JPH0636363A - 光ディスクの成膜方法および成膜装置 - Google Patents

光ディスクの成膜方法および成膜装置

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Publication number
JPH0636363A
JPH0636363A JP21544592A JP21544592A JPH0636363A JP H0636363 A JPH0636363 A JP H0636363A JP 21544592 A JP21544592 A JP 21544592A JP 21544592 A JP21544592 A JP 21544592A JP H0636363 A JPH0636363 A JP H0636363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
film
mask
outer peripheral
clearance
Prior art date
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Pending
Application number
JP21544592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Igari
徳夫 猪狩
Hideki Kobayashi
秀樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
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Publication of JPH0636363A publication Critical patent/JPH0636363A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有機保護膜と記録膜との高い密着性が得ら
れ、信頼性に優れた光ディスクを得ること。 【構成】 基板2の外周部に非成膜エリアを設けるため
にマスク1が配置され、基板2の薄膜形成面3と該マス
ク1とのクリアランス[mm]をXで表し、基板2の外
周端面部4と該マスク1とのクリアランス[mm]をY
で表した場合、XとYとが下記の式 0≦X≦0.5 0<Y≦K(T2−T1)×R (ただし、式中、Rは基板の直径[mm]を表し、Kは
基板の線膨張係数[/℃]を表し、T1は成膜前の基板
温度[℃]を表し、T2は成膜時の基板温度[℃]を表
す。)を満足することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクの成膜方法お
よび成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザー光を照射して情報を記録
し、記録された情報を再生する光ディスクが広く用いら
れるようになってきた。その中で磁気光学効果を利用し
た光磁気ディスクは書換えが可能であるばかりではな
く、オーバーライトができることもあり、今後、用途が
拡大する期待が大きい、光磁気ディスクに用いられる記
録膜材料は希土類金属および遷移金属からなるアモルフ
ァス合金であるために、容易に酸化される。酸化を防止
するために、記録膜の両側に誘電体または耐蝕性に優れ
た金属酸化等からなる保護膜を積層することが一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録膜内外周
端面部は、誘電体膜または金属酸化膜で覆われていない
ため、内外周端面部からの酸化を防止することができな
かった。そのため、成膜時に基板の内外周端面部に非成
膜エリアを設けるためにマスクを設置して記録膜、保護
膜等を形成し、その後、記録膜等の内外周端部、および
記録膜等の全面上に有機保護膜を形成することにより、
内外周端面部からの酸化を防止する技術がある。しかし
ながら、市場での光磁気ディスクの小型化、高密度化の
要求が強まるにしたがい、記録可能な領域を拡大するた
めに、基板外周部の非記録領域(マスク設置領域に対
応)をできるだけ小さくする必要が生じてきた。また、
上記の有機保護膜に要求される特性として、酸素ガスバ
リヤー性および低水分透過率性が優れていること、記録
膜および基板材料との密着性が優れていることが要求さ
れるが、かかる要求特性を満足する有機保護膜剤は見い
出されていない。
【0004】本発明は上記従来技術の課題に鑑みてなさ
れたもので、有機保護膜と記録膜との高い密着性が得ら
れ、信頼性に優れた光ディスクを製造することができる
成膜方法および成膜装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、基板の外周部に非成膜エリアを設けるためにマ
スクを配置し、基板の薄膜形成面と該マスクとのクリア
ランス[mm]をXで表し、基板の外周端面部と該マス
クとのクリアランス[mm]をYで表した場合、XとY
とが下記の式 0≦X≦0.5 0<Y≦K(T2−T1)×R (ただし、式中、Rは基板の直径[mm]を表し、Kは
基板の線膨張係数[/℃]を表し、T1は成膜前の基板
温度[℃]を表し、T2は成膜時の基板温度[℃]を表
す。)を満足する条件で基板上に薄膜を形成することを
特徴とする光ディスクの成膜方法を提供することにより
達成される。
【0006】また、本発明によれば、上記の目的は、基
板の外周部に非成膜エリアを設けるためにマスクが配置
され、基板の薄膜形成面と該マスクとのクリアランス
[mm]をXで表し、基板の外周端面部と該マスクとの
クリアランス[mm]をYで表した場合、XとYとが上
記の式を満足することを特徴とする光ディスクの成膜装
置を提供することにより達成される。
【0007】
【作用】基板上に成膜された記録膜の外周端面部を光学
顕微鏡により詳細に観察した結果を図2に概略図として
示す。図2に示すように、基板の最外周端面部より非成
膜領域(5)、若干成膜されている中間領域(6)、成
膜領域(7)が認められる。ここで、有機保護膜と記録
膜との密着性は中間領域(6)の広さと密接な関係があ
ることが見だされた。すなわち、非成膜領域と成膜領域
との境目に存在する中間領域を小さくすることにより有
機保護膜と記録膜との密着性を高めることができる。上
記のクリアランスX,Yが上記の式の範囲内であれば、
上記の中間領域を小さくすることができる。なお、Yが
0であると、成膜時の基板温度上昇により基板が伸びた
際、基板に歪みが発生することで記録膜にクラックが発
生することがあり、Yが0であることは好ましくない。
【0008】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (実施例1)本発明におけるマスクの一例と基板との配
置図を図1に示す。図1において、基板2の薄膜形成面
3とマスク1とのクリアランスをXで表し、基板2の外
周端面部4とマスクとのクリアランスをYで示す。
【0009】インライン式マグネトロンスパッタ装置に
おいて上記のXが0.2mm、Yが0.2mmであるマ
スクを使用し、直径(R)5.25インチ(約130m
m)、厚さ1.2mmのポリカーボネート基板上に、誘
電体保護膜(SiN膜:100nm)、光磁気記録膜
(TbFeCoのアモルファス合金膜:25nm)、誘
電体保護膜(SiN膜:35nm)および反射膜(A1
膜:50nm)を積層し、これらの膜上に有機保護膜
(大日本インキ化学工業(株)製紫外線硬化樹脂SD−
17)をスピンコート法により膜厚が10μmになるよ
うに形成して光磁気ディスクを作製した。なお、成膜前
の基板の温度は23℃、成膜時の基板の温度は50℃、
ポリカーボネート基板の線膨張係数Kは6.0×10-5
(/℃)である。
【0010】基板外周端部に対する記録膜の密着性の評
価方法として、カッターナイフを用いて切り傷を、1m
m間隔で縦横に11本ずつ入れ、合計100個の基盤目
をつくり、その上にセロテープをはりつけた後、急激に
剥し、剥離した有機保護膜の基盤目を数え、有機保護膜
と記録膜との密着性の評価とした。剥離した基盤目が少
ないほど密着性は良好といえる。記録膜成膜部の中間領
域の広さは光学顕微鏡で直接観察し測定した。また、デ
ィスクの信頼性評価として80℃、85%の高温高湿条
件下で2000時間放置した後のByER(Byte
Error Rate)を測定した。
【0011】(実施例2.3)使用した成膜用マスクの
基板とのクリアランスを、Xが0.4mm、Yが0.2
mm(実施例2)、またXが0mm、Yが0.2mm
(実施例3)とした以外は実施例1と同一方法で光磁気
ディスクを作製した。 (比較例1〜3)成膜用マスクの基板とのクリアランス
を、Xが0.6mm、Yが0.2mm(比較例1)およ
びXが0.8mm、Yが0.2mm(比較例2)とした
以外は実施例1と同一方法で光磁気ディスクを作製し
た。以上の結果を表1にまとめて示した。
【表1】 表1より、本発明によれば、有機保護膜と記録膜との高
い密着性が得られ、高温高湿下に長時間晒された後にお
いても、低いByERを維持する光磁気ディスクが得ら
れる。
【0012】以上、光磁気ディスクについて詳細に説明
したが、本発明に従って追記型光ディスク等を製造して
も同様の効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】本発明の光ディスクの成膜方法および成
膜装置によれば、有機保護膜と記録膜との高い密着性が
得られ、信頼性の高い光ディスクが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるマスクの一例と基板との配置図
である。
【図2】記録膜の外周端面部の概略図である。
【符号の説明】
1 マスク 2 基板 3 薄膜形成面 4 外周端面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の外周部に非成膜エリアを設けるた
    めにマスクを配置し、基板の薄膜形成面と該マスクとの
    クリアランス[mm]をXで表し、基板の外周端面部と
    該マスクとのクリアランス[mm]をYで表した場合、
    XとYとが下記の式 0≦X≦0.5 0<Y≦K(T2−T1)×R (ただし、式中、Rは基板の直径[mm]を表し、Kは
    基板の線膨張係数[/℃]を表し、T1は成膜前の基板
    温度[℃]を表し、T2は成膜時の基板温度[℃]を表
    す。)を満足する条件で基板上に薄膜を形成することを
    特徴とする光ディスクの成膜方法。
  2. 【請求項2】 基板の外周部に非成膜エリアを設けるた
    めにマスクが配置され、基板の薄膜形成面と該マスクと
    のクリアランス[mm]をXで表し、基板の外周端面部
    と該マスクとのクリアランス[mm]をYで表した場
    合、XとYとが下記の式 0≦X≦0.5 0<Y≦K(T2−T1)×R (ただし、式中、Rは基板の直径[mm]を表し、Kは
    基板の線膨張係数[/℃]を表し、T1は成膜前の基板
    温度[℃]を表し、T2は成膜時の基板温度[℃]を表
    す。)を満足することを特徴とする光ディスクの成膜装
    置。
JP21544592A 1992-07-20 1992-07-20 光ディスクの成膜方法および成膜装置 Pending JPH0636363A (ja)

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JPH0636363A true JPH0636363A (ja) 1994-02-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9431879B2 (en) 2011-09-20 2016-08-30 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Generator motor and electric vehicle using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9431879B2 (en) 2011-09-20 2016-08-30 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Generator motor and electric vehicle using same

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