JPH0636604A - 車両用ハーネスグロメット - Google Patents
車両用ハーネスグロメットInfo
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- JPH0636604A JPH0636604A JP4189171A JP18917192A JPH0636604A JP H0636604 A JPH0636604 A JP H0636604A JP 4189171 A JP4189171 A JP 4189171A JP 18917192 A JP18917192 A JP 18917192A JP H0636604 A JPH0636604 A JP H0636604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- harness
- vehicle
- grommet
- harness grommet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車体の内部と外部のシール性を向上させること
が可能であり、且つ組立性も良い車両用ハーネスグロメ
ットを提供することにある。 【構成】車体Bの開口部B1の内外を挿通するハーネス
32を内部に貫通し、外周の係止爪12cを開口部B1
に係合させることにより車体Bに支持される車両用ハー
ネスグロメット10において、円筒部12aと、円筒部
12aの一方に接続される複数の係止爪12cを有する
樹脂材料からなる第1部材12と、開口部B1を車体B
の外部に対してシールするために配置された第1のシー
ル部14aと、円筒部12aの内周面と円筒部12aの
内部を挿通するハーネス32の外周面との間を埋める第
2のシール部14bとを有するエラストマー材からなる
第2部材14とを具備する。
が可能であり、且つ組立性も良い車両用ハーネスグロメ
ットを提供することにある。 【構成】車体Bの開口部B1の内外を挿通するハーネス
32を内部に貫通し、外周の係止爪12cを開口部B1
に係合させることにより車体Bに支持される車両用ハー
ネスグロメット10において、円筒部12aと、円筒部
12aの一方に接続される複数の係止爪12cを有する
樹脂材料からなる第1部材12と、開口部B1を車体B
の外部に対してシールするために配置された第1のシー
ル部14aと、円筒部12aの内周面と円筒部12aの
内部を挿通するハーネス32の外周面との間を埋める第
2のシール部14bとを有するエラストマー材からなる
第2部材14とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体開口部の内外を挿
通するハーネスを内部に貫通した状態で車体内外をシー
ル状態に保つための車両用ハーネスグロメットに関す
る。
通するハーネスを内部に貫通した状態で車体内外をシー
ル状態に保つための車両用ハーネスグロメットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両のコンビネーションランプ
等の電装品からの電気配線であるワイヤーハーネスを、
車体に形成された開口穴から車体内部に引き込む場合
に、ハーネスの周囲と開口穴の内周面の間をシール状態
に保持し、水等の液体が車体内部に進入しない様にする
ためにハーネスグロメットと呼ばれるゴム製の部品が使
用されている。
等の電装品からの電気配線であるワイヤーハーネスを、
車体に形成された開口穴から車体内部に引き込む場合
に、ハーネスの周囲と開口穴の内周面の間をシール状態
に保持し、水等の液体が車体内部に進入しない様にする
ためにハーネスグロメットと呼ばれるゴム製の部品が使
用されている。
【0003】このようなハーネスグロメットの従来の構
造を示したものが図8である。図8において、ハーネス
グロメット100は、略円板状のシール部102と、こ
のシール部102の一方に接続され、車体Bの開口穴B
1に進入して係止される係合部104と、これらシール
部102と係合部104との中心部を貫通してワイヤー
ハーネス110を通すための貫通穴106aを有するチ
ューブ106とから概略構成されている。このように構
成されたハーネスグロメット100においては、係合部
104が車体Bの開口穴B1に圧入されることにより、
シール部102の端面102aが車体Bに密着し、車体
Bの開口穴B1をシールする様になされている。またチ
ューブ106の内部には、ワイヤーハーネス110がギ
リギリ通れる程度に内径を細くされた穴部106bが形
成されており、ワイヤーハーネス110の外周面と、チ
ューブ106の内周面をシールする様になされている。
造を示したものが図8である。図8において、ハーネス
グロメット100は、略円板状のシール部102と、こ
のシール部102の一方に接続され、車体Bの開口穴B
1に進入して係止される係合部104と、これらシール
部102と係合部104との中心部を貫通してワイヤー
ハーネス110を通すための貫通穴106aを有するチ
ューブ106とから概略構成されている。このように構
成されたハーネスグロメット100においては、係合部
104が車体Bの開口穴B1に圧入されることにより、
シール部102の端面102aが車体Bに密着し、車体
Bの開口穴B1をシールする様になされている。またチ
ューブ106の内部には、ワイヤーハーネス110がギ
リギリ通れる程度に内径を細くされた穴部106bが形
成されており、ワイヤーハーネス110の外周面と、チ
ューブ106の内周面をシールする様になされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に構成されたハーネスグロメット100においては、
ハーネス110が車両の床下に配線されることが多いこ
とから、車体Bの内側に挿入されたチューブ106の端
部が、図9に示した様に小さい曲率半径で、強制的に下
方に向けて曲げられる場合が多い。このように、チュー
ブ106の端部が小さい曲率半径で曲げられた場合に
は、チューブ106の曲げに伴ってハーネスグロメット
100の係合部104が変形し、シール部102が車体
表面から浮き上がってスキマが発生し、車体Bの開口穴
B1のシール性が低下するという問題点があった。
様に構成されたハーネスグロメット100においては、
ハーネス110が車両の床下に配線されることが多いこ
とから、車体Bの内側に挿入されたチューブ106の端
部が、図9に示した様に小さい曲率半径で、強制的に下
方に向けて曲げられる場合が多い。このように、チュー
ブ106の端部が小さい曲率半径で曲げられた場合に
は、チューブ106の曲げに伴ってハーネスグロメット
100の係合部104が変形し、シール部102が車体
表面から浮き上がってスキマが発生し、車体Bの開口穴
B1のシール性が低下するという問題点があった。
【0005】また、他の従来例としては、実開昭62−
139001号公報に開示されている様に、ハーネスが
挿通するハーネスグロメットのパイプをランプの端子部
分まで長く延長し、車体外にあるハーネス全体をこのパ
イプで覆う様にしたものが知られている。しかしなが
ら、この従来例においては、細長いパイプの中に可撓性
のワイヤーハーネスを通す作業に手間がかかり、組立性
の悪化を招くという問題点があった。
139001号公報に開示されている様に、ハーネスが
挿通するハーネスグロメットのパイプをランプの端子部
分まで長く延長し、車体外にあるハーネス全体をこのパ
イプで覆う様にしたものが知られている。しかしなが
ら、この従来例においては、細長いパイプの中に可撓性
のワイヤーハーネスを通す作業に手間がかかり、組立性
の悪化を招くという問題点があった。
【0006】したがって、本発明は上述した課題に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、車体
の内部と外部のシール性を向上させることが可能であ
り、且つ組立性も良い車両用ハーネスグロメットを提供
することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、車体
の内部と外部のシール性を向上させることが可能であ
り、且つ組立性も良い車両用ハーネスグロメットを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の車両用ハーネスグロメッ
トは、車体開口部の内外を挿通するハーネスを内部に貫
通し、外周の係合部を前記開口部に係合させることによ
り車体に支持される車両用ハーネスグロメットにおい
て、円筒部と、該円筒部の一方に接続され、前記係合部
を構成する複数の係止爪を有する樹脂材料からなる第1
部材と、前記開口部を車体外部に対してシールするため
に前記係合部の外周に配置された第1のシール部と、前
記円筒部の内周面と該円筒部の内部を挿通するハーネス
の外周面との間を埋める第2のシール部とを有するエラ
ストマー材からなる第2部材とを具備することを特徴と
している。
的を達成するために、本発明の車両用ハーネスグロメッ
トは、車体開口部の内外を挿通するハーネスを内部に貫
通し、外周の係合部を前記開口部に係合させることによ
り車体に支持される車両用ハーネスグロメットにおい
て、円筒部と、該円筒部の一方に接続され、前記係合部
を構成する複数の係止爪を有する樹脂材料からなる第1
部材と、前記開口部を車体外部に対してシールするため
に前記係合部の外周に配置された第1のシール部と、前
記円筒部の内周面と該円筒部の内部を挿通するハーネス
の外周面との間を埋める第2のシール部とを有するエラ
ストマー材からなる第2部材とを具備することを特徴と
している。
【0008】
【作用】以上の様に、この発明に係わる車両用ハーネス
グロメットは構成されているので、エラストマー材と比
較して剛性のある樹脂材料から成る第1部材により、エ
ラストマー材からなる第2部材を保持し、ハーネスグロ
メットの車体への係止力を剛性の高い第1部材によって
発生させることにより、エラストマー材から成る第2部
材が曲げられた場合でも、第1部材の係止力が低下する
ことがなく、第1のシール部が車体表面から浮き上がら
ないので車体の開口穴のシール性が低下することが防止
される。
グロメットは構成されているので、エラストマー材と比
較して剛性のある樹脂材料から成る第1部材により、エ
ラストマー材からなる第2部材を保持し、ハーネスグロ
メットの車体への係止力を剛性の高い第1部材によって
発生させることにより、エラストマー材から成る第2部
材が曲げられた場合でも、第1部材の係止力が低下する
ことがなく、第1のシール部が車体表面から浮き上がら
ないので車体の開口穴のシール性が低下することが防止
される。
【0009】また、車体外部にあるハーネス全体を覆う
様な長いパイプを備えているわけではないので、組立性
が低下する様なこともない。
様な長いパイプを備えているわけではないので、組立性
が低下する様なこともない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、一実施例の
ハーネスグロメットを自動車におけるリヤのコンビネー
ションランプ(以下コンビランプと呼ぶ)の配線の車体
内部への引き込みに適用した例を示した図である。
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、一実施例の
ハーネスグロメットを自動車におけるリヤのコンビネー
ションランプ(以下コンビランプと呼ぶ)の配線の車体
内部への引き込みに適用した例を示した図である。
【0011】図1において、コンビランプの端子30に
接続されたワイヤーハーネス32は、車体Bの開口穴B
1に装着されたハーネスグロメット10の中心部を貫通
する貫通穴(図2参照)を介して車体Bの内部にもたら
され、車体B内部の不図示の電気配線とコネクタ34に
より接続される。そして、ハーネスグロメット10は、
ワイヤーハーネス32の周囲と車体Bの開口穴B1の内
周面との間をシールし、水等が車体B内部に進入するこ
とを防止する。
接続されたワイヤーハーネス32は、車体Bの開口穴B
1に装着されたハーネスグロメット10の中心部を貫通
する貫通穴(図2参照)を介して車体Bの内部にもたら
され、車体B内部の不図示の電気配線とコネクタ34に
より接続される。そして、ハーネスグロメット10は、
ワイヤーハーネス32の周囲と車体Bの開口穴B1の内
周面との間をシールし、水等が車体B内部に進入するこ
とを防止する。
【0012】次に、図2(b)は、一実施例のハーネス
グロメット10の構造を示した側断面図であり、ハーネ
スグロメット10が車体Bの開口穴B1に装着された状
態を示している。図2(b)においてハーネスグロメッ
ト10は、このハーネスグロメット10を車体Bの開口
穴B1に係止する機能を有する合成樹脂材料から成る
(例えば、ポリプロピレンを射出成形により成形加工す
る)第1部材12と、車体Bの開口穴B1をシール状態
に保持する機能を有するエラストマー材(例えば、ゴム
変性ポリプロピレン)から成る第2部材14とから構成
されている。第1部材12と第2部材14とは、第2部
材14を成形加工するときに、第1部材12をインサー
ト成形することにより互いに一体的に接続されている。
また、ハーネスグロメット10を貫通するワイヤーハー
ネス32も、第2部材14と一緒にインサート成形され
る。
グロメット10の構造を示した側断面図であり、ハーネ
スグロメット10が車体Bの開口穴B1に装着された状
態を示している。図2(b)においてハーネスグロメッ
ト10は、このハーネスグロメット10を車体Bの開口
穴B1に係止する機能を有する合成樹脂材料から成る
(例えば、ポリプロピレンを射出成形により成形加工す
る)第1部材12と、車体Bの開口穴B1をシール状態
に保持する機能を有するエラストマー材(例えば、ゴム
変性ポリプロピレン)から成る第2部材14とから構成
されている。第1部材12と第2部材14とは、第2部
材14を成形加工するときに、第1部材12をインサー
ト成形することにより互いに一体的に接続されている。
また、ハーネスグロメット10を貫通するワイヤーハー
ネス32も、第2部材14と一緒にインサート成形され
る。
【0013】第1部材12は、図2(b)、及び第1部
材12の単体の斜視図である図3に示したように、円筒
部12aと、この円筒部12aの一端に接続された略円
板状のフランジ部12bと、このフランジ部12bの外
周部の対向する2個所に設けられた係止爪12cとから
構成されている。フランジ部12bには、6個所の開口
穴12eが円周上等間隔に形成されており、詳細は後述
するが、この開口穴12eを介して、第2部材14を成
形するための型の一部が矢印A方向に進入し、第2部材
14の変形を容易にするための肉抜き部14e(図2
(b))を形成する様になされている。
材12の単体の斜視図である図3に示したように、円筒
部12aと、この円筒部12aの一端に接続された略円
板状のフランジ部12bと、このフランジ部12bの外
周部の対向する2個所に設けられた係止爪12cとから
構成されている。フランジ部12bには、6個所の開口
穴12eが円周上等間隔に形成されており、詳細は後述
するが、この開口穴12eを介して、第2部材14を成
形するための型の一部が矢印A方向に進入し、第2部材
14の変形を容易にするための肉抜き部14e(図2
(b))を形成する様になされている。
【0014】一方、図2(b)において、第2部材14
は、ハーネスグロメット10が車体の開口穴B1に装着
された状態で車体Bの外表面B2に密着し、車体Bの開
口穴B1の周囲をシールする第1シール部14aと、第
1部材12の円筒部12aの内部に形成され、円筒部1
2aに挿入されたワイヤーハーネスの周囲と円筒部12
aの内周面との間をシールする第2シール部14bと、
第1シール部14aと第2シール部14bを連結する連
結部14cと、この連結部14cに接続され、ワイヤー
ハーネス32が曲げられた時に断線等が起きない様に保
護するための蛇腹状のパイプ部14dとから構成されて
いる。連結部14cの内側の部分には、前述した様に、
この連結部14cの部分の肉圧を薄くして、パイプ部1
4dが曲げられたときに連結部14cの変形を容易にす
るための肉抜き部14eが形成されている。また、第1
シール部14aの車体に密着する側の面の外周部には、
突起部14fが全周に渡って形成されており、ハーネス
グロメット10の装着状態において、この突起部14f
が車体に押し付けられることにより、第1シール部14
aによる開口穴の周囲の封止状態が確保される。
は、ハーネスグロメット10が車体の開口穴B1に装着
された状態で車体Bの外表面B2に密着し、車体Bの開
口穴B1の周囲をシールする第1シール部14aと、第
1部材12の円筒部12aの内部に形成され、円筒部1
2aに挿入されたワイヤーハーネスの周囲と円筒部12
aの内周面との間をシールする第2シール部14bと、
第1シール部14aと第2シール部14bを連結する連
結部14cと、この連結部14cに接続され、ワイヤー
ハーネス32が曲げられた時に断線等が起きない様に保
護するための蛇腹状のパイプ部14dとから構成されて
いる。連結部14cの内側の部分には、前述した様に、
この連結部14cの部分の肉圧を薄くして、パイプ部1
4dが曲げられたときに連結部14cの変形を容易にす
るための肉抜き部14eが形成されている。また、第1
シール部14aの車体に密着する側の面の外周部には、
突起部14fが全周に渡って形成されており、ハーネス
グロメット10の装着状態において、この突起部14f
が車体に押し付けられることにより、第1シール部14
aによる開口穴の周囲の封止状態が確保される。
【0015】図2(a)は、図2(b)を左側から見た
平面図であり、中心の円筒部12aにワイヤーハーネス
32が4本挿入されており、第1部材12のフランジ部
12bの外周部に2つの係止爪12cが設けられている
様子が示されている。上記の様に構成されたハーネスグ
ロメット10を車体に装着する場合には、車体Bの開口
穴B1の外方からパイプ部14dの先端部14d1 を車
体B内部に進入させ、図2(b)に示す様に2つの係止
爪12cの部分をこの2つの係止爪12cのなす外径よ
りも僅かに小さい直径を有する車体Bの開口穴B1に押
し込むことにより、ハーネスグロメット10が車体Bに
対して固定される。すなわち、ハーネスグロメット10
を車体Bの開口穴B1に押し込むという簡単な動作のみ
で、このハーネスグロメット10及びハーネスグロメッ
ト10に予めインサート成形されたワイヤーハーネス3
2が車体Bに装着される。インサート成形されたワイヤ
ーハーネス32の両端部には不図示のコネクタが取り付
けられており、これらのコネクタの一方を車体B外部の
電装品(例えばコンビランプ)に接続し、他方のコネク
タを車体B内部の電気配線に接続することにより、外部
の電装品が車体B内部の電気配線に接続される。
平面図であり、中心の円筒部12aにワイヤーハーネス
32が4本挿入されており、第1部材12のフランジ部
12bの外周部に2つの係止爪12cが設けられている
様子が示されている。上記の様に構成されたハーネスグ
ロメット10を車体に装着する場合には、車体Bの開口
穴B1の外方からパイプ部14dの先端部14d1 を車
体B内部に進入させ、図2(b)に示す様に2つの係止
爪12cの部分をこの2つの係止爪12cのなす外径よ
りも僅かに小さい直径を有する車体Bの開口穴B1に押
し込むことにより、ハーネスグロメット10が車体Bに
対して固定される。すなわち、ハーネスグロメット10
を車体Bの開口穴B1に押し込むという簡単な動作のみ
で、このハーネスグロメット10及びハーネスグロメッ
ト10に予めインサート成形されたワイヤーハーネス3
2が車体Bに装着される。インサート成形されたワイヤ
ーハーネス32の両端部には不図示のコネクタが取り付
けられており、これらのコネクタの一方を車体B外部の
電装品(例えばコンビランプ)に接続し、他方のコネク
タを車体B内部の電気配線に接続することにより、外部
の電装品が車体B内部の電気配線に接続される。
【0016】なお、ハーネスグロメット10が車体Bに
装着された状態においては、係止爪12cは、図2のC
部拡大図である図4に示す様に車体Bの開口穴B1のエ
ッジ部分に係止されており、また、図2に示すように第
1シール部14aの外周の突起部14fが車体Bの外表
面B2に密着し、開口穴B1のシール状態が確保されて
いる。また、第1部材12の円筒部12aの内周面とワ
イヤーハーネス32の外周面との間の空間には、前述し
た様にインサート成形によりエラストマー材が充填さ
れ、第2シール部14bが形成されているので、ワイヤ
ハーネス32と第1部材12の円筒部12aとの間のシ
ールも確実に行われる。
装着された状態においては、係止爪12cは、図2のC
部拡大図である図4に示す様に車体Bの開口穴B1のエ
ッジ部分に係止されており、また、図2に示すように第
1シール部14aの外周の突起部14fが車体Bの外表
面B2に密着し、開口穴B1のシール状態が確保されて
いる。また、第1部材12の円筒部12aの内周面とワ
イヤーハーネス32の外周面との間の空間には、前述し
た様にインサート成形によりエラストマー材が充填さ
れ、第2シール部14bが形成されているので、ワイヤ
ハーネス32と第1部材12の円筒部12aとの間のシ
ールも確実に行われる。
【0017】また、配線の引き回しの都合により、ワイ
ヤーハーネス32の根元、すなわちパイプ部14dが小
さい曲率半径で曲げられた場合でも、エラストマー材に
比較して剛性の高い樹脂材料から成る第1部材12の係
止爪12cが、車体Bの開口穴B1にしっかりと食い付
いているので、第1シール部14aが車体Bの外表面B
2から浮き上がることがなく、シール性が低下すること
が防止される。
ヤーハーネス32の根元、すなわちパイプ部14dが小
さい曲率半径で曲げられた場合でも、エラストマー材に
比較して剛性の高い樹脂材料から成る第1部材12の係
止爪12cが、車体Bの開口穴B1にしっかりと食い付
いているので、第1シール部14aが車体Bの外表面B
2から浮き上がることがなく、シール性が低下すること
が防止される。
【0018】次に上述したハーネスグロメット10を成
形する方法について説明する。図5及び図6は、ハーネ
スグロメット10を成形するための型50の構造を示し
た図である。型50は、図6に示したように、4つの部
分に分割して型割りが行われる様に構成されている。型
50の図中手前側の型部分50a,50bには、図5に
示したように、第2部材14の形状に対応した空間部5
0eが形成されている。この空間部50eの中心部に
は、第2部材14の内部の形状を成形するための中子5
2が配置されている。また、空間部50eにはインサー
ト成形される第1部材12を係止するために係止爪12
cに対応した形状の凹部50e1が形成されている。
形する方法について説明する。図5及び図6は、ハーネ
スグロメット10を成形するための型50の構造を示し
た図である。型50は、図6に示したように、4つの部
分に分割して型割りが行われる様に構成されている。型
50の図中手前側の型部分50a,50bには、図5に
示したように、第2部材14の形状に対応した空間部5
0eが形成されている。この空間部50eの中心部に
は、第2部材14の内部の形状を成形するための中子5
2が配置されている。また、空間部50eにはインサー
ト成形される第1部材12を係止するために係止爪12
cに対応した形状の凹部50e1が形成されている。
【0019】一方、型50の図6における後ろ側の型部
分50c,50dには、第1部材12の円筒部12aを
収容するための円筒状の空間部50fが形成されてお
り、この空間部50fの中心部には、中子54が配置さ
れている。また、型部分50c,50dには、第1部材
12のフランジ部12bの開口穴12eを貫通して型部
分50a,50b内に進入する突起部50gが複数個所
(実際には、開口穴12eの数に対応して6個所)に形
成されている。この突起部50gにより、前述した様
に、第2部材14の連結部14cの変形を容易にするた
めの肉抜き部14eが形成されることとなる。
分50c,50dには、第1部材12の円筒部12aを
収容するための円筒状の空間部50fが形成されてお
り、この空間部50fの中心部には、中子54が配置さ
れている。また、型部分50c,50dには、第1部材
12のフランジ部12bの開口穴12eを貫通して型部
分50a,50b内に進入する突起部50gが複数個所
(実際には、開口穴12eの数に対応して6個所)に形
成されている。この突起部50gにより、前述した様
に、第2部材14の連結部14cの変形を容易にするた
めの肉抜き部14eが形成されることとなる。
【0020】このように構成された型50によりハーネ
スグロメット50を成形加工する場合には、図7に示し
たように、第1部材12に予めワイヤーハーネス32を
挿入しておき、更に中子52,54を加えた状態で、こ
れらを型50に装着する。このように第1部材12とワ
イヤーハーネス32と中子52,54を型50に装着し
た状態においては、型50の内部は図5に示した様な状
態となっており、これら第1部材12とワイヤーハーネ
ス32と中子52,54と型50により規定される空間
部に加熱して流体状になされたエラストマー材を流し込
んで冷却することにより、ハーネスグロメット10が成
形加工される。
スグロメット50を成形加工する場合には、図7に示し
たように、第1部材12に予めワイヤーハーネス32を
挿入しておき、更に中子52,54を加えた状態で、こ
れらを型50に装着する。このように第1部材12とワ
イヤーハーネス32と中子52,54を型50に装着し
た状態においては、型50の内部は図5に示した様な状
態となっており、これら第1部材12とワイヤーハーネ
ス32と中子52,54と型50により規定される空間
部に加熱して流体状になされたエラストマー材を流し込
んで冷却することにより、ハーネスグロメット10が成
形加工される。
【0021】以上説明した様に、この実施例によれば、
剛性の高い樹脂材料から成る第1部材と、剛性が低く弾
性力に富むエラストマー材から成る第2部材と、ワイヤ
ーハーネスとをインサート成形により一体的に組み合わ
せることにより、防水性が高く、組立性も良いハーネス
グロメットが提供される。なお、本発明はその主旨を逸
脱しない範囲で、上記実施例を修正または変形したもの
に適用可能である。
剛性の高い樹脂材料から成る第1部材と、剛性が低く弾
性力に富むエラストマー材から成る第2部材と、ワイヤ
ーハーネスとをインサート成形により一体的に組み合わ
せることにより、防水性が高く、組立性も良いハーネス
グロメットが提供される。なお、本発明はその主旨を逸
脱しない範囲で、上記実施例を修正または変形したもの
に適用可能である。
【0022】例えば上記実施例においては、第1部材の
対向する2個所に係止爪を設ける様に説明したが、フラ
ンジ部の3か所以上に係止爪を設ける様にしても良い。
機能的にみると、実際にはフランジ部の円周上3個所に
係止爪を設けることが最も好ましい。
対向する2個所に係止爪を設ける様に説明したが、フラ
ンジ部の3か所以上に係止爪を設ける様にしても良い。
機能的にみると、実際にはフランジ部の円周上3個所に
係止爪を設けることが最も好ましい。
【0023】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の車両用ハー
ネスグロメットによれば、エラストマー材と比較して剛
性のある樹脂材料から成る第1部材により、エラストマ
ー材からなる第2部材を保持し、ハーネスグロメットの
車体への係止力を剛性の高い第1部材によって発生させ
ることにより、エラストマ材ーから成る第2部材が曲げ
られた場合でも、第1部材の係止力が低下することがな
く、第1のシール部が車体表面から浮き上がらないので
車体の開口穴のシール性が低下することが防止される。
ネスグロメットによれば、エラストマー材と比較して剛
性のある樹脂材料から成る第1部材により、エラストマ
ー材からなる第2部材を保持し、ハーネスグロメットの
車体への係止力を剛性の高い第1部材によって発生させ
ることにより、エラストマ材ーから成る第2部材が曲げ
られた場合でも、第1部材の係止力が低下することがな
く、第1のシール部が車体表面から浮き上がらないので
車体の開口穴のシール性が低下することが防止される。
【0024】また、車体外部にあるハーネス全体を覆う
様な長いパイプを備えているわけではないので、組立性
が低下する様なこともない。
様な長いパイプを備えているわけではないので、組立性
が低下する様なこともない。
【図1】一実施例のハーネスグロメットを自動車におけ
るリヤのコンビネーションランプの配線の車体内部への
引き込みに適用した例を示した図である。
るリヤのコンビネーションランプの配線の車体内部への
引き込みに適用した例を示した図である。
【図2】一実施例のハーネスグロメットの構造を示した
図である。
図である。
【図3】第1部材の単体の形状を示した斜視図である。
【図4】図2におけるC部拡大図である。
【図5】ハーネスグロメットを成形するための型の構造
を示した図である。
を示した図である。
【図6】ハーネスグロメットを成形するための型の構造
を示した図である。
を示した図である。
【図7】第1部材と中子とワイヤーハーネスを型にセッ
トする様子を示した斜視図である。
トする様子を示した斜視図である。
【図8】従来のハーネスグロメットの構造を示した側断
面図である。
面図である。
【図9】従来のハーネスグロメットが下方に曲げられた
状態を示した側断面図である。
状態を示した側断面図である。
10 ハーネスグロメット 12 第1部材 14 第2部材 30 端子部 32 ワイヤーハーネス 34 コネクタ 50 型 52,54 中子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 3/22 C 7335−5G A 7335−5G H05K 7/00 M 7819−4E
Claims (1)
- 【請求項1】 車体開口部の内外を挿通するハーネスを
内部に貫通し、外周の係合部を前記開口部に係合させる
ことにより車体に支持される車両用ハーネスグロメット
において、 円筒部と、該円筒部の一方に接続され、前記係合部を構
成する複数の係止爪を有する樹脂材料からなる第1部材
と、 前記開口部を車体外部に対してシールするために前記係
合部の外周に配置された第1のシール部と、前記円筒部
の内周面と該円筒部の内部を挿通するハーネスの外周面
との間を埋める第2のシール部とを有するエラストマー
材からなる第2部材とを具備することを特徴とする車両
用ハーネスグロメット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4189171A JPH0636604A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 車両用ハーネスグロメット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4189171A JPH0636604A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 車両用ハーネスグロメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636604A true JPH0636604A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16236670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4189171A Pending JPH0636604A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 車両用ハーネスグロメット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636604A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6737583B2 (en) | 2000-05-25 | 2004-05-18 | Yazaki Corporation | Grommet and method of producing the same |
| JP2009061934A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | フロアカバー |
| JP2016010165A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-18 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
| CN113879232A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-01-04 | 一汽解放汽车有限公司 | 线束固定装置及汽车 |
| WO2024165320A1 (de) * | 2023-02-10 | 2024-08-15 | LEONI Wiring Systems Slovakia spol. s r.o. | Verfahren zur anbringung einer tülle an einem leitungsstrang sowie leitungsstrang mit tülle |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP4189171A patent/JPH0636604A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6737583B2 (en) | 2000-05-25 | 2004-05-18 | Yazaki Corporation | Grommet and method of producing the same |
| JP2009061934A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | フロアカバー |
| JP2016010165A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-18 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
| CN113879232A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-01-04 | 一汽解放汽车有限公司 | 线束固定装置及汽车 |
| CN113879232B (zh) * | 2021-11-18 | 2023-08-18 | 一汽解放汽车有限公司 | 线束固定装置及汽车 |
| WO2024165320A1 (de) * | 2023-02-10 | 2024-08-15 | LEONI Wiring Systems Slovakia spol. s r.o. | Verfahren zur anbringung einer tülle an einem leitungsstrang sowie leitungsstrang mit tülle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020701 |