JPH0640896Y2 - サイレンサー - Google Patents

サイレンサー

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JPH0640896Y2
JPH0640896Y2 JP1987173681U JP17368187U JPH0640896Y2 JP H0640896 Y2 JPH0640896 Y2 JP H0640896Y2 JP 1987173681 U JP1987173681 U JP 1987173681U JP 17368187 U JP17368187 U JP 17368187U JP H0640896 Y2 JPH0640896 Y2 JP H0640896Y2
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JP
Japan
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gas
main body
silencer
body fixing
joint
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JP1987173681U
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JPH0178216U (ja
Inventor
一男 鈴木
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日酸運輸株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、液化ガス、圧縮ガス等を貯蔵するタンク
や、タンクローリー車、ガスボンベ等の貯槽より、ガス
を排出するに際して用いられる騒音抑制用のサイレンサ
ーに関する。
「従来の技術」 周知のように、液化ガスや圧縮ガスのタンクは、貯槽に
貯えたガスの使用終了時に大気が貯槽内に流入して貯槽
内を汚染しないように、残ガスを貯えておくのが普通で
ある。このため、タンクローリー車あるいはガスボンベ
などの高圧貯槽へ酸素、窒素等のガスを高圧充填する場
合、充填に先立ち貯槽内より、前記大気等の汚染物が混
入しないよう貯槽内部を加圧状態に保つための残存して
いたガスを排出する必要がある。
ところで、このような残存ガスを排出した場合、加圧状
態にある残存ガスが大気中に放出されて急激に膨張する
ときのエネルギーにより、大気が振動したり、貯槽に備
え付けられた排出管等に振動などが生じ、これに起因し
て振動音などの騒音が発生する。そして、従来このよう
な騒音に対処しこれを抑制せしめるものとして、内部に
整流棚を複数段備えた消音室や、磁製、ガラス製、金属
製などで例えばハニカム状の充填物を多数充填したマフ
ラーなどがある。すなわち、これらの消音室やマフラー
の流入口を前記貯槽の排出口に接続し、残存ガスを該箱
内に放出すれば、残存ガスは箱内の整流棚によって仕切
られた曲折する流路、あるいは充填物によって無秩序に
形成された曲折する流路を通過し、整流棚あるいは充填
物に衝突して徐々にエネルギーを消費した後消音室やマ
フラーの流出口から排出される。したがってこれらの消
音室やマフラーを用いることにより、残留ガスの急激な
膨張によるエネルギーが周囲大気の振動や排出管等の振
動などに変換されることを減少せしめることができ、結
果としてこの急激な膨張に起因する騒音を軽減するもの
である。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、前記の消音室やマフラーにあっては、複
数段の整流棚を設けてあるいは多数の充填物を充填する
ことから全体が大型化し、よって常備品としてタンクロ
ーリー車に積み込むのが困難となり、また取り扱いも不
便になるといった問題があるし、さらに従来のマフラー
では所望する騒音の軽減が困難であった。
「問題点を解決するための手段」 この考案のサイレンサーは、有蓋円筒状の多孔質成形体
からなり、通過ガスに圧力損失を生じさせる消音部材
と、この消音部材の開口部側を一体に固定する凹部を一
端側に有する管状の本体固定部と、この本体固定部の他
端側に接続された管状のフランジ付の継手と、この継手
のフランジに接して設けられ、継手に取り付けられた本
体固定部及び本体固定部に固定された消音部材の全長を
覆い、消音部材を通過したガスを一方の開口から放出す
る保護管とを具備したことにより前記問題点を解決し
た。
以下、この考案を具体的に説明すると、消音部材は多孔
性材料からなるものであり、多孔性材料としては多孔性
の焼結金属、メッシュ状に成形したセラミックス、さら
には多孔性を有するケイ酸カルシウム等の無機材料から
なる成形体などが使用され、なかでも機械強度が高く、
成形性にも優れていることなどから焼結金属が好適に用
いられる。また、消音部材の形状は、貯槽の排出口に取
り付けられた際、この排出口を覆える形であればよく、
有蓋中空筒体状、半球面状、板状などのものとされる。
接続部材は、消音部材に一体に設けられたもので、消音
部材を貯槽の排出口に気密に被着せしめるべく該排出口
に着脱可能に構成されたものであり、具体的には排出口
との螺着を可能にするため螺子を備えたり、嵌合による
連結を可能にするため嵌合溝あるいは嵌合条を備えた
り、さらには接続固定を可能とする周知のロック機構を
備えたりするものである。
「実施例」 以下、図面を利用してこの考案をさらに具体的に説明す
る。
ここで説明する例は、本考案のサイレンサーをタンクロ
ーリー車のガス排出口に取り付けられるサイレンサーに
適用した場合のものである。
第1図はタンクローリー車のガス排出口に取り付けられ
るサイレンサーを示す図であって、図中符号1はサイレ
ンサーである。このサイレンサー1は、有蓋円筒状の消
音部材2と、この消音部材2の開口部側に一体に設けら
れた接続部材3と、この接続部材3に取り付けられた保
護管4とからなっている。
消音部材2は、銅合金等の焼結金属からなるものあっ
て、圧縮ガスを通過せしめることができ、かつこの圧縮
ガスに適宜に圧力損失を生じせしめることが可能な多孔
性のものである。また、この消音部材2は、圧縮ガスに
よって加わる圧力等に耐え得るよう十分に大きな厚さを
有するもので、衝撃等にも耐え得るよう機械強度の高い
ものとなっている。
接続部材3は、本体固定部5と継手6とからなってい
る。本体固定部5は、金属製の管状のものであって、一
方の開口部側に消音部材2に嵌合しこれを固定する凹部
7を形成し、他方の開口部側の外周面に雄螺子8を形成
したものである。継手6は、金属製の管状のものであっ
て、その一方の開口部側の外周面上にフランジ9を形成
し、他方の開口部側の外周面に雄螺子10を形成するとと
もに、内周面に前記本体固定部5の雄螺子8に螺合する
雌螺子11を形成したものである。そして、このような構
成のもとに継手6は、本体固定部5に螺合によって着脱
可能となっている。
保護管4は、ステンレス等の金属パイプからなるもので
あって、前記継手6のフランジ9に無理嵌めによって固
定されたものである。また、この保護管4の長さは、第
1図に示すように継手6に固定された際、この継手6に
螺着される本体固定部5および本体固定部5に固定され
た消音部材2の全長を覆うような長さとされ、これによ
り消音部材2からの排出ガスは、保護管4の消音部材2
側の開口部4aからのみ流出する。
このような構成のサイレンサー1を用いてタンクローリ
ー車のタンクより液体窒素等の残存ガスを排出するに
は、まず第1図に示すように本体固定部5を継手6に螺
着して消音部材2を保護管4内に収納配置する。
次に、第2図に示すようにタンクローリー車の排出管12
の排出口に取り付けられたアダプター13に、予め用意し
たカプラー14を被着固定する。ここで、カプラー14はロ
ック機構を有するととにパッキン15を備えたもので、固
定カム16、16を回動してその先端の固定部16a、16aを前
記アダプター13の固定溝13aに係止せしめることによ
り、アダプター13に気密に固定されるようになってい
る。また、このカプラー14には、アダプター13に取り付
けられた側と反対の開口部側内周面に雌螺子が形成され
ている。
次いで、前記の用意したサイレンサー1を、継手6の雄
螺子10を前記カプラー14の雌螺子に螺着せしめることに
より、該カプラー14を介してタンクの排出管12に接続す
る。
その後、タンクのバルブを操作し、タンク内の残存ガス
を第2図中矢印で示すようにサイレンサー1の消音部材
2を介して排出する。すると残存ガスは、消音部材2を
通過する際に抵抗により圧力損失を生じ、これにエネル
ギーを消費することなどによって流速が緩やかになり、
周囲大気や排出管12等を振動せしめることなどが少なく
なり、よって振動などに起因して生ずる騒音が抑制され
る。そしてこの場合、例えばサイレンサー1を取り付け
ずに排出を行った場合に85〜95dBのレベルの騒音を生じ
たのが、55〜65dB程度のレベルに軽減されるようにな
る。
このような構造のサイレンサー1においては、優れた騒
音抑制効果を有するものはもちろん、小型で軽量に作製
されることから、従来の整流棚などを備えた消音室など
に比較して操作性に優れ取り扱いの容易なものとなり、
さらにタンクローリー車などに常時備えることも可能な
ものとなる。また、消音部材2を多孔性の焼結金属によ
って作製したため、作製が容易であるとともに製作費も
安価なものとなる。さらに、全体を金属によって作製し
たため、衝撃等にも十分耐え得るものとなるとともに、
屋外での使用に際しての日光、雨等による劣化も防止さ
れなど耐久性に非常に優れたものとなり、特に低温液化
ガスの如き低温ガスの場合に好適である。
また、保護管4を配設すると、排出ガスの流出方向が一
方向に限定されるため、残存ガス排出時に加圧された排
出ガスが直接人体にあたるといった不都合が回避される
とともに、外部より保護されるので外力による衝撃付与
を避け得るし、さらに操作上のミスなどにより万一消音
部材2が破損した場合にも、破片等が人体にあたるとい
った事故が未然に防止される。
なお、保護管4は、消音効果に直接関与しないので省略
することも勿論できる。
また、前記実施例においては、本考案のサイレンサーを
タンクローリー車用に適用した例を示したが、他に例え
ばガスボンベの残存ガス排出用などにも適用することが
できる。
さらに、前記実施例では接続部材3を本体固定部5と継
手6とから構成したが、本体固定部5のみにより構成し
てもよく、その場合には保護管4を本体固定部5に固定
せしめるようにする。また、接続部材を、第2図に示し
たカプラ14を含めた形で構成してもよい。
さらにまた、前記実施例では消音部材2を焼結金属によ
って作製したが、メッシュ状に成形したセラミックスや
多孔性を有するケイ酸カルシウム等の無機材料から作製
してもよく、さらにはその形状も有蓋中空筒体状や半球
面状、板状に形成してもよい。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案のサイレンサーは、有蓋円
筒状の多孔質成形体からなり、通過ガスに圧力損失を生
じさせる消音部材と、この消音部材の開口部側を一体に
固定する凹部を一端側に有する管状の本体固定部と、こ
の本体固定部の他端側に接続された管状のフランジ付の
継手と、この継手のフランジに接して設けられ、継手に
取り付けられた本体固定部及び本体固定部に固定された
消音部材の全長を覆い、消音部材を通過したガスを一方
の開口から放出する保護管とを具備してなるものである
から、残存ガスの排出に際して消音部材が残存ガスに圧
力損失を生じせしめることができ、よって周囲大気や排
出管等の振動を軽減せしめてこの振動などに起因する騒
音を抑制することができる。また、全体を小型軽量に作
製することができることから携帯に便利であり、従来の
整流棚などを備えた常置型の消音室などの比較して操作
性に優れ取り扱いの容易なものとなり、さらにタンクロ
ーリー車などにも常備品として積み込むことが可能とな
る。
また、消音部材を間隙を持って覆う保護管を備えれば、
消音部材を外力から保護することができ、さらに消音部
材から排出されるガスの流出方向を一方向に限定するこ
とができ、これにより残存ガス排出時に加圧された排出
ガスが直接人体にあたるといった不都合を回避すること
ができるとともに、操作上のミスなどにより万一消音部
材が破損した場合にも、破片等が人体にあたるといった
事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図にこの考案のサイレンサーの一実施
例を示す図であって、第1図はサイレンサーの概略構成
を示す部分断面図、第2図は第1図に示したサイレンサ
ーの使用方法を説明するための部分断面図である。 1……サイレンサー、2……消音部材、 3……接続部材、4……保護管、 5……本体固定部、6……継手、 12……排出管、13……アダプター、 14……カプラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯層よりガスを排出するに際して排出口に
    取り付けられるサイレンサーであって、有蓋円筒状の多
    孔質成形体からなり、通過ガスに圧力損失を生じさせる
    消音部材と、この消音部材の開口部側を一体に固定する
    凹部を一端側に有する管状の本体固定部と、この本体固
    定部の他端側に接続された管状のフランジ付の継手と、
    この継手のフランジに接して設けられ、継手に取り付け
    られた本体固定部及び本体固定部に固定された消音部材
    の全長を覆い、消音部材を通過したガスを一方の開口か
    ら放出する保護管とを具備してなることを特徴とするサ
    イレンサー。
JP1987173681U 1987-11-13 1987-11-13 サイレンサー Expired - Lifetime JPH0640896Y2 (ja)

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JPH0178216U JPH0178216U (ja) 1989-05-25
JPH0640896Y2 true JPH0640896Y2 (ja) 1994-10-26

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JP5276630B2 (ja) * 2009-10-23 2013-08-28 エア・ウォーター防災株式会社 ガス消火設備
JP4988945B2 (ja) * 2009-10-23 2012-08-01 エア・ウォーター防災株式会社 ガス消火設備
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