JPH0636094A - 定期券改札装置および定期券不正チェック装置 - Google Patents
定期券改札装置および定期券不正チェック装置Info
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- JPH0636094A JPH0636094A JP18962992A JP18962992A JPH0636094A JP H0636094 A JPH0636094 A JP H0636094A JP 18962992 A JP18962992 A JP 18962992A JP 18962992 A JP18962992 A JP 18962992A JP H0636094 A JPH0636094 A JP H0636094A
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- ticket
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- entrance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コピー定期券等の不正な定期券を発見して不
正乗車行為の防止を図る。 【構成】 入口改札で読み取った定期券情報を、蓄積部
15に既に蓄積されている入口定期券情報および出口定
期券情報を比較し、いずれかの入口定期券情報のID番
号と一致し、かつどの出口定期券情報のID番号とも一
致しない場合を不審と判定する集計部18を有する。ま
た集計部18はその際、一致した入口定期券情報の読取
時刻と新たな定期券情報の読取時刻との差分時間を当該
定期券の不審度として求め、この不審度を定期券情報と
共に集計部18内の記憶装置に記録する。また蓄積部1
5に蓄積された定期券情報と読取時刻は中央集計センタ
ー100に送信される。中央集計センター100は全て
の駅の定期券改札装置よりこれらの情報を入手して、各
駅での同じ定期券の出入りのつじつまが合うかどうかを
調べ、不審な定期券を判定する。
正乗車行為の防止を図る。 【構成】 入口改札で読み取った定期券情報を、蓄積部
15に既に蓄積されている入口定期券情報および出口定
期券情報を比較し、いずれかの入口定期券情報のID番
号と一致し、かつどの出口定期券情報のID番号とも一
致しない場合を不審と判定する集計部18を有する。ま
た集計部18はその際、一致した入口定期券情報の読取
時刻と新たな定期券情報の読取時刻との差分時間を当該
定期券の不審度として求め、この不審度を定期券情報と
共に集計部18内の記憶装置に記録する。また蓄積部1
5に蓄積された定期券情報と読取時刻は中央集計センタ
ー100に送信される。中央集計センター100は全て
の駅の定期券改札装置よりこれらの情報を入手して、各
駅での同じ定期券の出入りのつじつまが合うかどうかを
調べ、不審な定期券を判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駅などにおいて定期券
の自動改札を行う定期券改札装置および定期券不正チェ
ック装置に関する。
の自動改札を行う定期券改札装置および定期券不正チェ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、駅などにおいて定期券の改札
を行う場合、改札員が定期券を目視で確認するか、定期
券の裏側に塗布された磁性体に記録された情報を磁気的
に読み取ることにより、定期券の乗車区間と有効期限の
確認を行っていた。しかしながら、目視による改札は改
札員の負担が大きい上、疲労などにより確実性が低下す
ることが考えられる。また、定期券の裏側に塗布された
磁性体に記録された情報を読み取る自動改札機では、改
札時に定期券を例えばパスケ−スより取り出し、改札機
に通した後再びパスケ−スにしまうという手間が生じ
る。かといって定期券をそのまま携帯することは定期券
の損傷の点から好ましくない。
を行う場合、改札員が定期券を目視で確認するか、定期
券の裏側に塗布された磁性体に記録された情報を磁気的
に読み取ることにより、定期券の乗車区間と有効期限の
確認を行っていた。しかしながら、目視による改札は改
札員の負担が大きい上、疲労などにより確実性が低下す
ることが考えられる。また、定期券の裏側に塗布された
磁性体に記録された情報を読み取る自動改札機では、改
札時に定期券を例えばパスケ−スより取り出し、改札機
に通した後再びパスケ−スにしまうという手間が生じ
る。かといって定期券をそのまま携帯することは定期券
の損傷の点から好ましくない。
【0003】以上のような問題点を解決するため本発明
者は特開平01−219393号として、透明な台の上
に乗せられた定期券の主要面に適当な照明を当てて定期
券の画像を撮像し、撮像された定期券画像から乗車区間
と有効期限の文字列を検出・認識し、認識された乗車区
間と有効期限が適切でない場合は定期券の所有者と駅員
にこの旨を報知する定期券改札装置を提案した。この定
期券改札装置では、改札員の省力化、利用者の利便性か
ら見れば大きな効果が得られる。ところが、この定期券
改札装置は定期券の画像をそのまま扱っている都合上、
定期券のコピーなどによる不正が行われてしまう懸念が
ある。特に、最近のカラーコピーなどの普及によりこう
した懸念は拡大しており、その対策が強く望まれてい
る。
者は特開平01−219393号として、透明な台の上
に乗せられた定期券の主要面に適当な照明を当てて定期
券の画像を撮像し、撮像された定期券画像から乗車区間
と有効期限の文字列を検出・認識し、認識された乗車区
間と有効期限が適切でない場合は定期券の所有者と駅員
にこの旨を報知する定期券改札装置を提案した。この定
期券改札装置では、改札員の省力化、利用者の利便性か
ら見れば大きな効果が得られる。ところが、この定期券
改札装置は定期券の画像をそのまま扱っている都合上、
定期券のコピーなどによる不正が行われてしまう懸念が
ある。特に、最近のカラーコピーなどの普及によりこう
した懸念は拡大しており、その対策が強く望まれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来から
の、定期券画像を用いて改札を自動化した定期券改札装
置では、定期券のカラーコピーなどによる不正を発見す
ることが難しく、不正な乗車行為を阻止することが困難
であった。
の、定期券画像を用いて改札を自動化した定期券改札装
置では、定期券のカラーコピーなどによる不正を発見す
ることが難しく、不正な乗車行為を阻止することが困難
であった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するための
もので、高い信憑性で、コピー定期券などの不正な定期
券を発見して、不正な乗車行為の防止を図れる定期券改
札装置および定期券不正チェック装置の提供を目的とし
ている。
もので、高い信憑性で、コピー定期券などの不正な定期
券を発見して、不正な乗車行為の防止を図れる定期券改
札装置および定期券不正チェック装置の提供を目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の定期券改札装置
は上記した目的を達成するために、定期券の画像を撮像
し、この定期券画像から前記定期券に記された乗車区
間、有効期限およびID番号を含む定期券情報を読み取
って該定期券のチェックを行う定期券改札装置におい
て、前記入口改札で読み取った定期券情報を入口定期券
情報として読取時刻と共に記憶する入口定期券情報記憶
手段と、出口改札で読み取った定期券情報を出口定期券
情報として記憶する出口定期券情報記憶手段と、前記入
口改札で新たに読み取った定期券情報と前記各記憶手段
に記憶された入口定期券情報および出口定期券情報とを
比較する手段と、比較の結果、前記入口改札で新たに読
み取った定期券情報がある入口定期券情報と一致しかつ
どの出口定期券情報とも一致しない場合、一致した入口
定期券情報の読取時刻から前記入口改札で新たに読み取
った定期券情報の読取時刻との差分時間を求める手段
と、前記差分時間を前記入口改札で新たに読み取った定
期券の不審度として該定期券の情報と共に記憶する手段
とを具備している。
は上記した目的を達成するために、定期券の画像を撮像
し、この定期券画像から前記定期券に記された乗車区
間、有効期限およびID番号を含む定期券情報を読み取
って該定期券のチェックを行う定期券改札装置におい
て、前記入口改札で読み取った定期券情報を入口定期券
情報として読取時刻と共に記憶する入口定期券情報記憶
手段と、出口改札で読み取った定期券情報を出口定期券
情報として記憶する出口定期券情報記憶手段と、前記入
口改札で新たに読み取った定期券情報と前記各記憶手段
に記憶された入口定期券情報および出口定期券情報とを
比較する手段と、比較の結果、前記入口改札で新たに読
み取った定期券情報がある入口定期券情報と一致しかつ
どの出口定期券情報とも一致しない場合、一致した入口
定期券情報の読取時刻から前記入口改札で新たに読み取
った定期券情報の読取時刻との差分時間を求める手段
と、前記差分時間を前記入口改札で新たに読み取った定
期券の不審度として該定期券の情報と共に記憶する手段
とを具備している。
【0007】また本発明の定期券不正チェック装置は上
記した目的を達成するために、定期券の画像を撮像して
画像解析を行い、この定期券画像から前記定期券に記さ
れた乗車区間、有効期限およびID番号を含む定期券情
報を読み取る手段と、入口改札で読み取った定期券情報
を入口定期券情報として読取時刻と共に記憶しかつ出口
改札で読み取った定期券情報を出口定期券情報として読
取時刻と共に記憶する定期券情報記憶手段と、前記定期
券情報記憶手段に記憶された入口定期券情報、出口定期
券情報およびこれらの読取時刻を中央集計センターに送
信する手段とを有する、それぞれ駅ごとに設置された複
数の定期券改札装置と、前記各定期券改札装置より送信
された情報を受信する手段と、受信した情報を蓄積する
手段と、蓄積された入口定期券情報、出口定期券情報お
よびこれらの読取時刻に基づいて不審な定期券を判定す
る手段とを有する中央集計センターと、を具備してい
る。
記した目的を達成するために、定期券の画像を撮像して
画像解析を行い、この定期券画像から前記定期券に記さ
れた乗車区間、有効期限およびID番号を含む定期券情
報を読み取る手段と、入口改札で読み取った定期券情報
を入口定期券情報として読取時刻と共に記憶しかつ出口
改札で読み取った定期券情報を出口定期券情報として読
取時刻と共に記憶する定期券情報記憶手段と、前記定期
券情報記憶手段に記憶された入口定期券情報、出口定期
券情報およびこれらの読取時刻を中央集計センターに送
信する手段とを有する、それぞれ駅ごとに設置された複
数の定期券改札装置と、前記各定期券改札装置より送信
された情報を受信する手段と、受信した情報を蓄積する
手段と、蓄積された入口定期券情報、出口定期券情報お
よびこれらの読取時刻に基づいて不審な定期券を判定す
る手段とを有する中央集計センターと、を具備してい
る。
【0008】
【作用】本発明の定期券改札装置では、入口改札で読み
取った定期券情報については入口定期券情報としてその
読取時刻と共に入口定期券情報記憶手段に記憶する。ま
た、出口改札で読み取った定期券情報については出口定
期券情報として出口定期券情報記憶手段に記憶する。こ
の間、入口改札で読み取った定期券情報については、前
記各記憶手段に記憶された入口定期券情報および出口定
期券情報と比較を行う。比較の結果、入口改札で読み取
った定期券情報がある入口定期券情報と一致しかつどの
出口定期券情報とも一致しない場合を判定すると、一致
した入口定期券情報の読取時刻から入口改札で新たに読
み取った定期券情報の読取時刻との差分時間を求める。
そしてこの差分時間を入口改札で新たに読み取った定期
券の不審度として該定期券の情報と共に記憶する。
取った定期券情報については入口定期券情報としてその
読取時刻と共に入口定期券情報記憶手段に記憶する。ま
た、出口改札で読み取った定期券情報については出口定
期券情報として出口定期券情報記憶手段に記憶する。こ
の間、入口改札で読み取った定期券情報については、前
記各記憶手段に記憶された入口定期券情報および出口定
期券情報と比較を行う。比較の結果、入口改札で読み取
った定期券情報がある入口定期券情報と一致しかつどの
出口定期券情報とも一致しない場合を判定すると、一致
した入口定期券情報の読取時刻から入口改札で新たに読
み取った定期券情報の読取時刻との差分時間を求める。
そしてこの差分時間を入口改札で新たに読み取った定期
券の不審度として該定期券の情報と共に記憶する。
【0009】したがって、本発明により、コピー定期券
などの不正な定期券をその不審度と共に判定することが
でき、不正な乗車行為の防止に寄与するすることができ
る。また、本発明の定期券不正チェック装置では、各駅
に設置された定期券改札装置でそれぞれ蓄積した入口定
期券情報、出口定期券情報およびこれらの読取時刻を中
央集計センターに集めて、この中央集計センターにてこ
れらの情報を基に不審な定期券の判定を行う。
などの不正な定期券をその不審度と共に判定することが
でき、不正な乗車行為の防止に寄与するすることができ
る。また、本発明の定期券不正チェック装置では、各駅
に設置された定期券改札装置でそれぞれ蓄積した入口定
期券情報、出口定期券情報およびこれらの読取時刻を中
央集計センターに集めて、この中央集計センターにてこ
れらの情報を基に不審な定期券の判定を行う。
【0010】したがって、本発明により、一つの駅内で
の不正チェックでは発見できないような不正、例えばコ
ピー定期券を本来の定期券とは異なる乗車区間での乗り
降りに利用しているような不正を判定できる。
の不正チェックでは発見できないような不正、例えばコ
ピー定期券を本来の定期券とは異なる乗車区間での乗り
降りに利用しているような不正を判定できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る一実施例の定期券改札装置に
おける画像撮像部の構成を示す斜視図である。
する。図1は本発明に係る一実施例の定期券改札装置に
おける画像撮像部の構成を示す斜視図である。
【0012】同図において、1は定期券Pあるいは定期
券を収納したパスケースPが載せられる透明板を示して
いる。この透明板1の下方には定期券Pの主要面(定期
券情報印刷面)を照明するためフラッシュ2と、照明し
た定期券P主要面の画像を撮像するためのITV(Indu
strial Television)カメラ3がそれぞれ配置されてい
る。また透明板1の近傍には定期券Pの傾きを防止する
ためのガイド4が設けられている。さらに透明板1には
圧力センサ(図示せず)が付設されている。この圧力セ
ンサは、定期券所有者が透明板1上に定期券Pまたはパ
スケースPを載せた状態で指により加重が加えられたと
きの力を感知して装置内部の制御装置(図示せず)に信
号を送出する。これによりフラッシュ2の照射およびI
TVカメラ3による撮像が行われるようになっている。
券を収納したパスケースPが載せられる透明板を示して
いる。この透明板1の下方には定期券Pの主要面(定期
券情報印刷面)を照明するためフラッシュ2と、照明し
た定期券P主要面の画像を撮像するためのITV(Indu
strial Television)カメラ3がそれぞれ配置されてい
る。また透明板1の近傍には定期券Pの傾きを防止する
ためのガイド4が設けられている。さらに透明板1には
圧力センサ(図示せず)が付設されている。この圧力セ
ンサは、定期券所有者が透明板1上に定期券Pまたはパ
スケースPを載せた状態で指により加重が加えられたと
きの力を感知して装置内部の制御装置(図示せず)に信
号を送出する。これによりフラッシュ2の照射およびI
TVカメラ3による撮像が行われるようになっている。
【0013】図2は図1の画像撮像部を含む定期券改札
装置の全体的な構成を示すブロック化して示す図であ
る。
装置の全体的な構成を示すブロック化して示す図であ
る。
【0014】同図において、4はこの定期券改札装置を
構成する各部の統括的な制御を行う制御装置である。5
はITVカメラ3により撮像された定期券画像を量子化
して多値例えば0〜 255値のディジタル画像情報に変換
するA/D変換部である。6はA/D変換部5を通して
多値化された定期券画像情報を一時保存する多値画像メ
モリである。7は多値画像メモリ6に保持された定期券
画像情報を二値化する二値化部である。8は二値化され
た定期券画像情報を一時保存する二値画像メモリであ
る。9は多値化した定期券画像情報を表示用として多数
蓄積することのできる画像蓄積部であり、例えばコピー
定期券などの不審な定期券の画像を蓄積して表示部10
に表示するために用いられる。さらに11は二値画像メ
モリ8に保持された定期券画像情報の中から目的の文字
列例えば乗車区間、有効期間並びにID番号等を検出し
て切り出す文字列検出部である。12は文字列検出部1
1により検出して切り出された文字列に対する文字認識
を行って定期券情報を得る文字認識部である。13は文
字認識部12で得た定期券情報を基に乗車区間、有効期
間等に関する定期券チェックを行う検証部である。14
は検証部13にて定期券の不適切が判断された場合にこ
の旨を定期券所有者および駅員に報知する報知装置であ
る。15は文字認識部12で得た定期券情報等を蓄積す
る蓄積部である。この蓄積部15は入口改札で読み取っ
た定期券情報つまり入口定期券情報と出口改札で読み取
った定期券情報つまり出口定期券情報を、そのときタイ
マー16が示す現在時刻(読取時刻)と対応付けて多数
蓄積することが可能である。17は蓄積部15に蓄積さ
れた定期券情報および読取時刻を、例えば一日単位で所
定時刻に後述する中央集計センターに送信する送信部で
ある。そして18は蓄積部15に蓄積された定期券情報
および読取時刻に基づいてコピー定期券などの不審な定
期券の判定を行う集計部である。
構成する各部の統括的な制御を行う制御装置である。5
はITVカメラ3により撮像された定期券画像を量子化
して多値例えば0〜 255値のディジタル画像情報に変換
するA/D変換部である。6はA/D変換部5を通して
多値化された定期券画像情報を一時保存する多値画像メ
モリである。7は多値画像メモリ6に保持された定期券
画像情報を二値化する二値化部である。8は二値化され
た定期券画像情報を一時保存する二値画像メモリであ
る。9は多値化した定期券画像情報を表示用として多数
蓄積することのできる画像蓄積部であり、例えばコピー
定期券などの不審な定期券の画像を蓄積して表示部10
に表示するために用いられる。さらに11は二値画像メ
モリ8に保持された定期券画像情報の中から目的の文字
列例えば乗車区間、有効期間並びにID番号等を検出し
て切り出す文字列検出部である。12は文字列検出部1
1により検出して切り出された文字列に対する文字認識
を行って定期券情報を得る文字認識部である。13は文
字認識部12で得た定期券情報を基に乗車区間、有効期
間等に関する定期券チェックを行う検証部である。14
は検証部13にて定期券の不適切が判断された場合にこ
の旨を定期券所有者および駅員に報知する報知装置であ
る。15は文字認識部12で得た定期券情報等を蓄積す
る蓄積部である。この蓄積部15は入口改札で読み取っ
た定期券情報つまり入口定期券情報と出口改札で読み取
った定期券情報つまり出口定期券情報を、そのときタイ
マー16が示す現在時刻(読取時刻)と対応付けて多数
蓄積することが可能である。17は蓄積部15に蓄積さ
れた定期券情報および読取時刻を、例えば一日単位で所
定時刻に後述する中央集計センターに送信する送信部で
ある。そして18は蓄積部15に蓄積された定期券情報
および読取時刻に基づいてコピー定期券などの不審な定
期券の判定を行う集計部である。
【0015】図3は上述した中央集計センター100の
構成およびこの中央集計センター100と図2に示した
定期券改札装置との接続関係を示すブロック図である。
構成およびこの中央集計センター100と図2に示した
定期券改札装置との接続関係を示すブロック図である。
【0016】同図に示すように、中央集計センター10
0は、各駅に設置された定期券改札装置と専用のデータ
伝送路200を通じてそれぞれ接続されている。そして
中央集計センター100は、各定期券改札装置より送信
された定期券情報および読取時刻を受信する受信部10
1と、受信した定期券情報および読取時刻を蓄積する蓄
積部102と、蓄積部102に蓄積した定期券情報およ
び読取時刻に基づいてコピー定期券などの不審な定期券
の判定を行う中央集計部103と、中央集計部103の
判定結果を出力する表示装置やプリンタ等の出力装置1
04と、以上の各部の制御を行う制御部105とを有し
て構成されている。
0は、各駅に設置された定期券改札装置と専用のデータ
伝送路200を通じてそれぞれ接続されている。そして
中央集計センター100は、各定期券改札装置より送信
された定期券情報および読取時刻を受信する受信部10
1と、受信した定期券情報および読取時刻を蓄積する蓄
積部102と、蓄積部102に蓄積した定期券情報およ
び読取時刻に基づいてコピー定期券などの不審な定期券
の判定を行う中央集計部103と、中央集計部103の
判定結果を出力する表示装置やプリンタ等の出力装置1
04と、以上の各部の制御を行う制御部105とを有し
て構成されている。
【0017】次に本実施例の定期券改札装置の動作を説
明する。図1に示すように、定期券Pあるいは定期券を
収納したパスケースPが透明板1上に載せられたことを
透明板1に付設された圧力センサが感知すると、フラッ
シュ2が点灯して定期券Pの主要面が照射される。この
ときITVカメラ3が捕えた定期券画像の情報はA/D
変換部5によって多値例えば0〜 255値のディジタル画
像情報に変換されて多値画像メモリ6に一時保存され
る。
明する。図1に示すように、定期券Pあるいは定期券を
収納したパスケースPが透明板1上に載せられたことを
透明板1に付設された圧力センサが感知すると、フラッ
シュ2が点灯して定期券Pの主要面が照射される。この
ときITVカメラ3が捕えた定期券画像の情報はA/D
変換部5によって多値例えば0〜 255値のディジタル画
像情報に変換されて多値画像メモリ6に一時保存され
る。
【0018】この後、多値画像メモリ6に保存された多
値のディジタル画像情報は、二値化部7により二値化さ
れて二値画像メモリ8に保存される。ここで二値化は定
期券画像の文字部分を“1”、その他の背景部分を
“0”の値に変換して行われる。具体的には例えば図4
に示すように、多値(0〜 255)に対して固定のしきい
値を予め定めておき、しきい値以下の部分については
“0”、しきい値を越える部分については“1”にそれ
ぞれ変換することによって二値化を行う。こうして二値
化された定期券画像の例を図5に示す。
値のディジタル画像情報は、二値化部7により二値化さ
れて二値画像メモリ8に保存される。ここで二値化は定
期券画像の文字部分を“1”、その他の背景部分を
“0”の値に変換して行われる。具体的には例えば図4
に示すように、多値(0〜 255)に対して固定のしきい
値を予め定めておき、しきい値以下の部分については
“0”、しきい値を越える部分については“1”にそれ
ぞれ変換することによって二値化を行う。こうして二値
化された定期券画像の例を図5に示す。
【0019】次にこの二値化された定期券画像の中から
文字列検出部11により主要な文字列の検出および切り
出しを行う。検出の対象とする文字列は、図5に示すよ
うに、乗車区間a、有効期限b並びにID番号cであ
る。
文字列検出部11により主要な文字列の検出および切り
出しを行う。検出の対象とする文字列は、図5に示すよ
うに、乗車区間a、有効期限b並びにID番号cであ
る。
【0020】ここで、漢字で構成される乗車区間aの文
字列は分離成分を統合する処理を必要とするため、分離
成分の無い数字で構成されしかもサイズの大きい有効期
限bの文字列が最も検出しやすい。そこで、まずこの有
効期限bの文字列を検出し、続いてこの有効期限bの文
字列との相対的な位置関係から乗車区間aの文字列並び
にID番号cの文字列が存在する領域を特定する。その
詳細を次に説明する。まず図5の二値画像に対するラベ
リング処理を行う。ラベリング処理は例えば図6に示す
ように、二値画像を“1”の値で繋がる複数の連結領域
61、62、63に分割し、それぞれの連結領域61、
62、63に番号(1,2,3)を付けて行くことによ
って行われる。
字列は分離成分を統合する処理を必要とするため、分離
成分の無い数字で構成されしかもサイズの大きい有効期
限bの文字列が最も検出しやすい。そこで、まずこの有
効期限bの文字列を検出し、続いてこの有効期限bの文
字列との相対的な位置関係から乗車区間aの文字列並び
にID番号cの文字列が存在する領域を特定する。その
詳細を次に説明する。まず図5の二値画像に対するラベ
リング処理を行う。ラベリング処理は例えば図6に示す
ように、二値画像を“1”の値で繋がる複数の連結領域
61、62、63に分割し、それぞれの連結領域61、
62、63に番号(1,2,3)を付けて行くことによ
って行われる。
【0021】次に個々の連結領域61、62、63にそ
れぞれ外接する長方形を求め、各長方形の座標や縦・横
のサイズなどをその形状データとして求める。ここで、
有効期限を示す数字のサイズはある範囲内に限定される
ので、検出された各長方形領域の中から、例えば縦・横
のサイズが月/日の有効期限を示す数字のサイズと最も
近似するものを選択することによって図7に示すよう
に、月/日の有効期限を示す各数字の長方形領域71、
72、73を検出する。この後、検出した各数字の長方
形領域71、72、73を図8に示すように一つの文字
列の領域81に統合する。
れぞれ外接する長方形を求め、各長方形の座標や縦・横
のサイズなどをその形状データとして求める。ここで、
有効期限を示す数字のサイズはある範囲内に限定される
ので、検出された各長方形領域の中から、例えば縦・横
のサイズが月/日の有効期限を示す数字のサイズと最も
近似するものを選択することによって図7に示すよう
に、月/日の有効期限を示す各数字の長方形領域71、
72、73を検出する。この後、検出した各数字の長方
形領域71、72、73を図8に示すように一つの文字
列の領域81に統合する。
【0022】さらに、図9に示すように、検出された有
効期限の月/日の文字列領域81との相対的な位置関係
から有効期限の年の数字が存在する長方形領域91、9
2を特定し、この長方形領域91、92を対象に同様の
処理を行う。これにより図10に示すように、有効期限
を示す年、月/日のすべての文字列領域101、81が
検出される。
効期限の月/日の文字列領域81との相対的な位置関係
から有効期限の年の数字が存在する長方形領域91、9
2を特定し、この長方形領域91、92を対象に同様の
処理を行う。これにより図10に示すように、有効期限
を示す年、月/日のすべての文字列領域101、81が
検出される。
【0023】次に有効期限を示す文字列領域101、8
1との相対的な位置関係から、図11に示すように、乗
車区間およびID番号を示す文字要素が存在する長方形
領域111〜123を検出する。ここで、乗車区間は分
離成分の存在する漢字で構成される。そこで、図12に
示すように、長方形領域間の並び方向の距離を測定し、
予め定められた距離に満たない長方形領域間については
これらを一つに統合する処理を行うことで、「川」や
「吉」などの漢字を一つにまとめる。
1との相対的な位置関係から、図11に示すように、乗
車区間およびID番号を示す文字要素が存在する長方形
領域111〜123を検出する。ここで、乗車区間は分
離成分の存在する漢字で構成される。そこで、図12に
示すように、長方形領域間の並び方向の距離を測定し、
予め定められた距離に満たない長方形領域間については
これらを一つに統合する処理を行うことで、「川」や
「吉」などの漢字を一つにまとめる。
【0024】この後、図13に示すように、統合後の各
長方形領域を乗車区間、ID番号ごとに一つの文字列の
領域131、132として統合する。
長方形領域を乗車区間、ID番号ごとに一つの文字列の
領域131、132として統合する。
【0025】こうして検出、切り出された文字列は文字
認識部12に送られる。文字認識部12は入力した個々
の文字について例えば辞書パタ−ンとのマッチングを行
うことによって文字認識を行い、その結果を定期券情報
として検証部13に送る。
認識部12に送られる。文字認識部12は入力した個々
の文字について例えば辞書パタ−ンとのマッチングを行
うことによって文字認識を行い、その結果を定期券情報
として検証部13に送る。
【0026】検証部13は入手した定期券情報から乗車
区間が適切であるか、有効期限が過ぎていないかを検証
し、乗車区間および有効期限が共に適切であった場合
は、図14に示すように、透明板1上で定期券Pあるい
は定期券を収納したパスケースPの端を可動レバー14
1により持ち上げる。これにより所有者が定期券Pまた
はパスケースPを取りやすくする。
区間が適切であるか、有効期限が過ぎていないかを検証
し、乗車区間および有効期限が共に適切であった場合
は、図14に示すように、透明板1上で定期券Pあるい
は定期券を収納したパスケースPの端を可動レバー14
1により持ち上げる。これにより所有者が定期券Pまた
はパスケースPを取りやすくする。
【0027】さらに乗車区間および有効期限が共に適切
であった場合は、ID番号を含めた全ての定期券情報を
蓄積部15に蓄積する。このとき、蓄積部15にはタイ
マ−16が示す現在時刻が読取時刻として定期券情報と
共に蓄積される。但し、この蓄積部15への定期券情報
および読取時刻の蓄積は出口改札では無条件で行われる
が、入口改札では後述する集計部19の処理を介してか
ら行われる。
であった場合は、ID番号を含めた全ての定期券情報を
蓄積部15に蓄積する。このとき、蓄積部15にはタイ
マ−16が示す現在時刻が読取時刻として定期券情報と
共に蓄積される。但し、この蓄積部15への定期券情報
および読取時刻の蓄積は出口改札では無条件で行われる
が、入口改札では後述する集計部19の処理を介してか
ら行われる。
【0028】また乗車区間あるいは有効期限が適切でな
い場合、検証部13は報知装置14により定期券Pの所
有者並びに駅員に対して例えば警告メッセ−ジ等により
その旨を報知する。
い場合、検証部13は報知装置14により定期券Pの所
有者並びに駅員に対して例えば警告メッセ−ジ等により
その旨を報知する。
【0029】ところで、定期券利用者のほとんどは通勤
や通学の利用者であり、毎日同じ駅での乗り降りを繰り
返す。したがって、ある一つの駅内の入口改札にて確認
した定期券がその後出口改札にて確認されることなく再
び入口改札にて確認された場合、つじつまが合わないこ
とになる。勿論、なにかの理由により別の移動手段で戻
り、再び入口改札を通ることも全く考えられない訳では
ないが、数日間にわたり同じことが続くのは不審である
と考えられる。
や通学の利用者であり、毎日同じ駅での乗り降りを繰り
返す。したがって、ある一つの駅内の入口改札にて確認
した定期券がその後出口改札にて確認されることなく再
び入口改札にて確認された場合、つじつまが合わないこ
とになる。勿論、なにかの理由により別の移動手段で戻
り、再び入口改札を通ることも全く考えられない訳では
ないが、数日間にわたり同じことが続くのは不審である
と考えられる。
【0030】そこで、本実施例の定期券改札装置では入
口改札において、検証部13により定期券の乗車区間と
有効期間が適切であることを判断した後、次のような定
期券不正チェックを集計部18にて行っている。
口改札において、検証部13により定期券の乗車区間と
有効期間が適切であることを判断した後、次のような定
期券不正チェックを集計部18にて行っている。
【0031】図15はこの定期券不正チェックの手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【0032】入口改札では、読み取った定期券情報Aは
蓄積部15に蓄積される前に集計部18に送られる。集
計部18はこの定期券情報Aを入手した後(ステップ1
501)、さらにタイマー16よりそのときの現在時刻
を当該定期券情報Aの読取時刻T1として入手する(ス
テップ1502)。
蓄積部15に蓄積される前に集計部18に送られる。集
計部18はこの定期券情報Aを入手した後(ステップ1
501)、さらにタイマー16よりそのときの現在時刻
を当該定期券情報Aの読取時刻T1として入手する(ス
テップ1502)。
【0033】次に集計部18は蓄積部15より、既に入
口改札にて読み取ったものとして蓄積されている定期券
情報つまり入口定期券情報Bとして読み出し(ステップ
1503)、さらにこの入口定期券情報Bと対応付けて
記憶されている読取時刻T2を読み出す(ステップ15
04)。
口改札にて読み取ったものとして蓄積されている定期券
情報つまり入口定期券情報Bとして読み出し(ステップ
1503)、さらにこの入口定期券情報Bと対応付けて
記憶されている読取時刻T2を読み出す(ステップ15
04)。
【0034】この後、集計部18は入口改札で読み取っ
た定期券情報Aと蓄積部15より読み出した入口定期券
情報Bとの比較を行う(ステップ1505)。この比較
の結果、蓄積部15より読み出したある入口定期券情報
BのID番号が入口改札で読み取った定期券情報AのI
D番号と一致すれば、集計部18は続いて蓄積部15よ
り、既に出口改札にて読み取ったものとして蓄積されて
いる定期券情報つまり出口定期券情報Cを読み出す(ス
テップ1506)。
た定期券情報Aと蓄積部15より読み出した入口定期券
情報Bとの比較を行う(ステップ1505)。この比較
の結果、蓄積部15より読み出したある入口定期券情報
BのID番号が入口改札で読み取った定期券情報AのI
D番号と一致すれば、集計部18は続いて蓄積部15よ
り、既に出口改札にて読み取ったものとして蓄積されて
いる定期券情報つまり出口定期券情報Cを読み出す(ス
テップ1506)。
【0035】次に集計部18はこの出口定期券情報Cと
入口改札で読み取った定期券情報Aとの比較を行う(ス
テップ1507)。この結果、どの出口定期券情報Cの
ID番号も定期券情報AのID番号と一致しなければ
(ステップ1508)、今回入口改札で読み取った定期
券が不審なものであることを判定して、ステップ150
4で一致した入口定期券情報Bの読取時刻T2と定期券
情報Aの読取時刻T1との差分時間を当該定期券の不審
度として求める(ステップ1509)。この後、求めた
不審度を定期券情報Aと共に集計部18内の記憶装置に
記録する(ステップ1510)。
入口改札で読み取った定期券情報Aとの比較を行う(ス
テップ1507)。この結果、どの出口定期券情報Cの
ID番号も定期券情報AのID番号と一致しなければ
(ステップ1508)、今回入口改札で読み取った定期
券が不審なものであることを判定して、ステップ150
4で一致した入口定期券情報Bの読取時刻T2と定期券
情報Aの読取時刻T1との差分時間を当該定期券の不審
度として求める(ステップ1509)。この後、求めた
不審度を定期券情報Aと共に集計部18内の記憶装置に
記録する(ステップ1510)。
【0036】また、ステップ1505での比較の結果、
定期券情報AのID番号が入口定期券情報BのどのID
番号とも一致しなければ(ステップ1511)、当該定
期券情報Aを新たな入口定期券情報Bとしてその読取時
刻T1と共に蓄積部15に記録する(ステップ151
2)。さらに、ステップ1507での比較結果、定期券
情報AのID番号がある出口定期券情報CのID番号と
一致した場合も同様に、当該定期券情報Aを新たな入口
定期券情報Bとしてその読取時刻T1と共に蓄積部15
に記録する(ステップ1512)。
定期券情報AのID番号が入口定期券情報BのどのID
番号とも一致しなければ(ステップ1511)、当該定
期券情報Aを新たな入口定期券情報Bとしてその読取時
刻T1と共に蓄積部15に記録する(ステップ151
2)。さらに、ステップ1507での比較結果、定期券
情報AのID番号がある出口定期券情報CのID番号と
一致した場合も同様に、当該定期券情報Aを新たな入口
定期券情報Bとしてその読取時刻T1と共に蓄積部15
に記録する(ステップ1512)。
【0037】なお、蓄積部15の内容は予め決められた
時間周期例えば毎日、列車の運転業務を終了してから始
発運転を開始するまでの間にリセットされる。
時間周期例えば毎日、列車の運転業務を終了してから始
発運転を開始するまでの間にリセットされる。
【0038】これにより、コピー定期券を用いた不正を
一つの駅内の定期券改札装置にて発見することが可能に
なる。例えば、集計部18の記録を見て、数日間同じ定
期券について高い不審度が記録されていれば、当該定期
券がかなり高い信憑性で不正であると見なすことができ
る。なお、不審度はその値が小さいほど高いものとして
いる。
一つの駅内の定期券改札装置にて発見することが可能に
なる。例えば、集計部18の記録を見て、数日間同じ定
期券について高い不審度が記録されていれば、当該定期
券がかなり高い信憑性で不正であると見なすことができ
る。なお、不審度はその値が小さいほど高いものとして
いる。
【0039】さらに本実施例の定期券改札装置では、蓄
積部15の内容をリセットする前に、送信部17によっ
てその蓄積内容を中央集計センター100に送信する。
中央集計センター100は専用データ伝送路200を通
じて接続された全ての駅の定期券改札装置より定期券情
報および読取時刻を入手すると、一つの駅の定期券改札
装置では発見できない次のような定期券の不正利用に関
するチェックを行う。
積部15の内容をリセットする前に、送信部17によっ
てその蓄積内容を中央集計センター100に送信する。
中央集計センター100は専用データ伝送路200を通
じて接続された全ての駅の定期券改札装置より定期券情
報および読取時刻を入手すると、一つの駅の定期券改札
装置では発見できない次のような定期券の不正利用に関
するチェックを行う。
【0040】例えば、図16に示すように、ある定期券
の乗車区間をA駅からE駅とした場合、定期券使用者は
AからEのどの駅からでも乗り降りできる。したがっ
て、本来の定期券所持者がA駅から乗車、E駅で下車
し、コピ−定期券所持者がB駅から乗車、D駅で下車す
るような場合も考えられる。
の乗車区間をA駅からE駅とした場合、定期券使用者は
AからEのどの駅からでも乗り降りできる。したがっ
て、本来の定期券所持者がA駅から乗車、E駅で下車
し、コピ−定期券所持者がB駅から乗車、D駅で下車す
るような場合も考えられる。
【0041】図17は中央集計センター100にて実施
される定期券不正チェックの手順を示すフローチャート
である。
される定期券不正チェックの手順を示すフローチャート
である。
【0042】全ての駅からの定期券情報および読取時刻
の受信を完了すると(ステップ1701、1702)、
中央集計センター100内の中央集計部103は、個々
の定期券ごとに定期券情報と読取時刻を抽出する(ステ
ップ1703)。そして各読取時刻によって示される時
間の流れに沿ってその定期券が正しい順番で入口改札お
よび出口改札を通ったかどうかを調べる(ステップ17
04)。つまり、同じ定期券が2回続けて入口改札を通
った場合や、同様に2回続けて出口改札を通った場合を
不審と判定する。不審が判定されるとその定期券情報を
不審定期券候補として中央集計部103内の記憶装置に
記録する(ステップ1705)。この後、全ての定期券
について不正チェックを終了すると(ステップ170
6)、中央集計部103の動作が終了する。
の受信を完了すると(ステップ1701、1702)、
中央集計センター100内の中央集計部103は、個々
の定期券ごとに定期券情報と読取時刻を抽出する(ステ
ップ1703)。そして各読取時刻によって示される時
間の流れに沿ってその定期券が正しい順番で入口改札お
よび出口改札を通ったかどうかを調べる(ステップ17
04)。つまり、同じ定期券が2回続けて入口改札を通
った場合や、同様に2回続けて出口改札を通った場合を
不審と判定する。不審が判定されるとその定期券情報を
不審定期券候補として中央集計部103内の記憶装置に
記録する(ステップ1705)。この後、全ての定期券
について不正チェックを終了すると(ステップ170
6)、中央集計部103の動作が終了する。
【0043】以上の不正チェックを決められた期間に渡
って実行した後、中央集計部103内の記憶装置に蓄積
された不審定期券候補を出力装置104を通して出力す
る。そしてこの出力結果から同じ不審定期券候補が何回
記録されているかを調べ、不正定期券を特定する。
って実行した後、中央集計部103内の記憶装置に蓄積
された不審定期券候補を出力装置104を通して出力す
る。そしてこの出力結果から同じ不審定期券候補が何回
記録されているかを調べ、不正定期券を特定する。
【0044】なお、不正の摘発は間違えば重大な人権問
題になりかねない。したがって、以上の不正チェックは
なるべく長い期間をかけて行い、かつ最終的には人の目
視により確認を行うことが望ましい。そこで、ある程度
の期間を経て不審であると判定された定期券について
は、入口改札にてこれを検出した際、A/D変換後の多
値の画像情報を画像蓄積部9に蓄え、表示部10にてこ
れを表示して目視による確認を行う。
題になりかねない。したがって、以上の不正チェックは
なるべく長い期間をかけて行い、かつ最終的には人の目
視により確認を行うことが望ましい。そこで、ある程度
の期間を経て不審であると判定された定期券について
は、入口改札にてこれを検出した際、A/D変換後の多
値の画像情報を画像蓄積部9に蓄え、表示部10にてこ
れを表示して目視による確認を行う。
【0045】以上説明したように本実施例の定期券改札
装置によれば、非常に高い信憑性でコピー定期券などの
不正な定期券を発見することができ、不正な乗車行為の
防止化に役立てることができる。
装置によれば、非常に高い信憑性でコピー定期券などの
不正な定期券を発見することができ、不正な乗車行為の
防止化に役立てることができる。
【0046】なお、本発明の他の実施例として、定期券
の読取時刻からダイヤ時刻を基に乗車時刻と下車時刻を
推定して、同じ定期券についての「入」と「出」との大
体の対応をとり、その結果を定期券不正チェックの補足
情報として利用するようにしてもよい。例えば、図16
において、9:00にA駅から乗車し、9:30にE駅
で下車した定期券所有者が、9:10にB駅から乗車
し、9:25にD駅から下車したような場合、明らかに
その定期券は不正利用されているものとして特定でき
る。
の読取時刻からダイヤ時刻を基に乗車時刻と下車時刻を
推定して、同じ定期券についての「入」と「出」との大
体の対応をとり、その結果を定期券不正チェックの補足
情報として利用するようにしてもよい。例えば、図16
において、9:00にA駅から乗車し、9:30にE駅
で下車した定期券所有者が、9:10にB駅から乗車
し、9:25にD駅から下車したような場合、明らかに
その定期券は不正利用されているものとして特定でき
る。
【0047】また、コピー定期券などの不審な定期券が
改札で検出された場合に、報知装置14により係員のみ
にその旨を報知し、例えば防犯カメラ等により定期券使
用者の画像を記録することも考えられる。
改札で検出された場合に、報知装置14により係員のみ
にその旨を報知し、例えば防犯カメラ等により定期券使
用者の画像を記録することも考えられる。
【0048】また、二値化の方法として本実施例では固
定しきい値を用いているが、状況に応じてしきい値を変
動させる浮動しきい値による二値化方法も考えられる。
定しきい値を用いているが、状況に応じてしきい値を変
動させる浮動しきい値による二値化方法も考えられる。
【0049】さらに、文字列の検出方法として本実施例
ではラベリング処理を用いているが、画像の射影情報を
用いた方法も考えられる。
ではラベリング処理を用いているが、画像の射影情報を
用いた方法も考えられる。
【0050】また報知方法としては、警告音の他、警告
灯や音声規則合成による方法も考えられる。
灯や音声規則合成による方法も考えられる。
【0051】さらに、中央集計センターにて実施される
定期券不正チェックの手順については本実施例以外にも
様々な方法が考えられる。
定期券不正チェックの手順については本実施例以外にも
様々な方法が考えられる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の定期券改札
装置によれば、一つの駅内で入口改札で確認された定期
券が出口改札で確認される前に再び入口改札で確認され
た場合を不審と判定することで、コピー定期券などの不
正な定期券を発見することができる。
装置によれば、一つの駅内で入口改札で確認された定期
券が出口改札で確認される前に再び入口改札で確認され
た場合を不審と判定することで、コピー定期券などの不
正な定期券を発見することができる。
【0053】また本発明の定期券不正チェック装置によ
れば、一つの駅内での不正チェックだけでは発見できな
い不正、例えばコピー定期券を本来の定期券とは異なる
乗車区間での乗り降りに利用しているような不正を判定
できる。
れば、一つの駅内での不正チェックだけでは発見できな
い不正、例えばコピー定期券を本来の定期券とは異なる
乗車区間での乗り降りに利用しているような不正を判定
できる。
【図1】本発明に係る一実施例の定期券改札装置におけ
る画像撮像部の構成を示す斜視図である。
る画像撮像部の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の画像撮像部を含む定期券改札装置の全体
的な構成を示すブロック図である。
的な構成を示すブロック図である。
【図3】中央集計センターの構成およびこの中央集計セ
ンターと定期券改札装置との接続関係を示すブロック図
である。
ンターと定期券改札装置との接続関係を示すブロック図
である。
【図4】固定しきい値を用いた二値化処理の方法を説明
するための図である。
するための図である。
【図5】二値化後の定期券画像の例を示す図である。
【図6】文字列検出を行う際のラベリング処理について
説明するための図である。
説明するための図である。
【図7】図5の定期券画像から有効期限の月/日を示す
各文字の長方形領域を検出した状態を示す図である。
各文字の長方形領域を検出した状態を示す図である。
【図8】図7の有効期限の月/日の長方形領域を一つの
文字列領域に統合した状態を示す図である。
文字列領域に統合した状態を示す図である。
【図9】図5の定期券画像から有効期限の年を示す各文
字の長方形領域を検出した状態を示す図である。
字の長方形領域を検出した状態を示す図である。
【図10】図5の定期券画像から有効期限のすべての文
字列領域を検出した状態を示す図である。
字列領域を検出した状態を示す図である。
【図11】図5の定期券画像から乗車区間およびID番
号の各文字要素が存在する長方形領域を検出した状態を
示す図である。
号の各文字要素が存在する長方形領域を検出した状態を
示す図である。
【図12】図11の各文字要素の長方形領域における分
離成分を統合した状態を示す図である。
離成分を統合した状態を示す図である。
【図13】図12に示す統合後の各長方形領域を乗車区
間およびID番号ごとに一つの文字列領域として統合し
た状態を示す図である。
間およびID番号ごとに一つの文字列領域として統合し
た状態を示す図である。
【図14】定期券・パスケ−スの持ち上げ機構を示す図
である。
である。
【図15】集計部による単一駅内での定期券不正チェッ
クの手順を示すフローチャートである。
クの手順を示すフローチャートである。
【図16】定期券不正利用の一例を説明するための図で
ある。
ある。
【図17】中央集計センタ−での定期券不正チェックの
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
1…透明板、2…フラッシュ、3…ITVカメラ、4…
制御装置、5…A/D変換部、6…多値画像メモリ、7
…二値化部、8…二値画像メモリ、9…画像蓄積部、1
0…表示部、11…文字列検出部、12…文字認識部、
13…検証部、14…報知装置、15…蓄積部、16…
タイマ−、17…送信部、18…集計部、100…中央
集計センター、101…受信部、102…蓄積部、10
3…中央集計部、104…出力装置、105…制御部。
制御装置、5…A/D変換部、6…多値画像メモリ、7
…二値化部、8…二値画像メモリ、9…画像蓄積部、1
0…表示部、11…文字列検出部、12…文字認識部、
13…検証部、14…報知装置、15…蓄積部、16…
タイマ−、17…送信部、18…集計部、100…中央
集計センター、101…受信部、102…蓄積部、10
3…中央集計部、104…出力装置、105…制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】 定期券の画像を撮像し、この定期券画像
から前記定期券に記された乗車区間、有効期限およびI
D番号を含む定期券情報を読み取って該定期券のチェッ
クを行う定期券改札装置において、 入口改札で読み取った定期券情報を入口定期券情報とし
て記憶する入口定期券情報記憶手段と、 出口改札で読み取った定期券情報を出口定期券情報とし
て記憶する出口定期券情報記憶手段と、 前記入口改札で新たに読み取った定期券情報と前記各記
憶手段に記憶された入口定期券情報および出口定期券情
報とを比較する手段と、 比較の結果、前記入口改札で新たに読み取った定期券情
報がある入口定期券情報と一致しかつどの出口定期券情
報とも一致しない場合、前記入口改札で新たに読み取っ
た定期券の不審を判定する手段とを具備することを特徴
とする定期券改札装置。 - 【請求項2】 定期券の画像を撮像し、この定期券画像
から前記定期券に記された乗車区間、有効期限およびI
D番号を含む定期券情報を読み取って該定期券のチェッ
クを行う定期券改札装置において、 前記入口改札で読み取った定期券情報を入口定期券情報
として読取時刻と共に記憶する入口定期券情報記憶手段
と、 出口改札で読み取った定期券情報を出口定期券情報とし
て記憶する出口定期券情報記憶手段と、 前記入口改札で新たに読み取った定期券情報と前記各記
憶手段に記憶された入口定期券情報および出口定期券情
報とを比較する手段と、 比較の結果、前記入口改札で新たに読み取った定期券情
報がある入口定期券情報と一致しかつどの出口定期券情
報とも一致しない場合、一致した入口定期券情報の読取
時刻から前記入口改札で新たに読み取った定期券情報の
読取時刻との差分時間を求める手段と、 前記差分時間を前記入口改札で新たに読み取った定期券
の不審度として該定期券の情報と共に記憶する手段とを
具備することを特徴とする定期券改札装置。 - 【請求項3】 定期券の画像を撮像して画像解析を行
い、この定期券画像から前記定期券に記された乗車区
間、有効期限およびID番号を含む定期券情報を読み取
る手段と、入口改札で読み取った定期券情報を入口定期
券情報として読取時刻と共に記憶しかつ出口改札で読み
取った定期券情報を出口定期券情報として読取時刻と共
に記憶する定期券情報記憶手段と、前記定期券情報記憶
手段に記憶された入口定期券情報、出口定期券情報およ
びこれらの読取時刻を中央集計センターに送信する手段
とを有する、それぞれ駅ごとに設置された複数の定期券
改札装置と、 前記各定期券改札装置より送信された情報を受信する手
段と、受信した情報を蓄積する手段と、蓄積された入口
定期券情報、出口定期券情報およびこれらの読取時刻に
基づいて不審な定期券を判定する手段とを有する中央集
計センターと、 を具備することを特徴とする定期券不正チェック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18962992A JPH0636094A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 定期券改札装置および定期券不正チェック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18962992A JPH0636094A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 定期券改札装置および定期券不正チェック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636094A true JPH0636094A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16244498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18962992A Withdrawn JPH0636094A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 定期券改札装置および定期券不正チェック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636094A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007141158A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | 2次元バーコードを備えたチケットとその自動改札機 |
| JP2018060530A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-12 | パーク二四株式会社 | サービス料金精算用端末およびコンピュータプログラム |
| JP2019040523A (ja) * | 2017-08-28 | 2019-03-14 | パーク二四株式会社 | リーダユニット、精算機およびコンピュータプログラム |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP18962992A patent/JPH0636094A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007141158A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | 2次元バーコードを備えたチケットとその自動改札機 |
| JP2018060530A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-12 | パーク二四株式会社 | サービス料金精算用端末およびコンピュータプログラム |
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