JPH0638557A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH0638557A
JPH0638557A JP4212083A JP21208392A JPH0638557A JP H0638557 A JPH0638557 A JP H0638557A JP 4212083 A JP4212083 A JP 4212083A JP 21208392 A JP21208392 A JP 21208392A JP H0638557 A JPH0638557 A JP H0638557A
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JP
Japan
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rotor
standing wave
phase
piezoelectric element
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP4212083A
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English (en)
Inventor
Masahiko Komoda
晶彦 菰田
Yoshitaka Takemura
芳孝 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステータ部のロータ接触面に、進行波ではな
く定在波を発生させ、これによってロータ部を回転駆動
する新たな超音波モータを提供すること。 【構成】 偏平形状のステータ部100と、所定方向に
回転駆動されるロータ部200とを有する超音波モータ
である。前記ステータ部100は、振動弾性体30と、
圧電素子10と、ロータ接触面に110に形成された複
数の突起部32とを含む。そして、圧電素子10の電圧
印加領域に交流電圧を印加することにより、前記ロータ
接触面110に定在波を発生させる。この定在波の腹と
節の間に前記突起部32を設けることにより、突起部3
2に楕円振動を発生させ、突起部32に接するロータ部
200を回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波モータ、特にロー
タ接触面に発生する定在波によりロータ部を駆動する超
音波モータに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波モータは、圧電素子に交流などの
電圧を印加したときに生ずる振動運動を回転運動または
一次元運動に変換するものである。従来の電磁モータに
比べて巻線を必要としないため、構造が簡単で小型にな
り、低速回転時にも高トルクが得られる利点がある。
【0003】一般に、超音波モータは、移動体であるロ
ータ部と、振動体であるステータ部およびこれを支持す
る支持部材とから構成されている。
【0004】この中でステータ部は、銅合金などで作ら
れた振動弾性体に、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)な
どの圧電体を張り合わせて偏平薄型に形成されている。
通常この圧電体は多数に分割して正負交互に分極処理さ
れ、これ等に対応して2組の電極群が設けられている。
これら2組の電極群に、時間的に90°位相差のある共
振周波数の電圧を印加することにより、2つの定在波が
合成されて、円周方向に時間とともに一定速度で移動す
る複数の山をもった進行波がロータ接触面に励振され
る。従って、ロータ部をステータ部のロータ接触面に接
触させることにより、ロータ部は所定方向に回転駆動さ
れることになる。
【0005】従来、この種の偏平薄型の超音波モータと
して、例えば特開昭59−201685号公報に係る提
案が知られている。特に、この提案に係る超音波モータ
では、ステータ部の一部を構成する振動弾性体の表面を
多数に分割形成することにより、ロータ部の移動速度を
速め、駆動効率の高い超音波モータの実現を可能として
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の偏平薄
型の超音波モータでは、進行波によりロータ部を回転駆
動するものは存在したが、定在波によりロータ部を回転
駆動するものは無かった。
【0007】本発明の目的は、ステータ部のロータ接触
面に、進行波ではなく定在波を発生させ、これによって
ロータ部を回転駆動する新たな超音波モータを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、偏平形状のステータ部と、前記ステータ
部のロータ接触面に圧接され、所定方向に駆動されるロ
ータ部と、 を有する超音波モータにおいて、前記ステ
ータ部は、表面側にロータ接触面が形成された振動弾性
体と、前記振動弾性体の裏面側に設けられ、ロータ部の
移動方向に沿って複数の電圧印加領域が形成された圧電
素子と、前記ロータ接触面に、ロータ移動方向に沿って
形成された複数の突起部と、を含み、前記圧電素子の電
圧印加領域に交流電圧を印加することにより、前記ロー
タ接触面に定在波を発生させ、前記定在波の腹と節の間
に前記突起部を設けることにより、突起部に楕円振動を
発生させ、突起部に接する前記ロータ部を移動させるこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、圧電素子の表面に、ロータ部の移
動方向に沿って複数の電圧印加領域を形成している。し
かも圧電素子の振動により、梁の撓みに起因する曲げ振
動が発生するよう振動弾性体が偏平形状に形成されてい
る。したがって、前記複数個の電圧印加領域に交流電圧
を印加することにより、ステータ部のロータ接触面に
は、梁の撓みに起因する定在波が発生する。特に本発明
では、この定在波の腹と節の間に突起部が設けられてい
るため、突起部の端面には定在波により楕円振動が直接
発生し、ロータ部を駆動することができる。
【0010】このように、本発明の超音波モータでは、
従来の超音波モータと異なり、ロータ接触面に定在波に
よる楕円振動を直接発生させ、ロータ部を回転駆動する
ことができる。
【0011】これに加えて、請求項2の発明では前記圧
電素子が、印加する交流電圧の切り替えにより、ロータ
接触面に位相の異なる第1の定在波および第2の定在波
を選択的に発生させるよう形成される。そして、前記複
数の突起部は、前記第1の定在波の腹と一方側の節の間
に位置するとともに、前記第2の定在波の腹と他方側の
節との間に位置するよう形成されている。
【0012】したがって、印加する交流電圧を切り替え
制御し、発生する定在波を選択することにより、前記突
起部に接するロータ部の駆動方向の切り替えを行うこと
ができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳
細に説明する。
【0014】第1実施例 図2には、本発明の第1実施例に係る円環型超音波モー
タの概略が示されている。実施例の超音波モータは、リ
ング形状をした偏平薄型のステータ部100と、このス
テータ部のロータ接触面110に発生する超音波振動に
より回転駆動されるロータ部200とを含む。なお、同
図において、ロータ部200は、ステータ部100の構
造を視覚的に分かり易く図示するため、その一部が切欠
いて示されている。
【0015】まず、前記ステータ部100について説明
する。
【0016】図3には、前記ステータ部100の分解斜
視図が概略的に示されている。実施例のステータ部10
0は、例えばセラミックスなどの圧電体を用いてリング
形状に形成された圧電素子10と、前記圧電素子10の
片面側に積層されたリング形状の振動弾性体30とを有
し、両者は接着剤を介して一体的に固定されている。
【0017】前記圧電素子10は、電圧を印加すること
により機械的な超音波を発生するものである。実施例の
圧電素子10の表面側には、図4に示すようロータ部2
00の回転方向に沿って12個の表面電極20−1,2
0−2,……20−12が、例えば、銀,ニッケル等を
被覆することにより形成されている。さらに、圧電素子
10の裏面側には、図5に示すよう4個の表面電極22
−1,22−2,22−3,22−4が同様にして被覆
形成されている。なお、等間隔に形成された5個の電極
20−1,20−2,……20−5は、圧電素子10を
介してその裏面側の電極22−1と対向しており、また
同様に等間隔に形成された5個の電極20−7,20−
8,……20−11は、圧電素子10を介してその裏面
側の電極22−3と対向している。さらに、電極20−
6,20−12は、圧電素子10の裏面側に形成された
電極22−2,22−4と対向している。
【0018】このようにして被覆形成された電極を用
い、図4に示すよう、実施例の圧電素子10は、その表
面側にロータ回転方向に沿って12個の分極領域12−
1,12−2,……12−12が形成される。隣接する
各分極同士は、互いにその分極方向が異なるように形成
される。なお、同図において符号「+」,「−」は、圧
電素子の分極方向を示している。そして、等間隔に分極
された12−1,12−2,……12−5の5つの領域
はA相の分極領域として用いられ、等間隔に分極された
12−7,12−8,……12−11の5つの分極領域
はB相分極領域として用いられ、これらA相およびB相
の分極領域の間に位置する12−6,12−12の分極
領域はフィードバック用分極領域として用いられる。
【0019】前記振動弾性体30は、圧電素子10に生
じた超音波振動を効率よく伝えて振動するよう、例えば
銅合金などを用いて形成されている。そして、前記圧電
素子10のA相分極領域12−1,12−2,……12
−5またはB相分極領域12−7,12−8,……12
−11に所定の単相交流電圧を印加することにより、前
記振動弾性体10のロータ接触面110には、定在波が
発生する。このとき、圧電素子10に発生する振動の周
波数および振幅等の情報は、フィードバック用分極領域
20−6および22−2と、20−12および22−4
を介して検出され、フィードバック用信号として用いら
れる。
【0020】前記振動弾性体30のロータ接触面110
の上にはロータ部200の回転方向に沿って複数の突起
部32が設けられている。
【0021】これら各突起部32は、前記定在波の腹と
節の中間位置に形成され、ロータ接触面110に発生す
る定在波を楕円振動に変換し、突起部32に接する前記
ロータ部200を回転駆動するよう構成されている。実
施例では、ロータ接触面110に6波長の定在波が発生
するため、前記複数の突起部32は、定在波の腹と節の
中間位置に合計12個形成されている。
【0022】次に、前記ロータ部200について説明す
る。
【0023】図2に示すよう、前記ロータ部200は、
リング50と、このリング50のステータ接触面に接着
固定された摩擦材52とを有し、摩擦材52が振動弾性
体30の表面側に設けられた突起部32に所定の圧力を
もって接するよう形成されている。従って、振動弾性体
30の表面に発生する超音波の楕円振動による駆動力
は、摩擦材52により効率よくロータ部200へ伝達さ
れ、ロータ部200は所定方向に回転駆動されることに
なる。
【0024】次に、ロータ接触面110に発生する定在
波と、突起部32との位置関係に就いて説明する。
【0025】図1には、実施例の超音波モータの構成が
概略的に表されている。
【0026】同図(A)は、ステータ部100を円周方
向に展開した概略図であり、符号「+」は印加する交流
電圧が正の時に伸びる領域(圧電素子10の+の分極領
域に相当する)を表し、符号「−」は印加する交流電圧
の電位が正のとき縮む領域(圧電素子10の−の分極領
域に相当する)をそれぞれ示している。
【0027】同図(B)は、圧電素子10のA相分極領
域12−1,12−2,……12−5に単相交流電圧を
印加した場合における、ステータ部100のロータ接触
面110の振動の様子が示されている。同図に示すよ
う、A相分極領域12−1,12−2,……12−5に
単相交流電圧を印加した場合には、第1の定在波が発生
する。
【0028】同図(C)は、圧電素子10のB相分極領
域12−7,12−8,……12−11に単相交流電圧
を印加した場合における、ステータ部100のロータ接
触面110の振動の様子が示されている。同図に示すよ
う、B相分極領域12−7,12−8,……12−11
に単相交流電圧を印加した場合には、第2の定在波が発
生する。
【0029】同図(B)、(C)に示すよう、実施例の
ステータ部100では、A相分極領域に単相交流電圧を
印加した場合と、B相分極領域に単相交流電圧を印加し
た場合とでは、ステータ部100のロータ接触面110
上には異なる位相の第1、第2の定在波振動が発生す
る。本発明者の検討によれば、この定在波は、圧電素子
10の振動に起因する梁の撓みによる曲げ振動によって
発生するものと推定される。
【0030】本実施例の突起部32は、図1(B)に示
す第1の定在波の腹とその右側の節の中間に位置すると
ともに、図1(C)に示す第2の定在波の腹とその左側
の節の中間に位置するよう形成されている。
【0031】実施例は以上の構成をからなり、次にその
作用を説明する。
【0032】実施例の振動モータを用いてロータ部20
0を正転駆動する場合には、圧電素子10のA相分極領
域12−1,12−2,……12−5へ単相交流電圧を
印加する。これにより、ステータ部100のロータ接触
面100には、図1(B)に示すような第1の定在波の
超音波振動が発生する。このとき第1の定在波の90〜
180度の中間に位置するグループの突起部32は、ス
テータ部100のA領域が伸びたときはロータ部200
を図中右方向に押出すように作用し、縮んだときにはロ
ータ部200から離れる。そして、ステータ部100の
A領域が縮むと、第1の定在波の270〜360度の中
間に位置する他のグループの突起部32がロータ部20
0を図中右方向に押出すように作用する。このように2
つのグループの突起部32が交互に動作し、ロータ部2
00を図中右方向に回転駆動することになる。
【0033】また、ロータ部200を逆転駆動する場合
には、圧電素子10のB相分極領域12ー7,12−
8,……12−11に対して単相交流電圧を印加してや
ればよい。これにより、ステータ部100には図1
(C)に示すような第2の定在波の超音波振動が発生す
る。このとき、第2の定在波の270〜360度の中間
に位置するグループの突起部32は、ステータ部100
のB領域が伸びたときには、ロータ部200を図中左方
向に押出すように作用し、縮んだときにはロータ部20
0から離れる。そして、ステータ部100のB領域が縮
むと、第2の定在波の90〜180度の中間に位置する
他のグループの突起部32がロータ部200を図中左方
向に押出すように作用する。このように2つのグループ
の突起部32が交互に動作し、ロータ部200を図中左
方向に回転駆動することになる。
【0034】このように、実施例の超音波モータによれ
ば、単相交流電圧を印加する分極領域を切り替えるのみ
で、ロータ部200を正転および逆転駆動することがで
きる。 図6には、実施例の超音波モータの制御回路が
示されている。
【0035】この制御回路は、2つの単相交流電圧A,
Bを選択的に出力する電源回路90と、この単相交流出
力を増幅し、圧電素子10のA相分極領域またはB相分
極領域に印加するアンプ92とを含む。
【0036】また、この制御回路は、ON/OFFスイ
ッチ82,回転方向入力部86および回転速度入力部8
8を含む。
【0037】前記ON/OFFスイッチ82は、電源回
路90,アンプ92をON/OFF制御するものであ
る。
【0038】前記回転方向入力部86は、ロータ部20
0の回転方向を選択設定するためのものであり、この出
力信号は電源回路90に入力される。電源回路90は、
この入力信号に基づき、一方のグループのA相分極領域
12−1,12−2,…12−5に印加する単相交流電
圧A、あるいは他方のグループのB相分極領域12−
7,12−8,…12−11に印加する単相交流電圧B
のいずれか一方をのみを選択出力する。これにより、ロ
ータ部200の回転方向を設定することができる。ま
た、前記回転速度入力部88は、アンプ92の増幅率を
制御することにより、ロータ部200の回転速度を設定
することができる。
【0039】さらに、実施例では、電源回路90から出
力される単相交流電圧は、ステータ部100の共振モー
ドに対応した共振周波数に設定されているため、入力電
圧を効率よく回転出力に変換し、ロータ部200を回転
駆動することができる。
【0040】なお、前記実施例では、ロータ部200を
双方向に回転駆動する場合を例にとり説明したが、ロー
タ部200を、一方向にのみ回転駆動する場合には、ス
テータ部を図7に示すように形成してもよい。
【0041】すなわち、圧電素子10のA相分極領域1
2−1,12−2,……12−5およびフィードバック
用分極領域12−6,12−12を、前記第1実施例と
同様に分極形成し、B相の分極領域12−7,12−
8,……12−11には分極処理を施さない。
【0042】以上の構成とすることによっても、A相分
極領域12−1,12−2,……12−5に対し単相交
流電圧を印加することで、前記第1実施例と同様に、ロ
ータ部200を順方向に回転駆動することができる。
【0043】第2実施例 図8には、本発明の好適な第2実施例が示されている。
実施例の超音波モータは、ロータ接触面110上に設け
られている突起部32の配置以外の基本構成は、前記第
1実施例と同様である。従って、ここではその特徴部分
の説明のみを行い、他の説明は省略する。
【0044】本実施例の特徴は、圧電素子10の全面に
交流電圧を印加することにより、ステータ部100の全
領域を振動させ、ロータ部200の出力を大きくするこ
とにある。すなわち、前記第1実施例では、ステータ部
100のA領域を振動させた場合はB領域が休止状態に
あり、反対にB領域を振動させた場合はA領域が休止し
た状態にある。従って、駆動時には常にステータ部10
0の半分の領域が休止しており、この駆動効率を改善し
たのが本実施例である。
【0045】図8(A)には、実施例のステータ部10
0を円周方向に展開した概略図が示されている。
【0046】同図(B)には、圧電素子10のA相分極
領域12−1〜12−5にA相の単相交流電圧を印加し
た場合に、ロータ接触面110に発生する定在波振動の
様子が示され、同図(C)には、B相分極領域12−7
〜12−11にA相と同相のB相単相交流電圧を印加し
た場合に発生する定在波振動の状態が実線で示され、さ
らにB相とは逆位相のB′相の交流電圧を印加した場合
の定在波振動の状態が破線で示されている。
【0047】また、同図(D)には、前記A相とB相の
交流電圧が同時に印加された場合にロータ接触面110
に表れる合成振動の状態が示されている。これは、同図
(B)および(C)に示した振動波形を重ね合わせたも
のである。
【0048】また、同図(E)には、前記A相とB′相
の交流電圧が同時に印加された場合に、ロータ接触面1
10に表れる合成振動の状態が示されている。これは、
同図(B)の振動波形および同図(C)に破線で示した
振動波形を重ね合わせたものである。
【0049】本実施例において、各突起部32は、図8
(D)に示す第1の定在波の腹とその右側の節の中間に
位置するとともに、図8(E)に示す第2の定在波の腹
とその左側の節の中間に位置するよう形成されている。
【0050】次に、本実施例の動作を説明する。
【0051】圧電素子10のA相分極領域12−1〜1
2−5およびB相分極領域12−7〜12−11に、A
相およびB相の単相交流電圧を同時に印加した場合に
は、ステータ部100のロータ接触面110上には同図
(D)に示す第1の定在波振動が発生する。このとき、
突起部32は、第1の定在波の腹とその右側の節の中間
に位置するため、突起部32の端面にはロータ部200
を図中右方向へ回転駆動するような楕円振動が発生す
る。
【0052】また、圧電素子10のA相分極領域12−
1〜12−5およびB相分極領域12−7〜12−11
に、に、A相とB′相の単相交流電圧を同時に印加した
場合には、図8(E)に示す第2の定在波振動が発生す
る。このとき、突起部32は、第2の定在波の腹とその
左側の節との間に位置するため、突起部32の端面に
は、図8(D)とは逆方向の楕円振動が発生し、ロータ
部200を図中左方向へ回転駆動することになる。
【0053】特に、本実施例によれば、前記第1実施例
に比べ、ステータ部100の全領域(A領域およびB領
域の双方)を同時に振動させ、ロータ部200を回転駆
動するため、前記第1実施例に比べ大きな出力トルクを
得ることができる。
【0054】なお、実施例の超音波モータの制御回路の
具体的な構成は、図6に示したものとほぼ同じである。
なお、電源回路90は、互いに同相の二つの交流電圧
(A相およびB相)を同時に出力、あるいは互いに逆相
の二つの交流電圧(A相、B′相)を同時に出力するこ
とができ、この二つの出力の選択は、回転方向入力部8
6によって指示されるようになっている。
【0055】第3実施例 次に、本発明の好適な第3実施例を説明する。なお、本
実施例は、圧電素子10の分極構造と突起部32の配置
を除く他の基本的な構成が前記第1実施例と同様である
ので、ここではその特徴的部分のみを説明し、その他の
説明は省略する。
【0056】図9には、本実施例の超音波モータに用い
られる圧電素子10の表面の分極構造が示されている。
実施例の圧電素子10は、その円周方向に沿って30°
毎に12等分された12個の分極領域12−1,12−
2…12−12を有し、隣接する二つの領域を一組の分
極領域としている。そして、各組を構成する二つの領域
は、同極性に分極され、その一方の分極領域がA相分極
領域、他方の領域がB相分極領域を形成する。
【0057】また、相隣接する各組の分極領域は、互い
にその分極方向が反対になるように形成されている。
【0058】そして、図10(A)に示すよう、実施例
の圧電素子10の表面側には、そのA相分極領域にA相
の交流電圧、B相の分極領域にB相の交流電圧が選択的
に印加できるように表面電極20−1,20−2,……
20−12が形成されている。さらに、図10(B)に
示すよう、実施例の圧電素子10の裏面側には、その全
面に共通表面電極22が形成されている。
【0059】これら各表面電極20−1,20−2,…
…20−12,22は、いずれも圧電素子10を分極処
理する際に用いたものをそのまま用いている。
【0060】図11(A)には、実施例の超音波モータ
を円周方向に展開した状態が概略的に示されている。こ
の超音波モータの圧電素子10に、A相交流電圧を印加
すると、ステータ部100のロータ接触面には図11
(B)に示す第1の定在波振動が発生する。また、圧電
素子10に、B相交流電圧を印加すると、ステータ部1
00のロータ接触面110上には図11(C)に示す第
2の定在波振動が発生する。
【0061】本実施例において、各突起部32は、図1
1(B)に示す第1の定在波の腹とその右側の節の中間
に位置するとともに、図11(C)に示す第2の定在波
の腹とその左側の節の中間に位置するよう形成されてい
る。
【0062】これにより、圧電素子10のA相分極領域
にA相交流電圧を印加すると、突起部32の端面には、
図11(B)に示す楕円振動が発生し、ロータ部200
を図中右方向へ回転駆動することになる。
【0063】または逆に、圧電素子10のB相分極領域
に、B相交流電圧を印加すると、突起部32の端面には
図11(C)に示す楕円振動が発生し、ロータ部200
を図中左方向へ回転駆動することになる。
【0064】なお、実施例の超音波モータを、片方向回
転型として形成する場合には、図12に示すよう、圧電
素子10のA相分極領域のみを図11と同様に分極処理
し、B相分極領域に対応する領域には何ら分極処理を施
す必要はない。
【0065】第4実施例 図13には、本発明の好適な第4実施例が示されてい
る。本実施例の超音波モータは、ロータ接触面110に
設けられている複数の突起部32の配置を除く他の基本
的な構成が、図11に示す前記第3実施例と同様である
ので、ここではその特徴的部分のみを説明し、その他の
説明は省略する。
【0066】本実施例の特徴は、圧電素子10の全領域
に交流電圧を印加することにより、ステータ部100の
全領域を振動させることにある。すなわち、前記第3実
施例では、ステータ部100のA領域を振動させた場合
はB領域が休止した状態にあり、反対にB領域を振動さ
せた場合には、A領域が休止した状態にある。したがっ
て、駆動時には常にステータ部100の半分の領域が休
止している。これに対して本実施例では、駆動時にステ
ータ部100の全領域を振動させ、高出力を発生させる
ものである。
【0067】図13(A)には、実施例の超音波モータ
を円周方向に展開した概略図が示されている。
【0068】本実施例の突起部32は、図13(B)に
示す第1の定在波の腹とその右側の節の中間に位置する
とともに、図13(C)に示す第2の定在波の腹とその
左側の節の中間に位置するよう形成されている。
【0069】この超音波モータは、圧電素子10のA相
分極領域およびB相分極領域の双方に、前記第2実施例
と同様にしてA相交流電圧およびB相交流電圧を印加す
ると、ステータ部100のロータ接触面110には、図
13(B)に示す第1の定在波振動が発生する。この定
在波振動は、図11(B)および(C)に示す振動波形
を重ね合わせたものである。
【0070】このとき突起部32の端面には、図中矢印
で示す方向に楕円振動が発生し、これによりロータ部2
00が図中右方向へ回転駆動される。
【0071】また、圧電素子10のA相分極領域にA相
交流電圧を印加し、B相分極領域に、B相交流電圧と1
80°位相の異なるB′相交流電圧を印加すると、ロー
タ接触面110には、図13(C)に示す第2の定在波
振動が発生する。
【0072】この定在波振動は、図11(B)に示す振
動波形と、図11(C)の破線で示す振動波形とを重ね
あわせたものである。
【0073】このとき突起部32の端面には、図中矢印
で示す方向に楕円振動が発生し、これによりロータ部2
00が図中左方向へ回転駆動される。
【0074】このように、本実施例では、ステータ部1
00全体が振動し、ロータ部200を回転駆動するた
め、ロータ部200からは、前記第3実施例に比べ大き
な出力トルクを得ることができる。
【0075】なお、超音波モータの動作を制御する制御
回路の具体的な構成については、図6に示したものとほ
ぼ同じである。この場合に電源回路は、互いに同相の2
つの交流電圧(A相,B相)を同時に出力、あるいは互
いに逆相の2つの交流電圧A相,B´相を同時に出力す
ることができ、この選択動作は回転方向入力86によっ
て指示されるように構成されている。
【0076】第5実施例 次に本発明の好適な第5実施例を説明する。本実施例の
超音波モータの基本的な構成は前記実施例と同様である
ので、ここではその特徴的部分のみを説明し、その他の
説明は省略する。
【0077】図14には、実施例の超音波モータのステ
ータ部100の分解斜視図が示されている。本実施例の
ステータ部100は、2つの圧電素子10A,10B
と、振動弾性体30とを含み、これら各部材は接着剤を
用いて積層固定されている。
【0078】前記圧電素子10Aは、60°毎に6等分
され、隣接する領域はその分極方向が反対になるように
形成されている。同様に圧電素子20Bは、60°毎に
6等分されており、隣接する領域の分極方向が反対にな
るように形成されている。これら各圧電素子10Aおよ
び10Bは、相互に分極領域の位相が30°ずれるよう
に立体配置されている。
【0079】そして、前記圧電素子10Aの各分極領域
には、A相の交流電圧が印加され、さらに圧電素子10
Bの各分極領域には、B相の交流電圧が印加できるよう
になっている。
【0080】図15(A)には、実施例の超音波モータ
をその円周方向に展開した図が示されている。
【0081】本実施例の突起部32は、図15(B)に
示す第1の定在波の腹とその右側の節の中間に位置する
とともに、図15(C)に示す第2の定在波の腹とその
左側の節の中間に位置するよう形成されている。
【0082】以上の構成とすることにより、圧電素子1
0Aの各分極領域12にA相交流電圧を印加すると、ス
テータ部のロータ接触面110には、図15(B)に示
す第1の定在波振動が発生する。このとき、突起部32
の端面には、図中矢印で示す方向に楕円振動が発生し、
ロータ部200を図中右方向へ回転駆動することにな
る。
【0083】また、これとは逆に、圧電素子10Bの各
分極領域にB相交流電圧を印加すると、ロータ接触面1
10には図15(C)において実線で示す第2の定在波
振動が発生する。これにより、突起部32の端面には、
図中矢印で示す方向に楕円振動が発生し、ロータ部20
0は図中左方向に回転駆動されることになる。
【0084】このように、本実施例によれば、印加する
交流電圧を切り替えることで、ロータ部200を正転お
よび逆転駆動することができる。
【0085】第6実施例 次に、本発明の第6実施例を説明する。なお、実施例の
超音波モータは、ロータ接触面110に形成される突起
部32の配置が前記第5実施例と異なるのみで、その他
の基本的構成は前記第5実施例と同様であるので、ここ
ではその特徴部分の説明のみを行い、他の説明は省略す
る。
【0086】前記第5実施例では、一方の圧電素子を振
動させた場合には他方の圧電素子が休止した状態になる
が、本実施例では、2つの圧電素子10A,10Bを同
時に駆動し、大きな出力トルクが得られるようにしたこ
とを特徴とする。
【0087】図16(A)には、実施例の超音波モータ
を円周方向に展開した図が示されている。
【0088】本実施例の突起部32は、図16(B)に
示す第1の定在波の腹とその右側の節の中間に位置する
とともに、図16(C)に示す第2の定在波の腹とその
左側の節の中間に位置するよう形成されている。
【0089】以上の構成とすることにより、圧電素子1
0A,10BにそれぞれA相およびB相の交流電圧を同
時に印加するとステータ部100のロータ接触面110
には図16(B)に示す第1の定在波振動が発生する。
この定在波振動は、図15(B),(C)において実線
で示す定在波振動を合成したものである。
【0090】このとき、突起部32の端面には、図中矢
印で示す楕円振動が発生し、ロータ部200を図中右方
向へ回転駆動することになる。
【0091】また、圧電素子10A、圧電素子10B
に、A相の交流電圧およびB′相の交流電圧(B相と1
80度位相の異なる電圧)を印加すると、ステータ部1
00のロータ接触面110には図16(C)に示す第2
の定在波振動が発生する。この定在波振動は、図15
(B)に示す振動と、同図(C)において破線で示す振
動とを合成したものである。このとき突起部32の端面
には、楕円振動が発生し、ロータ部200を図中左方向
へ回転駆動することになる。
【0092】このように、本実施例によれば、二つの圧
電素子10A、10Bの双方を同時に駆動し、ロータ部
200を回転駆動できるため、前記第5実施例の超音波
モータに比べ、より大きな出力トルクを得ることができ
る。
【0093】第7実施例 図17には、本発明の好適な第7実施例が示されてい
る。
【0094】実施例の超音波モータにおいて、ステータ
部100の構成は、前記第1実施例と同様であるので、
ここではその詳細な説明は省略する。
【0095】本実施例では、ロータ部200のステータ
接触面に、その回転方向に沿って一定間隔で複数のスリ
ット部54が形成されている。
【0096】以上の構成とすることにより、実施例の振
動モータを用いてロータ部200を正転駆動する場合に
は、圧電素子10のA相分極領域12−1,12−2,
……12−5へ単相交流電圧を印加する。これにより、
ステータ部100のロータ接触面110には、図1
(B)に示すような第1の定在波の超音波振動が発生す
る。このとき第1の定在波の90〜180度の中間に位
置するグループの突起部32は、ステータ部100のA
領域が伸びたときはロータ部200を図中右方向に押出
すように作用する。そして、ロータ部200のスリット
部54位置に、突起部32が来ると、突起部32とロー
タ部200は非接触状態となり、それ以上ロータ部20
0を図中右方向へ押せなくなるため、ロータ部200の
回転は一時的に停止する。
【0097】次に、ステータ部100のA領域が縮む
と、第1の定在波の270〜360度の中間に位置する
他のグループの突起部32がロータ部200を図中右方
向に押出すように作用しロータ部200を回転駆動す
る。そして、スリット部54位置に突起部32が来る
と、突起部32とロータ部200は非接触状態となり、
ロータ部200の回転は一時的に停止する。
【0098】このようにして、実施例の超音波モータに
よれば、スリット部54において突起部32とロータ部
200とが非接触状態となり、ロータ部200をそれ以
上押せなくなるという現象を利用し、ロータ部200を
ステッピング駆動することができる。
【0099】なお、ここでは、前記第1実施例の超音波
モータを例にとり、ステッピング駆動する場合を例にと
り示したが、前記第2〜第6実施例の超音波モータに対
しても、ロータ部200にスリット部54を同様に形成
することで、ロータ部200をステッピング駆動するこ
とができる。
【0100】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施
が可能である。
【0101】例えば、前記実施例では、ロータ部が円運
動する場合を例にとり示したが、本発明はこれに限ら
ず、ロータ部を円運動以外、例えば直線等の一次元運動
をさせるリニアタイプの超音波モータにも適用できる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステータ部のロータ接触面に発生する定在波を、突起部
を用いて楕円運動に変換し、ロータ部を回転駆動するこ
とにより、従来不可能だった定在波によるロータ部の駆
動を行う偏平の超音波モータを得ることができるという
効果がある。
【0103】また、請求項2の発明によれば、ロータ接
触面に異なる位相の定在波を発生させることで、ロータ
部を正転および逆転駆動できる超音波モータを得ること
ができる。
【0104】さらに、請求項3の発明によればロータ部
のステータ接触面に、所定間隔で複数のスリット部を形
成することにより、ロータ部をステッピング駆動できる
超音波モータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波モータの好適な第1実施例の説
明図である。
【図2】第1実施例にかかる超音波モータの一部切り欠
いた外観斜視説明図である。
【図3】図2に示す超音波モータのステータ部分の分解
斜視図である。
【図4】本実施例に用いられる圧電素子の表面の説明図
である。
【図5】本実施例に用いられる圧電素子の裏面の説明図
である。
【図6】実施例の超音波モータの制御回路の説明図であ
る。
【図7】前記第1実施例の変形例の説明図である。
【図8】第2実施例の概略説明図である。
【図9】第3実施例に用いられる圧電素子の説明図であ
る。
【図10】図9に示す圧電素子の電圧印加領域の概略説
明図である。
【図11】第3実施例の超音波モータの概略説明図であ
る。
【図12】前記第3実施例の変形例の説明図である。
【図13】第4実施例の超音波モータの概略説明図であ
る。
【図14】第5実施例の超音波モータに用いられるステ
ータ部の分解斜視説明図である。
【図15】第5実施例の超音波モータの概略説明図であ
る。
【図16】第6実施例にかかる超音波モータの概略説明
図である。
【図17】第7実施例の超音波モータの概略説明図であ
る。
【符号の説明】
10 圧電素子 30 振動弾性体 32 突起部 54 スリット部 100 ステータ部 110 ロータ接触面 200 ロータ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平形状のステータ部と、 前記ステータ部のロータ接触面に圧接され、所定方向に
    駆動されるロータ部と、 を有する超音波モータにおいて、 前記ステータ部は、 表面側にロータ接触面が形成された振動弾性体と、 前記振動弾性体の裏面側に設けられ、ロータ部の移動方
    向に沿って複数の電圧印加領域が形成された圧電素子
    と、 前記ロータ接触面に、ロータ移動方向に沿って形成され
    た複数の突起部と、 を含み、前記圧電素子の電圧印加領域に交流電圧を印加
    することにより、前記ロータ接触面に定在波を発生さ
    せ、前記定在波の腹と節の間に前記突起部を設けること
    により、突起部に楕円振動を発生させ、突起部に接する
    前記ロータ部を移動させることを特徴とする振動モー
    タ。
  2. 【請求項2】 偏平形状のステータ部と、 前記ステータ部のロータ接触面に圧接され、所定方向に
    駆動されるロータ部と、 を有する超音波モータにおい
    て、 前記ステータ部は、 表面側にロータ接触面が形成された振動弾性体と、 前記振動弾性体の裏面側に設けられ、ロータ部の移動方
    向に沿って複数の電圧印加領域が形成された圧電素子
    と、 前記ロータ接触面に、ロータ移動方向に沿って形成され
    た複数の突起部と、 を含み、前記圧電素子の電圧印加領域に印加する交流電
    圧の切り替え制御により、前記ロータ接触面に位相の異
    なる第1の定在波および第2の定在波を選択的に発生さ
    せるよう形成され、 前記複数の突起部は、前記第1の定在波の腹と一方側の
    節の間に位置するとともに、前記第2の定在波の腹と他
    方側の節との間に位置するよう形成され、印加する前記
    交流電圧を切り替え制御し、発生する前記定在波を選択
    することにより、前記突起部に接するロータ部の移動方
    向を切り替えることを特徴とする振動モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1,2のいずれかにおいて、 前記ロータ部のステータ接触面側には、所定間隔毎にス
    リット部が設けられ、前記突起部とロータ部との接触が
    前記スリット部で解消されることにより、ロータ部をス
    テッピング駆動することを特徴とする超音波モータ。
JP4212083A 1992-07-16 1992-07-16 超音波モータ Pending JPH0638557A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106549603A (zh) * 2017-01-11 2017-03-29 上海交通大学 一种单振子激励的双行波旋转超声电机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106549603A (zh) * 2017-01-11 2017-03-29 上海交通大学 一种单振子激励的双行波旋转超声电机
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