JPH0639918Y2 - ウェブ切断装置 - Google Patents
ウェブ切断装置Info
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- JPH0639918Y2 JPH0639918Y2 JP4809092U JP4809092U JPH0639918Y2 JP H0639918 Y2 JPH0639918 Y2 JP H0639918Y2 JP 4809092 U JP4809092 U JP 4809092U JP 4809092 U JP4809092 U JP 4809092U JP H0639918 Y2 JPH0639918 Y2 JP H0639918Y2
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- JP
- Japan
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- defect
- cutting
- length
- web
- cutting length
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、走行中のウェブを所定
の長さに切断するためのウェブ切断装置に関し、更に詳
しくはウェブの欠陥の位置を調べて切断する長さを変え
るようにした装置に関するものである。
の長さに切断するためのウェブ切断装置に関し、更に詳
しくはウェブの欠陥の位置を調べて切断する長さを変え
るようにした装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長尺のウェブ、例えばプラスチックフイ
ルム,紙,布等は、ウェブ切断機によりその走行中に所
定の長さに切断されるが、ウェブに欠陥がある場合に
は、この欠陥を含むシートを不良品として排除すること
が必要である。この不良品排除機能を持ったウェブ切断
機としては、例えば特開昭50ー103779号公報に
記載されているように、ウェブの移送量を測定して常に
一定な長さに切断するウェブ切断装置の前部に、欠陥検
出部を設け、そして後部に切断されたシートの移送方向
を2方向に切り換えるゲートとをそれぞれ配置したもの
が知られている。
ルム,紙,布等は、ウェブ切断機によりその走行中に所
定の長さに切断されるが、ウェブに欠陥がある場合に
は、この欠陥を含むシートを不良品として排除すること
が必要である。この不良品排除機能を持ったウェブ切断
機としては、例えば特開昭50ー103779号公報に
記載されているように、ウェブの移送量を測定して常に
一定な長さに切断するウェブ切断装置の前部に、欠陥検
出部を設け、そして後部に切断されたシートの移送方向
を2方向に切り換えるゲートとをそれぞれ配置したもの
が知られている。
【0003】通常は、切断されたシートが良品用レイボ
ーイに送られるが、欠陥検出部がウェブの欠陥を検出し
た場合には、ゲートを作動させて、欠陥を持った不良シ
ートを不良品レイボーイに送るようになっている。この
ウェブ切断機は、走行中のウェブを所定の長さに切断
し、そして欠陥を持った不良品シートを自動的に排除す
ることができるが、しかし次のような問題がある。
ーイに送られるが、欠陥検出部がウェブの欠陥を検出し
た場合には、ゲートを作動させて、欠陥を持った不良シ
ートを不良品レイボーイに送るようになっている。この
ウェブ切断機は、走行中のウェブを所定の長さに切断
し、そして欠陥を持った不良品シートを自動的に排除す
ることができるが、しかし次のような問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図6は前述した従来の
装置で切断されたシートを示すものである。符号1は良
品シートを示し、符号2は不良シートを示し、この不良
シート2は二点鎖線で示した欠陥範囲3の全部又は一部
を含んでいる。×印を表した欠陥個所4には、ピンホー
ル,皺,厚みムラ等が発生しており、例えば光学的な欠
陥検査装置により、予め欠陥個所4が検査され、ウェブ
のエッジ付近に欠陥マーク5が付されている。
装置で切断されたシートを示すものである。符号1は良
品シートを示し、符号2は不良シートを示し、この不良
シート2は二点鎖線で示した欠陥範囲3の全部又は一部
を含んでいる。×印を表した欠陥個所4には、ピンホー
ル,皺,厚みムラ等が発生しており、例えば光学的な欠
陥検査装置により、予め欠陥個所4が検査され、ウェブ
のエッジ付近に欠陥マーク5が付されている。
【0005】この欠陥個所4の付近には、別の欠陥が発
生している確率が大きいために、安全を見込んでその前
後に距離Nだけ取った範囲が欠陥範囲3と見なされる。
この図6の(a)〜(c)では、(i+2)番目のシー
トが欠陥範囲3を含んだ不良シートであり、(d)では
(i+1)番目と(i+2)番目のシートが不良シート
であり、切断後に排除される。
生している確率が大きいために、安全を見込んでその前
後に距離Nだけ取った範囲が欠陥範囲3と見なされる。
この図6の(a)〜(c)では、(i+2)番目のシー
トが欠陥範囲3を含んだ不良シートであり、(d)では
(i+1)番目と(i+2)番目のシートが不良シート
であり、切断後に排除される。
【0006】この従来の装置では、欠陥個所4の有無に
かかわらず、常に一定の長さLに切断するために、ウェ
ブの良品活用率が低いという難点がある。
かかわらず、常に一定の長さLに切断するために、ウェ
ブの良品活用率が低いという難点がある。
【0007】本考案は、欠陥発生率が同じ場合であって
も不良シートとして排除される長さを短くし、それによ
り得率を向上させることができるウェブ切断装置を提供
することを目的とするものである。
も不良シートとして排除される長さを短くし、それによ
り得率を向上させることができるウェブ切断装置を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本考案は、ウェブの欠陥を検出して信号を発生す
る欠陥検出部と、この欠陥検出信号が入力されてからウ
ェブの移送量を測定して欠陥の位置を表す信号を出力す
る欠陥位置測定部と、シートの正規の長さである良品切
断長Lを指定する手段と、この良品切断長Lよりも短
く、かつ欠陥の範囲2Nを充分にカバーし得る最小切断
長Mを指定する手段と、前記良品切断長L及び最小切断
長Mを参照しながら前記欠陥位置測定部からの信号を監
視し、決定済みの切断位置から次の切断位置までの切断
長Yを設定する判定部とを設け、この判定部で設定され
た切断長Yに基づいてカッターを作動させる構成にして
ある。前記判定部は、ウェブに欠陥がない場合には切断
長Yを良品切断長Lに設定し、欠陥がある場合にはその
欠陥の位置に対応し、切断長Yは最小切断長Mとして設
定するか、あるいは欠陥範囲2Nの後端が次の切断位置
となるように切断長を設定する。
めに、本考案は、ウェブの欠陥を検出して信号を発生す
る欠陥検出部と、この欠陥検出信号が入力されてからウ
ェブの移送量を測定して欠陥の位置を表す信号を出力す
る欠陥位置測定部と、シートの正規の長さである良品切
断長Lを指定する手段と、この良品切断長Lよりも短
く、かつ欠陥の範囲2Nを充分にカバーし得る最小切断
長Mを指定する手段と、前記良品切断長L及び最小切断
長Mを参照しながら前記欠陥位置測定部からの信号を監
視し、決定済みの切断位置から次の切断位置までの切断
長Yを設定する判定部とを設け、この判定部で設定され
た切断長Yに基づいてカッターを作動させる構成にして
ある。前記判定部は、ウェブに欠陥がない場合には切断
長Yを良品切断長Lに設定し、欠陥がある場合にはその
欠陥の位置に対応し、切断長Yは最小切断長Mとして設
定するか、あるいは欠陥範囲2Nの後端が次の切断位置
となるように切断長を設定する。
【0009】
【作用】ウェブの走行中、欠陥検出部によってウェブの
欠陥が検出されると、ウェブの移送量の測定により欠陥
位置測定部は欠陥の移動位置を表す信号を出力する。良
品切断長Lと、欠陥範囲2Nを充分にカバーし得る最小
切断長M(M<L)とは予め指定されている。これらの
2種の切断長L,Mは、欠陥位置測定部からの信号とと
もに判定部に入力され、判定部はこれらの入力データに
基づいて、決定済みの切断位置から次の切断位置までの
切断長を設定する。ウェブに欠陥がある場合の切断長Y
の設定の仕方は、決定済み切断位置に対して欠陥範囲が
どの位置にあるかによって変更される。決定済み切断位
置から最小切断長M内に欠陥範囲2Nが含まれていると
きの切断長Yは最小切断長Mとなる。決定済み切断位置
から良品切断長L内に欠陥範囲2Nの前端及び後端が含
まれているとき、又は決定済み切断位置から良品切断長
L内に欠陥範囲2Nの前端だけが含まれ後端が含まれて
いないときには、良品切断長Lとは無関係に欠陥範囲2
Nの後端が次の切断位置となるように切断長Yが設定さ
れ、 1個の欠陥範囲2Nは常に1枚の不良シートに入る
ように切断が行われる。
欠陥が検出されると、ウェブの移送量の測定により欠陥
位置測定部は欠陥の移動位置を表す信号を出力する。良
品切断長Lと、欠陥範囲2Nを充分にカバーし得る最小
切断長M(M<L)とは予め指定されている。これらの
2種の切断長L,Mは、欠陥位置測定部からの信号とと
もに判定部に入力され、判定部はこれらの入力データに
基づいて、決定済みの切断位置から次の切断位置までの
切断長を設定する。ウェブに欠陥がある場合の切断長Y
の設定の仕方は、決定済み切断位置に対して欠陥範囲が
どの位置にあるかによって変更される。決定済み切断位
置から最小切断長M内に欠陥範囲2Nが含まれていると
きの切断長Yは最小切断長Mとなる。決定済み切断位置
から良品切断長L内に欠陥範囲2Nの前端及び後端が含
まれているとき、又は決定済み切断位置から良品切断長
L内に欠陥範囲2Nの前端だけが含まれ後端が含まれて
いないときには、良品切断長Lとは無関係に欠陥範囲2
Nの後端が次の切断位置となるように切断長Yが設定さ
れ、 1個の欠陥範囲2Nは常に1枚の不良シートに入る
ように切断が行われる。
【0010】
【実施例】図2はウェブ切断機の概略を示すものであ
り、ウェブロール10からウェブ11が連続的に引き出
され、上刃12と下刃13とからなるカッター14によ
りシート15に切断される。このシート15の長さY
は、図4に示すように、通常は正規の良品切断長Lに切
断されるが、欠陥個所16の前後に距離Nだけとった欠
陥範囲17がある場合には、最小切断長をMとした時
に、欠陥範囲17の後端付近から切断されるように、M
≦Y<(L+2N)の範囲内で設定される。なお、良品
シートと不良品シートとを区別するために、長さLの良
品シートに対しては符号15aを付してあり、欠陥範囲
17を含んでいる不良品シートに対しては符号15bが
付してある。
り、ウェブロール10からウェブ11が連続的に引き出
され、上刃12と下刃13とからなるカッター14によ
りシート15に切断される。このシート15の長さY
は、図4に示すように、通常は正規の良品切断長Lに切
断されるが、欠陥個所16の前後に距離Nだけとった欠
陥範囲17がある場合には、最小切断長をMとした時
に、欠陥範囲17の後端付近から切断されるように、M
≦Y<(L+2N)の範囲内で設定される。なお、良品
シートと不良品シートとを区別するために、長さLの良
品シートに対しては符号15aを付してあり、欠陥範囲
17を含んでいる不良品シートに対しては符号15bが
付してある。
【0011】前記欠陥個所16は、ウェブ11の製造直
後に欠陥検査装置により予め検査され、欠陥個所16を
延長したエッジ付近に例えば光学的な欠陥マーク18が
付されてからロール状に巻き取られている。この欠陥マ
ーク18を検出するために、カッター14の前方に例え
ばフォトセンサー等の欠陥検出センサー20が配置され
ており、欠陥マーク18を検出した時に、欠陥検出信号
を切断長設定部21に送る。
後に欠陥検査装置により予め検査され、欠陥個所16を
延長したエッジ付近に例えば光学的な欠陥マーク18が
付されてからロール状に巻き取られている。この欠陥マ
ーク18を検出するために、カッター14の前方に例え
ばフォトセンサー等の欠陥検出センサー20が配置され
ており、欠陥マーク18を検出した時に、欠陥検出信号
を切断長設定部21に送る。
【0012】この切断長設定部21は、後述する判定式
を演算して、シート15の長さYを良品切断長L、又は
M≦Y<(L+2N)となる不良品切断長に設定する。
この判定を行うために、入力部22から必要なデータが
入力され、更にパルス発生器23からの移動パルスと、
切断制御部24からの切断完了信号とが切断長設定部2
1に入力される。前記パルス発生器23は、欠陥検出セ
ンサー20とカッター14との間に配置され、ウェブ1
1が一定距離送られる毎に1個の移動パルスを発生す
る。このパルス発生器23としては、ロータリエンコー
ダが用いられ、ウェブ11をニップして回転する一対の
ニップローラ25,26の一方に連結されている。
を演算して、シート15の長さYを良品切断長L、又は
M≦Y<(L+2N)となる不良品切断長に設定する。
この判定を行うために、入力部22から必要なデータが
入力され、更にパルス発生器23からの移動パルスと、
切断制御部24からの切断完了信号とが切断長設定部2
1に入力される。前記パルス発生器23は、欠陥検出セ
ンサー20とカッター14との間に配置され、ウェブ1
1が一定距離送られる毎に1個の移動パルスを発生す
る。このパルス発生器23としては、ロータリエンコー
ダが用いられ、ウェブ11をニップして回転する一対の
ニップローラ25,26の一方に連結されている。
【0013】前記切断制御部24は、切断長設定部21
で決定されたシートの切断長に応じてモータ27の回転
を制御する。このモータ27は、カッター14を駆動し
てウェブ11を予め決定された長さに切断する。長さL
に切断された良品シート15aは、ベルト30,31で
順次搬送され、製品集積装置32の上に集積される。M
≦Y<(L+2N)となる不良品切断長に切断された不
良シート15bは、ベルト30とベルト31との間に配
置した振り分けゲート33により、不良品集積装置34
に集積される。
で決定されたシートの切断長に応じてモータ27の回転
を制御する。このモータ27は、カッター14を駆動し
てウェブ11を予め決定された長さに切断する。長さL
に切断された良品シート15aは、ベルト30,31で
順次搬送され、製品集積装置32の上に集積される。M
≦Y<(L+2N)となる不良品切断長に切断された不
良シート15bは、ベルト30とベルト31との間に配
置した振り分けゲート33により、不良品集積装置34
に集積される。
【0014】この振り分けゲート33は、二点鎖線で示
すように、軸35を中心にして時計方向に回転し、その
先端部をシート15の移送路中に入れて不良シート15
bを受け止めるので、不良シート15bは不良品集積装
置35に向かうように、その移送方向が変えられる。こ
の振り分けゲート33は、切断長設定部21からの信号
を入力するゲート制御部36で作動される。
すように、軸35を中心にして時計方向に回転し、その
先端部をシート15の移送路中に入れて不良シート15
bを受け止めるので、不良シート15bは不良品集積装
置35に向かうように、その移送方向が変えられる。こ
の振り分けゲート33は、切断長設定部21からの信号
を入力するゲート制御部36で作動される。
【0015】図1は本考案の実施例の要部を示すもので
ある。前記切断長設定部21は、欠陥位置18をトラッ
キングする減算カウンタ40と、判定式を演算してシー
トの切断長Yを決定するための判定部41とから構成さ
れている。入力部22は、トラッキング長設定器42,
欠陥範囲設定器43,良品切断長設定器44,最小切断
長設定器45とから構成されている。
ある。前記切断長設定部21は、欠陥位置18をトラッ
キングする減算カウンタ40と、判定式を演算してシー
トの切断長Yを決定するための判定部41とから構成さ
れている。入力部22は、トラッキング長設定器42,
欠陥範囲設定器43,良品切断長設定器44,最小切断
長設定器45とから構成されている。
【0016】前記トラッキング長設定器42は、欠陥検
出センサー20と、カッター14までの距離Dを指定す
るためのものであり、欠陥範囲設定器43は欠陥個所1
6と欠陥範囲17の端までの距離Nを指定するためのも
のである。前記良品切断長設定器44は、製品の長さL
を指定するものであり、最小切断長設定器45は前述し
た最小切断長Mを指定するためのものであり、この最小
切断長Mはカッター14で切断可能であり、かつ欠陥範
囲17を充分カバーすることができる長さである。
出センサー20と、カッター14までの距離Dを指定す
るためのものであり、欠陥範囲設定器43は欠陥個所1
6と欠陥範囲17の端までの距離Nを指定するためのも
のである。前記良品切断長設定器44は、製品の長さL
を指定するものであり、最小切断長設定器45は前述し
た最小切断長Mを指定するためのものであり、この最小
切断長Mはカッター14で切断可能であり、かつ欠陥範
囲17を充分カバーすることができる長さである。
【0017】次に、本考案の作用について説明する。減
算カウンタ40は、欠陥検出センサー20から欠陥検出
信号が入力されると、トラッキング長Dに対応した内容
にプリセットされ、そしてパルス発生器23からの移動
パルスでカウントダウンされる。したがって、この減算
カウンタ40は、欠陥個所18の位置をトラッキングし
ており、カッター14による切断位置を原点とした距離
に対応した内容になっている。カッター14が作動して
ウェブ11を切断した時には、切断制御部24が切断完
了信号を減算カウン40と判定部41にそれぞれ送る。
算カウンタ40は、欠陥検出センサー20から欠陥検出
信号が入力されると、トラッキング長Dに対応した内容
にプリセットされ、そしてパルス発生器23からの移動
パルスでカウントダウンされる。したがって、この減算
カウンタ40は、欠陥個所18の位置をトラッキングし
ており、カッター14による切断位置を原点とした距離
に対応した内容になっている。カッター14が作動して
ウェブ11を切断した時には、切断制御部24が切断完
了信号を減算カウン40と判定部41にそれぞれ送る。
【0018】この切断完了する度に判定部41では減算
カウンタ30の内容Cを読み込み、下記の判定式(1)
及び(2)に従って2回分先(次々回目)又は3回分先
の切断長を演算する。演算された切断長は内部に順次記
憶されており、切断完了の度に次回の切断長として切断
制御部24に読み込まれる。
カウンタ30の内容Cを読み込み、下記の判定式(1)
及び(2)に従って2回分先(次々回目)又は3回分先
の切断長を演算する。演算された切断長は内部に順次記
憶されており、切断完了の度に次回の切断長として切断
制御部24に読み込まれる。
【0019】下記の判定式において、Yi はカッター1
4のi番目の作動により切断が完了したi番目のシート
の切断長を示し、Ci はその時の減算カウンタ40の値
を示し、Yi+1 は前回の演算により決定され次回に切断
される予定の(i+1)番目のシートの切断長を示す。
またLは良品切断長を示し、Mはカッター14の最小切
断長、Nは欠陥個所16の前後の欠陥範囲として扱われ
る距離を示す。
4のi番目の作動により切断が完了したi番目のシート
の切断長を示し、Ci はその時の減算カウンタ40の値
を示し、Yi+1 は前回の演算により決定され次回に切断
される予定の(i+1)番目のシートの切断長を示す。
またLは良品切断長を示し、Mはカッター14の最小切
断長、Nは欠陥個所16の前後の欠陥範囲として扱われ
る距離を示す。
【0020】 Yi+1 +M−N < Ci < Yi+1 +L+N ・・・(1) Yi+1 +L+N ≦ Ci ≦ Yi+1 +L+M−N ・・・(2)
【0021】i番目のシートの切断完了時点において、
判定部41では判別式(1)及び(2)によりその時の
減算カウンタ40の内容Ci を判定する。但し、判定式
(1)と判定式(2)は同時に成立することはないの
で、判定結果による処理は以下の3種になる。
判定部41では判別式(1)及び(2)によりその時の
減算カウンタ40の内容Ci を判定する。但し、判定式
(1)と判定式(2)は同時に成立することはないの
で、判定結果による処理は以下の3種になる。
【0022】もし判定式(1)が成立する場合には、欠
陥範囲の後端を切断するために(i+2)番目に切断さ
れるべきシートの切断長Yi+2 は、減算カウンタ40の
内容Ci の値を用いて(Ci −Yi+1 +N)に設定され
る。但し、前回(i−1)番目の判定により既にYi+2
が予約されている場合には、その予約されている切断長
を優先して設定する。
陥範囲の後端を切断するために(i+2)番目に切断さ
れるべきシートの切断長Yi+2 は、減算カウンタ40の
内容Ci の値を用いて(Ci −Yi+1 +N)に設定され
る。但し、前回(i−1)番目の判定により既にYi+2
が予約されている場合には、その予約されている切断長
を優先して設定する。
【0023】次に判定式(2)が成立する場合には、
(i+3)番目に切断されるべきシートの長さYi+3 を
最小切断長Mに予約設定する。もし判定式(2)が不成
立の場合にはYi+3 は未定であるが、次回(i+1)番
目の切断完了時点にて判定されることになる。なお、次
回(i+1)番目のシートの切断長Yi+1 は、前回(i
−1)番目の切断完了時点での判定によりすでに決定さ
れており、i番目の切断完了時点で切断制御部24に読
み込まれる。
(i+3)番目に切断されるべきシートの長さYi+3 を
最小切断長Mに予約設定する。もし判定式(2)が不成
立の場合にはYi+3 は未定であるが、次回(i+1)番
目の切断完了時点にて判定されることになる。なお、次
回(i+1)番目のシートの切断長Yi+1 は、前回(i
−1)番目の切断完了時点での判定によりすでに決定さ
れており、i番目の切断完了時点で切断制御部24に読
み込まれる。
【0024】上述の判定により、欠陥範囲17を含まな
い良品シート15aは良品切断長Lに切断される。一
方、欠陥範囲17を含む不良シート15bは、欠陥範囲
の位置に応じてその欠陥範囲17の後端を切断するよう
に切断長Yが制御されながら切断され、不良品として排
除される。この場合の不良シート15bの切断長Yは、
M≦Y<(L+2N)の範囲となる。
い良品シート15aは良品切断長Lに切断される。一
方、欠陥範囲17を含む不良シート15bは、欠陥範囲
の位置に応じてその欠陥範囲17の後端を切断するよう
に切断長Yが制御されながら切断され、不良品として排
除される。この場合の不良シート15bの切断長Yは、
M≦Y<(L+2N)の範囲となる。
【0025】図3は判定式(1)及び(2)と減算カウ
ンタの内容Ci との関係を図示したもので、減算カウン
タの内容Ci の値により(ア),(イ),(ウ),
(エ)の計4種の場合に分けられる。
ンタの内容Ci との関係を図示したもので、減算カウン
タの内容Ci の値により(ア),(イ),(ウ),
(エ)の計4種の場合に分けられる。
【0026】まず判定式(1)が成立する場合は(イ)
の範囲にCi がある場合で、Yi+2が(Ci −Yi+1 +
N)に設定されることで欠陥部の後端が切断され、その
シートは欠陥部を含む不良品として排除される。判定式
(1)が不成立の場合は(ア)又は(ウ)又は(エ)の
いずれかの範囲にCi がある場合で、Ci が(ウ)又は
(エ)の範囲にある場合には、Yi+2 は良品切断長Lに
設定され良品として切断される。
の範囲にCi がある場合で、Yi+2が(Ci −Yi+1 +
N)に設定されることで欠陥部の後端が切断され、その
シートは欠陥部を含む不良品として排除される。判定式
(1)が不成立の場合は(ア)又は(ウ)又は(エ)の
いずれかの範囲にCi がある場合で、Ci が(ウ)又は
(エ)の範囲にある場合には、Yi+2 は良品切断長Lに
設定され良品として切断される。
【0027】Ci が(ア)の範囲にある場合には、前回
の(i−1)番目の切断完了時での判定により次回の切
断長Yi+1 が既に設定されている場合であり、その切断
長Yは良品切断長Lに設定され良品として切断される
か、もしくはM≦Y<(L+2N)の範囲に設定され不
良品として切断される。
の(i−1)番目の切断完了時での判定により次回の切
断長Yi+1 が既に設定されている場合であり、その切断
長Yは良品切断長Lに設定され良品として切断される
か、もしくはM≦Y<(L+2N)の範囲に設定され不
良品として切断される。
【0028】次に判定式(2)が成立する場合は(ウ)
の範囲にCi がある場合で、判定式(1)の欠陥により
Yi+2 は既にLに設定されているが、さらにYi+3 が最
小切断長Mに予約設定され、欠陥範囲を含むシートとし
て(i+3)番目に不良品として切断され排除される。
この場合、次回(i+1)番目の判定の際、減算カウン
タの内容Ci+1 は(ア)の範囲になり、切断長Yi+3 は
判定式(1)に従うとLとなるが、この場合のみ例外と
して前回のi番目の判定を優先して、Yi+3 は既に予約
されている最小切断長Mに設定する。この例外を処理す
るために、判定式(2)が成立しYi+3 が既に予約され
たことを判定部41は記憶しておく必要がある。
の範囲にCi がある場合で、判定式(1)の欠陥により
Yi+2 は既にLに設定されているが、さらにYi+3 が最
小切断長Mに予約設定され、欠陥範囲を含むシートとし
て(i+3)番目に不良品として切断され排除される。
この場合、次回(i+1)番目の判定の際、減算カウン
タの内容Ci+1 は(ア)の範囲になり、切断長Yi+3 は
判定式(1)に従うとLとなるが、この場合のみ例外と
して前回のi番目の判定を優先して、Yi+3 は既に予約
されている最小切断長Mに設定する。この例外を処理す
るために、判定式(2)が成立しYi+3 が既に予約され
たことを判定部41は記憶しておく必要がある。
【0029】判定式(2)も判定式(1)も不成立の場
合は(ア)もしくは(エ)の範囲にCi がある場合であ
り、この内Ci が(エ)の範囲にある場合は欠陥個所1
6がまだカッター14に充分接近していないので欠陥個
所が判定範囲外であり、Yi+2 は良品としてLに設定さ
れ、欠陥範囲を含む不良シートの切断長は次回以降の切
断完了時点にて判定される。また(ア)の範囲にCi が
ある場合は上述のとおり、前回(i−1)番目の切断完
了時での判定により次回の切断長Yi+1 が既に設定され
ている場合となる。
合は(ア)もしくは(エ)の範囲にCi がある場合であ
り、この内Ci が(エ)の範囲にある場合は欠陥個所1
6がまだカッター14に充分接近していないので欠陥個
所が判定範囲外であり、Yi+2 は良品としてLに設定さ
れ、欠陥範囲を含む不良シートの切断長は次回以降の切
断完了時点にて判定される。また(ア)の範囲にCi が
ある場合は上述のとおり、前回(i−1)番目の切断完
了時での判定により次回の切断長Yi+1 が既に設定され
ている場合となる。
【0030】上述のように、判定部41では2回後もし
くは3回後に切断されるシートの切断長Yを決定し、こ
れらを切断制御部24に送りメモリー等に記憶させてお
き、切断の順番がきたときに予め設定された切断長にな
るようにカッター14を作動させてウェブ11を切断す
る。
くは3回後に切断されるシートの切断長Yを決定し、こ
れらを切断制御部24に送りメモリー等に記憶させてお
き、切断の順番がきたときに予め設定された切断長にな
るようにカッター14を作動させてウェブ11を切断す
る。
【0031】図4はi番目のシートの切断完了時点にお
いて判定された(i+2)番目及び(i+3)番目のシ
ートの切断長Yi+2 ,と欠陥個所関係を、それぞれの場
合に分けて図示したものである。この時の判定は、欠陥
個所16の位置に応じた減算カウンタの内容Ci の値に
よって、(a),(b),(c),(d),(e),
(f),(g),(h)のいずれかの場合に分けられる
が、この内(a)は(i+1)番目に行われる判定の
(g)の場合と同一になり、(h)は(i−1)番目に
行われた判定の(b)の場合と同一となるので、i番目
のシートの切断完了時点における判定は計6種の場合に
分けて考えればよい。以下、各々の場合について説明す
る。
いて判定された(i+2)番目及び(i+3)番目のシ
ートの切断長Yi+2 ,と欠陥個所関係を、それぞれの場
合に分けて図示したものである。この時の判定は、欠陥
個所16の位置に応じた減算カウンタの内容Ci の値に
よって、(a),(b),(c),(d),(e),
(f),(g),(h)のいずれかの場合に分けられる
が、この内(a)は(i+1)番目に行われる判定の
(g)の場合と同一になり、(h)は(i−1)番目に
行われた判定の(b)の場合と同一となるので、i番目
のシートの切断完了時点における判定は計6種の場合に
分けて考えればよい。以下、各々の場合について説明す
る。
【0032】(a)の場合は、欠陥個所16がまだカッ
ター14に充分接近していないので欠陥個所が今回の判
定範囲外であり、これは図3における(エ)の場合にあ
たる。これはウェブの進行により次回(i+1)番目に
行われる判定の(g)の場合と同一となる。
ター14に充分接近していないので欠陥個所が今回の判
定範囲外であり、これは図3における(エ)の場合にあ
たる。これはウェブの進行により次回(i+1)番目に
行われる判定の(g)の場合と同一となる。
【0033】(b)〜(d)の場合は、図3における
(ウ)の場合にあたり、(i+2)番目に切断される良
品シート15aの切断長Yi+2 が良品切断長Lに設定さ
れ、さらに判定式(2)が成立するので(i+3)番目
に切断される不良シート15bの長さYi+3 が最小切断
長Mに設定される。この場合、本考案によらない従来の
切断装置では(i+3)番目に切断される不良シート1
5bの長さYi+3 も良品切断長Lに設定されるので、欠
陥範囲より後の非欠陥部をも含んだままで不良品として
切断され排除される。したがって本考案によれば、良品
切断長Lと最小切断長Mとの差(L−M)が(i+4)
番目の良品シート15aに含まれており有効に活用でき
る。
(ウ)の場合にあたり、(i+2)番目に切断される良
品シート15aの切断長Yi+2 が良品切断長Lに設定さ
れ、さらに判定式(2)が成立するので(i+3)番目
に切断される不良シート15bの長さYi+3 が最小切断
長Mに設定される。この場合、本考案によらない従来の
切断装置では(i+3)番目に切断される不良シート1
5bの長さYi+3 も良品切断長Lに設定されるので、欠
陥範囲より後の非欠陥部をも含んだままで不良品として
切断され排除される。したがって本考案によれば、良品
切断長Lと最小切断長Mとの差(L−M)が(i+4)
番目の良品シート15aに含まれており有効に活用でき
る。
【0034】(e)〜(g)の場合は、図3における
(イ)の場合にあたり、(i+2)番目に切断されるべ
き不良シート15bの切断長Yi+2 は、減算カウンタ4
0の内容Ci の値を用いて(Ci −Yi+1 +N)に設定
される。(i+2)番目に切断が行われる時、カッター
14は欠陥範囲17の後端を切断するので、欠陥範囲1
7は全てこの時切断された1枚だけの不良シート15b
に含まれて排除されるが、欠陥範囲17よりすぐ後の非
欠陥部からは(i+3)番目の良品シート15aに含ま
れる。この場合、排除される唯1枚の不良シート15b
の切断長Yは、M≦Y<(L+2N)の範囲となる。
(イ)の場合にあたり、(i+2)番目に切断されるべ
き不良シート15bの切断長Yi+2 は、減算カウンタ4
0の内容Ci の値を用いて(Ci −Yi+1 +N)に設定
される。(i+2)番目に切断が行われる時、カッター
14は欠陥範囲17の後端を切断するので、欠陥範囲1
7は全てこの時切断された1枚だけの不良シート15b
に含まれて排除されるが、欠陥範囲17よりすぐ後の非
欠陥部からは(i+3)番目の良品シート15aに含ま
れる。この場合、排除される唯1枚の不良シート15b
の切断長Yは、M≦Y<(L+2N)の範囲となる。
【0035】上述の内(e)の場合、本考案によらない
従来の切断装置では、(i+2)番目に切断される長さ
Lの不良シートと、(i+3)番目に切断される長さL
の不良シートの計2枚の不良シートに分割されるので、
不良品として排除される合計長は(2L)となる。また
例えば特開昭57−138904号公報に示されるよう
な改良された切断装置においても、(i+2)番目に切
断される長さLの不良シートと、(i+3)番目に切断
される最小切断長Mの不良シートの計2枚の不良シート
に分割されるので、不良品として排除される合計長は
(L+M)となる。
従来の切断装置では、(i+2)番目に切断される長さ
Lの不良シートと、(i+3)番目に切断される長さL
の不良シートの計2枚の不良シートに分割されるので、
不良品として排除される合計長は(2L)となる。また
例えば特開昭57−138904号公報に示されるよう
な改良された切断装置においても、(i+2)番目に切
断される長さLの不良シートと、(i+3)番目に切断
される最小切断長Mの不良シートの計2枚の不良シート
に分割されるので、不良品として排除される合計長は
(L+M)となる。
【0036】これらに対し本考案によれば、排除される
不良シート15bの切断長Yは従来より短く、L<Y<
(L+2N)の範囲で1枚だけであり、欠陥範囲のすぐ
後の非欠陥部は含んでいない。したがって、従来の切断
装置と比べて、少なくともその差(L−2N)もしくは
(M−2N)の長さを良品シートとして有効に活用でき
る(一般にNは、L及びMに比べて充分に小である)。
不良シート15bの切断長Yは従来より短く、L<Y<
(L+2N)の範囲で1枚だけであり、欠陥範囲のすぐ
後の非欠陥部は含んでいない。したがって、従来の切断
装置と比べて、少なくともその差(L−2N)もしくは
(M−2N)の長さを良品シートとして有効に活用でき
る(一般にNは、L及びMに比べて充分に小である)。
【0037】また(f)の場合は、不良シート15bの
切断長Yi+2 として設定された(Ci −Yi+1 +N)の
値がLと等しい場合である。さらに(g)の場合、本考
案によらない従来の切断装置では、欠陥範囲を含んだま
ま良品切断長Lで切断され不良品として排除される。ま
た例えば特開昭57−138904号公報に示されるよ
うな改良された切断装置においても、(i+2)番目以
降の切断長を最小切断長Mに設定し、少なくとも2枚以
上の連続した不良シートとして、欠陥範囲が排除される
まで連続して切断するしかない。この場合、不良品とし
て排除される合計長はMの整数倍となるが、Lより大き
くなる場合もある。また欠陥範囲より後の非欠陥部をも
含んだままで不良品として切断され排除されてしまう。
切断長Yi+2 として設定された(Ci −Yi+1 +N)の
値がLと等しい場合である。さらに(g)の場合、本考
案によらない従来の切断装置では、欠陥範囲を含んだま
ま良品切断長Lで切断され不良品として排除される。ま
た例えば特開昭57−138904号公報に示されるよ
うな改良された切断装置においても、(i+2)番目以
降の切断長を最小切断長Mに設定し、少なくとも2枚以
上の連続した不良シートとして、欠陥範囲が排除される
まで連続して切断するしかない。この場合、不良品とし
て排除される合計長はMの整数倍となるが、Lより大き
くなる場合もある。また欠陥範囲より後の非欠陥部をも
含んだままで不良品として切断され排除されてしまう。
【0038】これらに対し本考案によれば、排除される
不良シート15への切断長Yは良品切断長Lよりも短
く、M<Y<Lの範囲で唯1枚だけであり、欠陥範囲の
すぐ後の非欠陥部を含んでいないので、非欠陥部を良品
シートとして有効に活用することができる。
不良シート15への切断長Yは良品切断長Lよりも短
く、M<Y<Lの範囲で唯1枚だけであり、欠陥範囲の
すぐ後の非欠陥部を含んでいないので、非欠陥部を良品
シートとして有効に活用することができる。
【0039】(h)の場合は、図3における(ア)の場
合にあたり、前回(i−1)番目に行われた判定(b)
の場合と同一になる。この場合は、前回の(i−1)番
目の切断完了時点での判定により、次回の切断長Yi+1
が既に設定されている場合である。
合にあたり、前回(i−1)番目に行われた判定(b)
の場合と同一になる。この場合は、前回の(i−1)番
目の切断完了時点での判定により、次回の切断長Yi+1
が既に設定されている場合である。
【0040】一般的に、欠陥の発生率は小さく、また欠
陥個所16の前後に長さNだけ余裕を見ているので、実
用上は前記実施例で問題がない。しかし、欠陥が長さN
を越えた範囲で発生している場合には、1個の欠陥個所
のトラッキング中に、別の欠陥個所が欠陥検出センサー
20で検出される場合もある。この特別なケースに対処
するには、減算カウンタ40を複数個設け、欠陥を検出
した時に順番にプリセットし、それぞれの欠陥個所をト
ラッキングし、切断完了時に全ての減算カウンタについ
て判定式を演算すればよい。
陥個所16の前後に長さNだけ余裕を見ているので、実
用上は前記実施例で問題がない。しかし、欠陥が長さN
を越えた範囲で発生している場合には、1個の欠陥個所
のトラッキング中に、別の欠陥個所が欠陥検出センサー
20で検出される場合もある。この特別なケースに対処
するには、減算カウンタ40を複数個設け、欠陥を検出
した時に順番にプリセットし、それぞれの欠陥個所をト
ラッキングし、切断完了時に全ての減算カウンタについ
て判定式を演算すればよい。
【0041】次に、本考案の装置の効果を確認するため
に、欠陥範囲2Nを300mmとし、また最小切断長Mを
370mmと、500mmにそれぞれ設定し、各最小切断長
Mのもとで良品切断長Lを370mm,400mm,以下1
300mmまで100mmずつ変えて、平均NG倍率rを求
め、その計算結果を図5に示した。この平均NG倍率r
は、欠陥発生率が常に一様であると仮定した時に、欠陥
個所1個当たりについて、良品の長さに対する不良品の
長さの比であり、次式で与えられる。
に、欠陥範囲2Nを300mmとし、また最小切断長Mを
370mmと、500mmにそれぞれ設定し、各最小切断長
Mのもとで良品切断長Lを370mm,400mm,以下1
300mmまで100mmずつ変えて、平均NG倍率rを求
め、その計算結果を図5に示した。この平均NG倍率r
は、欠陥発生率が常に一様であると仮定した時に、欠陥
個所1個当たりについて、良品の長さに対する不良品の
長さの比であり、次式で与えられる。
【0042】
【数1】
【0043】本考案の平均NG倍率と比較するために、
従来の定寸切断について平均NG倍率r0 を求めた。こ
の従来のものでは、L=Mであるため次のようになる。 r0 =(L+2N)/L
従来の定寸切断について平均NG倍率r0 を求めた。こ
の従来のものでは、L=Mであるため次のようになる。 r0 =(L+2N)/L
【0044】図5では、従来の定寸切断による平均NG
倍率r0 の曲線をαで示し、本考案の平均NG倍率曲線
をβ,γで示してある。ここで曲線βは、最小切断長M
を370mmとした時の平均NG倍率曲線であり、曲線γ
は最小切断長Mを500mmとした時である。この図5か
らも分かるように、良品切断長Lを600mmとし、最小
切断長Mを500とした場合には、本考案では平均NG
倍率が「1.06」であり、従来のものでは「1.5
0」であるため、本考案では不良シートとなる長さが短
くなり、得率が向上している。
倍率r0 の曲線をαで示し、本考案の平均NG倍率曲線
をβ,γで示してある。ここで曲線βは、最小切断長M
を370mmとした時の平均NG倍率曲線であり、曲線γ
は最小切断長Mを500mmとした時である。この図5か
らも分かるように、良品切断長Lを600mmとし、最小
切断長Mを500とした場合には、本考案では平均NG
倍率が「1.06」であり、従来のものでは「1.5
0」であるため、本考案では不良シートとなる長さが短
くなり、得率が向上している。
【0045】
【考案の効果】本考案は、ウェブに欠陥がない場合には
正規の良品切断長Lに切断するが、ウェブに欠陥がある
場合には、この欠陥の範囲が1枚の不良シート内に入る
ように、最小切断長又は欠陥の後端から切断されるよう
な長さに設定し、この判定結果に応じてカッターを作動
させるようにしたから、欠陥を含む不良シートとして切
断される長さを短くすることができる。したがって、本
考案では、ウェブの正常な部分を有効に利用することが
できるから、従来の定寸切断に比べて得率を大幅に向上
させることができる。
正規の良品切断長Lに切断するが、ウェブに欠陥がある
場合には、この欠陥の範囲が1枚の不良シート内に入る
ように、最小切断長又は欠陥の後端から切断されるよう
な長さに設定し、この判定結果に応じてカッターを作動
させるようにしたから、欠陥を含む不良シートとして切
断される長さを短くすることができる。したがって、本
考案では、ウェブの正常な部分を有効に利用することが
できるから、従来の定寸切断に比べて得率を大幅に向上
させることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す概略図である。
【図2】本考案の実施例を用いたウェブ切断機の概略図
である。
である。
【図3】判定式のパラメータを示す説明図である。
【図4】本考案によるウェブの切断状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】本考案の実施例と従来例とについて平均NG倍
率を求めてプロットしたグラフである。
率を求めてプロットしたグラフである。
【図6】従来のウェブ切断状態を示す説明図である。
11 ウェブ 14 カッター 15 シート 15a 良品シート 15b 不良シート 16 欠陥個所 17 欠陥範囲 18 欠陥マーク 20 欠陥検出センサー 23 パルス発生器 33 振り分けゲート
Claims (4)
- 【請求項1】 ウェブの移送路にカッターを配置して、
走行中のウェブをシートに切断するウェブ切断装置にお
いて、前記ウェブの欠陥を検出して信号を発生する欠陥
検出部と、この欠陥検出信号が入力されてからウェブの
移送量を測定して欠陥の位置を表す信号を出力する欠陥
位置測定部と、シートの正規の長さである良品切断長を
指定する手段と、この良品切断長よりも短く、かつ欠陥
の範囲を充分にカバーし得る最小切断長を指定する手段
と、前記欠陥位置測定部からの欠陥位置信号を監視し、
決定済みの切断位置から次の切断位置までの切断長を欠
陥の位置に対応して設定する判定部であって、ウェブに
欠陥がない場合においては前記良品切断長を切断長とし
て設定するとともに、ウェブに欠陥があった場合におい
ては、その欠陥の範囲の前端及び後端が決定済みの切断
位置からの最小切断長に含まれるときには最小切断長を
切断長とし、欠陥の範囲の前端及び後端が決定済みの切
断位置からの良品切断長に含まれるときには、決定済み
の切断位置からその欠陥の範囲の後端までを切断長と
し、欠陥の範囲の前端が決定済みの切断位置からの良品
切断長に含まれ、かつ欠陥の範囲の後端がその良品切断
長に含まれないときには、決定済みの切断位置から欠陥
の範囲の後端までを切断長として設定する判定部とを設
け、この判定部からの信号により前記カッターを作動さ
せてウェブを切断するようにしたことを特徴とするウェ
ブ切断装置。 - 【請求項2】 前記欠陥検出部は、欠陥個所を示すため
にウェブに施した欠陥マークを検出することを特徴とす
る請求項1記載のウェブ切断装置。 - 【請求項3】 前記欠陥位置測定部は、ウェブが所定量
だけ送られる毎に1個のウェブ移動パルスを発生するパ
ルス発生器と、前記欠陥検出信号が入力された時に、欠
陥検出部とカッターまでの距離がプリセットされ、前記
ウェブ移動パルスによって減算される減算カウンタとか
らなることを特徴とする請求項2記載のウェブ切断装
置。 - 【請求項4】 前記良品切断長をL,最小切断長をM,
欠陥検出部とカッターまでの距離をD,欠陥個所の前後
Nを欠陥範囲とし、i回目の切断長をYi ,i回目の切
断完了時点における前記減算カウンタの内容をCi とし
た時に、前記判定部は次の判定式を演算し、 Yi+1 +M−N < Ci < Yi+1 +L+N が成立する場合には、(i+2)回目に切断されるシー
トの切断長を(Ci−Y i+1 +N)に設定し、不成立の
場合には良品切断長Lに設定し、また次の判定式 Yi+1 +L+N ≦ Ci ≦ Yi+1 +L−N+M が成立する場合には、(i+3)回目に切断されるシー
トの切断長をMに予約設定することを特徴とする請求項
3記載のウェブ切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4809092U JPH0639918Y2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ウェブ切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4809092U JPH0639918Y2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ウェブ切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059898U JPH059898U (ja) | 1993-02-09 |
| JPH0639918Y2 true JPH0639918Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=12793626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4809092U Expired - Lifetime JPH0639918Y2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ウェブ切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639918Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2975687A1 (fr) * | 2011-05-27 | 2012-11-30 | Saint Gobain | Procede de decoupe d'un ou plusieurs vitrages |
| JP6507617B2 (ja) * | 2014-12-15 | 2019-05-08 | セイコーエプソン株式会社 | シート製造装置及びシート製造方法 |
| EP3508635A4 (en) * | 2016-08-31 | 2020-05-20 | Seiko Epson Corporation | Sheet manufacturing device, and control method of sheet manufacturing device |
| JP6946763B2 (ja) * | 2017-06-09 | 2021-10-06 | コニカミノルタ株式会社 | 筒状物の製造装置、筒状物の製造装置の制御方法、および筒状物の製造装置の制御プログラム |
| NL2020361B1 (en) | 2018-01-31 | 2019-08-07 | Airborne Int B V | Tape sectioning system and method of sectioning tape |
| KR20200036360A (ko) * | 2018-09-28 | 2020-04-07 | 주식회사 엘지화학 | 광학필름의 절단위치 결정방법 |
| CN113370498B (zh) * | 2020-10-20 | 2025-08-29 | 上海伟星新型建材有限公司 | 一种管材外径不合格自动切割报废装置 |
| WO2024049133A1 (ko) * | 2022-08-31 | 2024-03-07 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 전극 기재의 절단 장치 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4809092U patent/JPH0639918Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH059898U (ja) | 1993-02-09 |
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