JPH0640440Y2 - 水中モータのメカニカルシール装置 - Google Patents
水中モータのメカニカルシール装置Info
- Publication number
- JPH0640440Y2 JPH0640440Y2 JP1988152346U JP15234688U JPH0640440Y2 JP H0640440 Y2 JPH0640440 Y2 JP H0640440Y2 JP 1988152346 U JP1988152346 U JP 1988152346U JP 15234688 U JP15234688 U JP 15234688U JP H0640440 Y2 JPH0640440 Y2 JP H0640440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mechanical seal
- lubricating oil
- chamber
- gas
- submersible motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水中モータのメカニカルシール装置に関する
ものである。
ものである。
従来の水中モータのメカニカルシール装置は、第2図に
示すように、水中モータ100の回転軸101にメカニカルシ
ールAと、メカニカルシールBを設け、水中モータ100
内に水が侵入するのを防止している。そしてこのメカニ
カルシールA,Bを囲むようにハウジング113によってメカ
ニカルシール室107が形成され、該メカニカルシール室1
07内には前記メカニカルシールA,Bが埋没するように潤
滑油109が封入されるとともに、その上側に気体を封入
したエアチャンバー111を設け、前記潤滑油109の温度上
昇等によるメカニカルシール室107内の圧力上昇を防止
している。
示すように、水中モータ100の回転軸101にメカニカルシ
ールAと、メカニカルシールBを設け、水中モータ100
内に水が侵入するのを防止している。そしてこのメカニ
カルシールA,Bを囲むようにハウジング113によってメカ
ニカルシール室107が形成され、該メカニカルシール室1
07内には前記メカニカルシールA,Bが埋没するように潤
滑油109が封入されるとともに、その上側に気体を封入
したエアチャンバー111を設け、前記潤滑油109の温度上
昇等によるメカニカルシール室107内の圧力上昇を防止
している。
ここでメカニカルシール室107は1室にて構成され、潤
滑油109とエアチャンバー111となる気体が封入されてい
るため、水中モータ100駆動時は回転軸101の回転によっ
て潤滑油109が回転し、その遠心力によって潤滑油109は
メカニカルシール室107の外周側に押し出される。そし
て、回転軸101に装着されたメカニカルシールAの回転
側摺動部材105とハウジング113に固定されたメカニカル
シールAの固定側板摺動部材103の摺動部分が前記潤滑
油109の油面から露出して気体の部分に触れることとな
れば、該摺動部の潤滑、冷却が不充分になる。
滑油109とエアチャンバー111となる気体が封入されてい
るため、水中モータ100駆動時は回転軸101の回転によっ
て潤滑油109が回転し、その遠心力によって潤滑油109は
メカニカルシール室107の外周側に押し出される。そし
て、回転軸101に装着されたメカニカルシールAの回転
側摺動部材105とハウジング113に固定されたメカニカル
シールAの固定側板摺動部材103の摺動部分が前記潤滑
油109の油面から露出して気体の部分に触れることとな
れば、該摺動部の潤滑、冷却が不充分になる。
そこでこれを防止するために、前記潤滑油109が旋回し
ないように、前記メカニカルシール室107内に旋回防止
用の旋回防止板115を設けていた。
ないように、前記メカニカルシール室107内に旋回防止
用の旋回防止板115を設けていた。
しかしながらこのような従来の水中モータのメカニカル
シール装置に取り付けた旋回防止板115によっては潤滑
油109の旋回を完全に防止することは困難であり前記両
摺動部部分がドライとなるおそれがあり、しかもメカニ
カルシール室107内の構造が複雑になるという問題点が
あった。
シール装置に取り付けた旋回防止板115によっては潤滑
油109の旋回を完全に防止することは困難であり前記両
摺動部部分がドライとなるおそれがあり、しかもメカニ
カルシール室107内の構造が複雑になるという問題点が
あった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、たとえ
回転軸が回転してもメカニカルシールの摺動部が気体に
触れてドライとなることの全くない水中モータのメカニ
カルシール装置を提供することにある。
回転軸が回転してもメカニカルシールの摺動部が気体に
触れてドライとなることの全くない水中モータのメカニ
カルシール装置を提供することにある。
上記問題点を解決するため本考案は、水中モータの回転
軸が外部に突出する部分に形成されたメカニカルシール
室内に潤滑油を封入し、前記水中モータ内と外部とをシ
ールする水中モータのメカニカルシール装置において、
前記メカニカルシール室を仕切り板によって潤滑油を満
たした下側の潤滑油室と気体を封入した上側の気体室に
分割し、前記メカニカルシールの摺動部を前記潤滑油室
内に配置するとともに、前記仕切り板に複数の貫通穴を
設け、前記潤滑油が前記潤滑油室を満たすとともにその
油面が前記仕切り板の貫通穴を通して気体室の下側部分
にまで達するように構成した。
軸が外部に突出する部分に形成されたメカニカルシール
室内に潤滑油を封入し、前記水中モータ内と外部とをシ
ールする水中モータのメカニカルシール装置において、
前記メカニカルシール室を仕切り板によって潤滑油を満
たした下側の潤滑油室と気体を封入した上側の気体室に
分割し、前記メカニカルシールの摺動部を前記潤滑油室
内に配置するとともに、前記仕切り板に複数の貫通穴を
設け、前記潤滑油が前記潤滑油室を満たすとともにその
油面が前記仕切り板の貫通穴を通して気体室の下側部分
にまで達するように構成した。
潤滑油は潤滑油室を満たすとともにその油面が仕切り板
の貫通穴を通して気体室の下側部分にまで達しているの
で、潤滑油室内の潤滑油が回転軸の回転力によって旋回
しても、気体室に入り込んでいる潤滑油は仕切り板によ
って仕切られているため、回転軸の回転力の影響を受け
ることがなく水平面を保ち、従って気体室中の気体が潤
滑油室内に入り込むことがなく、メカニカルシールの摺
動部に該気体が触れることは全くない。
の貫通穴を通して気体室の下側部分にまで達しているの
で、潤滑油室内の潤滑油が回転軸の回転力によって旋回
しても、気体室に入り込んでいる潤滑油は仕切り板によ
って仕切られているため、回転軸の回転力の影響を受け
ることがなく水平面を保ち、従って気体室中の気体が潤
滑油室内に入り込むことがなく、メカニカルシールの摺
動部に該気体が触れることは全くない。
また気体室が独立しており、潤滑油室に気体が入り込む
ことがないため、メカニカルシール部分の漏れによって
潤滑油が漏れ出しても、気体が漏れることはなく、常に
一定量の気体量が確保される。さらに潤滑油が回転軸の
回転力によって旋回しても、気体がメカニカルシールの
摺動部に入り込むことがないので、従来のような潤滑油
の旋回を防止する複雑な機構を設ける必要がない。
ことがないため、メカニカルシール部分の漏れによって
潤滑油が漏れ出しても、気体が漏れることはなく、常に
一定量の気体量が確保される。さらに潤滑油が回転軸の
回転力によって旋回しても、気体がメカニカルシールの
摺動部に入り込むことがないので、従来のような潤滑油
の旋回を防止する複雑な機構を設ける必要がない。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案にかかる水中モータのメカニカルシール
装置の一実施例を示す側面断面図である。
装置の一実施例を示す側面断面図である。
同図に示すように、この水中モータのメカニカルシール
装置は、水中モータ1の回転軸2が外部に突出する部分
に形成したメカニカルシール室3内に潤滑油5を封入
し、前記水中モータ1内と外部とをシールしている。そ
して、該メカニカルシール室3を仕切り板4によって潤
滑油5を満たした下側の潤滑油室6と気体を封入した上
側の気体室7に分割し、メカニカルシールA,Bの摺動部
を前記潤滑油室6内に配置するとともに、これら潤滑油
室6と気体室7とを前記仕切り板4に形成した複数の貫
通穴8によって連結して構成している。
装置は、水中モータ1の回転軸2が外部に突出する部分
に形成したメカニカルシール室3内に潤滑油5を封入
し、前記水中モータ1内と外部とをシールしている。そ
して、該メカニカルシール室3を仕切り板4によって潤
滑油5を満たした下側の潤滑油室6と気体を封入した上
側の気体室7に分割し、メカニカルシールA,Bの摺動部
を前記潤滑油室6内に配置するとともに、これら潤滑油
室6と気体室7とを前記仕切り板4に形成した複数の貫
通穴8によって連結して構成している。
以下各構成部分を詳細に説明する。
水中モータ1の下端面にはハウジング9によってメカニ
カルシール室3が形成されている。そしてこのメカニカ
ルシール室3内を貫通するように水中モータ1から回転
軸2が突出している。
カルシール室3が形成されている。そしてこのメカニカ
ルシール室3内を貫通するように水中モータ1から回転
軸2が突出している。
回転軸2はハウジング9の上部と下部でメカニカルシー
ルA,Bによってシールされている。このメカニカルシー
ルAは固定側摺動部材10と回転側摺動部材11が摺接する
ことによって構成されており、メカニカルシールBも同
様の構造となっている。
ルA,Bによってシールされている。このメカニカルシー
ルAは固定側摺動部材10と回転側摺動部材11が摺接する
ことによって構成されており、メカニカルシールBも同
様の構造となっている。
一方メカニカルシール室3は仕切り板4によって上側の
気体室7と下側の潤滑油室6に分割されている。そして
仕切り板4には所望の複数個所に貫通穴8が形成されて
いる。この潤滑油室6内には該潤滑油室6を完全に満た
すように潤滑油5が充填されている。そしてこの潤滑油
5の油面は、仕切り板4の貫通穴8を通って気体室7内
の下側部分にまで達している。気体室7内には気体が封
入されている。
気体室7と下側の潤滑油室6に分割されている。そして
仕切り板4には所望の複数個所に貫通穴8が形成されて
いる。この潤滑油室6内には該潤滑油室6を完全に満た
すように潤滑油5が充填されている。そしてこの潤滑油
5の油面は、仕切り板4の貫通穴8を通って気体室7内
の下側部分にまで達している。気体室7内には気体が封
入されている。
なお12はハウジング9の側面に形成された油注入口であ
り、油を注入するとき以外は栓によって閉じられてい
る。
り、油を注入するとき以外は栓によって閉じられてい
る。
次にこの水中モータポンプの作動状態を説明する。
水中モータ1が駆動して回転軸2が回転すると、潤滑油
室6の潤滑油5は旋回する。しかしながら気体室7に入
り込んでいる潤滑油5は仕切り板4によって仕切られて
いるため、回転軸2の回転による回転力の影響を受ける
ことがなく、従って気体室7中の気体が潤滑油室6中に
入り込むことがない。従ってメカニカルシールAの摺動
部に該気体が触れることは全くないのでメカニカルシー
ルAの良好な潤滑と冷却が図れるのである。
室6の潤滑油5は旋回する。しかしながら気体室7に入
り込んでいる潤滑油5は仕切り板4によって仕切られて
いるため、回転軸2の回転による回転力の影響を受ける
ことがなく、従って気体室7中の気体が潤滑油室6中に
入り込むことがない。従ってメカニカルシールAの摺動
部に該気体が触れることは全くないのでメカニカルシー
ルAの良好な潤滑と冷却が図れるのである。
一方潤滑油5の温度上昇により潤滑油5が膨張しても、
気体室7の気体の緩衝作用により前記メカニカルシール
A,Bの摺動部に過大な圧力が加わることなく、良好な運
転が可能となる。
気体室7の気体の緩衝作用により前記メカニカルシール
A,Bの摺動部に過大な圧力が加わることなく、良好な運
転が可能となる。
ところで、このメカニカルシール室3内に潤滑油5を充
填するには、水中モータ1を横に倒し、ハウジング9に
設けた油注入口12を上向きにし、この油注入口12から潤
滑油5を注入すればよい。ここで仕切り板4に設けた貫
通穴8を油注入口12に最も近い部分から所定の距離離し
た位置に配置すれば、潤滑油5をメカニカルシール室3
内に溢れるまで一杯に充填しても、気体室7内に所望量
の気体が残ることとなる。従って充填される潤滑油5の
量を計量して注入する必要がなくなるので、その充填作
業は簡単となる。
填するには、水中モータ1を横に倒し、ハウジング9に
設けた油注入口12を上向きにし、この油注入口12から潤
滑油5を注入すればよい。ここで仕切り板4に設けた貫
通穴8を油注入口12に最も近い部分から所定の距離離し
た位置に配置すれば、潤滑油5をメカニカルシール室3
内に溢れるまで一杯に充填しても、気体室7内に所望量
の気体が残ることとなる。従って充填される潤滑油5の
量を計量して注入する必要がなくなるので、その充填作
業は簡単となる。
以上詳細に説明したように、本考案に係る水中モータの
メカニカルシール装置によれば、以下のような優れた効
果を有する。
メカニカルシール装置によれば、以下のような優れた効
果を有する。
メカニカルシール室内の上部に圧力上昇防止用の気体
を封入する構造のメカニカルシール装置であるにもかか
わらず、潤滑油室に全く気体が入り込むことはなく、メ
カニカルシールの摺動部がドライになることはない。
を封入する構造のメカニカルシール装置であるにもかか
わらず、潤滑油室に全く気体が入り込むことはなく、メ
カニカルシールの摺動部がドライになることはない。
気体室が独立しており、潤滑油室に気体が入り込むこ
とがないため、メカニカルシール部分の漏れによって潤
滑油が漏れ出しても、気体が漏れることはなく、常に一
定量の気体量が確保される。従って該気体の緩衝作用に
よって常にメカニカルシールの摺動面に過大な圧力が加
わることがない。
とがないため、メカニカルシール部分の漏れによって潤
滑油が漏れ出しても、気体が漏れることはなく、常に一
定量の気体量が確保される。従って該気体の緩衝作用に
よって常にメカニカルシールの摺動面に過大な圧力が加
わることがない。
潤滑油が回転軸の回転力によって旋回しても、気体が
メカニカルシールの摺動部に入り込むことがなく、従っ
て従来のような潤滑油の旋回を防止する複雑な機構を設
ける必要がなく、その構造が簡素化できる。
メカニカルシールの摺動部に入り込むことがなく、従っ
て従来のような潤滑油の旋回を防止する複雑な機構を設
ける必要がなく、その構造が簡素化できる。
第1図は本考案にかかる水中モータのメカニカルシール
装置の一実施例を示す側面断面図、第2図は従来の水中
モータのメカニカルシール装置を示す側面断面図であ
る。 図中、1…水中モータ、2…回転軸、3…メカニカルシ
ール室、4…仕切り板、5…潤滑油、6…潤滑油室、7
…気体室、8…貫通穴、A,B…メカニカルシール、10…
固定側摺動部材、11…回転側摺動部材、である。
装置の一実施例を示す側面断面図、第2図は従来の水中
モータのメカニカルシール装置を示す側面断面図であ
る。 図中、1…水中モータ、2…回転軸、3…メカニカルシ
ール室、4…仕切り板、5…潤滑油、6…潤滑油室、7
…気体室、8…貫通穴、A,B…メカニカルシール、10…
固定側摺動部材、11…回転側摺動部材、である。
Claims (1)
- 【請求項1】水中モータの回転軸が外部に突出する部分
に形成されたメカニカルシール室内に潤滑油を封入し、
前記水中モータ内と外部とをシールする水中モータのメ
カニカルシール装置において、 前記メカニカルシール室を仕切り板によって潤滑油を満
たした下側の潤滑油室と気体を封入した上側の気体室に
分割し、前記メカニカルシールの摺動部を前記潤滑油室
内に配置するとともに、前記仕切り板に複数の貫通穴を
設け、前記潤滑油は前記潤滑油室を満たすとともにその
油面が前記仕切り板の貫通穴を通して気体室の下側部分
にまで達していることを特徴とする水中モータのメカニ
カルシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152346U JPH0640440Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 水中モータのメカニカルシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152346U JPH0640440Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 水中モータのメカニカルシール装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0272649U JPH0272649U (ja) | 1990-06-04 |
| JPH0640440Y2 true JPH0640440Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31427189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988152346U Expired - Lifetime JPH0640440Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 水中モータのメカニカルシール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640440Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP1988152346U patent/JPH0640440Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0272649U (ja) | 1990-06-04 |
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