JPH064058B2 - 内視鏡用可撓管 - Google Patents

内視鏡用可撓管

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JPH064058B2
JPH064058B2 JP62265975A JP26597587A JPH064058B2 JP H064058 B2 JPH064058 B2 JP H064058B2 JP 62265975 A JP62265975 A JP 62265975A JP 26597587 A JP26597587 A JP 26597587A JP H064058 B2 JPH064058 B2 JP H064058B2
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flexible tube
endoscope
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耕治 森下
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内視鏡用可撓管、詳しくは、内側より順にフレ
ックス(螺旋管)、ブレード(網管),外皮が積層され
てなる内視鏡用可撓管に関する。
[従来の技術] 周知のように、内視鏡の体腔内挿入部をなす可撓管は通
常、少なくとも一重のフレックス(螺旋管)と、金属細
線および/または合成繊維で編組されていて、上記フレ
ックスの外周面を覆うブレード(網管)と、このブレー
ドを被覆する高分子材料からなる外皮とで構成されてい
る。そして、このように構成される可撓管を製造するに
は、一般に、フレックスにブレードを組付けたものを、
成形機等により引き取りながら軟化または溶融させた熱
可塑性エラストマを連続して塗布被嵌するようにしてお
り、この製造方法が生産性の面で優れている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、第4図に示すように上記ブレード8は、例え
ば金属細線11と合成繊維12との混紡繊維束10を編
組機によって編み上げたものであるから、均一な外径で
外皮を被覆しようとしても、第5図に示すようにフレッ
クス7上のブレード8は、その網目の境界部分における
外皮9の肉厚bが並列する各素線11,12の部分の肉
厚aよりも厚くなってしまい、必要とする肉厚が異な
り、このため外皮9の表面にヒケによる凹み9aが生じ
易くなる。また、これを防止するために温度を上げる等
してエラストマの流動性を増し、上記肉厚部aから肉厚
部bへの成形時の流れ込みによって均一な外径を得よう
とすると、ブレードへの浸み込みも増してしまうため
に、肉厚部aでの肉厚が不足して外周面に編組した繊維
の凹凸が生じて外皮面の平坦性が失われてしまう。ま
た、この欠点はダイス等を用いて再加熱して再成型すれ
ば解決することはできるが、これは単に工数が増加する
だけでなく、高分子材料への加熱冷却を行なうためエラ
ストマの性能低下を引き起す恐れがあり、充分な対策と
はならない。
上述したように、可撓管の外表面に凹凸があると、可撓
管の体腔内への挿入,抜去の際に、患者に苦痛と不快感
を与えることが臨床上報告されている。
また、外皮の厚さを一定にする先行技術としては、特開
昭62−152430号公報や特開昭62−10562
4号公報に記載のものがあるが、特開昭62−1524
30号公報に開示されている内視鏡の可撓管は、可撓管
の弯曲に対する皺の発生を防止するために可撓管の径に
対して外皮の肉厚を決めているもので、外皮表面の挿入
性については何ら考慮していないし、特開昭62−10
5624号公報のものはブレードを有したゴムホースに
関し、ブレードに一旦、中間層としてのゴムを被せて外
皮と加硫させるようにしたもので、構造が複雑で工数を
要するものである。
従って本発明の目的は、工数の増加や外皮を構成する高
分子材料の性能を低下させることなく、表面に凹凸がな
く平滑で外観も良好な内視鏡用可撓管を提供するにあ
る。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明は、上記目的を達成するために、上記ブレードを
構成する素線の径の寸法をdとした場合、上記外皮の肉
厚の寸法を2d以上に形成したことを特徴とするもので
ある。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第2図は、本発明が適用された内視鏡の全体の構成を示
す概要図である。この内視鏡は、操作部本体2とこの
操作部本体2に接続された基部より順に可撓管4,弯曲
管5,先端構成部6よりなる対腔内挿入部3とで、その
主要部が構成されている。そして、上記可撓管4は、第
3図の拡大断面図に示すように、内側より順に帯状板を
スパイラル状に巻いたフレックス7、金属細線や合成繊
維で編み上げられたブレード8,熱可撓性エラストマか
らなる外皮9が積層されて構成されている。上記ブレー
ド8は、前記第4図で説明したように、例えば略同径d
の金属細線11と合成繊維12とが適宜の数だけ平板
状に組合わされて混紡繊維束の一単位束10となって、
これらが編み組みされて形成されている。そして、この
ブレード8の外周に上述したように熱可塑性エラストマ
を塗布被嵌することによって外皮9が形成されるように
なっている。
本発明は、第1図にその一実施例を示すように、上記外
皮9の肉厚を、上記ブレード8を構成する素線11,1
2の径をdとした場合、2d以上としたものであ
る。即ち、ブレード8を形成する金属細線11や合成繊
維12等の素線の径をd、外皮9の肉厚をd、前記
網目の境界部分における肉厚をdとすれば d=d+d ………(1) ここで本発明では、d≧2dとなるように構成す
る。すると、 (d/d)≧(2/3)………(2) という関係が成立する。即ち、肉厚dは肉厚dの1.
5倍以下となる。
このように外皮9の厚みdを設定することによって、
肉厚bで必要とする肉厚dが肉厚部aで必要な肉厚d
の1.5倍以下となっているため、成形時に肉厚部aよ
り肉厚部bに熱可塑性エラストマの流れ込みがあっても
肉厚部aで肉厚不足になるようなことは防止される。
これは、a:b=1:1.5以下としても極端な外観低下
がないことは実験値により証明されている。
そして、これによれば、再成型によらずとも略均一な外
径を得ることができるので、高分子材料の性能低下を引
き起こすようなこともなく、凹凸の無い良好な外観を有
するものとなることが実証されている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、工数の増加や外皮
を構成する高分子材料の性能を低下させることなく、表
面に凹凸がなく平滑で挿入性も良く、患者に苦痛を与え
るようなことのない従来の欠点を見事に解消した内視鏡
用可撓管を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す内視鏡用可撓管の要
部拡大断面図、 第2図は、本発明の内視鏡用可撓管が適用される内視鏡
の全体の構成を示す概要図、 第3図は、上記第2図の内視鏡用可撓管の部分拡大断面
図、 第4図は、上記第3図の内視鏡用可撓管におけるブレー
ド(網管)の構成の一例を示す拡大斜視図、 第5図は、従来の可撓管の欠点を説明するための要部拡
大断面図である。 …………内視鏡 4…………可撓管 7…………フレックス(螺旋管) 8…………ブレード(網管) 9…………外 皮 11………金属細線(素線) 12………合成繊維(素線) d………素線の径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側より、フレックス(螺旋管),ブレー
    ド(網管),外皮と順次積層してなる内視鏡用可撓管に
    おいて、 上記外皮の肉厚を、上記網管を構成する素線の径の寸法
    の略2倍に形成したことを特徴とする内視鏡用可撓管。
JP62265975A 1987-10-21 1987-10-21 内視鏡用可撓管 Expired - Fee Related JPH064058B2 (ja)

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