JPH0636565Y2 - トランス用ボビン - Google Patents
トランス用ボビンInfo
- Publication number
- JPH0636565Y2 JPH0636565Y2 JP718192U JP718192U JPH0636565Y2 JP H0636565 Y2 JPH0636565 Y2 JP H0636565Y2 JP 718192 U JP718192 U JP 718192U JP 718192 U JP718192 U JP 718192U JP H0636565 Y2 JPH0636565 Y2 JP H0636565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- bobbin
- portions
- cover
- core body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトランス用ボビンに関す
るものであり、特に、小型トランスに使用されるトラン
ス用ボビンに関するものである。
るものであり、特に、小型トランスに使用されるトラン
ス用ボビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】1次巻線1と2次巻線2をボビン3の芯
体4に並列状に巻装している図1と図2に例示したトラ
ンスは、従来、芯体4に略直交して巻線引出用の鍔部
5,5を、左右に張出し状に設け、夫々の鍔部5,5に
は、上記1次巻線1と2次巻線2を芯体4に巻込むため
の係止溝a,bを夫々設けて、例えば係止溝aに巻線c
の巻込始端部c1 を係止して芯体4に所定回数だけ巻い
て、他方の係止溝bに巻線cの巻込終端部c2 を係止す
るものである。更に、従来のトランスボビンであって、
本考案が改良しようとする構成を図3に基いて他の新た
な符号を用いて説明する。図に於て、従来のボビン20
の鍔部21,22の内部面部21a,22aは下部拡が
り状ではないため、該ボビン20に巻線23,24を巻
付けた状態では、前記鍔部21,22の内部面部21
a,22aの部分、即ち、該巻線23,24の夫々の外
側角部に膨出部g,rが生じる。
体4に並列状に巻装している図1と図2に例示したトラ
ンスは、従来、芯体4に略直交して巻線引出用の鍔部
5,5を、左右に張出し状に設け、夫々の鍔部5,5に
は、上記1次巻線1と2次巻線2を芯体4に巻込むため
の係止溝a,bを夫々設けて、例えば係止溝aに巻線c
の巻込始端部c1 を係止して芯体4に所定回数だけ巻い
て、他方の係止溝bに巻線cの巻込終端部c2 を係止す
るものである。更に、従来のトランスボビンであって、
本考案が改良しようとする構成を図3に基いて他の新た
な符号を用いて説明する。図に於て、従来のボビン20
の鍔部21,22の内部面部21a,22aは下部拡が
り状ではないため、該ボビン20に巻線23,24を巻
付けた状態では、前記鍔部21,22の内部面部21
a,22aの部分、即ち、該巻線23,24の夫々の外
側角部に膨出部g,rが生じる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来型のボビン2
0にあっては、巻線23,24を巻付けた状態では、該
巻線23,24の外側角部に膨出部g,rが発生するの
で、該膨出部g,rがハンダデイップ工程の際に於てハ
ンダ液面Lに接触し、依ってハンダ液面の高熱によって
巻線の絶縁塗膜が破壊される危険がある。
0にあっては、巻線23,24を巻付けた状態では、該
巻線23,24の外側角部に膨出部g,rが発生するの
で、該膨出部g,rがハンダデイップ工程の際に於てハ
ンダ液面Lに接触し、依ってハンダ液面の高熱によって
巻線の絶縁塗膜が破壊される危険がある。
【0004】そこで、ハンダデイップ工程に於て、巻線
が該ハンダ液面に接触しないようにするために解決せら
るべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課
題を解決することを目的とする。
が該ハンダ液面に接触しないようにするために解決せら
るべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課
題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために提案せられたものであり、ボビンの中央部
に中空筒状の芯体を設け、該芯体の前後両端部に薄肉の
側板を張出して設けると共に、該側板にて形成される溝
状の空間部に1次巻線び2次巻線を夫々巻装し、更に、
該側板の下部に芯体と略直角状で、且つ、該芯体の左右
に張出し状に鍔部を設け、且つ、該鍔部には複数の端子
ピンと係止溝が夫々設けられたトランスに於て、前記対
峙する鍔部の夫々の内側面を下部が側方へ拡がり状に形
成して、該鍔部側の1次巻線用溝部及び2次巻線用溝部
の下部の空間を広く形成したことを特徴とするトランス
用ボビンを提供するものである。
成するために提案せられたものであり、ボビンの中央部
に中空筒状の芯体を設け、該芯体の前後両端部に薄肉の
側板を張出して設けると共に、該側板にて形成される溝
状の空間部に1次巻線び2次巻線を夫々巻装し、更に、
該側板の下部に芯体と略直角状で、且つ、該芯体の左右
に張出し状に鍔部を設け、且つ、該鍔部には複数の端子
ピンと係止溝が夫々設けられたトランスに於て、前記対
峙する鍔部の夫々の内側面を下部が側方へ拡がり状に形
成して、該鍔部側の1次巻線用溝部及び2次巻線用溝部
の下部の空間を広く形成したことを特徴とするトランス
用ボビンを提供するものである。
【0006】
【作用】ボビンの左右に張出し状に設けた鍔部の夫々の
内側面を下部が側方へ拡がり状に形成しているため、該
鍔部側の1次巻線用溝部及び2次巻線用溝部の下部の空
間が広く形成され、1次巻線及び2次巻線を夫々巻付け
た状態では、夫々の外側角部の付近の巻厚さが他の部分
より小さくなる。従って、該巻線の外側角部の位置が1
次巻線及び2次巻線の他の部分より上方位置となる。斯
くして、ハンダデイップ工程の際ハンダ液面に接触する
ことがなくなり、依って、ハンダ液面の高熱による巻線
の絶縁塗膜が破壊されるような危険が解消される。
内側面を下部が側方へ拡がり状に形成しているため、該
鍔部側の1次巻線用溝部及び2次巻線用溝部の下部の空
間が広く形成され、1次巻線及び2次巻線を夫々巻付け
た状態では、夫々の外側角部の付近の巻厚さが他の部分
より小さくなる。従って、該巻線の外側角部の位置が1
次巻線及び2次巻線の他の部分より上方位置となる。斯
くして、ハンダデイップ工程の際ハンダ液面に接触する
ことがなくなり、依って、ハンダ液面の高熱による巻線
の絶縁塗膜が破壊されるような危険が解消される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述
する。尚、説明の都合上、従来公知に属する構成並びに
関連する技術事項も同時に説明する。先ず、図5に斜視
を、図6に正面視を、そして図7に底面視、図8に側面
視を夫々示したボビン6について説明する。このボビン
6は熱硬化性の合成樹脂等の電気絶縁材料にて形成して
あって、ボビン6の中央部には中空角筒状の芯体7を設
け、芯体7の前後両端部には薄肉の側板8,9を張出し
状に設け、夫々の側板8,9の下部には芯体7に略直角
状で左右に夫々張出し状の鍔部10,11を夫々設け、
鍔部10,11間における芯体7の中央部には仕切板1
2を突設し、芯体7の外周面と2枚の側板8,9とにて
形成される溝状の空間部は、上記仕切板12にて2分割
されてこの分割された1方の空間部を1次巻線用溝部1
3とし、他方の空間部を2次巻線用溝部14として、1
次巻線用溝部13には1次巻線15を、又、2次巻線用
溝部14には2次巻線16を夫々巻きつけるものであ
る。鍔部10,11には巻線引出し用の複数個の係止溝
E,F,G,H及び、係止溝▲E ̄▼,▲F ̄▼,▲G
 ̄▼,▲H ̄▼を夫々設け、1次巻線15用の上記係止
溝E,F…のうち少なくともこの1次巻線15の巻込始
端部15aの係止に用いる係止溝E及び巻込終端部15
bの係止に用いる係止溝Hは、鍔部10,11の夫々の
両端部に設けられ、そして該係止溝E,Hは図7のよう
に芯体7に近い内側部E1 が芯体7の外周面に接近した
位置とし、且つ、外側部E2 が芯体7から例えば左方の
離れた位置となるように底面視傾斜状に形成したもので
あり、又、図示例では、図7の左右外側に位置する上記
係止溝E,Hは左右対称の底面視傾斜状に形成して、こ
れら何れの係止溝E,Hも共に択一に巻込始端部の係止
を行うことができるようにしている。一方、鍔部10,
11の左右両端部の前記張出し部位の底面には、前記巻
込始端部15a及び巻込終端部15bを固着するための
端子ピン17a,17bが夫々突設されている。そこ
で、係止溝Eに1次巻線15の巻込始端部15aを挿入
して1次巻線用溝部13の芯体7にこの1次巻線15を
巻き付けて、所定回数だけ巻いて巻込終端部15bを係
止溝Hから鍔部10の外側部に引き出して、端子ピン1
7aに巻込始端部15aを、又、端子ピン17eに巻込
終端部15bを夫々固着することになるが、この巻装完
了の状態では、1次巻線15の巻込始端部15aは傾斜
状の係止溝Eに案内されて、係止溝Eから外れる位置で
はすぐに芯体7に接近することになるため、この1次巻
線15の他の部分とはクロスすること無く鍔部10によ
って絶縁されることになるのであり、そのうえ、傾斜状
のために係止溝Eに挿入されたこの巻込始端部15aの
付近では、滑らかに芯体7に巻付けされることになる。
する。尚、説明の都合上、従来公知に属する構成並びに
関連する技術事項も同時に説明する。先ず、図5に斜視
を、図6に正面視を、そして図7に底面視、図8に側面
視を夫々示したボビン6について説明する。このボビン
6は熱硬化性の合成樹脂等の電気絶縁材料にて形成して
あって、ボビン6の中央部には中空角筒状の芯体7を設
け、芯体7の前後両端部には薄肉の側板8,9を張出し
状に設け、夫々の側板8,9の下部には芯体7に略直角
状で左右に夫々張出し状の鍔部10,11を夫々設け、
鍔部10,11間における芯体7の中央部には仕切板1
2を突設し、芯体7の外周面と2枚の側板8,9とにて
形成される溝状の空間部は、上記仕切板12にて2分割
されてこの分割された1方の空間部を1次巻線用溝部1
3とし、他方の空間部を2次巻線用溝部14として、1
次巻線用溝部13には1次巻線15を、又、2次巻線用
溝部14には2次巻線16を夫々巻きつけるものであ
る。鍔部10,11には巻線引出し用の複数個の係止溝
E,F,G,H及び、係止溝▲E ̄▼,▲F ̄▼,▲G
 ̄▼,▲H ̄▼を夫々設け、1次巻線15用の上記係止
溝E,F…のうち少なくともこの1次巻線15の巻込始
端部15aの係止に用いる係止溝E及び巻込終端部15
bの係止に用いる係止溝Hは、鍔部10,11の夫々の
両端部に設けられ、そして該係止溝E,Hは図7のよう
に芯体7に近い内側部E1 が芯体7の外周面に接近した
位置とし、且つ、外側部E2 が芯体7から例えば左方の
離れた位置となるように底面視傾斜状に形成したもので
あり、又、図示例では、図7の左右外側に位置する上記
係止溝E,Hは左右対称の底面視傾斜状に形成して、こ
れら何れの係止溝E,Hも共に択一に巻込始端部の係止
を行うことができるようにしている。一方、鍔部10,
11の左右両端部の前記張出し部位の底面には、前記巻
込始端部15a及び巻込終端部15bを固着するための
端子ピン17a,17bが夫々突設されている。そこ
で、係止溝Eに1次巻線15の巻込始端部15aを挿入
して1次巻線用溝部13の芯体7にこの1次巻線15を
巻き付けて、所定回数だけ巻いて巻込終端部15bを係
止溝Hから鍔部10の外側部に引き出して、端子ピン1
7aに巻込始端部15aを、又、端子ピン17eに巻込
終端部15bを夫々固着することになるが、この巻装完
了の状態では、1次巻線15の巻込始端部15aは傾斜
状の係止溝Eに案内されて、係止溝Eから外れる位置で
はすぐに芯体7に接近することになるため、この1次巻
線15の他の部分とはクロスすること無く鍔部10によ
って絶縁されることになるのであり、そのうえ、傾斜状
のために係止溝Eに挿入されたこの巻込始端部15aの
付近では、滑らかに芯体7に巻付けされることになる。
【0008】そして、図示例のボビン6には、上記夫々
の係止溝E,F…、係止溝▲E ̄▼,▲F ̄▼…の左右
に、巻線案内凸部18,18が突設形成してあるので、
図6に例示したように、例えば係止溝Eから外に引出さ
れた巻込始端部15aを、この巻線案内凸部18によっ
て、隣接する係止溝Fや端子ピン17bから充分に隔離
しながら当該端子ピン17aに配線できることになっ
て、これによって充分な沿面距離を容易に確保できるこ
とになった。又、該ボビン6は、図8のように鍔部1
0,11の内側面部10a,11aを、下部が同図の左
右側方に拡がり状に形成して、この鍔部10,11の側
の1次巻線用溝部13及び2次巻線用溝部14の下部の
空間を広く形成し、1次巻線15、2次巻線16を夫々
巻付けた状態では、その外側角部Q,Rの付近では巻厚
さが他の中央部分よりも小さくなるようにして、従って
外側角部Q,Rの位置が1次巻線15と2次巻線16の
他の部分よりも上方位置となるようにしている。
の係止溝E,F…、係止溝▲E ̄▼,▲F ̄▼…の左右
に、巻線案内凸部18,18が突設形成してあるので、
図6に例示したように、例えば係止溝Eから外に引出さ
れた巻込始端部15aを、この巻線案内凸部18によっ
て、隣接する係止溝Fや端子ピン17bから充分に隔離
しながら当該端子ピン17aに配線できることになっ
て、これによって充分な沿面距離を容易に確保できるこ
とになった。又、該ボビン6は、図8のように鍔部1
0,11の内側面部10a,11aを、下部が同図の左
右側方に拡がり状に形成して、この鍔部10,11の側
の1次巻線用溝部13及び2次巻線用溝部14の下部の
空間を広く形成し、1次巻線15、2次巻線16を夫々
巻付けた状態では、その外側角部Q,Rの付近では巻厚
さが他の中央部分よりも小さくなるようにして、従って
外側角部Q,Rの位置が1次巻線15と2次巻線16の
他の部分よりも上方位置となるようにしている。
【0009】従って、この実施例のものでは、端子ピン
17a,17b…等に巻き付けた1次巻線15と2次巻
線16の巻込始端部15a,16a、巻込終端部15
b,16bと、これらの端子ピン17a,17e等にハ
ンダ付けを行うハンダデイップ工程の際に、図8の点線
で模型的に示しているハンダ液面Lから上記外側角部
Q,Rは、上方へ充分に離れた位置となってハンダ液面
Lに接触する恐れは全く無くなり、ハンダ液面Lの熱に
よる巻線の絶縁塗膜が破壊される危険が解消できたもの
であって、又、図9に例示したように、巻線の過熱防止
のための温度ヒユーズ19を、例えば1次巻線15に巻
込んでいる場合であっても、この実施例では下部拡がり
状の内側面部10aによってこの1次巻線用溝部13の
下部の空間が広くなっているため、図3に例示している
従来のボビン20(鍔部21,22の内側面部21a,
22aは、下部拡がり状で無い)に巻き付けている巻線
23,24に現れる外側角部の膨出部g,rは、上記実
施例のボビン6では発生しないので、この場合もハンダ
液面Lの接触、接近による巻線の絶縁破壊の恐れは解消
されたものである。
17a,17b…等に巻き付けた1次巻線15と2次巻
線16の巻込始端部15a,16a、巻込終端部15
b,16bと、これらの端子ピン17a,17e等にハ
ンダ付けを行うハンダデイップ工程の際に、図8の点線
で模型的に示しているハンダ液面Lから上記外側角部
Q,Rは、上方へ充分に離れた位置となってハンダ液面
Lに接触する恐れは全く無くなり、ハンダ液面Lの熱に
よる巻線の絶縁塗膜が破壊される危険が解消できたもの
であって、又、図9に例示したように、巻線の過熱防止
のための温度ヒユーズ19を、例えば1次巻線15に巻
込んでいる場合であっても、この実施例では下部拡がり
状の内側面部10aによってこの1次巻線用溝部13の
下部の空間が広くなっているため、図3に例示している
従来のボビン20(鍔部21,22の内側面部21a,
22aは、下部拡がり状で無い)に巻き付けている巻線
23,24に現れる外側角部の膨出部g,rは、上記実
施例のボビン6では発生しないので、この場合もハンダ
液面Lの接触、接近による巻線の絶縁破壊の恐れは解消
されたものである。
【0010】1次巻線15と2次巻線16を巻装し終え
たボビン6には、図11に例示したカバー25をかぶせ
ることができるようにしたものであって、ボビン6に設
けたカバー係止部Iにこのカバー25に形成した係止部
Jを弾性的に係止できるようにし、この係止状態では、
カバー25に設けているカバー部Kによって、基板29
への取付面Aを除いた他の全面の少くとも1次巻線15
の外周外方を図12に例示の如く覆うことができるよう
にし、又、カバー25には係止爪M,Mを設けて、コア
27を装着して完成されているトランス28を、図13
に例示したように、基板29のピン孔29a,29a…
に端子ピン17a,17b…を挿着した状態では、各々
の係止爪Mが基板29の仮止孔29b,29bに夫々挿
入できて係止できることになって、端子ピン17a,1
7b…を基板29の夫々の回路にハンダ付けする間のト
ランス28の妄動を、上記係止爪Mと仮止孔29bの係
止動作によって阻止できるように構成している。そして
例示したカバー25は、合成樹脂等の弾力性を有する電
気絶縁材料によって形成したものであって、例示したカ
バー部Kは、左右カバー部K1 ,K1 と、天井カバー部
K2 と、底面視囲状の鍔部カバー部K3 とからなり、係
止部Jは、左右カバー部K1 ,K1 から略直角状に設け
た側板部J1 ,J1 と、天井カバー部K2 の近くの側板
部J1 ,J1に形成した切欠部J2 ,J2 と、鍔部カバ
ー部K3 の上部に設けられた左右凸部J3 ,J3 と、左
右カバー部K1 ,K1 から内側方に向って突出形成した
正面視略逆U字形の仕切り凸条部J4 と、鍔部カバー部
K3 とからなるものであり、ボビン6に設けてあるカバ
ー係止部Iとして例示したものは、ボビン6のコア挿入
孔30の付近にて側板8に突設した縦凸条I1 ,I1 と
側板8の上部に突設した上部凸条I2 ,I2 と、コア挿
入孔30の下部付近に突設した下部凸条I3 と、仕切板
12の上部及び左右部に夫々設けた仕切溝部I4 と、鍔
部10とからなるものであって、カバー25をボビン6
にかぶせたときは、鍔部10に鍔部カバー部K3 が嵌合
され、側板8の外側面にかぶさった側板部J1 ,J1 の
内縁が縦凸条I1 ,I1 と上部凸条I2 ,I2 の夫々の
外縁に係合して、カバー25は、ボビン6に対して上
下、左右、及び前後の夫々の方向に略固定されることに
なり、更に、下部凸条I3 の左右に左右凸部J3 ,J3
が係合し、又、仕切板12の仕切溝I4 に仕切り凸条部
J4 が係合するので、カバー25の左右カバー部K1 ,
K1 のガタツキが一層小さくなってカバー25はボビン
6にガタツキ少なく固定されるようにしている。
たボビン6には、図11に例示したカバー25をかぶせ
ることができるようにしたものであって、ボビン6に設
けたカバー係止部Iにこのカバー25に形成した係止部
Jを弾性的に係止できるようにし、この係止状態では、
カバー25に設けているカバー部Kによって、基板29
への取付面Aを除いた他の全面の少くとも1次巻線15
の外周外方を図12に例示の如く覆うことができるよう
にし、又、カバー25には係止爪M,Mを設けて、コア
27を装着して完成されているトランス28を、図13
に例示したように、基板29のピン孔29a,29a…
に端子ピン17a,17b…を挿着した状態では、各々
の係止爪Mが基板29の仮止孔29b,29bに夫々挿
入できて係止できることになって、端子ピン17a,1
7b…を基板29の夫々の回路にハンダ付けする間のト
ランス28の妄動を、上記係止爪Mと仮止孔29bの係
止動作によって阻止できるように構成している。そして
例示したカバー25は、合成樹脂等の弾力性を有する電
気絶縁材料によって形成したものであって、例示したカ
バー部Kは、左右カバー部K1 ,K1 と、天井カバー部
K2 と、底面視囲状の鍔部カバー部K3 とからなり、係
止部Jは、左右カバー部K1 ,K1 から略直角状に設け
た側板部J1 ,J1 と、天井カバー部K2 の近くの側板
部J1 ,J1に形成した切欠部J2 ,J2 と、鍔部カバ
ー部K3 の上部に設けられた左右凸部J3 ,J3 と、左
右カバー部K1 ,K1 から内側方に向って突出形成した
正面視略逆U字形の仕切り凸条部J4 と、鍔部カバー部
K3 とからなるものであり、ボビン6に設けてあるカバ
ー係止部Iとして例示したものは、ボビン6のコア挿入
孔30の付近にて側板8に突設した縦凸条I1 ,I1 と
側板8の上部に突設した上部凸条I2 ,I2 と、コア挿
入孔30の下部付近に突設した下部凸条I3 と、仕切板
12の上部及び左右部に夫々設けた仕切溝部I4 と、鍔
部10とからなるものであって、カバー25をボビン6
にかぶせたときは、鍔部10に鍔部カバー部K3 が嵌合
され、側板8の外側面にかぶさった側板部J1 ,J1 の
内縁が縦凸条I1 ,I1 と上部凸条I2 ,I2 の夫々の
外縁に係合して、カバー25は、ボビン6に対して上
下、左右、及び前後の夫々の方向に略固定されることに
なり、更に、下部凸条I3 の左右に左右凸部J3 ,J3
が係合し、又、仕切板12の仕切溝I4 に仕切り凸条部
J4 が係合するので、カバー25の左右カバー部K1 ,
K1 のガタツキが一層小さくなってカバー25はボビン
6にガタツキ少なく固定されるようにしている。
【0011】そして、このようにカバー25がかぶさっ
た状態で図13のように端子ピン17a,17b…を基
板29のピン孔29a…に挿着した使用状態では、仕切
板12の溝無しの下縁部12aが基板29に略接合する
ことになって、1次巻線15と端子ピン17a,17b
…は、カバー25の左右カバー部K1 ,K1 、鍔部カバ
ー部K3 、仕切板12と基板29とによって覆われるこ
とになり、又、仕切板12の仕切溝I4 とこれに係合す
る仕切り凸条部J4 とによって1次巻線15は2次巻線
16から仕切られることになり、このように1次巻線1
5とその端子ピン17a,17b…が外部から隔離され
るので、塵埃や湿気の付着と、これによって発生する絶
縁性低下のために例えば1次側の高電圧が2次側にリー
クして、使用者が感電したり火災事故が発生したりする
等の事故を、上記構成のカバー25によって充分に防止
できるものである。
た状態で図13のように端子ピン17a,17b…を基
板29のピン孔29a…に挿着した使用状態では、仕切
板12の溝無しの下縁部12aが基板29に略接合する
ことになって、1次巻線15と端子ピン17a,17b
…は、カバー25の左右カバー部K1 ,K1 、鍔部カバ
ー部K3 、仕切板12と基板29とによって覆われるこ
とになり、又、仕切板12の仕切溝I4 とこれに係合す
る仕切り凸条部J4 とによって1次巻線15は2次巻線
16から仕切られることになり、このように1次巻線1
5とその端子ピン17a,17b…が外部から隔離され
るので、塵埃や湿気の付着と、これによって発生する絶
縁性低下のために例えば1次側の高電圧が2次側にリー
クして、使用者が感電したり火災事故が発生したりする
等の事故を、上記構成のカバー25によって充分に防止
できるものである。
【0012】尚、カバー25の上記カバー部K、係止部
J、係止爪Mの形状及び、ボビン6のカバー係止部Iの
形状は図示例のほか、上記と略同様な機能を有している
他の種々の形状を用いることができる。又、図示例のカ
バー25には、図11のように鍔部カバー部K3 の付近
にて左右カバー部K1 ,K1 に取付孔31,31を設
け、図13のようにカバー25の左右カバー部K1 ,K
1 の下端部及び、鍔部10と仕切板12の間を略塞ぐこ
とができる形状の塞ぎ板32を、図14に例示したよう
に取付孔31,31へ挿着爪32a,32aを挿着でき
るようにしているので、トランス28を基板29へ挿着
しない使用例の場合に上記塞ぎ板32によって1次巻線
15を、前記図12の場合と略同様に外部から隔離でき
るものである。
J、係止爪Mの形状及び、ボビン6のカバー係止部Iの
形状は図示例のほか、上記と略同様な機能を有している
他の種々の形状を用いることができる。又、図示例のカ
バー25には、図11のように鍔部カバー部K3 の付近
にて左右カバー部K1 ,K1 に取付孔31,31を設
け、図13のようにカバー25の左右カバー部K1 ,K
1 の下端部及び、鍔部10と仕切板12の間を略塞ぐこ
とができる形状の塞ぎ板32を、図14に例示したよう
に取付孔31,31へ挿着爪32a,32aを挿着でき
るようにしているので、トランス28を基板29へ挿着
しない使用例の場合に上記塞ぎ板32によって1次巻線
15を、前記図12の場合と略同様に外部から隔離でき
るものである。
【0013】又、図示例のトランス28は、コア27を
金属板に折曲げて形成したコアカバー33にて覆ってい
るが、コアカバー33の左右部を切起してビス孔34a
のある取付部34,34を用いてトランス28を適宜な
シャシーへ強固に取付けできるものであって、切起し加
工によって形成したので、コアカバー33に別個の取付
部を固着する如き手数を省くことができたのである。
金属板に折曲げて形成したコアカバー33にて覆ってい
るが、コアカバー33の左右部を切起してビス孔34a
のある取付部34,34を用いてトランス28を適宜な
シャシーへ強固に取付けできるものであって、切起し加
工によって形成したので、コアカバー33に別個の取付
部を固着する如き手数を省くことができたのである。
【0014】
【考案の効果】この考案は上記一実施例に詳述せる如
く、鍔部の内側面部を下部が左右外側方に拡がり状に形
成し、そして1次巻線、2次巻線を夫々巻き付けた状態
では、その外側角部の付近に於ては巻厚さが他の部分よ
りも小さくなり、且つ、該外側角部の位置が1次巻線及
び2次巻線の他の部分より上方に位置することになる。
従って、ハンダデイップ工程の際に、ハンダ液面から前
記外側角部が充分に離れた位置となってハンダ液面に接
触するようなことは一切ない。斯くして、従来の如く該
外側角部がハンダ液面の熱によって巻線の絶縁塗膜が破
壊されるような危険は悉く解消することができる。
く、鍔部の内側面部を下部が左右外側方に拡がり状に形
成し、そして1次巻線、2次巻線を夫々巻き付けた状態
では、その外側角部の付近に於ては巻厚さが他の部分よ
りも小さくなり、且つ、該外側角部の位置が1次巻線及
び2次巻線の他の部分より上方に位置することになる。
従って、ハンダデイップ工程の際に、ハンダ液面から前
記外側角部が充分に離れた位置となってハンダ液面に接
触するようなことは一切ない。斯くして、従来の如く該
外側角部がハンダ液面の熱によって巻線の絶縁塗膜が破
壊されるような危険は悉く解消することができる。
【図1】従来のトランス用ボビンの正面図。
【図2】図1の底面図。
【図3】同要部説明側面図。
【図4】本考案のトランスの斜視図。
【図5】同ボビンの斜視図。
【図6】同ボビンの正面図。
【図7】図6の底面図。
【図8】図6の側面図。
【図9】同要部説明側面図。
【図10】カバーの斜視図。
【図11】ボビンにカバーをかぶせた状態の斜視図。
【図12】図11の正面図。
【図13】図12の底面図。
【図14】図12の側面図。
6 ボビン 10,11 鍔部 10a,11a 内側面部 13 1次巻線用溝部 14 2次巻線用溝部 15 1次巻線 15a,16a 巻込始端部 15b,16b 巻込終端部 16 2次巻線 17a,17b 端子ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 ボビンの中央部に中空筒状の芯体を設
け、該芯体の前後両端部に薄肉の側板を張出して設ける
と共に、該側板にて形成される溝状の空間部に1次巻線
び2次巻線を夫々巻装し、更に、該側板の下部に芯体と
略直角状で、且つ、該芯体の左右に張出し状に鍔部を設
け、且つ、該鍔部には複数の端子ピンと係止溝が夫々設
けられたトランスに於て、前記対峙する鍔部の夫々の内
側面を下部が側方へ拡がり状に形成して、該鍔部側の1
次巻線用溝部及び2次巻線用溝部の下部の空間を広く形
成したことを特徴とするトランス用ボビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP718192U JPH0636565Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | トランス用ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP718192U JPH0636565Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | トランス用ボビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04125427U JPH04125427U (ja) | 1992-11-16 |
| JPH0636565Y2 true JPH0636565Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31899099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP718192U Expired - Lifetime JPH0636565Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | トランス用ボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636565Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP718192U patent/JPH0636565Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04125427U (ja) | 1992-11-16 |
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