JPH0637075B2 - 樹脂パイプの成形法 - Google Patents
樹脂パイプの成形法Info
- Publication number
- JPH0637075B2 JPH0637075B2 JP1270907A JP27090789A JPH0637075B2 JP H0637075 B2 JPH0637075 B2 JP H0637075B2 JP 1270907 A JP1270907 A JP 1270907A JP 27090789 A JP27090789 A JP 27090789A JP H0637075 B2 JPH0637075 B2 JP H0637075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- pipe
- resin
- ethylene
- phosphite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 <産業上の利用分野> 本発明は、厚肉パイプの平滑性に優れた外径サイジング
成形法により成形するパイプの成形法に関する。
成形法により成形するパイプの成形法に関する。
<従来の技術> 従来、ポリエチレン製パイプの成形法は、ジョイント接
続の施工上、パイプ寸法管理において内径よりも外径の
方が重要視されることから外径サイジング成形法を用
い、また材料として、押出成形性の観点より比較的分子
量分布の広い汎用の押出成形用高密度ポリエチレンおよ
び低密度ポリエチレンを使用するのが一般的であった。
続の施工上、パイプ寸法管理において内径よりも外径の
方が重要視されることから外径サイジング成形法を用
い、また材料として、押出成形性の観点より比較的分子
量分布の広い汎用の押出成形用高密度ポリエチレンおよ
び低密度ポリエチレンを使用するのが一般的であった。
ポリエチレン製パイプは長期性能、耐薬品性に優れ、し
かも安価で加工が容易であるため、その特性を活かして
古くから給排水管に主として用いられてきた。特に低密
度のエチレン・α−オレフィン共重合体(直鎖状低密度
ポリエチレン)は柔軟性、耐塩素水性等の優れた特徴を
有していることから、JIS−K6762の一種管(軟
質管)にも近年使用されだしている。
かも安価で加工が容易であるため、その特性を活かして
古くから給排水管に主として用いられてきた。特に低密
度のエチレン・α−オレフィン共重合体(直鎖状低密度
ポリエチレン)は柔軟性、耐塩素水性等の優れた特徴を
有していることから、JIS−K6762の一種管(軟
質管)にも近年使用されだしている。
また、外径サイジング成形法により成形されたパイプの
場合、押出機ダイスから樹脂がいったん溶融状態で押し
出された後、外部冷却サイジング装置に導かれることか
ら、溶融状態での形状保持性、すなわちドローダウン性
に優れたものであることが必要とされ、比較的分子量分
布の広いエチレン単独重合体もしくは、エチレン・α−
オレフィン共重合体等が使用されてきた。
場合、押出機ダイスから樹脂がいったん溶融状態で押し
出された後、外部冷却サイジング装置に導かれることか
ら、溶融状態での形状保持性、すなわちドローダウン性
に優れたものであることが必要とされ、比較的分子量分
布の広いエチレン単独重合体もしくは、エチレン・α−
オレフィン共重合体等が使用されてきた。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、前述のような比較的分子量分布が広く押
出加工性のよい直鎖状エチレン系重合体を用いて厚肉の
パイプを外径サイジング成形法により成形しようとする
と、パイプ内面(内壁)にランダムな筋状の皺が発生
し、外観上の商品価値を損なうと同時に管内流量抵抗の
増加等が生じて実用上大きな問題となることが判明し
た。
出加工性のよい直鎖状エチレン系重合体を用いて厚肉の
パイプを外径サイジング成形法により成形しようとする
と、パイプ内面(内壁)にランダムな筋状の皺が発生
し、外観上の商品価値を損なうと同時に管内流量抵抗の
増加等が生じて実用上大きな問題となることが判明し
た。
このような皺の発生の詳細なメカニズムは不明である
が、溶融樹脂の流動状態が不安定(一種の脈動)になる
こと、サイジングダイスで溶融樹脂の外径よりも絞られ
ていること、パイプ製品の肉厚が厚くなると外表面から
先に冷却されるため、その結果として内表面が外表面側
へ収縮されること等が原因ではないかと考えられる。
が、溶融樹脂の流動状態が不安定(一種の脈動)になる
こと、サイジングダイスで溶融樹脂の外径よりも絞られ
ていること、パイプ製品の肉厚が厚くなると外表面から
先に冷却されるため、その結果として内表面が外表面側
へ収縮されること等が原因ではないかと考えられる。
一方、比較的分子量分布の狭い樹脂を用いて成形すれば
皺は発生しないが、樹脂の溶融張力不足によってドロー
ダウン性が低下し、その結果として溶融樹脂が垂れて成
形が困難になるばかりでなく、特に低温、高速押出成形
の条件下ではパイプの内外面に肌荒れ現象(通称シャー
クスキン)が発生し、これも大きな問題となることが知
られている。
皺は発生しないが、樹脂の溶融張力不足によってドロー
ダウン性が低下し、その結果として溶融樹脂が垂れて成
形が困難になるばかりでなく、特に低温、高速押出成形
の条件下ではパイプの内外面に肌荒れ現象(通称シャー
クスキン)が発生し、これも大きな問題となることが知
られている。
<要 旨> 本発明者らは、前述の問題点を解決するために、外径サ
イジング成形法による厚肉パイプ内面の皺の発生を防止
すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のエチレン系樹脂に
特定の添加剤を配合することにより、ドローダウン性に
優れ、かつ皺の発生しないパイプ用樹脂組成物となるこ
とを見い出して本発明を完成した。
イジング成形法による厚肉パイプ内面の皺の発生を防止
すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のエチレン系樹脂に
特定の添加剤を配合することにより、ドローダウン性に
優れ、かつ皺の発生しないパイプ用樹脂組成物となるこ
とを見い出して本発明を完成した。
すなわち、本発明の樹脂パイプの成形法は、樹脂を外径
サイジング成形法に付して肉厚が3mm以上のパイプを成
形する方法において、樹脂としてMFRが0.05〜2
g/10分かつ190℃における溶融張力が3g以上で
ある直鎖状エチレン重合体に、フォスファイトおよび/
またはフォスフォナイトを0.02〜1重量%配合した
組成物を用いること、を特徴とするものである。
サイジング成形法に付して肉厚が3mm以上のパイプを成
形する方法において、樹脂としてMFRが0.05〜2
g/10分かつ190℃における溶融張力が3g以上で
ある直鎖状エチレン重合体に、フォスファイトおよび/
またはフォスフォナイトを0.02〜1重量%配合した
組成物を用いること、を特徴とするものである。
<効 果> 本発明の樹脂パイプの成形法によれば、特定のエチレン
系重合体に特定の添加剤を配合すると、前記した従来技
術でのパイプの内面に皺が発生するといった問題が解決
される。
系重合体に特定の添加剤を配合すると、前記した従来技
術でのパイプの内面に皺が発生するといった問題が解決
される。
さらに、従来二次酸化防止剤として用いられていた特定
のリン系化合物を用いることによってドローダウン性に
優れ、パイプ内面の皺発生の問題が解決されるというこ
とは、全く思いがけなかったことである。
のリン系化合物を用いることによってドローダウン性に
優れ、パイプ内面の皺発生の問題が解決されるというこ
とは、全く思いがけなかったことである。
従って、本発明の樹脂パイプの成形法は、厚肉サイズの
パイプが必要とされる分野へ実用性の高い成形法として
活用することができる。
パイプが必要とされる分野へ実用性の高い成形法として
活用することができる。
〔I〕組成物 (1)構成成分 (a)エチレン重合体 本発明の樹脂パイプの成形法で用いるエチレン重合体
は、イオン重合触媒を用いて製造した直鎖状重合体であ
り、気相法、溶液法、スラリー法、高圧法等いずれの製
造法によるものでも適用でき、エチレンの単独重合体も
しくは、主成分のエチレンとエチレン以外のコモノマー
の一種または、二種以上を共重合させて得られた共重合
体である。
は、イオン重合触媒を用いて製造した直鎖状重合体であ
り、気相法、溶液法、スラリー法、高圧法等いずれの製
造法によるものでも適用でき、エチレンの単独重合体も
しくは、主成分のエチレンとエチレン以外のコモノマー
の一種または、二種以上を共重合させて得られた共重合
体である。
このエチレン重合体は、分子量の目安となるMFR(J
IS−K6760、荷重2.16kg)が0.05〜2g
/10分のものが適用でき、特に0.1〜1g/10分
のものが好ましい。これらの中でもMFRの低い方の重
合体はドローダウン性、強度等に優れるが、過度に低く
て、例えばMFRが0.05未満のものは成形時の流動
性等の成形性が悪くなる。またMFRが2超過のものは
ドローダウン性、強度等が劣る。
IS−K6760、荷重2.16kg)が0.05〜2g
/10分のものが適用でき、特に0.1〜1g/10分
のものが好ましい。これらの中でもMFRの低い方の重
合体はドローダウン性、強度等に優れるが、過度に低く
て、例えばMFRが0.05未満のものは成形時の流動
性等の成形性が悪くなる。またMFRが2超過のものは
ドローダウン性、強度等が劣る。
また、このエチレン重合体の溶融張力は、これをJIS
−K6760のMFR測定法にて使用する炉及びノズル
から190℃の温度でシリンダー押出棒を10mm/分の
速度で押出し、4m/分の速度で引っ張ったときの溶融
張力が3g以上のものが適用でき、特にドローダウン性
の観点より4g以上のものが好ましい。
−K6760のMFR測定法にて使用する炉及びノズル
から190℃の温度でシリンダー押出棒を10mm/分の
速度で押出し、4m/分の速度で引っ張ったときの溶融
張力が3g以上のものが適用でき、特にドローダウン性
の観点より4g以上のものが好ましい。
エチレン重合体として、酸化クロムをシリカ・アルミナ
等無機担体等に担持させたもの、すなわち酸化クロム系
フィリップス型触媒を用いて気相法、溶液法、スラリー
法、あるいは圧力500kg/cm2以上および温度100
〜350℃の条件下での高圧イオン重合法等の製造プロ
セスを適用して、エチレンを単独で重合もしくは主成分
のエチレンとα−オレフィンを共重合することで得られ
るものは、特に本発明の効果が大きく奏される。
等無機担体等に担持させたもの、すなわち酸化クロム系
フィリップス型触媒を用いて気相法、溶液法、スラリー
法、あるいは圧力500kg/cm2以上および温度100
〜350℃の条件下での高圧イオン重合法等の製造プロ
セスを適用して、エチレンを単独で重合もしくは主成分
のエチレンとα−オレフィンを共重合することで得られ
るものは、特に本発明の効果が大きく奏される。
エチレンと共重合させる場合のα−オレフィンとして
は、炭素数3〜12程度のα−オレフィンたとえばプロ
ピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4
−メチルペンテン−1、オクテン−1等が挙げられる。
特に好ましいα−オレフィンは、炭素数4〜8のもの、
特にブテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−
1およびオクテン−1、である。これらα−オレフィン
は二種以上併用することができる。共重合体中のα−オ
レフィン含量は、0.5〜20重量%、好ましくは1〜
15重量%である。
は、炭素数3〜12程度のα−オレフィンたとえばプロ
ピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4
−メチルペンテン−1、オクテン−1等が挙げられる。
特に好ましいα−オレフィンは、炭素数4〜8のもの、
特にブテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−
1およびオクテン−1、である。これらα−オレフィン
は二種以上併用することができる。共重合体中のα−オ
レフィン含量は、0.5〜20重量%、好ましくは1〜
15重量%である。
中でも、エチレン・α−オレフィン共重合体の密度(J
IS−K6760の試験法による)が0.915〜0.
930g/cm3、特に0.920〜0.925g/cm3の
ものが耐圧強度、長尺間巻の点で好ましい。これら共重
合体の密度は共重合させたα−オレフィンの種類および
(または)含量によって変化する。
IS−K6760の試験法による)が0.915〜0.
930g/cm3、特に0.920〜0.925g/cm3の
ものが耐圧強度、長尺間巻の点で好ましい。これら共重
合体の密度は共重合させたα−オレフィンの種類および
(または)含量によって変化する。
この重合体は、また分子量分布の目安となるFR(荷重
10kg時のMFRと上記荷重2.16kg時のMFRとの
比)が13〜25のもの、特に14〜20のもの、が好
ましい。FRの低い方の重合体は衝撃強度等に優れる
が、成形時の流動性等の成形性が低下する傾向がある。
また、FRが高いほど衝撃強度等が劣る傾向にある。こ
のようなエチレン重合体は市販のものの中から適宜選ん
で用いることができる。
10kg時のMFRと上記荷重2.16kg時のMFRとの
比)が13〜25のもの、特に14〜20のもの、が好
ましい。FRの低い方の重合体は衝撃強度等に優れる
が、成形時の流動性等の成形性が低下する傾向がある。
また、FRが高いほど衝撃強度等が劣る傾向にある。こ
のようなエチレン重合体は市販のものの中から適宜選ん
で用いることができる。
(b)フォスファイトおよびフォスフォナイト本発明の樹
脂パイプの成形法において前記エチレン重合体に配合さ
れて樹脂組成物を形成する配合剤としてはフォスファイ
トまたはフォスフォナイトである。これらは併用して用
いることもできる。
脂パイプの成形法において前記エチレン重合体に配合さ
れて樹脂組成物を形成する配合剤としてはフォスファイ
トまたはフォスフォナイトである。これらは併用して用
いることもできる。
上記フォスファイトとしては、具体的にトリス(2,4
−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、ビス
(2,6−ジ−t−ブチル−4メチルフェニル)ペンタ
エリスリトール−ジ−フォスファイト、ビス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−
フォスファイト等を挙げることができるが、水道管とし
て使用する場合は、加水分解によりパイプの耐塩素水性
を悪化さるので加水分解しにくいトリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)フォスファイトを使用することが
特に好ましい。
−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、ビス
(2,6−ジ−t−ブチル−4メチルフェニル)ペンタ
エリスリトール−ジ−フォスファイト、ビス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−
フォスファイト等を挙げることができるが、水道管とし
て使用する場合は、加水分解によりパイプの耐塩素水性
を悪化さるので加水分解しにくいトリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)フォスファイトを使用することが
特に好ましい。
このフォスファイトの配合量は、エチレン重合体に対し
て0.02〜1重量%である。好ましくは0.03〜
0.5重量%である。この配合量未満では皺発生防止効
果が小さく、一方、この配合量より多くなっても効果は
飽和してくると同時に製品のコスト高になり、また水道
管として使用する場合、ブリードによる水道水への流
出、耐塩素水性等の問題を発生する傾向があるので好ま
しくない。
て0.02〜1重量%である。好ましくは0.03〜
0.5重量%である。この配合量未満では皺発生防止効
果が小さく、一方、この配合量より多くなっても効果は
飽和してくると同時に製品のコスト高になり、また水道
管として使用する場合、ブリードによる水道水への流
出、耐塩素水性等の問題を発生する傾向があるので好ま
しくない。
また、上記フォスフォナイトとしては、例えばテトラキ
ス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビ
フェニレン−ジ−フォスファイトを挙げることができ
る。
ス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビ
フェニレン−ジ−フォスファイトを挙げることができ
る。
このフォスフォナイトの配合量は、エチレン重合体に対
して0.02〜1重量%である。好ましくは0.03〜
0.5重量%である。この配合量未満では皺発生防止効
果が小さく、一方、この配合量より多くなっても効果は
飽和してくると同時に製品のコスト高になり、また水道
管として使用する場合、ブリードによる水道水への流
出、耐塩素水性等の問題を生じる傾向になって好ましく
ない。
して0.02〜1重量%である。好ましくは0.03〜
0.5重量%である。この配合量未満では皺発生防止効
果が小さく、一方、この配合量より多くなっても効果は
飽和してくると同時に製品のコスト高になり、また水道
管として使用する場合、ブリードによる水道水への流
出、耐塩素水性等の問題を生じる傾向になって好ましく
ない。
(2)組成物の調製 上記構成成分を配合して組成物を製造する方法として
は、直接ロール、バンバリー、ニーダー、押出機等の混
練機で溶融混練する方法、配合剤の分散を良くするため
ヘンシェル型ミキサー等で予めエチレン重合体の粉体と
混合させた後、前述の混練機で溶融混練する方法、ある
いは一旦高濃度のマスターバッチを作った後に未配合の
エチレン重合体で希釈する方法等の種々の公知の方法を
適用することができる。
は、直接ロール、バンバリー、ニーダー、押出機等の混
練機で溶融混練する方法、配合剤の分散を良くするため
ヘンシェル型ミキサー等で予めエチレン重合体の粉体と
混合させた後、前述の混練機で溶融混練する方法、ある
いは一旦高濃度のマスターバッチを作った後に未配合の
エチレン重合体で希釈する方法等の種々の公知の方法を
適用することができる。
また、必要に応じて本発明の効果を著しく損なわない範
囲でポリプロピレン、分岐状ポリエチレン(高圧法ラジ
カル重合ポリエチレン)、エチレン・酢酸ビニル共重合
体等の混和可能な他の樹脂、あるいは他の酸化防止剤、
中和剤、滑剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、けい光増白剤等の添加剤、ある
いは有機系顔料、無機系顔料等の着色剤や充填剤等、を
直接または樹脂等のマスターバッチの形で添加すること
もできる。但し、これらを添加することによって皺発生
防止効果が低下する場合もあるので、種類および添加量
は注意しなければならない。
囲でポリプロピレン、分岐状ポリエチレン(高圧法ラジ
カル重合ポリエチレン)、エチレン・酢酸ビニル共重合
体等の混和可能な他の樹脂、あるいは他の酸化防止剤、
中和剤、滑剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、けい光増白剤等の添加剤、ある
いは有機系顔料、無機系顔料等の着色剤や充填剤等、を
直接または樹脂等のマスターバッチの形で添加すること
もできる。但し、これらを添加することによって皺発生
防止効果が低下する場合もあるので、種類および添加量
は注意しなければならない。
〔II〕パイプ成形 本発明のパイプ成形法は汎用性があり、かつ外径寸法制
御に特徴を有する外径サイジング成形法であれば、成形
装置の大小、構造等に制限しない。
御に特徴を有する外径サイジング成形法であれば、成形
装置の大小、構造等に制限しない。
但し、本発明の目的は肉厚が厚くてもパイプ内面の平滑
性を損なわない点にあり、これを達成するように改良さ
れた樹脂組成物を用いるため、パイプ肉厚は3mm以上、
好ましくは4mm以上、特に好ましくは6mm以上であるも
のが大きな効果を奏する。
性を損なわない点にあり、これを達成するように改良さ
れた樹脂組成物を用いるため、パイプ肉厚は3mm以上、
好ましくは4mm以上、特に好ましくは6mm以上であるも
のが大きな効果を奏する。
また、このパイプは必ずしも円形でなくてもよく、例え
ば長方形等異形押出成形に分類されるものも含む。な
お、この場合の肉厚とは最小肉厚箇所を意味する。さら
に、本発明の効果が奏される限り多層のパイプに成形す
ることもできる。
ば長方形等異形押出成形に分類されるものも含む。な
お、この場合の肉厚とは最小肉厚箇所を意味する。さら
に、本発明の効果が奏される限り多層のパイプに成形す
ることもできる。
実施例1〜5および比較例1 (イ)樹脂組成物の調製 気相法プロセスにて、微量酸素の存在下、二酸化けい素
に酸化クロムと酸化チタンを担持した通称フィリップス
型イオン重合触媒を用いてエチレンとブテン−1を共重
合させて、MFR0.5g/10分、密度0.922g
/cm3の直鎖状エチレン・ブテン−1共重合体を得た。
該共重合体に市販のフォスファイト、フォスフォナイ
ト、ステアリン酸亜鉛を第1表に示す配合量で配合した
後、ヘンシェル型ミキサーで混合し、スクリュー直径4
0mmの単軸押出機で溶融混練して樹脂組成物のペレット
を得た。
に酸化クロムと酸化チタンを担持した通称フィリップス
型イオン重合触媒を用いてエチレンとブテン−1を共重
合させて、MFR0.5g/10分、密度0.922g
/cm3の直鎖状エチレン・ブテン−1共重合体を得た。
該共重合体に市販のフォスファイト、フォスフォナイ
ト、ステアリン酸亜鉛を第1表に示す配合量で配合した
後、ヘンシェル型ミキサーで混合し、スクリュー直径4
0mmの単軸押出機で溶融混練して樹脂組成物のペレット
を得た。
(ロ)パイプ成形 前記(イ)で得た樹脂組成物ペレットを外径30mm、内
径20mmのストレートダイスを有するスクリュー径40
mmの単軸押出機にて190℃の樹脂温度にて、外径27
mm、内径15mm、肉厚が6mmの寸法になるように押出し
形成して、真空サイジング装置で外径を制御しながら水
槽でパイプ外面を冷却し単層パイプを得た。
径20mmのストレートダイスを有するスクリュー径40
mmの単軸押出機にて190℃の樹脂温度にて、外径27
mm、内径15mm、肉厚が6mmの寸法になるように押出し
形成して、真空サイジング装置で外径を制御しながら水
槽でパイプ外面を冷却し単層パイプを得た。
このような成形で得られたパイプ内面の皺発生度合を目
視にて観察して判定した。
視にて観察して判定した。
これらの結果を第1表に示す。
比較例2、3 比較例2、3はパイプの内径を変えて肉厚を変えたこと
以外は比較例1と同様に行った。得られた結果を第2表
に示す。
以外は比較例1と同様に行った。得られた結果を第2表
に示す。
比較例4、5 比較例4、5はエチレン系重合体を変えたこと以外は比
較例1と同様に行ったものである。得られた結果を第2
表に示す。
較例1と同様に行ったものである。得られた結果を第2
表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 23:22 4F
Claims (5)
- 【請求項1】樹脂を外径サイジング成形法に付して肉厚
が3mm以上のパイプを成形する方法において、樹脂と
してMFRが0.05〜2g/10分、かつ190℃に
おける溶融張力が3g以上である直鎖状エチレン重合体
に、フォスファイトおよび/またはフォスフォナイトを
0.02〜1重量%配合した組成物を用いることを特徴
とする、樹脂パイプの成形法。 - 【請求項2】エチレン重合体が酸化クロム系フィリップ
ス型触媒によって得られる直鎖状エチレン単独重合体も
しくは直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体であ
る、請求項1に記載の樹脂パイプの成形法。 - 【請求項3】エチレン重合体が密度0.915〜0.9
30g/cm3のエチレン・α−オレフィン共重合体で
ある、請求項1または2に記載の樹脂パイプの成形法。 - 【請求項4】フォスファイトがトリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイトである、請求項1〜
3のいずれかに記載の樹脂パイプの成形法。 - 【請求項5】フォスフォナイトがテトラキス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニレン−
ジ−フォスフォナイトである、請求項1〜3のいずれか
に記載の樹脂パイプの成形法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1270907A JPH0637075B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 樹脂パイプの成形法 |
| JP5024330A JPH0739516B2 (ja) | 1989-10-18 | 1993-02-12 | エチレン共重合体組成物 |
| JP10252959A JPH11159666A (ja) | 1989-10-18 | 1998-09-07 | 給排水管 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1270907A JPH0637075B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 樹脂パイプの成形法 |
| JP5024330A JPH0739516B2 (ja) | 1989-10-18 | 1993-02-12 | エチレン共重合体組成物 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5024330A Division JPH0739516B2 (ja) | 1989-10-18 | 1993-02-12 | エチレン共重合体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03132327A JPH03132327A (ja) | 1991-06-05 |
| JPH0637075B2 true JPH0637075B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=26361824
Family Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1270907A Expired - Lifetime JPH0637075B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 樹脂パイプの成形法 |
| JP5024330A Expired - Lifetime JPH0739516B2 (ja) | 1989-10-18 | 1993-02-12 | エチレン共重合体組成物 |
| JP10252959A Pending JPH11159666A (ja) | 1989-10-18 | 1998-09-07 | 給排水管 |
Family Applications After (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5024330A Expired - Lifetime JPH0739516B2 (ja) | 1989-10-18 | 1993-02-12 | エチレン共重合体組成物 |
| JP10252959A Pending JPH11159666A (ja) | 1989-10-18 | 1998-09-07 | 給排水管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (3) | JPH0637075B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127462B2 (ja) * | 1973-06-06 | 1976-08-12 | ||
| JPS60163947A (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-26 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ポリエチレン組成物 |
| JPS6456747A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-03 | Mitsubishi Petrochemical Co | Pipe for plumbing system |
| JPS6487989A (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | Mitsubishi Petrochemical Co | Plumbing transfer pipe |
| JPS6487990A (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | Mitsubishi Petrochemical Co | Plumbing pipe |
| JPH01203787A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-16 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 給排水移送管 |
| US4863983A (en) * | 1988-04-15 | 1989-09-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Extrudable thermoplastic hydrocarbon polymer composition |
| JPH0662817B2 (ja) * | 1988-05-06 | 1994-08-17 | ユニオン・カーバイド・コーポレーション | 優れた耐熱老化性を有するvldpe基材組成物 |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP1270907A patent/JPH0637075B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-12 JP JP5024330A patent/JPH0739516B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-09-07 JP JP10252959A patent/JPH11159666A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739516B2 (ja) | 1995-05-01 |
| JPH03132327A (ja) | 1991-06-05 |
| JPH0673244A (ja) | 1994-03-15 |
| JPH11159666A (ja) | 1999-06-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1205591A (en) | Thermoplastic blend of polyolefin, isobutylene- backbone elastomer and ethylene copolymer | |
| JP2004520455A5 (ja) | ||
| JP4248939B2 (ja) | カレンダー成形性を改良したポリオレフィン組成物およびこれを用いた壁紙 | |
| JPH03197541A (ja) | 低光沢性ブロー成形用樹脂組成物 | |
| WO2021025578A1 (en) | Polyethylene composition | |
| JPH0112780B2 (ja) | ||
| JP2000007855A (ja) | 異形押出成形用ポリプロピレン樹脂組成物及び異形押出成形品 | |
| JPS59202244A (ja) | ポリオレフイン樹脂組成物 | |
| JPH0637075B2 (ja) | 樹脂パイプの成形法 | |
| JP3964048B2 (ja) | 押出発泡用プロピレン系重合体組成物およびその製造方法 | |
| US6426385B2 (en) | Resin composition and injection-molded article | |
| JP3369238B2 (ja) | 通気シート用フィラー含有樹脂組成物 | |
| JPH11152379A (ja) | ブロー成形用樹脂組成物 | |
| JPS6026049A (ja) | ポリエチレンの組成物 | |
| JP3044557B2 (ja) | エチレン重合体組成物 | |
| JP3366461B2 (ja) | 押出成形用樹脂組成物 | |
| JP6759657B2 (ja) | 低温易加工性樹脂組成物 | |
| JP2859356B2 (ja) | 多孔性フイルム | |
| KR20040110113A (ko) | 고충격특성 선형 저밀도 폴리에틸렌 수지조성물 | |
| JP3494497B2 (ja) | 中空成形用ポリエチレン樹脂組成物 | |
| JP2859346B2 (ja) | 多孔性フイルム | |
| JPS62277450A (ja) | ポリオレフイン樹脂組成物 | |
| JP3330708B2 (ja) | 改良された中空成形用ポリエチレン樹脂組成物 | |
| JP2019156910A (ja) | マット調射出成形用プロピレン系樹脂組成物及びその成形品 | |
| JPH11181171A (ja) | ポリエチレン樹脂組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518 Year of fee payment: 16 |