JPH0638463A - 電機子巻線法及び装置 - Google Patents

電機子巻線法及び装置

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JPH0638463A
JPH0638463A JP5084194A JP8419493A JPH0638463A JP H0638463 A JPH0638463 A JP H0638463A JP 5084194 A JP5084194 A JP 5084194A JP 8419493 A JP8419493 A JP 8419493A JP H0638463 A JPH0638463 A JP H0638463A
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armature
tongue
winding
blade
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JP5084194A
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Nathan A Corey
エイ、コリー ネイサン
Carl L Clark
エル、クラーク カール
Patrick A Dolgas
エイ、ドルガス パトリック
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Globe Products Inc
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    • H02K15/08Forming windings by laying conductors into or around core parts
    • H02K15/09Forming windings by laying conductors into or around core parts by laying conductors into slotted rotors
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電機子コイルのリードワイヤを正確に切断し
ようとするものである。 【構成】 回動可能に取り付けられたワイヤ仕上げ調整
刃184が尖鋭なワイヤ仕上げエッジ192を有し、こ
れらのエッジが二重フライヤ型電機子巻線機の内側シー
ルド122における切込み126を貫通して延び、かつ
整流子出発タング30に当接し、内側シールド122の
外周面に近接して延びており、出発ワイヤ及び終端ワイ
ヤWがワイヤ仕上げエッジに対して引っ張られることに
より切断される。ワイヤ仕上げするエッジ192は互い
にずれた部分を有し、もしくは仕上げ調整刃がずれた位
置に移動できるようになっており、これによって出発ワ
イヤの仕上げ調整が終端ワイヤの仕上げ調整位置から半
径方向及び長さ方向にずれるように構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電機子巻線法及び装
置、そして特に二重フライヤ型自動巻線機によって巻か
れた電機子のリードワイヤを切断する技術に関するもの
である。本発明はまた単一フライヤ型巻線機に対しても
等しく適用できることが明らかである。
【0002】
【発明の概要】本発明は電機子巻線と電機子シャフト上
に空間をおいて取り付けられた整流子を有する電機子で
あって、整流子がコイル受けまたはタングを有する場合
の巻線行程において用いられるものである。ここに“出
発ワイヤ”なる用語はフライヤによって巻かれた最初の
コイルに導かれるワイヤ部分(これはまた“コイルリー
ド”とも呼ばれる)を意味するものである。また“終端
ワイヤ”なる用語は巻線された最終コイルから突出した
ワイヤ部分またはコイルリードを意味するものである。
2個のフライヤを有する二重フライヤ型電機子巻線にお
いては、2本の出発ワイヤ及び2本の終端ワイヤが形成
される。
【0003】一般にフライヤ型電機子巻線機は内側シー
ルド及び外側シールドを含むシールド組立体を有する。
内側シールドは一対の整流子タングを露出させるための
切り込みを有することにより、リードワイヤをそれらに
接続できるようになっている。コイルがフライヤによっ
て巻かれているとき、外側シールドは内側シールドの切
り込みから露出した整流子タングをカバーしてフライヤ
から延出したワイヤ部分が前述した整流子タングと係合
することを阻止するものである。この外側シールドは、
コイルリードと整流子タングとの間のリードワイヤ接続
が形成されるとき、フライヤの後退及び前進運動などに
より、そのワイヤ部分の通路から後退する。かくして、
タングへのコイルリード接続は外側シールド及びフライ
ヤの操作により形成される。
【0004】電機子巻線を形成するための典型的な行程
においては、フライヤから延出したワイヤ部分の終端が
ワイヤ把持器またはクランプにより把持され、そのワイ
ヤ部分は整流子タングのまわりに係合してループを形成
し、その後整流子タングとワイヤ把持器との間のワイヤ
の短片が可能な限りタングに近い位置で切断される。後
に巻かれたコイル間のコイルリード接続は1コイルの巻
線の終了時と、次のコイルの巻線の開始時との間で形成
される。各フライヤによって巻かれるべき最終コイルか
ら突出する終端ワイヤは、妥当なタングのまわりに係合
してループ状をなし、そのタングからフライヤまでのび
るワイヤ部分はワイヤ把持器またはクランプにより保持
され、さらにワイヤはそのタングに可能な限り近い位置
で切断される。二重フライヤ型電機子巻線機において
は、前記の工程は2組のワイヤ把持器及び、場合によっ
ては2組のワイヤカッタを用いることにより、2つのフ
ライヤを操作して同時に実行される。
【0005】ジェリー L.コンプトン及びデイビッド
R.サイツに対し1974年5月28日付で与えられ
た米国特許第3812577号は、コイルリードワイヤ
を電機子からそれが巻線機に配置されている間に切断す
る試みを開示している。この場合、ワイヤを把持したワ
イヤクランプと電機子との相対運動により出発ワイヤ及
び終端ワイヤのいずれか一方または両方が切断される。
このような相対運動の結果として、ワイヤはタング部に
おいて圧迫され、そのタングの縁端もしくはその至近部
において切断される。タングから突出する余分のワイヤ
は何ら残存せず、それ以上の仕上げ調整行程は不要であ
る。
【0006】前記コンプトン等に対する米国特許はワイ
ヤがタングの縁端において破断される確率が比較的高い
場合において、特に比較的精密なワイヤ利用を行うため
にしばしば用いられる。前記コンプトン等に対する米国
特許の教示にしたがってタングに接続された出発ワイヤ
はフライヤが第1コイルを巻くために回転を開始すると
きタングから引っ張られる。この問題は多くの場合各出
発ワイヤをその対応タングのまわりに2回巻き付けるこ
とにより形成される。この方法はジェームズN.ドイル
に与えられた1973年1月30日付米国特許第371
3208号に記載されている。しかしながら、整流子タ
ングの幾何学的特徴に基づく前記ドイルの米国特許の方
法を採用することが常に望ましいというものではない。
たとえば、タングの形状によっては終端ワイヤの接続ま
たはタングとワイヤループとの常套的な熱固定処理(h
ot staking)のような後続の電機子処理にお
いて、2回巻きによる余分の出発ワイヤループが却って
逆効果を有することがある。場合によっては、前記コン
プトン等の米国特許にしたがってタングから切断された
ワイヤはタングとワイヤクランプとの間の位置で破断
し、この場合には余分のワイヤ長さを人手で仕上げ調整
しなければならない。これは最新の高速製造設備を用い
る場合において、経済的な問題及び加工上の困難な問題
を招来する。また比較的重いワイヤを用いるような場
合、タングはクランプがワイヤ切断のために移動すると
き曲折させることができる。
【0007】上述の諸問題を解決しようとする方法及び
装置は、たとえば1987年1月6日付でアービン
C.バナーに与えられた米国特許第4633577号に
おいて開示されている。このバナーの米国特許に示され
た機械によれば一対の直径線上において対立したタング
に近接して配置された鋭いエッジを有する一対のワイヤ
仕上げ部材が装備される。一対のタングの各々は内側シ
ールドに関して固定された部分に回動自在に取り付けら
れたアームに支持されている。各アームと外側シールド
との間にはピン及びカム溝からなる駆動連結機構が装備
され、これにより各アームが外側シールドの運動に応答
して枢軸回転するようになっている。ワイヤを把持する
ワイヤクランプは仕上げ部材から離間運動し、この結果
ワイヤは仕上げ調整エッジに対して引っ張られ、かつ切
断される。すなわちその点におけるワイヤはきわめて強
く集中的に圧迫されるからである。仕上げ調整部材のエ
ッジを横切らせてリードワイヤを切断しようとする概念
は、本発明の装置においても採用されるため、ここにバ
ナーに対する米国特許第4633577号を参考文献と
して掲げておく。
【0008】バナーの米国特許に示された機構は比較的
複雑かつ大型であることに加えて、調整の困難性がある
という点で満足すべきものではない。さらにワイヤは仕
上げ調整エッジによりすっきりと切断されるのではな
く、擦過傷または裂損状態となりやすい。
【0009】この発明の一つの目的は電機子コイルのリ
ードワイヤを切断するための改良された装置を提供する
ことである。この発明により、出発ワイヤまたは終端ワ
イヤはワイヤ仕上げ調整刃を内側シールドの外周に近接
して位置決めし、かつ巻線ステーションにおける電機子
の軸線に実質上平行させることにより、対応する整流子
タングにきわめて近い位置で信頼性よく切断される。仕
上げ調整刃は取り付けブラケット上に取り付けられ、そ
の刃を横切って両端間にのびる回転軸のまわりにおいて
回動もしくは揺動できるようになっている。仕上げ調整
刃はその前端において尖鋭な端面、いわゆる“仕上げエ
ッジ”を有する。
【0010】外側シールドが後退して一対のタングが露
出すると、仕上げ調整刃はそれと外側シールド上のカム
支持部材との係合によりその前端が内側シールドの前端
における刃受け用切り込みを通って突出した位置で回動
する。この位置においてそのワイヤ仕上げエッジは整流
子タング自体またはそれに近接したワイヤ切断位置に配
置される。仕上げエッジはまたタングの最外側面よりも
電機子シャフトに対してより近い位置となる。これは出
発ワイヤまたは終端ワイヤが仕上げエッジの一部の上で
引っ張られ、かつそのワイヤがループ形成され、もしく
は引っ掛けられたタングにきわめて近い位置で切断され
るように、仕上げ調整刃を配置するものである。ワイヤ
リードの実際の切断はワイヤクランプまたは把持器に導
かれたワイヤ部分をそのワイヤ把持器の電機子鉄心から
の離間運動により尖鋭な仕上げエッジに対抗するように
引っ張ることによって達成される。好ましくはワイヤ把
持器の運動方向は巻線ステーションにおける電機子の軸
線と実質上平行したものであり、これによって切断され
つつあるワイヤは仕上げエッジのまわりに曲折され、さ
らにワイヤ把持器が電機子鉄心から離間運動するとき、
その仕上げエッジにおいてすっきりと信頼性よく破断さ
れることになる。
【0011】それらの切断位置にある仕上げ調整刃は、
電機子が巻線ステーションに挿入され、または巻線ステ
ーションから分離することを阻止するものである。外側
シールドがコイル形成のために用いられるワイヤが内側
シールドにより露出されたタングに突発的に係合するこ
とを阻止するために、その延長位置にあるときは仕上げ
調整刃が逆方向に回動し、これによってその仕上げエッ
ジが整流子タングの円周の外側における不作動位置に移
動する結果、電機子を巻線ステーションから除去するこ
とが可能となる。
【0012】好ましい実施例において各仕上げエッジは
二つの仕上げエッジ部を有し、その一つは出発ワイヤを
切断すべく用いられ、他方のものは終端ワイヤを切断す
るために用いられる。これらの仕上げエッジ部は巻線行
程中の電機子のシャフトに関して互いに半径方向、円周
方向及び長さ方向にずれており、これによって出発ワイ
ヤ及び終端ワイヤの双方の仕上げ調整を最適化するもの
である。出発ワイヤが切断されるときと、終端ワイヤが
切断されるときにおける電機子の回転位置はわずかに相
違し、これによって切断されるべきコイルワイヤが仕上
げ刃と適性に係合するようになる。
【0013】別の実施例において、仕上げ調整刃は出発
ワイヤの仕上げと終端ワイヤの仕上げのために異なった
位置に移動し、これによって前述した仕上げエッジ部を
出発ワイヤタング及び終端ワイヤタングに関して適正な
位置に配置することができる。
【0014】各仕上げ調整刃は内側シールドの外表面
と、外側シールドの壁面に沿って形成され、その長さ方
向に沿ってのびる中空U型リッジの内表面との間に形成
された細長い隔室において好ましく受容される。
【0015】各仕上げ調整刃はその刃受け用の前記隔室
内において調整刃支持ブラケットに回動自在に支持され
る。各調整刃支持ブラケットは、好ましくはその調整刃
の枢支点の長さ方向の位置を調整する手段により内側シ
ールドに固定もしくは締結され、これによってその調整
刃の長さ方向位置を調整することができる。調整刃支持
部材は外側シールドリッジ上もしくは下側においてのび
ており、この態様については後に詳述する。
【0016】この発明の他の目的及び利益は以下の詳細
な説明から明らかになるであろう。
【0017】
【詳細な説明】図1を参照すると、総括して20で示す
電機子であって、成層鉄心22及び電機子シャフト26
上に取り付けられた整流子24を有するものに巻線を施
すための改良された方法及び装置において本発明を適用
する実施例が示されている。整流子24は、成層鉄心2
2の一端に近接したタング30において終結する複数の
円周方向に間隔配置された整流子セグメント28(図3
及び図4)を有する。成層鉄心22はコイル巻線(図示
せず)を受容するT型の歯34によって分離された複数
の半径方向に突出した外向き開口を有するコイル受けス
ロット32を有する。周知の通り、コイル巻線は絶縁ワ
イヤにより巻き形成され、U型スロットライナー38
と、鉄心22及び整流子24間の絶縁スリーブ42と、
鉄心22の他端に近接した絶縁スリーブ44を含む複数
の絶縁部材により電機子鉄心22及びシャフト26から
完全に絶縁される。
【0018】この発明による電機子巻線機は総括して6
0で指示され、この機械はそれぞれ62及び64で示す
左側及び右側チャック、すなわち巻き型を有し、これら
の巻き型はその向かい合った凹型湾曲面間において電機
子20を受容する。左側巻き型62はベアリングハウジ
ング67中のベアリング(図示せず)により取り付けら
れた取り付け板66上に取り付けられる。ベアリングハ
ウジング67は図1においては部分的にのみ示された左
側フライヤ70を固定したフライヤスピンドル68を回
転自在に受容している。右側巻き型64はベアリングハ
ウジング73中のベアリング(図示せず)により取り付
けられた取り付け板72上に同様に取り付けられる。こ
のベアリングハウジング73は右側フライヤ76のため
のフライヤスピンドル74を回転自在に受容している。
【0019】常套的に、ワイヤWは供給スプール(図示
せず)から張力により引き出され、その上で回転できる
ように取り付けられたスピンドル出口プーリー(図示せ
ず)のまわりを回るようにして右側スピンドル74、及
び右側フライヤ76の終端において回転自在に取り付け
られたフライヤプーリー80を経てさらに進行する。ワ
イヤWの別の1条は左側スピンドル68を経て別の供給
スプール(図示せず)からやはり張力によって引き出さ
れ、スピンドル出口プーリー(図示せず)及び左側フラ
イヤプーリー(図示せず)を迂回する。当業者にとって
は周知のことであるが、スピンドル68及び74、した
がってフライヤ70及び76は互いに隔たったコイル受
けスロット32の複数の対において一度に2個のコイル
を巻くため、スピンドル駆動モータにより同時に回転駆
動される。
【0020】図1〜図4を参照すると、巻線工程中にお
いて、整流子24に近接した電機子シャフト26の端部
はコレット86により把持される。このコレットの構造
及び動作は本発明の部分に含まれるものではなく、従来
周知のものでよい。コレット機構及びその動作の説明は
前記米国特許第4633577号に記載されている。
【0021】コイル巻き形成の準備中、及び巻線サイク
ル中において、電機子はそのコイル受けスロットが巻き
型62及び64と正確に整列し、且つタングに妥当な接
続が形成されるようにするため必要に応じて回転しなけ
ればならない。種々の形態における電機子回転装置がこ
の目的のために用いられるが、その構造及び動作の詳細
は本発明の部分をなすものではない。このような電機子
回転装置の一例は、たとえば1972年6月4日付でジ
ョン M.ビッディソンに与えられた米国特許第367
3878号に示されている(このビッディソンの米国特
許はまた前記バナーの米国特許第’577号に記載され
たものに代えて用いることができるコレット機構を開示
している。)
【0022】電機子回転装置の好ましい形態は図1に示
されており、この装置は歯車102を介して中空回転ス
ピンドル104を駆動するステップモータ100を備え
ている。この中空スピンドル104は基板110及びフ
レーム締結板112を含む回転装置支持フレームの前後
枠板106及び108内において回転自在に取り付けら
れている。図1に示された回転装置のより完全な説明
は、前記バナーの米国特許第’577号において記載さ
れている。
【0023】電機子巻線機60はさらに内側シールド1
22及び外側シールド124からなる整流子シールド組
立体120を含んでいる。内側シールド122は整流子
24を包囲する中空円筒体部材からなり、これはその前
端、すなわち巻き型62及び64に近接した端部におい
て一対の対立したタング露出用切り込み126を有す
る。この内側シールドの切り込み126の目的は、コイ
ルリードをそれらに接続できる位置に設けられた2個の
直径方向に向かい合った整流子タング30(ここでは
“出発タング”となる)を露出させるためのものであ
る。機械60において出発タングは、コイルリードワイ
ヤ接続がそれらのタングになされるべきときは“3時0
0分”及び“9時00分”の時計位置として参照される
位置であって実質的な水平面内において配置される。内
側シールド支持組立体130は常套的に内側シールド1
22に固定され、それを妥当な位置に維持するものであ
る。ここに機械60の内側シールドはその支持組立体1
30により回転できないように取り付けられていること
に留意すべきである。これは前記バナーの米国特許第’
577に示された機械における回転内側シールドと相違
するものである。
【0024】外側シールド124は前枠板106上に取
り付けられた外側シールド駆動部材138により整流子
タングシールド位置に対して前進及び後退するようにな
っている。この外側シールド駆動部材138はブラケッ
ト142、すなわち外側シールド124に連結もしくは
一体形成された駆動リンク140に結合されたピストン
ロッドを有する。後の説明から明らかになることである
が、外側シールド駆動部材138は外側シールド124
を選択的に2つの位置のいずれか、すなわち完全突出位
置及び完全後退位置のいずれかに位置させるための複合
シリンダである。略述すれば、図3及び図5に示したそ
の完全突出位置において電機子鉄心22に対向する外側
シールド124の端部は内側シールド122の対応する
端部を包囲し、したがって内側シールドの切り込み12
6より露出する整流子タング130をシールドするもの
である(図1及び図2)。図2、4及び6に示したその
完全後退位置において、外側シールドの内端は電機子鉄
心22から最大間隔の位置に設定され、内側シールド1
22の切り込み126を含むその実質的な長さを露出さ
せ、したがってまた切り込み126と整列した整流子タ
ング130を露出させるものである。(ここに部材13
0及び140の位置は図において従来の電機子巻線機で
それらが占める位置とは基本的に反対の位置において示
されていることに留意すべきである。これは図2、3及
び4における外側シールドの運動を明確に示すために行
ったことである。)
【0025】この発明の電機子巻線機60は各電機子の
巻線の操作の開始及び終端においてフライヤに先導され
るワイヤ部分を把持するための一対のワイヤクランプす
なわち把持器150を有する。各ワイヤ把持器150
は、相対的に固定したクランプ顎152及び相対的に移
動可能なクランプ顎154からなっている。固定クラン
プ顎152は空気作動型複合クランプ動作部材(図示せ
ず)の一つのピストンに固定され、可動顎154はクラ
ンプ動作部材(図示せず)の他のピストン(図示せず)
に固定されている。動作時において、電機子の巻線端に
おけるワイヤをクランプするため、上部把持器150の
相対固定顎152は“3時00分”位置にあるタング3
0から突出したワイヤ部に近接してフライヤプーリー8
0に向かって移動する。この移動は電機子がタング30
を“3時00分”時計位置から“12時00分”時計位
置に移動すべく回転した後に行われる。ここで相対移動
顎154はワイヤに近接して移動する。相対固定顎15
2の前端はそれがワイヤに近接して移動するときワイヤ
をカム駆動するためのフランジ160を有する。相対移
動顎154の前端は、フランジ160に近接したワイヤ
部分をクランプ係合するため傾斜を持つように形成され
ている。
【0026】この発明によれば、出発ワイヤ及び終端ワ
イヤは上部ワイヤ調整機構180及び下部ワイヤ調整機
構182の補助を得て、それらの関連タング30に近接
した位置で仕上げ調整として切断される。電機子が割り
出し回転される方向に応じて、上部ワイヤ調整機構は左
側フライヤ70と共に用いられ、右側フライヤ76は併
用されない。説明の便宜上、上部ワイヤ調整機構180
は右側フライヤ76と共に用いられるものとし、これに
ついてここで詳述することとする。下部ワイヤ調整機構
182は上部ワイヤ調整機構180と基本的に同一の構
成であることが図2、3及び4において確認されるであ
ろう。上部及び下部機構180、182の同様の部分に
ついては同一の参照番号が付され、下部ワイヤ調整機構
182は“12時00分”時計位置ではなく“6時00
分”時計位置を占めていることのみが相違している。二
つのワイヤ調整機構180及び182は常に180°分
離しているがそれらの占める位置自体は巻線機の幾何学
的構成に応じて“6時00分”時計位置及び“12時0
0分”時計位置以外の位置であってもよい。
【0027】上部ワイヤ調整機構180は細長いワイヤ
仕上げ調整刃184及びシールド組立体120の長さ方
向軸“A”に平行であって、その“12時00分”時計
位置から外向きに突出した細長いアーム186を有する
取り付けブラケット185を備えている。ブラケットア
ーム186は内側シールド120にクランプされた固定
端188と下向きUリンクにおいて終結した自由端19
0を有する。この下向きUリンクには仕上げ調整刃18
4が“12時00分”時計位置において内側シールド1
22の外周に近接かつ平行し、さらにシールド組立体1
20の長さ方向軸“A”に実質上平行して突出する位置
に回動自在に取り付けられている。
【0028】ワイヤ仕上げ調整刃184の回動軸183
はワイヤ仕上げ調整刃184の中間部を横貫してのび、
かつシールド組立体120の長さ方向軸に直交した垂直
面内に位置している。ワイヤ仕上げ調整刃184の前端
はその刃184の前端における横向きにのびる尖鋭な仕
上げエッジ192に向かって下向き及び前向きに傾斜し
ている。図3及び図4の比較、及び図5及び図6の比較
から明らかな通り、ワイヤ仕上げ調整刃184は内側シ
ールド122から充分な間隔を有し、その回動軸183
は刃184がその軸183のまわりに回動して二つの異
なった終端位置で固定されるように配置されている。図
3及び図5に示した一つの終端位置において、刃184
の前端はシールド組立体120の長さ方向軸“A”から
充分な間隔を有し、これによって電機子20は刃184
に干渉されることなくシールド組立体120に挿入さ
れ、もしくはその組立体から分離されることができる。
図2、4及び6に示した他の終端位置において、刃18
4の前端は“12時00分”時計位置を占める整流子タ
ング30の前端に沿い、かつこれに近接して位置し、ワ
イヤ仕上げエッジ192はタング30の最外側部よりも
シールド組立体120の長さ方向軸“A”に近接してそ
のタング30及び電機子鉄心22間に位置している。後
者の位置において、刃184は電機子20のローディン
グ(載置)またはアンローディング(除去)を阻止し、
さらに後述の通りクランプ150に保持されたワイヤリ
ードを切断する位置となっている。上部及び下部ワイヤ
仕上げエッジ192が可能な限りタング30に近接して
配置されるようにするため、内側シールド122の前端
は“6時00分”及び“12時00分”時計位置におい
て切り込み194を有し、刃184の前端はこれらの切
り込み中に突入してそれらがタング30上に当接できる
ようにするものである。
【0029】上部及び下部ブラケットアーム186はい
ずれも内側シールド122の後端に固定された取り付け
リング200に接続される。取り付けリング200に作
用するクランプ圧を緩めることにより、それは内側シー
ルド122の軸方向に沿って移動し、これによってワイ
ヤ仕上げ調整刃184をシールド組立体120の長さ方
向軸“A”に沿って調整することができるようになって
いる。妥当な調整が行われた後、当接リング202は好
ましくは取り付けリング200の後端面に当接するよう
に内側シールド122にクランプされる。この構成によ
れば、上部及び下部ワイヤ調整機構180及び182を
修理又は交換のために一体として除去すると共に、取り
付けリング200を内側シールド122にクランプして
そのリング200を当接リング202と係合させること
により、単純に内側シールド122の長さ方向に沿った
所望の調整位置においてそれらの組立体を速やかに再組
付けすることができる。
【0030】外側シールド124は通常の円筒型であっ
て、それらが関連する内側シールド122を近接包囲し
ている。この発明の外側シールド124においては、そ
の“6時00分”及び“12時00分”時計位置に半径
方向の外向き及び長さ方向に突出した中空U型リッジ2
04を形成し、それ以外は内側シールド122と同様で
ある。このリッジ204は内側シールド122の対向部
分をなし、ワイヤ仕上げ調整刃184が配置される細長
い刃受け室を提供するものである。リッジ204の最外
側壁216はブラケットアーム186の前端を受容する
細長い溝206を有する。ブラケットアーム受容溝20
6はブラケットアーム186が内側シールド122の軸
方向運動に干渉しないようにするための充分な長さを有
し、これによって巻線固定、リード接続、及びリード仕
上げ工程における内側シールドの前端を隠蔽及び露出で
きるようになっている。
【0031】上部ワイヤ仕上げ調整刃184をその回動
軸Aのまわりに回動させ、または固定するために、この
刃184は3部分、すなわち前から後にかけて上向きに
傾斜したカム面211(図5及び図6)を有する前端部
210と、中間部212、及びその中間部212から刃
184の後端にかけて下向きに傾斜したカム面215を
有する後端部214からなっている。中間部212は刃
184の最も厚い部分であり、刃枢支ピン183を貫通
させる部分を提供する。
【0032】刃184を一つの終端位置から他の位置へ
再配置すべく回動させるため、外側シールドリッジ20
4の外壁215は各々2個の内向き突出ねじ、すなわち
前部セットねじ218及び後部セットねじ220を有す
る。セットねじ218及び220の半径方向の内端面は
それぞれ刃184の前部及び後部の外側傾斜面と係合す
るカム支持部材を構成し、これによってそれらを外側シ
ールド120が軸方向運動する限りそれらの軸周におい
て回動または固定することができる。この構造によれ
ば、刃184はそれらのワイヤ仕上げエッジ192が
“6時00分”時計位置及び“12時00分”時計位置
におけるタング30に近接し、かつタング30の外側エ
ッジよりも電機子シャフト26に半径方向に近接するよ
うに回動する。このとき外側シールド124はその外側
シールド124が突出しているときのタング30から充
分に分離した後退位置にある。外側シールド124が突
出しているとき、刃184は電機子20のローディング
及びアンローディングに何ら干渉しない。
【0033】この発明の装置の動作は前述の説明及び図
面から明らかであろう。略述すれば図2は巻線電機子2
0がコレット86中に挿入された直後における巻線機6
0の動作ステップを示している。図1に示したようなワ
イヤ把持器150により保持されフライヤ70及び76
から引き出されたワイヤWにより、外側シールド124
は後退して内側シールドの切り込み126を露出させ、
周知の態様におけるフライヤ70及び76の運動により
“3時00分”時計位置及び“9時00分”時計位置に
ある出発タング30のまわりにおいてワイヤループが形
成されるようにする。外側シールド124はここで図3
に示した位置に突出し、フライヤ70及び76は出発タ
ング30のまわりにおいてワイヤループが完成するまで
回転する。電機子20は次に90°回転させられ、これ
によって“3時00分”時計位置においてそのまわりに
ループが形成される出発タング30を“12時00分”
時計位置にもたらし、さらに“9時00分”時位置にお
いてループが形成される他の出発タング30を“6時0
0分”時計位置にもたらすものである。ワイヤ把持器1
50は同時に、またはその直後に回動して電機子20の
回転で生じたワイヤの弛みを除去するように回動する。
前述した工程は図3に示した各部の位置を生ずるもので
ある。
【0034】各部が図3に示した位置に達したとき外側
シールド124は図4に示すように再び後退する。その
結果ワイヤ仕上げ調整刃184はそれらの前端を刃受け
用切り込み194中に位置させて整列したタング30の
前端面と係合させ、さらにそれらのワイヤ仕上げエッジ
192を出発タング30、電機子鉄心22間に位置させ
るように回動する。この工程は出発ワイヤが250で支
持され、出発タング30のまわりにおける出発ワイヤル
ープが252で支持された図8において図解されてい
る。ワイヤ把持器150は、そのワイヤ把持器150と
“6時00分”時計位置及び“12時00分”時計位置
にあるタング30との間におけるワイヤ部分254がワ
イヤ仕上げエッジ192に向かって引っ張られかつ切断
される方向において電機子鉄心22から分離するように
後退する。ワイヤ調整機構180及び182の長さ方向
の位置を適正に調整することにより、タング30から突
出したワイヤの残余250の長さは図9に示す通りきわ
めて短い。ワイヤ仕上げ調整刃はこのような低い輪郭位
置において出発タング30に当接し、かつワイヤ把持器
150は電機子鉄心22から離れる方向に移動するた
め、コイルリードはワイヤ仕上げエッジ192のまわり
において比較的鋭角で屈曲される。その結果、ワイヤは
ワイヤ仕上げエッジ192により鋭い切り口で信頼性よ
く切断される。
【0035】出発ワイヤが切断された後、電機子は“1
2時00分”時計位置にある出発タング30を少なくと
も“9時00分”時計位置に向かわせ、また“6時00
分”時計位置にある出発タングを“3時00分”時計位
置に向かって移動させるように回転し、この結果出発ワ
イヤループ252をタング中に深く引き入れる。電機子
の巻線形成はその後で常套的に実施され、連続して巻か
れるコイル間のコイルリードは従来周知の通り“3時0
0分”時計位置及び“9時00分”時計位置において露
出したタングに接続される。巻線形成中において、ワイ
ヤ把持器150と共に残った短いワイヤ部分が廃棄され
る。
【0036】少なくとも一対のコイルが巻かれた後、
“3時00分”時計位置において開始した出発タング3
0は“9時00分”時計位置に配置されるが、“9時0
0分”時計位置にあった出発タングはここで“3時00
分”時計位置となる。これらのタングは図10及び11
において258で示す係合済ワイヤを有する位置とな
る。この位置は周知の方法における外側シールド124
の後退により達成され、これに続いて係合済ワイヤ25
8を出発タング30のまわりに係合させるフライヤ70
及び76の逆回転が行われる。外側シールド124は再
び突出し、係合済ワイヤ258が出発タング30に係合
された状態を維持し、電機子は再び出発タングを“3時
00分”時計位置から“12時00分”時計位置へ、ま
た“9時00分”時計位置から“6時00分”時計位置
にそれぞれ移動させるように回転する。外側シールド1
24は、再びワイヤ仕上げエッジ192を出発タング3
0と電機子鉄心22との間に位置させるように後退す
る。このときの各状態は図10に示されている。ここで
ワイヤ把持器150をワイヤ部260が出発タング30
及びフライヤの間に係合及び把持させるように前進し、
その後でワイヤ把持器150を電機子鉄心22から後退
させることにより、係合済ワイヤ258は出発タング3
0において尖鋭な切り口で信頼性よく切断され、図11
に示すように出発タング30の両側の直近における切断
端262を有する。
【0037】図8及び図10を参照すれば、出発ワイヤ
250を切断するためのワイヤ仕上げエッジ192の部
分192Aは終端ワイヤ258を切断する部分192B
に関してずれた位置にあることが認められる。巻線形成
中の電機子に関しては、2箇所の仕上げエッジ部192
A及び192B間のずれは円周方向、半径方向及び長さ
方向である。円周方向のずれは出発ワイヤ250が出発
タング30の一側に近接して切断され、終端ワイヤ25
8が他の側に近接して切断されるために設定されてい
る。また半径方向及び長さ方向のずれは次のようにされ
る。(a)出発ワイヤの仕上げエッジ部192Aがワイ
ヤ把持器150に導かれ、ワイヤ部254が出発ワイヤ
ループ252のいかなる部分をも掃引しないように位置
づけられ、出発ワイヤループ252がワイヤ仕上げ調整
刃184の重なり部分によって保護されるようにし、
(b)終端ワイヤ仕上げエッジ部192Bが終端ワイヤ
258の切断端262を出発タング30に沿わせること
によりその上に突出せず、これによって終端ワイヤ25
8のためのタング30に沿って空間が形成され、そのタ
ング30上に出発ワイヤループ252の半径方向外向き
に係合させるように配置される。
【0038】終端ワイヤが出発タングのまわりに係合し
た後、電機子を90°回転させる行程を実施する目的
は、出発タングからフライヤに導かれるワイヤ部をワイ
ヤ把持器150に把持されるように位置づけるためであ
る。当然ながら、別の目的は同じワイヤ部分をワイヤ仕
上げ調整のためにワイヤ仕上げエッジ部192Bと整列
させるように位置づけることである。電機子は出発ワイ
ヤがタングのまわりにおいてループを形成した後90°
回転させられる。これは出発タングとフライヤ間のワイ
ヤ部分と仕上げエッジ部192Aと整列させるためであ
る。ときには、電機子の90°回転が出発ワイヤと終端
ワイヤとの間の妥当な整列関係をもたらさなかった場合
も生じてくる。このような場合電機子は仕上げ調整され
るべきワイヤ部分をナイフエッジと妥当に整列させるた
めに必要なわずかな角度だけ回転させられる。
【0039】図12及び図13を参照すると、この発明
による電機子巻線機の第2の実施例に示されており、こ
こでは低い輪郭を有するワイヤ仕上げ調整刃271のた
めの支持ブラケット270が設けられ、そのU型リンク
端が内側シールド274と外側シールド278上に形成
された中空リッジ276との間における細長いブレード
室受け272内に配置されるという点において、基本的
に図1〜11に示した実施例とは相違するものである。
第1実施例のO型クランプ200のかわりに図12及び
13の支持ブラケット273は内側シールド274上の
キー280に沿って長さ方向に摺動できるように取り付
けられ、一対の取り付けねじ282により長さ方向調整
位置に維持される。この特別の取り付け構造はわずかな
空間しか必要とせず、しかも第1の実施例における取り
付け構造よりも容易な調整と迅速な組立及び分解が可能
である。
【0040】さらにワイヤ仕上げ調整刃271の位置調
整の可能性を高めるため、その前端部の傾斜カム面28
4は、ねじ288により取り付け板290の下側に取り
付けられたカム支持部材286に係合している。取り付
け板290は、ねじ291により外側シールドリッジ2
76の頂部または最外側面に固定される。ベアリング取
り付けねじ288は取り付け板290における細長溝中
に位置し、カム支持部材286は同様に外側シールド2
78における細長溝中に配置されている。したがって外
側シールド278におけるカム支持部材286の長さ方
向の位置調整は、ワイヤ仕上げ調整刃271が外側シー
ルド278の後退に伴って下向きに駆動される角度を調
整するために行われる。第2の後部カム支持部材292
はねじ293により取り付け板290上に取り付けられ
仕上げ調整刃271をその前端が半径方向外向きに移動
するようにカム駆動するものである。このとき外側シー
ルド278は巻線形成された電機子を未巻線電機子と交
換するために突出している。当然ながら、基本的にワイ
ヤ仕上げ調整機構268と同様な関連ワイヤ調整機構
(図示せず)は“6時00分”時計位置に配置される。
第2実施例の各部の機能は第1実施例の対応する部分の
機能と同様であり、出発ワイヤ及び終端ワイヤを切断す
るために同様な動作手順が実行される。
【0041】図14には図12及び13に示した第2の
実施例とほぼ同様の第3実施例が図解されており、ここ
では図12及び13の外側シールド278と同様な外側
シールドを用いると共に外側シールドに対する同様な部
分は同様な参照数字が付される。図14のワイヤ仕上げ
調整刃300は第1及び第2の実施例におけるような半
径方向及び長さ方向にずれた部分を有するワイヤ仕上げ
エッジのかわりに直線的な仕上げエッジ302を有す
る。この第3の実施例において、出発ワイヤ及び終端ワ
イヤの妥当な仕上げのために必要とされる異なった位置
にワイヤ仕上げエッジ302を移動させるため、ワイヤ
仕上げ調整刃300はその支持ブラケット306に接続
された空気作動装置304の動作により長さ方向に隔た
った位置に駆動されることが可能である。ワイヤ仕上げ
調整刃300の長さ方向の位置の変化は刃300とその
対応外側シールド278との相対的な長さ方向位置の変
化により達成される。刃300の長さ方向位置の変化は
ワイヤ仕上げエッジ302の半径方向位置の変化により
達成される。たとえば刃300が空気作動装置304に
より後退させられると、刃300の先端はそれが係合す
る出発タングの傾斜前端面上を摺動する。この仕上げエ
ッジ302の運動は刃300の後退が前端カム支持部材
286と仕上げ調整刃300の前部に沿った上部傾斜カ
ム面310との間の関係の変化を生ずることにより可能
となる。刃300が前方に突出すると、上部カム面31
0に沿って摺動する前端カム支持部材286は刃300
の先端を半径方向内向きに移動させる。したがって空気
作動装置304の動作によりワイヤ仕上げエッジ302
の位置が出発ワイヤの切断時と終端ワイヤの切断時との
間の長さ方向及び半径方向のずれが生ずるということは
明らかである。
【0042】好ましくは空気作動装置304はねじ31
8により刃支持ブラケット306に調整可能に連結され
た接続ブラケット314に接続されたピストンロッド3
12を有する。図14の実施例において、内側シールド
274上の細長いキー320は刃支持ブラケット316
の長さ方向移動を制御するためのガイドを提供する。空
気作動装置304は刃300を図14の左方に移動させ
るべきときに付勢される。これは出発ワイヤの切断工程
の前に行われ、その後で空気作動装置304は刃300
を関連終端ワイヤの切断準備のために後方に移動させる
ように付勢される。再び、基本的には図14に示したワ
イヤ仕上げ調整機構と同様な関連ワイヤ調整機構(図示
せず)が“6時00分”時計位置に配置されることにな
る。
【0043】好ましくは、仕上げ調整刃はあらゆる場合
においてワイヤ切断動作中に電機子鉄心に直面するその
関連出発タングの表面と係合するものである。これは上
述した本発明の実施例においてワイヤ仕上げ調整刃の前
部カム面が妥当な輪郭を有し、支持部材の位置が妥当に
調整された場合において保証される。
【0044】大部分の場合、出発ワイヤの切断は随伴す
る終端ワイヤが仕上げ調整される位置から長さ方向及び
半径方向の両方にずれた位置において行われることが望
ましいが、半径方向または長さ方向のずれのみが望まし
い事態も生ずるであろう。そのような限られたずれはワ
イヤ仕上げ調整刃を適当な形状とすることにより達せら
れることは明らかである。
【0045】電機子巻線機の巻線ステーションにおかれ
た電機子鉄心は外側シールドが突出し、かつワイヤ仕上
げエッジがこれによってタングから間隔を有するときに
おいてのみ回転可能である。したがって本発明のワイヤ
仕上げ調整刃は電機子巻線動作のいかなる部分にも干渉
するものではない。
【0046】以上の説明は偶数個のスロットを有する電
機子が巻線を施されるものと仮定している。このような
電機子が巻線を施されるとき、二つのフライヤは各巻線
サイクル中においてコイルを巻くために回転駆動され、
内側シールドの切り込み126によって露出したタング
は互いに直径方向に対向している。ある種の電機子にお
いては奇数のスロットを有する。この奇数スロット電機
子が巻線を施されるとき、そこでは第1周期としての少
なくとも一つの巻線周期が存在し、そのときただ1本の
フライヤがコイルを巻くために回転する。このような自
体において、奇数コイルを巻くフライヤに関連する出発
ワイヤが他方のフライヤに関連する出発ワイヤが接続さ
れる前に接続され、かつ切断されるということは当業者
にとって自明である。さらに奇数スロット電機子の巻線
形成時において、内側シールドの切り込みは直径方向に
は対立せず、終端ワイヤを2回の連続した順序において
切断を完了し、これによって一方の終端ワイヤの出発タ
ングが仕上げ調整のためにその終端“12時00分”時
計位置または“6時00分”時計位置にもたらされ、そ
の後他方の出発タングがその終端位置に移動させられる
ことが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電機子巻線機の一部を破断して
示す斜視図であり、電機子コイルを巻くための準備とし
て出発ワイヤが整流子タングのまわりにループ形成され
た後における巻線機及び電機子と、整流子タングから巻
線把持器に導かれるワイヤ部分を仕上げ切断するために
各部を配置した状態を示している。
【図2】図1よりも各部が拡大して示された同図1の破
断側面図であり、出発ワイヤを選択された整流子タング
のまわりに部分的にループ形成された後であって、図1
に示すような位置に達するまでの段階を外側シールドが
後退した状態において示している。
【図3】図2と同様の一部破断垂直断面図であり、電機
子鉄心が図1に示した回転位置にあり外側シールドが突
出した状態を示している。
【図4】出発ワイヤを切断する段階であって、外側シー
ルドが再び後退した状態を示す図2及び図3と同様な断
面図である。
【図5】図1、3及び4に示した機械部分を示す更に拡
大した部分断面図であって、外側シールドが突出した図
3の位置に対応する状態を示している。
【図6】図5と同様な部分断面図であって、外側シール
ドが後退した図2及び図4に示した位置と同様な位置を
示している。
【図7】図1〜図6の機械部分及び整流子の正面を示す
端面図であり、図2〜図4よりわずかに拡大して作図し
整流子を取り付けた電機子シャフトを断面で示してい
る。
【図8】そのコイルリード受けタング部を含む整流子部
分と、そのタングのまわりの出発ワイヤのループ及びタ
ングとワイヤクランプとの間においてワイヤ部分を切断
する位置にあるワイヤ仕上げ調整刃を拡大して部分的に
示す斜視図である。
【図9】出発ワイヤがタングの近辺で切断された後にお
ける図8の整流子の部分斜視図である。
【図10】コイルリード受けタングと、そのタングのま
わりにおける出発ワイヤのループと、そのタングに係合
した終端ワイヤと、タング及びワイヤクランプ間におい
てワイヤ部分を切断する位置にあるワイヤ仕上げ調整
刃、及びワイヤクランプの一部を示す部分斜視図であ
る。
【図11】終端ワイヤがタングの近辺で切断された後に
おける図8、9及び10の整流子についての図9と同様
な部分斜視図である。
【図12】この発明による電機子巻線機の第2実施例の
一部を断面で示す単純化された部分斜視図である。
【図13】図12に示した実施例の機械部分を拡大して
示す部分断面図である。
【図14】第3の実施例を示す図13と同様な部分断面
図である。
【符号の説明】
20 電機子 22 成層鉄心 24 整流子 26 電機子シャフト 30 整流子タング 32 コイル受けスロット 60 電機子巻線機 62、64 巻き型 70、76 フライヤ 120 整流子シールド組立体 122 内側シールド 124 外側シールド 150 ワイヤ把持器 184 ワイヤ仕上げ調整刃 192 ワイヤ仕上げエッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール エル、クラーク アメリカ合衆国、オハイオ州 45420、デ イトン、ウォーターヴリート 1009 (72)発明者 パトリック エイ、ドルガス アメリカ合衆国、オハイオ州 45150、ミ ルフォード、ハンターズ コート 5852

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子シャフト、前記シャフト上に取り
    付けられたコイル受スロットを有する鉄心、及び前記シ
    ャフト上に取り付けられたコイルリード受タングを有す
    る整流子からなる電機子に巻線を施すための電機子巻線
    装置であって、 巻線ステーションと、 前記巻線ステーションにおいて電機子を保持するための
    手段と、 前記コイル受スロットにおいてワイヤコイルを巻くため
    の少くとも一つのワイヤガイド用フライヤと、 整流子タングを露出させて前記フライヤから引き出され
    たワイヤを前記露出したタングのまわりにおいて係合さ
    せるようにするための少くとも一つの切込みを有する内
    側シールド、及び前記切込みを隠蔽する第1の突出位置
    と前記切込みを開放する第2の後退位置との間で移動可
    能な外側シールドを含む整流子シールド組立体と、 前記巻線ステーションにおける1個の電機子の巻線端に
    おいて前記フライヤから突出するワイヤの緊張部を把持
    し、その把持状態を前記巻線ステーションにおける次の
    電機子の巻線の開始まで維持するように駆動されるワイ
    ヤクランプ手段、及び、 前記ワイヤクランプ手段を移動させるための駆動手段を
    備え、前記巻線装置がさらに、 尖鋭なエッジを有するワイヤ仕上げ調整刃と、 刃取付ブラケットと、 調整刃を前記刃取付ブラケット上においてその刃が前記
    内側シールドの外周に近接し、かつ前記巻線ステーショ
    ンにおける電機子の長さ方向軸に実質上平行する位置に
    おいて回動自在に取り付けるとともに、前記刃をその中
    間部において横切って延びる回動軸のまわりにおいて揺
    動させるための手段、及び、 前記仕上げ調整刃を前記回動軸のまわりにおいて回動さ
    せることにより、前記仕上げ調整刃を、前記外側シール
    ドが後退した時において、前記尖鋭なエッジがタングに
    近接し、かつ前記タングの外縁よりも前記電機子シャフ
    トに近く位置する第1の位置から前記外側シールドが突
    出して前記尖鋭なエッジを前記タングから十分離すよう
    にした第2の位置まで移動させ、このとき前記外側シー
    ルドが前記巻線ステーションから前記電機子を除去する
    ことに干渉しないようにするための手段を備えたことを
    特徴とする電機子巻線装置。
  2. 【請求項2】 前記取付ブラケットを前記内側シールド
    上において支持するための手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記取付ブラケットを前記内側シールド
    上に支持するための前記手段が前記仕上げ調整刃を前記
    内側シールドの長さ方向軸に平行な方向に移動できるよ
    うに調整自在に取り付けるための手段を含むものである
    ことを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記取付手段がクランプを含むことを特
    徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記装置がさらに、前記仕上げ調整刃取
    付ブラケットを長さ方向に移動させるための手段を含
    み、これによって前記仕上げ調整刃が出発ワイヤ及び終
    端ワイヤをそれぞれ切断するための異なった位置に配置
    できるようにしたことを特徴とする請求項3記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回動軸のまわりにおいて前記仕上げ
    調整刃を回動させるための手段が、それぞれ前記回動軸
    の前方及び後方に延びる前記仕上げ調整刃における一対
    の互いに間隔を有する傾斜面を有し、前記装置がさら
    に、前記傾斜面の各一つと係合して前記仕上げ調整刃の
    前記尖鋭なエッジをタングに近接し、かつ前記タングの
    外側エッジより前記電機子シャフトに近く位置させるた
    めに前記外側シールド上に設けられた一対の互いに間隔
    を有するカム支持面であって、前記係合動作を前記外側
    シールドが後退して前記タングから十分離れた時に行
    い、前記外側シールドが突出しても前記電機子が前記巻
    線ステーションから除去されることを干渉しないように
    したことを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 二重フライヤ型電機子巻線機による電機
    子の巻線形成方法であって、一対の整流子出発タングの
    各々に近接した出発リードワイヤ及び終端リードワイヤ
    を自動的に切断するために周囲に前記出発ワイヤ及び終
    端ワイヤを経由させるとともに、前記出発ワイヤ及び終
    端ワイヤに当接してそれらが引っ張られるとき、切断す
    るためのエッジ面を有するワイヤ仕上げ調整部材を用い
    るものであり、前記方法が、 出発タングのまわりにループを形成した出発ワイヤを有
    する電機子を、前記タングが前記ワイヤ仕上げ調整部材
    と整列する位置を占めるように配置する工程と、 前記ワイヤ仕上げ調整部材の尖鋭なエッジ部を前記電機
    子鉄心と前記鉄心に対向した前記出発タングの面との間
    の第1の位置に位置決めする工程と、 ワイヤ把持器を前記ワイヤ部分が前記尖鋭なエッジに当
    接して引っ張られる方向に移動させることにより、前記
    ワイヤ把持器から前記出発タングまで延びるワイヤ部分
    を切断する工程と、 前記電機子鉄心上にコイルを巻付けるとともに、複数の
    前記コイル間のコイルリードを前記整流子上のタングに
    接続する工程と、 最後の一対のコイルが巻かれた後、終端ワイヤを出発タ
    ングのまわりに係合させる工程と、 前記電機子を回転させて前記タングが前記ワイヤ仕上げ
    調整部材と整列するように位置付けることにより、前記
    電機子を前記終端ワイヤが前記出発タングのまわりに係
    合するように配置する工程と、 前記鉄心と前記タング端面との間における前記仕上げ調
    整部材の前記尖鋭なエッジ部分を前記電機子シャフトか
    ら前記第1位置よりも半径方向にさらに離れた第2位置
    に位置付ける工程、及び、 前記ワイヤ把持器を前記電機子鉄心から離す方向に移動
    させることにより前記第2位置にある前記ワイヤを切断
    する工程を実行することを特徴とする電機子の巻線形成
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2位置が前記第1位置よりも前記
    鉄心から長さ方向に隔たっていることを特徴とする請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記方法がさらに、前記仕上げ調整刃を
    その刃を横断する軸上において回動させるように取り付
    ける工程を含み、前記尖鋭なエッジの部分が互いに横方
    向に隔たり、かつ巻線中の電機子に関して半径方向及び
    長さ方向の両方においてずれていることを特徴とする請
    求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記エッジ部が前記仕上げ調整刃をそ
    れらのエッジ部が巻線中の電機子に関して半径方向及び
    長さ方向に変位するように移動させることにより、それ
    ぞれ前記第1位置及び第2位置に位置付けることを特徴
    とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 二重フライヤ型電機子巻線機による電
    機子の巻線形成方法であって、一対の整流子出発タング
    の各々に近接した出発リードワイヤ及び終端リードワイ
    ヤ自動的に切断するために周囲に前記出発ワイヤ及び終
    端ワイヤを経由させるとともに、前記出発ワイヤ及び終
    端ワイヤに当接してそれらが引っ張られるとき、切断す
    るためのエッジ面を有するワイヤ仕上げ調整部材を用い
    るものであり、前記方法が、 出発タングのまわりにループを形成した出発ワイヤを有
    する電機子を前記タングが前記ワイヤ仕上げ調整部材と
    整列する位置に配置する工程と、 前記ワイヤ仕上げ調整部材の尖鋭なエッジ部を前記電機
    子鉄心と前記鉄心に対向した前記出発タングの面との間
    の第1の位置に位置決めする工程と、 ワイヤ把持器を前記ワイヤ部分が前記尖鋭なエッジに当
    接して引っ張られる方向に移動させることにより、前記
    ワイヤ把持器から前記出発タングまで延びるワイヤ部分
    を切断工程と、 前記電機子鉄心上にコイルを巻付けるとともに、複数の
    前記コイル間のコイルリードを前記整流子上のタングに
    接続する工程と、 最後の一対のコイルが巻かれた後、終端ワイヤを出発タ
    ングのまわりに係合させる工程と、 前記電機子回転を回転させて前記タングが前記ワイヤ仕
    上げ調整部材と整列するちように位置付けることによ
    り、前記電機子を前記終端ワイヤが前記出発タングのま
    わりに係合するように配置する工程と、 前記鉄心と前記タング端面との間における前記仕上げ調
    整部材の前記尖鋭なエッジ部分を前記電機子シャフトか
    ら前記第1位置よりも長さ半径方向にさらに離れた第2
    位置に位置付ける工程、及び、 前記ワイヤ把持器を前記電機子鉄心から離す方向に移動
    させることにより前記第2位置にある前記ワイヤを切断
    する工程を含むことを特徴とする電機子の巻線形成方
    法。
  12. 【請求項12】 前記方法がさらに、前記仕上げ調整刃
    をその刃を横断する軸上において回動させるように取り
    付ける工程を含み、前記尖鋭なエッジの部分が互いに横
    方向に隔たり、かつ巻線中の電機子に関して半径方向及
    び長さ方向の両方においてずれていることを特徴とする
    請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記エッジ部が前記仕上げ調整刃をそ
    れらのエッジ部が巻線中の電機子に関して半径方向及び
    長さ方向に変位するように移動させることにより、それ
    ぞれ前記第1位置及び第2位置に位置付けることを特徴
    とする請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】 電機子シャフト、前記電機子シャフト
    上に取り付けられたコイル受スロットを有する鉄心、及
    び前記シャフト上に取り付けられた整流子であって、コ
    イルリード受タングを有するものからなる電機子に巻線
    を施すための電機子巻線装置であって、 巻線ステーションと、 前記巻線ステーションにおいて電機子を保持するための
    手段と、 前記コイル受スロット中にワイヤコイルを巻付けるため
    の少くとも一つのワイヤガイド用フライヤと、 整流子タングを露出させて前記フライヤから延びるワイ
    ヤを前記露出したタングのまわりに係合させるための少
    くとも一つの切込みを有する内側シールド、及び前記切
    込みを隠蔽する第1の突出位置と、前記切込みを開放す
    る第2の後退位置との間において移動可能な外側シール
    ドを含む整流子シールド組立体と、 前記巻線ステーションにおける一つの電機子の巻線端に
    おいて前記フライヤから突出したワイヤ部分を把持し、
    把持状態を前記巻線ステーションにおいて次の電機子の
    巻線が開始されるまで維持するように駆動されるワイヤ
    クランプ手段、及び、 前記ワイヤクランプ手段を移動させるための駆動手段を
    備え、前記装置がさらに、 尖鋭なエッジを有するワイヤ仕上げ調整刃と、前記取付
    ブラケット上において前記ワイヤ仕上げ調整刃を回動自
    在に取り付けるための手段、及び前記ワイヤ仕上げ調整
    刃を前記回動軸のまわりに回動させて前記ワイヤ調整刃
    を、前記外側シールドが前記タングから後退した時にお
    いてその先端がタングの表面に当接し、前記尖鋭なエッ
    ジが前記タング上もしくはこれに近接し、かつ前記タン
    グの外縁よりも前記外側シャフトに近く位置する第1の
    位置から、前記外側シールドが突出して前記尖鋭なエッ
    ジを前記タングから十分に離す第2の位置へ移動させ、
    このとき、前記外側シールドが前記電機子の前記巻線ス
    テーションからの除去に干渉しないようにするための手
    段を備えたことを特徴とする電機子巻線装置。
  15. 【請求項15】 電機子シャフト、前記シャフト上に取
    り付けられたコイル受スロットを有する鉄心、及び前記
    シャフト上に取り付けられたコイルリード受タングを有
    する整流子からなる電機子に巻線を施すための電機子巻
    線装置であって、 巻線ステーションと、 前記巻線ステーションにおいて電機子を保持するための
    手段と、 前記コイル受スロットにおいてワイヤコイルを巻くため
    の少くとも一つのワイヤガイド用フライヤと、 整流子タングを露出させて前記フライヤから引き出され
    たワイヤを前記露出したタングのまわりにおいて係合さ
    せるようにするための少くとも一つの切込みを有する内
    側シールド、及び前記切込みを隠蔽する第1の突出位置
    と前記切込みを開放する第2の後退位置との間で移動可
    能な外側シールドを含む整流子シールド組立体と、 前記巻線ステーションにおける1個の電機子の巻線端に
    おいて前記フライヤから突出するワイヤの緊張部を把持
    し、その把持状態を前記巻線ステーションにおける次の
    電機子の巻線の開始まで維持するように駆動されるワイ
    ヤクランプ手段、及び、 前記ワイヤクランプ手段を移動させるための駆動手段を
    備え、前記巻線装置がさらに、 尖鋭なエッジを有するワイヤ仕上げ調整刃と、 刃取付ブラケットと、 調整刃を前記刃取付ブラケット上においてその刃が前記
    内側シールドの外周に近接し、かつ前記巻線ステーショ
    ンにおける電機子の長さ方向軸に実質上平行する位置に
    おいて回動自在に取り付けるとともに、前記刃をその中
    間部において横切って延びる回動軸のまわりにおいて揺
    動させるための手段、及び、 前記仕上げ調整刃を前記回動軸のまわりにおいて回動さ
    せるための手段であって、前記回動軸の長さ方向の前方
    及び後方にそれぞれ延びる前記仕上げ調整刃上の一対の
    互いに間隔を有する傾斜面と、前記傾斜面の各一つに係
    合して前記仕上げ調整刃の前記尖鋭なエッジを、外側シ
    ールドが後退した時においてタングに近接させ、かつ前
    記前記タングの外縁よりも前記電機子シャフトに近接さ
    せるとともに、前記外側シールドが突出した時において
    前記タングから十分に分離させるための一対の互いに間
    隔を有するカム支持面を具備し、前記電機子が前記巻線
    ステーション除去されることに干渉しないようにするた
    めの手段を備えたことを特徴とする電機子巻線装置。
  16. 【請求項16】 前記ワイヤ仕上げ調整刃が出発ワイヤ
    及び終端ワイヤをそれぞれ切断するために互いに半径方
    向及び長さ方向にずれて位置する二つの尖鋭なエッジを
    有することを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 電機子シャフト、前記電機子シャフト
    上に取り付けられたコイル受スロットを有する鉄心、及
    び前記シャフト上に取り付けられた整流子であって、コ
    イルリード受タングを有するものからなる電機子に巻線
    を施すための電機子巻線装置であって、 巻線ステーションと、 前記巻線ステーションにおいて電機子を保持するための
    手段と、 前記コイル受スロット中にワイヤコイルを巻付けるため
    の少くとも一つのワイヤガイド用フライヤと、 整流子タングを露出させて前記フライヤから延びるワイ
    ヤを前記露出したタングのまわりに係合させるための少
    くとも一つの切込みを有する内側シールド、及び前記切
    込みを隠蔽する第1の突出位置と、前記切込みを開放す
    る第2の後退位置との間において移動可能な外側シール
    ドを含む整流子シールド組立体と、 前記巻線ステーションにおける一つの電機子の巻線端に
    おいて前記フライヤから突出したワイヤ部分を把持し、
    把持状態を前記巻線ステーションにおいて次の電機子の
    巻線が開始されるまで維持するように駆動されるワイヤ
    クランプ手段、及び、 前記ワイヤクランプ手段を移動させるための駆動手段を
    備え、前記装置がさらに、 尖鋭なエッジを有するワイヤ仕上げ調整刃と、前記取付
    ブラケット上において前記ワイヤ仕上げ調整刃を回動自
    在に取り付けるための手段、及び前記ワイヤ仕上げ調整
    刃を前記回動軸のまわりに回動させて前記ワイヤ調整刃
    をその先端がタングの表面に当接し、前記尖鋭なエッジ
    が前記外側シールドが前記タングから後退した時におい
    て前記タング上もしくはこれに近接し、かつ前記タング
    の外縁よりも前記外側シャフトに近く位置する第1の位
    置から、前記外側シールドが突出して前記尖鋭なエッジ
    を前記タングから十分に離す第2の位置へ移動させ、こ
    のとき、前記外側シールドが前記電機子の前記巻線ステ
    ーションからの除去に干渉しないようにするための手段
    を備え、 前記仕上げ調整刃を回動させるための手段が前記回動軸
    の長さ方向における前方及び後方にそれぞれ延びる前記
    仕上げ調整刃における一対の互いに間隔を有する傾斜
    面、及び前記傾斜面の各一つに係合する前記外側シール
    ド上の一対の互いに間隔を有するカム支持面を具備した
    ものであることを特徴とする電機子巻線装置。
JP5084194A 1992-03-17 1993-03-17 電機子巻線法及び装置 Pending JPH0638463A (ja)

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