ押す押ばね53
を設ける。凹所43の楔受面45には楔44の外端を係
止して不作用位置に係止する切欠54を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は回転するかんな胴に固定したかんな刃により走行中の木材の表面を 切削するかんな盤におけるかんな刃の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のかんな盤は図5に示すように被切削木材1の下面を支える複数の支持ロ ーラ2をベースフレーム3に設け、この各支持ローラ2上に、木材1の表面に圧 着して回転することにより木材を一定の速度で走行させる複数の送りローラ4と 、外周に複数のかんな刃5を設けたかんな胴6を設けたものである。
【0003】 また、上記、かんな胴6の前後には押え部材7、8を設け、かんな胴6の上方 に排気ダクト9を設けて、切削により生じたかんな屑をダクト9で吸引するよう にしてある。
【0004】 さらに、上記送りローラ4はモータ10によって伝動ベルト11、12を介し て矢印方向に駆動し、かんな胴6はモータ13により伝動ベルト14を介して矢 印方向に駆動している。 さらに、前記各送りローラ4はエアシリンダなどの加圧手段15によりそれぞ れ木材1上に押し付けられている。
【0005】 図6、図7は従来のかえ刃式のかんな刃の取付構造の一例を示すものである。
【0006】 この場合、かんな胴6の所定の位置に軸方向の凹所16を形成し、この凹所1 6の底部に一側に内側が拡大した倒立T字状の係止溝17を軸方向に形成する。
【0007】 19はかんなの替刃で、その背面に溝20が形成してあり、この溝20が裏座 21の係合凸条22に着脱自在に係合する。
【0008】 上記裏座21の下端両側には凸部23を形成してこの凸部23が前記係止溝1 7に若干の遊びをもつ状態で係合し、かつ押ばね24により外方に押されている 。
【0009】 また、上記裏座21の凸条22の下方には刃受け25を固定し、さらにその下 方の複数の凹孔には複数の押ばね26を取付けてある。
【0010】 27は上記裏座21と凹所16の楔受面29の間にはめた楔で、この楔27は ばね30により外方へ押されて裏座21を固定する。
【0011】 この従来例では、替刃19の交換の場合、図6の鎖線のように楔27の外側に 外し金具31を当てがってこの金具31の上端をハンマで軽く叩いて楔27のか み込みを解除したのち、図7のように替刃用の道具32をマグネットの吸着力を 利用してかんな胴の一部に吸着させ、この道具32に固定した押込片33の下端 が、上記楔27をばね30に抗して押込む。
【0012】 これにより、楔27と裏座21の間に隙間が生じるが、裏座21には押ばね2 6の圧力が働いているので、裏座21が楔27の方へ傾斜して裏座21による替 刃19への圧力がなくなって、替刃19の溝20から裏座の突条22が外れる。 従って替刃19の交換が簡単に行える。
【0013】 こうして替刃19の交換を終ると、道具32をかんな胴6から外すと、押込片 33による楔27の押し込みが解除されるので、楔27がばね30で押出され、 この楔27の作用で裏座21がばね26を圧縮して替刃19に押し付けられてそ の溝20と裏座21の凸条22が係合する。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来技術はかんな刃をボルト止めする方式に比較して遙かに便利なもの であるが、替刃19の交換の際に、楔27のかみ込みを解除したのちは楔27を ばね30に抗して押し込みつづけなければならないので、マグネットを利用した 特殊な道具32が必要であるなどの問題点がある。
【0015】 この考案の課題は上記の問題点を解決して特殊な道具なしでかんな刃を交換で きる構造を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案はかんな刃の前面に固定したかんな刃 締付板の下端と、かんな胴に設けたかんな刃取付用の凹所の底部に、上記かんな 胴に対し、かんな刃締付板を若干軸方向に移動することにより係脱する半径方向 の係止片をそれぞれ設け、上記かんな刃締付板の楔受面と上記凹所の楔受面の間 に遠心力により両楔受面に圧着する楔を設け、上記凹所の楔受面には、ばねによ り押し出された楔の外端を係止する切欠を設けた構成を採用した。
【0017】
【作用】
この考案は上記の構成であるから、かんな刃締付板とかんな刃取付用凹所にそ れぞれ設けた係止片が係合して、かんな刃の半径方向離脱が阻止され、楔がかん な刃取付用凹所の切欠に係合していない状態でかんな胴が高速回転すると、楔が 遠心力によりかんな刃締付板とかんな刃取付用の凹所の各楔受面に密着してかん な刃は強固にかんな胴に固定されている。
【0018】 つぎに、かんな胴が停止している条件で、楔をハンマで叩くなどの方法で、楔 のかみ込みを解除し、この楔をばね圧に抗して押し込み、楔の外端を凹所の切欠 に係止させると、楔とかんな刃締付板の間に隙間ができるので、かんな刃締付板 をかんな刃とともに若干軸方向に動かすと、かんな刃締付板の係止片とかんな刃 取付用の凹所の係止片の係合が解除され、かんな刃はかんな胴から簡単に外すこ とができる。 かんな刃の取付けは上記の逆の順序でかんな胴に簡単に取付けることができる 。
【0019】
【実施例】
かんな盤全体の構成は図5の従来例と同じであるから、かんな胴6へのかんな 刃5の取付構造を図1ないし図4にもとずいて説明する。
【0020】 これらの図において、かんな胴6にかんな刃5が若干の遊隙を有する状態に入 る巾の狭いかんな刃取付溝41を軸方向に形成する。この溝41はかんな刃5の 裏面が接触する刃受面42がかんな胴6の周面と鋭角をなすように形成する。
【0021】 また、上記溝41の刃受面42に対向する側は低くしてこれに続く軸方向の凹 所43を設ける。この凹所43には楔44が入るが、前記刃受面42に対向する 凹所43の楔受面45は刃受面42と反対の方向に傾斜している。
【0022】 上記かんな刃取付溝41の凹所43側には凹所43の方へ向く倒L形の係止片 46を一定の間隔で形成する。
【0023】 47はかんな刃5の前面に複数のボルトによって固定したかんな刃締付板で、 その下部に上記係止片46に係合する複数の倒L形の係止片48が一定の間隔で 設けてある。
【0024】 上記かんな刃締付板47の前面は楔44に接触する楔受面49となって、上端 がかんな刃5の方へ寄るように傾斜し、その下端の前記各係止片48の楔側の面 はかんな刃5と平行としてある。
【0025】 楔44の上面中央には凹孔50を設け、同楔44の底部は浅いV形とし、凹所 43の底面も浅いV形とする。
【0026】 また、楔44の底部と凹所43の底面にそれぞれ凹孔51、52を設けて、こ の両凹孔に押ばね53の両端をはめ、このばね53により楔44を外方へ押すと 同時に楔44の上部が楔受面45の方へ傾斜するような力を加える。 さらに、上記楔受面45には楔44の上端を係止する切欠54を設ける。
【0027】 つぎに上記実施例の作用を説明する。 図1はかんな刃5がかんな胴6に固定されて矢印方向にかんな胴6が高速回転 している状態で、かんな刃締付板47の係合片48がかんな胴6側の係止片46 に係止され、楔44は遠心力により楔受面45、49に圧着してかんな刃5をか んな胴6に固く固定している。
【0028】 上記のようにかんな胴6に固定されているかんな刃5を外すには、かんな胴6 が停止している条件で、楔44の凹孔50に外し棒55の先端を挿入してその後 端をハンマで叩くと、楔44のかみ込みが解除されるので図2のようにばね52 に抗して楔44を押し込む。
【0029】 このとき、ばね53の作用で楔44の上端が楔受面45の方に傾斜しているの で、楔44の押圧を緩めると、ばね53の作用で楔44が若干戻り、図3のよう に、楔44の上端が切欠54で係止され、それ以上戻らない。
【0030】 この状態では楔44とかんな刃締付板47の間には隙間が生じる。従って、図 4のIの位置にあるかんな刃5をかんな刃締付板47とともに、矢印方向に移動 させると、締付板47の各係止片48がかんな胴6の各係止片46の側方へ外れ るので、かんな刃5は締付板47とともにかんな胴6から簡単に外せる。 かんな刃5のかんな胴6への取付けは上記の逆の順序で簡単に行える。
【0031】
【効果】
この考案は上記のように、かんな刃の着脱の際に楔をかんな刃取付用の凹所の 切欠に係止させて不作用とすることができるので楔を不作用にするための特別な 道具が不要である。
【0032】 かんな刃の着脱は、かんな刃をかんな刃締付板とともに軸方向に若干動かすだ けで行えるので、かんな刃の着脱が簡単、かつ、迅速に行えるなどの効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のかんな刃固定時の拡大横断面図
【図2】同上のかんな刃緩め時の拡大横断面図
【図3】同じく楔係止時の拡大横断面図
【図4】かんな刃の係脱を示す一部切欠縦断面図
【図5】公知のかんな盤の一例を示す正面図
【図6】従来例のかんな刃固定時の拡大横断面図
【図7】同上のかんな刃取外時の拡大横断面図
【符号の説明】
5 かんな刃 6 かんな胴 43 凹所 44 楔 45 楔受面 46 係止片 47 かんな刃締付板 48 係止片 49 楔受面 53 押ばね 54 切欠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式のかんな胴に設けたかんな刃取付
    用の凹所に遠心力を利用した楔によりかんな刃を固定し
    て、走行中の木材の表面を上記かんな刃により切削する
    かんな盤において、かんな刃の前面に固定したかんな刃
    締付板の下端と、かんな胴に設けたかんな刃取付用の凹
    所の底部に、上記かんな胴に対し、かんな刃締付板を若
    干軸方向に移動することにより係脱する半径方向の係止
    片をそれぞれ設け、上記かんな刃締付板の楔受面と上記
    凹所の楔受面の間に遠心力により両楔受面に圧着する楔
    を設け、上記凹所の楔受面には、ばねにより押し出され
    た楔の外端を係止する切欠を設けたかんな刃の取付構
    造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898482A (ja) * 1972-02-24 1973-12-14
JP3020104U (ja) * 1995-06-30 1996-01-19 経一 栗原 釣り針外し具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898482A (ja) * 1972-02-24 1973-12-14
JP3020104U (ja) * 1995-06-30 1996-01-19 経一 栗原 釣り針外し具

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