JPH0636494Y2 - 光学式走査装置 - Google Patents

光学式走査装置

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JPH0636494Y2
JPH0636494Y2 JP1982028413U JP2841382U JPH0636494Y2 JP H0636494 Y2 JPH0636494 Y2 JP H0636494Y2 JP 1982028413 U JP1982028413 U JP 1982028413U JP 2841382 U JP2841382 U JP 2841382U JP H0636494 Y2 JPH0636494 Y2 JP H0636494Y2
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objective lens
light
optical
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治彦 竹村
喜一 加藤
正治 坂本
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光学式走査装置に関するものである。例えば、
記録媒体としてホトレジストあるいは金属薄膜を有する
光デイスクや、膜面に垂直な磁化を持つ磁性膜を有する
光磁気デイスクを用い、これを高速で回転させながらレ
ーザ光源から射出されたレーザビームを対物レンズによ
り収束して情報を記録、再生するようにした装置は従来
種々提案されている。かかる情報記録、再生装置におい
ては、対物レンズをデイスクの径方向に例えば内方から
外方へ移動させながら、記録においては記録すべき情報
により変調されたレーザビームを対物レンズを経てデイ
スク上に収束させることにより情報を記録して、螺旋状
あるいは同心円状の情報トラツクを形成し、また再生に
おいては螺旋あるいは同心円状の情報トラツク上に対物
レンズを経て一定出力のレーザビームを連続的に投射す
ることにより、その反射光あるいは透過光から記録され
ている情報を再生するようにしている。このような光学
式の情報記録、再生装置に用いるデイスクは、ここに形
成する情報トラツクの幅および順次の情報トラツク間の
間隔(ピツチ)を狭くすることにより、情報の記録密度
を非常に高くすることができるが、このように幅もピツ
チも狭い情報トラツクを形成したり、またかかる情報ト
ラツクから元の情報を正確に読取るためには、対物レン
ズをデイスク面に対して常に合焦状態となるようにし
て、デイスク面上でのビームスポツトの径を常に最小と
する必要があると共に、ビームスポツトを再生において
は所要の情報トラツク上に、また記録においては形成さ
れる情報トラツクのピツチが常に一定となるように位置
させる必要がある。
このため、デイスクに情報を記録する際には、一般に記
録用ビームの他に制御用のビームを用い、これらビーム
をデイスク上に形成すべき情報トラツクに対して所定の
相対位置関係となるように共通の対物レンズを経て収束
し、制御用ビームのデイスクでの反射光または透過光か
ら対物レンズのデイスク面に対する焦点はずれおよび制
御用ビームスポツトのトラツクに対する位置ずれを検出
して、これら焦点はずれ信号およびトラツキング誤差信
号に基いて対物レンズをその光軸方向に変位させるフオ
ーカツシング制御および対物レンズをトラツク方向と直
交する方向に変位させるトラツキング制御を行ないなが
ら、記録用ビームにより情報を記録するようにしてい
る。また、情報トラツクを有するデイスクから記録され
ている情報を再生する際には、例えば再生用ビームとし
て3ビームを用い、これらビームを共通の対物レンズを
経て、1つのビームをその中心を情報トラツクの中心に
位置させるようにしてその反射光または透過光から再生
情報信号および焦点はずれ信号を検出し、他の2つのビ
ームをそれらの中心を再生している情報トラツクと同一
または隣接する情報トラツクの内側および外側エツジに
それぞれ位置させるようにしてその反射光または透過光
からトラツキング誤差信号を検出し、これら焦点はずれ
信号およびトラツキング誤差信号に基いてフオーカツシ
ング制御およびトラツキング制御を行ないながら情報を
再生するようにしている。
このような情報の記録再生装置としては、例えば実開昭
54-41611号公報に開示されているように、複数の光束を
発生する光束発生手段と、これら光束を記録媒体に収束
して照射する対物レンズと、この対物レンズを経て記録
媒体からの戻り光を受光する光検出器と、光束発生手段
からの光束を対物レンズに導くと共に、記録媒体からの
戻り光を対物レンズを経て光検出器に導く光学系と、対
物レンズをトラッキング方向およびフォーカッシング方
向に駆動する対物レンズ駆動手段とを有するピックアッ
プ台を、送り台を介してトラッキング方向に移動させる
ようにしたものが知られている。
一方、光学式情報記録装置および再生装置においては、
上述したように、一般に複数の光束を1つの共通の対物
レンズによりディスク上のトラックに対して所定の相対
位置関係となるように収束させることが必要である。
しかしながら、上記の実開昭54-41611号公報に開示され
た記録再生装置においては、単にピックアップ台を送り
台に載置固定するようにしているため、複数の光束のト
ラックに対する相対位置関係を調整するためには、ピッ
クアップ台の送り台への取付け作業とは別に、ピックア
ップ台を送り台に取付けた後に、ピックアップ台に設け
られた光学系を調整する必要があり、装置全体の組立作
業効率が悪くなるという問題がある。
なお、上記のように光学系を調整して複数の光束のトラ
ックに対する相対位置関係を調整する方法としては、従
来、例えば実開昭56-167033号公報に開示されているよ
うに、複数の光束を得るための回折格子を回動調整する
ことが知られている。
しかしながら、通常、トラックに対するビームスポット
の相対位置の調整は、ピックアップの組立完了後に行う
必要があり、この状態では回折格子は密閉されたハウジ
ング内に組み込まれているのが一般的である。このた
め、上記のように回折格子を回動調整してトラックに対
するビームスポットの相対位置を調整する場合には、ハ
ウジングの外部からハウジング内に組み込まれている回
折格子を回動調整することになるため、作業が困難にな
るという問題がある。また、作業を簡単にするために、
ハウジング外部から回折格子を回動調整し得るようにす
ると、そのための調整機構が必要になると共に、回折格
子の位置調整完了時に回折格子を堅固にベースに固定す
るための締め付け用ビスや接着剤等の締め付け手段が必
要となって、ピックアップの構成が複雑になると共に、
高価になるという問題が生じることになる。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、簡単かつ安価な構成で、記録媒体の情報トラッ
クに対する複数の光束の相対位置関係を容易かつ迅速に
調整できると共に、装置全体の組立作業効率を向上でき
るよう適切に構成した光学式走査装置を提供することを
目的とする。
本考案の光学式走査装置は、複数の光束を発生する光束
発生手段と、これら光束を記録媒体に収束して照射する
対物レンズと、この対物レンズを経て前記記録媒体から
の戻り光を受光する光検出器と、前記光束発生手段から
の光束を前記対物レンズに導くと共に、前記記録媒体か
らの戻り光を前記対物レンズを経て前記光検出器に導く
光学系と、前記対物レンズを前記記録媒体の情報トラッ
クを横切る第1の方向および前記記録媒体に対して垂直
な第2の方向に駆動する対物レンズ駆動手段とを有する
ピックアップ台と、このピックアップ台を送り台を介し
て前記対物レンズが前記第1の方向に移動するように駆
動するピックアップ台駆動手段とを具える光学式走査装
置において、前記ピックアップ台を前記送り台上に載置
すると共に、前記ピックアップ台が前記対物レンズの光
軸またはその近傍を中心として前記送り台表面上で回動
し得るようにした回転支持機構を前記ピックアップ台と
前記送り台に配置し、且つ前記ピックアップ台を所定位
置で固定するための固定手段を備えたことを特徴とする
ものである。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の光学式走査装置のピツクアツプ台上に
設ける光学系の一例の構成を一部断面として示す平面図
である。本例ではデイスク状記録媒体に情報を記録、再
生するもので、ピツクアツプ台1はデイスク状記録媒体
の径方向に移動可能な後述する送り台上に設けられる。
このピツクアツプ台1には、その移動方向一端部に記録
用の半導体レーザ2および再生用の半導体レーザ3を取
付ける。これら半導体レーザ2および3は本例では発振
波長がそれぞれ820nmのものを用いると共に、両レーザ
から射出されるビームがほぼ平行となるように共通の保
持部材4に取付け、この保持部材4を放熱作用を有する
基台5を介してピツクアツプ台1に固定する。半導体レ
ーザ2および3から射出されるレーザビームは保持部材
4に取付けたコリメートレンズ6および7によりそれぞ
れ平行光束とした後記録用レーザビームは整形プリズム
8を介して、また再生用レーザビームはグレーテイング
9により−1次、0次および+1次の3つの回折光とし
てそれぞれ合成プリズム10に入射させる。整形プリズム
8、グレーテイング9および合成プリズム10はそれぞれ
ピツクアツプ台1に取付ける。
合成プリズム10は整形プリズム8を屈折透過する記録用
レーザビームを反射率が十分小さくなる入射角(例えば
ブルースター角)で入射する光学面10Aと、グレーテイ
ング9を経て入射した再生用の3ビームをほぼ全反射し
てこれら各ビームを前記光学面10Aにほぼ臨界角以上で
入射させる反射面10Bとをもつて構成する。このように
すれば、整形プリズム8を経て光学面10Aに入射する記
録用レーザビームは該光学面10Aを殆んど屈折透過し、
また合成プリズム10内の反射面10Bで反射されて光学面1
0Aに入射する記録用の3ビームは該光学面10Aでほぼ全
反射され、これにより記録用レーザビームおよび再生用
レーザビームは合成されて合成プリズム10から射出され
る。なお、本例では合成プリズム10を屈折率1.51のガラ
ス材質で形成すると共に、この合成プリズム10の再生用
レーザビームが入射する部分10Cと、記録用レーザビー
ムおよび再生用レーザビームが合成されて出射する部分
10Dとに、使用波長820nmに対する反射防止膜を施す。ま
た、光学面10Aに入射する記録および再生用のそれぞれ
のレーザビームはP偏光とすると共に、光学面10Aは屈
折率1.51のガラス材質上に屈折率2.2のTiO2と屈折率1.4
6のSiO2とをTiO2‐SiO2‐TiO2‐SiO2‐TiO2の順で積層
した5層構造の多層膜をもつて構成する。このように光
学面10Aを多層膜をもつて構成すれば、空気側から光学
面10Aに反射率がほぼ零となるように入射する光ビーム
の該光学面10Aでの屈折角を、合成プリズム10のガラス
材質中から空気との境界面である光学面10Aに入射する
光ビームが全反射する臨界角に極めて近づけることがで
きるから、記録用レーザビームと再生用レーザビームと
を極めて小さい角度差をもつて合成することができ、こ
れらビームを例えば焦点距離5mmの対物レンズにより収
束すれば記録用レーザビームのスポツトと、3ビームの
再生用レーザビームのうちの中心ビームのスポツトとの
間隔を数十μmとすることができる。
なお、整形プリズム8は記録用レーザビームを合成プリ
ズム10の光学面10Aに反射率が十分小さくなる角度で入
射させると共に、この光学面10Aで屈折されて合成プリ
ズム10を透過する記録用レーザビームをほぼ円光束に整
形するものである。すなわち、半導体レーザから射出さ
れるレーザビームは一般に楕円光束であると共に、記録
用レーザビームは再生用レーザビームに比べて高出力を
必要とするため、整形プリズム8により記録用半導体レ
ーザ2から射出され、合成プリズム10を透過する記録用
レーザビームを出力の損失を伴なわずにほぼ円光束に整
形するものである。これに対し、再生用レーザビームは
高出力を必要としないから、コリメートレンズ7とグレ
ーテイング9との間の光路中に、円形の開口を有するマ
スクを配置し、これにより再生用半導体レーザ3から射
出されたレーザビームを円光束する。
合成プリズム10の光学面10Aで合成されて合成プリズム1
0を透過する記録および再生用のそれぞれのレーザビー
ムは、ピツクアツプ台1にに設けたレンズ11、偏向ビー
ムスプリツタ12および全反射ミラー13を経て全反射ミラ
ー14に導き、この全反射ミラー14で反射される光束を第
2図に断面図をも示すように、ピツクアツプ台1の移動
方向他端部に配置したレンズ15および全反射ミラー16を
経てほぼ垂直上方に反射させ、これらを1/4波長板17お
よび対物レンズ18を経てデイスク19上にそれぞれ収束さ
せる。なお、対物レンズ18はフオーカツシング駆動機構
およびトラツキング駆動機構を有する対物レンズ駆動装
置20に、その光軸方向およびピツクアツプ台1の移動方
向すなわちデイスク19の情報あるいはガイドトラツクの
方向と直交する方向に移動可能に保持されている。
ここで、デイスク19に対する記録および再生用のそれぞ
れのレーザビームのスポツト位置は例えば第3図に示す
ように、記録用レーザビームスポツトSAはその中心を情
報トラツクT1の中心に位置させ、また再生用レーザビー
ムスポツトSB‐1,SB‐2およびSB‐3は記録用レーザビ
ームスポツトSAが位置する情報トラツクT1に隣接する情
報あるいはガイドトラツクT2上で、中心スポツトSB‐2
はその中心をスポツトSAからトラツク方向に数十μm離
れた距離dを隔ててトラツクT2の中心に位置させ、両側
のスポツトSB‐1およびSB‐3はそれらの中心をトラツ
クT2の両側のエツジにそれぞれ位置させるようにする。
記録および再生用のそれぞれのレーザビームのデイスク
19での反射光は、対物レンズ18で集光し、1/4波長板17
を透過させて8偏光にした後、全反射ミラー16、レンズ
15、全反射ミラー14および13を経て偏光ビームスプリツ
タ12に入射させてその光路を入射光路と直交する方向に
反射させ、これら反射光をピツクアツプ台1上に設けた
レンズ21、全反射ミラー22およびシリンドリカルレンズ
23を経て全反射ミラー24を導き、この全反射ミラー24で
反射される記録用レーザビームの反射光を全反射プリズ
ム25を介して第1の光検出器26で受光し、再生用レーザ
ビームの反射光を第2の光検出器27で受光する。第1の
光検出器26は1つの受光領域をもつて構成するが、第2
の光検出器27は第4図に示すように、4分割した受光領
域28-1〜28-4とその両側に配置した受光領域29-1および
29-2とをもつて構成し、第3図に示した中心のビームス
ポツトSB‐2での反射光を受光領域28-1〜28-4で受光
し、両側のビームスポツトSB‐1およびSB‐3を受光領
域29-1および29-2でそれぞれ受光して、受光領域28-1〜
28-4の対角線同志の領域の出力をそれぞれ加算器30-1お
よび30-2に供給し、これら加算器30-1,30-2の出力を加
算器30-3および差動増幅器31-1にそれぞれ供給すると共
に、受光領域29-1および29-2の出力を差動増幅器31-2に
供給する。このようにすれば、差動増幅器31-1からは対
物レンズ18のデイスク19に対する焦点はずれを表わす焦
点誤差信号を得ることができ、差動増幅器31-2からはデ
イスク19上のトラツク方向と直交する方向でのビームス
ポツト位置と情報あるいはガイドトラツクとの相対的位
置ずれを表わすトラツキング誤差信号を得ることができ
るから、これら焦点誤差信号およびトラツキング誤差信
号を対物レンズ駆動装置20のフオーカツシング駆動機構
およびトラツキング駆動機構にそれぞれ供給することに
より、各ビームをデイスク19上に合焦状態で収束させる
フオーカツシング制御を行なうことができると共に、記
録および再生用のそれぞれのビームスポツトを所要のト
ラツクに正確に追従させるトラツキング制御を行なうこ
とができる。なお、第2の光検出器27は再生用の3ビー
ムを所定の受光領域で受光できるようにするため、これ
を2次元的に移動可能に保持する保持装置32を介してピ
ツクアツプ台1に取付ける。
更に、ピツクアツプ台1には、第2図に示すように対物
レンズ18を取付けた他端部に対物レンズ18の光軸を中心
とする開孔33を形成すると共に、第1図に示すように開
孔33を中心とする4個の円孤状の長孔34-1〜34-4を形成
する。また、ピツクアツプ台1の半導体レーザ2および
3を設けた一端部には突部35を設ける。
一方、上述したように半導体レーザ2および3や対物レ
ンズ18等の光学系を取付けたピツクアツプ台1を取付け
る送り台は、第5図に符号36で示すようにスクリユーね
じ37の回転によりガイド38-1および38-2に沿つてデイス
ク19の径方向に移動可能に設ける。なお、第5図におい
ては、ピツクアツプ台1上に設けた光学系は対物レンズ
駆動装置20の部分のみを概略的に示し、その他は省略し
てある。この送り台36には第6図Aに断面図をも示すよ
うに、その移動がデイスク19の径方向と一致する線上の
位置に雌ねじ89を貫通して形成し、この雌ねじ39を介し
て送り台36側から雄ねじ部を有するピン40をピツクアツ
プ台1の開孔33に係合させて、ピツクアツプ台1を送り
台36上に回動自在に支承する。また、ピツクアツプ台1
に形成した長孔34-1〜34-4と対応する送り台36の位置に
は、第6図Bに断面図を示すようにそれぞれ雌ねじ41を
形成し、これら雌ねじ41にピツクアツプ台1側からそれ
ぞれ座金42を介して押えねじ43を螺合することにより、
ピツクアツプ台1を送り台36上に固定し得るよう構成す
る。
本例では、第1図に示したような光学系を取付けたピツ
クアツプ台1を、対物レンズ18の光軸上に設けた開孔33
に送り台36に設けたピン40を係合させることにより送り
台36上に載置し、このピツクアツプ台1を開孔33すなわ
ち対物レンズ18の光軸を中心として回動させて、記録用
および再生用のそれぞれのビームスポツト位置がデイス
ク19のトラツクに対して第3図において説明したような
所定の相対位置関係となるように調整する。このため、
ピツクアツプ台1を送り台36上に回動自在に保持した状
態で、第5図に示すように送り台36上にピツクアツプ台
1の突部35に係合するばね44を設け、このばね44により
ピツクアツプ台1を一方向に回動附勢すると共に、この
ばねの一方向の回動附勢に抗してピツクアツプ台1を反
対方向に回動し得る微調ねじ45を突部35に当接するよう
に送り台36に設け、この微調ねじ45を正逆方向に回転さ
せることにより、ピツクアツプ台1を対物レンズ18の光
軸を中心として正逆方向に回転させてデイスク19のトラ
ツクに対する記録用および再生用のビームスポツトの相
対位置を調整する。このようにして記録用および再生用
のビームスポツトをトラツクに対して所定の相対位置関
係に調整したあと、押えねじ43によりピツクアツプ台1
を送り台36上に固定する。
かかる情報記録再生装置において、デイスク19に情報を
記録する場合には、送り台36をスクリユーねじ37の回転
により例えばデイスク19の内方から外方に向けて径方向
に移動させながら、再生用の3ビームをガイドトラツク
に位置させ、それらの反射光を第2の光検出器27で受光
してフオーカツシング制御およびトラツキング制御を行
いながら、記録用半導体レーザ2から射出されるレーザ
ビームを記録すべき情報により変調してデイスク19上に
収束させればよい。この場合には、記録用レーザビーム
のデイスク19からの反射光を受光する第1の光検出器26
の出力により、記録した情報をモニターすることができ
る。また、デイスク19に記録されている情報を再生する
場合には、再生用半導体レーザ3のみを駆動し、送り台
36をデイスク19の径方向に移動させながら、再生用の3
ビームを情報トラツク上に位置させることにより、第4
図において説明したようにフオーカツシングおよびトラ
ツキング制御を行ないながら記録情報を再生することが
できる。
本実施例においては、半導体レーザ2および3や対物レ
ンズ18等の光学系を取付けたピツクアツプ台1を、デイ
スク19の径方向に移動可能な送り台36上に対物レンズ18
の光軸を中心として回動自在に保持すると共に、このピ
ツクアツプ台1を送り台36上に設けた微調ねじ45の操作
により対物レンズ18の光軸を中心として正逆方向に回動
し得るよう構成したから、デイスク19のトラツクに対す
る記録用および再生用のビームスポツト位置を容易かつ
迅速に所定の相対的位置関係に調整することができる。
また、送り台36の移動に基く対物レンズ18のデイスク19
上での光軸の移動方向をデイスク19の径方向に一致させ
るようにしたから、調整したビームスポツトの相対的位
置関係をデイスク径方向に亘つて安定に維持することが
できる。
第7図A,BおよびCは本考案の他の実施例を示すもので
ある。本実施例では、第1図に示した光学系を取付けた
ピツクアツプ台1の対物レンズ18の光軸近傍に穴51を穿
設すると共に、この穴51に係合するピン52を送り台36に
設け、これらを係合させることによりピツクアツプ台1
を送り台36上に回動自在に保持する。また、ピツクアツ
プ台1には対物レンズ18の取付位置近傍に穴51を中心と
する円弧状の長孔53を形成し、座金54および長孔53を通
してピツクアツプ台1側から送り台36に押えねじ55を螺
合し得るようにすると共に、対物レンズ18の取付位置か
ら離れた部分には凹状の切欠き56を形成する。一方、送
り台36にはピツクアツプ台1に形成した切欠き56に遊嵌
する突起57を設け、この突起57と切欠き56との間の隙間
58にピツクアツプ台1を一方向に回動附勢するための彎
曲した板ばね59を挿入すると共に、この板ばね59の回動
附勢に抗してピツクアツプ台1を反対方向に回動し得る
ように、ピツクアツプ台1に微調ねじ60を螺合し、この
微調ねじ60の先端を隙間58と対向する隙間61を通して突
起57に当接させる。本実施例によれば、第1図に示した
ような光学系を有するピツクアツプ台1を、対物レンズ
18の光軸近傍に形成した穴51に送り台36に設けたピン52
を係合させることにより、ピン52を中心として送り台36
上に回動自在に保持し、この状態で微調ねじ60を操作し
てピツクアツプ台1を正逆方向に回動させることによ
り、記録用および再生用のそれぞれのビームスポツトを
第3図において説明したような所定の相対位置関係に容
易かつ迅速に調整することができる。なお、ビームスポ
ツトの調整後は、座金54および長孔53を通して押えねじ
55を送り台36に強固に螺合すると共に、ピツクアツプ台
1の切欠き56と送り台36の突起57との間の隙間に接着剤
を流し込んで固定することにより、ピツクアツプ台1を
送り台36上に強固に固定する。
第8図AおよびBは本考案の更に他の実施例を示すもの
である。本実施例ではピツクアツプ台1の対物レンズ18
(第1図参照)の取付け位置で対物レンズ18の光軸また
はその近傍に穴71を形成し、この穴71を形成した部分に
設けられる対物レンズ等の光学部材を取付ける前に、穴
71を通して支点ねじ72を送り台36に螺合してピツクアツ
プ台1を送り台36上に回動自在に保持する。また、ピツ
クアツプ台1には対物レンズの取付位置近傍に穴71を中
心とする円弧状の長孔73を形成し、この長孔73を通して
ピツクアツプ台1側から座金74を介して送り台36に押え
ねじ75を螺合し得るようにすると共に、対物レンズの取
付位置から離れた部分にも穴71を中心とする円弧状の長
孔76を形成し、この長孔76を通してピツクアツプ台1側
から座金77を介して送り台36に押えねじ78を螺合し得る
ようにする。本実施例では、穴71の部分に位置させる対
物レンズ等の光学部材を取付ける前にピツクアツプ台1
を支点ねじ72により送り台36上に回動自在に保持する。
その後穴71の部分に設けるべき対物レンズ等の光学部材
を取付けると共に、送り台36の近傍でピツクアツプ台1
を挾むようにばね79を設けたばね取付台80と微調ねじ81
を設けたねじ取付台82とを図示しない適当な部材上に固
定し、ばね79によりピツクアツプ台1を一方向に附勢し
ながら微調ねじ81を操作してピツクアツプ台1を正逆方
向に回動させて記録用および再生用のそれぞれのビーム
スポツトを第3図において説明したような所定の相対位
置関係に調整する。ビームスポツトの調整後は、押えね
じ75および78を締付けて、これらねじを接着剤で固定す
ることによりピツクアツプ台1を送り台36上に固定する
と共に、ばね取付台80およびねじ取付台82を取除く。
本実施例によれば、上述した実施例と同様、記録用およ
び再生用のそれぞれのビームスポツトをデイスクのトラ
ツクに対して所定の相対的位置関係に容易かつ迅速に調
整することができると共に、ピツクアツプ台1を回動さ
せるためのばね79を有するばね取付台80および微調ねじ
81を有するねじ取付台82は送り台36に取付けるのではな
く、送り台36の近傍の適当な固定部材上に取付け、調整
後はこれらを取除くものであるから、デイスク径方向に
移動させる部分の重量を軽量にすることができる。
なお、本考案は上述した例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変形または変更が可能である。例えば、第5
図においてはビームスポツト位置を調整してピツクアツ
プ台1を送り台36上に固定した後は、ばね44および微調
ねじ45を取除くようにしてもよい。このようにすれば、
第8図と同様に送り台36の重量を軽くすることができ
る。また、光源は必ずしもピツクアツプ台1上に取付け
る必要はなく、これを適当な固定部材に取付け、そのビ
ームを出射端をピツクアツプ台1上に固定した光フアイ
バを経て導くようにしてもよい。更に、送り台36はスク
リユーねじ37によらずボイスコイルモータを用いてデイ
スク径方向に移動させるようにしてもよい。更にまた、
本考案は上述した情報記録再生装置のみでなく、記録の
みおよび再生のみの専用の装置にも有効に適用すること
ができると共に、記録媒体として光磁気デイスクを用い
る場合にも有効に適用することができる。
また、上述した情報記録再生装置においては、再生用レ
ーザビームは必ずしも3ビームとする必要はなく、1つ
のビームとしてそのデイスク19からの反射光を対物レン
ズ18のフアーフイルード中に配置した4分割受光素子で
受光して、情報信号、フオーカツシング信号およびトラ
ツキング信号を得るよう構成することもできる。また、
記録用半導体レーザ2と再生用半導体レーザ3との配置
を逆にして、記録用レーザビームを反射面10Bを経て光
学面10Aにほぼ臨界角以上で入射させ、再生用レーザビ
ームを光学面10Aに反射率が十分小さくなる角度で入射
させるようにしてもよい。更に光学面10Aは5層構造の
多層膜に必らず、3層あるいは7層等の種々の変形が可
能であると共に、必ずしも多層膜とする必要はない。更
にまた、上述した例では記録用半導体レーザ2および再
生用半導体レーザ3をこれらレーザから射出されるビー
ムが平行となるように一体に保持したが、これらレーザ
は合成プリズム10の光学面10Aと反射面10Bとが平行とな
るように予じめ傾けて一体にあるいは分離して取付ける
こともできる。このようにすれば、合成プリズム10を平
行四辺形にすることができるから容易に作製することが
できる。また、上述した例では合成プリズム10に光学面
10Aと反射面10Bとを形成したが、光学面10Aおよび反射
面10Bを互いに分離した光学部材にそれぞれ形成しても
よい。更に、デイスク19上での記録および再生用のビー
ムスポツトはデイスク19の回転方向にみて再生用ビーム
スポツトが記録用ビームスポツトよりも下流側となるよ
うに同一トラツクに位置させるようにしてもよい。
本考案ではピックアップ台を送り台上に載置すると共
に、ピックアップ台が対物レンズの光軸またはその近傍
を中心として送り台表面上で回動し得るようにした回転
支持機構をピックアップ台と送り台に配置し、且つピッ
クアップ台を所定位置で固定するための固定手段を備え
たから、簡単かつ安価な構成で、記録媒体の情報トラッ
クに対する複数の光束の相対的位置関係を容易かつ迅速
に調整することができる。また、上記の相対的位置調整
は、ピックアップ台の送り台への取付け作業工程におい
て同時に行うことができるので、装置全体の組立作業効
率を著しく向上することができる。
また、上述した実施例の情報記録再生装置においては、
記録用半導体レーザ2および再生用半導体レーザ3を共
通の保持部材4に保持すると共に、記録用半導体レーザ
2からの光束を反射率が十分小さくなる角度で入射し、
再生用半導体レーザ3からの光束を反射面10Bで反射さ
せてほぼ臨界角以上の入射角で入射してこれらの光束を
合成する光学面10Aと、前記反射面10Bとを1つの合成プ
リズム10に形成したから、小形化が計れると共に光学的
位置調整も容易にでき、更に光学面10Aおよび反射面10B
が受ける半導体レーザ2および3の周囲温度の影響もほ
ぼ等しくすることができるから、デイスク状記録媒体上
でのスポツトの相対的位置関係を常にほぼ一定に維持す
ることができる。更に上述した実施例では、半導体レー
ザ2からの光束を空気側から合成プリズム10の光学面10
Aに反射率が十分小さくなる入射角で、半導体レーザ3
からの光束を合成プリズム10を通してその反射面10Bを
経て光学面10Aにほぼ臨界角以上の入射角でそれぞれ入
射して複数の光束を合成するものであるから、各光束と
して種々の波長を用いることができると共に、特にほぼ
等しい波長を用いる場合には光学系の色収差の補正を考
慮することができないから、光学系の設計および構成が
簡単になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の光学式走査装置のピツクアツプ台上に
設ける光学系の一例の構成を一部断面で示す平面図、 第2図は第1図の部分断面図、 第3図は記録媒体上での記録用ビームスポツトと再生用
ビームスポツトとの相対的位置関係を示す線図、 第4図は第1図に示す第2の光検出器の構成およびその
処理回路の構成を示す線図、 第5図および第6図A,Bは本考案の光学式走査装置の一
実施例を示す線図、 第7図A,BおよびCは同じく他の実施例を示す線図、 第8図AおよびBは同じく更に他の実施例を示す線図で
ある。 1…ピツクアツプ台、2…記録用半導体レーザ 3…再生用半導体レーザ 4…保持部材、5…基台 6,7…コリメートレンズ 8…整形プリズム、9…グレーテイング 10…合成プリズム、10A…光学面 10B…反射面、11,15,21…レンズ 12…偏光ビームスプリツタ 13,14,16,22,24…全反射ミラー 17…1/4波長板、18…対物レンズ 19…デイスク、20…対物レンズ駆動装置 23…シリンドリカルレンズ 25…全反射プリズム、26…第1の光検出器 27…第2の光検出器 28-1〜28-4,29-1,29-2…受光領域 30-1〜30-3…加算器 31-1,31-2…差動増幅器 32…保持装置 33…開孔、34-1〜34-4…長孔 35…突部、36…送り台 37…スクリユーねじ、38-1,38-2…ガイド 39…雌ねじ 40…ピン、41…雌ねじ 42…座金、43…押えねじ 44…ばね、45…微調ねじ 51…穴、52…ピン 53…長孔、54…座金 55…押えねじ、56…切欠き 57…突起、58,61…隙間 59…板ばね、60…微調ねじ 71…穴、72…支点ねじ 73…長孔、74…座金 75…押えねじ、76…長孔 77…座金、78…押えねじ 79…ばね、80…ばね取付台 81…微調ねじ、82…ねじ取付台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂本 正治 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−128705(JP,A) 実開 昭56−167033(JP,U) 実公 昭56−55799(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光束を発生する光束発生手段と、こ
    れら光束を記録媒体に収束して照射する対物レンズと、
    この対物レンズを経て前記記録媒体からの戻り光を受光
    する光検出器と、前記光束発生手段からの光束を前記対
    物レンズに導くと共に、前記記録媒体からの戻り光を前
    記対物レンズを経て前記光検出器に導く光学系と、前記
    対物レンズを前記記録媒体の情報トラックを横切る第1
    の方向および前記記録媒体に対して垂直な第2の方向に
    駆動する対物レンズ駆動手段とを有するピックアップ台
    と、このピックアップ台を送り台を介して前記対物レン
    ズが前記第1の方向に移動するように駆動するピックア
    ップ台駆動手段とを具える光学式走査装置において、 前記ピックアップ台を前記送り台上に載置すると共に、
    前記ピックアップ台が前記対物レンズの光軸またはその
    近傍を中心として前記送り台表面上で回動し得るように
    した回転支持機構を前記ピックアップ台と前記送り台に
    配置し、且つ、前記ピックアップ台を所定位置で固定す
    るための固定手段を備えたことを特徴とする光学式走査
    装置。
JP1982028413U 1982-02-20 1982-03-02 光学式走査装置 Expired - Lifetime JPH0636494Y2 (ja)

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US06/466,910 US4574371A (en) 1982-02-20 1983-02-16 Apparatus for recording and reproducing information on an optical disc
DE3305904A DE3305904A1 (de) 1982-02-20 1983-02-21 Vorrichtung zum aufzeichnen und wiedergeben einer information

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