JPH0639078A - 人工スキー場のゲレンデ構造 - Google Patents
人工スキー場のゲレンデ構造Info
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- JPH0639078A JPH0639078A JP23626892A JP23626892A JPH0639078A JP H0639078 A JPH0639078 A JP H0639078A JP 23626892 A JP23626892 A JP 23626892A JP 23626892 A JP23626892 A JP 23626892A JP H0639078 A JPH0639078 A JP H0639078A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- artificial
- slope
- snow
- artificial snow
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Abstract
(57)【要約】
【発明の名称】 人工スキー場のゲレンデ構造
【目的】 簡便,安価の手段により、任意の形状の凹凸
面を有するゲレンデを比較的容易に形成し得ると共に、
雪状材質の管理が容易で、現地における造成時間も短
く、かつメンテナンスも容易に出来る人工スキー場のゲ
レンデ構造を提出する。 【構成】 表面に山谷曲線状の凹凸面を形成する断熱部
材からなる平板状の多数板の床パネルユニット1をゲレ
ンデの傾斜面上に適宜の組み合わせて配列して敷設し、
その凹凸面上にコーテング層2と人工雪状材料の層5を
均一に積層して形成し、人工雪状材料の層5内に埋設さ
れた冷却コイル3を介して人工雪状材料の層5を適温に
凍結する。床パネルユニット1の配列を変えることによ
り任意の滑降路面を理想的な形状に工作容易に、かつ興
趣大なる形状に形成することが出来る。
面を有するゲレンデを比較的容易に形成し得ると共に、
雪状材質の管理が容易で、現地における造成時間も短
く、かつメンテナンスも容易に出来る人工スキー場のゲ
レンデ構造を提出する。 【構成】 表面に山谷曲線状の凹凸面を形成する断熱部
材からなる平板状の多数板の床パネルユニット1をゲレ
ンデの傾斜面上に適宜の組み合わせて配列して敷設し、
その凹凸面上にコーテング層2と人工雪状材料の層5を
均一に積層して形成し、人工雪状材料の層5内に埋設さ
れた冷却コイル3を介して人工雪状材料の層5を適温に
凍結する。床パネルユニット1の配列を変えることによ
り任意の滑降路面を理想的な形状に工作容易に、かつ興
趣大なる形状に形成することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床パネルにより凹凸面
を形成し、かつ表面に略々等厚に含水粒状ポリマを散布
し、管理製作が能率的で、滑動興趣大なる人工スキー場
のゲレンデ構造に関する。
を形成し、かつ表面に略々等厚に含水粒状ポリマを散布
し、管理製作が能率的で、滑動興趣大なる人工スキー場
のゲレンデ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】人工スキー場に関する公知技術は各種の
ものがあるが、例えば、特開昭62−270181号公
報,特開平1−293887号公報,特開平2−218
381号公報が上げられる。また、人工雪の製造方法と
して特公平2−27584号公報および特公平2−36
635号公報に開示する技術がある。
ものがあるが、例えば、特開昭62−270181号公
報,特開平1−293887号公報,特開平2−218
381号公報が上げられる。また、人工雪の製造方法と
して特公平2−27584号公報および特公平2−36
635号公報に開示する技術がある。
【0003】特開昭62−270181号公報に開示す
る人工スキー場に凹凸面と造成する方法は、人工スキー
場の路床上に載置した雪層と前記路床表面との間に、内
部に水室を有する多数本の可撓性マットをリング状に並
設したものを介入し、前記可撓性マットで囲まれた空隙
内に圧縮空気と冷気を導入し、前記雪層の表面に凹凸面
を形成すると共に、冷気により冷却された前記水室の水
又は氷により雪層を低温に保持するようにするものであ
る。
る人工スキー場に凹凸面と造成する方法は、人工スキー
場の路床上に載置した雪層と前記路床表面との間に、内
部に水室を有する多数本の可撓性マットをリング状に並
設したものを介入し、前記可撓性マットで囲まれた空隙
内に圧縮空気と冷気を導入し、前記雪層の表面に凹凸面
を形成すると共に、冷気により冷却された前記水室の水
又は氷により雪層を低温に保持するようにするものであ
る。
【0004】特開平1−293887号公報に開示する
人工スキー場は、雪質のすぐれた人工雪を低コストで形
成すると共に全シーズンにわたり人工雪を保持すること
を目的とするもので、ゲレンデの傾斜地盤内に熱交換コ
イルを埋設し凍土を作り、その上に人工雪を散布すると
共に、人工雪を天蓋で檀うものから構成される。
人工スキー場は、雪質のすぐれた人工雪を低コストで形
成すると共に全シーズンにわたり人工雪を保持すること
を目的とするもので、ゲレンデの傾斜地盤内に熱交換コ
イルを埋設し凍土を作り、その上に人工雪を散布すると
共に、人工雪を天蓋で檀うものから構成される。
【0005】特開平2−218381号公報に開示する
スキーの人工ゲレンデは、人工雪を使用しない滑降練習
用のもので、滑降傾斜台の上に滑降シートを積層したも
のからなり、該滑降シートは基板上に転動自在に嵌着さ
れた多数個の球体を配列したものからなり、球体上にス
キーを接触させて滑降するように形成されるものであ
る。なお、球体は複合加硫ゴムに静電気防止用のカーボ
ンブラックを混入したものが一例として紹介されてい
る。
スキーの人工ゲレンデは、人工雪を使用しない滑降練習
用のもので、滑降傾斜台の上に滑降シートを積層したも
のからなり、該滑降シートは基板上に転動自在に嵌着さ
れた多数個の球体を配列したものからなり、球体上にス
キーを接触させて滑降するように形成されるものであ
る。なお、球体は複合加硫ゴムに静電気防止用のカーボ
ンブラックを混入したものが一例として紹介されてい
る。
【0006】特公平2−27584号公報の人工雪の製
造方法は、水と界面活性剤とを混合してかきまぜ、爆気
及び/又は気体で泡立てして、水の泡を非凍状態で人工
雪を形成するものであり、前記界面活性剤の具体的内容
や水との混合比等が開示されている。
造方法は、水と界面活性剤とを混合してかきまぜ、爆気
及び/又は気体で泡立てして、水の泡を非凍状態で人工
雪を形成するものであり、前記界面活性剤の具体的内容
や水との混合比等が開示されている。
【0007】特公平2−36635号公報の人工雪の製
造方法は、水と水膨潤性ポリマ材料とを最大保水能力以
下で混合して水性ゲルを形成し、該ゲルを爆気して冷凍
して人工雪を作るものであり、水膨潤性ポリマ材料の具
体的内容や水との混合比等が開示されている。
造方法は、水と水膨潤性ポリマ材料とを最大保水能力以
下で混合して水性ゲルを形成し、該ゲルを爆気して冷凍
して人工雪を作るものであり、水膨潤性ポリマ材料の具
体的内容や水との混合比等が開示されている。
【0008】
【本発明の目的:発明の解決すべき課題】前記した各公
知技術にはそれぞれ特徴を有するが、次のような問題点
がある。
知技術にはそれぞれ特徴を有するが、次のような問題点
がある。
【0009】特開昭62−270181号公報に開示す
るものは、可撓性マットにより雪層の表面に凹凸を形成
することが出来るが、その凹凸形状を所望の形状に造成
することは極めて難しい。すなわち、雪層表面の凹凸形
状は圧縮空気の導入される可撓性マットの選択により変
化するもので、その選択に技術を要すると共に、所望の
凹凸形状を得ることは構造的に困難である。更に、可撓
性マットの空隙に圧縮空気や冷気を導入する装置や、水
室内に水を導入する装置が必要となり、設備コストが高
価なものとなる。また、可撓性マット自体も高価なもの
である。更に、可撓性マットの交換やメンテナンス作業
がやり難く、多くの作業時間を要するという問題点があ
る。
るものは、可撓性マットにより雪層の表面に凹凸を形成
することが出来るが、その凹凸形状を所望の形状に造成
することは極めて難しい。すなわち、雪層表面の凹凸形
状は圧縮空気の導入される可撓性マットの選択により変
化するもので、その選択に技術を要すると共に、所望の
凹凸形状を得ることは構造的に困難である。更に、可撓
性マットの空隙に圧縮空気や冷気を導入する装置や、水
室内に水を導入する装置が必要となり、設備コストが高
価なものとなる。また、可撓性マット自体も高価なもの
である。更に、可撓性マットの交換やメンテナンス作業
がやり難く、多くの作業時間を要するという問題点があ
る。
【0010】特開平1−293887号公報に開示する
ものは、まず、滑降面に凹凸を形成するものでない。仮
りに、凹凸面を形成するには傾斜地盤そのものを所定の
凹凸形状に形成しなければならない。従って、凹凸形状
が特定されると共に、現地工事で凹凸面を形成しなけれ
ばならない。また、凍土の融解を防止するために凍土内
に冷却用パイプを埋設すると共に天蓋を設けるため、設
備コストが大となり、かつ一度造成すると簡単に形状換
えすることが困難であるという問題点がある。
ものは、まず、滑降面に凹凸を形成するものでない。仮
りに、凹凸面を形成するには傾斜地盤そのものを所定の
凹凸形状に形成しなければならない。従って、凹凸形状
が特定されると共に、現地工事で凹凸面を形成しなけれ
ばならない。また、凍土の融解を防止するために凍土内
に冷却用パイプを埋設すると共に天蓋を設けるため、設
備コストが大となり、かつ一度造成すると簡単に形状換
えすることが困難であるという問題点がある。
【0011】特開平2−218381号公報に開示する
ものは、前記したように人工雪の替りに球体を採用する
もので、滑降時におけるフィーリングが人工雪と相異す
るため上級のスキーヤー等にとっても全く物足りないも
のである。また、構造上滑降路面を凹凸に形成すること
は困難である。更に、球体とそれに接触するスキー板が
損傷し易く、かつ球体の交換が実際上難しい。また、多
数個球体を配列した滑降基板そのものも高価なものであ
という問題点がある。
ものは、前記したように人工雪の替りに球体を採用する
もので、滑降時におけるフィーリングが人工雪と相異す
るため上級のスキーヤー等にとっても全く物足りないも
のである。また、構造上滑降路面を凹凸に形成すること
は困難である。更に、球体とそれに接触するスキー板が
損傷し易く、かつ球体の交換が実際上難しい。また、多
数個球体を配列した滑降基板そのものも高価なものであ
という問題点がある。
【0012】特公平2−27584号公報および特公平
2−36635号公報は、前記したように人工雪の製造
方法について開示するもので、後に詳説する本発明のゲ
レンデ構造とは直接関係するものではない。しかしなが
ら、本発明に使用される人工雪状材料としては前記公知
技術のものも適用可能である。しかし、本発明はこれ等
の開示技術の人工雪と同様のものを限定使用するもので
はない。
2−36635号公報は、前記したように人工雪の製造
方法について開示するもので、後に詳説する本発明のゲ
レンデ構造とは直接関係するものではない。しかしなが
ら、本発明に使用される人工雪状材料としては前記公知
技術のものも適用可能である。しかし、本発明はこれ等
の開示技術の人工雪と同様のものを限定使用するもので
はない。
【0013】従来の人工雪は普通の水を氷結したものか
ら構成されるため、使用により硬化し易く、かつ硬化し
た場合に所望の滑降路面に復元するために多大な時間と
労力を必要とする問題点がある。
ら構成されるため、使用により硬化し易く、かつ硬化し
た場合に所望の滑降路面に復元するために多大な時間と
労力を必要とする問題点がある。
【0014】本発明は、以上の問題点を解決すると共
に、簡便で、かつ安価な手段により任意の形状の凹凸面
を形成することが出来、上級スキーヤーを楽しませるこ
とが出来ると共に、雪質管理がやり易く、造成時間やメ
ンテナンス時間が短縮され、一度形成した凹凸面の形状
を比較的容易に変えることが可能で、かつ滑降路面の硬
化時における削りならしの容易な人工スキー場のゲレン
デ構造を提供することを目的とする。
に、簡便で、かつ安価な手段により任意の形状の凹凸面
を形成することが出来、上級スキーヤーを楽しませるこ
とが出来ると共に、雪質管理がやり易く、造成時間やメ
ンテナンス時間が短縮され、一度形成した凹凸面の形状
を比較的容易に変えることが可能で、かつ滑降路面の硬
化時における削りならしの容易な人工スキー場のゲレン
デ構造を提供することを目的とする。
【0015】
【本発明の構成:課題解決の手段】本発明は、以上の目
的を達成するために、ゲレンデの傾斜面上に敷設される
平板状の断熱部材であってその表面に山谷の曲線状の凹
凸面を形成してなる床パネルユニットと、該床パネルユ
ニットの表面に積層されるコーテング層および人工雪状
材料と、該人工雪状材料内に埋設され冷供給源に連通す
る冷却コイルを設けてなる人工スキー場のゲレンデ構造
を構成するものであり、具体的には、ゲレンデは前記床
パネルユニットを多数板敷設したものからなり、隣接す
る床パネルユニットはその凹側又は凸側に別の床パネル
ユニットの凹側又は凸側を隣接させ、該隣接部は円滑な
曲面で配列されると共に床パネルユニットは凹凸面形状
の同一又は相異するものから形成されることを特徴とす
る。また、人工雪状材料は表面及び/又は内部に水分を
付着及び/又は吸着した粒状ポリマを略々等厚に散布し
たものを使用することを特徴とする。更に、表面のみに
細氷を付着させ、内部は密実或は空隙を有するポリマ粒
子も前記請求範囲中に含まれている。
的を達成するために、ゲレンデの傾斜面上に敷設される
平板状の断熱部材であってその表面に山谷の曲線状の凹
凸面を形成してなる床パネルユニットと、該床パネルユ
ニットの表面に積層されるコーテング層および人工雪状
材料と、該人工雪状材料内に埋設され冷供給源に連通す
る冷却コイルを設けてなる人工スキー場のゲレンデ構造
を構成するものであり、具体的には、ゲレンデは前記床
パネルユニットを多数板敷設したものからなり、隣接す
る床パネルユニットはその凹側又は凸側に別の床パネル
ユニットの凹側又は凸側を隣接させ、該隣接部は円滑な
曲面で配列されると共に床パネルユニットは凹凸面形状
の同一又は相異するものから形成されることを特徴とす
る。また、人工雪状材料は表面及び/又は内部に水分を
付着及び/又は吸着した粒状ポリマを略々等厚に散布し
たものを使用することを特徴とする。更に、表面のみに
細氷を付着させ、内部は密実或は空隙を有するポリマ粒
子も前記請求範囲中に含まれている。
【0016】
【作用】表面に凹凸面を形成する多数板の平板状の床マ
ットユニットを適宜組み合わせてゲレンデ傾斜面に敷設
することにより任意の形状の凹凸面を有する滑降路が形
成される。該滑降路上に人工雪状材料を均一の厚みに積
層することにより人工雪状材料の表面に前記形状の凹凸
面が形成される。人工雪状材料はその中に埋設される冷
却コイルにより冷却される。一方、人工雪状材料として
水を付着及び/又は吸着して含有する特殊吸水ポリマを
使用する場合には、該ポリマを前記床マットユニット上
に均一に散布し、冷却コイルで冷却することにより等厚
の凍結層を形成することが出来る。床マットユニットの
凹凸面の形状を変えると共に、その配列を変えることに
より、任意の、かつ多様の凹凸滑降面を得ることが出来
る。また、人工雪状材料の積層厚を均一にすることが出
来るため、厚み不同による部分的の融雪等がなく、雪質
管理が容易に行われる。更に、人工雪状材料は粒状ポリ
マのため、簡単に削りならしが出来る。また、床マット
ユニットは可搬式のもので現地にトラック等で搬入され
るため、ゲレンデの造成工事の時間が短縮される。ま
た、そのメンテナンスも容易である。更に、床パネルユ
ニットは断熱部材からなり、容易に製作することが出来
る。また、そのコーテング処理も比較的容易である。
ットユニットを適宜組み合わせてゲレンデ傾斜面に敷設
することにより任意の形状の凹凸面を有する滑降路が形
成される。該滑降路上に人工雪状材料を均一の厚みに積
層することにより人工雪状材料の表面に前記形状の凹凸
面が形成される。人工雪状材料はその中に埋設される冷
却コイルにより冷却される。一方、人工雪状材料として
水を付着及び/又は吸着して含有する特殊吸水ポリマを
使用する場合には、該ポリマを前記床マットユニット上
に均一に散布し、冷却コイルで冷却することにより等厚
の凍結層を形成することが出来る。床マットユニットの
凹凸面の形状を変えると共に、その配列を変えることに
より、任意の、かつ多様の凹凸滑降面を得ることが出来
る。また、人工雪状材料の積層厚を均一にすることが出
来るため、厚み不同による部分的の融雪等がなく、雪質
管理が容易に行われる。更に、人工雪状材料は粒状ポリ
マのため、簡単に削りならしが出来る。また、床マット
ユニットは可搬式のもので現地にトラック等で搬入され
るため、ゲレンデの造成工事の時間が短縮される。ま
た、そのメンテナンスも容易である。更に、床パネルユ
ニットは断熱部材からなり、容易に製作することが出来
る。また、そのコーテング処理も比較的容易である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。まず、図1により本実施例の全体構造の概要を説明
する。その表面に凹凸面6を形成する床マットユニット
1は平板状の断熱板からなり、例えば、横巾2[m],
縦巾4[m]で厚み100[mm]程度のものからな
る。凹凸面6は任意の山谷からなる曲線から形成され
る。なお、曲線形状は実験的,経験的に決められる。凹
凸面6上にはコーテング処理が行われる。本実施例で
は、ポリエチレンによるコーテング層2が形成される。
コーテング層2の上には人工雪状材料5が積層される。
なお、人工雪状材料5の層厚tは均一に形成される。本
実施例では人工雪状材料5として水を含有する特殊吸水
性ポリマが用いられる。なお、特殊吸水性ポリマとして
は、具体的には例えば、架橋型アクリル酸塩系ポリマの
極小径(0.02mm乃至0.5mm)の球状体が使用
される。なお、特殊吸水性ポリマは水と混合してゲル状
になったものをコーテング層2上に散布してコーテング
層2に付着せしめて形成される。人工雪状材料5内には
冷却コイル3が埋設され、冷却コイル3には冷媒供給源
4が連結する。冷媒供給源4は冷却コイル3内に冷媒を
供給し、冷却パイプ4内を冷却させるものである。な
お、冷媒としては、例えば、エチレングリコール等のブ
ラインが使用される。冷凍の循環により冷却コイル3は
低温に保持され、人工雪状材料5を冷却する。人工雪状
材料5は均一の層厚を有するため、冷却コイル3により
均一に冷却される。また、冷却コイル3としては、例え
ば、アイススケートリンク等で使用されるアイスマット
システムが一例として採用される。
る。まず、図1により本実施例の全体構造の概要を説明
する。その表面に凹凸面6を形成する床マットユニット
1は平板状の断熱板からなり、例えば、横巾2[m],
縦巾4[m]で厚み100[mm]程度のものからな
る。凹凸面6は任意の山谷からなる曲線から形成され
る。なお、曲線形状は実験的,経験的に決められる。凹
凸面6上にはコーテング処理が行われる。本実施例で
は、ポリエチレンによるコーテング層2が形成される。
コーテング層2の上には人工雪状材料5が積層される。
なお、人工雪状材料5の層厚tは均一に形成される。本
実施例では人工雪状材料5として水を含有する特殊吸水
性ポリマが用いられる。なお、特殊吸水性ポリマとして
は、具体的には例えば、架橋型アクリル酸塩系ポリマの
極小径(0.02mm乃至0.5mm)の球状体が使用
される。なお、特殊吸水性ポリマは水と混合してゲル状
になったものをコーテング層2上に散布してコーテング
層2に付着せしめて形成される。人工雪状材料5内には
冷却コイル3が埋設され、冷却コイル3には冷媒供給源
4が連結する。冷媒供給源4は冷却コイル3内に冷媒を
供給し、冷却パイプ4内を冷却させるものである。な
お、冷媒としては、例えば、エチレングリコール等のブ
ラインが使用される。冷凍の循環により冷却コイル3は
低温に保持され、人工雪状材料5を冷却する。人工雪状
材料5は均一の層厚を有するため、冷却コイル3により
均一に冷却される。また、冷却コイル3としては、例え
ば、アイススケートリンク等で使用されるアイスマット
システムが一例として採用される。
【0018】次に、床パネルユニット1の詳細構造を図
2乃至図6により説明する。図2に示すように、床パネ
ルユニット1の表面には縦巾方向(AからB)に向かっ
て山および谷を形成する凹凸面6が形成される。説明の
都合上、床パネルユニット1の横巾方向の中央部分の凹
凸面を図3に示すように凹凸曲線6aで示し、横巾の側
面に近接する部分の凹凸面を図4に示すように凹凸曲線
6b(6c)で示すと凹凸曲線6aの山および谷は凹凸
曲線6b(6c)の山および谷よりも高く(深く)形成
される。なお、床パネルユニット1の全周縁の高さaは
一定であり、前記したように約100[mm]程度に形
成される。次に、図2のG−G線およびH−H線の位置
で床パネルユニット1を横断すると図5および図6に示
したような形成になる。G−G線の位置では床パネルユ
ニット1は中央に最も高い山を形成する凸状の凸曲線6
dが形成され、H〜H線の位置では中央が最も深い谷を
形成する凹状の凹曲線6eが形成される。以上のように
床パネルユニット1は凹凸曲線6a,6b,6c,およ
び凸曲線6d,凹曲線6eが入り混った山谷曲線から形
成される。なお、山谷曲線の形状は任意の輪郭のものに
容易に形成することが出来る。
2乃至図6により説明する。図2に示すように、床パネ
ルユニット1の表面には縦巾方向(AからB)に向かっ
て山および谷を形成する凹凸面6が形成される。説明の
都合上、床パネルユニット1の横巾方向の中央部分の凹
凸面を図3に示すように凹凸曲線6aで示し、横巾の側
面に近接する部分の凹凸面を図4に示すように凹凸曲線
6b(6c)で示すと凹凸曲線6aの山および谷は凹凸
曲線6b(6c)の山および谷よりも高く(深く)形成
される。なお、床パネルユニット1の全周縁の高さaは
一定であり、前記したように約100[mm]程度に形
成される。次に、図2のG−G線およびH−H線の位置
で床パネルユニット1を横断すると図5および図6に示
したような形成になる。G−G線の位置では床パネルユ
ニット1は中央に最も高い山を形成する凸状の凸曲線6
dが形成され、H〜H線の位置では中央が最も深い谷を
形成する凹状の凹曲線6eが形成される。以上のように
床パネルユニット1は凹凸曲線6a,6b,6c,およ
び凸曲線6d,凹曲線6eが入り混った山谷曲線から形
成される。なお、山谷曲線の形状は任意の輪郭のものに
容易に形成することが出来る。
【0019】次に、前記の曲線形状を有する床パネルユ
ニット1をゲレンデの傾斜面7(図8)上に敷設する場
合の一実施例を図7に示す。図示のようにAからBの縦
方向には4箇の床パネルユニット1が配列される。この
場合、隣接する床パネルユニット1はA〜B,A〜B,
A〜B,A〜Bのように谷と山を互いに隣接させて配置
される。次に、図示のように横方向に沿って4列の床パ
ネルユニット1が並設される。この場合、第1列目の床
パネルユニット1に隣接する床パネルユニット1は山谷
の方向を互いに逆にして配列される。同様に第2列目と
第3列目および第3列目と第4列目も互いに山谷の方向
を逆にして配列される。図8は図7をJ矢印方向から見
たもので図示のように山谷山谷からなる円滑な曲線の滑
降曲線8が形成される。図9は図9をK矢印方向から見
たもので谷山谷山からなる円滑な曲線の滑降曲線9が形
成される。すなわち、傾斜面7上には滑降曲線8,9の
組み合わせからなる複合滑降路面が形成される。該複合
滑降路面の上に均一の層厚t(図1)の人工雪状材料5
を積層することにより人工雪状材料5の表面に前記複合
滑降路面とほぼ同じの滑降路面が形成される。
ニット1をゲレンデの傾斜面7(図8)上に敷設する場
合の一実施例を図7に示す。図示のようにAからBの縦
方向には4箇の床パネルユニット1が配列される。この
場合、隣接する床パネルユニット1はA〜B,A〜B,
A〜B,A〜Bのように谷と山を互いに隣接させて配置
される。次に、図示のように横方向に沿って4列の床パ
ネルユニット1が並設される。この場合、第1列目の床
パネルユニット1に隣接する床パネルユニット1は山谷
の方向を互いに逆にして配列される。同様に第2列目と
第3列目および第3列目と第4列目も互いに山谷の方向
を逆にして配列される。図8は図7をJ矢印方向から見
たもので図示のように山谷山谷からなる円滑な曲線の滑
降曲線8が形成される。図9は図9をK矢印方向から見
たもので谷山谷山からなる円滑な曲線の滑降曲線9が形
成される。すなわち、傾斜面7上には滑降曲線8,9の
組み合わせからなる複合滑降路面が形成される。該複合
滑降路面の上に均一の層厚t(図1)の人工雪状材料5
を積層することにより人工雪状材料5の表面に前記複合
滑降路面とほぼ同じの滑降路面が形成される。
【0020】図1に示したような断面形状を有するゲレ
ンデ構造の人工雪状材料5内に埋設されている冷却コイ
ル3内に−20℃程度に冷却されたエチレングリコール
等のブラインを流通させることによリ人工雪状材料5が
凍結し、滑降に適用し得る人工雪状材料5を形成するこ
とが出来る。また、前記したように床パネルユニット1
は2[m]×4[m]×100[mm]程度の平板状の
軽量の断熱部材から形成されるため、トラック等により
現地に運搬することが出来る。また、山谷を逆にして重
ね合わせることによりほぼ平坦箱状のものになり、運搬
的においてかさばることを無く、かつ荷崩れ等が発生し
にくい。更に、床パネルユニット1は同一形状のものを
多量に樹脂型を用いることにより製作することが出来
る。
ンデ構造の人工雪状材料5内に埋設されている冷却コイ
ル3内に−20℃程度に冷却されたエチレングリコール
等のブラインを流通させることによリ人工雪状材料5が
凍結し、滑降に適用し得る人工雪状材料5を形成するこ
とが出来る。また、前記したように床パネルユニット1
は2[m]×4[m]×100[mm]程度の平板状の
軽量の断熱部材から形成されるため、トラック等により
現地に運搬することが出来る。また、山谷を逆にして重
ね合わせることによりほぼ平坦箱状のものになり、運搬
的においてかさばることを無く、かつ荷崩れ等が発生し
にくい。更に、床パネルユニット1は同一形状のものを
多量に樹脂型を用いることにより製作することが出来
る。
【0021】図10は図8と異なる複合滑降曲線を示す
ゲレンデ構造の他の実施例である。この場合は接触する
床パネルユニット1a,1b,1c,1d等はそれぞれ
表面の凹凸面の形状が相異するものが使用される。それ
により、より複雑な滑降路面を有するゲレンデ構造を得
ることが出来る。
ゲレンデ構造の他の実施例である。この場合は接触する
床パネルユニット1a,1b,1c,1d等はそれぞれ
表面の凹凸面の形状が相異するものが使用される。それ
により、より複雑な滑降路面を有するゲレンデ構造を得
ることが出来る。
【0022】以上の構造において、滑降路面を図示のも
のとしたが、勿論それ等に限定するものでない。また、
人工雪状材料5に特殊吸水性ポリマを採用したがそれに
限定するものではない。また、床パネルユニット1等の
大きさや、その配列の方向,組み合わせも前記実施例に
限定するものではない。
のとしたが、勿論それ等に限定するものでない。また、
人工雪状材料5に特殊吸水性ポリマを採用したがそれに
限定するものではない。また、床パネルユニット1等の
大きさや、その配列の方向,組み合わせも前記実施例に
限定するものではない。
【0023】
【本発明の効果】本発明によれば次のような顕著な効果
を奏する。 (1)床パネルユニットの凹凸面の形状とその配列方法
を変えることにより所望の任意の滑降路面を簡単に形成
することが出来る。 (2)床パネルユニットを敷設した上に、人工雪状材料
を略々均一厚さに積層することによりゲレンデを形成す
ることが出来るため、ゲレンデを比較的簡単に、かつ短
時間に形成することが出来る。 (3)人工雪状材料はその内部に埋設される冷却コイル
により任意の雪質に凍結することが出来る。 (4)床パネルユニットは軽量で、かつ可搬性に優れ、
かつ多量生産可能であり、安価に形成することが出来
る。 (5)本発明構造の人工雪状材料は、有機粒状質物を主
とするので従来の人工雪のように踏み固められる割合が
少なく、また、該粒状物の表面の少量の氷で相互に付着
している特性より削りならす動力が極めて小さく、また
容易に行われる。そのため、滑降路面の削りならし修正
が短時間に、かつ簡単に行われる。 (6)人工雪状材料が均一に積層され部分的の雪質の変
化が発生しないため雪質の管理が容易に行われる。 (7)床パネルユニットを交換することにより既設のゲ
レンデ構造の形状を変えることが出来る。また、床パネ
ルユニットの交換も容易なためメンテナンスも容易に行
われる。 (8)床パネルユニットは断熱材からなり、かつ防水コ
ーテング処理されているため、熱伝達や吸水が防止さ
れ、人工雪状材料の雪質管理が正確に行われる。特に、
表面に細氷を付着させ、内部に空隙を有するポリマ粒子
を使用するゲレンデは弾力性を保つので、従来の人工雪
層とは異なり、長くスキーヤに新雪の感じを与えるとい
う優れた効果も有る。
を奏する。 (1)床パネルユニットの凹凸面の形状とその配列方法
を変えることにより所望の任意の滑降路面を簡単に形成
することが出来る。 (2)床パネルユニットを敷設した上に、人工雪状材料
を略々均一厚さに積層することによりゲレンデを形成す
ることが出来るため、ゲレンデを比較的簡単に、かつ短
時間に形成することが出来る。 (3)人工雪状材料はその内部に埋設される冷却コイル
により任意の雪質に凍結することが出来る。 (4)床パネルユニットは軽量で、かつ可搬性に優れ、
かつ多量生産可能であり、安価に形成することが出来
る。 (5)本発明構造の人工雪状材料は、有機粒状質物を主
とするので従来の人工雪のように踏み固められる割合が
少なく、また、該粒状物の表面の少量の氷で相互に付着
している特性より削りならす動力が極めて小さく、また
容易に行われる。そのため、滑降路面の削りならし修正
が短時間に、かつ簡単に行われる。 (6)人工雪状材料が均一に積層され部分的の雪質の変
化が発生しないため雪質の管理が容易に行われる。 (7)床パネルユニットを交換することにより既設のゲ
レンデ構造の形状を変えることが出来る。また、床パネ
ルユニットの交換も容易なためメンテナンスも容易に行
われる。 (8)床パネルユニットは断熱材からなり、かつ防水コ
ーテング処理されているため、熱伝達や吸水が防止さ
れ、人工雪状材料の雪質管理が正確に行われる。特に、
表面に細氷を付着させ、内部に空隙を有するポリマ粒子
を使用するゲレンデは弾力性を保つので、従来の人工雪
層とは異なり、長くスキーヤに新雪の感じを与えるとい
う優れた効果も有る。
【図1】本発明の一実施例のゲレンデ構造の部分横断面
図である。
図である。
【図2】同実施例に適用される床パネルユニットの斜視
図である。
図である。
【図3】図2のE−E線断面図である。
【図4】図2のF−F線断面図である。
【図5】図2のG−G線断面図である。
【図6】図2のH−H線断面図である。
【図7】同実施例の床パネルユニットを配列して形成し
たゲレンデ構造の実施例を示す斜視図である。
たゲレンデ構造の実施例を示す斜視図である。
【図8】図6のJ矢印の側面図である。
【図9】図6のK矢視の正面図である。
【図10】本発明の別の形状の床パネルユニットを配列
して形成したゲレンデ構造の滑降路面を示す側面図であ
る。
して形成したゲレンデ構造の滑降路面を示す側面図であ
る。
1 床パネルユニット 1a 床パネルユニット 1b 床パネルユニット 1c 床パネルユニット 1d 床パネルユニット 2 コーテング 3 冷却コイル 4 冷媒供給源 5 人工雪状材料 6 凹凸曲線 6a 凹凸曲線 6b 凹凸曲線 6c 凹凸曲線 6d 凸曲線 6e 凸曲線 7 傾斜面 8 滑降曲線 9 滑降曲線
Claims (4)
- 【請求項1】ゲレンデの傾斜面上に敷設される平板状の
断熱部材であって、その表面に山谷の曲線状の凹凸面を
形成してなる床パネルユニットと、該床パネルユニット
の表面に積層されるコーテング層および人工雪状材料
と、該人工雪状材料内に埋設され冷媒供給源に連通する
冷却コイルを設けることを特徴とする人工スキー場のゲ
レンデ構造。 - 【請求項2】ゲレンデの傾斜面上に多数板の前記床パネ
ルユニットを敷設し、それぞれの床パネルユニットはそ
の凹側又は凸側に、別の床パネルユニットの凹側又は凸
側を隣接させ、該隣接部は円滑な曲面により配列するも
のである請求項1に記載の人工スキー面のゲレンデ構
造。 - 【請求項3】前記人工雪状材料が、表面及び/又は内部
に水分を付着及び/又は吸着した粒状ポリマを略々等厚
に散布したものである請求項1又は2に記載の人工スキ
ー場のゲレンデ構造。 - 【請求項4】隣接する床パネルユニットは、凹凸面形状
の相違するものからなり、その隣接部は円滑な曲面で配
列されるものである請求項1乃至3のいずれかに記載の
人工スキー場のゲレンデ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23626892A JPH0639078A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 人工スキー場のゲレンデ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23626892A JPH0639078A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 人工スキー場のゲレンデ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639078A true JPH0639078A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16998268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23626892A Pending JPH0639078A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 人工スキー場のゲレンデ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639078A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09108399A (ja) * | 1995-10-24 | 1997-04-28 | Onozuka Shokuhin Kogyosha:Kk | スキー場の傾斜面突出部の形成装置 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP23626892A patent/JPH0639078A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09108399A (ja) * | 1995-10-24 | 1997-04-28 | Onozuka Shokuhin Kogyosha:Kk | スキー場の傾斜面突出部の形成装置 |
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