JPH0614442Y2 - 変圧器用の端子付きコイルボビン - Google Patents

変圧器用の端子付きコイルボビン

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JPH0614442Y2
JPH0614442Y2 JP1990072022U JP7202290U JPH0614442Y2 JP H0614442 Y2 JPH0614442 Y2 JP H0614442Y2 JP 1990072022 U JP1990072022 U JP 1990072022U JP 7202290 U JP7202290 U JP 7202290U JP H0614442 Y2 JPH0614442 Y2 JP H0614442Y2
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JP
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coil bobbin
terminal block
protrusion
terminal
recess
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JP1990072022U
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肥 宮田
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相原電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、中間タップ数が異なる変圧器を少量ずつ製
作する場合などに好適な変圧器用の端子付きコイルボビ
ンに関する。
[従来の技術] 変圧器の巻線の引出し線に外部リード線を接続する際、
その接続が容易にできるようにするため、巻線を巻回す
るコイルボビンに端子を設け、この端子を介して接続す
ることが行なわれている。
従来、この種のコイルボビンとして、その鍔部にピン状
の端子を一体に設けたものが周知であるが、このコイル
ボビンの場合、端子数が特定されるので、専用形とな
り、汎用性がないものであった。したがってこのような
コイルボビンは、多量生産向きの変圧器用、例えば民生
用(家庭用)電気機器に組込む変圧器用として使用され
ていた。
一方上記の点を改良したものとして、コイルボビンとは
別個に端子数の異なる端子板を種々製作し、そのうちの
適宜の端子板をコイルボビンの鍔部に取付けることによ
り、所望の端子数のコイルボビンを得るようにしたもの
も公知である(実公昭57−8174号等)。このよう
な構成の場合、コイルボビンを標準化できるので、汎用
性は高まることになるが、反面、多種の端子板を製作す
る必要があるので、費用が嵩むことになるほか、端子板
を種類別に管理しなければならないので、在庫管理に手
数がかかることになるものであった。その上端子板は複
数の端子を備える構成であるので、形状が大形化するの
が避けられず、そのためこの端子板を取付けるコイルボ
ビンの取付部も必然的に大きな構造になるものであっ
た。その結果コイルボビンの鍔部に設ける取付部が鍔部
の外側面から大きく突出した構造となるので、コイルボ
ビンに巻線を巻回する際、取付部が邪魔になり、巻回作
業がしにくく、またコイルボビンの保管の際も嵩ばるこ
とになるものであった。なお巻線の巻回作業がしにくい
点、コイルボビンの保管の際嵩ばる点は、ピン状端子が
鍔部に突設されたコイルボビンの場合も同様であった。
したがってこのような端子付きコイルボビンの場合も、
汎用性はあっても種々の欠点が存するもので、未だ十分
なものではなかった。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は、上記した従来の欠点を解決するためになし
たもので、その目的とするところは、コイルボビンの鍔
部に単極の端子台を着脱自在に取付けできるようにする
ことにより、所望の端子数を有するコイルボビンを得る
ことができるようにした端子付きコイルボビンを提供す
ることにある。
[問題点を解決する手段] すなわちこの考案は上記目的を達成するため、コイルボ
ビンと、このコイルボビンに取付ける単極の端子台とか
らなり、コイルボビンには、一方の鍔部の外側面に、そ
の外端縁から内端縁方向に向って伸びる凹溝又は突条を
鍔部の周方向に所定間隔を存して複数形成すると共に、
この凹溝又は突条に係合される端子台を止定するための
凹部又は突部をその凹溝毎又は突条毎に設け、また端子
台には、その下部にコイルボビンの凹溝又は突条と係合
する突条又は凹溝を一端から他端にわたって形成すると
共に、該端子台がコイルボビンの凹溝又は突条に係合さ
れた時、コイルボビンの凹部又は突部に係止される突部
又は凹部を設け、コイルボビンの2以上の凹溝又は突条
のそれぞれに、その長さ方向から各端子台の突条又は凹
溝をスライド嵌合により係合すると共に、その各端子台
の突部又は凹部をコイルボビンの凹部又は突部に嵌合係
止することにより、所要数の端子台をコイルボビンに着
脱自在に取付けてなるものである。
[作用] 上記のように構成したので、変圧器の中間タップ数など
に応じて、端子台を鍔部に取付けることにより、所望の
端子数を有するコイルボビンを得ることができる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図〜第3図において、Aは絶縁性合成樹脂により成形
されたコイルボビンで、四角の筒部1と、その筒部1の
両端に周設された鍔部2、3とにより構成されている。
そして一方の鍔部2の対向辺部2a、2bの外側面に
は、その外端縁から内端縁方向の一定長さにわたって伸
びる細幅の隆起部4a、4bが鍔部2の周方向に所定間
隔を存して複数(図では6つ)形成されている。5a、
5bは各隆起部4a、4bの長さ方向の一端から他端に
わたって形成された断面逆T字形の凹溝である。なおこ
の各隆起部4a、4bは、高さをできるだけ低く形成し
てコイルボビンAの保管の際、嵩ばることがないように
するのがよく、通常は鍔部2の厚みと同程度の高さに設
定すれば、強度的に十分である。6a、6bは各隆起部
4a、4bの内端から鍔部2の内端縁に至るように鍔部
2の外側面に突設した突壁で、隆起部4a、4b側の端
部は後述する端子台Bが凹溝5a、5bに係合された時
のストッパとして作用するようにしており、また鍔部2
の内端縁側の端部は鍔部2の内端縁に沿って突設された
補強壁7a、7bと結合されることによって鍔部2の強
化をはかるようにしている。8a、8bは各突壁6a、
6bの頂面部を切除することにより形成された係止用凹
部である。9a、9bは隆起部4a、4b間の鍔部2を
その外端縁から内方にわたって切欠してなる細幅の切込
部、10a、10bは鍔部2の内端縁に近接するように
形成された透孔、11a、11bは鍔部2の外端縁方向
に位置をずらして形成された長孔で、何れも引出し線の
挿通孔として利用できるようにしている。
また他方の鍔部3には、対向辺部3aの外端縁に外側面
側への突出片12が形成されると共に、対向辺部3bは
その内端縁から外端縁までの長さが対向辺部3aよりも
短くなるように形成されている。
Bは単極の端子台で、絶縁性の合成樹脂により成形され
た直方体状の基台21と、この基台21の長手方向と直
交する側面から該基台21に一端が挿着され、他端が外
方へ突出されたピン状の端子22とにより構成されてい
る。そして基台21の下部には、コイルボビンAの凹溝
5a、5bと係合する断面逆T字状の突状23が長手方
向の一端から他端にわたって形成されている。24は基
台21の側面に突設された突出部片で、先端にはコイル
ボビンAの凹部8a、8bに係止される爪状の突部25
が形成されている。26は基台21の上面中央にその長
手方向の一端から他端にわたって凹設された段部、2
7、27は段部26の両側壁に開設された切欠部であ
る。
次に上記コイルボビンAと端子台Bを使用してこの考案
を実施する場合を以下に説明する。端子台Bをコイルボ
ビンAに取付けるには、端子台Bの突条23をコイルボ
ビンAの鍔部2の凹溝、例えば対向辺部2aの凹溝5a
に、その長さ方向からスライド嵌合して係合すると共
に、端子台Bに突設された突出部片24の突部25をコ
イルボビンの凹部8aに係止して、端子台Bを凹溝5a
に係合固定する。このようにして所要数の端子台Bをコ
イルボビンAに取付けることにより、所望の端子数を有
するコイルボビンが得られる。
コイルボビンAに取付けた端子台Bを取り外す時は、凹
部8aに係止した突出片24の突部25をドライバーの
先端などにより持ち上げて凹部8aから離脱させ、その
状態で端子台Bの凹溝5aに沿ってスライドさせて端子
台Bの突条23を凹溝5aから抜き出せばよい。
なお端子台BをコイルボビンAに取付ける場合、コイル
ボビンAには予め巻線Cを施しておく。その場合巻線C
の始端の引出し線は透孔10aより鍔部2aの外側面側
へ引き出すと共に、中間タップの引出し線は適宜切込部
9aや長孔11aより、また終端の引出し線は切込部9
aよりそれぞれ鍔部2aの外側面側へ引き出しておく。
また変圧器を構成する場合は、一次巻線Cの巻回された
コイルボビンAと、二次巻線Cの巻回されたコイルボビ
ンAを、互いの突出片12、12が食違い状となるよう
に積層した後(第2図二点鎖線)、その両コイルボビン
A、Aの筒部1、1の中空部に鉄心(図示省略)を挿着
する。そして巻線Cの各引出し線は端子台Bの端子22
にそれぞれ半田付けなどにより接続する。その場合、例
えば一次巻線Cの引出し線は上層のコイルボビンAの鍔
部2の一方の対向辺部に取付けた端子台Bに、また二次
巻線Cの引出し線は他方の対向辺部に取付けた端子台B
に接続するようにするとよい。なお突出片12、12
は、上記端子台Bに代え別の端子台Dを取付ける必要が
生じた場合などに、その取付部として利用するとよい。
また変圧器の構成に当っては、上記のように一次巻線と
二次巻線を別々に巻回してなるコイルボビンを用いて構
成するほか、一つのコイルボビンに一次巻線と二次巻線
を巻回してなるものを用いて構成してもよい。
この考案は上記のように実施するが、コイルボビンAの
凹溝5a、5b及びそれに係合される端子台Bの突条2
3の断面形状は上記形状に限るものではなく、アリ溝嵌
合できる構成であれば他の断面形状であっても何ら差支
えない。
またコイルボビンAに設ける凹部8a、8bの位置も適
宜に変更して実施すればよく、その場合端子台Bに設け
る突部25の位置もそれに応じて変更することは言うま
でもない。
また上記においては、コイルボビンAには凹溝5a、5
b、端子台Bには突条23を形成する場合について、及
びコイルボビンAには凹部8a、8b、端子台Bには突
部25を設ける場合について説明したが、これとは逆に
コイルボビンAには突条、端子台Bには凹溝を形成して
も、及びコイルボビンAには突部、端子台Bには凹部を
設けても、同様に実施できることは言うまでもない。
また上記の場合、コイルボビンAにはその鍔部2の対向
辺部2a、2b双方に端子台Bを取付けるように構成し
ているが、何れか一方だけに取付けるように構成しても
よい。
また端子台Bの上部構造や端子22の構造は上記の構造
に限るものでないことは勿論で、公知の種々の構造にて
実施すればよい。
[考案の効果] この考案は上記のように構成したので、端子台をコイル
ボビンに取付ける場合、ビスなどの取付金具を用いずに
確実に取付けできることになり、所望の端子数のコイル
ボビンを簡単に得ることができる。また端子台をコイル
ボビンから取り外す必要が生じた場合は、コイルボビン
に設けた凹部又は突部と端子台に設けた突部又は凹部と
の嵌合係止を解除することにより、簡単に取り外せるの
で、故障や点検などの際にも、その対応を迅速に行なう
ことができる。
しかも端子台は一種のみを製作すればよいので、多種の
ものを製作する場合に比べ製作費も少なくて済むばかり
てなく、在庫管理も行ないやすいので、所望の端子数を
有するコイルボビンを安価に得ることができる。
そして端子台は単極のものであるので、複数の端子を備
えるものに比べ形状も小形化できることになる、そのた
めコイルボビンの鍔部には凹溝又は突条を、端子台には
突条又は凹溝を形成するのみで、コイルボビンに取付け
できると共に、コイルボビンに設ける凹溝又は突条の高
さもそれほど高く形成しなくても強固に取付けできるこ
とになり、コイルボビンに形成した凹溝又は突条のため
に、コイルボビンに対する巻線の巻回作業がしにくくな
ったり、またコイルボビンの保管の際にその凹溝又は突
条のために嵩ばるといったことも解消できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す端子付きコイルボビン
の斜視図、第2図は第1図II−II線に沿って切断した拡
大断面図、第3図はコイルボビンのみの平面図である。 A……コイルボビン、B……単極の端子台、1……筒
部、2、3……鍔部、2a、2b……鍔部の対向辺部、
5a、5b……凹溝、8a、8b……凹部、23……突
条、25……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルボビンと、このコイルボビンに取付
    ける単極の端子台とからなり、コイルボビンには、一方
    の鍔部の外側面に、その外端縁から内端縁方向に向って
    伸びる凹溝又は突条を鍔部の周方向に所定間隔を存して
    複数形成すると共に、この凹溝又は突条に係合される端
    子台を止定するための凹部又は突部をその凹溝毎又は突
    条毎に設け、また端子台には、その下部にコイルボビン
    の凹溝又は突条と係合する突条又は凹溝を一端から他端
    にわたって形成すると共に、該端子台がコイルボビンの
    凹溝又は突条に係合された時、コイルボビンの凹部又は
    突部に係止される突部又は凹部を設け、コイルボビンの
    2以上の凹溝又は突条のそれぞれに、その長さ方向から
    各端子台の突条又は凹溝をスライド嵌合により係合する
    と共に、その各端子台の突部又は凹部をコイルボビンの
    凹部又は突部に嵌合係止することにより、所要数の端子
    台をコイルボビンに着脱自在に取付けてなる変圧器用の
    端子付きコイルボビン。
JP1990072022U 1990-07-05 1990-07-05 変圧器用の端子付きコイルボビン Expired - Lifetime JPH0614442Y2 (ja)

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JP3842491B2 (ja) * 1999-09-10 2006-11-08 株式会社タムラ製作所 コイルボビン
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