JPH0640432U - 可動ナット構造 - Google Patents
可動ナット構造Info
- Publication number
- JPH0640432U JPH0640432U JP7459392U JP7459392U JPH0640432U JP H0640432 U JPH0640432 U JP H0640432U JP 7459392 U JP7459392 U JP 7459392U JP 7459392 U JP7459392 U JP 7459392U JP H0640432 U JPH0640432 U JP H0640432U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動ナット構造に関し、部品点数が少なくて
低コストで、且つ占有領域が小さいことを目的とする。 【構成】 被取付部材2のねじ孔及び機器本体1のねじ
用孔を遊貫するボルト5と、ボルト5が螺合するねじ孔
30A 及びねじ孔30A の両側に穿孔した一対の孔30B を有
する板状のナット部材30と、ねじ径がナット部材30の孔
30B の内径よりも所望に小さく、頭部が機器本体1の表
面側に埋入する一対の小ねじ50とを備え、ナット部材30
は、ねじ孔30A が機器本体1のねじ用孔1Aにほぼ対応す
るよう機器本体1の裏面側に配置され、ナット部材30の
それぞれの孔30B を遊貫する小ねじ50と、それぞれの小
ねじ50の先端部に螺着した止めナット52とにより、機器
本体1の裏面側を所望量摺動移動可能に装着される構成
とする。
低コストで、且つ占有領域が小さいことを目的とする。 【構成】 被取付部材2のねじ孔及び機器本体1のねじ
用孔を遊貫するボルト5と、ボルト5が螺合するねじ孔
30A 及びねじ孔30A の両側に穿孔した一対の孔30B を有
する板状のナット部材30と、ねじ径がナット部材30の孔
30B の内径よりも所望に小さく、頭部が機器本体1の表
面側に埋入する一対の小ねじ50とを備え、ナット部材30
は、ねじ孔30A が機器本体1のねじ用孔1Aにほぼ対応す
るよう機器本体1の裏面側に配置され、ナット部材30の
それぞれの孔30B を遊貫する小ねじ50と、それぞれの小
ねじ50の先端部に螺着した止めナット52とにより、機器
本体1の裏面側を所望量摺動移動可能に装着される構成
とする。
Description
【0001】
本考案は、可動ナット構造に関する。 パネルのような板状の被取付部材の複数個所を、ボルトを用いて機器本体に取 付ける場合、機器本体側にねじ孔を配設し、このねじ孔に軸心が一致するねじ用 孔を被取付部材に配設穿孔することは、ピッチの精度上で困難であるばかりでな く、多大の時間を要する。
【0002】 このような困難さを避けるために、機器本体及び被取付部材の双方に、ボルト が遊貫するねじ用孔(所謂ばか孔)を穿孔し、ボルトとナットを用いて被取付部 材を機器本体に固着することが行われる。
【0003】 この際、機器本体の裏面側に所望量移動可能にナット(所謂可動ナット)を装 着すると、機器本体の裏面側に手等をまわしてナットを押さえることなく、機器 本体の外側でボルトを螺回するだけで簡単に被取付部材を機器本体に固着するこ とができる。
【0004】 したがって、被取付部材が大きいか、或いは機器本体の内側に手等を回すこと が出来ない構造の機器においては、可動ナットが採用されている。
【0005】
図3は従来例の断面図、図4は他の従来例の断面図である。 図3において、1は電子機器等の機器本体であり、機器本体1の所望の個所に 、ボルト5が遊貫するねじ用孔1Aを配設してある。このねじ用孔1Aの内径はボル ト5の外径寸法よりも十分に大きくしてある。
【0006】 2は、機器本体1に取付けるパネルのような板状の被取付部材であり、被取付 部材2には、機器本体1のねじ用孔1Aに対応して、ボルト5が遊貫するねじ用孔 2Aを配設してある。このねじ用孔2Aは、ボルト5の外径よりもわずかに大きいも のである。
【0007】 20は、先端部側に円筒部20A を設けた角形ナットである。 10は、側面視が帽子状の金属板よりなる、機器本体1の裏面側に固着するナッ トホルダである。
【0008】 ナットホルダ10は、中央部に設けた角形ナット20を収容する角形凹部10A と、 角形凹部10A の底板の中心に設けた、角形ナット20の円筒部20A の外径よりも十 分に大きい丸孔10B と、皿小ねじ8が螺着する角形凹部10A の外側の縁部に設け た左右一対のねじ孔とを有する。
【0009】 また、ナットホルダ10の角形凹部10A は、角形ナット20の角形に相似でそれよ りも十分大きくしてある。 即ち、このナットホルダ10は、角形ナット20が角形凹部10A 内である程度の移 動を可能とし、且つ回動は阻止するものである。
【0010】 角形ナット20を角形凹部10A に挿入し、ナットホルダ10の中心が機器本体1の ねじ用孔1Aにほぼ一致するような位置に、皿小ねじ8を用いてナットホルダ10を 機器本体1の裏面側に固着している。
【0011】 そして、機器本体1の表側に被取付部材2を位置合わせして重ね、被取付部材 2,機器本体1のそれぞれのねじ用孔2A,1A にボルト5を差込み、角形ナット20 に螺着しボルト5を緊定して、被取付部材2を機器本体1に固着している。
【0012】 この際、被取付部材2のねじ用孔2Aの軸心と角形ナット20の軸心が一致してい なくても、角形ナット20が機器本体1の裏面をある程度(ナットホルダ10の丸孔 10B の内径と角形ナット20の円筒部20A の外径との差) 摺動移動するのでボルト 5が角形ナット20に螺着する。
【0013】 首付ねじに対応する従来の可動ナット構造を図4に示す。 図4において、被取付部材2の所望の個所にねじ孔2Bを配設し、それぞれのね じ孔2Bに首付ねじ5-1 のねじ部を螺合して通過させ、首付ねじ5-1 が被取付部材 2から落下するのを防止している。
【0014】 25は、首付ねじ5-1 のねじ径よりも十分におきい逃げ孔25A を中心部に有し、 逃げ孔25A の左右の両側に皿小ねじ8が遊貫する一対の孔を有するスペーサであ る。
【0015】 なお、このスペーサ25の板厚は、首付ねじ5-1 のねじ部の長さよりも十分に大 きいものである。 上述のスペーサ25を介して、角形凹部10A に角形ナット20を挿入したナットホ ルダ10を、皿小ねじ8を用いて機器本体1の裏面側に固着している。
【0016】 したがって、被取付部材2のねじ孔2Bの軸心と角形ナット20の軸心が一致して いなくても、角形ナット20がスペーサ25の表面をある程度(ナットホルダ10の丸 孔10B の内径と角形ナット20の円筒部20A の外径との差) 摺動移動するので首付 ねじ5-1 が角形ナット20に螺着する。
【0017】
ところで、前述のように角形ナットとナットホルダとを備えた従来の可動ナッ ト構造は、部品点数が多いばかりでなく、ナットホルダの構造が複雑で加工に多 大の時間を要するので、コスト高になるという問題点があった。
【0018】 また、ナットホルダに角形ナットを収容する角形凹部を設けたものであるから 、ナットホルダの幅が大きい。したがって、機器本体のナットホルダの占有領域 が大きくなるという問題点があった。
【0019】 本考案はこのような点に鑑みて創作されたもので、部品点数が少なくて低コス トで、且つ占有領域が小さい可動ナット構造を提供することを目的としている。
【0020】
上記の目的を達成するために本考案は、図1に例示したように、被取付部材2 のねじ孔2B及び機器本体1のねじ用孔1Aを遊貫するボルト5と、ボルト5が螺合 するねじ孔30A 及びねじ孔30A の両側に穿孔した一対の孔30B を有する板状のナ ット部材30と、ねじ径がナット部材30の孔30B の内径よりも所望に小さく、頭部 が機器本体1の表面側に埋入する一対の小ねじ50とを備えたもので、ねじ孔30A が機器本体1のねじ用孔1Aにほぼ対応するよう、ナット部材30が機器本体1の裏 面側に配置され、ナット部材30のそれぞれの孔30B を遊貫する小ねじ50と、それ ぞれの小ねじ50の先端部に螺着した止めナット52とにより、機器本体1の裏面側 をナット部材30が所望量摺動移動可能に装着される構成とする。
【0021】
本考案のナット部材は、ボルトが螺合するねじ孔30A とそのねじ孔30A の左右 の両側に小ねじが遊貫する孔を有するものであるから、ナット部材の外形はその 幅が小さい矩形板でよい。
【0022】 一方、本考案の構成部品は、ナット部材, ナット部材を機器本体側に装着する 小ねじ及び止めナットだけである。 即ち、本考案の可動ナット構造は、構成部品点数が少なく且つその構造が簡単 であるので低コストである。
【0023】 また、ナット部材が細幅であるので、占有領域が小さい。
【0024】
以下図を参照しながら、本考案を具体的に説明する。なお、全図を通じて同一 符号は同一対象物を示す。
【0025】 図1は、本考案の実施例の断面図であり、図2は本考案の他の実施例の断面図 である。 図1において、機器本体1の所望の個所に、ボルト5が遊貫するねじ用孔1Aを 配設してある。このねじ用孔1Aの内径は、ボルト5の外径寸法よりも十分に大き くしてある。
【0026】 機器本体1に取付けるパネルのような板状の被取付部材2には、機器本体1の ねじ用孔1Aに対応して、ボルト5が遊貫するねじ用孔2Aを配設してある。このね じ用孔2Aは、ボルト5の外径よりもわずかに大きいものである。
【0027】 30は、機器本体1の裏面側のねじ用孔1Aに対応する位置に装着する矩形板状の ナット部材である。 ナット部材30の中心部にボルト5が螺合するねじ孔30A を設けるとともに、ね じ孔30A の左右の両側に、小ねじ50が遊貫する一対の孔30B を穿孔している。
【0028】 この孔30B の内径は、小ねじ50の外径よりも十分に大きいものである。 小ねじ50は例えば皿小ねじであって、その頭部を機器本体1の表面側に埋入さ せて、機器本体1のそれぞれの孔及びナット部材30の孔30B に差込み、その先端 をナット部材30の裏面側(図ではナット部材30の上方) に突出させている。
【0029】 小ねじ50の先端部に外径が孔30B の内径よりも十分に大きい座金51を嵌挿し、 さらに座金51の外側の小ねじ50のねじ部に2個の止めナット52を螺着締着するこ とで、ナット部材30が機器本体1から外れないようにしている。
【0030】 上述のようにナット部材30が機器本体1に装着されているので、ナット部材30 は、所望量(孔30B の内径と小ねじ50の外径の差に等しい量)だけ、機器本体1 の裏面側を摺動移動可能である。
【0031】 そして、機器本体1の表側に被取付部材2を位置合わせして重ね、被取付部材 2,機器本体1のそれぞれのねじ用孔2A,1A にボルト5を差込み、孔30B のねじ 孔30A に螺着しボルト5を緊定して被取付部材2を機器本体1に固着している。
【0032】 この際、被取付部材2のねじ用孔2Aの軸心とナット部材30のねじ孔30A が一致 していなくても、ナット部材30が機器本体1の裏面を摺動移動するので、ボルト 5がナット部材30に螺着する。
【0033】 首付ねじに対応する可動ナット構造を図2に示す。 図2において、被取付部材2の所望の個所にねじ孔2Bを配設し、それぞれのね じ孔2Bに首付ねじ5-1 のねじ部を螺合して通過させ、首付ねじ5-1 が被取付部材 2から落下するのを防止している。
【0034】 40は、細長い矩形板の中央部を上方に逆U形に折り曲げて、凹部40A を設けた ナット部材である。 ナット部材40の凹部40A の底面41に、首付ねじ5-1 が螺合するねじ孔を設ける とともに、凹部40A の左右の両側に小ねじ50が遊貫する一対の孔40B を穿孔して いる。
【0035】 この孔40B の内径は、小ねじ50の外径よりも十分に大きいものであり、また凹 部40A の高さは首付ねじ5-1 のねじ部の長さよりも十分に大きいものである。 小ねじ50の頭部を機器本体1の表面側に埋入させて、機器本体1のそれぞれの 孔及びナット部材40の孔40B に差込み、その先端をナット部材40の裏面側(図で に突出させている。
【0036】 小ねじ50の先端部に外径が孔40B の内径よりも十分に大きい座金51を嵌挿し、 さらに座金51の外側の小ねじ50のねじ部に2個の止めナット52を螺着締着するこ とで、ナット部材40が機器本体1から外れないようにしている。
【0037】 上述のようにナット部材40が機器本体1に装着されているので、ナット部材40 は、所望量(孔40B の内径と小ねじ50の外径の差に等しい量)だけ、機器本体1 の裏面側を摺動移動可能である。
【0038】 そして、機器本体1の表側に被取付部材2を位置合わせして重ね、首付ねじ5- 1 をナット部材40のねじ孔に螺着し、首付ねじ5-1 をを緊定して被取付部材2を 機器本体1に固着している。
【0039】 この際、被取付部材2のねじ孔2Bの軸心とナット部材40のねじ孔が一致してい なくても、ナット部材40が機器本体1の裏面を摺動移動するので、首付ねじ5-1 がナット部材40に螺着する。
【0040】
以上説明したように本考案の可動ナット構造は、構成部品がナット部材, ナッ ト部材を機器本体側に装着する小ねじ及び止めナットだけであり、且つナット部 材の構造が簡単であるので、低コストになるという効果を有する。
【0041】 また、本考案に係わるナット部材は、ボルトが螺合するねじ孔とそのねじ孔の 左右の両側に小ねじが遊貫する孔を有するものであるから、ナット部材の外形は その幅が小さい矩形板である。したがって、可動ナットの占有領域の狭小化が推 進されるという効果がある。
【図1】 本考案の実施例の断面図
【図2】 本考案の他の実施例の断面図
【図3】 従来例の断面図
【図4】 他の従来例の断面図
1 機器本体 1A,2A
ねじ用孔 2B ねじ孔 5-1 首
付ねじ 5 ボルト 10 ナ
ットホルダ 20 角形ナット 25 ス
ペーサ 30,40 ナット部材 30A ね
じ孔 30B,40B 孔 50 小
ねじ 51 座金 52 止
めナット
ねじ用孔 2B ねじ孔 5-1 首
付ねじ 5 ボルト 10 ナ
ットホルダ 20 角形ナット 25 ス
ペーサ 30,40 ナット部材 30A ね
じ孔 30B,40B 孔 50 小
ねじ 51 座金 52 止
めナット
Claims (1)
- 【請求項1】 被取付部材及び機器本体にそれぞれねじ
用孔を穿孔し、ボルトとナットとで該被取付部材と該機
器本体とを固着する際に、該機器本体側に装着するナッ
トであって、 該被取付部材(2) のねじ孔(2B)及び該機器本体(1) のね
じ用孔(1A)を遊貫するボルト(5) と、 該ボルト(5) が螺合するねじ孔(30A) 及び該ねじ孔(30
A) の両側に穿孔した一対の孔(30B) を有する、板状の
ナット部材(30)と、 ねじ径が該ナット部材(30)の孔(30B) の内径よりも所望
に小さく、頭部が該機器本体(1) の表面側に埋入する一
対の小ねじ(50)とを備え、 該ナット部材(30)は、該ねじ孔(30A) が該機器本体(1)
のねじ用孔(1A)にほぼ対応するよう該機器本体(1) の裏
面側に配置され、該ナット部材(30)のそれぞれの孔(30
B) を遊貫する該小ねじ(50)と、それぞれの該小ねじ(5
0)の先端部に螺着した止めナット(52)とにより、該機器
本体(1) の裏面側を所望量摺動移動可能に装着されるも
のであることを特徴とする可動ナット構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7459392U JPH0640432U (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 可動ナット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7459392U JPH0640432U (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 可動ナット構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640432U true JPH0640432U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13551613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7459392U Withdrawn JPH0640432U (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 可動ナット構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640432U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115467887A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-12-13 | 中国科学院工程热物理研究所 | 一种托盘螺母组件 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP7459392U patent/JPH0640432U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115467887A (zh) * | 2022-09-06 | 2022-12-13 | 中国科学院工程热物理研究所 | 一种托盘螺母组件 |
| CN115467887B (zh) * | 2022-09-06 | 2025-07-29 | 中国科学院工程热物理研究所 | 一种托盘螺母组件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |