JPH0640911Y2 - エンジンのベルトカバー装置 - Google Patents
エンジンのベルトカバー装置Info
- Publication number
- JPH0640911Y2 JPH0640911Y2 JP18137087U JP18137087U JPH0640911Y2 JP H0640911 Y2 JPH0640911 Y2 JP H0640911Y2 JP 18137087 U JP18137087 U JP 18137087U JP 18137087 U JP18137087 U JP 18137087U JP H0640911 Y2 JPH0640911 Y2 JP H0640911Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- engine
- cylinder block
- cylinder head
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシリンダヘッド上のカムシャフトを駆動するベ
ルトを覆うエンジンのベルトカバー装置、特にシリンダ
ブロック上面に設けられるエンジン表示刻印の視認性
を、シリンダヘッドの加工性を悪化させることなく向上
させるようにしたベルトカバー装置に関する。
ルトを覆うエンジンのベルトカバー装置、特にシリンダ
ブロック上面に設けられるエンジン表示刻印の視認性
を、シリンダヘッドの加工性を悪化させることなく向上
させるようにしたベルトカバー装置に関する。
(従来の技術) シリンダヘッドの上部にカムシャフトを配設したエンジ
ンにおいては、その一端面にクランクシャフトにより該
カムシャフトを駆動するベルトが配設されるが、このベ
ルトは、上記端面にシリンダブロック及びシリンダヘッ
ドにわたって取り付けられるカバーによって覆われるの
が通例である。
ンにおいては、その一端面にクランクシャフトにより該
カムシャフトを駆動するベルトが配設されるが、このベ
ルトは、上記端面にシリンダブロック及びシリンダヘッ
ドにわたって取り付けられるカバーによって覆われるの
が通例である。
一方、エンジンには、その型式や製造番号等を表示する
刻印が付されるが、この刻印は、車両用エンジンの場
合、車載状態で外部から視認できる位置に設けることが
必要とされる。この刻印表示面に関しては、例えば実開
昭62-69037号に示された考案が存在し、これを第4図に
より説明すると、この考案は、シリンダブロックAにV
型をなす2つのバンクB1,B2が設けられ、これらのバン
クB1,B2に夫々複数のシリンダC1…C1,C2…C2が設けられ
たV型エンジンに関するもので、両バンクB1,B2間で各
シリンダC1…C1,C2…C2がオフセットされることに伴っ
て生じた一方のバンクB1の前端部のデッドスペース部D
を利用し、該デッドスペース部Dの上面における端部外
側のコーナー部を刻印表示面Eとしたものである。
刻印が付されるが、この刻印は、車両用エンジンの場
合、車載状態で外部から視認できる位置に設けることが
必要とされる。この刻印表示面に関しては、例えば実開
昭62-69037号に示された考案が存在し、これを第4図に
より説明すると、この考案は、シリンダブロックAにV
型をなす2つのバンクB1,B2が設けられ、これらのバン
クB1,B2に夫々複数のシリンダC1…C1,C2…C2が設けられ
たV型エンジンに関するもので、両バンクB1,B2間で各
シリンダC1…C1,C2…C2がオフセットされることに伴っ
て生じた一方のバンクB1の前端部のデッドスペース部D
を利用し、該デッドスペース部Dの上面における端部外
側のコーナー部を刻印表示面Eとしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、例えばシリンダヘッド上に吸気弁用及び排気
弁用の2本のカムシャフトを平行に配設し、これらのカ
ムシャフトをクランクシャフトによりベルトを介して駆
動するようにした所謂DOHCエンジンにおいては、両カム
シャフトの端部の径の大きなカムプーリが夫々取り付け
られるため、第4図に鎖線で示すように、シリンダブロ
ックAの前端面A′に取り付けられるベルトカバーFの
上部が幅方向外側に大きく膨出した形状となる。また、
このベルトカバーFの上部が取り付けられるシリンダヘ
ッドGの前端部は、カバー取付け面の加工を容易化し、
或は上記カムプーリー等の収納スペースを十分に確保す
るために、シリンダブロックAの端面A′より後方に窪
まされて、前方へ突出する側壁部G′と上記カバーFと
でベルトの上部ないし上記カムプーリーを収納するベル
ト室を形成することがある。
弁用の2本のカムシャフトを平行に配設し、これらのカ
ムシャフトをクランクシャフトによりベルトを介して駆
動するようにした所謂DOHCエンジンにおいては、両カム
シャフトの端部の径の大きなカムプーリが夫々取り付け
られるため、第4図に鎖線で示すように、シリンダブロ
ックAの前端面A′に取り付けられるベルトカバーFの
上部が幅方向外側に大きく膨出した形状となる。また、
このベルトカバーFの上部が取り付けられるシリンダヘ
ッドGの前端部は、カバー取付け面の加工を容易化し、
或は上記カムプーリー等の収納スペースを十分に確保す
るために、シリンダブロックAの端面A′より後方に窪
まされて、前方へ突出する側壁部G′と上記カバーFと
でベルトの上部ないし上記カムプーリーを収納するベル
ト室を形成することがある。
しかし、このようにした場合、シリンダヘッド端部の側
壁G′もベルトカバーFの上部に対応させて幅方向外側
に膨出し、しかもこの側壁G′はシリンダブロックAの
端面A′より後方に位置するので、シリンダブロックA
の上面前端部外側のコーナー部における刻印表示面Eが
この側壁G′によって上方から覆われることになり、そ
の結果、刻印の視認性が損なわれるのである。これに対
しては、シリンダヘッド端部の側壁G′をクランクシャ
フト方向の前方側へ突出させることにより、その後方に
刻印表示面Eを臨むための空間を確保するように構成す
ることが考えられるが、この場合、該側壁G′の前端面
におけるベルトカバーFとの合せ面も前方へ突出して該
合せ面が段付き状となり、その加工性が著しく悪化する
ことになるのである。また、特に図例の如きV型エンジ
ンにあっては、バンクB1の外側の側面(シリンダブロッ
ク側面A″)に補機類が配設されるが、クランクシャフ
トによりベルトを介して駆動される補機類の場合は、シ
リンダブロック側面A″の前端部に配置され、そのため
上記刻印表示面Eがこの補機類によって側方からも覆わ
れることになって、上記刻印の視認性が一層悪化するの
である。
壁G′もベルトカバーFの上部に対応させて幅方向外側
に膨出し、しかもこの側壁G′はシリンダブロックAの
端面A′より後方に位置するので、シリンダブロックA
の上面前端部外側のコーナー部における刻印表示面Eが
この側壁G′によって上方から覆われることになり、そ
の結果、刻印の視認性が損なわれるのである。これに対
しては、シリンダヘッド端部の側壁G′をクランクシャ
フト方向の前方側へ突出させることにより、その後方に
刻印表示面Eを臨むための空間を確保するように構成す
ることが考えられるが、この場合、該側壁G′の前端面
におけるベルトカバーFとの合せ面も前方へ突出して該
合せ面が段付き状となり、その加工性が著しく悪化する
ことになるのである。また、特に図例の如きV型エンジ
ンにあっては、バンクB1の外側の側面(シリンダブロッ
ク側面A″)に補機類が配設されるが、クランクシャフ
トによりベルトを介して駆動される補機類の場合は、シ
リンダブロック側面A″の前端部に配置され、そのため
上記刻印表示面Eがこの補機類によって側方からも覆わ
れることになって、上記刻印の視認性が一層悪化するの
である。
本考案はエンジンにおける上記のような実情に対処する
もので、エンジンの一端面に設けられるベルトカバー装
置に改良を加えることにより、シリンダブロック側面に
配設される補機類のレイアウトを変更することなく、且
つシリンダヘッド端部の加工性を悪化させることなく、
シリンダブロック上面に設けられるエンジン表示の刻印
を外方から確実に視認し得るようにすることを目的とす
る。
もので、エンジンの一端面に設けられるベルトカバー装
置に改良を加えることにより、シリンダブロック側面に
配設される補機類のレイアウトを変更することなく、且
つシリンダヘッド端部の加工性を悪化させることなく、
シリンダブロック上面に設けられるエンジン表示の刻印
を外方から確実に視認し得るようにすることを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本考案に係るエンジンのベルトカバー装置は、ク
ランクシャフトによりシリンダヘッド上部のカムシャフ
トを駆動するベルトが一端面に配設され、且つ該端面に
上記ベルトを覆うベルトカバーが取り付けられていると
共に、シリンダヘッドの端部に上記ベルトカバーの側壁
に対峙する側壁がクランクシャフト方向の前方側へ突設
されて、該側壁とベルトカバーとでベルトの上部を収納
するベルト室が設けられたエンジンにおいて、上記シリ
ンダヘッド端部における側壁の前端面を面加工して上記
ベルトカバーとの合せ面とすると共に、該側壁のシリン
ダブロック側への連続部を別部材で構成して、該連続部
をシリンダブロックの当該端部における上面の一部が上
記ベルト室の外側に位置するようにベルト室の内方側へ
寄せる。そして、該ベルト室の外側に位置する上記シリ
ンダブロック上面の所定部位をエンジン表示の刻印面と
する。
ランクシャフトによりシリンダヘッド上部のカムシャフ
トを駆動するベルトが一端面に配設され、且つ該端面に
上記ベルトを覆うベルトカバーが取り付けられていると
共に、シリンダヘッドの端部に上記ベルトカバーの側壁
に対峙する側壁がクランクシャフト方向の前方側へ突設
されて、該側壁とベルトカバーとでベルトの上部を収納
するベルト室が設けられたエンジンにおいて、上記シリ
ンダヘッド端部における側壁の前端面を面加工して上記
ベルトカバーとの合せ面とすると共に、該側壁のシリン
ダブロック側への連続部を別部材で構成して、該連続部
をシリンダブロックの当該端部における上面の一部が上
記ベルト室の外側に位置するようにベルト室の内方側へ
寄せる。そして、該ベルト室の外側に位置する上記シリ
ンダブロック上面の所定部位をエンジン表示の刻印面と
する。
(作用) 上記の構成によれば、シリンダヘッドの端部に突設され
てベルトカバーとの間にベルト室を形成する側壁のシリ
ンダブロック側への連続部が、該シリンダブロック上面
の一部を上記ベルト室の外側に位置させるように該ベル
ト室の内方側へ寄せられているので、例えばDOHCエンジ
ン等において上記ベルトカバーの上部が幅方向外側に膨
出している場合においても、またシリンダヘッド端部に
おける側壁がシリンダブロックの端面よりも後方に位置
する場合においても、該側壁の上記ベルト室内方側へ寄
せられている部位を通して、外方からシリンダブロック
上面の所定位置を臨むことが可能となる。従って、この
位置をエンジン表示の刻印面とすることにより、該刻印
に対する所要の視認性が確保されることになる。また、
このようにして刻印の視認性が確保されるので、シリン
ダブロック側面に配設される補機類を最適位置に自由に
配置することが可能となる。そして、特に本考案によれ
ば、上記シリンダヘッドの端部の側壁におけるシリンダ
ブロックとの連続部をベルト室の内方側、即ちクランク
シャフト方向の前方側へ寄せたことに伴って、該側壁の
ベルトカバーとの合せ面が前方へ突出しても、この連続
部は別部材で構成されているので、シリンダヘッドにお
ける側壁の合せ面の面加工は、従来同様に、単一の面を
形成するだけでよく、当該合せ面が段付き状となること
による加工性の悪化が回避されることになる。
てベルトカバーとの間にベルト室を形成する側壁のシリ
ンダブロック側への連続部が、該シリンダブロック上面
の一部を上記ベルト室の外側に位置させるように該ベル
ト室の内方側へ寄せられているので、例えばDOHCエンジ
ン等において上記ベルトカバーの上部が幅方向外側に膨
出している場合においても、またシリンダヘッド端部に
おける側壁がシリンダブロックの端面よりも後方に位置
する場合においても、該側壁の上記ベルト室内方側へ寄
せられている部位を通して、外方からシリンダブロック
上面の所定位置を臨むことが可能となる。従って、この
位置をエンジン表示の刻印面とすることにより、該刻印
に対する所要の視認性が確保されることになる。また、
このようにして刻印の視認性が確保されるので、シリン
ダブロック側面に配設される補機類を最適位置に自由に
配置することが可能となる。そして、特に本考案によれ
ば、上記シリンダヘッドの端部の側壁におけるシリンダ
ブロックとの連続部をベルト室の内方側、即ちクランク
シャフト方向の前方側へ寄せたことに伴って、該側壁の
ベルトカバーとの合せ面が前方へ突出しても、この連続
部は別部材で構成されているので、シリンダヘッドにお
ける側壁の合せ面の面加工は、従来同様に、単一の面を
形成するだけでよく、当該合せ面が段付き状となること
による加工性の悪化が回避されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図に示すように、この実施例に係るエンジン1は、
クランクシャフト2を中心としてV型をなす2つのバン
ク3,3(一方のみ図示)を有し、これらのバンク3,3に夫
々複数のシリンダを設けたV型エンジンである。また、
このエンジン1においては、該シリンダブロック4の上
部両側に固着されて、該シリンダブロック4と共に上記
バンク3,3を夫々構成する2つのシリンダヘッド5,5(一
方のみ図示)の上部には、吸気弁用及び排気弁用として
各2本、合計4本のカムシャフト6…6が配設されてい
る。そして、これらのカムシャフト6…6の前端部には
夫々カムプーリー7…7が取り付けられていると共に、
上記クランクシャフト2の前端部にはクランクプーリー
8が取り付けられ、またシリンダブロック4の前端面に
おけるクランクシャフト2の上方両側と、該シリンダブ
ロック4の上面中央部とに合計3個(2個のみ図示)の
アイドルプーリー9…9が回転自在に軸支され、これら
のプーリー7…7,8,9…9に一本の無端ベルト10が巻掛
けられて、クランクシャフト2により各カムシャフト6
…6が回転駆動されるようになっている。
クランクシャフト2を中心としてV型をなす2つのバン
ク3,3(一方のみ図示)を有し、これらのバンク3,3に夫
々複数のシリンダを設けたV型エンジンである。また、
このエンジン1においては、該シリンダブロック4の上
部両側に固着されて、該シリンダブロック4と共に上記
バンク3,3を夫々構成する2つのシリンダヘッド5,5(一
方のみ図示)の上部には、吸気弁用及び排気弁用として
各2本、合計4本のカムシャフト6…6が配設されてい
る。そして、これらのカムシャフト6…6の前端部には
夫々カムプーリー7…7が取り付けられていると共に、
上記クランクシャフト2の前端部にはクランクプーリー
8が取り付けられ、またシリンダブロック4の前端面に
おけるクランクシャフト2の上方両側と、該シリンダブ
ロック4の上面中央部とに合計3個(2個のみ図示)の
アイドルプーリー9…9が回転自在に軸支され、これら
のプーリー7…7,8,9…9に一本の無端ベルト10が巻掛
けられて、クランクシャフト2により各カムシャフト6
…6が回転駆動されるようになっている。
また、上記ベルト10が配設されたエンジン1の前端面に
は、該ベルト10を覆うベルトカバー11(第2,3図参照)
が装着されている。このベルトカバー11の周囲は、シリ
ンダブロック4の前端面に設けられた合せ面4aと、各シ
リンダヘッド5の前端部に設けられた合せ面5aと、該ヘ
ッド5の上方を覆うベルトカバー12に設けられた合せ面
12aとにシール部材13(第2,3図参照)を介して対接され
ているが、シリンダヘッド5とベルトカバー12とに対応
する上部は、2個の大径のカムプーリー7,7を収納すべ
く幅方向外側に膨出されている。そして、第3図に示す
ように、このベルトカバー11の上部における膨出に対応
させて、シリンダヘッド5の端部には、シリンダブロッ
ク4の前端面4′より後方位置で外側方へ膨出するベル
ト室構成壁5bが設けられ、この構成壁5bの前方へ突出す
る側壁部5b′の先端面が上記合せ面5aとされて、該側壁
部5b′に対峙するベルトカバー11の側壁部11aの端面に
対接され、これによりベルトカバー11の上部と、シリン
ダヘツド5の前端部との間に所要の容積のベルト室14が
形成されている。
は、該ベルト10を覆うベルトカバー11(第2,3図参照)
が装着されている。このベルトカバー11の周囲は、シリ
ンダブロック4の前端面に設けられた合せ面4aと、各シ
リンダヘッド5の前端部に設けられた合せ面5aと、該ヘ
ッド5の上方を覆うベルトカバー12に設けられた合せ面
12aとにシール部材13(第2,3図参照)を介して対接され
ているが、シリンダヘッド5とベルトカバー12とに対応
する上部は、2個の大径のカムプーリー7,7を収納すべ
く幅方向外側に膨出されている。そして、第3図に示す
ように、このベルトカバー11の上部における膨出に対応
させて、シリンダヘッド5の端部には、シリンダブロッ
ク4の前端面4′より後方位置で外側方へ膨出するベル
ト室構成壁5bが設けられ、この構成壁5bの前方へ突出す
る側壁部5b′の先端面が上記合せ面5aとされて、該側壁
部5b′に対峙するベルトカバー11の側壁部11aの端面に
対接され、これによりベルトカバー11の上部と、シリン
ダヘツド5の前端部との間に所要の容積のベルト室14が
形成されている。
そして、このシリンダヘッド前端部におけるベルト室構
成壁5bは、第1,2図に示すように、下端部におけるシリ
ンダブロック4との連続部で、別部材としてのシールプ
レート15により構成されている。このシールプレート15
は、シリンダヘッド5に設けられたボス部5c,5cに締め
込まれたボルト16,16により内側の側部がシリンダヘッ
ド5に固着されていると共に、外側の側部には上記シリ
ンダヘッド5の合せ面5a及びシリンダブロック4の合せ
面4aに連続する合せ面15aが設けられ、第2図に示すよ
うに、この合せ面15aにベルトカバー側壁部11aの端面が
対接されている。その場合に、上記ボス部5c,5cはシリ
ンダブロック4の端面4′より前方へ突出されているの
で、該シールプレート15もシリンダブロック4の端面
4′より前方に位置している。つまり、シリンダヘッド
5のベルト室構成壁5bが、下端部のシリンダブロック4
側への連続部でベルト室14の内方側へ寄せられた状態と
なっており、これにより、シリンダブロック4の上面
4″における前端部外側方寄りのコーナー部がベルト室
14の外部に露出し、このコーナー部にエンジン表示の刻
印面17が設けられている。また、この連続部がベルト室
14の内方側へ寄せられることに伴って、シールプレート
15におけるベルトカバー11との合せ面15aがシリンダヘ
ッド5の側壁5b′の先端の合せ面5aよりも前方へ突出し
た状態となっている。
成壁5bは、第1,2図に示すように、下端部におけるシリ
ンダブロック4との連続部で、別部材としてのシールプ
レート15により構成されている。このシールプレート15
は、シリンダヘッド5に設けられたボス部5c,5cに締め
込まれたボルト16,16により内側の側部がシリンダヘッ
ド5に固着されていると共に、外側の側部には上記シリ
ンダヘッド5の合せ面5a及びシリンダブロック4の合せ
面4aに連続する合せ面15aが設けられ、第2図に示すよ
うに、この合せ面15aにベルトカバー側壁部11aの端面が
対接されている。その場合に、上記ボス部5c,5cはシリ
ンダブロック4の端面4′より前方へ突出されているの
で、該シールプレート15もシリンダブロック4の端面
4′より前方に位置している。つまり、シリンダヘッド
5のベルト室構成壁5bが、下端部のシリンダブロック4
側への連続部でベルト室14の内方側へ寄せられた状態と
なっており、これにより、シリンダブロック4の上面
4″における前端部外側方寄りのコーナー部がベルト室
14の外部に露出し、このコーナー部にエンジン表示の刻
印面17が設けられている。また、この連続部がベルト室
14の内方側へ寄せられることに伴って、シールプレート
15におけるベルトカバー11との合せ面15aがシリンダヘ
ッド5の側壁5b′の先端の合せ面5aよりも前方へ突出し
た状態となっている。
尚、この実施例においては、シリンダブロック4の外側
面4における前端部にブラケット18を介してエアコン
用コンプレッサー19が取り付けられ、上記クランクシャ
フト2によりベルト20を介して駆動されるようになって
いる。
面4における前端部にブラケット18を介してエアコン
用コンプレッサー19が取り付けられ、上記クランクシャ
フト2によりベルト20を介して駆動されるようになって
いる。
上記の構成によれば、シリンダブロック4の上面4″に
おける前端部外側方寄りのコーナー部に設けられたエン
ジン表示の刻印面17は、第3図に示すように、ベルトカ
バー11の上部とで外側方へ突出するベルト室14を形成す
るシリンダヘッド前端部のベルト室構成壁5bにより上方
が覆われ、またシリンダブロック側面4の前端部に取
り付けられたコンプレッサー19もしくはその取り付け用
ブラケット18により側方が覆われた状態にある。しか
し、上記ベルト室構成壁5bはシリンダブロック4側への
連続部で、該シリンダブロック4の前端面4′より前方
に位置するシールプレート15により構成されているの
で、上記刻印面17がベルト室14の外部に露出することに
なる。従って、第1図に矢印Xで示すように、当該エン
ジン1の側方斜め上方からこの刻印面17を臨むことが可
能となる。
おける前端部外側方寄りのコーナー部に設けられたエン
ジン表示の刻印面17は、第3図に示すように、ベルトカ
バー11の上部とで外側方へ突出するベルト室14を形成す
るシリンダヘッド前端部のベルト室構成壁5bにより上方
が覆われ、またシリンダブロック側面4の前端部に取
り付けられたコンプレッサー19もしくはその取り付け用
ブラケット18により側方が覆われた状態にある。しか
し、上記ベルト室構成壁5bはシリンダブロック4側への
連続部で、該シリンダブロック4の前端面4′より前方
に位置するシールプレート15により構成されているの
で、上記刻印面17がベルト室14の外部に露出することに
なる。従って、第1図に矢印Xで示すように、当該エン
ジン1の側方斜め上方からこの刻印面17を臨むことが可
能となる。
これにより、シリンダヘッド5の前端部に突設されてベ
ルトカバー11の上部との間でベルト室14を形成するベル
ト室構成壁5bが、該ベルト室14内に所要のスペースを確
保する必要上、シリンダブロック前端面4′より後方位
置で外側方へ膨出しており、且つシリンダブロック側面
4の前端位置にコンプレッサー19が配設されているに
も拘らず、該シリンダブロック上面4″における前端部
外側のコーナー部に設けられた刻印面17に対する所要の
視認性が得られることになる。そして、ベルト室構成壁
5bにおけるシリンダブロック4側への連続部が前方に位
置することに伴って、該連続部におけるベルトカバー11
との合せ面も他の部位より前方に突出して該合せ面が段
付き状になるのでるが、該連続部は別部材としてのシー
ルプレート15によって構成されているので、シリンダヘ
ッド5における合せ面5aは単一の面のみで構成すること
ができるのである。
ルトカバー11の上部との間でベルト室14を形成するベル
ト室構成壁5bが、該ベルト室14内に所要のスペースを確
保する必要上、シリンダブロック前端面4′より後方位
置で外側方へ膨出しており、且つシリンダブロック側面
4の前端位置にコンプレッサー19が配設されているに
も拘らず、該シリンダブロック上面4″における前端部
外側のコーナー部に設けられた刻印面17に対する所要の
視認性が得られることになる。そして、ベルト室構成壁
5bにおけるシリンダブロック4側への連続部が前方に位
置することに伴って、該連続部におけるベルトカバー11
との合せ面も他の部位より前方に突出して該合せ面が段
付き状になるのでるが、該連続部は別部材としてのシー
ルプレート15によって構成されているので、シリンダヘ
ッド5における合せ面5aは単一の面のみで構成すること
ができるのである。
(考案の効果) 以上のように本考案に係るエンジンのベルトカバー装置
によれば、シリンダヘッドの端部にベルトカバーとの間
でベルト室を形成する側壁が突設された構成において、
この側壁のシリンダブロック側への連続部を、該ブロッ
クの当該端部における上面の一部が上記ベルト室の外側
に位置するようにベルト室内方側へ寄せると共に、これ
によってベルト室の外側に位置するようになった上記シ
リンダブロック上面の所定部位をエンジン表示の刻印面
としたので、上記ベルト室が幅方向外方へ膨出するDOHC
エンジン等においても、またシリンダブロックの側面前
端部に補機類が配設されている場合にも、上記刻印面を
外方から臨むことが可能となる。これにより、この種の
エンジンにおいて、大幅な構造の変更や、補機類のレイ
アウトの変更等を要することなく、エンジン表示の刻印
に対する所要の視認性が確保されることになる。そし
て、特に本考案においては、上記ベルト室を構成する側
壁におけるシリンダブロック側への連続部をシリンダヘ
ッドとは別の部材で構成したので、ベルトカバーとの合
せ面が段付き状となっても、シリンダヘッドの合せ面の
加工性が悪化することがなく、このように、シリンダヘ
ッドの良好な加工性とエンジン表示の良好な視認性とが
両立することになるのである。
によれば、シリンダヘッドの端部にベルトカバーとの間
でベルト室を形成する側壁が突設された構成において、
この側壁のシリンダブロック側への連続部を、該ブロッ
クの当該端部における上面の一部が上記ベルト室の外側
に位置するようにベルト室内方側へ寄せると共に、これ
によってベルト室の外側に位置するようになった上記シ
リンダブロック上面の所定部位をエンジン表示の刻印面
としたので、上記ベルト室が幅方向外方へ膨出するDOHC
エンジン等においても、またシリンダブロックの側面前
端部に補機類が配設されている場合にも、上記刻印面を
外方から臨むことが可能となる。これにより、この種の
エンジンにおいて、大幅な構造の変更や、補機類のレイ
アウトの変更等を要することなく、エンジン表示の刻印
に対する所要の視認性が確保されることになる。そし
て、特に本考案においては、上記ベルト室を構成する側
壁におけるシリンダブロック側への連続部をシリンダヘ
ッドとは別の部材で構成したので、ベルトカバーとの合
せ面が段付き状となっても、シリンダヘッドの合せ面の
加工性が悪化することがなく、このように、シリンダヘ
ッドの良好な加工性とエンジン表示の良好な視認性とが
両立することになるのである。
第1〜3図は本考案の実施例を示すもので、第1図はエ
ンジンの前端面を示す左半分省略の正面図、第2,3図は
第1図II-II線、III-III線で夫々切断した要部拡大断面
図である。また、第4図は従来例を示すシリンダブロッ
クの平面図である。 1……エンジン、2……クランクシャフト、4……シリ
ンダブロック、4″……シリンダヘッド上面、5……シ
リンダヘッド、5a……合せ面、5b……ベルト室構成壁、
5b′……側壁、10……ベルト、11……ベルトカバー、11
a……側壁、14……ベルト室、15…別部材(シールプレ
ート)、15a……合せ面、17……エンジン表示刻印面。
ンジンの前端面を示す左半分省略の正面図、第2,3図は
第1図II-II線、III-III線で夫々切断した要部拡大断面
図である。また、第4図は従来例を示すシリンダブロッ
クの平面図である。 1……エンジン、2……クランクシャフト、4……シリ
ンダブロック、4″……シリンダヘッド上面、5……シ
リンダヘッド、5a……合せ面、5b……ベルト室構成壁、
5b′……側壁、10……ベルト、11……ベルトカバー、11
a……側壁、14……ベルト室、15…別部材(シールプレ
ート)、15a……合せ面、17……エンジン表示刻印面。
Claims (1)
- 【請求項1】クランクシャフトによりシリンダヘッド上
のカムシャフトを駆動するベルトが一端面に配設され、
且つ該端面に上記ベルトを覆うベルトカバーが取付けら
れていると共に、シリンダヘッドの当該端部に上記ベル
トカバーの側壁に対峙する側壁が上記クランクシャフト
方向の前方側に突設されて、該側壁とベルトカバーとで
ベルト室が形成されたエンジンにおいて、上記シリンダ
ヘッド端部における側壁の前端面を面加工して上記ベル
トカバーとの合せ面とすると共に、該側壁のシリンダブ
ロック側への連続部を別部材で構成して、該連続部を、
シリンダブロックの当該端部における上面の一部が上記
ベルト室の外側に位置するようにベルト室の内方側へ寄
せ、且つ該ブロック上面の上記ベルト室外側に位置する
部位をエンジン表示の刻印面としたことを特徴とするエ
ンジンのベルトカバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18137087U JPH0640911Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | エンジンのベルトカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18137087U JPH0640911Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | エンジンのベルトカバー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0185426U JPH0185426U (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0640911Y2 true JPH0640911Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31472855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18137087U Expired - Lifetime JPH0640911Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | エンジンのベルトカバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640911Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP18137087U patent/JPH0640911Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0185426U (ja) | 1989-06-06 |
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