JPH0639033B2 - 自動工具交換装置 - Google Patents
自動工具交換装置Info
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- JPH0639033B2 JPH0639033B2 JP61253377A JP25337786A JPH0639033B2 JP H0639033 B2 JPH0639033 B2 JP H0639033B2 JP 61253377 A JP61253377 A JP 61253377A JP 25337786 A JP25337786 A JP 25337786A JP H0639033 B2 JPH0639033 B2 JP H0639033B2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マシニングセンタ、中ぐり盤等の工作機械の
スピンドルと工具マガジンとの工具交換を行う自動工具
交換装置に関する。
スピンドルと工具マガジンとの工具交換を行う自動工具
交換装置に関する。
従来、自動工具交換装置としては、工作機械の種類、大
きさ等に応じて種々の型式のものが開発されている。と
ころで、工作機械が大型のものにあっては、スピンドル
の軸線と工具マガジンの工具ポットの軸線とは必ずしも
一致せず、例えば90度方向にずれている場合がある。
このような場合、自動工具交換装置においては、工具交
換アームを備えた工具交換アームユニット自体が摺動し
たり、旋回したりして前記軸線のずれに対応する必要が
ある。この場合、従来の装置においては、ユニットの摺
動、旋回駆動機構が工具交換アームユニット自体に設け
られているため、工具交換アームユニットが大型化して
大重量となっていた。従って、工具交換アームユニット
の慣性モーメントが大きくなり、摺動、旋回速度を高速
化できないという問題点があり、しかも工具交換アーム
の工作機械および工具マガジンへの接近性も悪いという
問題点もあった。
きさ等に応じて種々の型式のものが開発されている。と
ころで、工作機械が大型のものにあっては、スピンドル
の軸線と工具マガジンの工具ポットの軸線とは必ずしも
一致せず、例えば90度方向にずれている場合がある。
このような場合、自動工具交換装置においては、工具交
換アームを備えた工具交換アームユニット自体が摺動し
たり、旋回したりして前記軸線のずれに対応する必要が
ある。この場合、従来の装置においては、ユニットの摺
動、旋回駆動機構が工具交換アームユニット自体に設け
られているため、工具交換アームユニットが大型化して
大重量となっていた。従って、工具交換アームユニット
の慣性モーメントが大きくなり、摺動、旋回速度を高速
化できないという問題点があり、しかも工具交換アーム
の工作機械および工具マガジンへの接近性も悪いという
問題点もあった。
本発明の目的は、自動工具交換装置において、工具交換
アームユニットを小型化でき、摺動、旋回速度を高速化
して工具交換時間を短縮することにある。
アームユニットを小型化でき、摺動、旋回速度を高速化
して工具交換時間を短縮することにある。
本発明は、工作機械のコラムに支持され工具を着脱自在
としたスピンドルと前記コラムの側面に前記スピンドル
に直交して配設され多数の工具を収納した工具マガジン
との間で工具交換を行う自動工具交換装置において、前
記スピンドルと前記工具マガジンとの間に位置し、前記
コラム上の旋回中心軸と共に水平面内で旋回自在とした
スイングアームと、このスイングアームに設けたガイド
ウェイに沿って水平方向に移動可能に支持されたATC
ユニットと、前記スイングアームを前記コラム上の旋回
中心軸を中心として旋回させる旋回用シリンダと、前記
工具マガジン側に固定部に揺動自在に支持されるととも
に、ピストンロッド先端側が前記ATCユニットの下部
に設けた連結ブラケットに回動自在に取り付けられ、前
記ATCユニットを前記スイングアームに対して前記ス
ピンドル側または前記工具マガジン側に移動させ、か
つ、前記スイングアームの旋回運動中この旋回に伴う力
より弱い所定圧力で前記ピストンロッドを引込み方向に
引っ張り、前記スイングアームと前記ATCユニットと
の相対的位置を変化させる移動用シリンダと、前記連結
ブラケットの下端部に設けられカムフォロワと、このカ
ムフォロワと係合可能なL字形のガイド面を有しこのガ
イド面でカムフォロワの移動方向をガイドする固定カム
と、回転自在とされたカム軸に固定され前記固定カムに
重ねた状態で回動可能に設けられるとともに、前記L字
形のガイド面の折り曲げ部中心と回動中心を同一としか
つこの回動中心で分岐し前記カムフォロワと係合可能で
前記スイングアームの旋回中前記カムフォロワをガイド
するT字形のガイド溝を有する回動カムと、前記旋回中
心軸に固定された第1の歯付き車と、前記カム軸に一体
に固定され、かつ、前記第1の歯付き車と同一歯数を有
する第2の歯付き車と、これら第1,第2の歯付き車と
噛合するチェーンとを備えて構成されている。
としたスピンドルと前記コラムの側面に前記スピンドル
に直交して配設され多数の工具を収納した工具マガジン
との間で工具交換を行う自動工具交換装置において、前
記スピンドルと前記工具マガジンとの間に位置し、前記
コラム上の旋回中心軸と共に水平面内で旋回自在とした
スイングアームと、このスイングアームに設けたガイド
ウェイに沿って水平方向に移動可能に支持されたATC
ユニットと、前記スイングアームを前記コラム上の旋回
中心軸を中心として旋回させる旋回用シリンダと、前記
工具マガジン側に固定部に揺動自在に支持されるととも
に、ピストンロッド先端側が前記ATCユニットの下部
に設けた連結ブラケットに回動自在に取り付けられ、前
記ATCユニットを前記スイングアームに対して前記ス
ピンドル側または前記工具マガジン側に移動させ、か
つ、前記スイングアームの旋回運動中この旋回に伴う力
より弱い所定圧力で前記ピストンロッドを引込み方向に
引っ張り、前記スイングアームと前記ATCユニットと
の相対的位置を変化させる移動用シリンダと、前記連結
ブラケットの下端部に設けられカムフォロワと、このカ
ムフォロワと係合可能なL字形のガイド面を有しこのガ
イド面でカムフォロワの移動方向をガイドする固定カム
と、回転自在とされたカム軸に固定され前記固定カムに
重ねた状態で回動可能に設けられるとともに、前記L字
形のガイド面の折り曲げ部中心と回動中心を同一としか
つこの回動中心で分岐し前記カムフォロワと係合可能で
前記スイングアームの旋回中前記カムフォロワをガイド
するT字形のガイド溝を有する回動カムと、前記旋回中
心軸に固定された第1の歯付き車と、前記カム軸に一体
に固定され、かつ、前記第1の歯付き車と同一歯数を有
する第2の歯付き車と、これら第1,第2の歯付き車と
噛合するチェーンとを備えて構成されている。
これにより、少なくともACTユニットを移動させる移
動用シリンダはATCユニットとは別個な工具マガジン
側に支持させることにより、ATCユニットの軽量化を
図り、慣性モーメントの減少ひいては動作の高速化を図
って前記目的を達成しようとするものである。
動用シリンダはATCユニットとは別個な工具マガジン
側に支持させることにより、ATCユニットの軽量化を
図り、慣性モーメントの減少ひいては動作の高速化を図
って前記目的を達成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
全体構成を示す第1図および第2図、ならびに要部構成
を示す第3図において、マシニングセンタ等の工作機械
10はスピンドル11を備えるとともに、この工作機械
10の一側には工具マガジン15が設けられ、この工具
マガジン15内には前記スピンドル11の軸線と直交す
る軸線を有し、かつ、工具を着脱自在とする工具ポット
16が多数収納され、工具マガジン15内の軌道を回動
できるようになっている。前記工具マガジン15のフレ
ーム17(第2図参照)には、旋回中心軸18が回転自
在に支持され、この旋回中心軸18には、中心軸18の
軸線を固定旋回中心Pとするスイングアーム21が一体
回転可能に固定されている。このスイングアーム21は
平面L字形に形成されるとともにL字形の長尺側の一辺
の側面には所定間隔を離して上下2条のガイドウェイ2
2が一体に設けられている。また、スイングアーム21
のL字形の折曲部において、連結具24を介して旋回用
シリンダ25のピストンロッド26の先端が回動自在に
連結されている。この旋回用シリンダ25はそのシリン
ダ中央部において、トラニオン中心軸27により前記工
具マガジンフレーム17に揺動自在に支持されている。
従って、この旋回用シリンダ25が作動されると、スイ
ングアーム21が固定旋回中心Pを中心として旋回さ
れ、第1図実線位置から鎖線位置へと略90度旋回でき
るようになっている 前記スイングアーム21のガイドウェイ22には、AT
Cユニット30の摺動部材31が水平方向摺動自在に支
持されている、この摺動部材31には旋回軸32が旋回
自在に支持され、この旋回軸32の途中にはピニオン3
3が一体に固定されている。このピニオン33には摺動
部材31に上下方向移動自在に支持されたラック34が
噛合されるとともに、このラック34は摺動部材31の
上面に取り付けられたアーム旋回用シリンダ35のピス
トンロッド36に取り付けられ、シリンダ35の駆動に
伴いピニオン33ひいては旋回軸32を旋回駆動させる
ようになっている。ここにおいて、前記ピニオン33、
ラック34およびアーム旋回用シリンダ35によりアー
ム旋回駆動機構37が構成されている。なお、符号38
は前記ラック34の下方位置において摺動部材31に設
けられたラック34のストッパである。
を示す第3図において、マシニングセンタ等の工作機械
10はスピンドル11を備えるとともに、この工作機械
10の一側には工具マガジン15が設けられ、この工具
マガジン15内には前記スピンドル11の軸線と直交す
る軸線を有し、かつ、工具を着脱自在とする工具ポット
16が多数収納され、工具マガジン15内の軌道を回動
できるようになっている。前記工具マガジン15のフレ
ーム17(第2図参照)には、旋回中心軸18が回転自
在に支持され、この旋回中心軸18には、中心軸18の
軸線を固定旋回中心Pとするスイングアーム21が一体
回転可能に固定されている。このスイングアーム21は
平面L字形に形成されるとともにL字形の長尺側の一辺
の側面には所定間隔を離して上下2条のガイドウェイ2
2が一体に設けられている。また、スイングアーム21
のL字形の折曲部において、連結具24を介して旋回用
シリンダ25のピストンロッド26の先端が回動自在に
連結されている。この旋回用シリンダ25はそのシリン
ダ中央部において、トラニオン中心軸27により前記工
具マガジンフレーム17に揺動自在に支持されている。
従って、この旋回用シリンダ25が作動されると、スイ
ングアーム21が固定旋回中心Pを中心として旋回さ
れ、第1図実線位置から鎖線位置へと略90度旋回でき
るようになっている 前記スイングアーム21のガイドウェイ22には、AT
Cユニット30の摺動部材31が水平方向摺動自在に支
持されている、この摺動部材31には旋回軸32が旋回
自在に支持され、この旋回軸32の途中にはピニオン3
3が一体に固定されている。このピニオン33には摺動
部材31に上下方向移動自在に支持されたラック34が
噛合されるとともに、このラック34は摺動部材31の
上面に取り付けられたアーム旋回用シリンダ35のピス
トンロッド36に取り付けられ、シリンダ35の駆動に
伴いピニオン33ひいては旋回軸32を旋回駆動させる
ようになっている。ここにおいて、前記ピニオン33、
ラック34およびアーム旋回用シリンダ35によりアー
ム旋回駆動機構37が構成されている。なお、符号38
は前記ラック34の下方位置において摺動部材31に設
けられたラック34のストッパである。
前記旋回軸32の摺動部材31からの突出端部側の内部
には、ピストンロッド41を有するピストン42が収納
されて旋回軸32の突出端部側はいわゆるシリンダケー
シングとして作用するようになっている。また、旋回軸
32のピニオン33側中心軸部および他端側の側面には
エアー供給孔43,44が設けられ、これらのエアー供
給孔43,44に圧縮空気が供給されることによりピス
トン42が進退されるようになっている。ここにおい
て、旋回軸32の突出端部、ピストンロッド41および
ピストン42によりアーム進退駆動機構45が構成され
るとともに、このアーム進退駆動機構45と前記アーム
旋回駆動機構37とによりアーム駆動機構47が構成さ
れている。
には、ピストンロッド41を有するピストン42が収納
されて旋回軸32の突出端部側はいわゆるシリンダケー
シングとして作用するようになっている。また、旋回軸
32のピニオン33側中心軸部および他端側の側面には
エアー供給孔43,44が設けられ、これらのエアー供
給孔43,44に圧縮空気が供給されることによりピス
トン42が進退されるようになっている。ここにおい
て、旋回軸32の突出端部、ピストンロッド41および
ピストン42によりアーム進退駆動機構45が構成され
るとともに、このアーム進退駆動機構45と前記アーム
旋回駆動機構37とによりアーム駆動機構47が構成さ
れている。
前記ピストンロッド41の旋回軸32からの突出先端部
には連結板51を介してアーム連動部材52の一端が固
定され、このアーム連動部材52は旋回軸32の外周に
スプライン53を介して軸方向摺動自在かつ回転不可能
に支持されている。このアーム連動部材52の他端部に
は工具交換アーム54が固定され、この工具交換アーム
54の両端部には工具把持部55がそれぞれ形成されて
いる。従って、工具交換アーム54は、前記アーム進退
駆動機構45の作動により旋回軸32の軸方向に移動さ
れるとともに、アーム旋回駆動機構37の作動により旋
回軸32の軸回りに旋回され、所定の工具交換動作を行
なえるようになっている。ここにおいて、前記摺動部材
31から工具把持部55に至る一連の符号で示された部
材により、前記ATCユニット30が構成されている。
には連結板51を介してアーム連動部材52の一端が固
定され、このアーム連動部材52は旋回軸32の外周に
スプライン53を介して軸方向摺動自在かつ回転不可能
に支持されている。このアーム連動部材52の他端部に
は工具交換アーム54が固定され、この工具交換アーム
54の両端部には工具把持部55がそれぞれ形成されて
いる。従って、工具交換アーム54は、前記アーム進退
駆動機構45の作動により旋回軸32の軸方向に移動さ
れるとともに、アーム旋回駆動機構37の作動により旋
回軸32の軸回りに旋回され、所定の工具交換動作を行
なえるようになっている。ここにおいて、前記摺動部材
31から工具把持部55に至る一連の符号で示された部
材により、前記ATCユニット30が構成されている。
前記摺動部材31の下端部には連結軸である連結ブラケ
ット61の一端が固定されるとともに、この連結ブラケ
ット61の他端側の軸部には移動用シリンダ62のピス
トンロッド63が、回動可能な連結部64により連結さ
れている。この移動用シリンダ62の略中央部はトラニ
オン軸65を介してトラニオンブラケット66に揺動自
在に支持され、このトラニオンブラケット66は前記工
具マガジンフレーム17に固定されたブラケット67に
取り付けられている。従って、移動用シリンダ62が駆
動されると、連結ブラケット61を介して摺動部材31
がガイドウェイ22に沿って水平方向に摺動されるよう
になっている。
ット61の一端が固定されるとともに、この連結ブラケ
ット61の他端側の軸部には移動用シリンダ62のピス
トンロッド63が、回動可能な連結部64により連結さ
れている。この移動用シリンダ62の略中央部はトラニ
オン軸65を介してトラニオンブラケット66に揺動自
在に支持され、このトラニオンブラケット66は前記工
具マガジンフレーム17に固定されたブラケット67に
取り付けられている。従って、移動用シリンダ62が駆
動されると、連結ブラケット61を介して摺動部材31
がガイドウェイ22に沿って水平方向に摺動されるよう
になっている。
前記ブラケット67には軸受部材71を介してカム軸7
2が回転自在に支持されるとともに、このカム軸72の
上端部には円盤状の回動カム73が一体に連結されてい
る。この回動カム73は、第4図に示されるように、そ
の上面に略T字形の溝からなるガイド溝74を有し、こ
のガイド溝74のT字形の分岐部中心が、前記カム軸7
2の中心すなわち回動カム73の回動中心とその中心を
同一とされている。また、回動カム73の上方には固定
カム75が配置され、この固定カム75は前記軸受部材
71に固定されている。この固定カム75は平面略L字
形に形成されてその内側にL字形のガイド面76を形成
されている。このガイド面76は、そのガイド面の折曲
げ部中心が回動カム73の回動中心と同一とされ、かつ、
このL字形のガイド面76は、スイングアーム21がマガジ
ン側にある状態の第4図(A)および、スピンドル側に
ある状態の(B)に示すように、回動カム73が90度回動
された際にも常に、T字形のガイド溝74と略平行状態に
保つようにされている。これらの回動カム73および固
定カム75のガイド溝74,ガイド面76には、前記連
結ブラケット61の軸部に回転自在に支持されたカムフ
ォロワ78が係合可能にされ、第4図(A)中ガイド溝
74の分岐部中心に位置するカムフォロワ78が矢印で
示す上下方向に摺動できるようになっており、一方、第
4図(B)中同じくガイド溝74の分岐部中心に位置す
るカムフォロワ78が矢印で示す水平方向に摺動できる
ようにされている。ここにおいて、カム軸72の設けら
れる位置は、第5図に示されるように、移動用シリンダ
62のピストンロッド63の突出状態が最小となった位
置、すなわち、シリンダ62の中心線がスイングアーム
21の固定旋回中心Pを通る方向に位置されたときにピ
ストンロッド63の先端の連結部64が位置する位置64
Aと同一芯上に設定されている。
2が回転自在に支持されるとともに、このカム軸72の
上端部には円盤状の回動カム73が一体に連結されてい
る。この回動カム73は、第4図に示されるように、そ
の上面に略T字形の溝からなるガイド溝74を有し、こ
のガイド溝74のT字形の分岐部中心が、前記カム軸7
2の中心すなわち回動カム73の回動中心とその中心を
同一とされている。また、回動カム73の上方には固定
カム75が配置され、この固定カム75は前記軸受部材
71に固定されている。この固定カム75は平面略L字
形に形成されてその内側にL字形のガイド面76を形成
されている。このガイド面76は、そのガイド面の折曲
げ部中心が回動カム73の回動中心と同一とされ、かつ、
このL字形のガイド面76は、スイングアーム21がマガジ
ン側にある状態の第4図(A)および、スピンドル側に
ある状態の(B)に示すように、回動カム73が90度回動
された際にも常に、T字形のガイド溝74と略平行状態に
保つようにされている。これらの回動カム73および固
定カム75のガイド溝74,ガイド面76には、前記連
結ブラケット61の軸部に回転自在に支持されたカムフ
ォロワ78が係合可能にされ、第4図(A)中ガイド溝
74の分岐部中心に位置するカムフォロワ78が矢印で
示す上下方向に摺動できるようになっており、一方、第
4図(B)中同じくガイド溝74の分岐部中心に位置す
るカムフォロワ78が矢印で示す水平方向に摺動できる
ようにされている。ここにおいて、カム軸72の設けら
れる位置は、第5図に示されるように、移動用シリンダ
62のピストンロッド63の突出状態が最小となった位
置、すなわち、シリンダ62の中心線がスイングアーム
21の固定旋回中心Pを通る方向に位置されたときにピ
ストンロッド63の先端の連結部64が位置する位置64
Aと同一芯上に設定されている。
前記スイングアーム21の旋回中心軸18の下端部には
第1の歯付き車(スプロケット)81が固定されるとと
もに、前記カム軸72の下端部にはこの第1の歯付き車
81と同一歯数、形状の第2の歯付き車82が固定さ
れ、これらの第1、第2の歯付き車81,82間にはチ
ェーン83が掛け回され、これによりスイングアーム2
1の旋回に伴い一体に旋回される旋回中心軸18によっ
て、第1の歯付き車81およびチェーン83を介し第2
の歯付き車82が回転され、回動カム73も回転されて
T字形のガイド溝74の位置が第4図の(A),(B)
のように変化するようなっている。ここにおいて、第
1、第2の歯付き車81,82およびチェーン83によ
りカム駆動機構80が構成され、かつ、このカム駆動機
構80と、前記軸受部材71からカムフォロワ78に至
る一連の符号の部材とにより摺動部材31の移動方向を
規制して摺動部材31を所定位置に設定する回動機構7
0が構成されている。
第1の歯付き車(スプロケット)81が固定されるとと
もに、前記カム軸72の下端部にはこの第1の歯付き車
81と同一歯数、形状の第2の歯付き車82が固定さ
れ、これらの第1、第2の歯付き車81,82間にはチ
ェーン83が掛け回され、これによりスイングアーム2
1の旋回に伴い一体に旋回される旋回中心軸18によっ
て、第1の歯付き車81およびチェーン83を介し第2
の歯付き車82が回転され、回動カム73も回転されて
T字形のガイド溝74の位置が第4図の(A),(B)
のように変化するようなっている。ここにおいて、第
1、第2の歯付き車81,82およびチェーン83によ
りカム駆動機構80が構成され、かつ、このカム駆動機
構80と、前記軸受部材71からカムフォロワ78に至
る一連の符号の部材とにより摺動部材31の移動方向を
規制して摺動部材31を所定位置に設定する回動機構7
0が構成されている。
次に、本実施例の作用につき第6図(A),(B)およ
び第7図をも参照して説明する。
び第7図をも参照して説明する。
第1,2図および第6図(A)におけるスイングアーム
21およびATCユニット30の実線図示状態において
は、旋回用シリンダ25のピストンロッド26および移
動用シリンダ62のピストンロッド63は共にケーシン
グ内に後退された縮小状態にあり、スイングアーム21
は工具マガジン15側に旋回され、摺動部材31はスイ
ングアーム21の第1図中右方に位置されている。ここ
で、移動用シリンダ62のピストンロッド63の縮小状態
は、スイングアーム21の旋回運動中この旋回に伴う力、
つまり、引張り力よりは弱い圧力によって引込み方向に
引っ張られた状態である。この位置が工具交換アーム5
4の待機位置あるいは初期位置とされ、この状態の工具
交換アーム54を54Aで示す。
21およびATCユニット30の実線図示状態において
は、旋回用シリンダ25のピストンロッド26および移
動用シリンダ62のピストンロッド63は共にケーシン
グ内に後退された縮小状態にあり、スイングアーム21
は工具マガジン15側に旋回され、摺動部材31はスイ
ングアーム21の第1図中右方に位置されている。ここ
で、移動用シリンダ62のピストンロッド63の縮小状態
は、スイングアーム21の旋回運動中この旋回に伴う力、
つまり、引張り力よりは弱い圧力によって引込み方向に
引っ張られた状態である。この位置が工具交換アーム5
4の待機位置あるいは初期位置とされ、この状態の工具
交換アーム54を54Aで示す。
前記工具交換アーム54が待機位置にある状態におい
て、工具マガジン15の所定の工具ポット16が工具交
換アーム54Aの左方位置に割り出されると、移動用シ
リンダ62が作動されてピストンロッド63が進出さ
れ、摺動部材31は連結ブラケット61を介して第1,
2図中左方に移動され、工具交換アーム54の左方の工
具把持部55が工具ポット16内の工具(図示せず)を
把持する状態となって停止される。この状態の工具交換
アーム54を54Bで表す。
て、工具マガジン15の所定の工具ポット16が工具交
換アーム54Aの左方位置に割り出されると、移動用シ
リンダ62が作動されてピストンロッド63が進出さ
れ、摺動部材31は連結ブラケット61を介して第1,
2図中左方に移動され、工具交換アーム54の左方の工
具把持部55が工具ポット16内の工具(図示せず)を
把持する状態となって停止される。この状態の工具交換
アーム54を54Bで表す。
次いで、ATCユニット30のアーム進退駆動機構のエ
アー孔43に圧縮空気が供給され、ピストン42を介し
てピストンロッド41が旋回軸32から突出する方向に
駆動されると、アーム連動部材52を介して工具交換ア
ーム54は54Bの位置から第1図中下方に移動され、
これに伴い工具ポット16内の工具は工具交換アーム5
4Bの把持部55により引き抜かれ、工具交換アーム5
4は一点鎖線で示す54Cの位置へと移動する。この
後、移動用シリンダ62をピストンロッド63が縮小
(後退)する方向に駆動し、摺動部材31を右方向に移
動させると、工具交換アーム54が54Dで示される位
置へと移動する。
アー孔43に圧縮空気が供給され、ピストン42を介し
てピストンロッド41が旋回軸32から突出する方向に
駆動されると、アーム連動部材52を介して工具交換ア
ーム54は54Bの位置から第1図中下方に移動され、
これに伴い工具ポット16内の工具は工具交換アーム5
4Bの把持部55により引き抜かれ、工具交換アーム5
4は一点鎖線で示す54Cの位置へと移動する。この
後、移動用シリンダ62をピストンロッド63が縮小
(後退)する方向に駆動し、摺動部材31を右方向に移
動させると、工具交換アーム54が54Dで示される位
置へと移動する。
次いで、アーム進退駆動機構のピストンロッド41を旋
回軸32内に没入する方向に移動させると、アーム54
は54Aで示される初期位置(第6図(A)の実線位
置)へと復帰することとなる。
回軸32内に没入する方向に移動させると、アーム54
は54Aで示される初期位置(第6図(A)の実線位
置)へと復帰することとなる。
このようにして新たな工具アーム54の左方の工具把持
部55に支持した状態にした後、旋回用シリンダ25を
ピストンロッド26が進出する方向に駆動し、一方、移
動用シリンダ62のピストンロッド63は、スイングアーム
21の旋回に伴い引張り力よりは弱い圧力で、ロッド63を
その引込み方向に引っ張った状態を維持するようにす
る。この際、移動用シリンダ62のピストンロッド63
の先端部にある連結部64は、再び初期位置に移動して
きて回動カム73のT字形のガイド溝74に、第4図
(A)に示されるように、溝の上方から進入してきてそ
の交点部に位置されている。この旋回用シリンダ25の
駆動によりスイングアーム21は固定旋回中心Pを中心
として90度旋回するとともに、回動カム73は、旋回
中心軸18、回動機構70を介して第4図(A)の矢印
方向に90度回動されて第4図(B)の状態とされる。
一方、摺動部材31は、連結ブラケット61の連結部6
4が、トラニオンブラケット66に、トラニオン軸65
を介して平面内で揺動可能に支持された移動シリンダ6
2のピストンロッド63により、第6図(A)中実線で
示される位置にスイングアーム21の旋回に伴い多少伸長
可能、かつ、回動自在に保持されているため、この連結
部64を中心として最小半径で旋回される。このため、
摺動部材31はスイングアーム21の旋回に伴ってガイ
ドウェイ22に沿って相対的に摺動し、スイングアーム
21の右端側から左端側へと移動され、第6図(A)中
鎖線で示される位置になる。
部55に支持した状態にした後、旋回用シリンダ25を
ピストンロッド26が進出する方向に駆動し、一方、移
動用シリンダ62のピストンロッド63は、スイングアーム
21の旋回に伴い引張り力よりは弱い圧力で、ロッド63を
その引込み方向に引っ張った状態を維持するようにす
る。この際、移動用シリンダ62のピストンロッド63
の先端部にある連結部64は、再び初期位置に移動して
きて回動カム73のT字形のガイド溝74に、第4図
(A)に示されるように、溝の上方から進入してきてそ
の交点部に位置されている。この旋回用シリンダ25の
駆動によりスイングアーム21は固定旋回中心Pを中心
として90度旋回するとともに、回動カム73は、旋回
中心軸18、回動機構70を介して第4図(A)の矢印
方向に90度回動されて第4図(B)の状態とされる。
一方、摺動部材31は、連結ブラケット61の連結部6
4が、トラニオンブラケット66に、トラニオン軸65
を介して平面内で揺動可能に支持された移動シリンダ6
2のピストンロッド63により、第6図(A)中実線で
示される位置にスイングアーム21の旋回に伴い多少伸長
可能、かつ、回動自在に保持されているため、この連結
部64を中心として最小半径で旋回される。このため、
摺動部材31はスイングアーム21の旋回に伴ってガイ
ドウェイ22に沿って相対的に摺動し、スイングアーム
21の右端側から左端側へと移動され、第6図(A)中
鎖線で示される位置になる。
前記スイングアーム21の旋回にあたり、カム駆動機構
80は、第7図に示されるように、カムフォロワ78の
中心線が略なみだ型の軌跡Qを描いてスムーズに旋回す
るので、回動カム73が90度回転して第4図(B)の
状態になり、摺動部材31が極めて円滑にガイドウェイ
22に沿って摺動することとなる。この際、回動機構70
が設けられていないとすると、第5図において、ピスト
ンロッド63の先端連結部64が最も後退した位置64Aで、
図中上方に行くのか右方に行くのかの移動が明確でない
ため、摺動部材31とスイングアーム21との間に極めて大
きな応力がかかって不都合であるが、回動機構70により
上述のように円滑にガイドされるため、このような問題
は生じない。また、旋回用シリンダ25の作動と同時に
移動用シリンダ62のピストンロッド63は、スイングア
ーム21の旋回に伴う引張り力よりは弱い圧力でその引込
み方向に引っ張った状態とし、つまり、積極的に進出方
向に作動させないため、第6図(A)に鎖線で示される
ように摺動部材31が連結部64を中心として最小回転
半径で90度方向転換するばかりでなく、摺動部材31
はスイングアーム21の左端側に自動的に相対移動し
て、工具交換アーム54によるスピンドル11との工具
交換動作にあたり、スピンドル11の側方から工具交換
アーム54を工具に挿入するのに都合のよい位置とな
り、工程ロスを生じさせることもない。
80は、第7図に示されるように、カムフォロワ78の
中心線が略なみだ型の軌跡Qを描いてスムーズに旋回す
るので、回動カム73が90度回転して第4図(B)の
状態になり、摺動部材31が極めて円滑にガイドウェイ
22に沿って摺動することとなる。この際、回動機構70
が設けられていないとすると、第5図において、ピスト
ンロッド63の先端連結部64が最も後退した位置64Aで、
図中上方に行くのか右方に行くのかの移動が明確でない
ため、摺動部材31とスイングアーム21との間に極めて大
きな応力がかかって不都合であるが、回動機構70により
上述のように円滑にガイドされるため、このような問題
は生じない。また、旋回用シリンダ25の作動と同時に
移動用シリンダ62のピストンロッド63は、スイングア
ーム21の旋回に伴う引張り力よりは弱い圧力でその引込
み方向に引っ張った状態とし、つまり、積極的に進出方
向に作動させないため、第6図(A)に鎖線で示される
ように摺動部材31が連結部64を中心として最小回転
半径で90度方向転換するばかりでなく、摺動部材31
はスイングアーム21の左端側に自動的に相対移動し
て、工具交換アーム54によるスピンドル11との工具
交換動作にあたり、スピンドル11の側方から工具交換
アーム54を工具に挿入するのに都合のよい位置とな
り、工程ロスを生じさせることもない。
このようにして、スイングアーム21および摺動部材3
1が揺動されて第6図(B)に示される状態となると、
工具交換アーム54が符号54Eで示される位置とな
る。次いで、移動用シリンダ62のピストンロッド63
が進出方向に駆動され、摺動部材31がスイングアーム
21の右端側へと移動されると、これに伴い、アーム5
4が右側に移動されることから、アーム54の右側の工
具把持部55によってスピンドル11に予め取り付けら
れていた旧工具が係合され、符号54Fで示される状態
となる。
1が揺動されて第6図(B)に示される状態となると、
工具交換アーム54が符号54Eで示される位置とな
る。次いで、移動用シリンダ62のピストンロッド63
が進出方向に駆動され、摺動部材31がスイングアーム
21の右端側へと移動されると、これに伴い、アーム5
4が右側に移動されることから、アーム54の右側の工
具把持部55によってスピンドル11に予め取り付けら
れていた旧工具が係合され、符号54Fで示される状態
となる。
この状態で、アーム進退駆動機構45のピストンロッド
41が進出され、工具交換アーム54はスピンドル11
から離れる方向に移動されてスピツドル11の旧工具を
引き抜き、符号54Gで示される位置へと移動される。
次いで、アーム旋回駆動機構37のシリンダ35が作動
され、ラック34を介してピニオン33が180度回転
され、アーム54の新旧工具は180度入れ代わり、当
初左側にあった新工具が右側に、右側にあった旧工具が
左側にと移動する。この状態で、アーム進退駆動機構4
5のピストンロッド41が後退され、工具交換アーム5
4は再び符号54Fで示される位置となり、新工具がス
ピンドル11に装着される。
41が進出され、工具交換アーム54はスピンドル11
から離れる方向に移動されてスピツドル11の旧工具を
引き抜き、符号54Gで示される位置へと移動される。
次いで、アーム旋回駆動機構37のシリンダ35が作動
され、ラック34を介してピニオン33が180度回転
され、アーム54の新旧工具は180度入れ代わり、当
初左側にあった新工具が右側に、右側にあった旧工具が
左側にと移動する。この状態で、アーム進退駆動機構4
5のピストンロッド41が後退され、工具交換アーム5
4は再び符号54Fで示される位置となり、新工具がス
ピンドル11に装着される。
次いで、移動用シリンダ62がそのピストンロッド63
を後退させる方向に移動され、アーム54が第1図中下
方に移動されて再び符号54Eに位置される。この状態
で、旋回用シリンダ25はそのピストロッド26が縮小
する方向に移動され、ATCユニット30は再び第1,
2図中および第6図(A)中実線で示される初期の待機
位置へと移動され、次の動作指令までその状態を保持す
る。この際、前記回動機構70の動作により、連結部6
4の回動が円滑に行われることは前述と同様であるが、
このときの回動カム73の回動方向は第4図(B)に矢
印で示されるように前述とは逆方向である。
を後退させる方向に移動され、アーム54が第1図中下
方に移動されて再び符号54Eに位置される。この状態
で、旋回用シリンダ25はそのピストロッド26が縮小
する方向に移動され、ATCユニット30は再び第1,
2図中および第6図(A)中実線で示される初期の待機
位置へと移動され、次の動作指令までその状態を保持す
る。この際、前記回動機構70の動作により、連結部6
4の回動が円滑に行われることは前述と同様であるが、
このときの回動カム73の回動方向は第4図(B)に矢
印で示されるように前述とは逆方向である。
一方、新しい工具に交換されたスピンドル11は次の加
工工程へと入り、所定の加工動作を行う。
工工程へと入り、所定の加工動作を行う。
以下、次の工具交換指令が出ると前述の動作を繰り返す
ことにより順次工具交換を行い、所定の加工を行うこと
となる。
ことにより順次工具交換を行い、所定の加工を行うこと
となる。
上述のような本実施例によれば次のような効果がある。
すなわち、スイングアーム21の旋回にあたり、移動用
シリンダ62をそのロッドをスイングアーム21の旋回に
伴う引張り力よりは弱い圧力で引込み方向に引っ張った
状態とすることによって、摺動部材31をスイングアー
ム21の固定旋回中心Pの最短位置に保持することがで
き、従って、スイングアーム21の旋回中における慣性
モーメントを小さくすることができて旋回速度を早くで
き、かつ、スイングアーム21等に与える応力を小さく
できる。また、この摺動部材31の固定旋回中心Pへの
最短位置の保持は、ATCユニット30によるスピンド
ル11側での工具交換動作上も効率のよい位置を保持で
き、この点からも工具交換動作を高速化できる。また、
移動用シリンダ62のピストンロッドをその引込み方向に
引っ張った状態による摺動部材31の位置保持時におい
て、移動用シリンダ62の連結部64の中心位置は、スイン
グアーム21の旋回運動と、カム駆動機構および可動カム
73、固定カム75等からなる回動機構70によって、前記カ
ムフォロワ78と同様のなみだ形の軌跡を描いて移動する
ため、スイングアーム21の旋回動作が極めて円滑に行
え、かつ不要な応力等を与えることがない。さらに、旋
回用シリンダ25および移動用シリンダ62は、旋回す
るスイングアーム21とは別個の工具マガジン側のフレ
ームに支持するようにしたのでATCユニット30の重
量を軽減でき、この点からも動作の高速化を図ることが
できる。また、スイングアーム21を旋回させるにはシ
リンダ25を用いたので、構造が簡単になるとともに制
御も容易となり、装置のコストを低減できる。さらに、
移動用シリンダ62のピストンロッド63の連結部64
の動きをガイドする回動機構70は、T字形のガイド溝
74を有する回動カム73と、L字形のガイド面76を
有する固定カム75等によって構成したから、比較的簡
単な構造で十分なガイドができ、この点からも装置のコ
ストを低減できる。さらに、この回動機構70のカム駆
動機構80は、第1、第2の歯付き車81,82とチェ
ーン83という簡単な構成としたから、これによっても
コストを安価にできる。さらに、工具交換アーム54の
アーム駆動機構49は、ピストン33およびラック34
からなるアーム駆動機構37と、シリンダ型式のアーム
進退駆動機構45とから構成したから、従来の装置のよ
うにラック34に対しピニオン33が軸方向に摺動する
ような構造がなくなり、機構が単純化されて小型化で
き、これによっても工具交換アームユニット30全体を
小型化できて工具マガジン15および工作機械10のス
ピンドル11への接近性を良好にできる。また、前述の
ように摺動部材31がスイングアーム21の旋回時に極
めて小さい半径で旋回することから、工具交換装置全体
を覆うためのスプラッシュカバー等も小型化できる。
シリンダ62をそのロッドをスイングアーム21の旋回に
伴う引張り力よりは弱い圧力で引込み方向に引っ張った
状態とすることによって、摺動部材31をスイングアー
ム21の固定旋回中心Pの最短位置に保持することがで
き、従って、スイングアーム21の旋回中における慣性
モーメントを小さくすることができて旋回速度を早くで
き、かつ、スイングアーム21等に与える応力を小さく
できる。また、この摺動部材31の固定旋回中心Pへの
最短位置の保持は、ATCユニット30によるスピンド
ル11側での工具交換動作上も効率のよい位置を保持で
き、この点からも工具交換動作を高速化できる。また、
移動用シリンダ62のピストンロッドをその引込み方向に
引っ張った状態による摺動部材31の位置保持時におい
て、移動用シリンダ62の連結部64の中心位置は、スイン
グアーム21の旋回運動と、カム駆動機構および可動カム
73、固定カム75等からなる回動機構70によって、前記カ
ムフォロワ78と同様のなみだ形の軌跡を描いて移動する
ため、スイングアーム21の旋回動作が極めて円滑に行
え、かつ不要な応力等を与えることがない。さらに、旋
回用シリンダ25および移動用シリンダ62は、旋回す
るスイングアーム21とは別個の工具マガジン側のフレ
ームに支持するようにしたのでATCユニット30の重
量を軽減でき、この点からも動作の高速化を図ることが
できる。また、スイングアーム21を旋回させるにはシ
リンダ25を用いたので、構造が簡単になるとともに制
御も容易となり、装置のコストを低減できる。さらに、
移動用シリンダ62のピストンロッド63の連結部64
の動きをガイドする回動機構70は、T字形のガイド溝
74を有する回動カム73と、L字形のガイド面76を
有する固定カム75等によって構成したから、比較的簡
単な構造で十分なガイドができ、この点からも装置のコ
ストを低減できる。さらに、この回動機構70のカム駆
動機構80は、第1、第2の歯付き車81,82とチェ
ーン83という簡単な構成としたから、これによっても
コストを安価にできる。さらに、工具交換アーム54の
アーム駆動機構49は、ピストン33およびラック34
からなるアーム駆動機構37と、シリンダ型式のアーム
進退駆動機構45とから構成したから、従来の装置のよ
うにラック34に対しピニオン33が軸方向に摺動する
ような構造がなくなり、機構が単純化されて小型化で
き、これによっても工具交換アームユニット30全体を
小型化できて工具マガジン15および工作機械10のス
ピンドル11への接近性を良好にできる。また、前述の
ように摺動部材31がスイングアーム21の旋回時に極
めて小さい半径で旋回することから、工具交換装置全体
を覆うためのスプラッシュカバー等も小型化できる。
なお、実施にあたり、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成する範囲での変形は
本発明に含まれるものである。例えば、ピストンロッド
63の連結部64の回動機構70は、前記実施例のよう
に回動カム73等を用いた構造に限らず他の構造でもよ
く、また、カム駆動機構80も第1、第2の歯付き車8
1,82とこれを連結するチェーン83によるものに限
らず、歯車連結されたものでもよい。さらに、工具交換
アーム54の工具把持部55の形状は直線方向に移動し
て工具を把持する構造のものに限らず、旋回して工具を
把持するような構造でもよいが、前記実施例のように直
線方向に移動して把持する形状ものであれば、各工具交
換動作を能率良く行なえるという利点がある。
ものではなく、本発明の目的を達成する範囲での変形は
本発明に含まれるものである。例えば、ピストンロッド
63の連結部64の回動機構70は、前記実施例のよう
に回動カム73等を用いた構造に限らず他の構造でもよ
く、また、カム駆動機構80も第1、第2の歯付き車8
1,82とこれを連結するチェーン83によるものに限
らず、歯車連結されたものでもよい。さらに、工具交換
アーム54の工具把持部55の形状は直線方向に移動し
て工具を把持する構造のものに限らず、旋回して工具を
把持するような構造でもよいが、前記実施例のように直
線方向に移動して把持する形状ものであれば、各工具交
換動作を能率良く行なえるという利点がある。
前述のように本発明によれば、自動工具交換装置におい
て工具交換アームユニットを小型化でき、摺動、旋回速
度等を高速化できて工具交換時間を短縮することができ
るという効果がある。
て工具交換アームユニットを小型化でき、摺動、旋回速
度等を高速化できて工具交換時間を短縮することができ
るという効果がある。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一部を断
面した平面図、第2図は同じく一部を断面した第1図の
正面図、第3図は要部の概略構成を示す斜視図、第4図
(A),(B)は回動カムおよび固定カムの異なる動作
状態を示す平面図、第5図は移動用シリンダの動作状態
を示す平面図、第6図(A),(B)は本実施例の動作
状態を示す概略平面図、第7図は回動カムおよび固定カ
ム内におけるカムフォロワの動作状態を示す平面図であ
る。 10……工作機械、11……スピンドル、15……工具
マガジン、16……工具ポット、21……スイングアー
ム、25……旋回用シリンダ、26……ピストンロッ
ド、30……ATCユニット、37……アーム旋回駆動
機構、45……アーム進退駆動機構、47……アーム駆
動機構、54……工具交換アーム、61……連結ブラケ
ット(連結軸)、62……移動用シリンダ、63……ピ
ストンロッド、64……連結部、67……ブラケット、
70……回動機構、73……回動カム、74……ガイド
溝、75……固定カム、76……ガイド面、78……カ
ムフォロワ、80……カム駆動機構、81……第1の歯
付き車、82……第2の歯付き車、83……チェーン、
P……固定旋回中心。
面した平面図、第2図は同じく一部を断面した第1図の
正面図、第3図は要部の概略構成を示す斜視図、第4図
(A),(B)は回動カムおよび固定カムの異なる動作
状態を示す平面図、第5図は移動用シリンダの動作状態
を示す平面図、第6図(A),(B)は本実施例の動作
状態を示す概略平面図、第7図は回動カムおよび固定カ
ム内におけるカムフォロワの動作状態を示す平面図であ
る。 10……工作機械、11……スピンドル、15……工具
マガジン、16……工具ポット、21……スイングアー
ム、25……旋回用シリンダ、26……ピストンロッ
ド、30……ATCユニット、37……アーム旋回駆動
機構、45……アーム進退駆動機構、47……アーム駆
動機構、54……工具交換アーム、61……連結ブラケ
ット(連結軸)、62……移動用シリンダ、63……ピ
ストンロッド、64……連結部、67……ブラケット、
70……回動機構、73……回動カム、74……ガイド
溝、75……固定カム、76……ガイド面、78……カ
ムフォロワ、80……カム駆動機構、81……第1の歯
付き車、82……第2の歯付き車、83……チェーン、
P……固定旋回中心。
Claims (1)
- 【請求項1】工作機械のコラムに支持され工具を着脱自
在としたスピンドルと前記コラムの側面に前記スピンド
ルに直交して配設され多数の工具を収納した工具マガジ
ンとの間で工具交換を行う自動工具交換装置において、 前記スピンドルと前記工具マガジンとの間に位置し、前
記コラム上の旋回中心軸と共に水平面内で旋回自在とし
たスイングアームと、 このスイングアームに設けたガイドウェイに沿って水平
方向に移動可能に支持されたATCユニットと、 前記スイングアームを前記旋回中心軸を中心として旋回
させる旋回用シリンダと、 前記工具マガジン側に固定部に揺動自在に支持されると
ともに、ピストンロッド先端側が前記ATCユニットの
下部に設けた連結ブラケットに回動自在に取り付けら
れ、前記ATCユニットを前記スイングアームに対して
前記スピンドル側または前記工具マガジン側に移動さ
せ、かつ、前記スイングアームの旋回運動中この旋回に
伴う力より弱い所定圧力で前記ピストンロッドを引込み
方向に引っ張り、前記スイングアームと前記ATCユニ
ットとの相対的位置を変化させる移動用シリンダと、 前記連結ブラケットの下端部に設けられたカムフォロワ
と、 このカムフォロワと係合可能なL字形のガイド面を有し
このガイド面でカムフォロワの移動方向をガイドする固
定カムと、 回転自在とされたカム軸に固定され前記固定カムに重ね
た状態で回動可能に設けられるとともに、前記L字形の
ガイド面の折り曲げ部中心と回動中心を同一としかつこ
の回動中心で分岐し前記カムフォロワと係合可能で前記
スイングアームの旋回中前記カムフォロワをガイドする
T字形のガイド溝を有する回動カムと、 前記旋回中心軸に固定された第1の歯付き車と、 前記カム軸に一体に固定され、かつ、前記第1の歯付き
車と同一歯数を有する第2の歯付き車と、 これら第1,第2の歯付き車と噛合するチェーンと、を
備えて構成されたことを特徴とする自動工具交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61253377A JPH0639033B2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 自動工具交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61253377A JPH0639033B2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 自動工具交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105853A JPS63105853A (ja) | 1988-05-11 |
| JPH0639033B2 true JPH0639033B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=17250510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61253377A Expired - Lifetime JPH0639033B2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 自動工具交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639033B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102583051B1 (ko) * | 2022-03-28 | 2023-09-25 | 산제트 인터내셔널 컴퍼니, 리미티드 | 가공 기계의 공구 교환 로봇 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5931715B2 (ja) | 2012-12-27 | 2016-06-08 | 三菱重工業株式会社 | 熱流束センサ及び熱流束センサの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6179539A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-23 | Okuma Mach Works Ltd | 自動工具交換装置 |
| JPS61103745A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-22 | Osaka Kiko Co Ltd | 工作機械の自動工具交換装置 |
-
1986
- 1986-10-23 JP JP61253377A patent/JPH0639033B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102583051B1 (ko) * | 2022-03-28 | 2023-09-25 | 산제트 인터내셔널 컴퍼니, 리미티드 | 가공 기계의 공구 교환 로봇 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63105853A (ja) | 1988-05-11 |
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