JPH08504078A - ステータとステータ巻線法及び装置 - Google Patents

ステータとステータ巻線法及び装置

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JPH08504078A
JPH08504078A JP6508411A JP50841193A JPH08504078A JP H08504078 A JPH08504078 A JP H08504078A JP 6508411 A JP6508411 A JP 6508411A JP 50841193 A JP50841193 A JP 50841193A JP H08504078 A JPH08504078 A JP H08504078A
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ドルガス,パトリック,エイ.
ウォルトン,バラード,イー.
ステイトン,ラリー,イー.
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Abstract

(57)【要約】 永久磁石型電気機械用ステータであって、略円筒状ステータ本体40の外周リム上においてコイル(“C”)の配列を有する。ステータコイル(“C”)はステータ本体において複数の互いに円周方向に間隔を置いたコイル保持及び巻型部材(52、54)を設けることにより、ステータ本体(40)上に直接巻き付けられる。ステータコイル(“C”)のコイル端(“E”)はコイル辺(“S”)がステータの中心軸に平行して突出配置されるように案内される。ワイヤ接続は1相のコイル(60、62、64)間において形成され、ワイヤループ(180)は一つの相の最終巻きコイル(60−10)と次の巻線相の第1のコイル(62−1)との間に形成される。ステータコイルのワイヤをクランプするとともに、ワイヤループ(180)を一時的に保持するための機構が装備される。

Description

【発明の詳細な説明】 ステータとステータ巻線法及び装置 背景技術 1.発明の分野 この発明は、ステータとステータ巻線法及び装置、そして特定すれば、円筒状 ステータコアの外側円箇状リム上に界磁コイルを巻くためのステータ巻線法及び 装置に関するものである。 2.先行技術及びその他の関連事項 この発明は、米国特許第4,924,125号において開示された形式の内部 ステータを有するモータにおいてそのステータに界磁コイルを巻くために創出さ れたものである。このようなステータはステータの中心軸と一致した軸のまわり に回転する外周型ロータとともに用いられる。しかしながら、この発明の方法及 び装置の様相は、他の形式の電気モータにおけるステータ巻線のためにも用いる ことができる。 前記米国特許第4,924,125号に開示された形式のステータに独特の構 造は、ステータコイルのコイル辺がステータ本体の外周リム表面上においてその ステータの中心軸に平行して配置されるということである。ここでは、ステータ 本体それ自身にはコイル収容スロットが存在しない。この型のステータを製造す るため、コイルはステータ本体から分離したところで巻かれ、次いで、ステータ 本体上にそれらのコイルを装着し、ステータ本体の輪郭に沿うようにコイルを整 形した後、それらをステータ本体上に縛り付ける等の方法で固着するものである oこのような従来の処理工程は、面倒で時間がかかり、製品コストを著しく高価 にする。したがって、このようなステータを製造するための改良された方法及び 装置が要求される。 概要 この発明は、略円筒状ステータ本体の外周リム上に配列されたコイルを有する 改良されたステータとそのステータを製造するための改良された巻線法及び装置 を提供しようとするものである。この発明によれば、ステータコイルは複数の互 いに円周方向に分離したコイル保持及び巻型部材を有するステータ本体を用意す ることにより、そのステータ本体上にステータコイルを直接巻き付けるものであ る。コイル保持及び巻型部材のまわりには、ステータコイルのコイル端が通り、 それによってコイル辺をステータの中心軸に平行した位置において張り出させる 。これに関連して1相のコイル間における接続を形成する方法及び装置、1相の 最終巻きコイルと次の相の最初巻きコイルとの間のワイヤループを形成するため の方法及び装置、並びにステータの巻線操作に先立ってステータとワイヤをクラ ンプするための方法及び装置が提供される。 図面の簡単な説明 図1はこの発明による巻線機械の一部及び巻線を施されていないステータを示 す一部破断分解斜視図である。 図2は図1の機械を一部破断し、かつより拡大して示す部分側面図であり、本 発明のステータを仮想線で示している。 図3は図1の機械の部分頂面図であって、詳細な構造を示すために頂上板を取 り外した状態の中央巻型、及び巻線操作されるステータの一部を含む図である。 図4は図3と同様に描いた図であるが、その頂上板を定位置に置いた状態の中 央巻型を示し、かつ図3に示したステータよりも巻線段階が進んだ状態を示すも のである。 図5は図3及び4と同様に描かれた部分頂面図であるが、わずかに異なった部 分を示しており、かつステータの巻線段階がさらに進んだ状態を示している。 図6はステータコア及びその上に巻かれたコイルの一部を示すために図5の6 −6矢視線に沿って描かれた部分斜視図である。 図7は図3と同様な図であるが、ステータの巻線段階のさらに後の段階を示し ている。 図8は中央巻型の一部及びその中央巻型とともに用いられるドライバを示すた めに図7の8−8矢視線に沿って描かれた断面図である。 図9は図8の9−9矢視線に沿って描かれた中央巻型の拡大部分断面を示す図 である。 図10は図9と同様な図であるが、その中央巻型に関連するドライバをも示し ている。 図11は図7と同様な図であるが、ステータ巻線段階におけるさらに後のステ ージを示している。 図12は完全に巻線を施された後のステータを線図的に示すステータの部分頂 面図である。 図13はこの発明による巻線機械の第2の実施例の一部及び巻線前のステータ を示す一部破断分解斜視図である。 図14は図13の機械を同図より拡大して示す一部破断側面図である。 図15は図4と同様な図であって、図13及び14の実施例における機械を用 いてステータに巻線操作を行うステージを示すものである。 図16は従来技術による電気機械の分解斜視図である。 図示実施例の詳細な説明 本発明は、図16において20で概括指示するモータ又は同期発電機からなる 電気機械の一形式に関するものであり、この電気機械はカップ型ロータ22及び ステータ30からなり、このロータ22はステータ30の中心軸のまわりに回転 するため、ステータハブ28内のベアリング26により支持された中心軸24を 有する。ステータ30はガラス充填樹脂からなる円筒状コア32、及びマグネッ トワイヤを巻回してなる複数の浅い極形成コイル34を備えている。複数の永久 磁石36がロータ22内に取り付けられ、それらは機械20が組み立てられたと き、モータ又は同期発電機のいずれかとして機能するように巻線極と協同するよ うになっている。この形式の電気機械は前述した米国特許4,924,125号 に開示されたものである。 図1を参照すると、総括して40で示すステータコアは図16に示した従来型 装置に基づくものではあるが、この発明に従って変形されたものである。この発 明のステータコア40は円形の第1端面42、及び円形の第2端面44を有する 。図6をさらに参照すると、両端面42及び46は円筒状外周壁48に接合され 、かつそれによって互いに分離配置されている。(本発明には、直接関係ないが 、外周壁48はガラス充填樹脂基板上に取り付けられた絶縁材料50のバンドに よって覆われた軟鋼バンド(図示せず)を有する。)従来技術と同様、端面42 及び44は外周壁48の中心軸と一致した共通軸を軸心とするものである。 ステータコア40は本発明に従ってその第1端面の外周縁上において互いに分 離して取り付けられた第1組の軸方向に沿って外向きに突出したコイル保持及び 巻型部材52と、第2端面44の外周縁上において互いに分離して取り付けられ た第2組の軸方向に沿って外向きに突出したコイル保持及び巻型部材54を含む ように変形されている。第2組における個々のコイル保持及び巻型部材54は第 1組における個々のコイル保持及び巻型部材52と整列している。コイル保持及 び巻型部材52、54はそれぞれ端面42、44からさらに軸方向に突出し、後 述の通り、それらの位置はステータコア40上に巻き付けられたコイルのいずれ よりも突出している。後述する通り、ワイヤ部分が巻線極を形成する道筋の案内 補助を行うため、コイル保持及び巻型部材52、54はステータコア40の中心 軸に近い側において、それらを支持する端面から半径方向及び軸方向外向きに傾 斜した内側面56を有する。 ステータのその他の態様は、本発明の方法及び装置に関する次の記載から理解 されるであろう。図6を参照すると、ステータコア40に巻かれた極巻線は個々 のコイル“C”から形成され、各コイルはステータの中心軸に平行して外周壁4 6上を軸方向にのびるコイル辺“S”と第1及び第2のコア端面42及び44上 にのびるコイル端“E”を有する。コイル辺“S”及びコイル端“E”の連続部 であるコイル“C”の角部は整列した各対をなす第1組及び第2組のコイル保持 及び巻型部材52及び54を通り、端面42及び44上にのびるものである。図 示の実施例において、これら整列した対をなすコイル保持及び巻型部材52及び 54はコイル“C”のコイル辺間に位置するコイル保持及び巻型部材52及び5 4の両側に位置したものである。 まず、図5及び6、そしてさらに、図7及び12を参照して明らかな通り、第 1の相を形成するすべてのコイル60−1、60−2、60−3…60−10は ステータコア40上においてその円周方向に互いに等間隔を置いて順次巻き付け られたものである。これは順次等間隔配置された第2相のコイル62−1、62 −2、62−3…62−10の巻線に続くものである。(この発明の様相は、3 相巻線以外の巻線を有するステータにも適用可能であるが、典型的には、やはり 3相ステータに最も好ましく適用される。) 図1及び2を参照すると、この発明によるステータ巻線機70は適当なフレー ム72上にステータコア割出装置74及びこれを駆動する適当な駆動機構75を 支持したものである。割出装置74は支持ブロック76及び上向き突出スピンド ル78を有し、これによってステータコア40を巻線操作すべき位置に置くもの である。この位置は図2においてステータコア40を仮想線で示す通りである。 巻線操作されるべきステータコアは、例えば割出スピンドル78を貫通して上方 に突出し、エアアクチュエータ82によって駆動されるクランプロッド80など の適当な手段により割出装置74にクランプされる。図から明らかな通り、クラ ンプロッド80は下部カム部材84及び上部カム部材88を支持し、下部カム部 材84は枢支クランプ板86を上向きに加圧してステータ40をスピンドル78 に対して拘束する。上部カム部材88はクランプ板86を下向きに加圧して回動 させることにより巻線後のステータを除去し、巻線前のステータコアと交換でき るようにする。下部カム部材84はベアリング87に支持され、これによってス テータとともに水平面内で回転し、以下に述べるような割り出し時において、ス テータに巻線が施されるようにする。上部カム部材88は協同ねじなどによりク ランプロッド80の上端において六角ナット89により回転できるないように保 持される。割出装置74は図においては線図的にのみ示されている。本発明のこ のような目的に適した割出装置の一例は、例えはアメリカ合衆国 63146ミ ズーリ州 セントルイス ラックランドロード 11820のファーガソンマシ ーン カンパニイにより製造販売されているモデルEXFD200 エレクトロ テックスなどが知られている。 コイルは割出装置74上に支持されたステータコア40上に巻き付けられる。 “巻線ステーション”として紹介される部分において、回転ワイヤガイドフライ ヤ90は回転フライヤスピンドル92に連結され、このスピンドル92は水平キ ャリジ98上に垂直配置された一対のスピンドル支持板94及び96に固定され たベアリング93によって回転可能に支持される。水平キャリジ98は機械フレ ーム72上のガイドトラック100に沿って移動可能に支持され、キャリジ駆動 用エアアクチュエータ102の動作により巻線ステーシヨンに向かい、あるいは 巻線ステーションから離れる方向に移動することができる。フライヤスピンドル 92はスピンドル支持板96上に取り付けられた適当なモータ104により駆動 される。フライヤ90はワイヤ排出プーリ106を含み、このプーリ106から 引き出されるべきワイヤはフライヤスピンドル92内におけるワイヤガイドチュ ーブ108を通ってフライヤスピンドル92から外側に突出し、フライヤアーム 110、及びフライヤアーム110の終端におけるフライヤガイドプーリ112 を通過する。フライヤ90の回転時、フライヤアーム110の終端にけるガイド プーリ112はフライヤスピンドル92を通過した絶縁マグネットワイヤWをコ イル“C”として巻回操作する。フライヤアーム110及びプーリ112は平衡 アーム114及び重り116により平衡に保たれる。周知の通り、フライヤ90 の回転中はワイヤWが一定張力を受けるワイヤ源(図示せず)から引き出される 。フライヤ型ワインダの常として、ステータの巻線開始時においてフライヤから 出ているワイヤはすでに巻線を施されたステータから切断されており、その切断 端は適当なクランプ(図示せず)により把持される。 ワイヤコイル“C”として巻付形成するため、巻型アセンブリ120は巻線ス テーションに最も近いフライヤスピンドル92の端部において、ベアリング12 2及び123により支持される。巻型アセンブリ120はほぼ矩形状の中間体1 25と、その中間体に取り付けられた上部ワイヤガイド板124及び下部ワイヤ ガイド板126を備えている。これらのワイヤガイド板は嘴型の弧状突起からな るワイヤガイド部128を有し、このガイド部128はそれぞれ巻線ステーショ ンにおけるステータコア40の両端面の上方及び下方において突出している。 図1、2、3、7及び8を参照すると、巻型アセンブリ120はさらに、二対 の可動コイルフォーマ、すなわち右側における上下一対のコイルフォーマ130 (図1、3、7及び8において示し)、並びに左側における上下一対のコイルフ ォーマ132を備えている。図3を参照すると、二対のコイルフォーマ130及 び132は第1相のコイル60の巻き付け中、巻線ステーションにおけるステー タコア40上に突出する。この位置において、コイルフォーマ130及び132 はそれぞれ上部及び下部ワイヤガイド板124及び126と協同し、ワイヤWを ステータ40の両端面42及び44に固定されたコイル保持及び巻型部材52及 び54の上部対と下部対のまわりに巻き付け、さらに、可動コイルフォーマ13 0及び132の上部対及び下部対のまわりに巻き付けるものである。可動コイル フォーマはステータコアの端面42及び44上に突出し、これによって可動コイ ルフォーマ130及び132が後退している場合よりもステータコア40の中心 軸に近づけた状態でコイル端“E”が形成されるようにする。図から明らかな通 り、これは後続相のコイル巻き付けのための空間を提供するものである。図7を 参照すると、各第2相のコイル62の一辺は第1相のコイル60の一辺に重複( 跨いで並接)する。左側コイルフォーマ132と第1相のコイル60との間の干 渉を避けるため、左側コイルフォーマ132は第2相のコイル62の巻き付け中 において後退させられる。右側コイルフォーマ130はなお突出しており、これ によって第1相のコイルと重複しない第2相のコイル端部分は第1相のコイル端 と同じ距離だけ中心軸に向かって突出形成される。図11に示す通り、第3相の 各コイル64は一つの第1相コイル60及び一つの第2相コイル62の上に重複 し、重複された第2相のコイル62の部分はそのコイル端が図7に示すように、 右側コイルフォーマ130によりステータコア40の中心軸に向かって突出形成 された部分に他ならない。図から明らかな通り、二対のコイルフォーマ130及 び132は先に巻き付けられたコイルとの干渉を避けるため、第3相コイル64 の巻付けの前に後退しなければならない。 図1、2、4及び8〜10を参照すると、右側コイルフオーマ130の突出及 び後退は、それぞれ上部及び下部フォーマ130に連結された一対のラック13 4及び136からなる駆動機構によって行われる。一対のラック134及び13 6は垂直ピニオン駆動シャフト138と係合し、このシャフト138は上部及び 下部ガイド板124及び126においてベアリング支持される。ピニオン駆動用 アクチュエータアセンブリ140は巻型アセンブリ120の上方においてキャリ ジ98上に取り付けられる。このピニオン駆動用アクチュエータアセンブリ14 0は一対の水平支持板144及び146上において回転できるように取り付けら れた垂直型エアアクチュエータ142を含んでいる。アクチュエータ142は非 回転ピストン(図示せず)を有するもので、これには例えばアメリカ合衆国 1 1788 ニューヨーク州 ハウポージ モアランドロード 395のフェスト コーポレーションより販売されているフェスト モデル DZHとして知られ た型を用いることができる。そのピストンロッドの垂下端148はアクチュエー タ142の駆動時においてピニオン駆動シャフト138の頂部においてスロット 152に突入するようにした駆動キー150を有する。駆動キー150がスロッ ト152中に入ると、右側可動コイルフォーマ130が後退できないように常時 は巻型上部ガイド板124における拘束溝156中に嵌合した拘束ドッグ154 が拘束溝156から退出するように回動し、これによってピニオン駆動シャフト 138を回転自在とする。このとき、上部支持板146の頂面に固定され、かつ エアアクチュエータ142に伝動可能に連結された回転エアアクチュエータ15 8が付勢されてピニオン駆動シャフト138を回転させ、これによって可動右側 コイルフォーマ130を後退させる。その後、ピストンロッド148が後退して 後続のコイル巻付けを許容すると、スプリング負荷されたピン160により付勢 された拘束ドッグ154が上部ワイヤガイド板124の表面を摩擦支持し、駆動 ピニオン138が可動コイルフォーマ130を突出させるべく回転しようとする 如何なる傾向をも克服する。当然ながら、キー150は再び下降してスロット1 52内に入り、回転アクチュエータの動作は次のステータの巻線操作のためにコ イルフォーマ130を突出させるべく逆転される。 左側可動コイルフォーマ132の突出及び後退は同一の部分において同一の参 照数字を付した同様の機構により達せられる。 ステータ巻線機70の動作において、巻型アセンブリ120は巻線後のステー タを除去し、巻線前のステータコア40と交換するため、巻線ステーションから 後退させられる。巻型アセンブリの位置は、このとき、エアアクチュエータ16 6により巻型アセンブリの頂上面と係合するように下向き駆動された巻型ブレー キ部材164(図2)によって維持される。(巻型アセンブリが後退している限 り、そのブレーキ部材164による係合が適用される。さもなければ、巻型アセ ンブリはそれがフライヤスピンドル92に関して回転可能に取り付けられている ため、その妥当な位置から回転しようとするからである。)巻線前のコアが割出 装置74にクランプされた後、巻型アセンブリ120はキャリジ駆動シリンダ1 02の動作により前進し、第1相の第1コイル60−1を巻き付けるための位置 にもたらされる。このとき、巻型アセンブリ120の回転は一対の安定板168 (図2)が、上部及び下部ワイヤガイド板124及び126により支持された三 対の上部ワイヤ保持及び巻型部材52と下部ワイヤ保持及び巻型部材54の頂上 面及び下端面にそれぞれ係合することにより阻止される。このとき、ブレーキ部 材164はそのエアアクチュエータ166の動作により後退している。安定板1 68は好ましくはスプリング負荷され、それぞれ上部及び下部ワイヤガイド板に おけるスロット169を通過するピン167により案内され、これによってステ ータコア40を損傷することなくそれと正確に係合する。このとき、可動コイル フォーマ130及び132は図3に示す突出位置にあり、ピニオン駆動アクチュ エータ(シャフト)138の後退に続き、フライヤ90がそのスピンドル92の 回転とともに回転し、コイル60−1を巻き付ける。 図2及び3を参照すると、第1コイル60−1の巻き付け中においてフライヤ 90が回転してワイヤWを巻型アセンブリ120のコイル形成用ワイヤガイド部 128上に移動させ、これによってワイヤがコイル保持及び巻型部材52及び5 4の内端面56によりも実質的にステータコア40の中心軸に接近する方向に突 出する。フライヤ90が回転を続けると、ワイヤWがワイヤガイド部128から 引き出され、それは可動コイルフォーマ130及び132のステータコア中心軸 に向かった面に対して外向きに弾み、これによってコイル60−1が図示の位置 において堅く巻き付けられる。 巻線動作中において、ワイヤWはそれぞれ巻型アセンブリ120の両側に位置 し、かつコイル巻き付け中のステータコア40に近接した一対のシールド部材1 72及び174により、隣接したコイル保持及び巻型部材52及び54のいずれ かと係合することないように維持される。シールド部材172及び174はまた 、ワイヤWがフライヤ90の回転中においてずっと巻型に向かっていくようにす る。 コイル60−1の巻き付け後において、フライヤ90はステータ40の位置割 り出しを許容すべくキャリジ98を後退させるため、図1に示す位置において停 止させられる。キャリジ98の後退に先立って、枢支されたワイヤガイドフック 又はピン176が関連エアアクチュエータ178の動作により図4に示す位置に 向かって回動する。この位置でピン176はコイル60−1からフライヤ90に 向かうワイヤをほぼステータコア40上に保持し、ワイヤがキャリジ98の後退 中においてステータコア40と巻型アセンブリ120との間で移動することを阻 止し、機械の次の動作が妨害されることを防止するものである。 巻型120はここで後退し、ステータ40は割出装置74の動作により位置決 めされ、その結果、各部は図4に示す位置を占めるようになる。以上の動作は第 1相のコイル60のすべてが巻き付けられるまで繰り返される。図5を参照して 明らかな通り、第1相のコイル60間における接続ワイヤは図5における端面4 2上に突出し、それらが損傷しないよう維持される。 第1相のコイルの巻付けが完了した後、キャリジ98が後退する前においてス テータコア40の次の割出移動のために図5に示したリードワイヤループ180 が、ステータ端面42の頂上面の上に好ましく形成される。これは図1、2及び 5において181で指示したループ形成機構により達せられる。このループ形成 機構はラック186により駆動される垂直支持シャフト184上に取り付けられ たL型ループ形成ピン182を含んでいる。ラック186は複合エアアクチュエ ータ188により駆動されるようになっている。支持シャフト184の上端はエ アアクチュエータ192のピストンロッドに結合され、これによって支持シャフ ト184、したがって、ループ形成ピン182は上昇及び下降させられる。 本発明の巻線機械の動作において、第1相の最終コイルの巻線の終了時、その 上昇位置にあるループ形成ピン182はラック186の動作により移動して図5 に実線で示す位置において左側シールド部材174の頂部における止め板194 に接触もしくは近接した位置を占める。次に、ループ形成ピン182は下降し、 その垂直脚が第1相の最終コイルからフライヤ90に向かうワイヤWの部分と係 合する位置を占める。ループ形成ピン182はさらに、逆方向に移動して仮想線 196で示す位置を占め、ワイヤからループ180を引き出す。ループ180が 引き出された後、キャリジ98が後退し、ステータが前のように割り出し駆動さ れるが、それは小さな角度範囲を通じてステータコア40が第2相の第1コイル 62−1を受け入れることができるように再位置決めする。(図示の実施例にお いて、1相の巻線終了時から次の開始に至る割り出し回転は、図12に示すよう に12゜である。)このときのステータコア40の割り出し回転においてワイヤ ループ180は、常套的なダンサーアーム又は適当に張力を受けるワイヤ源に関 連した他の適当なワイヤ引出装置(図示せず)の動作によりループ形成ピン18 0の垂直脚に維持される。ステータコア40が第1相の2コイルの巻き付け後に おいて、次の割り出し送りを受けるとき、ワイヤループ180はループ形成ピン 182の垂直脚から分離し、ループ形成ピン182は図5における仮想線198 で示すその定常位置に復帰し、この位置において、コイル巻き付け後のステータ の除去に干渉しなくなる。 当業者にとっては自明であるが、前述した動作はステータへのコイル巻き付け 動作が完了し、それを除去して巻線前のステータと交換するまでに必要なだけ繰 り返される。 この発明の方法及び装置を使用するとき、全3相のコイルのすべてのコイル端 全体がステータ端面42及び44上においてコイル保持及び巻型部材52及び5 4の外端よりもそれらの関連端面42及び44に近接して位置するということに 留意すべきである。 図13、14及び15はステータ202に巻線を施すために用いられる本発明 の第2の実施例における巻線機械200を示している。これらの図において、機 械200及びステータ202の各部に対して用いられた図1〜12の機械及びス テータ40の各部と同一の参照数字はそれらが基本的に同一であることを示して いるため、それらの部分についてはさらなる説明を省略する。 機械200が第1実施例における機械70と異なる点は前者200がワイヤク ランプ及びループホルダアセンブリ204及びワイヤ位置決めアセンブリ206 を含むことである。この第2実施例の機械200において、ワイヤクランプ及び ループホルダアセンブリ204により提供されるワイヤループ形成機能は手動又 は後述する適当な工具の使用により実行される。したがって、第1実施例の機械 70におけるワイヤループ形成機構181は、機械200においては用いられな い。ワイヤ位置決めアセンブリ206は機械70のワイヤガイドピン176及び そのエアアクチュエータ178の代わりに用いられる。機械200は構造上にお いては上述した点を除き、また動作上においては下記の点を除き、第1実施例の 機械70と同様である。 ワイヤクランプ及びループ形成アセンブリ204はステータクランプロッド8 0の上端に取り付けられ、クランプロッド80上に回転自在に取り付けられ、か つ止めナット89の頂部に支持されたクランプワッシャ208を含むとともに、 クランプロッド80の頂端上にねじ係合し、回転してクランプワッシャ208に 向かい、又は同ワッシャ208から離れるように移動するクランプナット212 を含んでいる。使用上、機械200のオペレータは巻線ステーションにおける巻 線前のステータコアの取り付け後において、フライヤ90から突出したワイヤ部 分の自由端を把持し、それをクランプワッシャ208及びクランプナット212 間に配置し、さらに、クランプナット212をクランプワッシャ208に向かっ て回転させることによりワイヤ部分をクランプする。このクランプされたワイヤ 部分はステータへの出発ワイヤである。かくして、それは第1コイルの巻き付け 作業を先導する。もし、そのワイヤ部分がクランプワッシャ208とクランプナ ット212の間にクランプされる前にシャフト80のまわりにおいて適当な方向 にループ形成されると、そのワイヤ部分は第1相のコイルの巻き付け中において シャフト80から単純に巻きほどかれることになる。その後、いずれかの時点に おいて、オペレータはクランプナット212を逆方向に回転させることにより、 クランプされたワイヤ部分の自由端を解放することができる。実際上、この操作 は第1相のコイルの巻き付け後において直ちに実行されるのが望ましい。 ワイヤループ保持機能を提供すること、すなわち上述のワイヤループ180の ような相間ワイヤループの一時的な保持を行うためには、垂直延長溝214がク ランプナット212の外縁に沿って形成される。その位置は溝214がクランプ ナット212によるクランプワッシャ208の締め付け時において、フライヤ9 0から離れる方向を向くようにしてある。その位置は図14に示した位置の左側 に90゜移動したものである。使用上、第1相のコイルが巻き付けられ、かつス テータリードワイヤがクランプを解除された後、オペレータはフライヤ90と最 終巻付コイルとの間のワイヤ部分を把持し、それを手又は適当なフック用工具( 図示せず)によりワイヤループを形成せしめ、そのワイヤループの屈曲部を溝2 14中に位置させる。ステータ202は次に、割り出し送りされ、第2相のコイ ル巻き付けが可能となる。クランプナット212はステータが割り出し送りされ るとき回転しないため、第2相コイルの巻き付け中においてループは溝214か ら分離し、フライヤ90の通路から外れて単純にステータ202の上に横たわる 。ループは同様に、第2相コイルと第3相コイルとの間に形成されて、クランプ ナット212内において一時的に係合し、さらにそこから除去される。これは第 1相及び第2相間のワイヤループの場合と同様である。 ワイヤ位置決めアセンブリ206は一対のワイヤガイドピン又はフック、すな わち垂直駆動シャフト224の上端及び下端に連結された上部フック220及び 下部フック222を備えている。これらの垂直駆動シャフト224はブラケット 228に支持されて垂直に離間したベアリングブロック226内において回転自 在である。制限された移動範囲を設定するため、何等かの適当な方法で好ましく 取り付けられたフック作動用エアアクチュエータ230は、駆動シャフト224 のくさび止めされた中央部234と係合したラック232を駆動するものである 。動作状態において、フック220及び222の双方は回動し、これによってそ れらの自由端が各コイルの巻き付け後においてフライヤ90の起動の範囲内に位 置し、次いでステータが再位置決めされた後、フライヤが次のコイルを巻き付け るために回転を始める前において、巻線領域から分離した位置に向かって回動す る。 機械200は第1の実施例における単一のワイヤ位置決めピン176に代えて 、2個のピン又はフック220及び222を有し、フライヤがステータの下方及 び上方において停止するようにステータに巻線を施すような環境に適合する。図 15を参照してステータ202は第1相における第1コイル236−1が1方向 に巻かれ、次いでステータが前述した第1実施例において、ステータ40が割り 出し送りされた角度の半分だけ割り出し送りされるような手順を経て巻線操作さ れる。第1相の第2コイル236−2が次に巻き付けられ、そのコイル辺の一つ が巻き付け済みの第1コイル236−1のコイル辺に隣接して配置されるように する。第2コイル236−2は第1コイルと逆方向に巻き付けられ、これによっ て二つのコイルの近接したコイル辺が電気的に同方向に巡回するようになる。こ の交互配置されたコイルの逆方向の回転は、ステータの全巻線操作を通じて同様 に行われる。したがって、フライヤ90はコイルの半分の巻き付け、すなわちフ ライヤの1方向回転によるコイル部分が形成された後、ステータ40の上方で停 止し、次にコイルの他半部の巻き付け、すなわちフライヤ90の逆方向回転によ り交互コイル部分が形成された後、ステータの下方において停止する。 図13、14及び15を順次参照して、ピン又はフック220及び222は各 々カム板225を有する。これはワイヤフック220及び222に係合したワイ ヤ部をそられの自由端に向かってカム押動するためである。フライヤ90の回転 軌道範囲内に位置したフック220及び222の自由端は、それに係合したワイ ヤ部分がそこからワイヤリードがのびる最終コイルのコイル辺と垂直整列するが 、フック220又は222と係合したワイヤ部分はステータの中心軸に向かって 、より半径方向に近接して保持され、これによりステータはワイヤリードが巻き 付けられるべき次のコイルの領域内に交差するというおそれなしに割り出し送り されることができる。(図15において、ステータ202はそれが第1相の第3 コイルの巻き付け位置を占めるように割り出されたものであり、これによってコ イル辺から突出した最終ワイヤリード238はコイル236−2の巻線終了時に おいてそのコイル辺の位置から離れてフック220の自由端の下方位置を占める ように割り出し送りされたことになる。) 当然ながら、フック220又は222の一つは、フック220又は222の他 方がワイヤ部分と係合するときにはワイヤ部分と係合せず、これによって両方の フック220及び222を同時に回動させる必要をなくしたものである。これま た当然のことであるが、フック220又は222の一方のみがコイルから突出す るワイヤ部分と係合するために用いられる。これは特定のステータに巻線操作を 施すための巻線パータンに応じて選択されることである。 図1〜12の実施例は、ステータの自動的な製造工程に適したものであるが、 図13、14及び15のワイヤ位置決めアセンブリを含むように好ましく変形す ることができる。図13、14及び15に示した第2の実施例は少量生産、実験 室又は交換等の目的において好ましく用いられるものである。 本発明は、特別に実施した好ましい実施例に関して記載したものであるが、本 発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の変更を加えることは当業者にお いてよく理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/017,111 (32)優先日 1993年2月12日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP (72)発明者 ステイトン,ラリー,イー. アメリカ合衆国、オハイオ州 45502、ス プリングフィールド、クリスト ロード 3281

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.互いに間隔を置いて円筒状外周壁に接合された外周縁を有する第1及び第2 の円形端面であって、前記円筒状外周壁の中心軸と一致した共通軸上に中心を有 するようにしたものを有するステータコアと、 前記第1の端面の外周縁上において互いに間隔を置いて取り付けられた第1組 の軸方向外向き突出型コイル保持部材と、 前記第2の端面の外周縁上に取り付けられた第2組の軸方向外向き突出型コイ ル保持部材であって、これら保持部材の各一つが前記第1組のコイル保持部材の 各一つと整列するようにしたもの、及び 前記外周壁に沿ってのびるコイル辺と、前記第1の端面上にのびるコイル端と 、前記第2の端面上にのびる別のコイル端、及び、前記第1組及び前記第2組の コイル保持部材における整列した一対のまわりに形成されて前記コイル辺とコイ ル端とを接合する角部を有する個々のコイルから形成された前記ステータ上の巻 線極、 を備えたことを特徴とする永久磁石モータ用ステータ組立体。 2.前記巻線極が3相巻線からなり、第2相のコイルの各々のコイル端がその1 コイル辺に近接し、かつ第1相巻線における前記コイルの一つのコイル端上に重 なった部分をを有するとともに、第3相巻線の各コイルにおけるコイル端が前記 第1相巻線のコイル及び前記第2相巻線のコイルのコイル端の上に重なるように したことを特徴とする請求項1記載のステータ組立体。 3.前記第1相巻線におけるコイルの前記コイル端が前記第3相巻線におけるコ イルの前記コイル端、及び、前記第1相巻線のコイルに重なった前記第2相巻線 におけるコイルの前記コイル端部分よりも前記軸に近い位置まで前記両端面上に 突出したことを特徴とする請求項2記載のステータ組立体。 4.前記ステータ組立体がさらに、前記第1及び第2の端面の一つに沿ってのび る各相のコイル間において1相の1コイルのコイル辺から同じ相の別のコイルの コイル辺にのびるリードワイヤ接続を含むことを特徴とする請求項1記載のステ ータ組立体。 5.互いに間隔を置いて円箇状外周壁に接合された外周縁を有する第1及び第2 の円形端面であって、前記円筒状外周壁の中心軸と一致した共通軸上に中心を有 するようにしたものを有する永久磁石モータ用ステータコアに巻線を施す方法で あって、 前記第1の端面の外周縁上において互いに間隔を置いて第1組の軸方向外向き 突出型コイル保持部材を取り付ける工程と、 前記第2の端面の外周縁上に第2組の軸方向外向き突出型コイル保持部材を取 り付け、これら保持部材の各一つを前記第1組のコイル保持部材の各一つと整列 させる工程と、 各一対をなす前記第1組のコイル保持部材及びこれに整列した各一対をなす前 記第2組のコイル保持部材のまわりにワイヤコイルを巻き付けるとともに、前記 コイル端を形成するワイヤをそれらのコイル端が前記端面を越えて前記コイル保 持部材の外端を越えて突出しないように案内する工程 を含むことを特徴とする永久磁石モータ用のステータコアに巻線を施すための 方法。 6.永久磁石モータ用ステータコア巻線を施すための装置であって、前記ステー タコアが円形の第1端面及び円形の第2端面を有し、これらの端面が円箇状外周 壁に接合されて互いに隔てられ、前記両端面が前記円筒状外周壁の中心軸と一致 した共通軸上に中心を有し、前記ステータが前記第1端面の外周縁に互いに間隔 を置いて取り付けられた第1組の軸方向外向き突出型コイル保持部材を有すると ともに、前記第2端面の外周縁上における第2組の軸方向外向き突出型コイル保 持部材であって、各部材が前記第1組のコイル保持部材の各一つと整列するよう にしたものを有しており、前記巻線を施すための装置が 各一対をなす前記第1組のコイル保持部材及びこれに整列した各一対をなす前 記第2組のコイル保持部材のまわりにワイヤコイルを巻き付け、その間、前記コ イル端を形成するワイヤを前記コイル端が前記端面を越えて前記コイル保持部材 の外端よりも突出しないように案内するための手段を備えたことを特徴とする巻 線装置。 7.前記巻線装置がさらに、ステータコアに近接して巻かれた第1のコイルのた めのスタートワイヤをクランプし、その間において、幾つかのコイルが巻き付け られるようにするためのクランプアセンブリを備えたことを特徴とする請求項6 記載の装置。
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