JPH0640558Y2 - ヒンジ翼付き水中翼船 - Google Patents
ヒンジ翼付き水中翼船Info
- Publication number
- JPH0640558Y2 JPH0640558Y2 JP1988114343U JP11434388U JPH0640558Y2 JP H0640558 Y2 JPH0640558 Y2 JP H0640558Y2 JP 1988114343 U JP1988114343 U JP 1988114343U JP 11434388 U JP11434388 U JP 11434388U JP H0640558 Y2 JPH0640558 Y2 JP H0640558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrofoil
- portions
- hinge
- bending moment
- hinge mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水中翼船に関し、特に水中翼に作用する曲げ
モーメントを減少させるようにしたヒンジ翼付き水中翼
船に関する。
モーメントを減少させるようにしたヒンジ翼付き水中翼
船に関する。
従来、水中翼船は、第6図に示すように、水中翼1が船
底部に固定支柱ストラット2を介して支持されるのが一
般的であるが、船が大型の場合、水中翼1のストラット
間長さlが長くなる。このようにストラット間長さlが
長くなると、水中翼1に作用する揚力が大きくなり、そ
れにつれて曲げモーメントも大きくなる。また、水中翼
1のストラット間長さlが長くなると、翼の一体成形が
不可能となるので、第7図に示すように、分割構成され
た翼を途中で溶接して構成されている。
底部に固定支柱ストラット2を介して支持されるのが一
般的であるが、船が大型の場合、水中翼1のストラット
間長さlが長くなる。このようにストラット間長さlが
長くなると、水中翼1に作用する揚力が大きくなり、そ
れにつれて曲げモーメントも大きくなる。また、水中翼
1のストラット間長さlが長くなると、翼の一体成形が
不可能となるので、第7図に示すように、分割構成され
た翼を途中で溶接して構成されている。
ところで、上述のような従来の水中翼船では次のような
問題点がある。
問題点がある。
(1)船体が大型化するにつれ、水中翼1のストラット
間長さlも長くなり、高速走行時の揚力により水中翼に
作用する曲げモーメントが大きくなる。これに対して、
ストラット2の本数を増すなどして、水中翼支持間長さ
を小さくし、曲げモーメントを減少させる場合、ストラ
ット2が増えることにより、推進抵抗が増加し、船速低
下を招くことになる。
間長さlも長くなり、高速走行時の揚力により水中翼に
作用する曲げモーメントが大きくなる。これに対して、
ストラット2の本数を増すなどして、水中翼支持間長さ
を小さくし、曲げモーメントを減少させる場合、ストラ
ット2が増えることにより、推進抵抗が増加し、船速低
下を招くことになる。
(2)水中翼のストラット間長さlが長くなると、翼の
一体成形が不可能となる。そこで、水中翼1を途中で溶
接接合する必要が生じるが、このようにすると、溶接部
における疲労強度が低下するなどの問題があり、翼が繰
り返し変形により破損する可能性がある。
一体成形が不可能となる。そこで、水中翼1を途中で溶
接接合する必要が生じるが、このようにすると、溶接部
における疲労強度が低下するなどの問題があり、翼が繰
り返し変形により破損する可能性がある。
(3)双胴型水中翼船において、左右の船体を連結する
形で船体に固定されている水中翼の場合は、左右の船体
の動揺のずれが、直接水中翼に伝わるため、水中翼に過
大な曲げモーメントを生ずるという欠点がある。
形で船体に固定されている水中翼の場合は、左右の船体
の動揺のずれが、直接水中翼に伝わるため、水中翼に過
大な曲げモーメントを生ずるという欠点がある。
本考案は、これらの問題点の解決をはかろうとするもの
で、水中翼を支持するストラットの数を増加させること
なく、水中翼に作用する曲げモーメントの減少をはかれ
るようにしたヒンジ翼付き水中翼船を提供することを目
的とする。
で、水中翼を支持するストラットの数を増加させること
なく、水中翼に作用する曲げモーメントの減少をはかれ
るようにしたヒンジ翼付き水中翼船を提供することを目
的とする。
上述の目的を達成するため、本考案のヒンジ翼付き水中
翼船は、船底に左右の固定支柱ストラットを介して支持
された水中翼をそなえ、同水中翼が、高速走行時の揚力
により同水中翼に発生する曲げモーメントを吸収すべ
く、上記左右の固定支柱ストラットにそれぞれ固定され
た左右の水中翼部分と、これら左右の水中翼部分の相互
間に介在する中央の水中翼部分とに分割されて、互いに
隣接する上記水中翼部分が、相互にヒンジ機構を介し回
転可能に連結され、上記左右の水中翼部分と上記中央の
水中翼部分とが正面から見て左右方向へ一直線状に配列
されたことを特徴としている。
翼船は、船底に左右の固定支柱ストラットを介して支持
された水中翼をそなえ、同水中翼が、高速走行時の揚力
により同水中翼に発生する曲げモーメントを吸収すべ
く、上記左右の固定支柱ストラットにそれぞれ固定され
た左右の水中翼部分と、これら左右の水中翼部分の相互
間に介在する中央の水中翼部分とに分割されて、互いに
隣接する上記水中翼部分が、相互にヒンジ機構を介し回
転可能に連結され、上記左右の水中翼部分と上記中央の
水中翼部分とが正面から見て左右方向へ一直線状に配列
されたことを特徴としている。
上述の本考案のヒンジ翼付き水中翼船では、水中翼の途
中において左右に1個ずつ設けられた計2個のヒンジ機
構が、水中翼に作用する曲げモーメントを吸収し減少さ
せるように働き、曲げモーメントの低減効果を発揮する
ほか、双胴船体においては、これらのヒンジ機構が左右
船体動揺のずれを吸収するように作用する。
中において左右に1個ずつ設けられた計2個のヒンジ機
構が、水中翼に作用する曲げモーメントを吸収し減少さ
せるように働き、曲げモーメントの低減効果を発揮する
ほか、双胴船体においては、これらのヒンジ機構が左右
船体動揺のずれを吸収するように作用する。
次に、本考案の実施例について説明すると、第1〜4図
は本考案の一実施例としてのヒンジ翼付き水中翼船を示
すもので、第1図はその正面図、第2図はそのヒンジ機
構の拡大平面図、第3図はそのヒンジ機構の拡大正面
図、第4図はそのヒンジ機構の拡大断面図である。
は本考案の一実施例としてのヒンジ翼付き水中翼船を示
すもので、第1図はその正面図、第2図はそのヒンジ機
構の拡大平面図、第3図はそのヒンジ機構の拡大正面
図、第4図はそのヒンジ機構の拡大断面図である。
第1図に示すように、双胴型水中翼船体4の船底部に、
固定支柱ストラット2を介して水中翼1が設けられてい
る。水中翼1は、翼長手方向において3つの水中翼部分
1a,1b,1cに分割されている。すなわち、水中翼1は、左
右の固定支柱ストラット2,2にそれぞれ固定された左右
の水中翼部分1a,1cと、これら左右の水中翼部分1a,1cの
相互間に介在する中央の水中翼部分1bとで構成されて、
これらの水中翼部分1a,1b,1cは正面から見て左右方向へ
一直線状に配列されており、互いに隣接する水中翼部分
1a,1b,1cは、相互にヒンジ機構5を介して回転可能に連
結されている。このようにして水中翼1は、全体として
ヒンジ翼を構成している。
固定支柱ストラット2を介して水中翼1が設けられてい
る。水中翼1は、翼長手方向において3つの水中翼部分
1a,1b,1cに分割されている。すなわち、水中翼1は、左
右の固定支柱ストラット2,2にそれぞれ固定された左右
の水中翼部分1a,1cと、これら左右の水中翼部分1a,1cの
相互間に介在する中央の水中翼部分1bとで構成されて、
これらの水中翼部分1a,1b,1cは正面から見て左右方向へ
一直線状に配列されており、互いに隣接する水中翼部分
1a,1b,1cは、相互にヒンジ機構5を介して回転可能に連
結されている。このようにして水中翼1は、全体として
ヒンジ翼を構成している。
第2図に示すように、ヒンジ機構5は、相互に切り欠か
れた水中翼部分1a,1bまたは1b,1cの噛み合い部に、連結
ピン6を挿通して接合され、第3図に示す矢印方向の回
転運動が可能とされている。
れた水中翼部分1a,1bまたは1b,1cの噛み合い部に、連結
ピン6を挿通して接合され、第3図に示す矢印方向の回
転運動が可能とされている。
上述のように、左右方向へ一直線状に配列された左右お
よび中央の水中翼部分1a,1b,1cをヒンジ5,5で連結して
なるヒンジ翼をそなえた水中翼船において、航走中に水
中翼1に生じる揚力により翼荷重が加わると、第5図の
本考案の実施例に相当する計算モデル(A),(B)と
従来例に相当する計算モデル(A′),(B′)との特
性比較図に示すように、ストラット間長さをl、翼荷重
をwとするとき、翼中央とストラット支持部における曲
げモーメントは(C),(C′)に示すようになり、最
大曲げモーメントMmaxは、 従来例では となるのに対して、本考案の実施例では となり、Mmaxを大幅に減少させる効果がある。なお本考
案の実施例におけるヒンジ間距離 は、効果を生じる範囲の1つの寸法例である。
よび中央の水中翼部分1a,1b,1cをヒンジ5,5で連結して
なるヒンジ翼をそなえた水中翼船において、航走中に水
中翼1に生じる揚力により翼荷重が加わると、第5図の
本考案の実施例に相当する計算モデル(A),(B)と
従来例に相当する計算モデル(A′),(B′)との特
性比較図に示すように、ストラット間長さをl、翼荷重
をwとするとき、翼中央とストラット支持部における曲
げモーメントは(C),(C′)に示すようになり、最
大曲げモーメントMmaxは、 従来例では となるのに対して、本考案の実施例では となり、Mmaxを大幅に減少させる効果がある。なお本考
案の実施例におけるヒンジ間距離 は、効果を生じる範囲の1つの寸法例である。
以上詳述したように、本考案によれば、次のような効果
ないし利点が得られる。
ないし利点が得られる。
(1)正面から見て左右方向へ一直線状に配列された左
右の固定水中翼部分1a,1cと中央の水中翼部分1bとを連
結する2個のヒンジ機構5,5によって、高速走行時に発
生する揚力により生ずる水中翼の曲げモーメントが適切
に吸収されて減少し、水中翼の耐久性が向上する。
右の固定水中翼部分1a,1cと中央の水中翼部分1bとを連
結する2個のヒンジ機構5,5によって、高速走行時に発
生する揚力により生ずる水中翼の曲げモーメントが適切
に吸収されて減少し、水中翼の耐久性が向上する。
(2)上記2個のヒンジ機構5,5によって、水中翼を分
割連結して溶接継ぎ手部を無くしているので、大型水中
翼の加工を容易ならしめ、製作費を減少させることがで
きる。
割連結して溶接継ぎ手部を無くしているので、大型水中
翼の加工を容易ならしめ、製作費を減少させることがで
きる。
(3)上記2個のヒンジ機構5,5により、双胴船体の場
合に左右船体動揺のずれを十分に吸収することができ、
水中翼に無理な変形を生じることがなくなる。
合に左右船体動揺のずれを十分に吸収することができ、
水中翼に無理な変形を生じることがなくなる。
第1〜4図は本考案の一実施例としてのヒンジ翼付き水
中翼船を示すもので、第1図はその正面図、第2図はそ
のヒンジ機構の拡大平面図、第3図はそのヒンジ機構の
拡大正面図、第4図はそのヒンジ機構の拡大断面図であ
り、第5図は本考案の実施例と従来例との特性比較図で
あり、第6,7図は従来の水中翼船の水中翼を示すもの
で、第6図はその斜視図、第7図はその平面図である。 1……水中翼、1a,1b,1c……水中翼部分、2……ストラ
ット、4……水中翼船体、5……ヒンジ機構、6……連
結ピン
中翼船を示すもので、第1図はその正面図、第2図はそ
のヒンジ機構の拡大平面図、第3図はそのヒンジ機構の
拡大正面図、第4図はそのヒンジ機構の拡大断面図であ
り、第5図は本考案の実施例と従来例との特性比較図で
あり、第6,7図は従来の水中翼船の水中翼を示すもの
で、第6図はその斜視図、第7図はその平面図である。 1……水中翼、1a,1b,1c……水中翼部分、2……ストラ
ット、4……水中翼船体、5……ヒンジ機構、6……連
結ピン
Claims (1)
- 【請求項1】水中翼船の船底に左右の固定支柱ストラッ
トを介して支持された水中翼をそなえ、同水中翼が、高
速走行時の揚力により同水中翼に発生する曲げモーメン
トを吸収すべく、上記左右の固定支柱ストラットにそれ
ぞれ固定された左右の水中翼部分と、これら左右の水中
翼部分の相互間に介在する中央の水中翼部分とに分割さ
れて、互いに隣接する上記水中翼部分が、相互にヒンジ
機構を介し回転可能に連結され、上記左右の水中翼部分
と上記中央の水中翼部分とが正面から見て左右方向へ一
直線状に配列されたことを特徴とする、ヒンジ翼付き水
中翼船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988114343U JPH0640558Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ヒンジ翼付き水中翼船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988114343U JPH0640558Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ヒンジ翼付き水中翼船 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0234395U JPH0234395U (ja) | 1990-03-05 |
| JPH0640558Y2 true JPH0640558Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31355002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988114343U Expired - Lifetime JPH0640558Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ヒンジ翼付き水中翼船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640558Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01169494U (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-29 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988114343U patent/JPH0640558Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0234395U (ja) | 1990-03-05 |
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