JPH063972A - 転写搬送装置 - Google Patents
転写搬送装置Info
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- JPH063972A JPH063972A JP4158382A JP15838292A JPH063972A JP H063972 A JPH063972 A JP H063972A JP 4158382 A JP4158382 A JP 4158382A JP 15838292 A JP15838292 A JP 15838292A JP H063972 A JPH063972 A JP H063972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オゾンを発生させない転写・分離チャージャ
レスの転写搬送装置において、気圧や温湿度等の環境条
件や転写紙の状態が変動しても、良好なる転写動作を行
い得るようにすること。 【構成】 誘電体ベルト12に転写紙15を静電的に吸
着させて、感光体2に形成されたトナー像を重ね合わせ
て搬送する搬送手段13と、誘電体ベルト12に直接電
荷を付与する接触電極10と、この接触電極10に電圧
を印加するバイアス電源18とを備えた転写搬送装置に
おいて、接触電極10から見た誘電体ベルト12の抵抗
値を検出する抵抗値検出手段を設けて、この抵抗値変動
を通して負荷の状態を検出し、感光体2に流れる電流I
p を一定化させることで常に均一な転写が行われるよう
にした。
レスの転写搬送装置において、気圧や温湿度等の環境条
件や転写紙の状態が変動しても、良好なる転写動作を行
い得るようにすること。 【構成】 誘電体ベルト12に転写紙15を静電的に吸
着させて、感光体2に形成されたトナー像を重ね合わせ
て搬送する搬送手段13と、誘電体ベルト12に直接電
荷を付与する接触電極10と、この接触電極10に電圧
を印加するバイアス電源18とを備えた転写搬送装置に
おいて、接触電極10から見た誘電体ベルト12の抵抗
値を検出する抵抗値検出手段を設けて、この抵抗値変動
を通して負荷の状態を検出し、感光体2に流れる電流I
p を一定化させることで常に均一な転写が行われるよう
にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の電子写真装置に応用される転写搬送装置
に関する。
ァクシミリ等の電子写真装置に応用される転写搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真装置では、帯電チャー
ジャにより一様帯電された感光体上に静電潜像を形成し
た後、現像装置により顕像化してトナー像を形成し、こ
のトナー像を転写紙に転写するようにしている。ここ
に、転写部は、レジストローラにより所定タイミングで
感光体に向けて給紙された転写紙に対して転写チャージ
ャの作用により感光体上のトナー像を転写させ、その
後、分離チャージャの作用により転写紙を感光体から分
離させ、定着部等に搬送させるように構成されている。
ジャにより一様帯電された感光体上に静電潜像を形成し
た後、現像装置により顕像化してトナー像を形成し、こ
のトナー像を転写紙に転写するようにしている。ここ
に、転写部は、レジストローラにより所定タイミングで
感光体に向けて給紙された転写紙に対して転写チャージ
ャの作用により感光体上のトナー像を転写させ、その
後、分離チャージャの作用により転写紙を感光体から分
離させ、定着部等に搬送させるように構成されている。
【0003】しかし、このような構成では、必須の帯電
チャージャの他に、転写部に転写・分離チャージャを必
要とするため、近年環境問題となっているオゾンの発生
を生じてしまう。この観点からは、転写・分離チャージ
ャレスな転写部構成として、オゾンの発生を極力抑える
ことが要望される。
チャージャの他に、転写部に転写・分離チャージャを必
要とするため、近年環境問題となっているオゾンの発生
を生じてしまう。この観点からは、転写・分離チャージ
ャレスな転写部構成として、オゾンの発生を極力抑える
ことが要望される。
【0004】このような観点に基づき、誘電体ベルトに
転写紙を静電的に吸着させて、感光体に形成されたトナ
ー像を重ね合わせて搬送する搬送手段を転写部に設け、
バイアス電源により電圧印加された接触電極により前記
誘電体ベルトに直接電荷を付与するようにした転写搬送
装置が提案されている。
転写紙を静電的に吸着させて、感光体に形成されたトナ
ー像を重ね合わせて搬送する搬送手段を転写部に設け、
バイアス電源により電圧印加された接触電極により前記
誘電体ベルトに直接電荷を付与するようにした転写搬送
装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
誘電体ベルトを用いた方式の場合、気圧や温湿度等の環
境条件や転写紙の状態の変動等があると、感光体側に流
れる電流も不安定となって、転写が不安定となってしま
うことがあるが、このような点に対する対策は講じられ
ていないものである。
誘電体ベルトを用いた方式の場合、気圧や温湿度等の環
境条件や転写紙の状態の変動等があると、感光体側に流
れる電流も不安定となって、転写が不安定となってしま
うことがあるが、このような点に対する対策は講じられ
ていないものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、誘電体ベルトに転写紙を静電的に吸着させて、感光
体に形成されたトナー像を重ね合わせて搬送する搬送手
段と、前記誘電体ベルトに直接電荷を付与する接触電極
と、この接触電極に電圧を印加するバイアス電源とを備
えた転写搬送装置において、前記接触電極から見た前記
誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗値検出手段を設け
た。
は、誘電体ベルトに転写紙を静電的に吸着させて、感光
体に形成されたトナー像を重ね合わせて搬送する搬送手
段と、前記誘電体ベルトに直接電荷を付与する接触電極
と、この接触電極に電圧を印加するバイアス電源とを備
えた転写搬送装置において、前記接触電極から見た前記
誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗値検出手段を設け
た。
【0007】請求項2記載の発明では、抵抗値検出手段
を、バイアス電源から誘電体ベルトに電荷を付与する接
触電極に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記接
触電極に印加するバイアス電圧を検出する電圧検出手段
と、検出された電流値と電圧値とに基づき誘電体ベルト
の抵抗値を算出する演算手段とにより構成した。
を、バイアス電源から誘電体ベルトに電荷を付与する接
触電極に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記接
触電極に印加するバイアス電圧を検出する電圧検出手段
と、検出された電流値と電圧値とに基づき誘電体ベルト
の抵抗値を算出する演算手段とにより構成した。
【0008】また、請求項3記載の発明では、誘電体ベ
ルトを無端帯状として、バイアス電源によりバイアス電
圧が印加されて接触電極となるローラと接地されてアー
ス電極となるローラとにより内側両端を張架させ、前記
アース電極に流れる電流を検出するアース電流検出手段
と、検出されたアース電流値と前記バイアス電源による
バイアス電圧値とに基づき誘電体ベルトの抵抗値を算出
する演算手段とによる抵抗値検出手段を設けた。
ルトを無端帯状として、バイアス電源によりバイアス電
圧が印加されて接触電極となるローラと接地されてアー
ス電極となるローラとにより内側両端を張架させ、前記
アース電極に流れる電流を検出するアース電流検出手段
と、検出されたアース電流値と前記バイアス電源による
バイアス電圧値とに基づき誘電体ベルトの抵抗値を算出
する演算手段とによる抵抗値検出手段を設けた。
【0009】さらに、請求項4記載の発明では、検出さ
れた誘電体ベルトの抵抗値に応じてこの誘電体ベルトに
付与する電荷の量を可変させる電荷量制御手段を設け
た。
れた誘電体ベルトの抵抗値に応じてこの誘電体ベルトに
付与する電荷の量を可変させる電荷量制御手段を設け
た。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明においては、抵抗値検出手
段により誘電体ベルトの抵抗値を検出するようにしたの
で、抵抗値の製造上のバラツキや材料のバラツキ、経時
的な抵抗の変動、環境条件の変動等が誘電体ベルトの抵
抗値変動として検出され、検出結果に応じて感光体電流
を一定化制御する等の必要な対応をとることにより転写
・分離チャージャレス構成において最適な画像転写が行
われる。
段により誘電体ベルトの抵抗値を検出するようにしたの
で、抵抗値の製造上のバラツキや材料のバラツキ、経時
的な抵抗の変動、環境条件の変動等が誘電体ベルトの抵
抗値変動として検出され、検出結果に応じて感光体電流
を一定化制御する等の必要な対応をとることにより転写
・分離チャージャレス構成において最適な画像転写が行
われる。
【0011】この際、請求項2記載の発明においては、
誘電体ベルトに供給する電圧値と電流値とを検出し、こ
れらの検出値に基づき演算処理して誘電体ベルトの抵抗
値を検出する抵抗値検出手段としたので、特別な検出手
段を設けることなく簡単な構成で済むものとなる。
誘電体ベルトに供給する電圧値と電流値とを検出し、こ
れらの検出値に基づき演算処理して誘電体ベルトの抵抗
値を検出する抵抗値検出手段としたので、特別な検出手
段を設けることなく簡単な構成で済むものとなる。
【0012】同様に、請求項3記載の発明においては、
誘電体ベルトを張架する一方のローラをアース電極とし
てこのアース電極に流れるアース電流を検出し、バイア
ス電圧値を用いて誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗
値検出手段としたので、簡単な構成で済むものとなる。
誘電体ベルトを張架する一方のローラをアース電極とし
てこのアース電極に流れるアース電流を検出し、バイア
ス電圧値を用いて誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗
値検出手段としたので、簡単な構成で済むものとなる。
【0013】さらに、請求項4記載の発明においては、
検出された誘電体ベルトの抵抗値に応じてこの誘電体ベ
ルトに供給する電荷量を可変させるようにしたので、誘
電体ベルトが劣化したような場合でもある程度の期間に
ついては比較的良好な転写が維持されることになる。
検出された誘電体ベルトの抵抗値に応じてこの誘電体ベ
ルトに供給する電荷量を可変させるようにしたので、誘
電体ベルトが劣化したような場合でもある程度の期間に
ついては比較的良好な転写が維持されることになる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、複写機における画像形成部と転写搬送装置と
の構成例を図2に示す。画像形成部1はドラム状の感光
体2を主体とするものであり、その周囲には電子写真プ
ロセスに従い、帯電コロナ放電器3、露光光学系4、現
像装置5、転写前除電器6、転写搬送装置7、クリーニ
ング装置8、除電器9等が順に配設されている。
る。まず、複写機における画像形成部と転写搬送装置と
の構成例を図2に示す。画像形成部1はドラム状の感光
体2を主体とするものであり、その周囲には電子写真プ
ロセスに従い、帯電コロナ放電器3、露光光学系4、現
像装置5、転写前除電器6、転写搬送装置7、クリーニ
ング装置8、除電器9等が順に配設されている。
【0015】ここに、前記転写搬送装置7では、まず、
一対のローラ10,11間に無端帯状の誘電体ベルト1
2を張架させた搬送手段13が設けられている。前記誘
電体ベルト12はローラ10側部分が前記感光体2の転
写位置に当接するよう配置され、補助ローラ14により
当接位置での平面性が維持されている。また、これらの
感光体2と誘電体ベルト12とのニップ部に向けて転写
紙15を所定のタイミングで送り込むレジストローラ1
6及びガイド17が設けられている。
一対のローラ10,11間に無端帯状の誘電体ベルト1
2を張架させた搬送手段13が設けられている。前記誘
電体ベルト12はローラ10側部分が前記感光体2の転
写位置に当接するよう配置され、補助ローラ14により
当接位置での平面性が維持されている。また、これらの
感光体2と誘電体ベルト12とのニップ部に向けて転写
紙15を所定のタイミングで送り込むレジストローラ1
6及びガイド17が設けられている。
【0016】前記ローラ10は接触電極となるものであ
り、バイアス電源18に接続されてこのローラ10を通
して前記誘電体ベルト12に直接電荷を付与するように
電気的接続がなされている。一方、ローラ11はアース
電極となるものであり、アース電流検出手段19を介し
て接地されている。これらのバイアス電源18、アース
電流検出手段19は抵抗値検出手段として機能するCP
U20に接続されている。このCPU20には前記感光
体2の電圧を検出する感光体電圧検出手段21も接続さ
れている。なお、誘電体ベルト12に対してローラ11
の下流側位置にはクリーニングブレード22が当接され
ている。
り、バイアス電源18に接続されてこのローラ10を通
して前記誘電体ベルト12に直接電荷を付与するように
電気的接続がなされている。一方、ローラ11はアース
電極となるものであり、アース電流検出手段19を介し
て接地されている。これらのバイアス電源18、アース
電流検出手段19は抵抗値検出手段として機能するCP
U20に接続されている。このCPU20には前記感光
体2の電圧を検出する感光体電圧検出手段21も接続さ
れている。なお、誘電体ベルト12に対してローラ11
の下流側位置にはクリーニングブレード22が当接され
ている。
【0017】このような構成において、感光体2は帯電
コロナ放電器3によるコロナ放電により負極性(約−8
00V)に帯電される。ついで、画像情報が露光光学系
4により照射されることにより、感光体2上には静電潜
像が形成される。ついで、現像装置5においては、正極
性に帯電したトナーが潜像電位に応じて感光体2に付着
することによりトナー像が形成される。このトナー像は
転写前除電器6を通ることにより、感光体2との静電吸
着力が弱められる。一方、レジストローラ16から転写
紙15が送り出され、バイアス電圧が印加された誘電体
ベルト12に静電的に吸着する。この転写紙15はニッ
プ部においてトナー像と重ねられ、誘電体ベルト12を
介して転写紙15の背面からトナーの電荷(正極性)と
逆極性の電界が付与されたトナー像はこの転写紙15に
転写される。転写後の感光体2上には紙粉や転写されな
かった少量のトナーが付着しているので、クリーニング
装置8で除去される。その後、感光体2は除電器9で光
除電されて初期状態に復帰し、一連の作像プロセスを終
了する。
コロナ放電器3によるコロナ放電により負極性(約−8
00V)に帯電される。ついで、画像情報が露光光学系
4により照射されることにより、感光体2上には静電潜
像が形成される。ついで、現像装置5においては、正極
性に帯電したトナーが潜像電位に応じて感光体2に付着
することによりトナー像が形成される。このトナー像は
転写前除電器6を通ることにより、感光体2との静電吸
着力が弱められる。一方、レジストローラ16から転写
紙15が送り出され、バイアス電圧が印加された誘電体
ベルト12に静電的に吸着する。この転写紙15はニッ
プ部においてトナー像と重ねられ、誘電体ベルト12を
介して転写紙15の背面からトナーの電荷(正極性)と
逆極性の電界が付与されたトナー像はこの転写紙15に
転写される。転写後の感光体2上には紙粉や転写されな
かった少量のトナーが付着しているので、クリーニング
装置8で除去される。その後、感光体2は除電器9で光
除電されて初期状態に復帰し、一連の作像プロセスを終
了する。
【0018】ここに、転写搬送装置7付近について、図
1を参照して詳細に説明する。まず、導電性基板2aを
接地した感光体2表面の感光層2bには、画像情報の静
電潜像とこれに静電的に吸着したトナー像が形成されて
いる。一方、転写紙15の裏面からはバイアス電源18
により、ローラ10,14を介して誘電体ベルト12に
電荷が付与されている。ここに、感光体2と誘電体ベル
ト12とのニップ部に介在する転写紙15の表面には、
負極性の電荷が誘起され、トナー像との接触面でトナー
像の転写紙15への転写が行われる。トナー像の転写さ
れた転写紙15は、誘電体ベルト12側の強い電界によ
り、誘電体ベルト12に吸着したまま感光体2の分離点
を通過し、次工程(定着)側へ搬送される。誘電体ベル
ト12の電位は、バイアスを印加した接触電極(ローラ
10)からアース電極(ローラ11)側に向かって徐々
に下がっていき、ローラ11との接触部ではほぼ0Vと
なっている。このため、ローラ11の近傍では誘電体ベ
ルト12と転写紙15との静電吸着力は殆どなくなって
いるので、転写紙15は自身の剛性や腰により誘電体ベ
ルト12から分離し、定着部側に向かう。この後、誘電
体ベルト12表面上には未転写のトナーや紙粉などが付
着しているので、ブレード22で掻き落す。
1を参照して詳細に説明する。まず、導電性基板2aを
接地した感光体2表面の感光層2bには、画像情報の静
電潜像とこれに静電的に吸着したトナー像が形成されて
いる。一方、転写紙15の裏面からはバイアス電源18
により、ローラ10,14を介して誘電体ベルト12に
電荷が付与されている。ここに、感光体2と誘電体ベル
ト12とのニップ部に介在する転写紙15の表面には、
負極性の電荷が誘起され、トナー像との接触面でトナー
像の転写紙15への転写が行われる。トナー像の転写さ
れた転写紙15は、誘電体ベルト12側の強い電界によ
り、誘電体ベルト12に吸着したまま感光体2の分離点
を通過し、次工程(定着)側へ搬送される。誘電体ベル
ト12の電位は、バイアスを印加した接触電極(ローラ
10)からアース電極(ローラ11)側に向かって徐々
に下がっていき、ローラ11との接触部ではほぼ0Vと
なっている。このため、ローラ11の近傍では誘電体ベ
ルト12と転写紙15との静電吸着力は殆どなくなって
いるので、転写紙15は自身の剛性や腰により誘電体ベ
ルト12から分離し、定着部側に向かう。この後、誘電
体ベルト12表面上には未転写のトナーや紙粉などが付
着しているので、ブレード22で掻き落す。
【0019】ついで、このような転写搬送装置7に関す
る制御について説明する。まず、誘電体ベルト12に電
荷を付与するバイアス電源18では、その出力電圧Vo
と出力電流Io とは各々電圧検出手段、電流検出手段
(図示せず)により検出され、CPU20内のA/D変
換器に入力されている。ここに、出力電流Io は誘電体
ベルト12で、感光体2側に流れる電流Ip とローラ1
1を通して接地へ流れるアース電流Ia とに分流する。
接地へ流れるアース電流Ia はアース電流検出手段19
で検出され、CPU20内のA/D変換器に入力されて
いる。
る制御について説明する。まず、誘電体ベルト12に電
荷を付与するバイアス電源18では、その出力電圧Vo
と出力電流Io とは各々電圧検出手段、電流検出手段
(図示せず)により検出され、CPU20内のA/D変
換器に入力されている。ここに、出力電流Io は誘電体
ベルト12で、感光体2側に流れる電流Ip とローラ1
1を通して接地へ流れるアース電流Ia とに分流する。
接地へ流れるアース電流Ia はアース電流検出手段19
で検出され、CPU20内のA/D変換器に入力されて
いる。
【0020】そこで、CPU20では出力電流Io とア
ース電流Ia との差を演算し、感光体2に流れる電流I
p を求め、この電流Ip が所定値となるようにバイアス
電源18の出力を定電流制御する。これにより、例え
ば、誘電体ベルト12の抵抗値が製造バラツキなどで変
動した場合でも、感光体2に流れる電流Ip が一定であ
るので、常に均一な転写を行わせることができる。
ース電流Ia との差を演算し、感光体2に流れる電流I
p を求め、この電流Ip が所定値となるようにバイアス
電源18の出力を定電流制御する。これにより、例え
ば、誘電体ベルト12の抵抗値が製造バラツキなどで変
動した場合でも、感光体2に流れる電流Ip が一定であ
るので、常に均一な転写を行わせることができる。
【0021】ところで、転写搬送装置7を電気的に見る
と図3に示すようになる。まず、電圧VB のバイアス電
源18からの負荷は2方向に分岐する。一方は、感光体
2方面で、誘電体ベルト12の厚み方向の抵抗Z1 と転
写紙15の抵抗Z3 と感光体2の平均的な抵抗Z4 とを
直列接続したものである。他方は、誘電体ベルト12の
周方向で、誘電体ベルト12を架橋する2つのローラ1
0,11間の抵抗Z2である。
と図3に示すようになる。まず、電圧VB のバイアス電
源18からの負荷は2方向に分岐する。一方は、感光体
2方面で、誘電体ベルト12の厚み方向の抵抗Z1 と転
写紙15の抵抗Z3 と感光体2の平均的な抵抗Z4 とを
直列接続したものである。他方は、誘電体ベルト12の
周方向で、誘電体ベルト12を架橋する2つのローラ1
0,11間の抵抗Z2である。
【0022】本実施例では、誘電体ベルト12に印加し
ている電圧VB と出力電流Io 及びアース電流Ia を直
接検出し、CPU20でデジタルデータに変換し、さら
に、出力電流Io とアース電流Ia とのデジタルデータ
を演算して、感光体2に流れる電流Ip を検出している
ので、これらのデジタルデータを演算することにより負
荷の抵抗値を求めることができる。ちなみに、誘電体ベ
ルト12の周方向の抵抗値Z2 は電圧VB をアース電流
Ia で割ることにより求められる。
ている電圧VB と出力電流Io 及びアース電流Ia を直
接検出し、CPU20でデジタルデータに変換し、さら
に、出力電流Io とアース電流Ia とのデジタルデータ
を演算して、感光体2に流れる電流Ip を検出している
ので、これらのデジタルデータを演算することにより負
荷の抵抗値を求めることができる。ちなみに、誘電体ベ
ルト12の周方向の抵抗値Z2 は電圧VB をアース電流
Ia で割ることにより求められる。
【0023】このように負荷の状態が検出されるので、 誘電体ベルト12の抵抗値の変動(製造バラツキ、
材料のバラツキなどによる最初からの抵抗のバラツキ、
経時的な抵抗の変動、温湿度などの環境変動) 転写紙15の抵抗値の変動(最初からの抵抗値のバ
ラツキ、カーボン量、厚みなどの紙種による差、環境変
動による吸湿変動) 転写紙15サイズの変更 画像濃度(転写するトナー)の変化 があっても、良好なる転写動作を行わせることができ
る。
材料のバラツキなどによる最初からの抵抗のバラツキ、
経時的な抵抗の変動、温湿度などの環境変動) 転写紙15の抵抗値の変動(最初からの抵抗値のバ
ラツキ、カーボン量、厚みなどの紙種による差、環境変
動による吸湿変動) 転写紙15サイズの変更 画像濃度(転写するトナー)の変化 があっても、良好なる転写動作を行わせることができ
る。
【0024】なお、前述した説明では、誘電体ベルト1
2の抵抗値のバラツキに対して感光体2に流れる電流I
p を一定とすることで均一な転写を行えるようにした
が、検出された抵抗値が所定値以上の時には誘電体ベル
ト12に供給する電荷を可変させるようにしてもよい。
例えば、ゴムをベースとした中抵抗の誘電体ベルト12
を使うと、経時でベルトを構成する分子間の結合が弱く
なり、抵抗値が上昇することが実験で確認されている。
この場合、誘電体ベルト12に印加される電圧も上昇す
るが、逆に、高電圧による剥離放電での異常画像が発生
するおそれがある。そこで、誘電体ベルト12の抵抗値
が所定値以上になった時には、この誘電体ベルト12に
供給する電流を下げれば、劣化したベルトでもある程度
の期間は比較的良好な転写を確保できることになる。さ
らに、これと並行して、ベルト交換時期に達した旨を表
示させるようにしてもよい。
2の抵抗値のバラツキに対して感光体2に流れる電流I
p を一定とすることで均一な転写を行えるようにした
が、検出された抵抗値が所定値以上の時には誘電体ベル
ト12に供給する電荷を可変させるようにしてもよい。
例えば、ゴムをベースとした中抵抗の誘電体ベルト12
を使うと、経時でベルトを構成する分子間の結合が弱く
なり、抵抗値が上昇することが実験で確認されている。
この場合、誘電体ベルト12に印加される電圧も上昇す
るが、逆に、高電圧による剥離放電での異常画像が発生
するおそれがある。そこで、誘電体ベルト12の抵抗値
が所定値以上になった時には、この誘電体ベルト12に
供給する電流を下げれば、劣化したベルトでもある程度
の期間は比較的良好な転写を確保できることになる。さ
らに、これと並行して、ベルト交換時期に達した旨を表
示させるようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、接触電極
から見た誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗値検出手
段を設けることで、抵抗値の製造上のバラツキや材料の
バラツキ、経時的な抵抗の変動、環境条件の変動等が誘
電体ベルトの抵抗値変動を通して負荷の状態を検出でき
るようにしたので、検出結果に応じて感光体電流を一定
化制御する等の必要な対応をとることにより転写・分離
チャージャレス構成において最適な画像転写を行わせる
ことができる。
から見た誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗値検出手
段を設けることで、抵抗値の製造上のバラツキや材料の
バラツキ、経時的な抵抗の変動、環境条件の変動等が誘
電体ベルトの抵抗値変動を通して負荷の状態を検出でき
るようにしたので、検出結果に応じて感光体電流を一定
化制御する等の必要な対応をとることにより転写・分離
チャージャレス構成において最適な画像転写を行わせる
ことができる。
【0026】この際、請求項2記載の発明によれば、誘
電体ベルトに供給する電圧値と電流値とを検出し、これ
らの検出値に基づき演算処理して誘電体ベルトの抵抗値
を検出する抵抗値検出手段としたので、特別な検出手段
を設けることなく簡単な構成で誘電体ベルトの抵抗値を
検出できるものとなる。
電体ベルトに供給する電圧値と電流値とを検出し、これ
らの検出値に基づき演算処理して誘電体ベルトの抵抗値
を検出する抵抗値検出手段としたので、特別な検出手段
を設けることなく簡単な構成で誘電体ベルトの抵抗値を
検出できるものとなる。
【0027】同様に、請求項3記載の発明によれば、誘
電体ベルトを張架する一方のローラをアース電極として
このアース電極に流れるアース電流を検出し、バイアス
電圧値を用いて誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗値
検出手段としたので、簡単な構成で誘電体ベルトの抵抗
値を検出できるものとなる。
電体ベルトを張架する一方のローラをアース電極として
このアース電極に流れるアース電流を検出し、バイアス
電圧値を用いて誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗値
検出手段としたので、簡単な構成で誘電体ベルトの抵抗
値を検出できるものとなる。
【0028】さらに、請求項4記載の発明によれば、検
出された誘電体ベルトの抵抗値に応じてこの誘電体ベル
トに供給する電荷量を可変させるようにしたので、誘電
体ベルトが劣化したような場合でもある程度の期間につ
いては比較的良好な転写を維持させることができる。
出された誘電体ベルトの抵抗値に応じてこの誘電体ベル
トに供給する電荷量を可変させるようにしたので、誘電
体ベルトが劣化したような場合でもある程度の期間につ
いては比較的良好な転写を維持させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す転写部付近を拡大した
正面図である。
正面図である。
【図2】画像形成部及び転写搬送装置付近を示す概略正
面図である。
面図である。
【図3】転写搬送装置付近の電気的回路図である。
2 感光体 10 ローラ=接触電極 11 ローラ=アース電極 12 誘電体ベルト 13 搬送手段 15 転写紙 18 バイアス電源 19 アース電流検出手段 20 抵抗値検出手段、電荷量制御手段
Claims (4)
- 【請求項1】 誘電体ベルトに転写紙を静電的に吸着さ
せて、感光体に形成されたトナー像を重ね合わせて搬送
する搬送手段と、前記誘電体ベルトに直接電荷を付与す
る接触電極と、この接触電極に電圧を印加するバイアス
電源とを備えた転写搬送装置において、前記接触電極か
ら見た前記誘電体ベルトの抵抗値を検出する抵抗値検出
手段を設けたことを特徴とする転写搬送装置。 - 【請求項2】 抵抗値検出手段が、バイアス電源から誘
電体ベルトに電荷を付与する接触電極に流れる電流を検
出する電流検出手段と、前記接触電極に印加するバイア
ス電圧を検出する電圧検出手段と、検出された電流値と
電圧値とに基づき誘電体ベルトの抵抗値を算出する演算
手段とよりなることを特徴とする請求項1記載の転写搬
送装置。 - 【請求項3】 誘電体ベルトを無端帯状として、バイア
ス電源によりバイアス電圧が印加されて接触電極となる
ローラと接地されてアース電極となるローラとにより内
側両端を張架させ、前記アース電極に流れる電流を検出
するアース電流検出手段と、検出されたアース電流値と
前記バイアス電源によるバイアス電圧値とに基づき誘電
体ベルトの抵抗値を算出する演算手段とによる抵抗値検
出手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の転写搬
送装置。 - 【請求項4】 検出された誘電体ベルトの抵抗値に応じ
てこの誘電体ベルトに付与する電荷の量を可変させる電
荷量制御手段を設けたことを特徴とする請求項1,2又
は3記載の転写搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158382A JPH063972A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 転写搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158382A JPH063972A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 転写搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063972A true JPH063972A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15670498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4158382A Pending JPH063972A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 転写搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063972A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884133A (en) * | 1995-09-06 | 1999-03-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Electrostatic image transfer apparatus |
| KR100419408B1 (ko) * | 1996-12-30 | 2004-03-19 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 대전전압 제어장치 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4158382A patent/JPH063972A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884133A (en) * | 1995-09-06 | 1999-03-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Electrostatic image transfer apparatus |
| KR100419408B1 (ko) * | 1996-12-30 | 2004-03-19 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 대전전압 제어장치 |
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