JPH0636901U - タイヤの装飾及び保護部材 - Google Patents

タイヤの装飾及び保護部材

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JPH0636901U
JPH0636901U JP7321092U JP7321092U JPH0636901U JP H0636901 U JPH0636901 U JP H0636901U JP 7321092 U JP7321092 U JP 7321092U JP 7321092 U JP7321092 U JP 7321092U JP H0636901 U JPH0636901 U JP H0636901U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案のタイヤの装飾及び保護部材は、車両の
タイヤ側面の装飾を図ると共にタイヤを構成するゴムを
保護するので歩道を形成する縁石やガードレールにたと
え接触しても損傷や亀裂の生じることや、それが原因で
パンクすることもなく、それら縁石やガードレールをタ
イヤのゴムで汚すこともない。しかも接触したことを部
材の損傷によって知ることのできるタイヤの保護部材を
提供することを目的とする。 【構成】本考案のタイヤの装飾及び保護部材1は2枚の
環状板体(以下、環状シートという)2、3の組合せに
よって構成されている。これら第1及び第2環状シート
2、3は不図示の合成ゴム系接着剤によって内周縁端が
同位面で臨めるように積層状に接着して形成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両を構成するタイヤを装飾及び保護する部材に係り、特にタイヤ 側面の装飾、保護、そして補強を兼ねることのできるタイヤの装飾及び保護部材 に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
一般的に、路肩や縁石等へ接触させると裂傷の生じ易いゴム材で形成されるタ イヤ側面の保護又は、装飾の工夫はこれまで成されていなかった。
【0003】 一方、自動車を例えば車道の路肩やガードレールに沿って駐車するときにタイ ヤの側面を縁石やガードレールの支柱に接触させてしまうことが度々あり、それ らの縁石や支柱はタイヤのゴムが擦り付けられることによって汚れてしまい、し かもこの汚れは落ち難いという見た目に好ましくない状況にあった。
【0004】 また、車を運転しないで放置したままにしておくと雨水や風に晒されてタイヤ はその表面に細かい裂傷(ひび割れ)を生じることがあり、このような裂傷の発 生はタイヤの寿命を縮めるばかりかパンクが発生し易くなり、走行中のバースト 等場合によっては事故につながる危険性を有していた。
【0005】 さらに、タイヤ全体の色彩は主に黒一色か又は側面形状に沿った白いリング状 の線を施すものはあったが、特に色彩的に目立つものではなかった。
【0006】
【考案の目的】
本考案は、前記従来の問題点に鑑みて成されたものであり、車両のタイヤ側面 を装飾すると共にタイヤを構成するゴムを保護するので、歩道を形成する縁石や ガードレールにたとえ接触しても損傷や亀裂の生じることや、それが原因でパン クすることもなく、それら縁石やガードレールをタイヤの色で汚すこともない。 しかも接触したことを部材の損傷によって知ることのできるタイヤの装飾及び保 護部材を提供することを目的とする。
【0007】
【考案の要点】
前記目的は本考案によれば、車両のタイヤの側面形状に適合し、撓度の相違す る複数の合成樹脂材を積層して形成される環状板体を前記タイヤの側面へ止着可 能に構成することを特徴とするタイヤの装飾及び保護部材を提供することにより 達成される。
【0008】
【実 施 例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は、本考案のタイヤの装飾及び保護部材を示す概略平面図である。
【0009】 同図において、タイヤの装飾及び保護部材1は2枚の撓み度の相違する環状板 体(以下、環状シートという)2、3の組合せによって構成されている。これら 第1及び第2環状シート2、3は不図示の合成ゴム系接着剤によって内周側が同 位面で臨めるように積層状に接着されている。そして、この2枚の環状シート2 、3のうち一方の第1環状シート2は可塑性を有する硬質プラスチックで形成さ れ、たとえば厚さ約1mm、約4cmの所定幅を有し、直径は適宜タイヤ側面の径に 適合する長さに形成されている。(図2(a) 参照) 一方、第2環状シート3はフレキシブルな性質のある硬質ビニールで厚さ約1 mm、幅約5〜8cmと前記第1環状シート2よりも幅広に形成され、内周側の所定 箇所には確実な固定を図るための固定しろ4が4枚形成されている。この固定し ろ4は後述するようにタイヤとホイールとの間に差し挟んでタイヤの装飾及び保 護部材1を確実に固定するものである。(図2(b) 参照) 上記のように形成されるタイヤの装飾及び保護部材1をタイヤ側面に装着する 際に図3に示すような両面粘着剤5を用いて固定する。
【0010】 この両面粘着剤5は、全体が3層構造に積層されている。まず、厚さ約1mmの プチルゴム系粘着剤6を2層とし、この2層のプチルゴム系粘着剤6、6の間に 布材7を挟むようにして3層に積層形成される。このように形成される両面粘着 剤5は、一方側の面と他方側の面とに相違した方向の力が加わっても中間層にあ る布材7を境に双方が影響されることなく粘着力が充分に発揮される。
【0011】 そして、この両面粘着剤5の寸法は厚さ約2mmで幅約5cm、長さ約10cmであ り、その取扱いを容易とするために未使用の場合にはその両面に剥離紙8が貼ら れている。
【0012】 前記タイヤの装飾及び保護部材1の所定位置又は全面に両面粘着剤5の片側面 の剥離紙8を剥して予め貼り付けておく、そして、この両面粘着剤5の他面側に 貼ってある剥離紙8を剥しながらタイヤ9の側面の所定箇所へタイヤの装飾及び 保護部材1を張りつける(図4)。
【0013】 次に、タイヤの装飾及び保護部材1がタイヤの側面に止着されている様子を断 面図を用いて具体的に説明する。 図5は、タイヤに本考案のタイヤの装飾及び保護部材を装着する様子を示す概 略断面図である。
【0014】 同図において、タイヤの装飾及び保護部材1はタイヤ9の側面つまり、リム( ホイール)10とゴム層の接続箇所(ビード部)11からゴム層のサイド部12 に渡って装着される。
【0015】 すでに前記2枚の合成樹脂を一体的に形成した保護部材を前述の両面粘着剤5 でタイヤ9へ装着する際には、タイヤ9以外への接着を防止する剥離紙8を前記 両面粘着剤5から剥してタイヤ9の側面(ビード部、サイド部)11、12の所 定位置へ止着する。
【0016】 上記したように両面粘着剤5のみを使用した止着以外に第2環状シート3の内 周側から突出するように固定しろ4を設けてタイヤ9とホイール10との間に差 し込んで固定を確実なものとしてもよい。
【0017】 この固定しろ4による固定の場合には多少空気の抜かれているタイヤ9とホイ ール10とに隙間を開けてこの隙間に固定しろ4を差し入れた後にタイヤ9へ空 気を必要量充填し、所定の空気圧まで高める。これによって固定しろ4がタイヤ 9とホイール10との間でしっかりと固定され、タイヤの装飾及び保護部材1の 固定が確実なものとなる。
【0018】 また、図6に示すようにタイヤ9のゴム層であるサイド部12の有する曲面に 対し、曲率の大きな曲面に第1環状シート2を形成すると双方の曲率の相違から 第1環状シート2に生じる元の状態に戻ろうとする復元力がタイヤ9のサイド部 12側へ押圧する力となる。このため、前記両面粘着剤5と合わせて相乗的な止 着効果が表れる。
【0019】 さらに、図7に示すようにタイヤ9との接点であるホイール10の縁に第2環 状シート3を当ててその上から例えばホイール10の縁に組み込める形状に形成 された金属板13で第2環状シート3を挟み込むようにして固定することも考え られる。
【0020】 前記のようにタイヤ9に止着したタイヤの装飾及び保護部材1の様子を図8に 示すと、タイヤ9の側面を覆い、しかもタイヤ側面にぴったりと止着されるため 、例え高速道路等における高速走行でのタイヤ9の速い回転によって生じる強い 遠心力が働いてもタイヤの装飾及び保護部材1がタイヤ9から剥がれ落ちたり、 千切れ飛んだりすることがなく、後続車への走行妨害やそれに伴う事故を発生さ せるようなことはない。
【0021】 なお、前記タイヤの装飾及び保護部材1は合成樹脂で形成されるために着色を 施すことが容易であり、色彩豊かに構成することができる。例えば車体の色と同 一色に着色すると車体とタイヤ9とが一体的であるような印象を与えることによ る装飾的効果がある。
【0022】 また、タイヤの装飾及び保護部材1の寸法は限定されることはなく、装着する 各種のタイヤに応じて適宜止着することが可能な大きさであればよい。
【0023】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように本考案のタイヤの装飾及び保護部材によれば、こ のタイヤの装飾及び保護部材を車両のタイヤに取り付けることによって、自動車 を路肩やガードレールに沿って駐車する場合、たとえタイヤの側面を縁石やガー ドレールに接触してもそれら縁石やガードレールにタイヤのゴムを直接擦り付け ることがなく、しかもタイヤが直接に損傷を被ることがないので、タイヤへの傷 が原因となって発生する走行中のバーストや停車中のパンクの恐れがなくなる。
【0024】 しかも、タイヤの装飾及び保護部材に縁石やガードレールが接触すると形跡が 残るので未熟な運転者は自分の運転技術の未熟さを認識することができる。 加えて、黒色のタイヤに対して車体色と同一か又はその他の色に着色可能であ るので装飾的に優れた効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタイヤの装飾及び保護部材を示す概略
平面図である。
【図2】(a) 、(b) は、本考案のタイヤの装飾及び保護
部材を構成する部材を示す概略平面図である。
【図3】本考案のタイヤの装飾及び保護部材を構成する
両面粘着剤を示す概略斜視図である。
【図4】タイヤに本考案のタイヤの装飾及び保護部材を
装着する様子を示す概略斜視図である。
【図5】タイヤの装飾及び保護部材の装着箇所を示すタ
イヤの概略断面図である。
【図6】タイヤのビード部及びサイド部を示した概略部
分断面図である。
【図7】タイヤのビード部及びサイド部を示した概略部
分断面図である。
【図8】本考案のタイヤの装飾及び保護部材を装着した
タイヤを示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 タイヤの装飾及び保護部材 2 第1環状シート 3 第2環状シート 4 固定しろ 5 両面粘着剤 6 プチルゴム系粘着剤 7 布材 8 剥離紙 9 タイヤ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のタイヤの側面形状に適合し、撓み度
    の相違する複数の合成樹脂材を積層して形成される環状
    板体を前記タイヤの側面へ止着可能に構成することを特
    徴とするタイヤの装飾及び保護部材。
  2. 【請求項2】前記複数の環状板体のうちの一方の環状板
    体はタイヤに当接する面を湾曲面に形成し、且つ、該環
    状板体と止着するタイヤの側面の曲率とが相違する曲率
    となるように形成することを特徴とする請求項1記載の
    タイヤの装飾及び保護部材。
  3. 【請求項3】前記環状板体を前記タイヤの側面へ止着す
    るための手段はプチルゴム系粘着剤を3層構造に積層し
    てあることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤの
    装飾及び保護部材。
  4. 【請求項4】前記環状板体は所定位置に固定を補強する
    ための固定しろをその内周側の適所に形成したことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤの装
    飾及び保護部材。
  5. 【請求項5】前記環状板体は車両の車体色と同一色に着
    色されたことを特徴とする請求項1乃至4のいづれかに
    記載のタイヤの装飾及び保護部材。
  6. 【請求項6】前記撓み度の相違する複数の合成樹脂材は
    硬質プラスチックの第1シートと硬質ビニールの第2シ
    ートであることを特徴とする請求項1乃至5のいづれか
    に記載のタイヤの装飾及び保護部材。
JP1992073210U 1992-10-20 1992-10-20 タイヤの装飾及び保護部材 Expired - Lifetime JPH0748405Y2 (ja)

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