JPH0638813U - 棒状化粧料容器 - Google Patents

棒状化粧料容器

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JPH0638813U
JPH0638813U JP081052U JP8105292U JPH0638813U JP H0638813 U JPH0638813 U JP H0638813U JP 081052 U JP081052 U JP 081052U JP 8105292 U JP8105292 U JP 8105292U JP H0638813 U JPH0638813 U JP H0638813U
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    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中皿の昇降動作を円滑なものとし、かつ、ず
ぐみ現象を確実に防止するとともに、潤滑油の流出とい
った問題を解決して、使い勝手の良好な棒状化粧料容器
を提供することを目的とする。 【構成】 溝管1の下部にブリッジ部101を設け、こ
のブリッジ部101に突起103を突設して、この突起
103を螺旋管7の下端部に弾接させたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、口紅容器等の棒状化粧料容器に係り、特に、各部材のクリアランス をあまり小さくすることなく、かつ、潤滑油を使用することなく、使用時に棒状 化粧料が容器内に戻ってしまう現象(以下、「ずぐみ現象」という)を防止する とともに、棒状化粧料の繰り出しを円滑なものにすることを可能にしたものに関 する。
【0002】
【従来の技術】
棒状化粧料容器は、例えば、図10及び図11に示すような構成になっている 。まず、樹脂製の溝管1があり、この溝管1は、180°の位置にそれぞれ軸方 向に延長された溝3、3を有し、下端に段部5を備えるものである。上記溝管1 の外周側には、樹脂製の螺旋管7が嵌合されることになる。上記螺旋管7の内周 側には螺旋溝9が形成されている。又、溝管1の内周側には樹脂製の中皿11が 装着されることになり、この中皿11の外周面であって180°の位置には、一 対の突起13、13が突設されている。これら一対の突起13、13は、溝管1 の溝3、3を介して溝管1の外周側に突出し、螺旋管7の螺旋溝9に係合するこ とになる。尚、実際の棒状化粧料容器は、上記溝管1、中皿11、螺旋管7を組 立てたものの外側に、図示しない蓋体を被冠することになる。そして、上記中皿 11に口紅としての棒状化粧料15が装着される。
【0003】 上記構成によると、使用時には、まず、蓋体を取り外す。次に、一方の手で螺 旋管7の外周を掴み、他方の手で溝管1の段部5を掴んでこれを一方向に回転さ せる。それによって、中皿11が回転しながら螺旋溝9に沿って上昇し、棒状化 粧料15を突出させる。その状態で使用するものである。又、非使用時には、上 記溝管1を逆方向に回転させればよく、中皿11は螺旋溝9に沿って下降し、棒 状化粧料15を収納していく。そして、棒状化粧料15を収納したら、蓋体を被 冠させることになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、使用時には、中 皿11を上昇させて棒状化粧料15を突出させた状態とするが、その状態で使用 した場合に、時として棒状化粧料15ひいては中皿11が戻ってしまう現象が生 じることがある。このような現象を「ずぐみ現象」と称している。かかるずぐみ 現象によって、使い勝手を低下させてしまうという問題があった。上記ずぐみ現 象が生じる背景としては、中皿11の昇降を円滑にするために、溝管1、螺旋管 7、中皿11の相互のクリアランスをある程度大きくとる必要があるという点が ある。これは、クリアランスを小さくした場合には、それだけ抵抗が大きくなっ てしまって、中皿11の昇降動作が損なわれてしまうからである。
【0005】 つまり、中皿11の昇降を円滑にすることと、ずぐみ現象の発生を防止するこ ととは、両立しないという技術的背景があり、そこで、従来は溝管1、螺旋管7 、中皿11の相互間のクリアランスをできるだけ小さくすることにより、ずぐみ 現象の発生を防止し、同時にそれぞれの摺接部にグリース等の潤滑油を塗布する ことにより、中皿11の昇降動作を円滑なものとしていた。しかしながら、かか る構成を採用しても、ずぐみ現象を確実に防止することはできず、又、潤滑油が 外部に流れ出てしまって、容器の外部や棒状化粧料15に付着してしまうといっ た問題が生じていた。
【0006】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、中 皿の昇降動作を円滑なものとし、かつ、ずぐみ現象を確実に防止するとともに、 潤滑油の流出といった問題を解決して、使い勝手の良好な棒状化粧料容器を提供 することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願考案による棒状化粧料容器は、軸方向に延長され た縦溝を備えた溝管と、上記溝管の外周側に配置されその内周面に螺旋溝を備え た螺旋管と、上記溝管内に装着され棒状化粧料が取付けられるとともに外周面に 備えた突起を上記縦溝を介して溝管の外周側に突出させて上記螺旋溝に係合させ た中皿と、を具備し、上記溝管と螺旋管とを相対的に回転させることにより中皿 を昇降させるように構成された棒状化粧料容器において、上記溝管の下部にブリ ッジ部を設け、このブリッジ部に突起を突設して、この突起を上記螺旋管の下端 部に弾接させたことを特徴とするものである。
【0008】 その際、ブリッジ部を両端支持であって左右対称に形成し、突起をブリッジ部 の中央に設けることが考えられる。又、ブリッジ部を両端支持であって左右非対 称に形成することが考えられる。又、ブリッジ部の突起を挟んで両側には屈曲部 を形成することが考えられる。又、ブリッジ部をシングルタイプ又はダブルルタ イプとすることが考えられる。
【0009】
【作用】
本考案の場合には、溝管の下部にブリッジ部を設け、このブリッジ部に突起を 突設して、この突起を上記螺旋管の下端部に弾接させるように構成したものであ る。このような構成とすることによりずぐみ現象の発生を防止し、溝管、螺旋管 、中皿の相互間のクリアランスを大きくすることを可能とし、それによって、潤 滑油の使用を不要とするものである。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図3を参照して本考案の第1実施例を説明する。尚、従来と同 一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。本実施例の場合には、溝 管1の段部5の上方部分にブリッジ部101を設け、このブリッジ部101の中 央部に突起103を設けた構成になっている。そして、この突起103を螺旋管 7の下端に弾接させるものである。上記ブリッジ101の構成をさらに詳しく説 明すると、段部5の上方部分は若干縮径されていて縮径部5aとなっている。こ の縮径部5aには溝状の切欠部105が形成されていて、この切欠部105の上 の部分が上記ブリッジ部101となっている。このブリッジ部101は両端支持 梁状に形成されている。又、突起103の両側は僅かにテーパ状に抉られた形状 あるいは僅かにアールを付された形状になっている(図中符号107、109で 示す)。なお、段部5は溝管1とは別体に形成しておき、これを溝管1と連動す るように構成してもよい。図中113は中蓋である。
【0011】 又、本実施例の場合には、上記突起103を螺旋管7の下端に弾接させること により、適度の抵抗を付与する代わりに、溝管1、螺旋管7、中皿11相互間の クリアランスを適度に大きな値に設定している。それと同時に、従来使用してい た潤滑油を使用しない構成としている。すなわち、従来は、溝管1、螺旋管7、 中皿11相互間のクリアランスを小さくすることによりずぐみ現象の発生を防止 し、溝管1、螺旋管7、中皿11相互間のクリアランスを小さくすることにより 問題となる溝管1、螺旋管7、中皿11相互間の抵抗の増大を、潤滑油の使用に よって緩和させていた。これに対して、本実施例の場合には、ずぐみ現象に対し ては、突起103を螺旋管7の下端に弾接させることにより対処し、それによっ て、溝管1、螺旋管7、中皿11相互間のクリアランスを適度に大きな値に設定 することを可能とし、それによって、潤滑油の使用を大巾に減少させたものであ る。尚、図3では、ケース111を設置した状態を示している。
【0012】 上記構成によると、突起103を螺旋管7の下端に弾接させたことにより、適 度な抵抗を付与してずぐみ現象の発生を防止することができる。又、溝管1、螺 旋管7、中皿11相互間のクリアランスを適度に大きな値に設定しているので、 潤滑油の使用が不要となり、潤滑油を使用した場合の各種問題をなくすことがで きるようになった。又、突起103は、ブリッジ部101の中央部に形成されて いて、このブリッジ部101は両端支持梁状に構成されているとともに、左右対 称の形状になっているので、強度的にも優れていて長期にわたって安定した機能 を発揮することができる。又、各部品の寸法変動があっても弾性の範囲内で吸収 することができるので、各部品に関する寸法管理が容易になるという利点がある 。
【0013】 次に、図4及び図5を参照して第2実施例を説明する。この実施例の場合には 、ブリッジ部101、突起103、切欠部105が、左右非対称の状態で形成さ れている。このように、左右非対称であっても、前記第1実施例の場合と略同様 の効果を奏することができる。
【0014】 次に、図6及び図7を参照して第3実施例を説明する。この実施例の場合には 、ブリッジ部101、突起103、切欠部105が、左右対称の状態で形成され ているとともに、突起103の両側位置のブリッジ部101に、屈曲部115、 117がそれぞれ形成されている。このような構成であっても、前記第1実施例 及び第2実施例と略同様の効果を奏することができる。又、屈曲部115、11 7を設けることにより、弾性範囲をより拡大することができ、それによって、よ り広範囲にわたって部品寸法の変動に対応することができるようになった。
【0015】 次に、図8及び図9を参照して第4実施例を説明する。この実施例は、ブリッ ジ部101をダブルブリッジ型に構成したものである。すなわち、ブリッジ部1 01は、2個のブリッジ101a、101bから構成されていて、これらブリッ ジ101a、101bは、連結部112によって連結されている。このような構 成であっても、前記第1実施例乃至第3実施例と略同様の効果を奏することがで きる。
【0016】 尚、本考案は前記第1乃至第4実施例に限定されるものではない。ブリッジ部 及び突起の構成は、図示したものに限定されない。例えば、ブリッジ部101を 3個以上のブリッジによって構成してもよいし、突起103の個数を2個以上に してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案による棒状化粧料容器によると、溝管の下部にブリ ッジ部を設け、このブリッジ部に突起を突設して、この突起を上記螺旋管の下端 部に弾接させるように構成したので、溝管、螺旋管、中皿の相互間のクリアラン スを小さくすることなく、かつ、潤滑油を使用することなく、中皿の円滑な昇降 動作を提供するとともに、ずぐみ現象の発生を防止することができる。又、潤滑 油の使用が殆どないので、潤滑油が外部に流出する等の問題を解決することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図で棒状化粧料容器
の一部を切欠いて示す正面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す図で棒状化粧料容器
の溝管の斜視図である。
【図3】本考案の第1実施例を示す図で棒状化粧料容器
の断面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す図で棒状化粧料容器
の断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す図で棒状化粧料容器
の溝管の一部斜視図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す図で棒状化粧料容器
の断面図である。
【図7】本考案の第3実施例を示す図で棒状化粧料容器
の溝管の一部斜視図である。
【図8】本考案の第4実施例を示す図で棒状化粧料容器
の断面図である。
【図9】本考案の第4実施例を示す図で棒状化粧料容器
の溝管の一部斜視図である。
【図10】従来例を示す図で棒状化粧料容器の断面図で
ある。
【図11】従来例を示す図で棒状化粧料容器の分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 溝管 3 縦溝 5 段部 7 螺旋管 9 螺旋溝 11 中皿 13 突起 101 ブリッジ部 103 突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延長された縦溝を備えた溝管
    と、上記溝管の外周側に配置されその内周面に螺旋溝を
    備えた螺旋管と、上記溝管内に装着され棒状化粧料が取
    付けられるとともに外周面に備えた突起を上記縦溝を介
    して溝管の外周側に突出させて上記螺旋溝に係合させた
    中皿と、を具備し、上記溝管と螺旋管とを相対的に回転
    させることにより中皿を昇降させるように構成された棒
    状化粧料容器において、上記溝管の下部にブリッジ部を
    設け、このブリッジ部に突起を突設して、この突起を上
    記螺旋管の下端部に弾接させたことを特徴とする棒状化
    粧料容器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の棒状化粧料容器におい
    て、ブリッジ部は両端支持であって左右対称に形成され
    ていて、突起はブリッジ部の中央に設けられていること
    を特徴とする棒状化粧料容器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の棒状化粧料容器におい
    て、ブリッジ部は両端支持であって左右非対称に形成さ
    れていることを特徴とする棒状化粧料容器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3記載
    の棒状化粧料容器において、ブリッジ部の突起を挟んで
    両側には屈曲部が形成されていることを特徴とする棒状
    化粧料容器。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の棒状化粧料容器において、ブリッジ部は
    シングルタイプであることを特徴とする棒状化粧料容
    器。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の棒状化粧料容器において、ブリッジ部は
    ダブルルタイプであることを特徴とする棒状化粧料容
    器。
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