JPH0639906B2 - 回転往復ピストンを具備する内燃機関 - Google Patents

回転往復ピストンを具備する内燃機関

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JPH0639906B2
JPH0639906B2 JP1128167A JP12816789A JPH0639906B2 JP H0639906 B2 JPH0639906 B2 JP H0639906B2 JP 1128167 A JP1128167 A JP 1128167A JP 12816789 A JP12816789 A JP 12816789A JP H0639906 B2 JPH0639906 B2 JP H0639906B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、回転しつつ往復するピストンの回転を機関
本体に伝達し、回転するシリンダから直接動力を取り出
すとともに、排気を利用して本体を回転させるタービン
を具備した内燃機関に関するものである。
「従来の技術」 従来の内燃機関は、ピストンの往復運動をクランク機構
を介して動力軸の回転運動に変換する構成をとってい
る。
そのため、クランク機構を介することにより、多大のエ
ネルギの損失を招いている。
本出願人は、クランク機構を要しない2サイクル内燃機
関を発明し、先に「回転往復ピストン内燃機関」として
特許出願した(特開昭58−98602)。さらに前記
発明に改良を加えて数件の特許出願をした。
これらの発明の要旨は以下のとおりである。
対向して収容したピストン間に燃焼室を形成した本体
に、本体が回転自在に曲溝筒を外嵌して固定する。
ピストンから突設したピストンピンを、本体に対向して
長軸方向へ貫設した長溝を貫通して、曲溝筒の内周面に
凹設した曲溝に嵌め込む。
そして2往復する間に1回転するピストンにより、本体
1が1回転するよう曲溝を形成する。
なお、本体にはノズルを設け、ノズルから排気を噴射す
ることにより、本体の回転力を増加させる。
このうち、特開昭61−79821の「回転往復ピスト
ン内燃機関」は、ピストンを対向して収容した機関本体
に排気孔群を設け、さらに排気孔群と連通するノズルに
タービン翼を、又、固定した曲溝筒にもタービン翼を設
けてタービンとしたものである。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら前記タービンを具備する内燃機関は、ター
ビン翼を多段に配設することにより、高速回転、高出力
の内燃機関を得ることを目的とするものであり、自動車
などに搭載するのに適したコンパクトな構成が得られな
い欠点があった。
「問題点を解決するための手段」 そこでこの発明は、コンパクトな内燃機関を提供するこ
とを目的とするものであって、以下の構成をその要旨と
する。
即ち、本体に排気を排出するノズルと、ノズルの排気に
より本体を回転させるタービン翼と、曲溝筒に回転自在
に支持されて、タービン翼を有してノズルの排気により
回転する回転翼車と、回転翼車の回転を本体に伝達する
歯車装置とを設ける。
「作用」 ノズルの排気は本体のタービン翼に衝突して本体を回転
させる。又、回転翼車のタービン翼にもノズルの排気が
衝突して、回転翼車を回転させる。回転翼車は固定され
た曲溝筒に回転自在に支持されているが、その回転は歯
車機構を介して本体に伝達される。
従って本体は、ピストンの往復動での回転に加えて、排
気を利用した本体のタービン翼による回転、回転翼車の
回転とが加わって回転する。
「効果」 クランク機構がないのでクランクの運動によるエネルギ
の損失がないうえ、排気をエネルギ源として利用するた
め熱効率が高い。
又、クランク機構がないのでコンパクトに形成できる。
特に回転翼車の回転を歯車機構を介して本体に伝達する
ので、本体の回転数にタービン翼車の回転数が加わるた
め、さらにコンパクトに形成でき、自動車などに搭載が
可能になる。
「実施例」 以下図示する実施例に基づいて、この発明を詳細に説明
する。
第1図ないし第3図に示すように、1は内部がシリンダ
状の機関本体で、中央部は燃焼室2を形成しており、長
軸方向へ左右に対向して、かつ直径方向に一対の長溝3
が貫設されている。燃焼室2の一方側(第1図、第2図
では左側)に燃焼室2に開口しかつ互いに連通する多数
の給気孔4、給気孔4群と連通して燃焼室2の外側に開
口する導入口5a(第4図参照)、及び燃焼室2に配設
された複数の点火栓6を有する。
又、燃焼室2の他方側(図面では右側)には、燃焼室2
に開口する多数のノズル7が放射状に設けられており、
このノズル7の外側には多数のタービン翼8が同一円周
上に配設されている。9は大歯車で、本体1の外周に設
けられている。10はノズル7に連通する多数の排気孔
で、燃焼室2に開口する。5bは前記導入口5aと連通
する導入口である(第4図参照)。
11は左右一対のピストンで、前記燃焼室2はこのピス
トン11の間に形成されることになる。ピストン11
は、ピストン11から長溝3を貫通して、それぞれ直径
方向へ突設されたピストンピン12を有する。13はガ
イド兼用の当て止め金具である。又、各ピストンピン1
2の両端部には転動輪14が回転自在に取付けられてい
る。15は給気口で、第1図のようにピストン11が下
死点付近に於いて、本体1の給気孔4群と導入口5a、
5bを介して連通する(第4図参照)。
16は固定された左右一対の曲溝筒であって、本体1が
回転自在になるよう本体1に外嵌されている。その内周
面に凹設された曲溝17には、ピストンピン12の転動
輪14が、転動自在に嵌めこまれている。この曲溝17
は、ピストン11が2往復すると、ピストンピン12が
1回転し、従って本体1も1回転するよう形成されてい
る。
なお18は吸気口で、それぞれ図外吸気マニホルドに接
続される(第2図参照)。
19は上下2個の小歯車で、内側の小歯車19aは前記
大歯車8に歯合するよう曲溝筒16に回転自在に取付け
られている(第5図参照)。
20は回転翼車であり、そのタービン翼21群は前記シ
リンダ1のタービン翼8の内周側でノズル7に臨むよ
う、曲溝筒16に回転自在に取付けられているととも
に、前記小歯車19の外側の小歯車19bに歯合する内
歯車22を有する(第6図参照)。前記本体1のタビン
翼8、回転翼車20のタービン翼21を、多段に構成で
きるのは勿論である。
23は回転軸24を有する内蓋であって、シリンダ1の
外端部に左右端部に固定されており、前記吸気口18と
連通する通孔25が設けられている。回転軸24の右側
は動力軸とし、左側は発電機に連結される。
26は外蓋で、それぞれ曲溝筒16の左右外端部に固定
されているとともに、曲溝筒16、内蓋23で形成され
る吸気室27aを密封する。
28は左右内蓋23の内周面に固定された隔壁であり、
通孔29が貫設されている。30はこの通孔29を開閉
する弁であり、隔壁28と本体1との間には、吸気室2
7bが形成される。
31は輪状の排気箱で、ノズル7から出た排気を図外排
気筒を介して排出するものであり、曲溝筒16に固定さ
れている。
32は点火金具で図外点火装置に接続され、取付金具3
3を介して排気箱31に固定され点火栓6に給電する。
ここで、この内燃機関では以下のように構成されてい
る。
混合気の爆発により、ピストン11が下死点に近づくと
まず排気孔10群が開き、これにやや遅れて給気孔4群
が開く。給気孔4群が開くのに先立ってピストン11の
給気口15は、本体1の導入口5a、5bと連通し、混
合気を給気孔4群から噴出させ内燃室2内を掃気する。
下死点から上死点へピストン11が移動すると、まず給
気孔4群が閉塞される。次に給気口15と導入口5a、
5bが遮断され、排気孔10群が閉塞される。ピストン
11が上死点に近づき混合気が圧縮された段階で、点火
栓6により混合気が点火、爆発しピストン11は下死点
側へ移動する。
なお、気密を要する部分には適宜各種シールを、回転部
分にはボール(ローラ)ベアリング、エヤベアリング、
磁気ベアリング等を適宜選択して取付けておくのは勿論
である。
上記構成から、まずピストン11が第1図で示す下死点
付近から上死点側へ移動すると、第2図に示すように弁
30が通孔29を開き、混合気は吸気口18、吸気室2
7、通孔25、29を経てピストン11内に吸入され
る。さらにピストン11が前進すると、ピストン11の
給気口15、導入口5a、5bから給気孔4への咬合気
が遮断され、吸気室27bへの混合気の流入が続く。
ピストン11が上死点に達すると、既に燃焼室2内で圧
縮された混合気に点火され、ピストン11は後退する。
すると、前述のように排気孔10群が先に開いて、排気
は排気孔10群からノズル7群に噴射される。ピストン
11の後退とともにピストンピン12により本体1が回
転するとともに、回転翼車20のタービン翼21群に排
気が衝突して回転翼車20を回転させる。この回転は内
歯車22、小歯車20、大歯車9を介して本体1へ伝え
られ本体1を回転させる。さらに本体1のタービン翼8
群にも排気が衝突するので、本体1を回転させる。即ち
ピストン11の移動が本体1を回転させるとともに、排
気によりその回転力がより強くなる。
ピストン11の後退とともに、排気孔10群にやや遅れ
て給気孔4群が開き始めて、混合気が燃焼室2内へ流入
し、燃焼室2を掃気するとともに燃焼室2内を混合気で
満たす。そしてピストン11が前進して混合気を圧縮す
る。
なお、第7図で示すように、ピストンピン12を2分し
て連結部分をスリーブ34で連結し、コッタ35で固定
すれば、組み立てが便利である。
又、転動輪14の外側に副転動輪36を回転自在にピス
トンピン12に取付け、常時この副転動輪35が曲溝1
7と接触するように形成すれば、ピストンピン12の回
転が滑らかになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はピストンが下死点付近に位置するときの縦断面
図、第2図はピストンが上死点付近の横断面略図であ
る。 第3図は本体の斜視図、第4図は本体の要部縦断面図、
第5図は曲溝筒の斜視図、第6図は回転翼車の斜視図で
ある。 又、第7図はピストンピンの他の実施例を示す一部欠截
拡大図である。 1……本体、2……燃焼室、3……長溝、7……ノズ
ル、8……タービン翼、9……大歯車、11……ピスト
ン、12……ピストンピン、16……曲溝筒、17……
曲溝、19……小歯車、20……回転翼車、22……内
歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向して収容したピストン間に燃焼室を形
    成した本体に、本体が回転自在に曲溝筒を外嵌して固定
    し、ピストンから突設したピストンピンを、本体に対向
    して長軸方向へ貫設した長溝を貫通して、曲溝筒の内周
    面に凹設した曲溝に嵌め込み、2往復する間に1回転す
    るピストンにより本体1が1回転するよう構成した2サ
    イクル内燃機関に於いて、本体に排気を排出するノズル
    と、ノズルの排気により本体を回転させるタービン翼
    と、曲溝筒に回転自在に支持されて、タービン翼を有し
    てノズルの排気により回転する回転翼車と、回転翼車の
    回転を本体へ伝達する歯車装置とを設けたことを特徴と
    する回転往復ピストンを具備する内燃機関。
  2. 【請求項2】歯車装置は、回転翼車に設けた内歯車と、
    曲溝筒に回転自在に支持されて前記内歯車に歯合する小
    歯車と、本体に設けられて前記小歯車に歯合する大歯車
    とから構成される請求項1記載の回転往復ピストンを具
    備する内燃機関。
JP1128167A 1989-05-22 1989-05-22 回転往復ピストンを具備する内燃機関 Expired - Lifetime JPH0639906B2 (ja)

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JPH02308925A JPH02308925A (ja) 1990-12-21
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JP1128167A Expired - Lifetime JPH0639906B2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 回転往復ピストンを具備する内燃機関

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JPH0693874A (ja) * 1991-10-07 1994-04-05 Hiroyasu Tanigawa 機関本体が回転する3燃焼室機関
KR20010074188A (ko) * 2001-04-06 2001-08-04 김동현 피스톤실린더에 폭발배출할 저장고딸린 터빈 동력발생장치

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JPH02308925A (ja) 1990-12-21

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