JPH063654B2 - トラッキング誤差検出回路 - Google Patents

トラッキング誤差検出回路

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JPH063654B2
JPH063654B2 JP63237925A JP23792588A JPH063654B2 JP H063654 B2 JPH063654 B2 JP H063654B2 JP 63237925 A JP63237925 A JP 63237925A JP 23792588 A JP23792588 A JP 23792588A JP H063654 B2 JPH063654 B2 JP H063654B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヘリカルスキャン型の磁気記録再生装置にお
けるトラッキング誤差検出回路に関し、特にDATのA
TF制御に用いられるトラッキング誤差検出回路に関す
る。
(従来の技術) DATのトラッキング制御は、ATF制御により行われ
るが、第2図乃至第4図を用いてその原理を説明する。
第4図(a)は、DAT装置の回転ドラム30と磁気テ
ープ31の走行経路の関係を示す斜視図で、回転ドラム
30は2つのヘッドha、hb(図示せず)をその周面
の対抗する位置で、且つ同じ移動軌跡となる同一の高さ
位置に配置し、毎分2000回転で矢印J方向に回転す
る。磁気テープ31は、この幅方向移動を規制するガイ
ドローラ34、35と回転ドラム30、及び傾斜ピン3
2、33により形成されるテープ経路を矢印K方向に所
定のテープ速度vで移送される。
この時、磁気テープ31の回転ドラム30の周面への巻
き付け角は約90度(但し、回転ドラムの外径が30φ
のとき)に、更にこの巻き付け部のテープ走行方向と回
転ドラムの回転軸のなす角度が基準角度θrとなるよう
に設定されている。
第4図(b)は、巻き付け部におけるテープ走行方向と
回転ドラムの回転軸のなす相対角度θを平面的に図示し
たものである。
一方第2図は、磁気テープ上に記録されたトラックパタ
ーンのATFエリアの部分拡大図で、このATFエリア
は、磁気テープ幅方向の両端近傍部分E1、E2部の2箇
所に形成され、同図のE3部はPCM信号が記録された
PCMエリアを示している。このATFエリアは、パイ
ロット信号s1が記録されたブロックP(斜線部で示
す)、ヘッドha、hbのそれぞれに対応して異なる周
波数のシンク信号s2が記録された各ブロックA、B
(それぞれ横線部、縦線部で示す)、IBG信号が記録
されたブロックDから構成されている。信号再生時に
は、トラック幅の約1.5倍の走査幅のヘッドha、h
bが交互に隣接するトラック上を走査し、磁気テープ上
に記録された信号を再生するが、今、ヘッドhbがトラ
ックT4上を走査したときに再生されるパイロット信号
1の様子を第3図に示す。この時ヘッドhbは、AT
FエリアE1部の各ブロックP51、P31、P41、及びA
TFエリアE2部の各ブロックP42、P52、P32を順に
走査し、これ等のブロックに記録されたパイロット信号
1を逐次再生する。
第3図(a)は、ヘッドhbがトラックT4上を正常に
走査したときのパイロット信号s1の再生レベル波形で
ある。この時、ATFエリアE1部において、左隣接ト
ラックT3のブロックP31と、右隣接トラックT5のブロ
ックP51との各パイロット信号s1の再生レベルは同レ
ベルとなり、同様にATFエリアE2部においてもブロ
ックP32とP52との再生レベルは同レベルとなる。これ
は、各ATFエリアE1、E2部において、ヘッドhbが
トラックT3を走査する幅と、トラックT5を走査する幅
が等しく、トラックT4の幅中心とヘッドhbの幅中心
が一致していることを示している。
同図(b)は、ヘッドhbが右トラックT5側にずれた
状態で走査した場合の再生レベル波形を示すが、この時
にヘッドhbがトラックT5を走査する幅は増加し、逆
に左トラックT3を走査する幅は減少する。従って、こ
のずれに比例してそれぞれのトラックT5、T3に記録さ
れたパイロット信号s1の再生レベルも増加、減少す
る。更に同図(c)には、ヘッドhbが左トラックT3
側にずれた状態で走査した場合の再生波形を示すが、こ
の時にはトラックT3の再生レベルが増加し、トラック
5の再生レベルが減少する。
以上の様に、ヘッドhがトラックずれを起すと、隣接す
るトラックで再生されるパイロット信号s1の再生レベ
ルが、そのずれ方向及及び大きさに応じて増加、減少す
る。
ATF制御は、これ等の隣接トラックのブロックPで再
生されるパイロット信号s1のレベル差を逐次検出し、
これ等の再生レベルが一致するように磁気テープ速度v
を定めるキャプスタンの回転速度を制御するものであ
る。
第7図に、従来の一般的なATF制御に用いられるAT
F制御系のブロック図を示す。
同図中、RFアンプ17で増幅された再生信号s0は、
パイロット信号s1を検出するローパスフィルタ18、
及びシンク信号s2を検出するバンドパスフィルタ19
にそれぞれ印加される。エンベロープ検波回路1は再生
周波数130.67kHzのパイロット信号s1を入力し、こ
のレベルに相当するレベル電圧信号s3を引き算器2及
びサンプルホールド回路(以下SH回路と称す)3に出
力する。制御回路4は、シンク信号s2を入力し、この
周波数が走査しているヘッドに対応していることを確認
すると、所定のタイミングでパルス状の制御信号s6
7を出力する。例えば第2図において、ヘッドhbが
トラックT4を走査すると、ブロックB41に至ってシン
ク信号s2を検出し、この周波数がヘッドhbに対応す
ることが確認されると第3図に示すt1のタイミングで
制御信号s6を、またt2のタイミングで制御信号s7
それぞれ出力する。SH回路3、20はこれ等の制御信
号により入力信号をそれぞれホールドする。従って、S
H回路3は、右隣接トラックT5のブロックP51から検
出されたパイロット信号のレベル電圧をホールドし、S
H回路20は、このレベル電圧と左隣接ヘッドT3のブ
ロックP31から検出されたパイロット信号のレベル電圧
とのレベル差信号s4をホールドする。これ等のホール
ド動作は、各トラックha、hbが対応するシンク信号
2を検出するごとに行われるため、SH回路20から
出力されるホールド信号は、トラッキングエラーを示す
トラッキングエラー電圧信号(以下TE電圧信号と称
す)s5となる。
このTE電圧信号s5は、平滑回路21で平均化されて
平均電圧信号s13となるが、この平均電圧信号s13は、
テープ移送手段であるキヤプスタンモータ16を駆動す
るキヤプスタンモータ駆動回路15に入力する。このキ
ヤプスタンモータ駆動回路15は、入力する平均電圧信
号s13が0レベルとなるようにキヤプスタンモータ16
を回転駆動し、テープ速度vがATF制御系により平均
電圧信号s13に基づいて負帰還制御される構成となって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ATFエリアE1部を走査するヘッドhbの走査位置
が、各トラック間に亘って移動したときに検出されるこ
のヘッドhbに対応するシンク信号s2′、及びレベル
電圧信号s3′(後述するごとく、前記したシンク信号
2、レベル電圧信号s3と意味が多少異なるため′を付
して区別する)の各検出レベルの変化軌跡を第5図
(a)、(b)に示す。
先ず、第5図(a)に示すシンク信号s2′のレベル変
化について第2図を参照しながら説明する。ブロックB
41で検出されるシンク信号s2′のレベルVs4は、ヘッ
ドhbの中心がトラックT4の中央を走査するとき最大
レベルにあり、右隣接トラックT5方向(+方向)に1
/4トラックずれた位置d1に至るまで変化しないが、
更に同方向にずれるとヘッドhbがブロックB41を過る
幅が減少するためレベルVs4が直線的に減少し、やが
てトラックT5の中央よりさらに1/4トラックずれた
位置d4に至って0レベルとなる。一方、トラックT6
ブロックB61で検出されるシンク信号s2′のレベルV
6はヘッドhbが位置d3を越すと直線的に増加し、位
置d6で最大レベルとなり、以後、ヘッドhbの+方向
移動に応じて同様なレベル変化が繰り返される。
また、ヘッドhbが左隣接トラックT3方向(−方向)
にずれた場合もシンク信号s2′は同様に検出され、同
図に示すごとく変化することは明らかである。尚、レベ
ルVs2はトラックT2のブロックB21で検出されるシン
ク信号s2′のレベルである。
次に、ヘッドhbの上記移動に応じて取り込まれるレベ
電圧信号s3′のレベル変化について第5図(b)、第
2図を参照しながら説明する。
この時制御回路4は、閾値Vfより高レベルのブロック
Bのシンク信号s2′を検出した時点から第3図に示す
所定のタイミングt1、t2で、隣接トラックのパイロッ
ト信号のレベルを検出すべく制御信号s6、s7を出力す
る。従って、ヘッドhbが範囲w2内に在るときにはシ
ンク信号が検出されるブロックB21を通過した時点か
ら、また範囲w4内に在るときにはブロックB41を通過
した時点から、更に範囲w6内に在るときにはブロック
61を通過した時点からそれぞれ所定のタイミング
1、t2でヘッドhbが走査するブロックPのレベル電
圧信号s3′のレベルを取り込む。
尚、制御回路4は一亘シンク信号を検出すると、これに
基づく制御信号s6、s7を出力するまで、次のシンク信
号の検出を行わないため、第5図(a)の点線部のシン
ク信号は検出しない。
従って、ヘッドhbの走査中心がトラックT4の中央に
あるとき、タイミングt1で取り込まれるレベル電圧信
号s3′のレベルVp1(実線で示す)とタイミングt2
で取り込まれるレベル電圧信号s3′のレベルVp2(点
線で示す)は、それぞれブロックP51、P31でヘッドh
bが検出するパイロット信号の検出レベルとなり、第5
図(b)に示すようにこれらは同レベルとなる。次にヘ
ッドhbの走査位置が+方向にずれるとレベルVp1
直線的に増加し、レベルVp2は直線的に減少する。そ
して位置d1に至ってレベルVp2が0となり、位置d3
に至ってレベルVp1が最大となる。更に位置d3を越す
と、ヘッドhbはタイミングt2でブロックP61のパイ
ロット信号を検出し始めるため、レベルVp2は再び直
線的に増加する。そしてブロックB61のシンク信号の検
出レベルが、閾値Vfより大きくなる位置d7を越える
と前記した範囲w6となり、ブロックB61を通過した時
点からそれぞれ所定のタイミングt1、t2でブロックP
のレベル電圧信号s3′のレベルを取り込む。従って、
レベルVp1はこの位置d7からブロックP71のパイロッ
ト信号が検出される位置d6まで0状態となり、一方レ
ベルVp2はブロックP51のパイロット信号の検出レベ
ルとなって位置d4まで最大レベルを保ち、これを越す
と直線的に減少する。やがてヘッドhbの走査中心がト
ラックT6の中央に至ると、レベルVp1とVp2は再び
同レベルとなるも、この時各レベルはそれぞれブロック
51、P71でヘッドhbが検出するパイロット信号の検
出レベルとなっている。また、ヘッドhbが−方向にず
れた場合もレベル電圧信号s3′のレベルVp1、Vp2
は同様に検出され、同図に示すごとく変化することは明
らかである。
次に、ATFエリアE2部において、ヘッドhbの走査
位置が各トラック間に亘って移動したときに検出される
レベル電圧信号s3′の変化軌跡について、第5図
(a)、(c)、及び第2図を参照しながら説明する。
この時、ヘッドhbの走査位置に対応して変化するシン
ク信号s2′の変化軌跡はATFエリアE1部の場合と全
く同じなるが、レベル電圧信号s3′の変化軌跡は第5
図(c)に示すように多少異なる。即ち、ヘッドhbの
走査中心がトラックT4の中央から+方向にずれると、
各レベルVp1、Vp2は、位置d3までATFエリアE1
部の場合と同様に変化する。しかし位置d3を越して
も、この時のタイミングt2で検出するブロックPが存
在しないため、レベルVp2はATFエリアE1部のよう
に増加せ、0状態を保つ。一方、レベルVp1はシンク
信号の検出ブロックがB42からB62にかわる位置d7
ら位置d4に至るまで、ブロックP42のパイロット信号
の検出レベルとなり、同図に示すように、この間ヘッド
hbの+方向移動に伴って直線的に減少する。
以上、ヘッドhbの走査位置がトラック間移動した場合
のATFエリアE1、E2で検出されるパイロット信号の
レベル変化軌跡について説明したが、ヘッドhaがトラ
ック間移動した場合もパイロット信号は同様に変化す
る。但しこの場合、ヘッドhaの走査位置とレベル変化
軌跡の対応関係において、第5図の( )内に示すよう
にトラック位置が1トラックずれた関係となる。更にA
TFエリアE1でのパイロット信号のレベル変化軌跡が
同図(c)で、ATFエリアE2でのパイロット信号の
レベル変化軌跡が同図(b)で示す波形となる。つまり
ヘッドhbのときと逆の関係になるが、これはATFエ
リアE1におけるヘッドhbに対応するシンク信号のブ
ロックBとパイロット信号のブロックPとの配置関係
が、ATFエリアE2におけるヘッドhaに対応するシ
ンク信号のブロックAとブロックPとの配置関係と一致
しているためである。
第7図のSH回路20から出力されるTE電圧信号s5
は、前した条件を満たすシンク信号の検出に同期して得
られるレベルVp1とVp2との差電圧(Vp1−Vp2
となる。第5図(d)には同図(b)の実線から点線を
引いた変化軌跡を、また同図(e)には同図(c)の実
線から点線を引いた変化軌跡を示す。従って、各ヘッド
ha、hbの走査位置がトラック間を移動するとき、ヘ
ッドtaがATFエリアE1の対応するシンク信号を検
出して得られる差電圧Va1とヘッドhbがATFエリ
アE2の対応するシンク信号を検出して得られる差電圧
Vb2は同図(e)の変化軌跡上を移動し、ヘッドhb
がATFエリアE1の対応するシンク信号を検出して得
られる差電圧Vb1とヘッドtaがATFエリアE2の対
応するシンク信号を検出して得られる差電圧Va2とは
同図(d)の変化軌跡上を移動することになる。
今、記録時と同じ高さ位置(移動軌跡が同一となる位
置)にヘッドha、hbを配置した回転ドラムを、その
軸とテープ走行方向のなす角度が記録時と同じ基準角θ
rで毎分2000回転で回転させ、記録時と略等しいテープ
速度vpで移送されるテープのATF信号を再生する場
合、ATFエリアE1、E2を走査する各ヘッドha、h
bの走査位置がそれぞれ対応するトラックTrの中心に
対してなす位置関係はすべて同一となる。この場合、第
5図(d)、(e)の各変化軌跡上の差電圧Vb1とV
2、及び差電圧Va1とVb2は同軸線上にあって移動
する。
一方、ヘッドhaとhbに高さずれがある場合、各ヘッ
ドの走査位置がATFエリアE1のそれぞれに対応する
トラックTrの中心に対してなす位置関係は、その高さ
ずれに応じて高さ誤差whを生じ、更にATFエリアE
2においても同量の高さ誤差whを生ずる。これ等の誤
差whは、第5図(d)、(e)において差電圧Va1
とVb1、及びVa2とVb2の移動位置の誤差として表
すことが出来る。
尚、同図には、ヘッドhbがhaより低い(低い方のヘ
ッドに対応する位置が−方向にずれるため)場合を示し
ている。
また、回転ドラムの軸とテープ走行方向のなす角度が記
録時の基準角θrに対して傾き誤差がある場合、各ヘッ
ドの走査方向が記録されたトラック方向に対して平行で
なくなるため、ヘッドhaの走査位置がATFエリアE
1の対応するトラック中心Trに対してなす位置関係
と、ATFエリアE2の対応するトラック中心Trに対
してなす位置関係とは、傾きに応じて傾き誤差wwsを
生じ、更にヘッドhbにおいても同量の傾き誤差wsを
生ずる。これ等の誤差wsは、第5図(d)、(e)に
おいて差電圧Va1とVa2、及びVb1とVb2の移動位
置の誤差として表すことが出来る。
尚、同図には第4図(b)に示す角度関係において、記
録時の角度θrに対して−Δθだけ傾いた場合を示して
いる。この場合、第2図に示すヘッドの走査方向が時計
方向にずれるため、第5図(d)、(e)の関係にな
る。
以上の如く移動位置の誤差wh、wsは、記録時と再生
時のヘッドの高さ、及び回転ドラムの傾きが異なると必
然的に生ずるものである。
この場合、テープ速度が変動し、各ヘッドとトラックの
相対的な位置関係がずれると、SH回路20から出力さ
れるTE電圧信号s5の差電圧Va1、Va2、Vb1及び
Vb2は、互いに、誤差wh、wsを保ったまま、第5
図(d)、(e)の変化軌跡に沿って移動する。例え
ば、記録時のテープ速度Vrと再生時のテープ速度Vp
の関係がVr<Vpのときには+方向に、逆にVr>V
pのときには−方向に移動する。
前記した如く、一般にATF制御は、このTE電圧信号
5の平均レベルが0レベルとなるようにテープ速度v
を負帰還制御するので、通常各差電圧のレベルは、5図
(d)、(e)に示す位置で安定する。
以上の如く、SH回路20から出力されるTE電圧信号
5の電圧は、各ヘッドha、hbがATFエリアE1
2を走査する毎に第5図に示す差電圧により…Vb2
Va1、Va2、Vb1、Vb2、Va1…の順に更新され
る。従って、記録時と再生時において、ヘッドの高さ誤
差、回転ドラムの傾き誤差があると、この大きさに略比
例して各差電圧のレベル変化が大きくなり、このレベル
変化は常にTE電圧信号s5に現われる。
従って、ATF制御に必要な情報、即ちこのTE電圧信
号s5から高さ誤差及び傾き誤差に起因するレベル変化
成分を除去した平均電圧信号s13を得るには、テープ速
度変動に基づく各ヘッドの走査位置移動情報に対する応
答をも鈍くしてしまう平滑回路が必要となる欠点があっ
た。
本発明は、これらの欠点を生ずる平滑回路を不要とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) ヘリカルスキャン方式により、回転ドラムの周面に配置
された第1と第2のヘッドで、磁気テープの各トラック
の両端部近傍の第1と第2のエリアに記録されたパイロ
ット信号を再生し、この再生されたパイロット信号に基
づいて再生時のトラッキング制御を行うためのトラッキ
ング誤差検出回路であり、 前記第1のヘッドが、前記第1のエリアにおいて対応す
る第1のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
し、且つ異なる第1と第2のタイミングで検出する他ト
ラックの一対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サ
ンプルホールドする第1のサンプルホールド回路と、 前記第1のヘッドが、前記第2のエリアにおいて対応す
る第1のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
し、且つ前記第1と第2のタイミングで検出する他トラ
ックの一対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サン
プルホールドする第2のサンプルホールド回路と、 前記第2のヘッドが、前記第1のエリアにおいて対応す
る第2のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
し、且つ前記第1と第2のタイミングで検出する他トラ
ックの一対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サン
プルホールドする第3のサンプルホールド回路と、 前記第2のヘッドが、前記第2のエリアにおいて対応す
る第2のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
し、且つ前記第1と第2のタイミングで検出する値トラ
ックの一対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サン
プルホールドする第4のサンプルホールド回路と、 前記第1乃至第4の各サンプルホールド回路の出力信号
を加算する加算回路とからなる。
(作用) 4つのサンプルホールド回路がそれぞれ対応するレベル
差情報を逐次サンプルホールドし、各サンプルホールド
回路の出力信号を加算することにより、記録時に対する
再生時の一対のヘッドの高さ関係の誤差、及び記録時に
対する再生時の回転ドラムの傾き誤差により必然的に生
ずる各レベル差情報間のレベル変動を平均化することが
出来る。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例の構成図を示し、第6図のタ
イミングチャートを参照しながらその動作を説明する
が、第7図と共通部分には同符合を付してその詳細な説
明は省略する。
同図中5は4進カウンタであり、制御信号s6を入力す
ると、それぞれAND回路6〜9の一方の入力端子に接
続された出力端子51〜54の状態を第6図に示すごとく
順に”H”状態とする。AND回路6〜9は、その他方
の入力端子に制御信号s6と同期して現れる制御信号s7
を入力し、第6図に示すAND信号s8〜s11をそれぞ
れSH回路10〜13の制御信号入力端子に出力する。
SH回路10〜13はそれぞれレベル差信号s4を入力
し、AND信号s8〜s11の”H”のタイミングでサン
プルホールドする。従って、各SH回路は、それぞれ対
応する差電圧を逐次更新したTE電圧信号s51〜s54
加算器14に出力する。このTE電圧信号s51〜s54
電圧が第5図(d)、(e)に示すレベル状態で安定し
ている各差電圧に基づいて順次更新されているときの様
子を第6図(k)〜(n)に示す。この場合、各SH回
路10〜13がそれぞれ出力するTE電圧信号の差電圧
Va1、Va2、Vb1、Vb2は変動しないが、テープ速
度vの変動に応じて第5図(d)、(e)に示す差電圧
の位置が各軌跡にそって移動すると、サンプリング毎に
各差電圧のレベルが変化することは明らかである。
また加算器14は、TE電圧信号s51〜s54を加算した
加算電圧信号s12を出力するが、この加算電圧信号s12
の電圧レベルは、逐次更新される差電圧Va1、Va2
Vb1、Vb2の平均レベル、即ち各ヘッドha、hbが
それぞれ走査するATFエリアE1、E2のトラック中心
に対するヘッド中心位置の平均位置を示し、テープの速
度変動に応じて変化する。
この加算電圧信号s12に基づいて動作するキヤプスタン
モータ駆動回路15、及びキヤプスタンモータ16につ
いては、第7図と同じなのでその説明を省略する。
尚、上記実施例では加算器14の後段に平滑回路を設け
なかったが、ATF制御を所望の特性にする目的のため
に、必要に応じて平滑回路を設けてもよい。
(発明の効果) 他機種で記録したDATテープを再生する場合などに於
いて、記録時と再生時のヘッドに高さ誤差があったり、
回転ドラムの傾きに誤差があると、前記した如くTE電
圧信号の各差電圧は、これらの誤差に基づくレベル差を
生ずるが、本発明によれば、制御の応答速度を鈍くする
平滑回路、或いは不安定化につながる急峻な周波数特性
を有する平滑回路を用いることなく、このレベル差が平
均化されるため、応答速度が早く、且つ安定したATF
制御が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図、第2乃至第
5図は本発明の説明に供する図、第6図は第1図の各部
の信号波形を示すタイミングチャート図、第7図は従来
の一般的なATF制御に用いられるATF制御系の構成
図である。 1…エンベロープ検波回路、2…引き算器、3、20、
10〜13…サンプルホールド回路、4…制御回路、5
…4進カウンタ、6〜9…AND回路、14…加算器、
15…キャプスタンモータ駆動回路、16…キャプスタ
ンモータ、17…RFアンプ、18…ローパスフィル
タ、19…バンドパスフィルタ、21…平滑回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘリカルスキャン方式により、回転ドラム
    の周面に配置された第1と第2のヘッドで、磁気テープ
    の各トラックの両端部近傍の第1と第2のエリアに記録
    されたパイロット信号を再生し、この再生されたパイロ
    ット信号に基づいて再生時のトラッキング制御を行うた
    めのトラッキング誤差検出回路であり、 前記第1のヘッドが、前記第1のエリアにおいて対応す
    る第1のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
    し、且つ異なる第1と第2のタイミングで検出する他ト
    ラックの一対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サ
    ンプルホールドする第1のサンプルホールド回路と、 前記第1のヘッドが、前記第2のエリアにおいて対応す
    る第1のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
    し、且つ前記第1と第2のタイミングで検出する他トラ
    ックの一対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サン
    プルホールドする第2のサンプルホールド回路と、 前記第2のヘッドが、前記第1のエリアにおいて対応す
    る第2のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
    し、且つ前記第1と第2のタイミングで検出する他トラ
    ックの一対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サン
    プルホールドする第3のサンプルホールド回路と、 前記第2のヘッドが、前記第2のエリアにおいて対応す
    る第2のトラックに記録されたシンク信号の検出に同期
    し、且つ前記第1と第2のタイミングで検出する他トラ
    ックの一対のパイロツト信号のレベル差情報を逐次サン
    プルホールドする第4のサンプルホールド回路と、 前記第1乃至第4の各サンプルホールド回路の出力信号
    を加算する加算回路とからなることを特徴とするトラッ
    キング誤差検出回路。
JP63237925A 1988-09-22 1988-09-22 トラッキング誤差検出回路 Expired - Lifetime JPH063654B2 (ja)

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