JPH0636095B2 - 補充液の残量表示方法 - Google Patents

補充液の残量表示方法

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JPH0636095B2
JPH0636095B2 JP15040287A JP15040287A JPH0636095B2 JP H0636095 B2 JPH0636095 B2 JP H0636095B2 JP 15040287 A JP15040287 A JP 15040287A JP 15040287 A JP15040287 A JP 15040287A JP H0636095 B2 JPH0636095 B2 JP H0636095B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、補充タンク内の補充液の残量を現像処理量に
よって演算して表示する補充液の残量表示方法に関す
る。
[従来技術] 一般に自動現像機において、感光材料は露光処理された
後、現像槽、定着槽、水洗槽を経て乾燥され、取り出さ
れるようになっている。この場合、感光材料が例えば現
像槽へ浸漬されると現像液が感光材料に付着したまま次
の定着槽へと搬送されるので、現像液は感光材料の処理
量に応じて減少する。また、この感光材料の処理量や経
時的な変化で現像液は劣化するため、定期的に現像主薬
が多く含まれた補充液を補充する必要がある。
ここで、自動現像機には現像槽とパイプで連通された補
充タンクが設置され、ポンプを駆動させることにより、
現像槽へ補充液を補充することができるようになってい
る。すなわち、現像槽への補充液の補充毎に補充液を調
液するのではなく、予め調液された補充液を蓄えてお
き、必要に応じてポンプを駆動させるので、補充液の補
充作業を容易に行なうことができる。
ところで、この補充タンクの容量には制限があり、作業
員は補充タンク内の補充液の残量を確認して、補充液が
少なくなっている場合は補充液を調液して補充タンクに
補充しておく必要がある。このため、補充タンクは液面
は外部から見えるように透明又は半透明の材質が適用さ
れ、液面の位置を判定しやすくするために、液面と平行
な切り欠きを複数個均等に設けている。これにより、作
業員は補充タンク内の補充液の残量を容易に知ることが
できる。
ところが、このような補充タンクの構造では補充タンク
自体が汚れてくると液面が見にくくなり、残量の確認ミ
スを招くことがある。また、残量を確認しやすくするた
めには、少なくとも補充タンクの一部を自動現像機の外
観に露出させなければならない。さらに、補充タンクに
切り欠きを設けるため、補充タンクの製作が複雑とな
る。
これを解決するために、予め補充タンクに補充液を供給
しなければならない最低のレベル(ロアレベル)を定め
ておき、この補充液量がロアレベルに達したことを検出
するセンサを設置して、このセンサによる前記検出時に
アラームにより警報する構造が考えられている(アラー
ム構造)。作業員はこのアラームによる警報を確認した
後、所定量の補充液の調液し、アツパレベルまで補充タ
ンクへ補充する。これにより、補充タンク内の補充液が
空になることはない。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記アラーム構造ではアラームが作動し
た後、補充タンクへ補充液を供給するまでの間に若干の
時間的なずれがあり、この間にも補充液は現像槽へ補充
されることがある。このため、アラームが作動してから
所定量の補充液を補充タンクへ供給しても実際にはアツ
パレベルに達していないことになる。従って、補充タン
ク内を満タンにしておきたいとき(例えば24時間連続
して運転中であって、作業員がそばにいないとき等)、
上記アラーム構造では補充タンク内の正確な残量が確認
できないので、リザーバパイプを設置する等補充タンク
の構造が複雑となる。
本発明は上記事実を考慮し、補充タンク内の補充液の残
量を補充タンクを自動現像機の外観へ露出させることな
く、常に確認することができる補充液の残量表示方法を
得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る補充液の残量表示方法は、自動現像機の処
理槽へ補充液を補充する補充タンク内の補充液の残量を
表示する残量表示方法であって、補充タンク内の補充液
量が予め定められたロアレベルに達した後、補充タンク
へ補充液を所定の蓄積量供給するまでの間に処理槽へ補
充した補充液量を前記蓄積量から減算した値を加味して
補充液の残量として表示することを特徴としている。
[作用] 本発明において、補充タンク内の補充液がロアレベルに
達した後、所定蓄積量の補充液を補充タンクへ供給す
る。この場合、補充タンクに貯えられた補充液の蓄積量
からロアレベルに達してから補充液を供給するまでの間
に処理層へ補充した補充液の補充量を減算した値を加味
して補充タンク内の残量として表示する。これにより、
ロアレベルに達してから補充タンクへ補充液を供給する
までの間に時間的なずれがあっても、正確な残量を表示
することができる。この表示は均等に振分けられた目盛
上を指針が移動するような、いわゆるアナログ式の表示
であっても、補充液の残量をそのまま数字として表示す
るLCD等を用いた、いわゆるデジタル式の表示であっ
てもよい。これにより、作業員は常に補充タンク内の補
充液の残留を確認することができ、作業性が向上する。
また、補充タンク自体の自動現像機の外観へ露出させる
必要がないので補充タンクの配置スペースを自由にとる
ことができ、自動現像機自体をコンパクトにすることも
できる。
(実施態様の説明) 補充タンク内に貯えられた補充液の蓄積量を求める場合
に、前記補充タンク内へ予め定められたロアレベルまで
補充液を供給し、その後所定量の補充液を補充タンクへ
供給して、このときの補充液量を初期の蓄積量としてい
る。
これにより、補充タンク内に貯えられる補充液の初期値
を容易に得ることができる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る、第1図には本発明の実施例に係る自動現像機10が
示されている。
本実施例に係る自動現像機10は未処理フイルムを現
像、定着、水洗、乾燥する機能を備えている。
自動現像機10の外壁を構成する筐体12には、その前
部上側に未処理フイルムを挿入する挿入台14が配置さ
れ、後部上側には処理済みフイルムを貯めておくフイル
ムストツカ16が配置されている。挿入台14が取付け
られた筐体12の未処理フイルムが挿入される挿入口の
近傍にはフイルムの通過を検出するフイルム検出器80
が取付けられている。
このフイルム検出器80はフイルム挿入口近傍に感光波
長域外の赤外線発光素子を対向させて複数個フイルム幅
方向に沿うように配置されている。各受光素子は挿入さ
れたフイルムの幅に応じてオン・オフ状態となりフイル
ムの幅に基づいた信号を出力する。なお、フイルム検出
器80は、フイルムが挿入されるとフイルムによって反
射した発光素子の光を受光素子が受光することによりオ
ン・オフ状態となる種類の検出器でもよし、機械的な検
出器でもよい。
筐体12の内部には現像槽18、定着槽20、水洗槽2
2、乾燥部24が順に配置されている。また筐体12の
内部には補充装置28、循環装置30、制御部34が配
置されている。
フイルムの処理順に配置された現像槽18と定着槽20
と、水洗槽22、乾燥部24には未処理フイルムを移動
させる複数個のガイドローラ18A、20A、22A、
24Aが配置されている。複数個のガイドローラ18
A、20A、22A、24Aは、フイルムが搬送される
搬送路を形成し、このローラの回転によりフイルムは、
所定速度で搬送されることになる。
筐体12の内部に配置された循環装置30は第2図
(A)に詳細に示すように、現像液フイルタ36と、熱
交換器38と、循環ポンプ40とで構成されている。現
像槽18と循環ポンプ40は、管42で連通され、フイ
ルタ36と現像槽18とは熱交換器38を介して連通さ
れている。
補充装置28は第2図(B)及び第3図に示されるよう
に補充液が貯えられた補充タンク45とベローズ式ポン
プ46、モータ48とで構成されている。補充タンク4
5には補充液ロアレベル検出器49が取り付けられ、補
充液が減少し、このロアレベルに達すると、制御部34
へ信号を供給するようになっている。制御部34には駆
動回路51を介してアラーム53が接続されており、前
記信号に応じてアラーム53を作動させ、警報するよう
になっている。このロアレベルは少なくとも作業員がア
ラームに気付いた後補充液を調液して補充タンク45へ
供給するまでに補充タンクが空にならない程度のレベル
である。
なお、補充タンク45には、初期の段階で前記ロアレベ
ルの位置から補充液が所定の蓄積量供給されており、こ
のときの補充液量P(ロアレベルまでの補充液量と前記
所定の蓄積量との加算値)のレベルをアツパレベルとし
て設定し、制御部34へ記憶させるようになっている。
ベローズ46Aの一端はクランク機構を構成して連結棒
52と連動されるように接続されており、他端は管路6
4を介して補充タンク45に満たされた補充液中で補充
液吸入部50と接続されている。連結棒52の一端はモ
ータ48の出力端48Aに取付けられた回転板54の中
心から偏心した位置に固定されている偏心軸54Aに回
転可能に支持されている。
第4図に示されるように補充タンク45に満たされた補
充液中に配置されている補充液吸入部50の内部には、
ボール状の逆止弁58、60が収納されている。逆止弁
58が吸入口62を開閉するように収納され、逆止弁6
0は管路64と管路66を連通する管路68を開閉する
ように収納されている。
制御部34は第1図に示されるように、CPU78、入
力ポート70、出力ポート72、ROM74、RAM7
6とを含んで構成されている。入力ポート70にはフイ
ルム検出器80、ロアレベル検出器49が接続され、出
力ポート72には駆動回路51を介してアラーム53、
補充液補充用のポンプ46が接続されている。また出力
ポート72には駆動回路79を介してメータ81が接続
されている。第5図に示される如く、メータ81はLC
D81Aが備えられており、補充タンク45内の補充液
の残量Rが液晶表示で表わされるようになっている。な
お、このメータ81のケーシングの一部に前記アラーム
53が取り付けられている。補充液の残量RはCPU7
8で一定周期毎に演算されるようになっている。すなわ
ち、ROM74にはフイルムの処理面積Sに対応する現
像液の使用量がテーブルされて記憶されている。補充液
の現像槽18への補充量はこの現像液の使用量と同量で
あるので、自動現像機10の作動中に補充液を補充タン
ク45へ所定の蓄積量供給する場合、前記アラーム53
が作動してから補充液供給が終了するまでのフイルムの
処理面積Sに対応した現像槽18への補充液補充量Fを
補充タンク内の初期の補充液量P(アツパレベル)から
減算すれば補充液の残量Rが得られることになる。
R=P−F・・・(1) フイルムの処理面積Sは、前記フイルム検出部80から
得られるフイルムの幅寸法WとROM74に予め記憶さ
れているフイルム搬送速度Vとを積算することにより容
易に得ることができる。
F=S×V・・・(2) 以下に本実施例の作用を説明する。
自動現像機10へ電源が投入され、未処理フイルムが挿
入台14から挿入されて、未処理フイルムがフイルム検
出器80の下部を通過すると、フイルムの通過が検出さ
れて、制御部34の入力ポート70に信号が入力され
る。
未処理フイルムがフイルム検出器80の下部を通過する
と現像槽18内に配置された複数個のガイドローラ18
Aが形成するフイルム搬送路を通って未処理フイルムが
現像槽18の底部へ案内される。案内されたフイルムは
底部に配置されたガイドローラ18Aによって移動方向
が反転され、現像槽の上部へ搬送される。これにより、
未処理フイルムは現像液中を所定時間通過し現像され
る。
現像されたフイルムはさらに定着槽20に配置されてい
る複数個のガイドローラ20Aへ案内されて、定着処理
され次いで水洗槽2の中に配置された複数個のガイドロ
ーラ22Aが形成するフイルム搬送路を通って水洗され
る。水洗されたフイルムはガイドローラ24Aに案内さ
れ乾燥部24へと至り乾燥され、フイルムストツカ16
へ集積される。
現像液18には定期的に補充タンクから補充液が補充さ
れる。これは、フイルム処理量(処理面積S)に応じて
補充される。すなわち、フイルム検出器80によって得
られる現像フイルムの幅寸法Wが制御部34へ供給され
るとROM74に記憶されている搬送速度Vが読み込ま
れ、CPU78において処理面積S(W×V)が演算さ
れる。この処理面積Sに対応する現像液の使用量をRO
M74に記憶されているテーブル化されたデータから選
択し、モータ48を駆動させてベローズ式ポンプ46A
を作動させ、補充液を補充する。これにより、現像槽1
8には適量の現像液が満たされることになる。
ところで、前記補充を繰り返していくと、補充タンク4
5内の補充液は減少することになる。補充タンク45内
の補充液量がロアレベルとなると、これをロアレベル検
出器49で検出し、アラーム53を作動させる。これに
より、作業員は補充液を調液し補充タンク45へ補充液
を所定の蓄積量供給するので、補充タンク45が空にな
ることはない。
さらに、本実施例では補充タンク45内の補充液の残量
をメータ81によって表示することができる。以下にこ
の表示方法について説明する。
まず、アラーム53によって、補充タンク45の補充液
の量がロアレベルとなったことが確認されると、この状
態から、所定の蓄積量の補充液を供給する。このとき、
自動現像機10は稼動を継続しているので、補充タンク
45へ補充液を供給するまでの間に前記(2)式により
演算される補充液の補充量Fだけ減少する。この補充量
Fをアツパレベルとして予めRAM76に記憶されてい
る補充タンク45内の補充液の量Pから減算する(P−
F)。この演算結果(残量R)をメータ81で表示する
ようにすれば、補充タンク45内の補充液の残量を補充
タンクを直接目視しなくても、確認することができる。
また、この演算による残量表示値はベローズ式ポンプ4
6の駆動による現像槽への補充液の補充量を求める計算
式と同一の計算式を用いているので、誤差はない。
このように、本実施例では、補充液の残量をフイルムの
処理量から得た演算結果によって、求めているので、補
充タンク45を透明又は半透明の材質で形成し、目盛用
の切り欠きを設ける必要がなく、補充タンク45の製作
コストが減少する。また、補充タンク45の汚れによる
液面の目盛による読み取りミスによって残量を誤認する
こともなく、作業性が向上する。さらに、補充タンク4
5の一部(目盛部)を自動現像機10の外観に露出させ
る必要もないので、補充タンク45の配置スペースの自
由度が増加し、自動現像機10自体もコンパクトにする
こともできる。
なお、本実施例では、メータ81に補充液の残量をその
まま数字として液晶表示する、いわゆるデジタル表示メ
ータとしたが、均等に目盛が刻まれた目盛板上を指針が
移動する、いわゆるアナログ表示メータ等の他のメータ
であってもよい。
また、本実施例で用いたデジタル式のメータ81では常
時補充液の残量を表示させるようにしたが、第5図想像
線で示されるように、メータ81の周辺に操作ボタン8
3を設置し、必要なときにのみボタン83を操作して残
量を表示させてもよい。
さらに、本実施例では現像槽18へ補充する補充液の残
量表示方法として説明したが、本発明は他の補充液(定
着液等)の補充タンクが設置されている場合はこの補充
タンクにも適用できる。
また、本実施例では、まず補充液の補充タンク内の量を
ロアレベル検出器49で検出し、このレベルから所定量
の補充液を供給して、このときの補充液量をアツパレベ
ルとして記憶させたが、補充タンクにアツパレベルの目
盛を入れておき、この目盛の位置まで補充液を供給して
もよい。この場合、目盛はアツパレベルの位置のみであ
るので、読み間違えることはない。
さらに、前記ロアレベル検出器49によるアラーム53
の作動開始時から補充液の残量表示をするようにしても
よい。
また、本実施例では残量表示を補充タンク45の実際の
残量として表示したが、ロアレベルを残量“0”とし、
それ以下の表示をマイナス表示としてもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る補充液の残量表示方法
は、例えば、現像処理液を所定量毎調製できるように単
位包装された調液キツトから調液した、所定の蓄積量の
補充液を補充タンクへ供給するような場合には、特に効
果的で、補充タンク内の補充液の残量を補充タンクを自
動現像機の外観へ露出させることなく、常に確認するこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された自動現像機の概略構成図、
第2図は循環装置の配管を示す配管図、第3図はベロー
ズポンプの概略を示す概略図、第4図は現像液吸入部を
示す断面図、第5図はメータ及びその周辺を示す正面図
である。 10……自動現像機、 18……現像槽、 28……補充装置、 34……制御部、 45……補充タンク、 80……フイルム検出器、 81……メータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動現像機の処理槽へ補充液を補充する補
    充タンク内の補充液の残量を表示する残量表示方法であ
    って、補充タンク内の補充液量が予め定められたロアレ
    ベルに達した後、補充タンクへ補充液を所定の蓄積量供
    給するまでの間に処理槽へ補充した補充液量を前記蓄積
    量から減算した値を加味して補充液の残量として表示す
    ることを特徴とする補充液の残量表示方法。
  2. 【請求項2】前記減算による補充液の補充量は、現像処
    理される感光材料の単位面積当りの補充量に感光材料の
    処理面積を積算することにより定められることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第(1)項に記載の補充液の残
    量表示方法。
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