JPH0636196B2 - 障害物検出装置 - Google Patents

障害物検出装置

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JPH0636196B2
JPH0636196B2 JP63261435A JP26143588A JPH0636196B2 JP H0636196 B2 JPH0636196 B2 JP H0636196B2 JP 63261435 A JP63261435 A JP 63261435A JP 26143588 A JP26143588 A JP 26143588A JP H0636196 B2 JPH0636196 B2 JP H0636196B2
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睦 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば原子力発電施設の保守・点検や、宇宙
空間での組立て作業等を行なう自律移動ロボットのよう
な移動体に搭載される障害物検出装置に関する。
(従来の技術) 原子力発電施設や宇宙空間などの、人間の到達が困難な
場所では人間に代わって様々な作業を行なう自律移動ロ
ボットが要求される。これらのロボットを安全に作業場
所まで移動させるためには、移動環境に存在する障害物
を検出する機能が不可欠である。
このような障害物検出のために、従来では超音波等を用
いた近接センサが用いられてきたが、近年は視覚センサ
の小型・軽量化、画像処理装置の高速化に伴なって、移
動ロボットにITVカメラを搭載し、より高度の情報処
理を行なわせる試みが盛んになってきた。
この際、ITVカメラにより得られる画像全体を処理・
認識して障害物の検出処理を繰返すのは、効率が悪く実
用的でない。そこで、ITVカメラを2台用いてステレ
オ画像を取得し、そのステレオ画像から各々エッジを検
出した後、これからロボットが進行しようとする空間ま
での距離(障害物検出距離)に対応する左右画像間のず
れ(視差)を有するエッジを照合エッジとして抽出し、
それらの照合エッジを組合わせることにより、障害物領
域を切出す手法がM.Watanabe et,al.,“Obstacle Detec
tion Method with Stereo Vision",Proc.of 5th SCIA,v
ol.1,pp325-334(1987)によって提案されている。
しかしながら、この方法はエッジの抽出は容易である反
面、照合エッジを組合わせるのにそれらのエッジの連結
関係を求めなければならず、その処理に多くに時間がか
かる。
また、障害物が例えば人間のように曲面的なエッジ形状
を持つためにエッジが途切れて抽出された場合には、照
合エッジを組合わせることができず、障害物を検出し損
なうという問題がある。
(発明が解決しようとする課題) このようにステレオ画像から各々エッジを検出し、障害
物検出距離に対応する視差を有するエッジを照合エッジ
として抽出して組合わせることにより障害物領域を切出
す従来技術では、照合エッジを組合わせるため長い処理
時間を必要とし、また抽出されたエッジの途切れにより
障害物の検出が困難になるという問題があった。
本発明は、ステレオ画像から抽出されたエッジについて
求めた照合エッジを組合わせることなく障害物を確実に
検出できる障害物検出装置を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の障害物検出装置は、左右一対のステレオ画像の
各々から抽出されたエッジのうち予め定められた障害物
検出距離に対応する視差分だけ互いにずらせて重ね合わ
せ、重なったエッジの近傍領域の類似度を計算し、この
求められた類似度の内、類似度の大きいエッジを照合エ
ッジとして抽出するとともに、ステレオ画像の一方を障
害物候補領域に分割し、この障害物候補領域の画像中で
の位置と照合エッジの画像中での位置の比較から、その
包含関係を判定して、照合エッジを内包する障害物候補
領域を障害物として検出するようにしたものである。
ステレオ画像の一方を障害物候補領域に分割する処理は
種々考えられるが、具体的に例えばステレオ画像の一方
について濃度ヒストグラム曲線を求め、その曲線中の閾
値を越える極大値に隣接した極小値対に対応した濃度領
域を障害物候補領域とすればよい。
(作用) 本発明では、照合エッジを内包する障害物候補領域を障
害物として検出するため、照合エッジを組合わせる処理
が不要となり、処理時間が短縮されるばかりでなく、障
害物検出の信頼性が高くなる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図は本発明の一実施例に係る障害物検出装置の全体
的な構成を示すブロック図である。同図において、ステ
レオ画像入力部1は移動体(例えば自律ロボット)に取
付けられ、移動体の移動環境のステレオ画像、すなわち
左右一対の画像を撮像する。得られたステレオ画像はエ
ッジ抽出部2に入力され、各画像中のエッジが抽出され
る。抽出されたエッジはエッジ照合部3に入力され、障
害物検出距離に対応する視差を有するエッジのみが照合
エッジとして抽出される。
一方、ステレオ画像入力部1からのステレオ画像のいず
れか一方の画像は、さらに障害物候補領域分割部4にも
入力される。この障害物候補領域分割部4は、入力され
た画像中の障害物が存在する可能性のある領域を他の領
域と分割して出力する。この障害物候補領域分割部4に
よって得られた障害物候補領域の情報とエッジ照合部3
によって抽出された照合エッジの情報とが障害物検出部
5に入力され、障害物候補領域と照合エッジとの包含関
係が調べられることにより、障害物の検出がなされる。
次に、第1図の各部の詳細な構成を説明する。
第2図にステレオ画像入力部1の構成例を示す。2台の
ITVカメラ11,12によって撮像されたステレオ画
像は、A/D変換器13,14によりディジタル化され
た後、ITVインタフェース15,16及び画像バス1
9を経て、ディジタル画像メモリ17,18に格納され
る。画像メモリ17,18には制御バス20も接続され
ている。なお、エッジ照合部3での照合処理を簡易化す
るため、ITVカメラ11,12の光軸を平行に設定し
ておくことが望ましい。
第3図にエッジ抽出部2の構成例を示す。第2図のディ
ジタル画像メモリ17,18に格納された画像は、空間
フィルタ回路31によりランダムノイズ除去のための2
次微分型フィルタリングが施された後、2値化回路32
で2値画像に変換される。この2値画像は細線化回路3
3により線幅「1」の2値エッジ像に整形される。この
2値エッジ像はラベリング回路32に入力され、各エッ
ジの長さが計測される。そして、ノイズ除去回路35に
より、ラベリング回路34で計測されたエッジ長の短い
ものがノイズとして除去され、ステレオ照合を行なうた
めのエッジ画像が作成される。
第4図にエッジ照合部3の構成例を示す。尚、エッジ照
合のために、予めステレオ画像入力部1によって得られ
たステレオ画像についてエッジ抽出部2で抽出されたエ
ッジ画像を追跡し、エッジ位置,エッジ間の連結関係,
各エッジの端点・屈曲点等の属性情報を記載したエッジ
セグメントテーブル41,42を作成しておく。
視差設定回路43ではロボットがこれから進行しようと
する空間までの距離L(障害物検出距離)に対応する視
差Sが設定される。すなわち、ITVカメラ11,12
の光軸を揃えた場合の障害物検出距離Lと視差Sとの間
には S=ε・a・/L ε:変換比 a:ITVカメラ11,12の間隔 :焦点距離 の関係があり、ε,a,はステレオカメラの構成によ
り決まる定数であるから、障害物検出距離Lが定まれば
視差Sが求まる。
視差分シフト回路44ではエッジ抽出部2で得られた左
右のエッジ画像を視差S分だけ互いにずらせた後、重ね
合せる。類似度計算回路45では、重なったエッジ画像
の近傍領域の類似度が計算される。そして、照合エッジ
抽出回路46で類似度の大きいエッジ画像が照合エッジ
として抽出され、さらにエッジセグメントテーブル4
1,42を参照して照合エッジの画像上の位置が各々求
められて、照合エッジテーブル47に格納される。
尚、エッジ抽出部2及びエッジ照合部3に関しては、先
の公知文献にも詳しく述べられているので、これ以上の
詳しい説明は省略する。
第5図に障害物候補領域分割部4の構成例を示す。本例
では“シーン内に物体が存在すると、濃度ヒストグラム
曲線上にその物体の明るさに対応したピークが現われ
る”というヒューリスティクスを用いて、まず濃度ヒス
トグラム測定回路51でステレオ画像の一方の画像全体
に対する濃度ヒストグラム曲線が求められる。次に、平
滑化回路52でヒストグラム曲線の細かいガタが補正さ
れた後、極値検出回路53において補正後のヒストグラ
ム曲線の極大値で且つ画素数が閾値以上の濃度値が求め
られ、その極大値に隣接した極小値対(極大値の前後2
つの極小値)における濃度値が順次、濃度変換テーブル
54に登録される。
第6図に濃度ヒストグラム曲線の一例を示す。この場
合、濃度ヒストグラム曲線はP1,P2の2つの極大値を持
つため、これらに隣接する極小値対L1,L2及びL3,L4にお
ける濃度値が濃度変換テーブル54に登録される。そし
て、濃度変換回路55で濃度変換テーブル54の内容に
従って、同一の濃度範囲にある領域の濃度が単一の濃度
に置換えられ(多値化)、さらに領域記述回路56で分
割された障害物候補領域の画像中の位置が測定され、そ
の位置情報が領域テーブル57に格納される。第6図の
例では、障害物候補領域分割部4に入力されたステレオ
画像の一方の画像は、まずA,B,C,D,Eの領域に
分割される。これらの領域A〜Eのうち、極小値対L1,L
2及びL3,L4によって挟まれた領域B,Dが障害物候補領
域として最終的に分割され、残るA,C,Eの各領域は
背景部と認識される。
第7図に障害物検出部5の構成例を示す。範囲比較回路
71で、第4図における照合エッジテーブル47に格納
された照合エッジと、第5図における領域テーブル57
に格納された障害物候補領域の画像中での位置との比較
により両者の包含関係が調べられ、照合エッジを内包す
る障害物候補領域が選択される。そして、選択された障
害物候補領域から、第5図における濃度変換テーブル5
4及び濃度変換回路55の内容を参照して、画像中の対
応する部分が障害物として抽出される。実際には第3図
における2値化回路32や、ノイズ除去回路35に使用
されるローパスフィルタの影響により、必ずしも照合エ
ッジが領域の輪郭上にないため、領域を固定幅分外側に
拡張させた拡張領域と、照合エッジとの包含関係を調べ
ることが望ましい。
第8図は第6図に示した濃度ヒストグラム曲線を持つシ
ーンの障害物抽出の様子を示したもので、a〜jは照合
エッジ、破線で示す領域B′,D′はそれぞれ障害物候
補領域B,Dを固定幅分外側に拡張させた拡張領域であ
る。同図の例では、B′の拡張領域に照合エッジa〜g
が内包されているため、この拡張領域B′に対応する障
害物候補領域Bが障害物として抽出される。他の照合エ
ッジh〜jは領域Aに含まれるが、領域Aは障害物候補
領域ではないため、これらの照合エッジh〜jは背景部
における偽照合と判定される。
[発明の効果] 本発明によれば、照合エッジを内包する障害物候補領域
を障害物として検出することによって、照合エッジを組
合わせる処理を行なうことなく障害物検出が可能とな
り、処理時間の短縮と、障害物検出の信頼性向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る障害物検出装置の概略
構成を示すブロック図、第2図は第1図におけるステレ
オ画像入力部の構成例を示す図、第3図は第1図におけ
るエッジ抽出部の構成例を示す図、第4図は第1図にお
けるエッジ照合部の構成例を示す図、第5図は第1図に
おける障害物候補領域分割部の構成例を示す図、第6図
は第5図の障害物候補領域分割部の処理を説明するため
の濃度ヒストグラム曲線の一例を示す図、第7図は第1
図における障害物検出部の構成例を示す図、第8図は第
7図の障害物検出部の処理を説明するための図である。 1……ステレオ画像入力部、2……エッジ抽出部、3…
…エッジ照合部、4……障害物候補領域分割部、5……
障害物検出部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の移動環境のステレオ画像を取得す
    る手段と、 取得された左右一対のステレオ画像から各々エッジを抽
    出する手段と、 各々エッジ抽出された前記左右一対のステレオ画像に対
    し、設定された障害物検出距離に対応する視差分だけ互
    いにずらせて重ね合わせ、重なったエッジの近傍領域の
    類似度を計算し、類似度の大きいエッジを照合エッジと
    して抽出する手段と、 前記ステレオ画像の一方を障害物候補領域に分割する手
    段と、 この手段により分割された障害物候補領域の画像中での
    位置と前記照合エッジの画像中での位置とを比較するこ
    とにより、その包含関係を判定し、照合エッジを内包す
    る障害物候補領域を障害物として検出する手段と、 を備えたことを特徴とする障害物検出装置。
  2. 【請求項2】前記ステレオ画像の一方を障害物候補領域
    に分割する手段は、ステレオ画像の一方の画像について
    濃度ヒストグラム曲線を求め、その曲線中の閾値を越え
    る極大値に隣接した極小値対に挟まれた濃度領域を障害
    物候補領域とするものであることを特徴とする請求項1
    記載の障害物検出装置。
JP63261435A 1988-10-19 1988-10-19 障害物検出装置 Expired - Lifetime JPH0636196B2 (ja)

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JP63261435A JPH0636196B2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19 障害物検出装置

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JPH02109179A JPH02109179A (ja) 1990-04-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100834577B1 (ko) * 2006-12-07 2008-06-02 한국전자통신연구원 스테레오 비전 처리를 통해 목표물 검색 및 추종 방법, 및이를 적용한 가정용 지능형 서비스 로봇 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100834577B1 (ko) * 2006-12-07 2008-06-02 한국전자통신연구원 스테레오 비전 처리를 통해 목표물 검색 및 추종 방법, 및이를 적용한 가정용 지능형 서비스 로봇 장치

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