JPH0640144A - 画像転写方法 - Google Patents
画像転写方法Info
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- JPH0640144A JPH0640144A JP21747592A JP21747592A JPH0640144A JP H0640144 A JPH0640144 A JP H0640144A JP 21747592 A JP21747592 A JP 21747592A JP 21747592 A JP21747592 A JP 21747592A JP H0640144 A JPH0640144 A JP H0640144A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 溶剤可溶性のバインダーを含有し、溶剤に可
溶な表面処理層を有する複写用基体の前記表面処理層の
表面に、前記バインダーと密着性を有する溶剤不溶性の
インクまたはトナーを用いて画像を形成し、さらに溶剤
不溶性の粘着剤層を介して転写用基体を複写用基体の画
像形成面に貼り合わせた後、溶剤を用いて前記複写用基
体の表面処理層を溶解し、前記複写用基体を剥離させる
ことからなる画像転写方法。 【効果】 極めて簡単な操作で鮮明な画像を転写用基体
側に転写することができる。特に、インクやトナーとの
密着性の良好な複写用基体上の溶剤可溶性表面処理層上
に画像を形成するため、色々のインクやトナーを使用し
て鮮明な画像を形成させることができ、しかもそのよう
にして形成された画像を転写用基体側に極めて鮮明に転
写させることができる。
溶な表面処理層を有する複写用基体の前記表面処理層の
表面に、前記バインダーと密着性を有する溶剤不溶性の
インクまたはトナーを用いて画像を形成し、さらに溶剤
不溶性の粘着剤層を介して転写用基体を複写用基体の画
像形成面に貼り合わせた後、溶剤を用いて前記複写用基
体の表面処理層を溶解し、前記複写用基体を剥離させる
ことからなる画像転写方法。 【効果】 極めて簡単な操作で鮮明な画像を転写用基体
側に転写することができる。特に、インクやトナーとの
密着性の良好な複写用基体上の溶剤可溶性表面処理層上
に画像を形成するため、色々のインクやトナーを使用し
て鮮明な画像を形成させることができ、しかもそのよう
にして形成された画像を転写用基体側に極めて鮮明に転
写させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写用基体上に形成さ
れた複写画像を簡単な操作で鮮明に転写用基体に転写す
る方法に関する。特に本発明は、難印刷性のフイルムや
シート上に鮮明に印刷するのに有効な転写方法に関す
る。
れた複写画像を簡単な操作で鮮明に転写用基体に転写す
る方法に関する。特に本発明は、難印刷性のフイルムや
シート上に鮮明に印刷するのに有効な転写方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】転写印刷法は、従来から転写箔などにお
いて広く利用されている。そのような転写印刷法を利用
した従来例としては、基体フイルム上に剥離ニス層、
印刷インキ層および接着ニス層を順次設けて転写フイル
ムを形成し、この転写フイルムを基体フイルム側が型壁
にくるようにして金型に装着した後、金型内に合成樹脂
を導入して成形と同時に転写させて成形品の絵付けを行
う方法(特開昭56−146717号公報)、熱成形
性の良好なプラスチックフイルム基材上にアンカー材層
および離型層を順に設け、離型層上にインキにより形成
した絵柄層または絵柄層と接着剤層を設けて三次元成形
品絵付用の転写フイルムとしたもの、シリコ−ン等の
離型剤塗布層表面にトナーを用いて画像を形成し、これ
を離型剤を塗布層上に熱と圧力で接着する物質を塗布し
更にその上に粘着剤を塗布した転写用紙の表面に転写
し、次いでこの転写用紙の表面を布などの物品に当接し
た後、転写用紙の裏面から熱と圧力を加えて該物品にト
ナーにより形成された画像を印刷する方法などを挙げる
ことができる。
いて広く利用されている。そのような転写印刷法を利用
した従来例としては、基体フイルム上に剥離ニス層、
印刷インキ層および接着ニス層を順次設けて転写フイル
ムを形成し、この転写フイルムを基体フイルム側が型壁
にくるようにして金型に装着した後、金型内に合成樹脂
を導入して成形と同時に転写させて成形品の絵付けを行
う方法(特開昭56−146717号公報)、熱成形
性の良好なプラスチックフイルム基材上にアンカー材層
および離型層を順に設け、離型層上にインキにより形成
した絵柄層または絵柄層と接着剤層を設けて三次元成形
品絵付用の転写フイルムとしたもの、シリコ−ン等の
離型剤塗布層表面にトナーを用いて画像を形成し、これ
を離型剤を塗布層上に熱と圧力で接着する物質を塗布し
更にその上に粘着剤を塗布した転写用紙の表面に転写
し、次いでこの転写用紙の表面を布などの物品に当接し
た後、転写用紙の裏面から熱と圧力を加えて該物品にト
ナーにより形成された画像を印刷する方法などを挙げる
ことができる。
【0003】しかしながら、上記した従来の方法は、い
ずれも樹脂インクやトナー等が密着しにくい離型剤塗布
層やその他の離型層を使用し、その上に樹脂インクやト
ナーなどによって画像を形成しているために、画像の密
着性が不良であり画像の剥離が生じ易く、鮮明な画像を
形成しにくい。しかも、そのような離型層に鮮明な画像
を形成させるためには、インクやトナーの種類、離型剤
の種類や塗布量などに細心の注意を払う必要があり、画
像の形成が複雑で且つ簡単に行うことができない。特
に、トナーを用いる電子写真印刷法によって画像を形成
する場合には鮮明な画像が形成されず、また溶融熱転写
印刷法による場合はインクが転写されないという欠点が
ある。
ずれも樹脂インクやトナー等が密着しにくい離型剤塗布
層やその他の離型層を使用し、その上に樹脂インクやト
ナーなどによって画像を形成しているために、画像の密
着性が不良であり画像の剥離が生じ易く、鮮明な画像を
形成しにくい。しかも、そのような離型層に鮮明な画像
を形成させるためには、インクやトナーの種類、離型剤
の種類や塗布量などに細心の注意を払う必要があり、画
像の形成が複雑で且つ簡単に行うことができない。特
に、トナーを用いる電子写真印刷法によって画像を形成
する場合には鮮明な画像が形成されず、また溶融熱転写
印刷法による場合はインクが転写されないという欠点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、鮮明な画像をまず複写用基体に形成させること
ができ、そして複写用基体上に形成された鮮明な画像を
更に転写用基体上に簡単な操作で鮮明に転写できる方法
を提供することである。特に、本発明は、難印刷性のフ
イルムやシートに、必要に応じてコンピューターなどを
利用して、電子写真印刷法、溶融熱転写印刷法またはそ
の他の方法によって、鮮明な画像を簡単に形成し得る画
像転写方法を提供することを目的としている。
目的は、鮮明な画像をまず複写用基体に形成させること
ができ、そして複写用基体上に形成された鮮明な画像を
更に転写用基体上に簡単な操作で鮮明に転写できる方法
を提供することである。特に、本発明は、難印刷性のフ
イルムやシートに、必要に応じてコンピューターなどを
利用して、電子写真印刷法、溶融熱転写印刷法またはそ
の他の方法によって、鮮明な画像を簡単に形成し得る画
像転写方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明者らが鋭意研究を行った結果、従来の離型
層を用いる画像転写方法に代えて、溶剤可溶性のバイン
ダー層を設ける方法を新たに開発したのである。本発明
者らによるこの新しい画像転写方法による場合は、複写
用基体上に溶剤可溶性のバインダーの層を設けてその上
に画像を形成し、この画像形成面に粘着剤層を介して転
写用基体を貼り合わせ、次いで溶剤によって複写基体上
の溶剤可溶性のバインダーを層を溶解して、複写基体を
剥離させることによって、鮮明な転写画像を形成するこ
とができるのである。
めに、本発明者らが鋭意研究を行った結果、従来の離型
層を用いる画像転写方法に代えて、溶剤可溶性のバイン
ダー層を設ける方法を新たに開発したのである。本発明
者らによるこの新しい画像転写方法による場合は、複写
用基体上に溶剤可溶性のバインダーの層を設けてその上
に画像を形成し、この画像形成面に粘着剤層を介して転
写用基体を貼り合わせ、次いで溶剤によって複写基体上
の溶剤可溶性のバインダーを層を溶解して、複写基体を
剥離させることによって、鮮明な転写画像を形成するこ
とができるのである。
【0006】すなわち、本発明の要旨とするところは、
溶剤可溶性のバインダーを含有し、溶剤に可溶な表面処
理層を有する複写用基体の前記表面処理層の表面に、前
記バインダーと密着性を有する溶剤不溶性のインクまた
はトナーを用いて画像を形成し、さらに溶剤不溶性の粘
着剤層を介して転写用基体を複写用基体の画像形成面に
貼り合わせた後、溶剤を用いて前記複写用基体の表面処
理層を溶解し、前記複写用基体を剥離させることを特徴
とする画像転写方法である。
溶剤可溶性のバインダーを含有し、溶剤に可溶な表面処
理層を有する複写用基体の前記表面処理層の表面に、前
記バインダーと密着性を有する溶剤不溶性のインクまた
はトナーを用いて画像を形成し、さらに溶剤不溶性の粘
着剤層を介して転写用基体を複写用基体の画像形成面に
貼り合わせた後、溶剤を用いて前記複写用基体の表面処
理層を溶解し、前記複写用基体を剥離させることを特徴
とする画像転写方法である。
【0007】以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明で用いる溶剤可溶性のバインダーとしては、水、
有機溶剤、水と有機溶剤の混合溶剤などの溶剤に可溶性
であって、且つそのバインダーを用いて複写用基体上に
形成された溶剤可溶性の表面処理層が、溶剤不溶性のイ
ンクまたはトナーの受理性が高く、該表面処理層上に鮮
明な画像を形成し得るものであれば特に制限はなくいず
れでもよい。
本発明で用いる溶剤可溶性のバインダーとしては、水、
有機溶剤、水と有機溶剤の混合溶剤などの溶剤に可溶性
であって、且つそのバインダーを用いて複写用基体上に
形成された溶剤可溶性の表面処理層が、溶剤不溶性のイ
ンクまたはトナーの受理性が高く、該表面処理層上に鮮
明な画像を形成し得るものであれば特に制限はなくいず
れでもよい。
【0008】溶剤可溶性のバインダーの例としては、水
溶性ポリマー、有機溶剤可溶性のポリマー、水と有機溶
剤の混合溶剤に可溶性のポリマーなどを挙げることがで
きる。より具体的には、ポリビニルアルコール系重合
体、ポリアクリル系重合体、ポリアクリル酸系重合体、
カゼイン、水溶性ポリエステル、水溶性ポリウレタンな
どの水溶性ポリマー;塩化ビニリデン系重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタ
ジエン共重合体、2−クロロー1,3−ブタジエンのホ
モポリマーまたはコポリマー、ポリイソブチレン、ポリ
ビニルアセテート、ポリビニルアクリレート、ポリウレ
タン、アルキッド樹脂、ブチル系樹脂などの有機溶剤ま
たは水と有機溶剤の混合溶剤に可溶性のポリマーを挙げ
ることができる。
溶性ポリマー、有機溶剤可溶性のポリマー、水と有機溶
剤の混合溶剤に可溶性のポリマーなどを挙げることがで
きる。より具体的には、ポリビニルアルコール系重合
体、ポリアクリル系重合体、ポリアクリル酸系重合体、
カゼイン、水溶性ポリエステル、水溶性ポリウレタンな
どの水溶性ポリマー;塩化ビニリデン系重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタ
ジエン共重合体、2−クロロー1,3−ブタジエンのホ
モポリマーまたはコポリマー、ポリイソブチレン、ポリ
ビニルアセテート、ポリビニルアクリレート、ポリウレ
タン、アルキッド樹脂、ブチル系樹脂などの有機溶剤ま
たは水と有機溶剤の混合溶剤に可溶性のポリマーを挙げ
ることができる。
【0009】上記のような溶剤可溶性のバインダーを用
いて複写用基体上に溶剤可溶性の表面処理層を形成する
に当たっては、バインダーを水溶液、水性エマルジョ
ン、有機溶剤溶液、水と有機溶剤の混合溶剤溶液などの
形態にして、複写用基体の表面に塗布などにより施すの
がよい。その際にバインダーを水溶液または水性エマル
ジョンにして使用するのが、作業性、安全性、環境汚染
の防止などの点から好ましい。
いて複写用基体上に溶剤可溶性の表面処理層を形成する
に当たっては、バインダーを水溶液、水性エマルジョ
ン、有機溶剤溶液、水と有機溶剤の混合溶剤溶液などの
形態にして、複写用基体の表面に塗布などにより施すの
がよい。その際にバインダーを水溶液または水性エマル
ジョンにして使用するのが、作業性、安全性、環境汚染
の防止などの点から好ましい。
【0010】上記のバインダーを含有する表面処理層に
は、必要に応じて界面活性剤、酸化防止剤などを含有さ
せておいてもよく、更にインク受理性、発色性、密着性
等を向上させるために、炭酸カルシウム、シリカ、酸化
チタン、ホワイトカーボン、タルク、ケイ酸アルミニウ
ム、アルミノケイ酸マグネシウム、クレー等の無機充填
剤;有機ベントナイト、アクリルポリマービーズ、メタ
クリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂、
尿素−ホルマリン重合体等の有機充填剤を含有させても
よい。また、静電記録用とするための表面処理層とした
場合には、電子写真用の複写紙としても使用可能であ
る。更に、表面処理層は単層ではなく多層構造にしても
よい。
は、必要に応じて界面活性剤、酸化防止剤などを含有さ
せておいてもよく、更にインク受理性、発色性、密着性
等を向上させるために、炭酸カルシウム、シリカ、酸化
チタン、ホワイトカーボン、タルク、ケイ酸アルミニウ
ム、アルミノケイ酸マグネシウム、クレー等の無機充填
剤;有機ベントナイト、アクリルポリマービーズ、メタ
クリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂、
尿素−ホルマリン重合体等の有機充填剤を含有させても
よい。また、静電記録用とするための表面処理層とした
場合には、電子写真用の複写紙としても使用可能であ
る。更に、表面処理層は単層ではなく多層構造にしても
よい。
【0011】本発明に用いられる複写用基体としては、
前記した溶剤可溶性バインダー、および必要に応じて有
機充填剤や無機充填剤などを更に使用してその表面に表
面処理層を形成し得るものであれば制限はなく、いずれ
でもよい。複写用基体としては、例えばポリエチレンテ
レフタレートやその他のポリエステル系重合体、アクリ
ル系重合体、エチレン−酢酸ビニル系重合体、塩化ビニ
ル系重合体、塩化ビニリデン系重合体、ポリアリレート
系重合体、ポリアミド系重合体、フッ素樹脂、シリコー
ン系重合体、ボリカーボネート系重合体、ポリウレタン
系重合体などのフイルムやシートが好ましく用いられ
る。
前記した溶剤可溶性バインダー、および必要に応じて有
機充填剤や無機充填剤などを更に使用してその表面に表
面処理層を形成し得るものであれば制限はなく、いずれ
でもよい。複写用基体としては、例えばポリエチレンテ
レフタレートやその他のポリエステル系重合体、アクリ
ル系重合体、エチレン−酢酸ビニル系重合体、塩化ビニ
ル系重合体、塩化ビニリデン系重合体、ポリアリレート
系重合体、ポリアミド系重合体、フッ素樹脂、シリコー
ン系重合体、ボリカーボネート系重合体、ポリウレタン
系重合体などのフイルムやシートが好ましく用いられ
る。
【0012】また、コスト面、作業性、発色性などを考
慮した場合は、紙、合成紙、不織布、織布なども好まし
く用いられる。不織布や織布としては、例えば天然繊
維;ポリウレタン繊維、ポリオレフィン繊維、ポリエス
テル繊維、ポリアミド繊維などの合成繊維からなる不織
布や織布を使用することができる。
慮した場合は、紙、合成紙、不織布、織布なども好まし
く用いられる。不織布や織布としては、例えば天然繊
維;ポリウレタン繊維、ポリオレフィン繊維、ポリエス
テル繊維、ポリアミド繊維などの合成繊維からなる不織
布や織布を使用することができる。
【0013】本発明の画像転写方法においては、まず第
1に、溶剤可溶性のバインダーを用いて形成された溶剤
可溶性の表面処理層を有する複写用基体の前記表面処理
層表面に、前記バインダーと密着性を有する溶剤不溶性
のインクまたはトナーを用いて画像を形成する。この場
合に、使用するインクまたはトナーは、バインダーと密
着性があって且つバインダーを溶解する溶剤に不溶なも
のであればどのようなものであってもよく、特にアクリ
ル系重合体をベースにした耐候性のよい樹脂インクやト
ナーを用いるのが好ましい。
1に、溶剤可溶性のバインダーを用いて形成された溶剤
可溶性の表面処理層を有する複写用基体の前記表面処理
層表面に、前記バインダーと密着性を有する溶剤不溶性
のインクまたはトナーを用いて画像を形成する。この場
合に、使用するインクまたはトナーは、バインダーと密
着性があって且つバインダーを溶解する溶剤に不溶なも
のであればどのようなものであってもよく、特にアクリ
ル系重合体をベースにした耐候性のよい樹脂インクやト
ナーを用いるのが好ましい。
【0014】また、その際の画像形成法としては、通常
の印刷技術、コーテイング技術などのいずれも使用で
き、印刷技術の例としては、電子写真方式の複写機によ
る印刷方式(ゼログラフィー法や静電記録方式など)、
溶融熱転写方式、インクジェット方式、スプレージェッ
ト方式などを挙げることができる。そのうちでも、本発
明では、トナーを使用して電子写真法複写機によって複
写用基体の表面処理層に画像を複写により形成する方法
が好ましく用いられる。その場合に、電子写真法複写機
による複写としては、例えば感光体となる無機系のセレ
ン化カドミウム、酸化亜鉛などの光導電体を結合用樹脂
中に分散させて用いるか、あるいは有機系のポリビニル
カルバゾール系、ペルイミド/オキサチアゾール系など
の有機光導電剤をそのまま結合剤として用いて複写して
画像を形成する方法を挙げることができる。
の印刷技術、コーテイング技術などのいずれも使用で
き、印刷技術の例としては、電子写真方式の複写機によ
る印刷方式(ゼログラフィー法や静電記録方式など)、
溶融熱転写方式、インクジェット方式、スプレージェッ
ト方式などを挙げることができる。そのうちでも、本発
明では、トナーを使用して電子写真法複写機によって複
写用基体の表面処理層に画像を複写により形成する方法
が好ましく用いられる。その場合に、電子写真法複写機
による複写としては、例えば感光体となる無機系のセレ
ン化カドミウム、酸化亜鉛などの光導電体を結合用樹脂
中に分散させて用いるか、あるいは有機系のポリビニル
カルバゾール系、ペルイミド/オキサチアゾール系など
の有機光導電剤をそのまま結合剤として用いて複写して
画像を形成する方法を挙げることができる。
【0015】また、最近では、コンピューターの出力に
レーザー光を使ったPPC方式による画像形成方式があ
るが、本発明ではこのPPC方式も使用できる。このP
PC方式を使用する場合には、光源として半導体レーザ
ー、ヘリウム−ネオンレーザー、ヘリウム−カドミウム
レーザーなどを、またプリンター感光体としてセレン化
カドミウム系、セレン系、ポリビニルカルバゾール−ト
リニトロフオレン系などを用いることができる。
レーザー光を使ったPPC方式による画像形成方式があ
るが、本発明ではこのPPC方式も使用できる。このP
PC方式を使用する場合には、光源として半導体レーザ
ー、ヘリウム−ネオンレーザー、ヘリウム−カドミウム
レーザーなどを、またプリンター感光体としてセレン化
カドミウム系、セレン系、ポリビニルカルバゾール−ト
リニトロフオレン系などを用いることができる。
【0016】次いで第2段階として、本発明の画像転写
方法においては、溶剤不溶性の粘着剤層を介して転写用
基体を前記複写用基体の画像形成面に貼り合わせる。粘
着剤層を介して転写用基体を複写用基体の画像形成面に
貼り合わせる方法としては、(i)粘着剤を塗布した転写
用基体の粘着剤層面を複写用基体の画像形成面に貼り合
わせる方法、(ii)粘着剤に対して離型性を有するように
処理されたフイルム、シートまたは紙などの基体に粘着
剤を塗布し、乾燥して形成した粘着剤層付きの基体の粘
着剤層面を複写用基体の画像形成面に当接させて貼り合
わせた後、離型処理された基体を剥離して粘着剤層を表
面に出し、その粘着剤面に転写用基体を貼り合わせる方
法、(iii)複写用基体の画像形成面上に直接粘着剤を施
して粘着剤層を形成させ、この粘着剤層面に転写用基体
を貼り合わせる方法などが挙げられる。これらの方法の
うち、画像の鮮明さの点から(i)または(ii)の方法が好
ましい。
方法においては、溶剤不溶性の粘着剤層を介して転写用
基体を前記複写用基体の画像形成面に貼り合わせる。粘
着剤層を介して転写用基体を複写用基体の画像形成面に
貼り合わせる方法としては、(i)粘着剤を塗布した転写
用基体の粘着剤層面を複写用基体の画像形成面に貼り合
わせる方法、(ii)粘着剤に対して離型性を有するように
処理されたフイルム、シートまたは紙などの基体に粘着
剤を塗布し、乾燥して形成した粘着剤層付きの基体の粘
着剤層面を複写用基体の画像形成面に当接させて貼り合
わせた後、離型処理された基体を剥離して粘着剤層を表
面に出し、その粘着剤面に転写用基体を貼り合わせる方
法、(iii)複写用基体の画像形成面上に直接粘着剤を施
して粘着剤層を形成させ、この粘着剤層面に転写用基体
を貼り合わせる方法などが挙げられる。これらの方法の
うち、画像の鮮明さの点から(i)または(ii)の方法が好
ましい。
【0017】本発明に用いられる転写用基体としては、
複写用基体上に形成した溶剤可溶性の表面処理層を溶解
する溶剤に溶解または膨潤せず、且つ粘着剤がよく密着
するものを用いるのが好ましい。転写用基体は、例えば
複写用基体の素材として上記で挙げた、種々の有機高分
子重合体からなるフイルムやシート;紙、合成紙;天然
繊維や合成繊維からなる不織布、織布などが好ましく用
いられる。また、転写用基体としては、粘着剤との密着
性を向上させるために、エッチング等の化学的処理、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理、イオンスパッタリング処
理などを施したものを使用してもよい。
複写用基体上に形成した溶剤可溶性の表面処理層を溶解
する溶剤に溶解または膨潤せず、且つ粘着剤がよく密着
するものを用いるのが好ましい。転写用基体は、例えば
複写用基体の素材として上記で挙げた、種々の有機高分
子重合体からなるフイルムやシート;紙、合成紙;天然
繊維や合成繊維からなる不織布、織布などが好ましく用
いられる。また、転写用基体としては、粘着剤との密着
性を向上させるために、エッチング等の化学的処理、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理、イオンスパッタリング処
理などを施したものを使用してもよい。
【0018】また、溶剤不溶性の粘着剤層を形成するた
めの粘着剤としては、複写用基体表面上に形成されてい
る溶剤可溶性の表面処理層を溶解させるのに用いる溶剤
に溶けることがなく、且つ複写用基体の表面処理層上に
形成された画像を転写用基体側に円滑に転写させうるも
のであるものであればいかなるものであってもよい。具
体的には、例えばアクリル系重合体、変性ポリビニルア
ルコール、ポリウレタン系重合体、ポリエステル系重合
体、フッ素樹脂などからなる粘着剤を用いることができ
る。
めの粘着剤としては、複写用基体表面上に形成されてい
る溶剤可溶性の表面処理層を溶解させるのに用いる溶剤
に溶けることがなく、且つ複写用基体の表面処理層上に
形成された画像を転写用基体側に円滑に転写させうるも
のであるものであればいかなるものであってもよい。具
体的には、例えばアクリル系重合体、変性ポリビニルア
ルコール、ポリウレタン系重合体、ポリエステル系重合
体、フッ素樹脂などからなる粘着剤を用いることができ
る。
【0019】更に第3段階として、本発明の画像転写方
法においては、溶剤を用いて前記複写用基体上の表面処
理層を溶解し、前記複写用基体を剥離させることによ
り、画像が粘着剤層を介して転写用基体側に転写され
る。その際の溶剤としては、転写用基体上にバインダー
を用いて施された溶剤可溶性の表面処理層を溶解し、且
つ画像形成に用いたインクまたはトナー、粘着剤および
転写用基体を溶解または膨潤させないものであればいず
れも使用することができる。
法においては、溶剤を用いて前記複写用基体上の表面処
理層を溶解し、前記複写用基体を剥離させることによ
り、画像が粘着剤層を介して転写用基体側に転写され
る。その際の溶剤としては、転写用基体上にバインダー
を用いて施された溶剤可溶性の表面処理層を溶解し、且
つ画像形成に用いたインクまたはトナー、粘着剤および
転写用基体を溶解または膨潤させないものであればいず
れも使用することができる。
【0020】そのような溶剤の具体例としては、水、メ
タノール、エタノール、プロパノール、トルエン、キシ
レン、メチルエチルケトン、アセトン、アルコール類と
水との混合溶剤、アセトンと水との混合溶剤、メタノー
ルとアセトンとの混合溶剤などを挙げることができ、表
面処理層の形成に使用したバインダーの種類、画像形成
用インクやトナーの種類、粘着剤の種類や転写用基体の
材質など応じて適宜選択して使用するのがよい。これら
の溶剤のうち含水系の溶剤、特に水単独または少なくと
も20重量%の水を含有する水−アルコール混合溶剤
が、安全性、取扱い性、コスト面、環境汚染の防止など
の点から好ましく、水単独からなる溶剤がより好まし
い。また、上記した溶剤は、鮮明な画像の転写が行える
限りは、必要に応じて、酸、アルカリ、またはその他の
溶解助剤などを含有していてもよい。そして、溶剤によ
る表面処理層の溶解処理条件としては、通常上記で得ら
れた積層物を10〜50℃の温度下に3〜60分間浸漬
処理することが採用される。
タノール、エタノール、プロパノール、トルエン、キシ
レン、メチルエチルケトン、アセトン、アルコール類と
水との混合溶剤、アセトンと水との混合溶剤、メタノー
ルとアセトンとの混合溶剤などを挙げることができ、表
面処理層の形成に使用したバインダーの種類、画像形成
用インクやトナーの種類、粘着剤の種類や転写用基体の
材質など応じて適宜選択して使用するのがよい。これら
の溶剤のうち含水系の溶剤、特に水単独または少なくと
も20重量%の水を含有する水−アルコール混合溶剤
が、安全性、取扱い性、コスト面、環境汚染の防止など
の点から好ましく、水単独からなる溶剤がより好まし
い。また、上記した溶剤は、鮮明な画像の転写が行える
限りは、必要に応じて、酸、アルカリ、またはその他の
溶解助剤などを含有していてもよい。そして、溶剤によ
る表面処理層の溶解処理条件としては、通常上記で得ら
れた積層物を10〜50℃の温度下に3〜60分間浸漬
処理することが採用される。
【0021】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はそれにより限定されない。
るが、本発明はそれにより限定されない。
【0022】《実施例 1》厚さ80μのコート紙から
なる複写用基体に溶剤可溶性バインダーとしてポリビニ
ルアルコール[(株)クラレ製;PVA−205、重合
度500]の10%水溶液を塗布した後乾燥して、コー
ト紙上に厚さ5μmの水可溶性の表面処理層を形成させ
た。次いで、該表面処理層の上に、トナーを用いて熱溶
融転写リボン型のカラープリンター(カルコンプ社製;
カラーマスター)を用いて描画した。厚さ25μmのフ
ッ素樹脂フイルムからなる転写用基体に20μmの厚さ
に粘着剤が塗布されている転写シート(W.H.ブレン
ディー社製;#2000A)をポリビニルアルコールの
表面処理層上に形成した前記画像形成面に貼り合わせ
た。次いで、それを20℃の水中に20分間浸漬して、
コート紙表面に形成したポリビニルアルコールの表面処
理層を溶解させて、コート紙を剥離したところ、フッ素
樹脂フイルム上に鮮明な画像が転写されていた。
なる複写用基体に溶剤可溶性バインダーとしてポリビニ
ルアルコール[(株)クラレ製;PVA−205、重合
度500]の10%水溶液を塗布した後乾燥して、コー
ト紙上に厚さ5μmの水可溶性の表面処理層を形成させ
た。次いで、該表面処理層の上に、トナーを用いて熱溶
融転写リボン型のカラープリンター(カルコンプ社製;
カラーマスター)を用いて描画した。厚さ25μmのフ
ッ素樹脂フイルムからなる転写用基体に20μmの厚さ
に粘着剤が塗布されている転写シート(W.H.ブレン
ディー社製;#2000A)をポリビニルアルコールの
表面処理層上に形成した前記画像形成面に貼り合わせ
た。次いで、それを20℃の水中に20分間浸漬して、
コート紙表面に形成したポリビニルアルコールの表面処
理層を溶解させて、コート紙を剥離したところ、フッ素
樹脂フイルム上に鮮明な画像が転写されていた。
【0023】《実施例 2》実施例1で用いたポリビニ
ルアルコールの水溶液の代わりにポリ酢酸ビニル系の水
性エマルジョン(クラレ社製;OM−4000)(濃度
40重量%)を使用し、また転写フイルムの基体として
テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体フイルム
[ダイキン(株)製;ネオフロンETFE;融点260
℃、光線透過率90%]を使用した以外は実施例1と同
様にして操作を行ったところ、転写フイルム上に鮮明な
画像が転写されていた。
ルアルコールの水溶液の代わりにポリ酢酸ビニル系の水
性エマルジョン(クラレ社製;OM−4000)(濃度
40重量%)を使用し、また転写フイルムの基体として
テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体フイルム
[ダイキン(株)製;ネオフロンETFE;融点260
℃、光線透過率90%]を使用した以外は実施例1と同
様にして操作を行ったところ、転写フイルム上に鮮明な
画像が転写されていた。
【0024】《実施例 3》溶剤可溶性バインダーとし
てスルホン酸変性ポリビニルアルコール[(株)クラレ
製;HM−N 04]を用い、これを水/メタノール=
80/20(重量)の混合溶媒に溶解した10%溶液を
厚紙からなる複写用基体に塗布した後、乾燥して、厚紙
上に厚さ10μmのスルホン酸変性ポリビニルアルコー
ルからなる表面処理層を形成させた。次いで、その表面
処理層の上に、トナーを用いるレーザービーム型の電子
写真方式の複写機(キャノン社製;ピクセル)を使用し
て描画した。厚さ60μmのポリエチレンテレフタレー
トフイルム(帝人社製;融点255℃、光線透過率91
%)にアクリル系粘着剤を20μmの厚さに塗布して転
写シート形成し、これを表面処理層上に形成した前記画
像形成面に貼り合わせた。 次いで、それを20℃の水中に15分間浸漬して、厚紙
表面に形成したスルホン酸変性ポリビニルアルコールの
表面処理層を溶解させて、厚紙を剥離したところ、ポリ
エチレンテレフタレートフイルム上に鮮明な画像が転写
されていた。
てスルホン酸変性ポリビニルアルコール[(株)クラレ
製;HM−N 04]を用い、これを水/メタノール=
80/20(重量)の混合溶媒に溶解した10%溶液を
厚紙からなる複写用基体に塗布した後、乾燥して、厚紙
上に厚さ10μmのスルホン酸変性ポリビニルアルコー
ルからなる表面処理層を形成させた。次いで、その表面
処理層の上に、トナーを用いるレーザービーム型の電子
写真方式の複写機(キャノン社製;ピクセル)を使用し
て描画した。厚さ60μmのポリエチレンテレフタレー
トフイルム(帝人社製;融点255℃、光線透過率91
%)にアクリル系粘着剤を20μmの厚さに塗布して転
写シート形成し、これを表面処理層上に形成した前記画
像形成面に貼り合わせた。 次いで、それを20℃の水中に15分間浸漬して、厚紙
表面に形成したスルホン酸変性ポリビニルアルコールの
表面処理層を溶解させて、厚紙を剥離したところ、ポリ
エチレンテレフタレートフイルム上に鮮明な画像が転写
されていた。
【0025】《実施例 4》転写用基体として、ポリエ
チレンテレフタレートフイルムの代わりにフッ化ビニリ
デン系三元共重合体フイルム[日本合成ゴム(株)製;フ
ローレン、融点90℃、光線透過率91%]を使用した
以外は実施例3と同様の操作を行ったところ、フッ化ビ
ニリデン系三元共重合体フイルムからなる転写用フイル
ム上に鮮明な画像が転写されていた。
チレンテレフタレートフイルムの代わりにフッ化ビニリ
デン系三元共重合体フイルム[日本合成ゴム(株)製;フ
ローレン、融点90℃、光線透過率91%]を使用した
以外は実施例3と同様の操作を行ったところ、フッ化ビ
ニリデン系三元共重合体フイルムからなる転写用フイル
ム上に鮮明な画像が転写されていた。
【0026】《実施例 5》転写用基体として、ポリエ
チレンテレフタレートフイルムの代わりにポリフッ化ビ
ニリデンとフッ素ゴムとのグラフト重合体からなるフイ
ルム[セントラルガラス(株)製;セフラソフト、融点1
65℃、光線透過率50%]を使用した以外は実施例3
と同様の操作を行ったところ、該グラフト重合体フイル
ムからなる転写用フイルム上に鮮明な画像が転写されて
いた。
チレンテレフタレートフイルムの代わりにポリフッ化ビ
ニリデンとフッ素ゴムとのグラフト重合体からなるフイ
ルム[セントラルガラス(株)製;セフラソフト、融点1
65℃、光線透過率50%]を使用した以外は実施例3
と同様の操作を行ったところ、該グラフト重合体フイル
ムからなる転写用フイルム上に鮮明な画像が転写されて
いた。
【0027】《実施例 6》厚さ80μのコート紙から
なる複写用基体上に溶剤可溶性バインダーとしてスチレ
ン−アクリル系樹脂(新日鉄化学社製;エスチレン)の
10%アセトン溶液を塗布した後乾燥して、コート紙上
に厚さ5μmの溶剤可溶性の表面処理層を形成させた。
次いで、該表面処理層の上に、染料系トナー中にワック
スを含有する熱溶融転写リボン型のカラープリンターを
用いて描画した。 離型紙上にアクリル系粘着剤を25μmの厚みに塗布し
たシートを、粘着剤層側が上記の画像形成面になるよう
にして貼り合わせた後、離型紙を剥がし、25μmのフ
ッ素樹脂フイルム(デュポン社製;テドラー)からなる
転写用フイルムを粘着剤層上に貼り合わせた。次に、そ
れを水/メタノール=20/80(重量)の混合溶剤中
に20℃で10分間浸漬して、コート紙表面に形成した
スチレン−アクリル系樹脂の表面処理層を溶解させて、
コート紙を剥離したところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮
明な画像が転写されていた。
なる複写用基体上に溶剤可溶性バインダーとしてスチレ
ン−アクリル系樹脂(新日鉄化学社製;エスチレン)の
10%アセトン溶液を塗布した後乾燥して、コート紙上
に厚さ5μmの溶剤可溶性の表面処理層を形成させた。
次いで、該表面処理層の上に、染料系トナー中にワック
スを含有する熱溶融転写リボン型のカラープリンターを
用いて描画した。 離型紙上にアクリル系粘着剤を25μmの厚みに塗布し
たシートを、粘着剤層側が上記の画像形成面になるよう
にして貼り合わせた後、離型紙を剥がし、25μmのフ
ッ素樹脂フイルム(デュポン社製;テドラー)からなる
転写用フイルムを粘着剤層上に貼り合わせた。次に、そ
れを水/メタノール=20/80(重量)の混合溶剤中
に20℃で10分間浸漬して、コート紙表面に形成した
スチレン−アクリル系樹脂の表面処理層を溶解させて、
コート紙を剥離したところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮
明な画像が転写されていた。
【0028】《実施例 7》溶剤可溶性バインダーとし
てエチレン−酢酸ビニル共重合体[(株)クラレ製;E
VAL]を用い、これを水/プロパノール=35/65
(重量)の混合溶媒に加熱溶解した10%溶液を、複写
用基体である厚さ80μmのポリエステルフイルム上に
塗布した後、乾燥して、ポリエステルフイルム上に厚さ
5μmのエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる表面処
理層を形成させた。次いで、その表面処理層の上に、実
施例6と同様のカラープリンターを用いて描画した後、
その画像形成面に実施例6で使用したのと同じアクリル
系粘着剤を塗布した転写シートを貼り合わせた。次い
で、それを40℃の前記水/プロパノール混合溶剤に3
0分間浸漬して、ポリエステルフイルムに形成したエチ
レン−酢酸ビニル共重合体の表面処理層を溶解させて、
ポリエステルフイルムからなる複写用基体を剥離したと
ころ、フッ素樹脂フイルム上に鮮明な画像が転写されて
いた。
てエチレン−酢酸ビニル共重合体[(株)クラレ製;E
VAL]を用い、これを水/プロパノール=35/65
(重量)の混合溶媒に加熱溶解した10%溶液を、複写
用基体である厚さ80μmのポリエステルフイルム上に
塗布した後、乾燥して、ポリエステルフイルム上に厚さ
5μmのエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる表面処
理層を形成させた。次いで、その表面処理層の上に、実
施例6と同様のカラープリンターを用いて描画した後、
その画像形成面に実施例6で使用したのと同じアクリル
系粘着剤を塗布した転写シートを貼り合わせた。次い
で、それを40℃の前記水/プロパノール混合溶剤に3
0分間浸漬して、ポリエステルフイルムに形成したエチ
レン−酢酸ビニル共重合体の表面処理層を溶解させて、
ポリエステルフイルムからなる複写用基体を剥離したと
ころ、フッ素樹脂フイルム上に鮮明な画像が転写されて
いた。
【0029】《実施例 8》厚さ80μのコート紙に溶
剤可溶性バインダーとしてアクリル系樹脂(クラレ社
製;パラペット)の10%アセトン溶液を塗布した後乾
燥して、コート紙上に厚さ12μmの溶剤可溶性の表面
処理層を形成させた。次いで、該表面処理層の上に、顔
料系トナー中にワックスを含有する熱溶融転写リボン型
のカラープリンターを用いて描画した。 離型紙上にアクリル系粘着剤を25μmの厚みに塗布し
たシートを、粘着剤層側が上記の画像形成面にくるよう
にして貼り合わせた後、離型紙を剥がし、25μmのフ
ッ素樹脂フイルム(デュポン社製;テドラー)からなる
転写用フイルムを粘着剤層上に貼り合わせた。次に、そ
れを水/メタノール=40/60(重量)の混合溶剤中
に25℃で15分間浸漬して、コート紙表面に形成した
アクリル系樹脂の表面処理層を溶解させて、コート紙を
剥離したところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮明な画像が
転写されていた。
剤可溶性バインダーとしてアクリル系樹脂(クラレ社
製;パラペット)の10%アセトン溶液を塗布した後乾
燥して、コート紙上に厚さ12μmの溶剤可溶性の表面
処理層を形成させた。次いで、該表面処理層の上に、顔
料系トナー中にワックスを含有する熱溶融転写リボン型
のカラープリンターを用いて描画した。 離型紙上にアクリル系粘着剤を25μmの厚みに塗布し
たシートを、粘着剤層側が上記の画像形成面にくるよう
にして貼り合わせた後、離型紙を剥がし、25μmのフ
ッ素樹脂フイルム(デュポン社製;テドラー)からなる
転写用フイルムを粘着剤層上に貼り合わせた。次に、そ
れを水/メタノール=40/60(重量)の混合溶剤中
に25℃で15分間浸漬して、コート紙表面に形成した
アクリル系樹脂の表面処理層を溶解させて、コート紙を
剥離したところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮明な画像が
転写されていた。
【0030】《実施例 9》実施例1で用いたポリビニ
ルアルコールの水溶液の代わりに、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体[(株)クラレ製;EVAL)を水/プロパ
ノール=35/65(重量)の混合溶媒に加熱溶解させ
て10%溶液を形成、これを厚さ80μmのコート紙上
に塗布し乾燥して、コート紙からなる複写用基体上に厚
さ5μmの溶剤可溶性の表面処理層を形成させた。 次いで、実施例6で用いたのと同じカラープリンターを
使用して描画した以外は、実施例1と同様の操作を行っ
たところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮明な画像が転写さ
れていた。
ルアルコールの水溶液の代わりに、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体[(株)クラレ製;EVAL)を水/プロパ
ノール=35/65(重量)の混合溶媒に加熱溶解させ
て10%溶液を形成、これを厚さ80μmのコート紙上
に塗布し乾燥して、コート紙からなる複写用基体上に厚
さ5μmの溶剤可溶性の表面処理層を形成させた。 次いで、実施例6で用いたのと同じカラープリンターを
使用して描画した以外は、実施例1と同様の操作を行っ
たところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮明な画像が転写さ
れていた。
【0031】《実施例 10》描画に際して熱溶融転写
リボン型のカラープリンターを使用する代わりに、水性
染料タイプのインクジェット方式のプリンター[武蔵工
業(株)製;RT−501]を用いた以外は実施例1と
同様の操作を行ったところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮
明な画像が転写されていた。
リボン型のカラープリンターを使用する代わりに、水性
染料タイプのインクジェット方式のプリンター[武蔵工
業(株)製;RT−501]を用いた以外は実施例1と
同様の操作を行ったところ、フッ素樹脂フイルム上に鮮
明な画像が転写されていた。
【0032】《比較例 1》エチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体フイルム[ダイキン(株);ネオフロ
ンETFE]の未処理面に実施例6で使用したのと同じ
熱溶融転写リボン型のカラープリンターを用いて直接描
画したところ、全く描画できなかった。
エチレン共重合体フイルム[ダイキン(株);ネオフロ
ンETFE]の未処理面に実施例6で使用したのと同じ
熱溶融転写リボン型のカラープリンターを用いて直接描
画したところ、全く描画できなかった。
【0033】《比較例 2》実施例1において、水中浸
漬による複写用基体の剥離処理に代えて、室温下の空気
中でそのまま複写用基体の剥離を行ったところ、画像が
転写用基体にほとんど転写されず、そのまま複写用基体
側に残留していた。
漬による複写用基体の剥離処理に代えて、室温下の空気
中でそのまま複写用基体の剥離を行ったところ、画像が
転写用基体にほとんど転写されず、そのまま複写用基体
側に残留していた。
【0034】《比較例 3》複写用基体として厚さ10
0μmのポリエチレンテレフタレートフイルムを用いて
実施例1と同様にして表面処理層の形成を行い、これに
実施例6で用いたのと同じ熱溶融転写リボン型のカラー
プリンターを使用して描画した。次に、これに実施例1
と同様にして粘着剤層を設けた転写用基体を画像形成面
に貼り合わせた。次いで、水中浸漬による複写用基体の
剥離処理を行わずに、室温下の空気中でそのまま複写用
基体の剥離を行ったところ、画像が転写用フイルム側に
ほとんど転写されず、そのまま複写用基体側に残留して
いた。
0μmのポリエチレンテレフタレートフイルムを用いて
実施例1と同様にして表面処理層の形成を行い、これに
実施例6で用いたのと同じ熱溶融転写リボン型のカラー
プリンターを使用して描画した。次に、これに実施例1
と同様にして粘着剤層を設けた転写用基体を画像形成面
に貼り合わせた。次いで、水中浸漬による複写用基体の
剥離処理を行わずに、室温下の空気中でそのまま複写用
基体の剥離を行ったところ、画像が転写用フイルム側に
ほとんど転写されず、そのまま複写用基体側に残留して
いた。
【0035】《比較例 4》複写用基体として、厚さ8
0μmのポリエチレンテレフタレートフイルムを使用
し、表面処理層を設けずに実施例1と同様にしてそのま
ま直接複写用基体上に描画した。以後、実施例1と同様
にして粘着剤層を介して転写用基体を貼り合わせ、これ
を水中で浸漬処理したが、水中に1時間浸漬した後でも
転写用基体であるフッ素樹脂フイルムには画像がほんの
わずかに転写されただけであった。その水中浸漬処理を
更に1週間継続したが、複写用基体上に描かれた画像の
一部がまだら模様状にフッ素樹脂フイルム側に転写され
ただけであった。
0μmのポリエチレンテレフタレートフイルムを使用
し、表面処理層を設けずに実施例1と同様にしてそのま
ま直接複写用基体上に描画した。以後、実施例1と同様
にして粘着剤層を介して転写用基体を貼り合わせ、これ
を水中で浸漬処理したが、水中に1時間浸漬した後でも
転写用基体であるフッ素樹脂フイルムには画像がほんの
わずかに転写されただけであった。その水中浸漬処理を
更に1週間継続したが、複写用基体上に描かれた画像の
一部がまだら模様状にフッ素樹脂フイルム側に転写され
ただけであった。
【0036】
【発明の効果】本発明の方法による場合は、極めて簡単
な操作で鮮明な画像を転写用基体側に転写することがで
きる。また、本発明では、インクやトナーが密着しにく
い離型層上に直接画像を形成せず、インクやトナーとの
密着性の良好な複写用基体上の溶剤可溶性表面処理層上
に画像を形成するので、鮮明な画像を形成させることが
でき、しかもインクやトナーの種類の選択などに細心の
注意を払う必要がなく、色々のインクやトナーを必要に
応じて使用することができる。特に、本発明の方法によ
る場合は、難印刷性のフイルムやシートに、必要に応じ
てコンピューターなどを利用して、電子写真印刷法、溶
融熱転写印刷法またはその他の方法によって、鮮明な画
像を簡単に形成することができ、且つそのようにして形
成された画像を転写用基体側に極めて鮮明に転写させる
ことができる。
な操作で鮮明な画像を転写用基体側に転写することがで
きる。また、本発明では、インクやトナーが密着しにく
い離型層上に直接画像を形成せず、インクやトナーとの
密着性の良好な複写用基体上の溶剤可溶性表面処理層上
に画像を形成するので、鮮明な画像を形成させることが
でき、しかもインクやトナーの種類の選択などに細心の
注意を払う必要がなく、色々のインクやトナーを必要に
応じて使用することができる。特に、本発明の方法によ
る場合は、難印刷性のフイルムやシートに、必要に応じ
てコンピューターなどを利用して、電子写真印刷法、溶
融熱転写印刷法またはその他の方法によって、鮮明な画
像を簡単に形成することができ、且つそのようにして形
成された画像を転写用基体側に極めて鮮明に転写させる
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 陽 大阪府大阪市都島区中野町3−12−13 株 式会社綜合工芸社内
Claims (5)
- 【請求項1】 溶剤可溶性のバインダーを含有し、溶剤
に可溶な表面処理層を有する複写用基体の前記表面処理
層の表面に、前記バインダーと密着性を有する溶剤不溶
性のインクまたはトナーを用いて画像を形成し、さらに
溶剤不溶性の粘着剤層を介して転写用基体を複写用基体
の画像形成面に貼り合わせた後、溶剤を用いて前記複写
用基体の表面処理層を溶解し、前記複写用基体を剥離さ
せることを特徴とする画像転写方法。 - 【請求項2】 溶剤が、含水系の溶剤である請求項1記
載の画像転写方法。 - 【請求項3】 含水系の溶剤が、少なくとも20重量%
の水を含有する水−アルコール混合溶剤である請求項2
記載の画像転写方法。 - 【請求項4】 溶剤が水である請求項1記載の画像転写
方法。 - 【請求項5】 トナーを使用して電子写真法複写機によ
り画像を複写用基体の表面処理層に複写する請求項1記
載の画像転写方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21747592A JPH0640144A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 画像転写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21747592A JPH0640144A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 画像転写方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640144A true JPH0640144A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16704822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21747592A Pending JPH0640144A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 画像転写方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640144A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000034054A1 (en) * | 1998-12-08 | 2000-06-15 | Wyaline Pty. Ltd. | A tape label |
| JP2000343896A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Yoshio Sugino | 転写方法 |
| JP2002240426A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Ichiro Suematsu | 画像への転写箔押写方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP21747592A patent/JPH0640144A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000034054A1 (en) * | 1998-12-08 | 2000-06-15 | Wyaline Pty. Ltd. | A tape label |
| JP2000343896A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Yoshio Sugino | 転写方法 |
| JP2002240426A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Ichiro Suematsu | 画像への転写箔押写方法 |
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