JPH0639689B2 - 薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成装置Info
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- JPH0639689B2 JPH0639689B2 JP61197592A JP19759286A JPH0639689B2 JP H0639689 B2 JPH0639689 B2 JP H0639689B2 JP 61197592 A JP61197592 A JP 61197592A JP 19759286 A JP19759286 A JP 19759286A JP H0639689 B2 JPH0639689 B2 JP H0639689B2
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- Japan
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- reactive gas
- target
- film forming
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、気体放電を利用した薄膜形成装置に関する
ものである。
ものである。
第3図は代表的な薄膜形成装置である従来のスパツタ装
置を示す断面図である。第3図において1は真空容器、
2は薄膜形成用ターゲツト(陰極)、3は基板ホルダー
(陽極)、4は基板である。また、5は高電圧電源、6
は希ガス導入バルブ、7は真空排気バルブ、8は高真空
ポンプ・ユニツト、9は前記ターゲツト2と基板ホルダ
ー3との間で発生する薄膜形成領域の気体放電、10は
反応性ガス導入バルブである。
置を示す断面図である。第3図において1は真空容器、
2は薄膜形成用ターゲツト(陰極)、3は基板ホルダー
(陽極)、4は基板である。また、5は高電圧電源、6
は希ガス導入バルブ、7は真空排気バルブ、8は高真空
ポンプ・ユニツト、9は前記ターゲツト2と基板ホルダ
ー3との間で発生する薄膜形成領域の気体放電、10は
反応性ガス導入バルブである。
ここで、真空容器1内には薄膜形成用ターゲツト2と基
板ホルダー3が対向して設置されており、薄膜を堆積す
る基板4は基板ホルダー3上に置かれる。そして、薄膜
形相用ターゲツト2は直流高電圧電源5の陰極側,基板
ホルダー3は陽極側に接続されており、気体放電9を発
生させる時の電極として作用する。また、真空容器1に
は、内部を高真空に排気するための高真空ポンプ・ユニ
ツト8と真空排気バルブ7、さらには、気体放電9を起
こすために希ガスを導入する希ガス導入バルブ6と、反
応性スパツタにより化合物薄膜を形成するための反応性
ガス導入バルブ10が接続されている。次に、上記装置
構成の動作について説明する。
板ホルダー3が対向して設置されており、薄膜を堆積す
る基板4は基板ホルダー3上に置かれる。そして、薄膜
形相用ターゲツト2は直流高電圧電源5の陰極側,基板
ホルダー3は陽極側に接続されており、気体放電9を発
生させる時の電極として作用する。また、真空容器1に
は、内部を高真空に排気するための高真空ポンプ・ユニ
ツト8と真空排気バルブ7、さらには、気体放電9を起
こすために希ガスを導入する希ガス導入バルブ6と、反
応性スパツタにより化合物薄膜を形成するための反応性
ガス導入バルブ10が接続されている。次に、上記装置
構成の動作について説明する。
残留ガスの影響を無くし、良質な薄膜を得るために、ま
ず、真空容器1の内部をクライオ・ポンプ等の高真空ポ
ンプ・ユニツト8を用い、10-6〜10-7Torr台の高真空領
域まで真空排気する。次に、気体放電9を起こすため
に、希ガス導入バルブ6を開き、ネオン(Ne),アルゴン
(Ar),クリプトン(Kr),キセノン(Xe)などの希ガスを導
入する。そして、希ガス流量及び高真空ポンプ・ユニツ
ト8の排気量を調整し、真空容器1部を数〜数10mTorr
の圧力に保つ。通常、希ガスとしては、安価で、スパツ
タ効率の比較的高いアルゴン(Ar)が用いられている。
ず、真空容器1の内部をクライオ・ポンプ等の高真空ポ
ンプ・ユニツト8を用い、10-6〜10-7Torr台の高真空領
域まで真空排気する。次に、気体放電9を起こすため
に、希ガス導入バルブ6を開き、ネオン(Ne),アルゴン
(Ar),クリプトン(Kr),キセノン(Xe)などの希ガスを導
入する。そして、希ガス流量及び高真空ポンプ・ユニツ
ト8の排気量を調整し、真空容器1部を数〜数10mTorr
の圧力に保つ。通常、希ガスとしては、安価で、スパツ
タ効率の比較的高いアルゴン(Ar)が用いられている。
次いで、直流高電圧電源5により、薄膜形成用ターゲツ
ト2と基板ホルダー3の間に直流高電圧を印加すれば、
上記希ガス原子が電離し、気体放電9が起こる。このと
き、薄膜形成用ターゲツト2は陰極、基板ホルダー3や
基板4は陽極として作用する。これによつて、気体放電
9中で生じた希ガス・イオンは、陰極,即ち薄膜形成用
ターゲツト2近傍に存在する電界により加速され、高い
エネルギーをもつて薄膜形成用ターゲツト2表面に衝突
する。そして、薄膜形成用ターゲツト2を構成する元素
は、衝突する希ガス・イオンによりはじき飛ばされ、ス
パツタ粒子として真空中に飛び出し、対向して置かれて
いる基板4上に薄膜として堆積する。そこで、薄膜とし
て堆積すべき材料から成るターゲツト2を用いることに
より、所望の薄膜を得ることができるわけである。
ト2と基板ホルダー3の間に直流高電圧を印加すれば、
上記希ガス原子が電離し、気体放電9が起こる。このと
き、薄膜形成用ターゲツト2は陰極、基板ホルダー3や
基板4は陽極として作用する。これによつて、気体放電
9中で生じた希ガス・イオンは、陰極,即ち薄膜形成用
ターゲツト2近傍に存在する電界により加速され、高い
エネルギーをもつて薄膜形成用ターゲツト2表面に衝突
する。そして、薄膜形成用ターゲツト2を構成する元素
は、衝突する希ガス・イオンによりはじき飛ばされ、ス
パツタ粒子として真空中に飛び出し、対向して置かれて
いる基板4上に薄膜として堆積する。そこで、薄膜とし
て堆積すべき材料から成るターゲツト2を用いることに
より、所望の薄膜を得ることができるわけである。
また、このような薄膜形成装置で、酸化物や窒化物等の
化合物薄膜を得たい場合には、反応性スパツタ法と呼ば
れる方法が用いられる。これは、薄膜形成時に、希ガス
と同時に、反応性ガス導入バルブ10により適量の酸素
(O)や窒素(N)等の反応性ガスも導入し、気体放電9中で
薄膜形成用ターゲツト2表面より飛び出したスパツタ粒
子と反応性ガスを反応させ、基板4上に化合物薄膜を堆
積するものである。
化合物薄膜を得たい場合には、反応性スパツタ法と呼ば
れる方法が用いられる。これは、薄膜形成時に、希ガス
と同時に、反応性ガス導入バルブ10により適量の酸素
(O)や窒素(N)等の反応性ガスも導入し、気体放電9中で
薄膜形成用ターゲツト2表面より飛び出したスパツタ粒
子と反応性ガスを反応させ、基板4上に化合物薄膜を堆
積するものである。
従来の薄膜形成装置は、以上のように構成されているの
で、単一の非化合物薄膜、あるいは化合物薄膜は安定に
形成できるが、同一のターゲツトを用い、化合物薄膜と
非化合物薄膜を連続的に堆積する場合、安定に形成する
ことが難しいという問題点があつた。
で、単一の非化合物薄膜、あるいは化合物薄膜は安定に
形成できるが、同一のターゲツトを用い、化合物薄膜と
非化合物薄膜を連続的に堆積する場合、安定に形成する
ことが難しいという問題点があつた。
その理由は、化合物薄膜を堆積する際に用いる反応性ガ
スが真空容器内に残留ガスとして残ると、非化合物薄膜
の堆積中に膜中に取り込まれ、その膜質を変えてしまう
からである。そこで、反応性スパツタ法で化合物薄膜を
堆積した後に、通常のスパツタ法で非化合物薄膜を堆積
する場合には、10-6〜10-7Torr台の高真空領域まで一
度、真空排気しなければならなかつた。そのため、真空
排気のために、数10分〜数時間という時間を要し、生
産性が低下する,あるいは化合物薄膜表面が長時間真空
中に放置されるので、化合物薄膜と非化合物薄膜の界面
の不安定さが増し、剥離やふくれ等が起こりやすいとい
う問題点があつた。
スが真空容器内に残留ガスとして残ると、非化合物薄膜
の堆積中に膜中に取り込まれ、その膜質を変えてしまう
からである。そこで、反応性スパツタ法で化合物薄膜を
堆積した後に、通常のスパツタ法で非化合物薄膜を堆積
する場合には、10-6〜10-7Torr台の高真空領域まで一
度、真空排気しなければならなかつた。そのため、真空
排気のために、数10分〜数時間という時間を要し、生
産性が低下する,あるいは化合物薄膜表面が長時間真空
中に放置されるので、化合物薄膜と非化合物薄膜の界面
の不安定さが増し、剥離やふくれ等が起こりやすいとい
う問題点があつた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、同一のターゲツトを用い、化合物薄膜と非
化合物薄膜を連続的に堆積する場合でも、安定でかつ高
い生産性で薄膜を形成できる薄膜形成装置を得ることを
目的とする。
れたもので、同一のターゲツトを用い、化合物薄膜と非
化合物薄膜を連続的に堆積する場合でも、安定でかつ高
い生産性で薄膜を形成できる薄膜形成装置を得ることを
目的とする。
この発明に係る薄膜形成装置は、気体放電を用いた反応
性ガス元素供給源を設け、この反応性ガス元素供給源で
発生する反応性ガス元素を薄膜形成部に供給することに
より、化合物薄膜を基板上に堆積するようにしたもので
ある。
性ガス元素供給源を設け、この反応性ガス元素供給源で
発生する反応性ガス元素を薄膜形成部に供給することに
より、化合物薄膜を基板上に堆積するようにしたもので
ある。
この発明では、反応性ガス元素を反応性ガス元素供給源
から供給するようにしたので、薄膜形成領域近傍にのみ
反応性ガス元素を供給でき、少量の反応性ガス元素でも
効率よく化合物薄膜を堆積することができる。また、反
応性ガス元素量は反応性ガス元素供給源の電極間に印加
される高周波電力により制御できるので、組成制御が容
易である。さらに、化合物薄膜堆積後、反応性ガス元素
供給源の高周波電力を切れば、直ちに反応性ガス元素の
残留分圧は急激に低下するため、連続して同一の薄膜形
成源を用い、非化合物薄膜を形成することができる。
から供給するようにしたので、薄膜形成領域近傍にのみ
反応性ガス元素を供給でき、少量の反応性ガス元素でも
効率よく化合物薄膜を堆積することができる。また、反
応性ガス元素量は反応性ガス元素供給源の電極間に印加
される高周波電力により制御できるので、組成制御が容
易である。さらに、化合物薄膜堆積後、反応性ガス元素
供給源の高周波電力を切れば、直ちに反応性ガス元素の
残留分圧は急激に低下するため、連続して同一の薄膜形
成源を用い、非化合物薄膜を形成することができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1は真空容器、2は薄膜形成用ターゲ
ツト(陰極)、3は基板ホルダー(陽極)、4は基板、
5は高電圧電源、6は希ガス導入バルブ、7は真空排気
バルブ、8は高真空ポンプ・ユニツトであり、前記ター
ゲツト2と基板ホルダー3との間で発生する薄膜形成領
域の気体放電を符号9で示す。また、21は反応性ガス
元素供給源、22は反応性ガス元素発生用化合物ターゲ
ツト(陰極)、23は陽極、24は反応性ガス元素発生
領域の気体放電、25は高周波電源、26は自己バイア
ス用コンデンサである。
ツト(陰極)、3は基板ホルダー(陽極)、4は基板、
5は高電圧電源、6は希ガス導入バルブ、7は真空排気
バルブ、8は高真空ポンプ・ユニツトであり、前記ター
ゲツト2と基板ホルダー3との間で発生する薄膜形成領
域の気体放電を符号9で示す。また、21は反応性ガス
元素供給源、22は反応性ガス元素発生用化合物ターゲ
ツト(陰極)、23は陽極、24は反応性ガス元素発生
領域の気体放電、25は高周波電源、26は自己バイア
ス用コンデンサである。
すなわち、第1図の実施例において、装置構成として、
第3図に示す従来のスパツタ装置と異なる点は、反応性
ガス導入バルブ10を介して真空容器1内に反応性ガス
を導入する代わりに、反応性ガス元素供給源21で発生
する反応性ガス元素を用い、化合物薄膜を形成すること
である。このとき、反応性ガス元素供給源21は、反応
性ガス原素を含む化合物ターゲツトである陰極22と、
これに対向する陽極23から成り、両電極間に高周波電
源25により高周波電力が印加される。また、コンデン
サ26は、導電性の化合物ターゲツトを用いた場合で
も、陰極22からスパツタ作用により反応性ガス元素が
飛び出すように配慮した自己バイアス印加のためのもの
である。
第3図に示す従来のスパツタ装置と異なる点は、反応性
ガス導入バルブ10を介して真空容器1内に反応性ガス
を導入する代わりに、反応性ガス元素供給源21で発生
する反応性ガス元素を用い、化合物薄膜を形成すること
である。このとき、反応性ガス元素供給源21は、反応
性ガス原素を含む化合物ターゲツトである陰極22と、
これに対向する陽極23から成り、両電極間に高周波電
源25により高周波電力が印加される。また、コンデン
サ26は、導電性の化合物ターゲツトを用いた場合で
も、陰極22からスパツタ作用により反応性ガス元素が
飛び出すように配慮した自己バイアス印加のためのもの
である。
次に、上記実施例構成の動作について説明する。ここで
は、化合物薄膜を堆積する場合に、反応性ガス導入バル
ブ10を介して反応性ガスを導入する代わりに、反応性
ガス元素供給源21で発生する反応性ガス元素を用いる
点が従来装置と異なるので、この点について詳述する。
すなわち、一例として薄膜形成用ターゲツト2にチタン
(Ti)を用い、窒化チタン(TiN)薄膜とチタン(Ti)薄膜を
連続的に堆積する場合について述べる。
は、化合物薄膜を堆積する場合に、反応性ガス導入バル
ブ10を介して反応性ガスを導入する代わりに、反応性
ガス元素供給源21で発生する反応性ガス元素を用いる
点が従来装置と異なるので、この点について詳述する。
すなわち、一例として薄膜形成用ターゲツト2にチタン
(Ti)を用い、窒化チタン(TiN)薄膜とチタン(Ti)薄膜を
連続的に堆積する場合について述べる。
まず、窒化チタン(TiN)薄膜を堆積する場合は、ターゲ
ツト2と基板ホルダー3の間に直流高電圧を印加すると
同時に、反応性ガス元素供給源21の陰極22と陽極2
3の間にも、高周波電源25により高周波電力を印加す
る。陰極22としては反応性ガス元素を含む化合物ター
ゲツトを用いる。また、窒化チタン(TiN)薄膜を得たい
場合には、反応性ガス元素である窒素(N)を含む窒化シ
リコン(SiN),窒化タンタル(TaN),窒化アルミニウム(A
lN)等の化合物ターゲツトを用いればよい。
ツト2と基板ホルダー3の間に直流高電圧を印加すると
同時に、反応性ガス元素供給源21の陰極22と陽極2
3の間にも、高周波電源25により高周波電力を印加す
る。陰極22としては反応性ガス元素を含む化合物ター
ゲツトを用いる。また、窒化チタン(TiN)薄膜を得たい
場合には、反応性ガス元素である窒素(N)を含む窒化シ
リコン(SiN),窒化タンタル(TaN),窒化アルミニウム(A
lN)等の化合物ターゲツトを用いればよい。
このようにすると、高周波電力により反応性ガス元素供
給源21の両電極22,23間に生じる気体放電24中
で発生した希ガス・イオンが陰極の化合物ターゲツト2
2近傍に存在する電界により加速され、その化合物ター
ゲツト22表面に衝突し、化合物ターゲツトを構成して
いる元素がスパツタ粒子として、真空中に飛び出す。
給源21の両電極22,23間に生じる気体放電24中
で発生した希ガス・イオンが陰極の化合物ターゲツト2
2近傍に存在する電界により加速され、その化合物ター
ゲツト22表面に衝突し、化合物ターゲツトを構成して
いる元素がスパツタ粒子として、真空中に飛び出す。
例えば、反応性ガス元素発生用化合物ターゲツト22と
して、窒化シリコン(SiN)を用いた場合、シリコン(Si)
原子と窒素(N)原子がスパツタ粒子として真空中に飛び
出す。この化合物ターゲット22をスパッタすることに
より飛び出したシリコン(Si)原子は、雰囲気に存在
する希ガス原子による散乱を受けながらも、対向する陽
極23の方向に向かって直進し、この陽極23上に堆積
する。
して、窒化シリコン(SiN)を用いた場合、シリコン(Si)
原子と窒素(N)原子がスパツタ粒子として真空中に飛び
出す。この化合物ターゲット22をスパッタすることに
より飛び出したシリコン(Si)原子は、雰囲気に存在
する希ガス原子による散乱を受けながらも、対向する陽
極23の方向に向かって直進し、この陽極23上に堆積
する。
あるいは、同様にしてスパッタ粒子として飛び出した窒
素(N)原子の一部と反応して窒化シリコン(SiN)
粒子となり、陽極23の方向に向かって直進してこの陽
極23上に堆積する。
素(N)原子の一部と反応して窒化シリコン(SiN)
粒子となり、陽極23の方向に向かって直進してこの陽
極23上に堆積する。
すなわち、これらシリコン(Si)原子および窒化シリ
コン(SiN)は粒子として挙動し、化合物ターゲット
22に対向して配置されている陽極23方向には移動す
るが、それ以外の領域であるターゲット2と基板ホルダ
ー3とから構成される薄膜形成領域に混入することはな
い。
コン(SiN)は粒子として挙動し、化合物ターゲット
22に対向して配置されている陽極23方向には移動す
るが、それ以外の領域であるターゲット2と基板ホルダ
ー3とから構成される薄膜形成領域に混入することはな
い。
これらに対して、スパッタ原子として飛び出した窒素
(N)原子のほとんどは、雰囲気の希ガス原子による散
乱を受けて運動エネルギーを失い、陽極23に到達する
こがない。
(N)原子のほとんどは、雰囲気の希ガス原子による散
乱を受けて運動エネルギーを失い、陽極23に到達する
こがない。
すなわち、この窒素(N)原子は、粒子としてよりも雰
囲気に存在する希ガス原子のガスと同じような挙動をす
る。
囲気に存在する希ガス原子のガスと同じような挙動をす
る。
従って、この窒素(N)原子は前述の薄膜形成領域に容
易に拡散していくことができる。よつて、この窒素(N)
原子が、薄膜形成用ターゲツト2より飛び出したチタン
(Ti)原子と反応して、窒化チタン(TiN)粒子を形成し、
基板4上に窒化チタン(TiN)薄膜として堆積することに
なる。
易に拡散していくことができる。よつて、この窒素(N)
原子が、薄膜形成用ターゲツト2より飛び出したチタン
(Ti)原子と反応して、窒化チタン(TiN)粒子を形成し、
基板4上に窒化チタン(TiN)薄膜として堆積することに
なる。
この方法によれば、窒素(N)原子は、反応性ガス元素供
給源21に高周波電力を印加した場合のみ発生させるこ
とができ、その発生量は高周波電力の大きさにより容易
に制御することができる。すなわち、反応性ガス元素供
給源21の陽極と反応性ガス元素発生用化合物ターゲッ
ト22との間に印加する電力を停止すると、反応性ガス
元素発生用化合物ターゲット22からスパッタされて飛
び出す窒素(N)原子はただちに無くなる。
給源21に高周波電力を印加した場合のみ発生させるこ
とができ、その発生量は高周波電力の大きさにより容易
に制御することができる。すなわち、反応性ガス元素供
給源21の陽極と反応性ガス元素発生用化合物ターゲッ
ト22との間に印加する電力を停止すると、反応性ガス
元素発生用化合物ターゲット22からスパッタされて飛
び出す窒素(N)原子はただちに無くなる。
そして、この供給されている窒素(N)原子の分圧は必
要最低限の状態であり、従ってこの電力が停止されれ
ば、この反応性ガスの分圧は急激に低下することにな
る。
要最低限の状態であり、従ってこの電力が停止されれ
ば、この反応性ガスの分圧は急激に低下することにな
る。
このようにして、薄膜形成領域近傍にのみ窒素(N)原子
を供給できるので、反応性ガスを導入する方法に比べ、
少量の窒素(N)原子でも効率よく化合物薄膜を堆積する
ことができる。
を供給できるので、反応性ガスを導入する方法に比べ、
少量の窒素(N)原子でも効率よく化合物薄膜を堆積する
ことができる。
したがつて反応性ガス元素供給源21の高周波電力を切
れば、真空容器1内の窒素(N)残留ガス分圧は数秒で、1
0-6〜10-7Torr以下のレベルまで急激に減少するので、
連続して非化合物薄膜であるチタン薄膜を堆積しても、
良質な薄膜を得ることができる。
れば、真空容器1内の窒素(N)残留ガス分圧は数秒で、1
0-6〜10-7Torr以下のレベルまで急激に減少するので、
連続して非化合物薄膜であるチタン薄膜を堆積しても、
良質な薄膜を得ることができる。
また、上記実施例では、気体放電を用いた反応性ガス元
素供給源21をスパツタ装置中に組み込んだ場合を示し
たが、他の気体放電を用いた薄膜形成装置であるイオン
・プレーテイング装置に組み込んでも同様の効果を奏す
る。第2図にその実施例を示す。なお、第2図において
第1図と同一符号は同一または相当部分を示し、11は
基板ホルダー(陰極)、12は蒸発用るつぼ、13はる
つぼ加熱用ヒータ、14は蒸発させる材料であり、イオ
ン・プレーテイング装置の基本構成は通常周知のものと
同様である。
素供給源21をスパツタ装置中に組み込んだ場合を示し
たが、他の気体放電を用いた薄膜形成装置であるイオン
・プレーテイング装置に組み込んでも同様の効果を奏す
る。第2図にその実施例を示す。なお、第2図において
第1図と同一符号は同一または相当部分を示し、11は
基板ホルダー(陰極)、12は蒸発用るつぼ、13はる
つぼ加熱用ヒータ、14は蒸発させる材料であり、イオ
ン・プレーテイング装置の基本構成は通常周知のものと
同様である。
以上のように、この発明によれば、化合物薄膜を形成す
る場合に、反応性ガスを導入することなく、気体放電を
用いた反応性ガス元素供給源で発生する反応性ガス元素
を用いるようにしたので、薄膜形成領域の近傍にのみ反
応性ガス元素を供給でき、少量の反応性ガス元素でも効
率よく化合物薄膜を堆積することができる。また、反応
性ガス元素発生量は高周波電力により制御できるので、
組成制御が容易である。さらに、化合物移膜堆積後に、
反応性ガス元素供給源の高周波電力を切れば、直ちに反
応性ガス元素の残留分圧は急激に低下するため、連続し
て同一の薄膜形成用ターゲツトを用い、通常のスパツタ
法で非化合物薄膜を形成することにより、良質で、安定
な多層膜を高い生産性で形成できるという効果がある。
る場合に、反応性ガスを導入することなく、気体放電を
用いた反応性ガス元素供給源で発生する反応性ガス元素
を用いるようにしたので、薄膜形成領域の近傍にのみ反
応性ガス元素を供給でき、少量の反応性ガス元素でも効
率よく化合物薄膜を堆積することができる。また、反応
性ガス元素発生量は高周波電力により制御できるので、
組成制御が容易である。さらに、化合物移膜堆積後に、
反応性ガス元素供給源の高周波電力を切れば、直ちに反
応性ガス元素の残留分圧は急激に低下するため、連続し
て同一の薄膜形成用ターゲツトを用い、通常のスパツタ
法で非化合物薄膜を形成することにより、良質で、安定
な多層膜を高い生産性で形成できるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による薄膜形成装置を示す
断面側面図、第2図はこの発明の他の実施例による薄膜
形成装置を示す断面側面図、第3図は従来の薄膜形成装
置を示す断面側面図である。 1……真空容器、2……薄膜形成用ターゲツト(陰
極)、3……基板ホルダー(陽極)、4……基板、5…
…高電圧電源、6……希ガス導入バルブ、7……真空排
気バルブ、8……高真空ポンプ・ユニツト、9……薄膜
形成領域の気体放電、11……基板ホルダー(陰極)、
12……蒸発用るつぼ、13……るつぼ加熱用ヒータ、
14……蒸発させる材料、21……反応性ガス元素供給
源、22……反応性ガス元素発生用化合物ターゲツト
(陰極)、23……陽極、24……反応性ガス元素発生
領域の気体放電、25……高周波電源、26……自己バ
イアス用コンデンサ。
断面側面図、第2図はこの発明の他の実施例による薄膜
形成装置を示す断面側面図、第3図は従来の薄膜形成装
置を示す断面側面図である。 1……真空容器、2……薄膜形成用ターゲツト(陰
極)、3……基板ホルダー(陽極)、4……基板、5…
…高電圧電源、6……希ガス導入バルブ、7……真空排
気バルブ、8……高真空ポンプ・ユニツト、9……薄膜
形成領域の気体放電、11……基板ホルダー(陰極)、
12……蒸発用るつぼ、13……るつぼ加熱用ヒータ、
14……蒸発させる材料、21……反応性ガス元素供給
源、22……反応性ガス元素発生用化合物ターゲツト
(陰極)、23……陽極、24……反応性ガス元素発生
領域の気体放電、25……高周波電源、26……自己バ
イアス用コンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】薄膜形成部と同一の真空容器内に、反応性
ガス元素を含む化合物ターゲットと、このターゲットと
対向して置かれた陽極と、両者の間に気体放電を発生さ
せるための電源から構成された反応性ガス元素供給源を
備えたことを特徴とする薄膜形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61197592A JPH0639689B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61197592A JPH0639689B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 薄膜形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6353262A JPS6353262A (ja) | 1988-03-07 |
| JPH0639689B2 true JPH0639689B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=16377048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61197592A Expired - Lifetime JPH0639689B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 薄膜形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639689B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0794448A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-07 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61183467A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-16 | Hitachi Ltd | スパッタリング方法及びその装置 |
-
1986
- 1986-08-22 JP JP61197592A patent/JPH0639689B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6353262A (ja) | 1988-03-07 |
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