JPH0640374Y2 - 磁性流体シール構造 - Google Patents

磁性流体シール構造

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JPH0640374Y2
JPH0640374Y2 JP1988040184U JP4018488U JPH0640374Y2 JP H0640374 Y2 JPH0640374 Y2 JP H0640374Y2 JP 1988040184 U JP1988040184 U JP 1988040184U JP 4018488 U JP4018488 U JP 4018488U JP H0640374 Y2 JPH0640374 Y2 JP H0640374Y2
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magnetic fluid
shaft
holding piece
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inner peripheral
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JP1988040184U
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JPH01143468U (ja
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峰世 遠藤
清好 竹上
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Nidec Corp
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁性流体の飛散を確実に防止できるようにし
た磁性流体シール構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、静止部材と回転部材との間をシールする場
合、磁性流体を用いた磁性流体シール構造が広く適用さ
れている。
この磁性流体シール構造は、例えば、回転する軸と、こ
の軸の外周に配置された固定の円筒部との間をシールす
る場合、円筒部の内周面に、円環状のマグネットと、こ
のマグネットの軸方向両端面にそれぞれ接触して設けら
れた円環状の保持ピース部とを固定し、軸の外周面とこ
れに近接した保持ピース部の内周端縁との間隙部に磁性
流体を注入して保持する構成となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この種従来の磁性流体シール構造では、回転
中に作用する遠心力或いは気圧の変動や表面張力等の種
々の要因(又は結合)によって、磁性流体が飛散すると
いう問題があった。
例えば、コンピュータシステムに用いられるハードディ
スク装置のディスクを回転駆動するスピンドルモータに
おいては、回転部を支持するベアリングからのグリース
等のディスク室への飛散を防止するためにこの種の磁性
流体シール構造が用いられるが、前述した問題が発生す
ると、空気遮断が不完全となって、ディスク室内へ不浄
な空気が侵入するだけでなく、飛散した磁性流体が清浄
であるべきディスク室を著しく汚染するという問題があ
る。
本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に留意
してなされたものであり、その目的とするところは、磁
性流体の飛散を確実に防止できる磁性流体シール構造を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案の磁性流体シール構
造においては、軸と、この軸の外周に配置され軸に対し
相対的に回転する円筒部と、この円筒部の内周面に固定
された円環状のマグネットと、このマグネットの軸方向
端面に接触して設けられ内周端縁が軸の外周面に近接し
た磁性流体保持ピース部と、軸の外周面と保持ピース部
の内周端縁との間隙部に保持された磁性流体と、を備
え、軸の外周面における保持ピース部の内周端縁に対応
する部位に、V字型の小凹溝を多数設け、かつ、これら
各小凹溝におけるV字の頂点を通る軸に直交した平面
を、保持ピース部の軸方向中心に対し、マグネット側へ
小寸法だけ偏位させたことを特徴としている。
〔作用〕
このような構成の磁性流体シール構造にあっては、軸と
円筒部との相対回転により、軸の外周面と保持ピース部
の内周端縁との間隙部に保持された磁性流体は、特に軸
側がV字型の小凹溝の傾斜に応じて移動し、これがV字
の頂点に集中し、いわゆる動圧が発生する。
ここで、各小凹溝におけるV字の頂点は、保持ピース部
の軸方向中心に対し、マグネット側へ小寸法だけ偏位し
ているため、小凹溝のV字の頂点に集中しようとする磁
性流体には、マグネットの存在する非飛散方向に誘引す
る力が作用することになる。
軸の外周面と保持ピース部の内周端縁との間の磁性流体
には、遠心力や圧力差や表面張力等が総合的に作用する
が、前述した誘引力により磁性流体の外方への飛散が抑
制される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1は、ディスク駆動用のスピンドルモータの一部を示
しており、回転軸1の上端に固着されたハブ2にディス
ク3が取り付けられ、回転軸1と共にディスク3が回転
される。この回転軸1は磁性材料により構成され、軸受
4を介してモータブラケットの円筒部5内側に回転自在
に支持されている。
円筒部5の上端部内側と回転軸1との間には磁性流体シ
ール装置Fが設けられている。この磁性流体シール装置
Fは、円環状のマグネット6と、このマグネット6の軸
方向両端面に接触して設けられた円環状の磁性流体保持
ピース部7,8と、磁性流体9とからなり、マグネット6
を保持ピース部7,8によりサンドウィッチ状に上下から
挾持したものが円筒部5の上端部に内嵌され、回転軸1
の外周面1aとこれに近接した保持ピース部7,8の内周端
縁7a,8aとのそれぞれの間隙部Gに磁性流体9が注入さ
れ、保持される。
回転軸1の外周面1aには、2枚の保持ピース部7,8の内
周端縁7a,8aに対応する2個所の範囲に、周方向に多数
のV字型小凹溝10を配列形成してなる帯状V溝群A,Bが
設けられている。各小凹溝10の幅寸法と深さとは、ホト
エッチング法等によって微細に形成するのがよい。
ここで、帯状V溝群A,Bは、各小凹溝10のV字の頂点を
結ぶ中心円周線Mつまり各小凹溝10のV字の頂点を通る
前記軸1に直交した平面が、保持ピース部7,8の軸方向
中心に対し、マグネット6の軸方向中心側へ小寸法eだ
け偏位するような位置に設定されている。
このような構成の磁性流体シール装置Fにおいて、回転
軸1を第1図の矢印Nの方向に回転すると、回転軸1の
外周面1aと保持ピース部7,8の内周端縁7a,8aとのそれぞ
れの間隙部Gに注入された磁性流体9は、回転軸1の外
周面1a側が、それぞれ、帯状V溝群A,Bにおける各小凹
溝10の中心円周線M側に集束され、保持ピース部7,8を
含む平面より両ピース部7,8間の空室部11側へ誘引され
ることになる。
ここで、第1図において、外側の保持ピース部7にあっ
ては、磁性流体9は遠心力や表面張力等によって矢印a
方向に流失しようとするから、この矢印a方向が磁性流
体飛散方向に相当するといえる。また、内側の保持ピー
ス部8にあっては、磁性流体9は、矢印bで示した磁性
流体飛散方向に流失しようとする。
ところが、前記実施例にあっては、両保持ピース部7,8
において、磁性流体9が帯状V溝群A,Bの各小凹溝10に
より空室部11側に誘引され、磁性流体9をそれぞれ前記
矢印a,bとは反対方向に引き戻そうとする力を生じるか
ら、非飛散方向に磁性流体9が誘引されることになり、
ハブ2の在るディスク室12への飛散を確実に防止できる
ことになる。
なお、前記実施例においては、軸回転の場合を例に説明
したが、本考案は、これに限らず、軸固定構造において
も同様に実施できるものである。すなわち、固定軸にハ
ブを回転自在に支持し、このハブに設けた円筒部にマグ
ネットと磁性流体保持ピース部とを固定すると共に、固
定軸における保持ピース部との対応位置にV字型の小凹
溝を多数設け、かつ、この小凹溝をマグネット側に小寸
法だけ偏位させるようにすればよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の磁性流体シール構造によれば、
軸の外周面における保持ピース部との対応部位にV字型
の小凹溝を多数設け、これら各小凹溝におけるV字の頂
点を通る軸に直交した平面を、保持ピース部の軸方向中
心に対し、マグネット側へ小寸法だけ偏位させるように
したので、軸と円筒部との相対回転により、軸の外周面
と保持ピース部の内周端縁との間隙部に保持された磁性
流体は、特に軸側がV字型の小凹溝の傾斜に応じて移動
し、これがV字の頂点に集中し、マグネットの存在する
非飛散方向に誘引する力が作用することになり、磁性流
体に遠心力や圧力差、表面張力等が作用してもこの誘引
力により磁性流体の外方への飛散を確実に抑制できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁性流体シール構造の1実施例を示し
たモータの断面図である。 1…回転軸,1a…外周面、5…円筒部、6…マグネッ
ト、7…保持ピース部、7a…内周端縁、9…磁性流体、
10…小凹溝、G…間隙部、e…小寸法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸1と、該軸1の外周に配置され前記軸1
    に対し相対的に回転する円筒部5と、該円筒部5の内周
    面に固定された円環状のマグネット6と、該マグネット
    6の軸方向端面に接触して設けられ内周端縁7a,8aが前
    記軸1の外周面1aに近接した磁性流体保持ピース部7,8
    と、前記軸1の外周面1aと前記保持ピース部7,8の内周
    端縁7a,8aとの間隙部Gに保持された磁性流体9と、を
    備えた磁性流体シール構造において、 前記軸1の外周面1aにおける前記保持ピース部7,8の内
    周端縁7a,8aに対応する部位に、V字型の小凹溝10を多
    数設け、かつ、該各小凹溝10におけるV字の頂点を通る
    前記軸1に直交した平面を、前記保持ピース部7の軸方
    向中心に対し、前記マグネット6側へ小寸法eだけ偏位
    させたことを特徴とする磁性流体シール構造。
JP1988040184U 1988-03-25 1988-03-25 磁性流体シール構造 Expired - Lifetime JPH0640374Y2 (ja)

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JP1988040184U JPH0640374Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 磁性流体シール構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01143468U JPH01143468U (ja) 1989-10-02
JPH0640374Y2 true JPH0640374Y2 (ja) 1994-10-19

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ID=31266659

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JP1988040184U Expired - Lifetime JPH0640374Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 磁性流体シール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57193454U (ja) * 1981-06-03 1982-12-08
JPS58187658U (ja) * 1982-06-09 1983-12-13 日本精工株式会社 磁性流体シ−ル装置

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Publication number Publication date
JPH01143468U (ja) 1989-10-02

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